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赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月17日

教育行政について

2021年12月17日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「教育行政について」質問し、教育長 高橋雅明が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
教育長 高橋雅明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 7番 木村恵

件名の2です。教育行政について、項目の1、いじめについて、要旨の1です。いじめによる痛ましい事件、事故が相次いで報道されております。多くの事件、事故に共通して言えること、教育委員会への報告の有無であったり、その報告の時期が適切であったかどうかという点、またいじめアンケート結果に対する個別の対応が適切であったかどうかという点などが問題視されていると思います。赤平市ではどのような対応を行っているのかを伺いたいと思います。また、教育委員会への報告についてですが、インシデントと言える状況でも報告するなど基準を設けられているのか、併せて伺います。

答弁 教育長 高橋雅明

いじめの対応等についてのご質問ですが、赤平市いじめ防止基本方針では、いじめを早期に発見するため、児童生徒に対する定期的な調査等の必要な措置を講じることが定められており、本市におきましても6月及び11月の年2回、全児童生徒を対象としていじめアンケートを実施しております。学校では、このいじめアンケートの結果を活用し、いじめを受けたことがあると答えた子供全員に対し担任が聞き取りを行い、場合によっては保護者へ連絡、解決へ導いているところであります。市教委におきましては、いじめアンケートの結果の報告を各小中学校長より受け、発生状況を把握するとともに、その後の解決状況につきましても学校における生徒指導業務の結果として解消件数等の報告を受け、状況を把握しております。また、学校では日常の学校生活においてもいじめの未然防止、いじめの早期発見等に努めているところで、必要に応じ市教委へ報告することとなっており、報告を受けた場合に市教委は必要な支援や措置を講ずることとなっております。いじめが発生するおそれがある時点での学校から市教委への報告についての基準についてでございますが、赤平市いじめ防止基本方針では、重大な事態が発生した場合の基準は示しておりますが、それ以外の場合については明白な基準等は設けておりませんので、報告案件につきましては学校の裁量に委ねられているのが現状であります。現在のところ本市において重大な事件は発生しておりませんが、昨今の報道による痛ましい事件、事故もあることから、いじめの未然防止、早期発見、また相談しやすい環境づくりなど、学校、教育委員会、保護者、地域住民等、社会全体で何ができるか、市が設置いたします赤平市いじめ問題対策連絡協議会においても協議してまいりたいと考えております。

質問 7番 木村恵

重大な事態が発生した場合の基準というのはあるけれども、その手前での報告基準というのはないと、学校の裁量に委ねられているという内容だったと思うのです。その部分が報道されているような事件、事故につながってしまっているのではないか、あるいはその基準を満たしていないのではないかということを私思うわけですけれども、早期に発見し、報告すると。そして、市教委としっかりと対応を協議する。保護者とも話をする。こういったことをする前に生徒指導で解決した、あるいは原因が解消したと誤認してしまうことによってそういう事態が引き起こされる。やっぱりこういうのが一番危険だというふうに思うのです。今のご答弁だと、赤平市では保護者への連絡も場合によって行っていると、解決に導いているということでした。また、発生状況とその後の解消状況についても早期に把握するよう努めているということが述べられましたので、しっかり行っているという確認ができました。今後についてもいじめの未然防止、早期発見、相談しやすい環境づくりなど、赤平市いじめ問題対策協議会ですか、そこでしっかりと対応していくということも述べられましたので、対応をしっかりしていっていただきたいというふうに思うのです。痛ましい事件や事故、こういったものが起こらないようにと、加えてですが、いじめがなくなるようにぜひ引き続きしっかり取り組んでいっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。項目の2です。不登校についてです。要旨の1です。不登校傾向を少しでも改善するよう様々取り組んでいるが、なかなか解決できないのが実態だと令和3年度の教育行政執行方針でも述べられておりました。そして、11月の行政常任委員会においても、教育行政事務の管理及び執行の状況に関する点検、評価についてというところでも、その報告の中でも残念ながら不登校傾向というのが増加の傾向だということが報告されました。このような中、赤平市は不登校児童生徒に対して、滝川市の適応指導教室の利用と別室登校児童生徒ということで、それへの支援ということ、この2つの形で対応がされており、市独自の教育支援センター、適応指導教室は設置されておりません。そこで、まず滝川市適応指導教室並びに別室登校児童生徒への支援、この2つについてそれぞれの今の状況をお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

市教委といたしましては、不登校傾向を少しでも改善するよう、不登校児童生徒についての情報を学校と共有し、保護者と連携しながら個々の事情に応じたよりよい登校方法の相談など早期対応に努めており、通常登校前の段階的解消として不登校児童生徒の学習機会を保障すべく、平成27年4月から利用協定を締結している滝川市の適応指導教室の利用促進や保健室、会議室など別室登校の対応を行っております。それぞれの状況についててでございますが、現時点における市内児童生徒全体で滝川市適応指導教室利用者は1名、利用に向けて相談中1名、別室登校は4名となっているところであります。

質問 7番 木村恵

滝川市の適応指導教室1名が利用されていて、利用に向けて相談中の方が1名と、別室登校は4名ということでした。実際の不登校傾向の児童生徒の数からすると、利用している児童生徒は少ないということは明らかだと思います。しかし、不登校になる原因は本当に千差万別というか、様々いろいろだと思います。ましてや今はとにかく登校しましょうという指導方針ではないというふうに思うのです。なので、利用されない方も出てくるのかなというふうに思うわけですが、個別に早期対応されているということなので、現場では大変苦労されているのではないかなということ見てとれます。学校には行けるけれども、授業を受けられないですとか、教室にどうしても入ることができない。こういう児童生徒に対しては、いわゆる別室登校というのが対応できる、有効だというふうに思うわけですが、実は勉強したいのだと、進学したいのだと思っていてもどうしても学校に足が向かないという児童生徒に対しては、学校外に居場所があるということはとてもプラスになることだと思うのです。それが今は滝川市の適応指導教室ということになっていると思うのですが、利用者が少ないということが分かったのです。地理的要因ということから利用しにくいといったことも、理由は本当に千差万別でしょうけれども、あるのかもしれないと私考えますので、次の質問に行きたいというふうに思います。要旨の2です。不登校児童生徒への支援の在り方について、文部科学省の通知では教育支援センターを中核とした整備体制として、市区町村教育委員会においては主体的に教育支援センターの整備、充実を進めていくことが必要だと、公民協営型の設置等も考えられるなどとされているのです。つまりは、文科省は市区町村で独自に設置することを推奨しているというふうに見てとれると思います。そこでなのですが、これからも赤平市としては滝川市の適応指導教室と別室登校、この2つで対応していく考えなのか。また、小学校統合などもあるので、保護者の方々からそういう声もあるのかもしれないし、地理的要件もあるかもしれないのですが、そういうこともあるので、併せて赤平市に教育支援センターを設置するということについての考え方もお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

不登校児童生徒への支援の在り方についてでございますが、不登校傾向になる要因は学校での人間関係、勉強の問題、家族間の問題など様々であり、原因を特定しにくいものと考えております。何らかの理由で不登校となった児童生徒の選択肢の一つとして、教職員等資格者が学習指導等を行う滝川市の適応指導教室の利用促進につきましては継続してまいりたいと考えております。また、不登校児童生徒改善のためには各学校あるいは市教委におけるスクールソーシャルワーカー等有資格者の配置などが有効的な施策と考えておりますが、継続配置するための地域の人材不足もあり、現時点における実現は困難で、別室登校の対応を継続せざるを得ないと考えております。しかしながら、別室登校児童生徒に伴う学級担任の対応時間に係る業務負担増の問題もありますので、今後その業務負担軽減を図るべく、議員ご質問の教育支援センターの設置や学校における支援員等人的支援も含め検討していかなければならないと考えております。

質問 7番 木村恵

学校外の居場所としては、引き続き滝川市の適応指導教室継続利用していくということ。利用協定というのもあるから、そうなるのかなと思いますけれども、人材不足が何よりあって、別室登校と滝川市の適応指導教室の体制で対応していくということだというふうに思います。これは、教育行政だけで対応していこうとするのは非常に難しい状況に今あるのかなというふうに思います。先ほども言いましたけれども、文部科学省の公民協営型も考えられるということでありましたが、民間の力も借りるなどして有資格者の確保を考えていくとか、そういったことも視野に入ってくるというふうに思います。答弁にありましたように学級担任の業務負担軽減、これは本当に早期に解消していかなければならない問題だというふうに思いますので、支援センターの独自設置も含めて検討していくということでしたが、しっかりと民間なども視野に入れて引き続き協議していっていただきたいというふうに思います。最後の質問です。項目の3、特別支援教育について、要旨の1です。現在は赤間小学校に4クラス、茂尻小学校に2クラスの特別支援学級があり、赤間小に通級指導教室きらりがあります。来年度から小学校が1校ということになりますが、小学校の特別支援学級、そして通級指導教室はどのようになるのか伺いたいと思います。また、中学校の通級指導教室についてですけれども、道教委の基準を満たしていないということだったり、市独自の人材確保、これも人材確保ですけれども、課題があるということから困難だということがあったと思いますが、可能性も含めて検討していくという内容であったと思います。来年度には開設されるのかどうか、検討の進捗状況も併せてお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

来年度の特別支援教育についてのご質問ですが、令和4年度の小学校の特別支援学級は、令和3年10月現在で知的1学級、言語1学級、情緒2学級の4学級、在籍児童数14名の予定となっております。在籍児童数及び学級数につきましては、今後の就学支援委員会の答申に基づく就学相談の結果などによって変更する可能性があり、最終的には年度末に決定することとなります。次に、通級指導教室の状況についてのご質問ですが、現在市内小学校の通級指導対象児童に対応するため、通級加配教員2名の配置により赤間小学校に通級指導教室が設置されております。通級指導教室につきましては、対象となる児童生徒の数の基準と数年の見通しの下に進められておりますが、令和4年度においては対象児童が増加する見込みとなったことから、道教委が給与を負担する通級加配教員1名を増員するべく申請を行っているところであります。また、中学校の通級指導教室の開設についてでございますが、単独設置につきましては道教委基準を満たしていないことから申請は行っておりませんが、さきにお答えいたしました小学校の通級加配教員の増員申請における理由の一つに中学校生徒の利用予定も含まれております。いずれにいたしましても、通級指導教員の配置につきましては道教委が決定することであり、加配教員が増員された場合に中学校生徒の利用が可能となりますが、方法等詳細につきましては決定した後に関係者と協議していきたいと考えております。

質問 7番 木村恵

特別支援学級については、よく分かりました。通級指導教室についてなのですけれども、やっぱりまだ未確定な部分が多いような印象を受けましたが、時期もあるのだろうというふうに思うのです。特に中学校については、単独設置ということについては基準外ということで申請をしていないということは確認ができたと思います。しかし、小学校の1名増員申請というのを行っており、それの中に中学生の利用予定が含まれるということですので、少し前進したというか、期待したいところだというふうに思います。特別支援を必要とする児童生徒というのは本当に全国的に今増加傾向ということになっておりまして、根本的に今の通級指導の加配定数というか、こういうことでは職員確保が不安定なままだというふうに思うのです。ここが通級については基礎定数化、今されるのではないかと思いますけれども、まだまだ五、六年先の話になるのではないかというふうに思います。ぜひこういったところ急いでいただきたいなというふうに思うのですけれども、いずれにしても次年度の体制というのは今現時点では確定ではないということだったと思いますので、しっかり協議を行って、対応をしっかりできるように進めていただきたいというふうにお願いしたいと思います。以上で質問を全て終わります。

出典:赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月17日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる