美唄市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月10日
(1)福祉行政について/(2)環境行政について
2014年3月10日、美唄市議会の一般質問で、谷村知重議員が「福祉行政について」「環境行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。
- 質問者
- 谷村知重 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 谷村知重
平成 26 年第1回定例会に当たり、大綱2点につきまして、市長にお伺いいたします。大綱の1点目は、福祉行政についてであります。1つ目に、所在不明の乳幼児と虐待についてであります。昨年末、自治体が 2012 年度に実施した乳幼児検診を受けず、所在が確認できない乳幼児が 37 都道府県の 334 市区町村で計 4,176 人にのぼるということが、新聞社の調査で明らかになった。こういう記事を目にして大変驚いたところであります。所在不明児の全国統計はなく、実態が明らかになったのは初めてとのことであります。検診を受けていない子供の虐待死という痛ましい事故が相次ぎ、国は自治体に所在確認の徹底を求めたとのことでありますが、電話や手紙で済ませる自治体もあるなど、確認が不十分な実態がうきぼりになりました。アンケート調査は、昨年 11 月、全国 1,742 市区町村を対象に実施され、各自治体から回答を得たところ、1歳未満の乳児・1歳6カ月児・3歳児の各健診を受けていない乳幼児のうち、自治体の職員が家庭訪問するなどしても所在が確認できなかったのは乳児で 499 人、1歳6カ月児で1,423 人、3歳児で 2,254 人に及んでおり、1歳半と3歳の未受診児は計約 15 万人で、その約 2.5%に当たる 4,176 人の所在確認がとれていないということであります。そこで、本市の状況についてお伺いいたします。1つに、乳幼児健診の受診状況について。乳幼児健康診査の平成 24 年度の受診実績と健診未受診者及びその後の受診状況・未受診者対策はどのように行っているのか伺います。2つに、乳幼児の所在確認の状況について、本市には居所が確認できない乳幼児がいるのか伺うとともに、乳幼児の虐待があるのかについて伺います。2つ目は、子宮頸がんワクチンの接種についてであります。これまでの定例市議会においても、同僚議員をはじめ、私も一般質問をしてきましたが、その後の経過と今後についてお伺いいたします。子宮頸がん予防ワクチンは平成 22 年 11 月から「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」として、また、平成25 年4月からは、予防接種法に基づく定期の予防接種として実施されているところでありますが、この間、ワクチンとの因果関係を否定できない広範囲な疼痛や運動障害をはじめとした様々な症例が発症し、「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」においても審議が進められております。道内においても医療機関から報告された副反応の報告は、平成 25 年4月以降、16 件となっており、道が独自調査により把握した平成 25 年4月以前の報告 35 件と合わせて、51件を数えており、本市においても、昨年6月に1名の報告があったところであります。被害者の多くは、ワクチン接種直後から持続的な疼痛や脱力などの症状、頭痛、関節痛、不随意運動、歩行困難、記憶障害など、長期間の身体的苦痛に苦しんでいますが、様々な医療機関を受診しても明快な診断や有効な治療を得られない場合が多く、また、予防接種法第 15 条の規定に基づく健康被害の救済申請をしても、その審査については通常1年以上を要すると聞き及んでおり、医療費や交通費の経済的な負担はもとより、精神的な苦痛は大変大きいものになっていると推察いたします。そこで、健康被害に遭われた方の 12 月議会において答弁された以降の経過と、本市の対応をどのように行ってきたのか。健康被害に遭われた方にこれからも親密な対応をすることが必要と考えるところですが、市の対応について伺うとともに、ワクチン接種に当たり、保護者への案内については今後も同様に行っていくのか。また、今後の接種に当たり、保健センターでの集団接種については検討するとのことでありましたが、見解を伺います。3つ目は、消費税増税対策としての「子育て世帯臨時特例給付金」及び「臨時福祉給付金」についてであります。本件につきましては、今期定例会での補正予算案件となっており、予算委員会の中で審議されることとなっておりますが質問させていただきます。政府は昨年 12 月3日、本年4月の消費税率引き上げに備えた経済対策の素案をまとめました。経済対策の導入を決めた 10 月1日の閣議決定にはなかった低所得者、子育て世帯への影響緩和を柱の1つとして、新たに「子育て世帯臨時特例給付金」及び「臨時福祉給付金」の創設を加え、平成 25 年度補正予算案で財源を手当てし、増税後の景気の落ち込みや腰折れを防ぐ姿勢を強調したところであります。そこで、両給付金の趣旨及び事業内容についてお尋ねいたします。特に、支給対象者市民への周知方法、申請時期、支払い方法及び支給時期等についてお伺いいたします。4つ目は、高齢化社会に対応した地域コミュニティーについてであります。本市においては、人口減少に歯止めがかからず、少子高齢化の波は高まるばかりであり、加えて、最近の人間関係の希薄化も問題となっており、全国的には高齢者のみならず、孤独死といった事案も増えてきております。そうした状況から、今後さらに心配されるのが、高齢者を含めた市民の安全・安心な生活の確保・維持が重要になってくると考えます。こうした高齢化社会に対応した地域コミュニティーづくりにおいては、町内会や老人クラブ等が中心になり、民生児童委員さんなどと連携し、行政が支援しているかと思うところでありますが、その状況について、高齢化率の進んでいる地域の数値について、町内会等での見守りや声かけ運動の状況と市の支援の現状について、特に高齢化率の高い地域への行政支援の状況と今後について伺います。大綱の2点目は、環境行政についてであります。1つ目に、生ごみ堆肥化施設について、市長公約の1つでもあります、生ごみの堆肥化施設でありますが、今年1月、生ごみ堆肥化施設の都市計画決定を見、生ごみ等の収集方法について廃棄物減量等推進審議会からの答申を受け、施設の基本設計を進めていると議員協議会等での説明をいただいているところであります。自然環境に優しい循環型社会の構築と農商工連携のさらなる推進に大きく寄与する生ごみの堆肥化は、市長のみならず、我々市民にとっても、大きな期待を寄せているところであります。一方、美唄市財政健全化計画並びに市立美唄病院経営健全化計画の只中にある本市において、生ごみ堆肥化施設整備への巨額な投資は、しっかりとした市民理解をいただけるものにしなければならないと考えるところでございます。このたびの生ごみ堆肥化施設の工事発注に当たり、本市では初めてとなる施設建設工事の事業者選定方式に、総合評価落札方式を採用するとのことでありますが、これはどのような方法でどんなメリットがあるのか、また、事業者を決定するまでのスケジュールについてお伺いいたします。2つ目に、し尿処理場についてであります。1つに、平成 27 年度からのサービス体制と財政負担についてでありますが、本市のし尿処理については、下水道事業の進捗と人口減少により、処理量が減少、老朽化した施設の維持管理費の増大などにより、現在の処理場を閉鎖し、石狩川流域下水道組合による広域処理を平成 27 年度から進めるとの説明を受けているところでありますが、現在のし尿の収集体制と平成 27 年度以降の奈井江浄化センターへし尿を運搬することによって、し尿の収集のサービスに変更があるのか、また、広域処理にかかわる年間の処理経費はどうなるのかお伺いいたします。2つに、現在の施設の解体と跡利用についてでありますが、当然用途廃止となった施設につきましては、解体をしなければならないと考えていますが、その見通しと跡利用についてお伺いをいたします。以上、この場からの質問を終わります。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
谷村議員の質問にお答えいたします。初めに、福祉行政について、所在不明の乳幼児と乳幼児虐待についてでありますが、本市の乳幼児健診につきましては、4カ月児・7カ月児・12カ月児を対象とした乳幼児健診と1歳6カ月児及び3歳児を対象とした健診を実施しており、各健診に当たっては、保護者に、はがき等により健診の案内を送付し、受診勧奨を行ってるところでございます。次に、平成 24 年度の受診状況と未受診者及びその後の受診状況につきましては、乳幼児健診の対象者は 325 名で、受診者は 318 名、未受診者は7名、そのうち、その後の健診で受けた方は5名で残りの2名のうち1名は転出をしております。1歳6カ月児健診の対象者は 103 名で、受診者は 97 名、未受診者は6名で、そのうち、その後の検診で受けられた方は2名となっております。3歳児健診の対象者は 137 名で、受診者は 130 名、未受診者は7名、そのうち、その後の検診で受けられた方は1名となっております。次に、未受診者対策につきましては、文書、電話、家庭訪問など、さまざまな機会を通じて受診勧奨や状況確認を行っているところでございます。次に、所在確認の状況についてでありますが、家庭訪問や保育所など、各関係機関を通じて、所在の確認を行っており、所在の確認ができない方は現在まではおりません。なお、乳幼児への虐待についても現在まではありません。次に、子宮頸がんワクチンの接種についてでありますが、これまでの経緯についてでありますが、「疼痛や手足に力が入らない」「痙攣」などの症状があることから、引き続き、札幌の病院に通院をしておりましたが、症状に改善が見られないことから、「子宮頸がん予防ワクチン接種後の痛みの診療」として昨年11 月から国が指定した専門治療を行っている札幌医科大学附属病院のリハビリテーション科を受診するとともに昨年 12 月 11 日には、道立総合医療センターを実施され、その後、検査等を行っていると伺っております。なお、本年1月6日から 24 日まで、リハビリ等のため札幌医科大学附属病院のリハビリテーション科に入院され、引き続き、病院へ通院されていると伺っております。次に、本市の対応についてでありますが、昨年 12 月 25 日に、第2回目の美唄市予防接種健康被害調査委員会を開催し、委員会として厚生労働省に通達すべきであるとの意見を踏まえ、本年1月 10 日に岩見沢保健所へ健康被害救済に必要な書類を提出したところであります。書類の提出後、岩見沢保健所から、厚生労働省の審査結果が出るまで1年から1年半の歳月がかかる旨、連絡があったところであります。次に、健康被害に遭われた方に対する対応につきましては、医療機関受診後の経過などについて保護者の方から被接種者の受診状況や健康状態などをお伺いするとともに、心を尽くした懇切丁寧な対応を行ってまいりたいと考えております。次に、保護者の案内についてでありますが、厚生労働省では積極的な接種勧奨の再開の是非について、現在、審議を行ってるところであります。このため、市としましては、審議結果を踏まえ、検討していきたいと考えております。今後の接種につきましては、希望される方にはリスクなどを十分に説明をしていただいた上で、市立美唄病院での個別接種を考えているところであります。次に、消費税増税対策としての「子育て世帯臨時特例給付金」及び「臨時福祉給付金」についてでありますが、初めに、「子育て世帯臨時特例給付金」は、平成 26 年4月より消費税率の引き上げに際し、子育て世帯への負担の影響を緩和するとともに、子育て世帯の消費の下支えを図る観点から、平成 26 年1月分児童手当受給者で、1月1日現在、住民基本台帳に登録されている児童1人につき、1万円を支給するものであります。この給付金は、児童手当の上乗せではなく、「臨時福祉給付金」と類似の給付金としてこれと併給調整をして支給することとなりますが、周知の方法については、本年6月の児童手当現況届けの提出案内とあわせ、給付金の申請のための案内文及び申請書を同封し、送付することとしております。なお、申請期間は3カ月とし、申請後の審査等を経て、速やかに原則として、指定の児童手当支給口座へ振り込むこととしております。次に、「臨時福祉給付金」についてでありますが、この給付金は、消費税の引き上げに際し、低所得者に与える負担の影響をかんがみ、低所得者に対する適切な配慮を行うため、暫定的臨時的な措置として給付を行うもので、平成 26 年1月1日を基準日として住民基本台帳に登録されている方を対象としております。給付対象者は、平成 26 年度分の市町村民税が課税されていない方から市町村民税が課税されている方の扶養親族及び生活保護被保護者などを除いた方に対し、1人につき1万円を給付することとしております。また、給付対象者のうち、加算措置として、老齢・障害・遺族年金受給者や児童扶養手当・特別児童手当・特別障害者手当・障害児福祉手当・福祉手当など、受給者に対して、1人につき5,000 円を加算して給付することとなっております。次に、申請時期については、年金及び各種手当の情報のシステム入力などが必要となることから、7月以降に申請を受け、申請期間を3カ月とするところであります。申請方法は原則、郵便または市窓口で申請し、指定された口座へ振り込む方法としております。支給時期は対象者人数が多いため、申請よりおおむね1カ月半以降になるものと考えておりますが、出来るだけ速やかに対応をしてまいります。周知方法は地方税法の守秘義務違反の問題もありますので、現在、周知方法については、検討をしているところであります。次に、高齢者社会に対応した地域コミュニティーについてでありますが、市の高齢化率は平成 25 年 10 月現在で 35.6%となっており、そのうち高齢化率が高い地域は我路・東美唄地区が 56.5%、盤の沢・共練町が 54.5%、落合町が 53.6%となっております。また、高齢者や障害のある方への声掛けや見守り活動については、北稲穂町内会、一心第1西町内会、旭東町内会で実施されていると伺っております。近年、地域コミュニティーの意識の希薄化が進む中、高齢者や障害のある方など、福祉的支援を必要とする方々が地域で孤立することのないよう、各町内会においても、支え合い活動が徐々に広がりつつあり、市といたしましても、高齢化社会などに対応した地域コミュニティー活動の推進を図るため、配食サービス事業者や協定書を取り交わした生活協同組合と見守り活動の推進を図るとともに、地域住民が取り組む活動に対し、助成などの支援を行ってるところであります。また、民生児童委員の方々にも活動の一環として取り組んでいただいております。今後とも、第3期地域福祉計画に基づき、住みなれた地域で安心して生き生きと自立した生活が送られるよう、ともに支えあう地域コミュニティーづくりの推進を図ってまいります。次に、環境行政について、生ごみの堆肥化施設についてでありますが、発注方法は、環境省の「廃棄物処理施設建設工事等の入札・契約の手引き」の中で発注方法は建設施工の一括発注の性能発注とし、業者の選定方法については、価格のほかに価格以外の要素として技術力を評価の対象に加え、総合的に落札者を入札する総合評価方式を導入することが最も適切であると示されてるとこであります。評価に当たっては複数の者からなる審査委員会を設けて、審査を行うこととしており、地方自治法施行規則に基づき、評価項目や配点等の落札者決定基準を決める際には、学識経験者2名以上の意見聴取が必要となっております。次に、総合評価方式のメリットにつきましては、価格とともに技術力を評価することによって、維持管理費などのライフサイクルコストの削減や悪臭等の環境保全対策、施設の安定運転、地元企業を活用する地域経済への貢献などについて、事前に評価した上で発注することが可能になります。また、今後のスケジュール等といたしましては、4月上旬に入札の公示、募集を行い、5月に参加事業者からの提案を受け、ヒアリング等を含め、3回程度の審査会を開催し審査結果を踏まえ、6月上旬には事業者を決定したいと考えております。次に、し尿処理場についてでありますが、し尿の収集につきましては、現在市内をA・Bの2地区に分け、2つの事業者で実施しているところであり、A地区はバキューム車4台、B地区は1台で両地区とも月曜日から金曜日までの週5日で、朝の8時から5時まで、し尿を収集し、市のし尿処理場において処理を行っているところであります。現在、し尿の広域処理を行うに当たっては、石狩川流域下水道組合の構成6市6町により、平成 27 年4月からの供用開始に向け、奈井江浄化センター内において施設の整備を進めてるところであります。なお、し尿の収集のサービス体制につきましては、市内の収集事業者との協議では運搬距離が増える場合が見込まれていますが、現行と変わらず実施できるとの確認をしているところであります。また、財政負担についてでありますが、直近のものとして平成 24 年度の決算額では、収集運搬費・処理場の維持管理費を合わせて年額 1 億 400 万円程度となっているところでありますが、し尿の広域処理を行うことにより、収集運搬費は増額になるものの、処理場の維持管理費がこれまでの維持管理費と比べ、年額で 2,000 万円程度の減額が見込まれているところであります。次に、現在のし尿処理場につきましては、昭和 53 年に建設され、老朽化も著しく、他の建替え施設としても見込めないことから、平成 27 年度からは残る汚泥処理及び施設の清掃業務を実施し、業務を完了する予定としております。なお、施設解体につきましては、現時点において国の財源措置がないことから、厳しい状況にあり、跡地利用については検討していないところであります。以上でございます。
再質問 3番 谷村知重
それぞれお答えをいただきありがとうございます。自席から何点か再質問をさせていただきます。1点目に、子宮頸がんワクチンの接種についてでありますが、既に新聞報道でも御承知のことでありますが、先月 22 日の新聞各社によりますと、子宮頸がんワクチンの接種後に原因不明の頭痛や痙攣等に苦しむ被害者が増え続ける中、道内の被害者の母親2人が、21日、初めて実名で記者会見をし、被害の現状を伝え、孤立しがちな被害者の支援の輪を広げたいと立ち上がった。母親たちは3月に設立予定の被害者連絡会北海道支部への参加を呼びかけ、国に原因究明と支援を求めたと報道されているところであります。これまでの保健センターの対応についてでありますが、恵庭在住の被害者の会副代表の方のお話でありますが、地元保健センターは頻繁に連絡をくれ、娘さんの身体状況を気遣い、励ましの言葉をいただいているとのことでありますが、美唄市の被害者の会代表であります方は、2月 21 日のこの会見の席で、美唄市の案内文には、ワクチン接種に関し、強制的な表記があり、担当責任者は責任転嫁しようと逃げの言葉ばかりで、行政とは何なのか、健康センターの体質にも問題がある、市民の命を軽く見ないでほしい、トップの判断が大切だと大変厳しい指摘をされておりました。市長はそのことをどう受けとめ、今後どのようにして被害者と向き合った対応していくのか、また、保護者への通知文に、小学6年生宛てには書かれていないが、中学1年生からは高校1年生までの間に必ず接種してくださいという強い表現をしたのはなぜなのか、市長はこのことを把握していたのか。他の市町村ではこのような表現はしていないというふうに聞き及んでおりますが、そのことに対する市長の見解を伺います。次に、ワクチン接種後の状況調査についてでありますが、神奈川県の鎌倉市や大和市ではワクチン接種での被害者がいることが判明したのち、市内で同ワクチンを接種したすべての女子生徒を対象に健康調査を行い、鎌倉市では接種後、何らかの体調変化があったとする割合が 45.6%と高い率となっております。大和市においても回答した 2,294 人中 1,024人、45.0%が体調の変化があったと回答しております。美唄市においても、これまでワクチン接種をした全ての女子生徒に対し、健康調査を実施し、実態を把握すべきと考えますが、市長の見解を伺うとともに、さきに述べた神奈川県の両市の統計を見ても大変高い割合でワクチン接種後の体調変化を訴えていることから、本市での被害者の方から副反応に関する問い合わせや報告はなかったのか、お伺いいたします。次に、国に対する要望についてですが、市長は、昨年 11 月 20 日、厚生労働省の担当者と直接会った上で経過と状況説明するとともに、早急な対応と救済について強く要望してきたことについては承知しているところであります。市議会においても、昨年 12 月定例市議会において意見書を提出しておりますし、道議会におきましても意見書を、また、高橋はるみ知事も道として、それぞれ同趣旨の内容で厚生労働省に要望書を提出しています。ワクチン接種の事業実施主体である美唄市においても、副反応被害者に対する早急かつ十分な救済措置と治療方法の早期確立に向け、要望していくべきと考えますが、市長の見解を伺います。2点目に、生ごみ堆肥化施設についてであります。昨年7月、みずほ議員会の会派研修と農業委員会の研修で、私は2度にわたり、士別市で建設した生ごみ堆肥化施設を研修させていただきました。当時はまだ本格的な供用開始がなされていませんでしたが、試運転が行われておりました。私が2度目に研修させていただいた時に、臭気対策での改修工事が行われていることを知らされたのであります。発注者は完成した施設を受け取り、供用開始に向け、試験運転などの準備を進めるものと私は考えていたのですが、机上での計算どおりにはいかない部分もあるんだなと、この時感じたところでございます。そこで、堆肥化施設の市への引き渡しの時期について、いつになるのか。また、総合評価方式により悪臭等の環境保全について評価するとのことでありますが、引き渡し後の性能確認や、性能保証についてどうなるのか、お伺いいたします。3点目に、し尿処理場についてであります。南美唄にある旧焼却施設においては、解体するに当たり、さまざまな環境基準をクリアしなければならないことをこれまでの議論の中で承知したところですが、し尿処理施設を廃止・解体するために必要な水質等の廃止基準はあるのか、また、解体費用はどれくらいかかり、国の助成金等の財政措置についての要望活動はどうなっているのかをお伺いいたします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
谷村議員の質問にお答えいたします。初めに、子宮頸がんワクチンの接種についてでありますが、これまでの保健センターの対応については、医療機関受診後、保護者からの被接種者の受診状況や健康状態の把握にこれまでも努めてまいりましたが、必要な対応を行ってきたところでありますが、意を用いた対応に欠けていた事は、十分に反省するべきと考えております。今後におきましても、保健センターのみならず、全庁的に、市民の方々に対する対応の仕方について指導をしてまいりたいと考えております。さらに、学校等との関わりもあることから、教育委員会や病院等と横断的な連携を図り、しっかりとした対応に努めてまいりたいと考えております。案内文につきましては、接種対象者が小学校6年生から高校1年生までとされていることから、接種を希望される方は高校1年生までに接種をしていただきたく、必ずという表現をしたところであります。次に、接種後の健康調査の実施についてでありますが、実施している自治体について調査を行うとともに、関係機関等の意見をお聞きし、検討してまいりたいと考えております。次に、その他の副作用に関する相談についてでありますが、昨年 12 月に接種された方で、本年2月から疼痛、ふらつき、めまいなどの症状があり、原因がはっきりしないことから、不安に関する相談がありました。その後、市立美唄病院で受診をしてもらい、市立美唄病院と保健センターから診療情報提供書を札幌医科大学附属病院に提出し、本年3月に同病院で受診することとなりました。市としましては、受診結果を踏まえ、関係機関と連携を密にし、今後の対応を図ってまいりたいと考えております。次に、国に対する要望についてでありますが、昨年の 11 月 20 日に直接私が厚生労働省の担当者とお会いし、経過と現状について説明をするとともに、早急な対応と救済について強く要望したところであり、今後におきましても、関係機関と連携を図りながら、強く要望をしてまいりたいと考えております。私といたしましては、健康被害に遭われている方々には本当に胸が痛む思いであり、1日も早く日常の生活に戻っていただくとともに楽しい学校生活が送られるよう心から願っているところであります。次に、生ごみ堆肥化施設についてでありますが、堆肥化施設の引き渡しに関しては、平成 27 名4月から生ごみの受入れを開始し、施設の処理能力や堆肥の品質、悪臭等の環境基準の性能試験を行った後の6月末を予定しております。また、性能保証につきましては、発注仕様書の中にプラント工事や建設工事の施工の瑕疵担保期間を3年間と定め、その期間内は、受注者が性能を確認し、施設の処理能力や堆肥の品質、悪臭等の環境基準が守られない場合は発注者の負担で改善・補修することとしております。次に、し尿処理場についてでありますが、一般廃棄物処理施設は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、一般廃棄物処理施設の廃止基準に適合したのち、廃止届を提出し、解体することとなります。最終処分場は水質基準や、ガス基準などの廃止基準がありますが、し尿処理場につきましては、廃止基準がありませんので、建物の清掃後は廃止届を提出し、解体することが可能となります。しかしながら、し尿処理場の解体には、概算予算で約 3 億 5,000 万程度と試算されていることから、解体の実施に当たっては、国の補助金等の財源措置が必要不可欠であることから、北海道などを通じ、要望してきたところであり、今後とも国や北海道に対して、補助制度の創出などに向けた要望活動を行ってまいりたいと考えております。すいません。先程の生ごみ堆肥化施設の部分で瑕疵担保のところを「受注者」と言うところを「発注者」ということで表現してしまったようでございます。ここは「受注者」の間違いでございますので、「受注者の負担で改善・補修をすることとしております」ということでございます。よろしくお願いします。
再質問 3番 谷村知重
子宮頸がんワクチンに対する市の対応についてでありますが、先月 28日、私達同僚議員8名はですね、被害者連絡会北海道支部の事務局及び代表の方とお会いし、これまでの経過や状況についてお話を伺い、意見交換をさせていただきました。被害者のお母さんの言葉の一言一言がですね、私の胸に刻まれ、張り裂けるような思いでお話を聞かせていただいたところでございます。一刻も早く原因が究明され、健康な体で日常生活に戻りますことを願うばかりであります。国の健康被害救済にかかわる審査結果が出るまでに1年から1年半の歳月がかかるということでございますが、既に副反応が発症してから10カ月になろうとしております。この間、市内外の複数の病院を受診され、最近では札幌での検査入院や通院をされているとのことであります。医療費や交通費等の経済的な負担はもとより、精神的な苦痛は大変大きなものになっているものと推察するところであります。そうした中、事業実施主体の美唄市として、副反応に苦しむ被害者に対して、救済の手当てはないのか、温かい手を差し伸べる支援はできないものなのか、市長の見解を伺い、私の質問を終わります。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
谷村議員の質問にお答えいたします。救済措置についてでありますが、北海道を通じて、厚生労働省へ健康被害救済に必要な書類を提出したところであり、現在、国で審査中でありますが、本市としても、他市において独自に救済制度を設けているところもあることから、どのような救済措置が考えられるか、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。