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赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日

教育行政について

2015年12月10日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「教育行政について」質問し、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
学校教育課長 相原弘幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 若山武信

大綱5、教育行政について、①、全国学力テストの結果を踏まえた今後の取り組みについてであります。文部科学省が8月25日に結果を公表した全国学力テストで、中学校においては道内は10科目のうち8科目が全国平均を下回り、道教委が掲げる全ての科目で全国平均以上という目標は2年連続で達成できなかったとの報道がなされました。特に小学校6年生の算数は最下位とのことで、心配されるところでございます。今までは学力テストの結果内容については全国的に公表されておりませんでしたけれども、ことしは多くの自治体で内容が公開されました。都道府県、各自治体単位で子供たちの学力の実態が明らかにされたわけでございます。当市における成績の実態についてはまだ明らかにされておりませんけれども、一定程度の結果内容については公開できると思います。いかがでしょうか。また、テスト結果の位置づけ、学習状況等についてもお知らせいただければと思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

全国学力テストの結果を踏まえた今後の取り組みについてですが、本市における全国学力・学習状況調査の結果については全国、全道の平均と比較して差があり、今年度においても下位に低迷していることに大変憂慮しております。結果内容については、点数主義への懸念もあることから、数値での公表とはせず、全国の平均を100として本市の平均と比較したグラフや文言による公表として広報チラシやホームページでも掲載してまいります。結果については基礎、基本の定着に課題があることが第一に挙げられると思っております。その要因として家庭学習の習慣づけがなされていないこと、主にはテレビや携帯、ゲームに費やす時間が全国に比較して高い割合を示しており、それが家庭学習や読書の時間の不足を招き、学校での学習の定着への妨げになっているものと分析されております。以上でございます。

質問 5番 若山武信

ただいまの答弁で学力、学習状況については広報チラシやホームページで掲載とのことでございますので、理解いたします。また、学力低下の要因について分析されておりまして、その中に家庭学習の習慣づけがなされていないことが強く指摘されておりました。このことは、経済政策が偏り、貧富の格差が全国的に拡大する中で、当市でも例外ではなく、低所得層が70%の現実、就学援助率25%以上が長年続いておりまして、そのことに起因しているのか、はたまた教員の学力指導の低下からくるのか、いろいろと分析されていると思われますが、その分析に基づき、今後どのような対策、取り組みをなされるのでしょうか。お伺いいたします。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

所得階層の問題については、報道等にありますように、関連性はあるものと思いますが、公教育を担う者としてはそれにとらわれずに対応することが務めであると考えております。教員の指導力については、低下しているとは考えておりませんが、所得階層の要件以外にも子供を取り巻く環境もさまざまで、子供たちの状況も多岐にわたり、その対応も重要な業務となっております。市教委では、学力調査とあわせて行った児童生徒質問紙調査から赤平の子供たちは人の役に立ちたい、自分にはよいところがあるなど、自己肯定感が高い傾向を示しておりますので、それらを伸ばしながら学力向上につなげていきたいと考えております。いずれにしましても、教員の指導力の向上や家庭学習への働きかけはもちろんですが、放課後学習や夏休み、冬休みの補充学習など、各学校で行うようになってきておりますので、さらに拡充に努め、学力の底上げを図ってまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

質問 5番 若山武信

ただいまの答弁で理解するところでございますけれども、このたびの全国学力テストの結果からは当市の子供たちの学習意欲や学習環境からくる学力レベルの落ち込みは厳しく、学力の底上げを図るのに大変な努力が必要だと思います。これからも教育委員会が中心となりまして、教員皆さんの適切な学習指導のもと子供たちの学力向上に最大限の努力をお願いするところでございます。②、電子黒板の普及に向けた考え方についてであります。豊里小学校において平成27年度より試験的に電子黒板のタブレット端末を取り入れた事業に取り組まれておりますが、その成果についてお伺いいたします。昨年私が地域の授業参観日に豊里小学校にお邪魔したわけでありますけれども、各学年電子黒板を使用しておりました。私たちの時代と違って情報量の多い現代において、大変効率のよい授業として見学してまいりました。主とした授業内容は黒板に書きますけれども、具体的な内容は字を書く必要もなく、また消す手間が省け、黒板と電子黒板を使い分けての授業に感心してまいりました。今では小中全校、全学年に設置されており、子供たちが携帯電話やスマートフォンを使いこなす時代ですので、それにマッチした授業の流れかと時代の違いを大きく感じるところでございます。特に豊里小学校では今年度よりタブレット使用での授業を行っているわけでありますけれども、教育の先端を行く授業でありますので、先生の使いこなし方や子供たちの反応、学力向上等、利用効果についてデータ等もとっているのであれば分析内容もあわせて伺いたいと思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

電子黒板につきましては、デジタルテレビに電子黒板機能を持たせる方式として平成21年度の国の交付金事業を活用して市内全校に配備し、あわせてその利用のためにノートパソコンも数台配置しております。ところが、近年タッチパネル式のいわゆるタブレット端末の普及により、教室内どこからでもそれを介して学習教材を映し出すことが可能な時代となってきました。そのため議員が参観していただいた豊里小学校でありますが、今年度をモデル事業として市の予算をいただきましたので、授業等に活用することで教員の使い方や子供たちの反応等、その有効性を検証することとしております。今のところ子供たちの反応はよく、授業中も画面を注視するなど、好感触を得ております。新しいものが全てよいとは考えておりませんが、電子黒板やタブレット端末を使用した学習については、今後急速に普及し、ほどなく標準的な学習教材になるものと想定しております。時代とともに学習方法も進歩することは時代の流れであり、本市においても学校の求めや使用方法の検討を十分に行い、今後整備の方向で進めてまいりたいと考えているところです。なお、豊里小学校でのモデル事業では、その使用状況に係る実施報告書の提出を求めておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

質問 5番 若山武信

今豊里小学校の実施報告書の話がございましたけれども、報告書の内容も後で報告いただきたいと思います。そこで、教育委員会として今後他の小中学校への普及に向けた取り組みについてはどのように考えているのかお伺いいたしたいと思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

電子機器等を使用したいわゆるICT教育の取り組みですけれども、全て取りそろえるには相当な予算を要しますし、またタブレットと申しましても作動形式もさまざまで、どのOSの形式を利用するかの選択も重要となります。また、セキュリティ対策への配慮も欠かせないものとなっております。整備する方向で進めてまいりますが、今後どのような導入方法がよいか各種情報等を十分検討して決めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

質問 5番 若山武信

タブレット端末の効果はわかっていても、予算のほかにもいろいろと今聞いていると課題あるようでありますので、学力向上に少しでも役立つのであれば、できるだけ早急に使用できる体制づくりをお願いするところでございます。これを要望といたします。以上をもちまして、私の全ての一般質問を終わります。それぞれに丁寧なるご答弁をいただき、ありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる