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赤平市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

高齢者支援について

2023年12月14日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「高齢者支援について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 若山武信

続きまして、件名3、高齢者支援について、項目1、エアコン設置費助成についてであります。今年の夏は、猛暑にて日本列島全体が30度を超える熱帯夜が1か月を超えておりました。熱中症対策なども市職員それぞれの立場で行われていたことが後で聞こえてまいりました。対処、対応された関係者皆様には本当にご苦労さまでした。一般市民も含めた高齢者、特に後期高齢者からはこの異常な暑さにあちこちから悲鳴が上がっておりました。特にエアコンがない家庭では、この暑さから逃げられなかったわけでありまして、高齢者や持病を持っている人、また障がい者や健康状態が優れない人には大変な状況下での生活環境であったかとうかがっております。最近までは、北海道の各家庭においてエアコン普及が少なく、今年の猛暑でかなり設置者が増えたかに聞いておりますが、来年に向けての取付け、設置工事が秋頃まで行われていたということも聞こえております。エアコン設置は、価格や取付け料金も含め高価なもので、非課税世帯においてその方々は購入することができなかった家庭が多いと聞いております。今年のような猛暑が今後毎年のように続くとしたら、非課税の高齢者世帯にとっては生死に係る問題であります。助成金額は後として、助成制度への考え方について伺いたいと思います。いかがでしょうか。

答弁 市長 畠山渉

初めに、本市における熱中症予防対策について申し上げたいと思います。今年は、熱中症警戒アラートが発令されるなど道内においても記録的猛暑が続いており、熱中症は屋外だけでなく室内でも発症し、場合によっては命に関わることから、適切な熱中症予防対策が必要とされております。そのため、広報あかびら7月号において小まめな水分補給や室内を涼しくすることと併せて熱中症の応急処置についても周知したところであります。また、熱中症警戒アラートが発令された際には、防災行政無線、市の公式ライン、市ホームページでの周知、さらに健康づくり推進係では市の広報車にて注意喚起をしながら市民への熱中症予防に努めたところであります。特に高齢者については、暑さを感じにくいなどの特徴があり、エアコンが設置されていても使用せず、自覚がないまま熱中症になる危険性があることから、保健師あるいはホームヘルパーやケアマネジャーが通いの場で注意喚起に努めたところでございます。また、経済的理由によりエアコンの購入が困難な低所得の高齢者世帯などにつきましては、無利子または低利子で利用可能な社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度もご利用いただけるものと考えております。さて、高齢者世帯へのエアコン設置に対する助成制度の考え方についてでございますが、助成制度を創設するには財源など様々な課題整理も必要となりますことから、議員がおっしゃられていることも踏まえ、今後検討してまいりたいと考えております。

質問 6番 若山武信

最後に財源の話が出てまいりました。私は、助成制度の財源としてあえてあかびらガンバレ応援基金を指定してお願いしたいと思います。公共の政策には、基本的に税金を使用しますが、ガンバレ応援基金は個人からの支援基金であります。直接市民生活に役立てるべき性格が強いのではと考えます。当市人口の半数弱の高齢者が猛暑からの避難的健康維持対策等に活用できることは、大変ありがたいことであります。エアコンは、10万円から20万円を超える高価なものもあり、設置希望世帯数により総額が高額になることも予測されますが、あかびらガンバレ応援基金で何とか対応していただければと思っております。申請世帯数が増えるほどにこの基金の有効活用の意義が評価されると私は考えております。取付け施工に当たっては、当市の販売業者、施工業者を最優先するべきであり、助成金額や優先順位等は制度設計において具体的に検討していただけることと思います。購入金額への助成については、答弁にあるように社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度、その利用も私の考えにあったわけでありますけれども、むしろ市からの助成金額で対応し、不足する世帯に貸付金制度を利用してもらう考えのほうが購入しやすいのではないでしょうか。お互いに得策ではと考えております。当市の高齢者は、人口の半数弱です。もう少し前向きに生きていけるように行政が手を差し伸べることが必要ではないでしょうか。来年1月に支給予定の福祉灯油も寒さから命を守るために必要不可欠な判断であります。本当に市民の皆さんはこのことに喜んでいるわけです。今年のような猛暑が今後も続くとしたら、夏の健康保持対策も同様に必要であります。特に非課税の後期高齢者や特定等級の障がい者、加えてひとり親世帯への財政的支援の配慮も必要不可欠であります。財源確保についてでありますけれども、赤平にはコロナ禍が終わり、観光業が復帰いたしますとあかびらガンバレ応援基金が増える要素があるわけでありまして、応援基金が旧産炭地の高齢者を救済したという実績を感謝とお礼の言葉として道内外にPRし、現在発信している情報量をさらに増やすなどしてこの対策の充実を図ることで少しは期待が持てるのではないかと私は思っております。損して得取れという言葉がありますけれども、得を取るのか得するのか、対策次第では両方が得られるかもしれません。社会福祉協議会への業務委託の可能性も含めてのこのような提案ですが、検討いただければと思います。再度市長の考え方を伺います。

答弁 市長 畠山渉

ここのところの夏は、北海道でも猛暑に見舞われ、高齢者も含め市民の皆様には大変な状況だったというふうに思っております。若山議員ご指摘のとおり、この暑い夏を乗り切るためには行政が手を差し伸べることも重要なことであると認識しております。エアコン設置費用を考えますと、1件当たりの助成を考えてもかなりの額となることが予想されます。若山議員から財源を含めたご提案をいただきましたけれども、今後様々な方向から検討してまいりたいと考えております。

質問 6番 若山武信

この質問は、暮らしに身近な支援として住んでいてよかったというまちづくりの一環でもあります。また、ただいま財源のお話も出てきました。福祉灯油への助成金額、今2万円です。この助成金額程度プラス貸付金、これは以前から3万円というふうになっておりますが、自分の自腹を切った部分、そして助成金額プラス貸付金、これを利用しての提案でございます。行政と市民が一体としての生活環境改善策ということになるわけです。市民の方も必ず負担がかかるとは思っておりますが、このことをぜひお願いしたいと思っております。赤平市民憲章のトップにいたわりと笑顔をまちに広めましょうという一章がございますけれども、高齢者へのこの上ないいたわりは何よりであり、生きる喜びにつながります。そしてまた、笑顔につながっていきます。コロナに打ちひしがれ、猛暑による切ない高齢者の顔をぜひ笑顔に変えていただきたいと思っております。また、タイミングよく昨日の新聞報道に道南の上ノ国町では町内全戸数2,352世帯、これにエアコンの設置が議会として決まったそうであります。恐らく今後道内あちこちで取り組まれることと、このことも想定されますが、今後のことも視野に入れ、ご検討いただきますことを要望し、この項の質問を終わります。続きまして、項目2、特殊詐欺被害等防止機器購入費助成についてであります。最近高齢者を中心とした特殊詐欺被害、また裕福者をターゲットとした投資詐欺被害が増えており、毎日のように新聞、テレビでの報道が目に入ってまいります。高齢者の判断能力の低下を見越して老後の貴重な蓄えを奪っていくことは、全く許し難い行為であります。従来から当市でも警察署や消費者協会を中心とした各種団体が特殊詐欺防止キャンペーンを展開しており、現在道警では#9110への電話相談を呼びかけております。当市でもコンビニで実際の詐欺被害が店員さんのとっさの判断で未然に防止され、警察署長表彰も行われている事例もございます。このような中でNTT東日本から考える特殊詐欺対策という命題で開発された新商品が紹介されております。ここに私もパンフレットを持っておりますけれども、この内容につきましては特殊アダプターを顧客宅に設置し、通話データをリアルタイムにてインターネットへアップロードし、AIを利用してクラウドで解析、そして特殊詐欺の疑いがある場合には本人及び親族等にアラームを送り、注意喚起することで被害を抑止すると、そのような仕組みとなっており、機能的には私が見聞きしている部分では一番優れているわけであります。現在来年3月までは無料貸出しとしておりますが、製品購入時には若干の費用がかかります。お年寄りの財産を守るため、特殊詐欺対策に当市として一部助成の制度設計が必要と考えますが、市長の考え方を伺います。

答弁 市長 畠山渉

特殊詐欺被害等防止機器購入の助成についてでございますが、まず初めに架空料金請求詐欺等の特殊詐欺の被害状況につきましては令和4年中北海道内で認知件数308件、被害総額は約12億4,000万円となっており、前年と比較しますと168件の増、6億4,000万円の増加となり、ますます増加傾向にあるようでございます。赤平市内におきましては、令和5年での実害はありませんでしたけれども、特殊詐欺被害に発展するおそれのある電話やメールなどの予兆事案を複数認知しており、予断を許さない状況とのことであります。特殊詐欺につきましては、オレオレ詐欺や架空請求詐欺、還付金詐欺など多岐にわたり、その手口も年々巧妙になってきており、高齢者被害の割合が高いようでございますけれども、架空料金請求詐欺については年齢に関係なく発生しているようでございます。本市におきまして、消費者協会では協会だよりなどによる啓発活動、赤歌警察署においては高齢者宅の戸別訪問や各地区に出向き、呼びかけるなど被害に遭わないための啓発活動に努められており、感謝を申し上げるところでございます。被害に遭わないためには、ふだんから知識をつけることや近所の人との情報交換、相談相手、相談先を決めておき、何よりも犯人と電話で話さないことが被害防止対策となります。特殊詐欺のほとんどは、突然の電話から始まることから、在宅時であっても常に留守番電話に設定し、電話の相手を確認することが被害防止に極めて有効であると言われております。また、議員ご指摘の電話防犯機器につきましても効果があるものと考えております。現在赤平防犯協会では、呼出し音の前にこの通話は防犯のために録音されますとのメッセージが流れる電話機を無料で貸出ししており、18台設置されているところでございますけれども、現在の在庫はないというふうに伺っております。しかしながら、今後ますます増えることが予想される特殊詐欺対策としてそのニーズが高まることも考えられると思います。議員ご提案の特殊詐欺被害等防止機器購入の助成ということでございますが、赤歌警察署や防犯協会とも現状、ニーズ等も確認し、協議をさせていただき、どのような対策が効果的なのか、助成も含め検討してまいりたいと考えております。

質問 6番 若山武信

特殊詐欺被害は、前段でのお話のとおり当市にても実際に起こり得る話であります。詐欺被害防止のためには、周囲の見守りも必要でありますが、自己防衛を強化しなければ財産は守り切れないのではと考えます。ただいまの答弁に特殊詐欺被害等防止機器購入の助成に対し、赤歌警察署や防犯協会に現状、ニーズなども確認、協議し、対策や効果、助成も含め検討する旨の前向きな答弁がなされましたので、私なりに理解するところでございます。また、ただいまの答弁に防犯協会で貸し出されているメッセージが流れる無料電話機の貸出し、これは18台とありましたが、まだまだ需要が見込まれるのではと思いますので、赤平防犯協会と協議していただくことをお願いいたしまして、市民生活の安全、安心が第一ですので、より前向きな検討となることを要望して、この質問を終わります。以上をもちまして私の一般質問の全てを終了いたします。適切な答弁ありがとうございました。

出典:赤平市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる