本別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
地域公共交通の充実で住み続けられる本別へ
2026年3月11日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「地域公共交通の充実で住み続けられる本別へ」について質問し、町長 佐々木基裕が答弁しました。
- 質問者
- 梅村智秀 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 梅村智秀
それでは、日中に続きまして、2問目について質問を行ないます。地域公共交通の充実で住み続けられる本別へ。質問要旨。地域公共交通は、町民の日常生活を支える重要なインフラであるが、高齢者等を中心とした交通弱者が、不自由なく利用できる交通体系の整備はされておらず、いまだ課題が多い。本別に長く住み続けていただくためにも、早期に体制構築が必要であるが、事実と所信をただす。要旨の明細。令和6年3月に本別町地域公共交通計画が策定され、へき地患者輸送バスのデマンド化や循環バスの減便などがなされているところ、利用者減が顕著で利便性が高くはないことが明らかである。1番項、タクシーチケット助成、高齢者等生活交通支援事業のことでございます、の拡充をし、利便性の向上とタクシー事業者の経営安定、合わせて利用の少ないその他交通体系の縮小、見直しを図るべきであるが、所見を問う。こちら具体的に申しますと、天候や冬期間、車や免許を持っているけれども乗れない方、こういった方々、つまりは車や免許を持っていても、常時の運転が可能とは認められないような方、こういった方にも配慮を拡充をしていくべきじゃないのかなという点であります。また、これも可能であれば、次年度へ繰越しをするような、そういった措置も必要ではないのかなと、持ち越しができるような、こういったところを考えているところであります。また、農村部の方々が市街地まで出てくるには、この無償配布分の1万5、000円分では足りないよというところもありますので、それらについても措置が必要ではないのかなというところ。また、高齢者だけではなく収入のない学生、こういった方々にも拡充をしていく必要があるのではないのかなというところから、この1番項お伺いいたすところであります。その上で、この体制の見直し等を図っていくためには、当然のことながら、このドライバーの確保等や育成、これらも重要な課題でありますし、新しい交通形態の研究、導入というものも必要になってくる。つまりはこれ、抜本的に見直していく必要があるのではないのかなという点から、お伺いをいたすところであります。2番項でございます。十勝バス帯広・陸別線の利用者減、町の負担増が著しく、本年も3,200万円以上の負担が生じているため、本町の乗降実態の把握と沿線町村との協議を加速させ、早期に見直す必要があるが、所見を問う。こちら、3月4日に会議が開かれていましたかね。こちらの中で、十勝バスから本町の利用者、乗降者数、これら整理券にQRコードがついてますよというところから、これら回答があったのであれば、そちらもお伺いをいたしたい。また、財政難の本町にとってこの3,200万円以上の負担というのは、重たすぎますよね。乗車率が減れば減るほど、その町の負担が増えるというような仕組み、体制になっているところも問題であり、現に近年、振り返ってみると、毎年二、三百万円ずつ、この負担が増えているという実態もあるところでありますので、これらを例えば減便をするとか、そういったことで本町の負担軽減をしていく必要があると。その分で、ただ単にこのバスを減らすだけではなく、その分、例えば、へき地循環バスをデマンド化にする等で拡充をしていく、代替措置を講じていくという必要もあるのではないのかなという点から、お伺いをいたします。3番項でございます。へき地患者輸送バスの市街地デマンド化に向けての具体的計画と展望について問う。また、計画を遂行する課内の体制についても併せて問う。こちら、へき地患者輸送バス、これ新聞報道もなされたところであります。令和8年度に試験的な運行をして、令和10年度は、これを主軸にしていきたいなというようなところが示されました。まず、これ、へき地患者輸送バスと、この名称から変えていきませんかねというところも考えております。で、循環バス等についても、なかなかその利用が少ないよというところから、そういったところを本当に見直しをした上で、そこで浮いた費用をこちらの拡充に向けていって、充てていってはいかがかなと考えるところであります。課内の体制についても、おおむね担当されている松本課長が担っているのかなというところ、これ、病院の件でも申し上げましたけれども、やっぱり1人じゃなくて、チームをつくって、松本課長の考えに対して、きちんとサポートする体制というものをつくっていく必要があると思っています。この地域の公共交通の充実というのは、僕は本当に重要だと思っているんです。その上で、これも病院のときと同じでありますけれども、やや悠長ではないのかなと思っています。4番項でございます。町外の地域公共交通の充実化をも図る必要がある。町内だけでは生活を完結できない方でも、健康で文化的に本別で長く住み続けていただくために、帯広などで高度医療が受けられる。町内で購入ができない買い物やレジャー等が楽しめるための交通体系の構築が必要であるが、所見を問う。こちら、当然のことながら、人口減や財政難で様々なものを縮小せざるを得ないという実態もあります。でも、先ほども申し上げたとおり、この地域公共交通の充実というものは、足さえあれば、移動手段さえあればこの町に住み続けられるよというような実態もあるわけであります。そもそも、この町で全てを完結している方というのは多いとは私も考えておりません。その上で、だったらば町外に出やすくしていく措置も必要ではないのかなと。先ほどの十勝バスのほうで負担軽減を求めておりますけれども、先ほども申し上げたとおり、この十勝バスを使っていけば、帯広まで行くのに約片道2時間ぐらいかかってしまいますよねというところから、やはり、その利便性が高いとまでは言えないもんですから、こちらにつきまして、高齢者だけではなく、やっぱりその収入のない学生等も対象として、町外へ足を伸ばして、そのままやはり利便性が高い状態で戻ってこられるようにするというところで、学生等にとっても充実した青年期を、この本別で過ごしていただくようにすべきではないのかなと思っております。そうすることによって、やはり町外、外にお金が落ちることにもなりかねませんけれども、でも肝心要の、やっぱりこの本別町に住所を置いていただいて、住み続けていただくというところを大切に考えるところ、寛容と考えるところから、このような提案、意見を申し上げた上で所見を伺うものであります。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕梅村議員の地域公共交通の充実で住み続けられる本別への御質問にお答えをいたします。1点目のタクシーチケット助成制度の拡充と、その他交通体系の見直しについてでありますが、個々の利用者、それぞれのニーズに最も対応できるであろう公共交通手段としては、やはりタクシーが最適であると考えております。町内の公共交通につきましては、バスを廃止し、タクシーに集約することも可能かと考えますが、運行車両台数といったサービス提供体制や公費による費用負担の在り方など、様々な面での検討が必要と考えております。陸別町では、既に町民であるか否かを問わず、全ての利用者が一定額の負担でタクシー利用できる制度を実施しておりますことから、そのような先進事例の実施状況や、後ほど御説明いたしますへき地患者バスのデマンド運行拡大試行の取組を参考に、実現可能性の検討を進めてまいりたいと考えております。2点目の、十勝バス帯広・陸別線の見直しに関してでありますが、議員御指摘のとおり、利用者の減少が著しく、沿線各市町の負担が年々大きくなっていることから、運行の適正化を早期に進めることにつきましては、関係市町で共有しているところでありまして、まずは、運賃箱でのデータ取得が可能となった状況について、数か月分程度を取りまとめ、乗車傾向の評価を進めることとしております。また、一方で、十勝バスにおける乗務員の確保が困難になってきていることもあることから、乗務員の配置状況も加味した上で、乗車状況に合わせた運行ダイヤの改正案を検討することとしているところであります。議員御指摘のとおり、財政負担の状況から、早期の適正化が必要であることは、本町としても承知しておりますが、運行ダイヤの変更には、住民に対する説明に一定程度の時間をかける必要があることから、そういった部分も考慮した上で、できる限り早期に見直すよう、沿線市町と協議を進めてまいりたいと考えております。なお、先日行なわれました沿線市町による協議会の場で、乗降データのサンプルをいただきましたので、本別町内での乗車状況をお示ししますが、データ収集のテスト期間であるため、データの一部に不確実なものがあり得ることを御承知おき願います。データ収集期間は、2月1日から6日までの6日間で、その間における勇足地区から仙美里地区までの本別町内のバス停での乗降者数は、上り線、これは帯広方面へ行く上り線でありますが、上り線の乗車が延べ72人、降車が延べ48人。下り線、これは陸別方面でありますが、下り線の乗車がゼロ人、降車が延べ114人となっております。3点目のへき地患者輸送バスの市街地デマンド化に向けての具体的計画と展望についてでありますが、まず先日、委託先運行業者と試行についての協議を行ない、事業所から前向きな回答をいただいております。試行事業の実施内容につきましては、今のところ10名程度の市街地地区住民の試行利用者、いわゆるモニターでございますけれども、モニターを募り、へき地患者バスの午前便で農村部地区から市街地地区へ来たところで、試行利用者の予約に応じて、へき地患者バスの市街地降車場所まで乗車させることを想定しております。その後、試行利用者に、利便性等についてのアンケートを行ない、午後便への拡大等を検討してまいりたいと考えております。今後、役場庁内関係部局での協議を進めていくこととしておりますが、想定では、4月中に最初の協議を実施、6月頃までに試行利用者を募り、7月及び8月頃には試行実施したいと考えております。計画の実施体制につきましては、企画財政課の課長以下、スタッフ3名ないし4名で事務局となり、健康・こども課、そして保健福祉課等の関係部局と協議をして進めてまいりたいと考えております。4点目の町外への公共交通の充実化につきましては、第一には、沿線市町との協議の上、十勝バスの運行適正化で対応するものと考えておりますが、状況としては、増便が望めるものではないとも捉えております。一方で、町民のニーズに対応した移動手段につきましては、町内移動、町外移動を問わず、一定水準で確保する必要があるとも考えております。その検討の際には、サービス提供基盤の種類、これは、官民主体とか、民主体でありますけれども、サービス提供基盤の種類やサービスの持続可能性、さらには、公費負担と利用者負担の考え方など、様々な要素を吟味しながら進めてまいりたいと考えております。いずれにしましても、現在の公共交通サービスの状況からは、こうした検討は急務であることから、検討プロセスやスケジュール感を関係部局で共有をしながら、少なくとも令和10年度には、一定程度の成果がお示しできるよう進めてまいりたいと考えております。以上、申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 5番 梅村智秀
終わります。