みんなの議会

富良野市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月9日

(1)市民交流スペース「Fプラザ」について/(2)国際観光地に向けた観光振興について

2026年3月9日、富良野市議会の一般質問で、家入茂議員が「市民交流スペース「Fプラザ」について」「国際観光地に向けた観光振興について」について質問し、市長 北猛俊、市民生活部長 北川善人、経済部長 本田寛康が答弁しました。

質問者
家入茂 議員
答弁者
市長 北猛俊、市民生活部長 北川善人、経済部長 本田寛康

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 家入茂

-登壇-おはようございます。それでは、さきの通告に基づき、1、市民交流スペースFプラザの活用の推進と環境整備について、2、国際観光地に向けた観光振興について、以上2件について質問をいたします。1件目、市民交流スペースFプラザの活用の推進と環境整備について伺います。現在、市庁舎文化会館1階にある市民交流スペースFプラザは、市民の交流を目的として、文化サークル活動などの作品の展示や発表の場、イベントでの講演活動、ロビーコンサート、2023年12月に設置された誰でも自由に弾けるストリートピアノの活用などにより、幅広い世代の市民の交流が図られています。デジタルサイネージ、電子看板のあるこのオープンスペースは、文化振興などが期待されるサンエーホールへと続く、人、まち、自然をつなぐ拠点としての重要な役割も担っており、今後も文化会館ホールへと続く文化振興などの顔となることも期待されます。最近、高校生などが既存の設置テーブルを利用して学習活動等を行っている姿も見かけられ、若者などの居場所として、また、来庁者にとってもほっとできる空間などを提供するため、BGMの音楽を流す試みを行ってみてはどうかと考えます。空間で流す音の効用は、無音の空間よりも、小さな音があるほうがプライバシーが守られているという安心感やコミュニケーションがしやすい雰囲気をもたらし、集中力向上や心理的な閉塞感の緩和の効果が認められています。また、来庁者へのサービス向上やおもてなし効果、空間演出効果も図られ、来庁した外国人住民や観光客にとっても、Fプラザで流れる音を通して親しみやすい市庁舎空間となることも考えられます。また、文化芸術基本条例にうたわれている市民の創造性や豊かな感性を育み、心豊かに暮らすことができることへとつながるものと考えます。文化会館ホールや幅広い世代への交流へとつなぐ役割を果たすFプラザの今後の活用の推進と環境整備の考えについて伺います。2件目、国際観光地に向けた観光振興について、インバウンド等を対象とした観光振興策ナイトタイムエコノミーについて伺います。日本政府観光局、JNTOが発表した2025年1年間のインバウンド、訪日外国人観光客数は、円安の背景もあり、推計約4,268万人となり、2019年と比較すると1,000万人ほど増加し、消費額は、前年比16.4%増の過去最高額の年間9兆4,550億円となっています。また、観光庁の発表によりますと、2025年の北海道の宿泊延べ数は前年比1.8%増の4,543万人と3年連続で過去最多となり、そのうち、外国人宿泊延べ数も前年比24.3%増の1,281万人と、2年連続で過去最多を記録しています。上川管内の2025年度上半期の観光客数は、物価高騰の影響もあり、前年度比2.9%減の1,146万人となる一方で、宿泊延べ数はインバウンドを中心に増加傾向にあります。宿泊全体では、前年度比1.9%増の約189万人泊で、うち、インバウンド分が同4.6%増の約42万人泊となっており、今後は地域への経済効果が期待できる滞在型観光へとシフトする傾向が強まっていると分析されています。このことからも、インバウンド市場等に求められるのは、滞在型観光に重点を置いた1人当たりの消費額を上げる質の向上が必要とされ、地域の文化資源を生かした体験観光プログラムの充実やナイトタイムエコノミー、夜間消費に取り組むことが今後の持続可能なインバウンド等を対象とした観光振興策へとつながっていくことになると考えます。文化や地域を理解してもらうことは、従来型の見て通過するスポット的観光から、地域との関わりやまちの魅力が深まることによる質的観光や、再訪による持続可能な観光につながっていくことにもなっていきます。ナイトタイムエコノミーは、世界的にも注目されており、1、観光消費の最大化と多様なニーズへの対応、2、地域経済の活性化と雇用の創出、3、まちの魅力向上と国際的な競争力の強化、4、新たな文化芸術の創出と交流の促進、5、遊休資産の有効活用とまちの機能の向上につながると言われており、インバウンド需要の取り込みに向けて新たな市場開拓への道筋となっていくことと思われます。本市においては、2025年よりナイトタイムステージに取り組んでおり、現在、ふらの観光協会では、インバウンド等を対象に地元の日本文化に親しむ観光振興策として同ステージを行い、アフタースキーなどの夜間のイベントとして、演劇工場において地元の郷土芸能の和楽器バンド富良野などの公演鑑賞や、茶道や少林寺拳法などの体験プログラムを併せて実施しています。冬季において、インバウンド等をターゲットとしたさらなる観光需要と消費拡大を図るため、地域固有の資源を活用した演劇工場などの文化施設等での文化体験や鑑賞、市内飲食店や観光施設などとの連携、移動手段の確保による夜間の観光振興を積極的に推進するべきと考えます。現状と課題、今後の方向性について伺います。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-おはようございます。家入議員の御質問にお答えします。1件目の市民交流スペースFプラザについての市民交流スペースFプラザの活用の推進と環境整備についてでありますが、複合庁舎1階市民交流スペースFプラザは、複合庁舎建設のコンセプトである人、まち、自然をつなぎ、次世代の子どもたちへつなぐ庁舎の入り口であり、人が集まり交流する場所として、また、大型モニターによるデジタルサイネージでは、富良野らしい風景や観光情報、行事案内、議会中継を表示するなど、情報発信の役割も併せ持った場所となっております。Fプラザの主な利用状況としては、市民の文化芸術活動による作品展示、ロビーコンサートなど、幅広い世代が参加する催しが行われており、令和7年度につきましては、ロビーコンサート2件を含む56件、年度末までの予約状況は延べ300日を超える利用が見込まれており、Fプラザが市民活動の拠点として確実に定着しつつあるものと認識しております。展示等のない期間には、テーブルと椅子を配置し、誰でも自由に利用できる場所として、来庁者や会議室、利用者などに利用されており、また、令和5年12月に設置したストリートピアノは延べ700名以上の方に御利用いただくなど、市民の自主的な文化芸術活動が自然に生まれる場所となっております。Fプラザの活用推進のためにBGMを流す試みにつきましては、市民が心地よく過ごせる居場所づくりに有効な手段ではありますが、一方で、窓口業務やデジタルサイネージの有料広告への影響、音楽著作物の演奏権に関する取扱い、音響設備の整備といった課題に加え、Fプラザ利用者の年代や目的も多様であり、音量や曲調、流す時間帯などに配慮する必要があることから、環境整備の在り方を含め、取扱い等について検討してまいります。2件目の国際観光地に向けた観光振興についてのインバウンド等を対象とした観光振興策ナイトタイムエコノミーについてでありますが、コロナ禍後、冬の宿泊客は外国人来訪者を中心に増加し、令和6年度12月から2月までの宿泊延べ数は33万泊と、期間内では過去最高の泊数となりました。令和7年度に実施した外国人来訪者を対象とする調査では、冬季の平均泊数は4.9泊と他の季節と比較して滞在日数は2倍以上であり、冬季の宿泊客を対象に、夜の消費活動を促し、満足度の向上を目指すナイトタイムエコノミーの取組は、本市にとって必要なものと認識しております。次に、取組の現状についてでありますが、富良野演劇工場で開催された日本の郷土芸能、文化を鑑賞、体験できるイベント、富良野ナイトタイムステージ2026では、90名が来場したと伺っております。このほか、ふらの歓寒村、まちなかビールパーティー&国際交流、茶道の体験会がスノーファンタジー推進協議会により実施されております。北の峰エリアの宿泊客に中心市街地での消費を促すため実施するイブニングシャトルバスについては、12月19日から3月15日まで、延べ82日間の運行が計画されております。外国人来訪者への聞き取り調査では、夜をもっと楽しみたい、店が早く閉まる、交通手段が不便などの意見が多く寄せられていること、また、同じ調査で、冬の外国人来訪者が道内での消費金額平均29万3,000円に対し、本市での消費金額は12万8,000円との結果であったことから、消費意欲が高い外国人来訪者へいかに消費機会を充実させるかが課題と考えております。今後の方向性につきましては、本市の地域DMO候補法人として設立予定の一般社団法人ふらの観光振興機構など、市内関係機関、事業者と連携して、ナイトタイムエコノミー推進へ向け、引き続き検討してまいります。以上です。

再質問 4番 家入茂

それでは、順次、再質問していきたいと思います。まず、1件目、市民交流スペースFプラザの活用の推進と環境整備についてであります。先ほどの市長答弁でございますと、在り方を含め、取扱いを検討していく、そういう御答弁であったかと思います。BGMを流す効果というものは、私は、先ほど1番目の質問の中でお知らせしたのですけれども、無音の空間よりも小さな音があるほうがプライバシーが守れるとか、コミュニケーションがしやすいとか、集中力向上等々、そういったことが図られる効果はあると。一方、先ほどの御答弁によりますと、物理的にスピーカーの関係とか著作権の問題でしょうか、そういったものもあるということですので、具体的にそういったことをクリアできれば、今後、検討のテーブルにのってくるのかなと思いますけれども、その辺の考えをいま現時点でどのように考えているのか、お知らせください。

答弁 市民生活部長 北川善人

おはようございます。家入議員の再質問にお答えいたします。市民交流スペースFプラザの関係でございますけれども、Fプラザのコンセプトといたしましては、市民が気軽に訪れて集える市民交流の場、交流、休憩、活動支援の拠点となる空間と考えております。そういった部分では、先ほど家入議員の御質問の中でもございましたとおり、リラックス効果ですとかマスキング効果はございますけれども、Fプラザ単体ではそういった音響設備もございません。ただ、いま、小さな売店横にあるミニデジタルサイネージ、催物案内とかをしているところですけれども、そちらでサンエーホールのイベント等を行うときには小さな音で音楽を流すということはやっております。また、ストリートピアノにおきましては、自動演奏の機能を持っていますので、利用のない状況ではで、音を小さくしながら、有料広告に影響のない形でストリートピアノの自動演奏を行っている状況でございます。そういった意味では、あくまでも市民交流スペース、交流、休憩、活動支援の拠点となる場所というふうに考えておりますので、実際に音楽を流せるかどうかというのは庁舎管理部門との調整も必要になってくるかと思いますので、そうした点からも検討していきたいと考えております。以上でございます。

再質問 4番 家入茂

いまのお話ですと、庁舎管理者との話合いということで今後検討もできるのではないか、もしくは検討していく、そういったことだったと思います。また、いまのお話ですと、ミニデジタルサイネージが庁舎入り口の小さな売店横にあるかと思いますけれども、そういったところから音を流している、そういったことでありました。私は、いまのお話を聞いて、ミニデジタルサイネージのほうからBGM自体を常時流すことも可能なのかと思ったのですが、その辺はどのように考えているのでしょうか。

答弁 市民生活部長 北川善人

家入議員の再質問にお答えいたします。先ほどの市長の答弁の中でもございましたが、不特定多数が集まる場所において市販のCDを流す場合、著作権の問題ということで、日本音楽著作権協会に対して料金が発生するという部分もございます。一部、教育機関も含めて、特定された人数が集まるような集会とかワークショップの際にはそういった部分はかかってこないと言われておりますけれども、Fプラザのような場所において演奏する場合には著作権ということが引っかかってくることもございますので、そういったところをどうやってクリアしていくのか。また、Fプラザということではなく、実際に苫小牧市、斜里町においてはオフィスBGMとして庁舎全体に小さく音楽を流すことも行われておりますけれども、そちらにつきましてもまだまだいろいろな課題があると言われておりますので、そういったことを含めて考えていきたいと思っております。以上でございます。

再質問 4番 家入茂

いまのお話ですと、著作権の問題で、市販のCDを流す場合には法律によっていろいろと規制がかかっている、そういったお話であったかと思います。私は、著作権法を少し調べてみたのですが、著作権法の第38条第1項には、非営利目的の場合には音楽を流しても著作権上の問題は発生しないのではないか、そういうようなくだりが書かれておりました。その辺で、今回、Fプラザのほうで音を流す場合にはここに該当してくるのかということが一つ質問で、それがクリアできるのかどうなのか。それから、いまのお話ですと、苫小牧市のお話があったかと思います。こちらは、全庁というのでしょうか、私も苫小牧の市庁舎に一度行ったことありまして、7階か8階まであったか、そこの全フロアにかけているのかと思いますが、そういうような記憶があります。その部分での著作権法上の問題、そして音を流すという物理的な問題、それから、来庁する方の意見というか、そういう意向、また、市職員の意向と反応、そういったもの等々を含めまして、これは流していいものだと、そういうような判断を下してやっているのかと思いました。そうした判断と、いまの著作権法上の問題がクリアできれば、かけることを検討していく、テーブルにのせていけるのかどうなのか、その辺をお聞きします。

答弁 市民生活部長 北川善人

家入議員の再質問にお答えいたします。著作権上の問題ということで、第38条のお話もされておりましたけれども、私どもも、JASRAC、日本音楽著作権協会のホームページにフローチャートがございますので、それも見させていただきながら、Q&Aみたいな形で公共施設はどうなのだというところでいくと、少しグレーな部分がございます。あくまでも特定の人が集まる会議で、非営利、無報酬の場合は適用外の場合がございますよということですので、Fプラザということになりますと不特定多数の方という形になりますので、そういった部分ではグレーゾーンではないかと判断しております。また、苫小牧市の例もお話しされておりましたけれども、私どもで管理しているのがFプラザ、文化会館のところになりますので、私から答弁いたしましたが、庁舎全体ということになると、庁舎管理部門の総務部のほうとの調整もございます。また、フロアごとに音楽を流せる音響になっているのか、そういった機能の部分も私のほうでは押さえておりません。Fプラザに特化して言わせていただければ、いま現在、Fプラザに特化した音響設備がないので、かけるとしても、CDラジカセですとか、そういったものの活用は考えられますが、物理的、人的な問題というのもございますので、いますぐということにはなかなかならないと考えておりますので、検討させていただきたいというお答えになっております。以上でございます。

再質問 4番 家入茂

いまのお話だと、グレーゾーンということで、法的に少し無理があるのか、そういうような引っかかる場合もある、そういうようなお話であったかと思います。また、実際に、物理的にもスピーカーがないというお話もありまして、多分、CDをかけて音を流すということは非常に難しいのかと思います。ただ、ないとは言っても、天井のほうに幾つかスピーカーがついていると思いますので、これも少し難しいのですが、有線を利用したりとか、そういったことによって、物理的、人的なものを使わず、技術的にCDをかけないようにするとか、そういったことなら契約すれば自然と音楽が流れてくるのかと。先ほどの苫小牧市の例も、多分、誰か、職員が何かをやってということではなくて、有線とかそういった契約をして流しているのかということも想定されますので、そういったことを検討のテーブルに上げたら可能となってくるのかどうなのか。当然、これは、コストがかかりますから、予算の関係がありますので非常に難しいのかと思いますけれども、コスト的にはそんなに高い金額ではないと私は聞いておりますので、その辺のお考えをお聞かせください。

答弁 市民生活部長 北川善人

家入議員の再質問にお答えいたします。苫小牧市を含め、斜里町では、契約をして有線放送を流して、週ごとに曲を変えたりというようなことをやっていると聞いておりますけれども、私どもは、先ほど申しましたとおり、Fプラザに限定したお話になってしまいますので、そういった意味では、いまのところ、有線放送をFプラザだけで流すということは考えられないのかと考えております。今後、来庁者のリラクゼーション効果とかマスキング効果を含めてそういったものを考えていくとなれば、庁舎管理の部門で、もちろん私どもも一緒に協議の中に加わるとは思いますけれども、少し検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 4番 家入茂

分かりました。ぜひ、検討のテーブルにのせていただきまして、いろいろな側面から検討していただきたいと思います。続きまして、2件目に行きます。2件目、国際観光地に向けた観光振興について、インバウンド等を対象とした観光振興策、ナイトタイムエコノミーについて再質問していきたいと思います。先ほど、実際のインバウンドの観光消費額が道内は29.3万円、市は12.8万円、そういったお話があったかと思います。これを比較してみても半分以下でありますから、ナイトタイムエコノミーというのでしょうか、夜間消費等していただければ、もう少し単価も上がります。先ほど私が1回目で質問しましたが、観光客の総体自体が少し減っておりますが、その分、滞在型観光というのでしょうか、宿泊の部分は上がっておりますので、まさにここに焦点を当てるべきだと、私はそう考えておりました。では、12.8万円の観光消費額を上げるためにはどうしたらいいのか。そこで、私はナイトタイムステージという一つの例を挙げたのですけれども、いま現在、上げるためにどのように考えているのか、その辺をお聞きしたいと思います。

答弁 経済部長 本田寛康

家入議員の再質問にお答えいたします。インバウンドの調査を行いました。北海道内での旅行についてどのぐらい消費していただいているか、また、本市での消費をどのように行っていただいているのかという聞き取り調査をした結果、市長答弁でお答えさせていただいた結果になったということでございます。聞き取りの中では内訳調査まではしておりませんので、私どもは内訳を把握していないのですが、12.8万円という冬季のインバウンドの客の消費金額の多くを占めるのは、恐らく宿泊料だと考えているところでございます。その消費金額を今後伸ばしていくためには、議員が御指摘のナイトタイムエコノミーの消費を増やしていくですとか、飲食、あるいは、いろいろなアクティビティーを活用していただく、その代金、そういったようなことで消費を伸ばしていくことが必要かと考えているところでございます。以上でございます。

再質問 4番 家入茂

分かりました。内訳等については聞き取りを行っていないということでした。今後、いろいろなことが想定されると思いますので、ぜひ、ナイトタイムエコノミーというのでしょうか、夜間消費に向けていっていただきたいと思っております。私は、一つ、ナイトタイムステージの話に特化してみたのですけれども、先ほどのお話ですと、2026年のナイトタイムステージは90名の来場というお話があったと思います。私は2025年を見てみたのですが、全体で500名ぐらいでしょうか、そのぐらいが来て、これは3日間の取組でありましたから、そうすると、今回は1日になりまして90名ということであれば、少ないのかということになりますので、この期間的な課題も見え隠れしているのかと思います。もちろん、これにつきましては、市独自の判断ということはできません。ただ、先ほど連携等のお話がありましたので、当然、連携していく中での市の御提言というのでしょうか、御意見ということも必要かと思っておりますので、その辺、1日間であるのか、今後、少し延ばしてもいいのかとか、そういったお考えがあればお聞かせください。

答弁 経済部長 本田寛康

家入議員の再質問にお答えいたします。令和8年2月14日に行われましたナイトタイムステージは1日間ということで開催させていただきましたが、今後の期間的なものとか調整の在り方についての御質問だったかと思います。まず、基本的な考え方といたしましては、議員の御指摘のとおり、特に、冬期間は宿泊期間が長い客が多いものですから、そういった客を対象にしたアクティビティーというようなものは様々用意していくほうが望ましいことは関係者の中でも理解しているところでございます。今回、1日間という開催にはなりましたが、できれば複数日、あるいは、究極の目標としてはロングラン化していくことが望ましいとは思っておりますけれども、そうするには、準備をすればするほど経費がかかりますので、確実にそこに客を誘客することができる、やはり、そういった段取りが必要になるものと考えておりまして、その点については、今後の課題として受け止めながら、関係者の間で検討してまいりたいと考えております以上でございます。

再質問 4番 家入茂

複数日、できればロングランと言うのでしょうか、そういったことも、関係者等々の連携、話合いによって考えていく、そういったお話でありました。しかし、日数だけを延ばしても本来の大きな誘客というものにはならないと思います。今回のナイトタイムステージの例を見ますと、特筆すべきなのは和楽器バンド富良野で、地元の文化団体が新しく立ち上げ、その公演があって、それが外国人に対して非常に有効な活動というのでしょうか、そういったものが行われているということでした。あとは茶道、少林寺拳法と、まちを代表とするような取組が外国人に向けて発信されている、私はそのように理解しております。そういう中で、もう一点だけ、富良野演劇工場で行われているわけなのですが、演劇といったものがなかったのかと、私はメニューを見て思ったわけです。それはなぜかというと、富良野市は、文化芸術創造都市ということで、たしか文化庁長官表彰というのを受けていると思います。また、演劇のまち富良野といったくくりがあります。これは私個人の考えですけれども、外国人は演劇にも期待しているのではないか、そのように思っておりますので、その辺の内容的なものの検討もあるのかと思いますので、いま現在、考えているものがあればお聞かせください。

答弁 経済部長 本田寛康

家入議員の再質問にお答えいたします。演劇のまち富良野の演劇を、そうしたナイトタイムステージの機会に、外国人のみならず、日本の客にも見ていただくことは非常に重要なことだと思っております。ただ、実際に外国人向けに演劇を見ていただくということになりますと、基本は日本語劇として上演させていただいくものでございます。私どもがセールスしないまでも、外国人の方がそれに興味を持って見に来てくれることについては大歓迎でございますけれども、さて、地域として日本語劇を外国人の方に見せるというような形になったときに、やはり課題となりますのが言葉の壁でございます。そうした部分に対して、どのようものだったら外国人の方でも演劇の内容を理解して楽しんで見て帰っていただくかということについては、その演目内容、例えば、演出の内容とかお話の内容といったものも影響してくる部分は大きいのかと思っております。そういった意味では、演劇をナイトタイムエコノミーのコンテンツとして活用する場合には、制作者サイドとのいろいろな打合せも必要かと思っておりますが、そうした中で、制作サイドも外国人の方に見せていくことについて前向きに取り組んでいただくということであれば、ぜひ、ナイトタイムエコノミーのコンテンツとして活用すべきものと考えているところでございます。以上です。

再質問 4番 家入茂

いま、制作サイドとの話合いによって前向きにお話があれば考えていきたい、そういったお話でありました。富良野高校は演劇部もありますし、北海道内でも優秀な成績を収めておりますので、そういった方たちや、あとは、へそ家族という団体もありますので、そういった方たちも巻き込みながら、ぜひ、検討のテーブルにのせていっていただきたいと思っております。今度は、観光施設などとの連携の話になります。市内にはワインハウスとかチーズ工房とか、飲食店等もありまして、いろいろな観光施設があると思っております。私は、先日、ふらのワイン倶楽部の会合でワインハウスを訪れたのですが、夕方からの会合でしたけれども、車から降り立ったときに、富良野市内の夜景がぱっと一望されて非常にきれいだと、私はそのように感じたのです。そこでは食事とコンサートがありましたが、ここの夜景を見るというポテンシャルは外国人にとっても非常に高いのではないかと私は思いました。そういった意味で、観光施設との連携はまだまだいろいろなことが考えられるのかと思っております。これも連携という中での市の御意見ということになるかと思いますが、その辺について現時点で考えているものがあればお知らせください。

答弁 経済部長 本田寛康

家入議員の再質問にお答えいたします。ナイトタイムエコノミーの対象となるコンテンツについては、文化、飲食だけにとどまらず、夜間に何かを見ていただいて、その中で消費を伸ばしていくという取組でございますので、外国人の方が興味を示して、それへの対価をお支払いいただくことが可能なものであれば、何でもコンテンツになるのは確かでございます。議員が御指摘の、例えばワインハウスからの眺望、あるいは夜景など、夜間でも見えるような環境があって、そこにお食事とかいろいろなものを組み合わせることについては、一つのアイデアとしてナイトタイムエコノミーの検討の中でも考えられる余地はあるのかと思っている次第でございます。今後、ナイトタイムエコノミーのコンテンツを豊富化していくために関係者の中で協議を進めていくことになろうかと思いますので、いまのアイデアも含めて、富良野市内でどのような観光消費が可能なのか、いろいろと掘り起こしていく中での検討材料とさせていただきたいと思っております。以上でございます。

再質問 4番 家入茂

いろいろな考えもありますし、いろいろな側面から御検討していただきたいと思っております。次は、発信の方法になります。いろいろなコンテンツがあります、体験があります、こういったこともありますということについて、インバウンド等にどのように発信していくのかということだと思います。SNS等々の発信が有効かと私は思っておりますけれども、いま現在、どのように発信しているのか、その辺をお聞かせください。

答弁 経済部長 本田寛康

家入議員の再質問にお答えいたします。発信の方法という御質問でしたので、今回のナイトタイムステージの内容でまずお答えしていきたいと思っております。今回のステージでは、観光協会のホームページ、SNS、それからチラシを発行いたしました。そのチラシは、宿泊施設や観光施設などにお配りして、そちらでPRをしていただいたほか、スキー客が多いものですから、スキー場でも掲示、配布をしていただいたり、あとは、例えば、北の峰のゴンドラの中にも掲示させていただきました。あるいは、日程が近づいたときには、スキー場で英語での呼び込みを行うようなアナウンスもさせていただいたりして活用させていただきました。今後、ナイトタイムエコノミーの周知としては、いま言ったような手段を活用しながらということになるのかと思います。併せて言えば、そのほかにも、旅で来た客に初めて情報をお届けするよりも、できれば予約段階のときから情報をお伝えできれば、予約を取っていくという点ではより効果的かと考えております。そういった意味では、できるだけ前倒してスケジュールを決めていき、旅前からPRできるような体制を組んでいくことが課題だと考えておりまして、そこら辺も受け止めて関係者間で協議してまいりたいと思っております。以上です。

再質問 4番 家入茂

あらかじめお知らせするということによって、当然、誘客というのでしょうか、そういったことも増えるということになると思います。私もそう思っております。ぜひ、富良野市の公式LINEアカウントとか、そういったものを活用しながらやっていただければと考えております。最後の質問になります。イブニングシャトルバスのお話がありました。12月19日から3月15日まででしたか、そういったことで運行しているというお話です。新富良野プリンスホテルがスタートになりますので、そちらのタイムスケジュールを見てみましたが、午後5時、6時、7時というイブニングの時間帯ですけれども、この三つで利用されている多くの方の御意見は充足されているのかどうなのか。当然、充足されているということでこの三つでやっているのかと私は思っているのですが、その辺の時間帯について、いま、お考えがあればお知らせください。

答弁 経済部長 本田寛康

家入議員の再質問にお答えいたします。基本的には、ナイトタイムエコノミーに関する御質問だと受け止めさせていただいております。2次交通全般については、インバウンドの方からは、富良野市の2次交通は少し不便ではないのかというような御指摘をいただいているところでございまして、夜の関係につきましては、どうしてもタクシーなどの足が若干不足しているのかと考えているところでございます。こうしたイブニングシャトルバスの本数的なものでいけば、例年に比べても令和7年度は増発しておりますし、イブニングシャトルバスとしての取組は充実化している方向かと思っておりますけれども、ここは、来た客がどのような移動を求めているのかというニーズを把握しながら、今後、ダイヤ検討の参考にしていきたいと思っております。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月9日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる