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赤平市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月13日

公共交通について

2019年12月13日、赤平市議会の一般質問で、伊藤新一議員が「公共交通について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
伊藤新一 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 8番 伊藤新一

通告に基づき質問いたしますので、答弁をよろしくお願いいたします。件名1、公共交通について、項目1、地域住民の移動手段の確保について、要旨1、過疎化が進む自治体の地方公共交通につきましては、人口密度が低くなるにつれ公共交通の利用者は減少し、不採算路線となり、減便、路線の廃止につながるなど大きな課題となっております。交通弱者と言われる方々の生活の足である移動手段の確保につきましては、各自治体により環境や条件の違いはありますが、実施検証している自治体、既に実施している近隣自治体もあります。当市でも高齢化がますます進んでいく中、移動手段の確保ということで、公共交通に関しては私のほかに何人もの同僚議員から幾度となく質問がありました。答弁では、当市においてはJR、空知中央バス、ハイヤー会社、生協バスなど一定程度の公共交通は確保されていると。調査、検討あるいは研究を行ってまいりますとのことで、何ら進展がなかったと思っております。このたび畠山市政が誕生し、公約であるアンケート調査を行い、その結果が出ました。公共交通の確保で不満に思う施策の第2位、重要度が第4位、そして力を入れるべき施策では第3位となっています。アンケート調査について、畠山市長は所信表明で赤平市の現状や問題点、将来の方向性等分析を行った上で新たなまちづくり計画の参考にさせていただきたい。政策や事業の可否を問うものではなく、基礎資料となるものと言われました。しかし、この結果から畠山市長がよく話されている政策を行う上での科学的根拠は明確になったと思っております。当市においても高齢者比率が高い中で、バス停留所、駅までの移動距離が長い移動空白地域に住んでいる移動が困難な方々が生活をしていく上で、必要な移動手段の確保に取り組んでいかなくてはならないと思っております。9月の第3回定例会では、同僚議員の質問に対して公共交通の視察に行くとの答弁がありました。私は、この問題に対してやっと一歩進んだと認識していますが、視察を終えて、その後の進捗状況と今後の取り組みについてお伺いいたします。

答弁 市長 畠山渉

移動が困難な方々の交通手段の確保についてということでございますけれども、中空知広域市町村圏組合の中でも共通課題ということで、中空知の各自治体の担当者が免許返納に対する交通手段の確保や乗り合いワゴン、地域で支え合うサポートスタッフによる無料運送などさまざまな公共交通を実践している先進地を視察してきております。また、さまざまな交通体系において実施したものの、運行廃止になった要因などの実体験もお話をいただいたと報告を受けており、さまざまな地域交通の形態があり、他の地域での成功事例が赤平市に当てはまるとは言えず、その地域に合った交通体系のニーズをしっかりと把握する必要があります。その後の進捗状況と今後の取り組みについてということでございますが、各議員からの質問に対しましても検討を進めていくと答弁しておりまして、今年度行いましたアンケートの結果につきましても重要度が高く、赤平に合った交通体系をしっかりと検証する必要がございます。今回のアンケートでは、市民の公共交通に対する不安が浮き彫りになったところでございますけれども、もっと具体的なアンケートをとる必要もございまして、現在各種バスの乗降調査やヒアリング調査、乗り継ぎ環境など具体的課題を整理し、それを解決するための方策を調査する必要があります。また、新たな公共交通を運行するためには実証運行も必要となりますが、そのためには北海道運輸局札幌運輸支局や国道、道道、市道の道路管理者、警察、JR、バス、タクシーなどの交通関係者、町内会、商工会などで構成する地域公共交通活性化協議会を設置した上で協議を行い、札幌運輸支局に届け出しなければ運行ができないことから、時間を要してしまいますが、赤平に合った交通体系を関係者とも十分議論を重ねて取り組んでまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 8番 伊藤新一

ただいまの答弁で新たな公共交通を運行するためには実証運行も必要となる、また北海道運輸局札幌運輸支局や国道、道道、市道の道路管理者、警察、JR、バス、タクシーなどの交通関係者、町内会、商工会などで構成する地域公共交通活性化協議会を設置した上、協議を行い、届け出しなければ運行ができないということでありますけれども、時間を要するとのことでありますが、そのことを踏まえた上でこの件に関しましていつから取り組もうと考えているのかまずお伺いいたします。

答弁 市長 畠山渉

先ほども申し上げましたとおり、具体的なアンケート調査や各バスの乗降調査、ヒアリング調査等を行った上で地域公共交通活性化協議会の設立、実証運行など時間を要してしまいますが、令和2年度から取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解いただければと思います。

質問 8番 伊藤新一

ただいま答弁いただきましたけれども、令和2年ということはすぐに取り組んでいただけるということで、市民の要望にやっと応えられるのではないかと思います。当然赤平市に合った交通体系を検証する必要があると私も思っております。新聞報道でもあったように、空知中央バスにおいては不採算部門を抱え、さらには運転手不足により路線維持が大変厳しくなってきております。また、JRについても単独では維持することが困難な線区として、この先どうなるかわからない状況であります。そのような中で、交通弱者と言われる移動困難者は今後ますますふえることが予想されます。今後具体的アンケートの実施や調査、申請には時間を要するものと思われますが、市民アンケートで力を入れてほしい政策第3位ですので、公共交通の開始が一日でも早くできるよう申し上げ、この質問を終わります。続きまして、要旨の2です。この質問は昨日同僚議員が、ちょっと要旨の部分でかぶっているところありますけれども、件名、項目が違いますので、あえて質問をさせていただきます。赤平市では、日曜日から木曜日午前2時から午前7時までの間と金曜日、土曜日の午前3時から午前7時までの間はタクシー会社が営業していない移動空白時間帯があります。そのため、救急車を呼ぶまでもないが、夜間救急外来を受診しようとしたとき、あるいはタクシーで来たが、受診後には営業時間が終了し、帰宅できなかったため、その時間の交通手段の確保ができないのかとの声があり、昨年6月に質問をさせていただいております。そのときの答弁では、深夜から早朝にかけてハイヤーを利用される方も少ないことから、事業者にとっては採算が合わない時間帯であると思っている、企業努力をお願いしたいところではあるが、24時間の営業は非常に厳しいのではないかと考えている、ハイヤーが動く時間までは病院で休んでいただくという対応をしているとのことであります。その後住民懇談会で同じような要望があり、昨日の質問でもありましたけれども、ことしの10月の住民懇談会でも深夜に家族が病院に緊急搬送されたときハイヤーが動いていないので、付き添いの人が帰ろうとしたときに帰れない、この状況を何とかしてほしい。せめて1台ぐらいは動かせないのかとの質問がまたありました。そのときも私の昨年6月の質問と同じように市民に答えておりましたが、市民からは同じような要望が多く聞こえてきますので、公共交通の充実という観点からもう一度質問をさせていただきます。

答弁 市長 畠山渉

公共交通空白時間帯における夜間救急外来の交通確保対策についてでございますが、これまでも議員から、また住民懇談会等においても質問をいただいておりまして、昨日もほかの議員から同様の質問があったところでございます。昨日と繰り返しの答弁となってしまいますが、あかびら市立病院の対応といたしましては、救急点滴室などでハイヤー運行までの間休んでいただくという対応をさせていただいているところであります。市立病院においてハイヤー休止時間における来院の患者数は一月で6.6人、うち救急車による搬送は3.1人となっており、3.5人はご自分で病院に来たということでございます。6.6人のうち入院や転院、死亡等で帰らない人を差し引きますと、3.3人が処置を終わり、帰宅してもいい方となりまして、この中には車等ご自分で帰宅できる方も含んでいるため、帰るに帰られなかった人数というのは正確に把握することはできておりませんけれども、看護師によります聞き取り調査におきましては、タクシーがないため休んでいただいた患者数につきましては2カ月に1人ぐらいの頻度というのが現状でございます。市立病院による送迎対応、またタクシー会社への委託等につきましては、運転手の確保等、体制を整えるためには相応の費用がかかりますことから、現段階では市立病院においてハイヤー運行までの間休んでいただくという対応でご不便をおかけいたしますが、ご理解いただければと思います。

質問 8番 伊藤新一

ただいまの質問に対しての答弁は、昨日の同僚の議員にも答弁されていたものと同じと。また、昨年6月、あるいはことしの住民懇談会においても答弁されていた内容とまるきり変わっていないということでございます。病院の救急点滴室などでハイヤー運行までの間休んでいただいているとのことでありますけれども、病院での対応についてでは市民からも大変感謝されているところであります。しかし、あくまでも公共交通の空白時間帯をなくすということではなくて、これは代替策での対応であると思っております。先ほど市長のほうの答弁でことし4月から11月までですか、11月までのハイヤーの休止時間における来院の患者数は一月平均6.6人、そしてタクシーがないため休んでいただいた患者数につきましては2カ月に1人ぐらいと、このような答弁で、確かに少人数ではあります。しかしながら、市民からの要望は常に聞こえてまいります。中には自家用車で行きたくてもお酒を飲んでしまい、運転ができず、朝まで我慢をして病院に行ったという話も聞いております。これ具体的なアンケートとっていないので、市長がおっしゃる科学的根拠、ちょっとこれ証明されないのですけれども、この空白時間帯については病院だけではなく、朝早い時間のJRを利用しようとしても駅に行くまでの足がないという話も聞こえております。というのは、ハイヤー会社の運行電話の受け付けが午前7時からということでございます。ということは、上り方面、上りになりますね、上り方面、6時48分、それと7時13分のJRにも乗れなくなる可能性が出てまいります。公共交通の空白時間等については、地域住民の移動手段の確保という観点からも私は今後検討していかなければならない課題の一つであると思っております。地域公共交通活性化協議会を設置するとのことでありましたので、ぜひともこの空白時間帯についても一緒に協議していただくことを申し上げ、この質問を終わりたいと思います。

出典:赤平市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月13日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる