美唄市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日
(1)農業行政について/(2)福祉行政について
2013年9月18日、美唄市議会の一般質問で、谷村知重議員が「農業行政について」「福祉行政について」について質問し、市長 高橋幹夫、教育長 早瀬公平が答弁しました。
- 質問者
- 谷村知重 議員
- 答弁者
- 市長 高橋幹夫、教育長 早瀬公平
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 谷村知重
平成 25 年第3回定例会に当たり、大綱2点につきまして、市長及び教育長にお伺いいたします。大綱の1点目は、本市の農業行政についてであります。昨年の記憶にも記録にも残る豪雪に引き続き、2年連続の豪雪に見舞われた本市でありますが、春先の融雪の遅れや低温、日照不足等で厳しい条件の下で農作業がスタートしたものと思われます。近年の異常気象とも言える極端な気候の偏りや大雨に見舞われながら、本市農業の基幹作物は生育してきたところでございます。現在は、水稲の収穫作業が最盛期を迎え、秋まき小麦の播種作業などと並行しながら繁忙期を迎えているところでございます。そこで、1点目に、平成 25 年産の主要農作物の作況についてであります。農家経済はもとより、本市全体の経済状況にも大きく影響することから、主要農作物の作況をどうとらえているのか、お伺いいたします。2点目は、昨今の異常気象による農業被害についてであります。近年、四季を通じて異常気象により、記録的な大雪や短時間の集中豪雨による農地の冠水など、農作物や農業施設に甚大な被害を及ぼしています。特に、平成8年から始まった道の農業農村パワーアップ事業により、道営による農業基盤整備事業や国営農地再編整備事業、加えて、国営経営体育成事業による農地整備により高水準な暗きょ排水整備が行われ、基盤整備の進捗に伴い、これまでに比較し、田畑からの排水時間は大幅に早まり、排水路の流量、流速は著しく増加しております。加えて、昨今の集中豪雨やゲリラ豪雨とも言われる雨の降り方の変化と相まって、現在の排水施設では処理し切れない状況が各地で見受けられ、農用地の冠水被害も年々増加傾向であり、農家経済に及ぼす影響が心配なことから、私は、平成 25 年第1回定例会においても質問をいたしました。その質問の中で、昨年までの状況は把握したところであります。そこで1つに、本年度の状況について、春先の融雪時期や夏以降の大雨による冠水被害は出ているのか、また、集水路や基幹排水路のしゅんせつ等の対応は行っているのか伺います。2つに、農業用排水路の機能診断についてでありますが、先ほども述べましたように、基盤整備の進捗や道路側溝や中小河川の整備により、本市西側に位置する農村部に集中する配水量は昔と比べ著しく変化してきています。排水の設計基準が現状に合っていないのではないかと考えますが、機能診断の結果はどうなっているのか、また、今後予想される災害や、これまでの排水路からの逸水や冠水被害の状況を踏まえ、災害を未然に防ぐ整備は重要と考えます。住民の生命と財産を守るという観点からも、国や道へ整備を求められないのか、お伺いいたします。3点目に、ITなど先進技術を導入した農業の推進についてであります。農業者の高齢化、後継者不足の中、本市の基幹産業である農業を将来にわたって支えていく担い手の育成は急務でありますが、基盤整備の進捗に伴い、ほ場が大区画化されていくにつれ、ITなどの先進技術の導入が進んでくるものと考えます。大規模経営を行う上でもGPS衛星利用位置システムを活用した効率のよい作業、無人操舵による農業機械の活用など、先進技術の導入が不可欠であります。特に現在、ほ場均平作業にはレーザー光を利用した均平作業機が使用されており、市内には、既に数 10 台の機械が稼働していると聞いています。加えて、基盤整備事業に伴う土木関係の重機においても同じレーザー光を使用していることから、レーザー波同士が干渉して誤作動を起こすなど、作業には苦慮しているのが現状であります。そうした中、本年度、管内の自治体においてGPSを活用したほ場の均平作業の効率化などの試験を開始し、必要な装置を生産者組織に貸し出すなどして、実証試験、費用対効果の検証を進めていると聞いているところであります。こうしたことから、本市においても今後、さまざまなところでGPSなどの先進的な技術の活用、導入に向けての課題などについて調査研究を進める動きも出てくるものと考えるところでありますが、そうした取り組みに対し市はどのようにかかわっていくのか、考え方をお伺いいたします。大綱の2点目は、福祉行政について2点お聞きします。1点目に、子宮頸がんワクチンの接種についてであります。子宮頸がんは毎年1万人が発症し、約 2,700 人の女性の命を奪っているがんと聞き及んでおります。厚生労働省は、その撲滅を目指して 2013 年4月から予防ワクチンの定期接種化を始めたばかりでありましたが、ワクチン接種後、体の複数部分に慢性的な痛みが生じる重い副作用が相次いで報告されているため、これを受け、厚労省は6月 14 日、対象者への積極的な接種呼びかけを中止するよう自治体に勧告したとの報道がありました。国の勧告前と勧告後の本市の接種状況についてどうなっているのか伺います。次に、平成 25 年第2回定例会で同僚議員の一般質問に関して、本市においては厚生労働省への副作用による報告事例はないとの答弁でしたが、それ以降、厚生労働省への副作用に関する報告があったと伺っていますが、事実なのか、あったとすれば、いつ、道や厚生労働省に報告したのか伺うとともに、発症からこれまでの症状、経過等についてお伺いいたします。次に、健康被害に遭われた方に対して、厚生労働省の救済については、どのようになっており、保護者から健康被害に対する申し出が提出されているのか、この救済制度は申し出を出せば救済していただける制度となっているのかについて伺います。2点目は、高齢者福祉についてであります。全国的にも少子高齢化の波は押し寄せ、高齢化率は 2013 年、平成 25 年に 25.1%で、4人に1人を上回り、2060 年、平成 72 年には39.9%、即ち 2.5 人に1人が 65 歳以上となることが見込まれています。本市におきましては、既に 35%に迫る勢いであり、3人に1人以上が 65 歳以上の高齢者となっているところであります。しかし、この現実は現実ととらえ、見方を変えることにより、本市の行政運営に大きな力となり、味方になっていただけるのではないでしょうか。長年にわたり、様々な経験を持ち、深い知識と教養を蓄えられた方々も大勢いらっしゃると思います。そんな方々が老人クラブ等の組織の中で、様々な活動を通し、健康で楽しく生きがいを求めながら毎日を送られていることと思います。まさに協働のまちづくりに大きく貢献されていると思うところであります。そこで、老人クラブの問題についてお伺いいたします。その1つに、老人クラブ連合会の状況についてであります。現在、美唄市の中で全市的な組織を持って活動している組織は、老人クラブ連合会のみとなりました。町内会は、全市的に組織はされていますが、連合体としての組織はありません。かつては婦人団体や青年団体などがありましたが、現在では活動しているのは一部にすぎません。そこで、この全市的な組織の活動を協働のまちづくりの観点からも、福祉をはじめとし、様々な行政運営にご協力をいただくことも重要と考えます。そこで現在、本市の老人クラブ連合会はどのような組織になっているのか、加盟団体数、会員数とその主な活動内容について、お伺いいたします。また、市から単位団体に活動補助金を交付していますが、補助金対象団体数と補助金の総額についてお伺いいたします。高齢者福祉につきましては、福祉行政と福祉施設の充実はもとより大切と思いますが、老人クラブや町内会など、仲間同士の共助、老人クラブなどを通しての生活や健康に対する意識、知識、さらには実践などによる自助活動も重要と考えます。その意味からも、連合会と市高齢福祉課との連携は重要と思われますが、必ずしも十分とは言えないように見受けられます。今後の老人クラブ連合会に対する市の姿勢についてもお伺いいたします。2つに、貯筋体操など健康づくり事業の取り組み状況についてであります。貯筋体操とは、健康寿命を延ばすために、老後に備えて寝たきりや転倒防止のために筋力をつける、筋力を貯める健康づくり、仲間づくりの体操と認識しているところでありますが、この事業はいつから取り組みが始まり、参加されている団体と参加人数についてお伺いいたしますとともに、この普及、指導体制について、また、その効果をどのようにとらえているか、お伺いいたします。3つに、生涯学習と連携した高齢者福祉事業の取り組みについてであります。子どもから高齢者まで、様々な世代がかかわり合い、地域の歴史や文化などを語り合い、伝承していくなどの活動は、幅広い世代間での共助や協働の考え方が強まりを見せ、高齢者が健康で楽しく長生きができる、そうした支援になるのではないかと考えるところであります。高齢者福祉事業の多くは、生涯学習の要素が強く関係するものがあると思われますが、生涯学習事業と高齢者福祉事業の連携の状況について、お伺いいたします。以上、この場からの質問を終わります。
答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)
おはようございます。谷村議員の質問にお答えいたします。初めに、農業行政について、平成 25 年度主要作物の作況についてでありますが、先月末に実施しました作況調査において、水稲は、春先の低温、日照不足により出芽が遅れ、また、移植作業も遅れたものの、その後は好天に恵まれたことから活着も良く、生育も順調で登熟、稔実割合とも良いほか、いもち病の発生もわずかであり、3年連続の豊作が期待されると伺っております。小麦は、春先の低温、日照不足により生育が遅れたほか、6月、7月の干ばつの影響から全体的に粒が細く、各農協とも品質は良いものの、製品量は少ない状況にあると伺っております。タマネギは、春先の低温で生育が遅れたほか、6月の干ばつの影響により、ほ場ごとで差があり、全体的には小玉傾向であるため、収量は平年より少なくなるものと伺っております。大豆は、雪解けの遅れから耕起作業、播種作業が遅れたほか、出芽後に土壌水分が不足し、生育は遅れておりましたが、7月が高温で推移したことから生育は回復し、順調に推移しており、収量は平年よりもやや上回るものと伺っております。なお、降雨が続いていたため、タマネギや水稲の収穫作業が遅れており、品質の低下を危惧しているところでもございます。次に、農地の冠水被害についてでありますが、内水排除を目的に排水機場が稼働したのは、大雨及び洪水注意報が発令された8月 19日及び9月 16 日の上美唄排水機場のみで、この両日も含め、農地の冠水被害は確認されておりません。また、集水路や基幹排水路等の維持管理としましては、しゅんせつ作業及び清掃作業を各1カ所で実施しております。次に、農業用排水路の機能診断につきましては、国営事業により整備された施設の場合、施設機能の適切な延命を図ることを目的に、国が順次、機能診断を実施しており、これまでの報告書では、補修を要する施設が1施設ありますが、排水機能に支障がある施設はないとの診断結果になっております。しかしながら、昨今の集中豪雨などにより、一時的に排水路の水位が上がり、農地への逸水があるなどの相談をいただいている箇所もあるため、現在、降雨時に水位の状況等を確認しているところであり、こうした調査結果等を基に、国などへ改善を求めてまいりたいと考えております。次に、ITなど先進技術を導入した農業の推進についてでありますが、本市では、農家戸数の減少や高齢化などにより、担い手農家の経営規模が拡大しているほか、国営や道営事業による生産基盤の大区画化が進められております。大区画ほ場においては、ほ場の均平が重要となるほか、作業機械を効率的に運用して生産コストの縮減を図り、農産物の品質向上を図っていくことが重要であります。IT先進技術でGPSを活用した農業機械は、均平作業においてレーザー波を利用した場合に見られる機械相互の干渉が生じることもなく、また、複数機が同時に稼動できるほか、精度の高い作業が可能であることから、大変注目しているところであります。空知管内では自動操舵装置付きの作業機械による農地の均平作業実証実験なども行われており、市としましては、関係団体と連携して先進事例の情報収集を進め、これら情報を生産者の皆さんへ提供するとともに調査研究などの場にも積極的に参加し、情報の共有化や連携の強化などを図ってまいりたいと考えております。次に、福祉行政について、子宮頸がんワクチンの接種についてでありますが、初めに、本年度の接種状況についてでありますが、小学校6年生から高校1年生の女子生徒を対象に実施しており、対象者は 209 人で、1回目を5月に3日間に分けて実施し、接種者は 82人、国の勧告後、2回目を7月に同じく3日間に分けて実施し、接種者は 29 人となっております。次に、予防接種後の経過についてでありますが、初日の5月 20 日に、美唄市保健センターの検診室で子宮頸がん予防ワクチンを 38人の方に接種し、そのうち接種者の 1 名が頭痛と接種した部分の痛みを訴えたため、すぐに診察しましたが、特に理学的な異常は認められなかったことから、30 分程度安静にしていただき、症状も軽減しましたので帰宅させたところであります。なお、帰宅後も症状が良くならなければ、市立病院を受診するよう勧め、さらに救急外来にも連絡したところでもあります。しかし、その後も頭痛や体のだるさ、手足に力が入らない、吐き気などの症状が出ていることから、5月 22 日以降、岩見沢、美唄、砂川、札幌の医療機関を受診するも、ワクチンとの因果関係は不明との診断結果でありました。このことから、6月の定例会では、厚生労働省への副反応についての事例はないとの答弁をしたところであります。また、これまでの症状や経過等については、岩見沢保健所に報告するとともに、厚生労働省への報告について協議したところであります。その後、6月 26 日には、保護者及び被接種者と面談を行い、厚生労働省で定めた保護者報告用の「予防接種後に発生した症状に関する報告書」を提出することを確認し、岩見沢保健所に提出したところであります。また、本市においては、7月 19 日に厚生労働省で定めた「予防接種後副反応報告書」において、ワクチンとの因果関係については、評価不能で報告したところであります。しかし、その後においても症状が一向によくならないことから、札幌の神経内科と麻酔科を受診され、札幌の病院に7月 29 日から8月 12 日まで検査入院をしましたが、診断結果は、ワクチンとの因果関係は不明とのことであったため、今後も引き続き札幌に通院されるとの連絡をいただいたところであります。次に、健康被害に対する救済についてでありますが、7月 25 日に、保護者から国の救済制度に基づく予防接種健康被害の申出書が提出され、現在、受診した医療機関から診療録及び検査結果等の写しを取り寄せているところであり、必要な書類が整い次第、本市の予防接種健康被害調査委員会を開催し、疾病の状況等に関することなどについて調査等を行ってまいりたいと考えております。その後、当調査委員会の結果報告など、必要な書類が北海道を通じて厚生労働省へ進達され、厚生労働省の疾病・障がい認定審査会において認定を行い、その結果が市に通知されることとなっております。なお、救済については、国の予防接種健康被害救済制度によって補償されておりますが、すべてが補償されるものではなく、補償額の上限も定められております。次に、高齢者福祉についてでありますが、老人クラブ連合会への加盟は、平成 25 年度、45 団体 2,699 人の会員数で、連合会本体として行う各種研修事業や交通安全活動のほか、ふれあい昼食会、施設慰問や歩こう会などの活動を行っているところであります。また、活動助成につきましては、老人クラブ連合会は 150 万円の運営補助金を、単位老人クラブへは、46 団体へ総額 153 万 2,000 円の運営補助金を交付しております。なお、平成 24 年度には会員数 30 人未満の団体が2団体あり、市からの運営補助金の対象外となっているところであります。市としましては、老人クラブ連合会の自主活動を尊重しながら、引き続き運営助成を行うとともに、活動に関する後方からの支援に努めてまいりたいと考えております。次に、貯筋体操についてでありますが、平成 16 年度に、体操教室を実施した後に最初のグループができ、その後、老人クラブや町内会等を中心に自主グループができ始め、平成25 年度には 30 グループ 1,028 名の方々が活動しております。また、普及啓発に向けては、出前講座などでの周知及び交流会を年1回実施し、活動していない地域の方々にも体験できる機会を設けております。効果につきましては、年に1回、参加者の握力や歩行速度などを測定し、前回との比較をし個人の変化を確認していただいております。また、全体の効果としては、近年の効果検証は行っておりませんが、平成 21 年度に自主グループ活動に参加している方と参加してない方を比較し、医療費と介護給付費を合わせ、月1万 2,000 円程度の費用が抑制されているという効果が明らかになっているところであります。次に、生涯学習と連携した高齢者福祉事業の取り組みについてでありますが、高齢者を対象とした事業としましては、中央小学校区と東小学校区での世代間交流事業、文化祭、福祉スポーツ大会などの事業や、ふれあいパークゴルフ場の環境整備を行っております。今後とも、必要に応じ教育委員会と連携をしながら、高齢者がいきいきと生きがいを持って生活できるよう努めてまいります。以上でございます。
答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)
おはようございます。谷村議員のご質問にお答えいたします。生涯学習と高齢者福祉との連携についてでありますが、現在、教育委員会において取り組んでいる市民カレッジや文化・サークル活動、軽スポーツの講習などには、高齢者の方々に多数参加をいただいております。そのため、高齢者の方々がより参加がしやすいよう、これまでも内容を工夫して実施してまいりました。また、世代間交流や健康づくり事業などでは、市長部局と連携して取り組んでいるところでございます。今後とも、高齢者の方々がスポーツやレクレーション、芸術文化活動やボランティアなど、様々な分野において積極的に取り組まれ、いきいきとした生活を送っていただくとともに、地域づくりにも広げていただくなど、関係課との連携のもとに、生涯学習事業を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 3番 谷村知重
それぞれお答えをいただき、ありがとうございます。自席から再質問させていただきます。まず1つに、子宮頸がんワクチンの接種についてでありますが、今後の接種に当たり、市の考え方を教えていただきたいのと、あわせて、来年度以降はどのように実施していくのかについてもお伺いいたします。2つに、老人クラブ連合会についてでありますが、老人クラブ連合会は、言葉のとおり連合組織でありますから、市内の単位老人クラブの問題点や個々の活動の中での悩みを吸い上げ、その解決に助言や協力をしたり、単位団体で実施不可能な事業を他の団体と共同で実施したり、連合会で取り上げるなど、単位団体との連絡協調が大きな活動であると思います。また、市に対し、単位団体からの要請など十分に精査し市に要望したり、市の施策について、良いものは積極的に単位団体に連絡、ともに効果の上がるように努める役割が必要かと思われるところであります。そうした面で、ほとんど、老人クラブ連合会では機能していないようにも聞き及んでいる部分がございます。また、老人クラブ連合会加盟の各老人クラブの名簿を各団体に配布し、加盟団体同士の連絡協調を図るという、連合会としての基本的な事務すら行っていないのではないかと思われる部分もございます。そうした実情を十分調査し、適切な指導、助言が必要と思われます。次に、単位団体に対する活動助成金の報告書についてでありますが、書式が面倒で、事務処理経験の少ない役員や事務局関係者は悩みの種であったそうでございます。ところが本年、福祉の担当者は、昨年の報告書を元に変更した部分のみを訂正するようにして、共通部分や同じところは事前に作成してくれ、署名捺印をするようにし、きめ細かな配慮をいただいたことに多くの老人クラブより感謝されているようであります。担当者の配慮に感謝したいと思います。ただ、補助金は、会員数 30 名以上でなければ交付されていません。しかし、10 人程度でも仲間意識が強く、お互いを励ましあって活動している団体もあります。会員が減少し、30 人以下になってしまい補助金がもらえないため組織を解散するというところも出てきているようであります。組織の育成や福祉向上の観点からも、行政としての配慮や支援の方策はないものでしょうか。以上で、私の質問を終わらせていただきます。
答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)
谷村議員の質問にお答えいたします。初めに、子宮頸がんワクチンの接種についてでありますが、今後の市の考え方についてでありますけど、子宮頸がん予防ワクチンは国の予防接種法に基づく予防接種であり、国において接種の中止等の措置がなされない限り、継続してまいりたいと考えております。また、来年度以降の実施についてでありますが、対象者には接種することのリスクや接種しないことのリスクなどを十分に理解していただいた上で、希望者には実施をしてまいりたいと考えており、保健センターでの集団接種についても関係機関と十分協議を行い、検討してまいりたいと考えております。次に、老人クラブ連合会についてでありますが、活動の大きな柱である健康、友愛、そして奉仕の精神を踏まえて、単位老人クラブから寄せられる要望や生きがいづくりを目的として、連合会で様々な活動に取り組んでいると認識しており、市といたしましては、単位老人クラブとの連絡調整や意見要請、並びにその集約方法など、実情を十分聞き取り、必要に応じて助言等を行ってまいります。次に、会員数 30 人未満の単位老人クラブへの助成についてでありますが、現在、道の老人クラブ活動推進事業実施要綱にある会員規模 30 名以上とする規程に合わせて、市の単位老人クラブへ助成を行っているものでありますが、単位老人クラブへの加入者数の減少などの課題もあることから、道や他市町村の状況などを調査し、今後、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。