みんなの議会

歌志内市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日

(1)市政執行方針について/(2)教育行政執行方針について

2026年3月11日、歌志内市議会の一般質問で、佐藤良治議員が「市政執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 柴田一孔、教育長 織田靖雄、総務課長 三浦悟、建設課長 佐渡憲博、産業課長 山川勉、副市長 東所勝則、保健介護課長 加瀬卓也、教育次長 鈴木将一が答弁しました。

質問者
佐藤良治 議員
答弁者
市長 柴田一孔、教育長 織田靖雄、総務課長 三浦悟、建設課長 佐渡憲博、産業課長 山川勉、副市長 東所勝則、保健介護課長 加瀬卓也、教育次長 鈴木将一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 佐藤良治

改めまして、おはようございます。私からは、令和8年度第1回定例会に当たり、市政執行方針並びに教育行政執行方針につきまして、通告書に従いまして質問いたします。私の質問の意図が上手に伝わらない場合などには遠慮なく御指摘いただきまして、有意義な議論の場にしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。それでは、通告書に従いまして質問いたします。件名、市政執行方針について。1、「安全で持続的なまち」。まちのコンパクト化、2ページ目の6行目になります。①建設から60年近く経過する現在の市庁舎につきましては、耐力度調査の結果においても老朽化が顕著で早急な修繕を要するとの指摘もあることから、施設の安全性を図りながら、整─ 78 ─備の方向性をはじめ庁舎の在り方について引き続き検討を進めていくとされています。そこで、今後、具体的にどのような方法で検討を進め、いつまでに方向性を見いだすお考えなのか伺います。都市基盤の整備、3ページ目の4行目になります。②道路事業につきましては、舗装の維持補修等を行うなど、安全な通行を確保するとともに、市内各所にある案内表示板の更新等を行うことで道路利用者の利便性向上を図っていくとされています。しかしながら、市道の整備においては、舗装の老朽化が著しく、抜本的な整備や改修を要する路線も見受けられます。そこで、新年度以降の整備予定及び今後の整備計画について伺います。2、「健康で幸福を感じるまち」。交流・関係人口の拡大、8ページ目の2行目になります。①交流人口を増やす取組といたしましては、チロルの湯や道の駅の指定管理者などを運営する民間企業との連携強化、さらには、「市民祭り」や冬の風物詩である「なまはげ祭り」など、自発的・積極的に活動されている諸団体への支援を継続し、新たな地域資源の発掘を含め、本市ならではの魅力ある地域づくりを進めていくとされています。これまでも諸団体との連携を図り、各種事業を推進されてきたものと認識しておりますが、今後、さらなる連携強化に向けて、具体的にどのような方法を考えておられるのか伺います。高齢者福祉の充実、9ページ目の8行目になります。②歌志内市デイ・サービスセンターにつきましては、高齢者の在宅支援を支える重要な役割を担っていることから、利用者の皆様が安心してサービスを利用できる環境の確保に引き続き努めてまいります。また、今後の運営体制や施設の在り方について、利用者への影響や関係機関との調整を踏まえ、検討していくとされています。デイ・サービス事業の統廃合に関しては、昨年開催された会議において、議員各位から様々な意見が出されたところであります。今後は、これらの意見を踏まえ、利用者への丁寧な説明や関係事業者との十分な調整が必要であると考えますが、市民への説明も求められるものと考えます。これらを含め、いつまでに方向性を決定する考えなのか、具体的なスケジュールについて伺います。また、利用者をはじめとする市民の理解が得られない場合の対応について、どのように考えているのか、併せて伺います。3、「魅力を育み伝えるまち」。観光産業の振興、12ページ目の11行目になります。①株式会社歌志内振興公社が経営するチロルの湯につきましては、近隣を含めた人口減少による利用者の減少や、著しく老朽化が進む施設・設備への対応など、厳しい経営が続いておりますが、市民の健康増進や憩いの場の提供施設として、地域おこし協力隊員の派遣を含め、必要な支援を継続的に行うとともに、同社と一体となりスポーツ合宿等の誘致を引き続き進め、交流人口の増加に努めていくとされています。しかしながら、チロルの湯については、施設の老朽化が進み、大規模な改修が必要な時期を迎えているものと考えますが、市としての見解を伺います。また、同社の経営を安定化させるために、どのような支援が具体的に必要であると考えているのか伺います。─ 79 ─産業の創出と振興、13ページ目の3行目になります。②「歌志内市産業振興アドバイザー」の専門的な知識及び経験に基づく助言や情報提供を得るなどして、対象企業の選定を行いながら、企業誘致活動に粘り強く取り組んでいくとされています。これまでに産業振興アドバイザーから、どのような具体的な助言や提言があったのか伺います。また、今後、それらの情報や助言をどのように活用していくのか、市としての具体的な方針について伺います。次に、13ページ目の27行目になります。③ワイン用ぶどう栽培事業は、昨年9月に自家ワイン醸造所が建設され、歌志内で栽培・収穫・醸造された地場産ワインの完成の第一歩が踏み出され、6次産業化への進展が期待されており、また「歌志内ワイン特区」の指定による新規就農者の確保や農業・製造における新規参入など地域産業の活性化も見込まれ、事業者はもとより関係機関と連携し、必要な支援を行っていくとされています。そこで、農業等振興補助金による継続支援のほか、同補助金以外に具体的にどのような支援が必要であると考えているのか伺います。次に、シティプロモーションの推進、15ページ目の6行目になります。④多くの皆様と直接の対話を促進するため、「歌志内/夢・まち未来会議」をはじめ、「町内会連合会との情報交換会」、「歌志内学園児童・生徒と市長が語る会」、「ふれあい市長室」などを継続して開催するとともに、必要に応じて「まちづくり懇談会」を開催し、行政情報の提供と市民ニーズの把握に努めていくとされています。そこで、これらの昨年における開催回数及び参加者の実人数について伺います。⑤「まちづくり懇談会」については必要に応じて開催するとされていますが、なぜ定期開催としないのか、その理由について伺います。⑥総合計画の基本理念である「主役はみんな“きょうどう”でつながる 笑顔あふれるまち」を実現するためには、広聴活動が重要であると考えます。「主役はみんな」と掲げながら、市民に対する情報提供が十分になされなければ、真に「主役はみんな」とはならないのではないかと考えますが、市長の見解を伺います。件名、教育行政執行方針について。1、「社会教育の充実」。芸術・文化の充実、7ページ目の4行目になります。①本市出身やゆかりのある著名な芸術家の作品や収蔵物を展示することにより、市民が身近に芸術や文化に触れる機会を増やすことに努めていくとされています。なお、これまで本市ゆかりの芸術家が所有する大正館や、その展示物の市への寄贈について、他の議員から質問がなされていましたが、現時点での進捗状況について伺います。以上、令和8年度市政執行方針並びに教育行政執行方針に係る11項目の質問につきまして、御答弁のほどよろしくお願いいたします。

答弁 市長 柴田一孔

-登壇-それでは、佐藤議員の一般質問にお答えいたします。私からは、件名の一つ目、市政執行方針について御答弁申し上げます。1、「安全で持続的なまち」。まちのコンパクト化の①、検討の方法と、いつまでに方向性を見いだすかについてでございますが、庁舎整備の方向性につきましては、庁舎整備庁内検討委員会において、現庁舎の課題等の洗い出しをはじめ改修・新築等に係る概算事業費等の情報について、適切な規模の設定等必要な検討を行い、市民アンケートの実施や市民による検討会議を経て、年度内を目途に一定の方向性を決定したいと考えております。次に、都市基盤の整備の②、道路事業に係る新年度以降の整備予定及び今後の整備計画についてでございますが、予防保全的な観点から、日常定期的に点検を実施しております。新年度につきましては、大曲団地生活道路舗装補修、ウタシュナイ線舗装改修(本町地区)及び歌志内公園線舗装補修の実施を予定しております。今後は、日々の修繕、苦情件数や重車両の交通量を考慮しながら、損傷が軽微なうちに補修を行うことで、道路全体の長寿命化を図り、将来の維持管理コストの縮減と道路の安全・安心な通行を確保してまいります。次に2、「健康で幸福を感じるまち」。交流・関係人口の拡大の①、交流人口を増やす取組を、今後さらなる連携強化に向けて、具体的にどのような方法を考えておられるのかということにつきましてでございますが、市内の各種イベントにおきましては、まちおこしなどとして、まちににぎわいをもたらすため、各諸団体等が主体となり伝統行事などが実施され、並々ならぬ御尽力をされているものと認識しており、敬意を表する次第でございます。市といたしましては、高齢化などによる担い手不足を解消するため、市職員の積極的な参加を促すとともに、地域の人々とのつながりを持てる大変重要な取組であり、地域社会を支えるイベントに対しましては、引き続き必要な支援・協力を行ってまいりたいと考えております。次に2、「健康で幸福を感じるまち」。高齢者福祉の充実の②、歌志内市デイ・サービスセンターの今後の方向性についてでありますが、今後の進め方につきましては、まず市民の皆様に対し説明の機会を設け、御意見を伺いながら検討を進めてまいります。その上で、関係事業者とも協議を行い、今後の対応について整理してまいりたいと考えております。スケジュールにつきましては、現在の指定管理期間の延長が令和8年度までとなっておりますことから、令和9年度以降の運営に支障が生じないよう、本年秋頃を一つのめどとして一定の方向性を示すことができるよう検討を進めてまいります。なお、施設の在り方につきましては、利用者をはじめ市民の皆様の理解を得ながら進めていくことが重要であると考えておりますので、丁寧な説明と意見の把握に努め、関係機関と調整を図りながら、よりよい方向となるよう取り組んでまいります。次に3、「魅力を育み伝えるまち」。観光産業の振興の①、株式会社歌志内振興公社が経営するチロルの湯につきましては、同社の経営を安定させるために、どのような支援が具体的に必要であると考えているのかについてでございますが、歌志内振興公社が運営するチロルの湯につきましては、開設から30年余り─ 81 ─を経過することから、施設等の老朽化は深刻な状況にあるものと認識しており、運営する歌志内振興公社より都度状況の報告を受けながら、安定した施設運営のための支援を行っておりますが、一昨年に主たるボイラーの故障により、緊急にボイラーの更新や設備の改修を行ったところであり、施設の大規模改修につきましては、喫緊の課題であると市としても強く認識しております。このため、地域おこし協力隊員の派遣による効果的な運営支援を行うとともに、同社への必要な支援を継続的に行い、同施設や周辺施設を含めた将来ビジョンについて、市民の皆様方の御意見を聞きながら、支援の在り方などについてお示ししてまいります。次に、産業の創出と振興の②、これまでに産業振興アドバイザーからどのような具体的な助言や提言があったのか。また、今後、それらの情報や助言をどのように活用していくのかについてでございますが、歌志内市産業振興アドバイザーにつきましては、本市の産業振興に係る課題等に対し、専門的かつ客観的な視点から助言及び指導等を受けているところであります。これまでには、産業振興アドバイザーの人脈を生かした企業等の紹介を受け、連携した事業を模索したところでありましたが、企業側の意向などの事情もあり実現には至っておりません。現時点で具体的な成果には至っておりませんが、これまでの取組を踏まえ、引き続き効果的かつ実効性のあるアドバイスをいただきながら、誘致実現可能な企業にピンポイントで焦点を当てるなどの企業誘致活動に取り組んでまいります。次に、③のワイン用ぶどう栽培事業に対し、農業等振興補助金による継続支援のほか、同補助金以外に具体的にどのような支援が必要であると考えているのかについてでございますが、ワイン用ぶどう栽培事業への支援などにつきましては、少額ではありますが、農業等振興補助金事業として農業経営の安定化などを目的に財政支援を行うほか、企業の笑顔応援補助金制度などの活用による支援を行っております。また、収穫時などの6次産業化への支援の一つとして、市職員などのボランティアの呼びかけや、地域おこし協力隊の栽培等の技術習得による事業拡大などの支援を行ってきたところであります。今後においても、引き続き必要な支援・協力を行ってまいりたいと考えております。次に、シティプロモーションの推進の④、情報共有やニーズ把握などの各会議の開催回数、参加者数についてでありますが、令和7年度中の見込みを含めた各事業における実績といたしまして、まず、地域の課題などを語り合う歌志内/夢・まち未来会議につきましては、計4回開催し、延べ49名、実人数では11名の方に出席をいただきました。次に、市と町内会連合会との情報交換会におきましては、4回の開催に対して、延べ72名、実人数24名の町内会・自治会役員などの皆様に参加いただき、意見交換を行ったところでございます。また、歌志内学園の児童生徒を対象とした語る会につきましては、児童と生徒それぞれ1回ずつの計2回開催し、児童7名、生徒4名の参加を得て、子どもたちの視点による貴重な意見を伺ったところであります。このほか、ふれあい市長室につきましては、1件の申込みに基づき1回開催し、参加された7名の皆様と直接対話を行いました。これらを通じて頂いた御意見や御要望などは、市政運営や各施策の検討に際し、活用させていただいております。なお、まちづくり懇談会につきましては、年度末となりましたが、今月の24日火曜日から全4日間の日程で開催することとなっております。─ 82 ─次に、⑤のまちづくり懇談会の定期開催についてでありますが、まちづくり懇談会につきましては、市政の重要施策や大規模事業といった特定の事案が生じた際に、情報共有や意見集約を行う場として位置づけております。一方で、日常的な地域課題の把握につきましては、定期的に開催されております町内会連合会との情報交換会などを通じて連携を図っているところであります。定期開催としない理由でありますが、開催そのものを目的化するのではなく、議論すべき事案がある際に開催することで、対話の質と実効性を高め、常に目的ある対話の場とするためであります。特段の懸案事項がない中での定期開催は、結果として市民の貴重なお時間をいただくにふさわしい場を維持することが難しくなると考えております。今後におきましても、日常的な対話と重点的な対話を適切に使い分けまして、事案の重要度や緊急性に応じて柔軟に開催してまいります。次に、⑥の広聴活動の重要性についてでありますが、議員御指摘のとおり、総合計画の基本理念を実現するためには、市民の皆様への的確な情報共有と、その声を伺う広聴活動が重要であると考えております。市民の皆様がまちづくりの主役として参画いただくためには、まず行政が何をしようとしているのかなど、情報を丁寧にお届けすることが不可欠であります。市といたしましては、広報紙やホームページ等の活用に加え、各種対話の場を通じた直接的な情報共有に努めているところであり、広聴活動におきましても、特定の懇談会の開催のみならず、多層的な接点を持つことが重要と考え、未来会議や次代を担う子どもたちとの語る会といった多様な場面を通じて、ニーズの把握に努めております。情報を共有し、お寄せいただいた意見等をいかに市政に反映させるかということを常に意識し、今後とも、より効果的な手法を選択しながら、市民の皆様とともに基本理念に掲げるまちづくりを目指して、最善を尽くしてまいります。私からは以上でございます。

答弁 教育長 織田靖雄

-登壇-それでは、佐藤議員の一般質問にお答えをいたします。教育行政執行方針について。1、「社会教育の充実」。芸術・文化の充実の①、大正館やその展示物の寄贈についての現時点での進捗状況についてでありますが、絵画については、本市ゆかりの一部の芸術家から要望を伺っておりますが、まず展示することを最優先と判断し、コミュニティセンターの展示コーナーに展示することを考えております。大正館につきましては、展示品のリスト化が必要であり、その作業を令和8年度中に実施し、継承できる体制を図りたいと考えております。以上でございます。

質問 2番 佐藤良治

御答弁ありがとうございました。私の通告が上手に伝わっていなかったのか、聞きたいことが答弁1回目で頂戴できていない部分もありましたので、確認を含めまして順次再質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、市政執行方針に係る件名の一つ目、「安全で持続的なまち」の質問の①、市庁舎の関係になりますが、この関係については、これまでも市民の方々からも、市役所の庁舎は建て替─ 83 ─えるの? などといった話が、私のもとにも少しずつそういった声が届いております。その話がどこから発信されているものなのかは、私たちも正式には何もお聞きしていないことから、そういった話が一部ではありますが、市民の方々でなぜ話し合われているのかはよく分かりませんが、私としても、市民に聞かれた場合には、ある程度の情報を持ち合わせ、対応しなければならないと考えておりますので、もう少し詳しくお話をお聞きしますが、市として建て替えが必要と認識されているのか、それとも耐力度調査の結果、改修するなどして現庁舎を活用していくことが現状では可能と考えているのか。もちろん市庁舎は市民の方々の、市民が利用する市民の財産なので、今後しっかり意見集約を含めて、様々な手続や手順が必要になるのは十分分かりますが、担当課では現状、建て替えが必要と考えているのか、それとも違う考え方を持たれているのか。先ほどの答弁では、年度内をめどに一定の方向性を決定するといった答弁がございましたが、いま一度、現時点における担当課としての考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 三浦悟

庁舎の整備の方向性につきましては、耐力度調査において耐震改修により一定の強度は保たれているということでございます。ただ部分的に老朽化が著しいということで、そこの部分については柱というか外壁の部分についても老朽化の著しい部分があるということで、このまま使うには破損する可能性が十分あるというような状況でございます。私どもとしましては、このまま黙って使っていくということはちょっと難しいのではないかなと考えておりまして、耐力度調査にもありましたとおり、このまま使用していくには一定程度の改修が必要だよと答えもいただいておりますので、改修で済ませるのか、それとも、一部既存施設を利用した部分的な新築でいくのか、それとも、まるっきり移転新築等を考えるのか。この部分につきましては、職員を対象にした意見聴取で、今集計中ではございますけれども、様々な意見がございます。私どもとしましては、それらも勘案しながら、答弁にございますように、令和8年度中には一定の方向性を決めていきたいと考えております。

質問 2番 佐藤良治

この庁舎の関係は、昨年、耐力度調査を実施して、老朽化が顕著で早急な修繕を要するという指摘がなされているという状況です。市政執行方針にもその旨記載されておりますが、この関係は老朽化が著しくて早急な修繕が必要だといった調査結果、判断結果を受けて、私はちょっと急ぐ案件なのではないかなと理解するところでございますが、調査の結果が出て、庁内検討委員会において協議を進めているという答弁がございましたけれども、あまり進捗しているように、私、正直見えない状況です。あまりにも期間が空いているので、正直どうなのだろうというのが私の感想であって、そういった話が市民の間に広がっていっているのではないかなと、私自身は考えているところでございます。いま一度お聞きしますが、昨年、耐力度調査を実施して、老朽化が顕著で早急な修繕を要すると指摘されていて、市としてこの調査結果を受け、この間、庁内で検討されてきた内容について、もう少し具体的に、どのような協議がされて、どのような検討がされてきたのか、その辺、もう少し具体的にお聞きすることはできませんか。

答弁 総務課長 三浦悟

答弁にございます庁舎整備庁内検討委員会の前段階といたしまして、市長をはじめ管理職員、所属長を集めた中で話は実際にはしております。その際には、庁舎はこのまま改修等をしても十分な耐用年数を得られるのか、そこら辺全く不透明な状況でございますので、その中では、一部施設を使った部分的な新築がよろしいので─ 84 ─はないかというような話もございましたけれども、庁舎を利用している職員の意見を広く募集した結果と申しますか、その内容的には、部分改修で済ませたほうがよいのではないかとか、様々な意見がございまして、そこら辺を無視して進めるわけにはいかないなというような状況でございまして、きちんと検討する必要があるのではないかと考えて、このように進めているという状況でございます。

質問 2番 佐藤良治

いずれにしても、現状では何も決まっていないといったことで、これは先ほども申し上げましたけれども、ちょっとスピード感を持って取り組んでいかなければならないのかなとは、私自身考えているところでございます。次に、②の道路事業の関係についてお聞きしますが、この道路の関係も、私は市道の整備の関係で何度か質問させていただいておりますが、市道の点検、巡回パトロールや点検パトロールですか、先ほどの答弁では、予防保全的な観点から日常定期的に点検を実施していると、そういった答弁がございましたけれども、大体どのぐらいの頻度で実施しているのか、正直疑問に感じているところでございます。市民からは、路肩が崩れている、また、町内会からの要望で修繕してほしいなどといった要望がなされる前に、きちんとパトロールして点検作業を実施して、危険と思われる箇所は事前にきちんと整備することが、私は必要だと考えております。市民からの通報につきましては、不測の事態といいますか、緊急的なものであって、やはり日々の点検が私は重要だと考えていますが、そういった道路の点検はどのぐらいの頻度で実施されているのか、その辺について改めてお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長 佐渡憲博

道路につきましては、市民からの通報、要望というものは重要な情報として活用しておりますけれども、日々のパトロールといいますと、この時期、雪解けになると、除雪によって、その影響で道路が傷んでいるという状況が春先にはどうしても起きます。まず年度当初はこの時期に行っております。あと、日々につきましては、道路に限らずですけれども、全市的に道路以外にも川もそうですし、公園等いろいろなものがありますので、市内全域のパトロールということで定期的に行っているという状況であります。これは必ず月に何回とか、週に何回とかと決めているものではありませんけれども、そのときの状況に応じてパトロールを行っているという状況でございます。

質問 2番 佐藤良治

市政執行方針の中では、舗装の維持補修等を行うなど、安全な通行を確保するとなっておりますが、安全な通行を確保するためには、舗装を直すことも、壊れた場所を直すことも必要ですが、まずは事前に安全を確保するために定期的なパトロール、点検ではないかなと私は感じております。私は現状の市道の状況からして、維持補修では改善ができない箇所も多くあると認識しています。新年度では、先ほどの御答弁の中で、大曲団地の生活道路舗装補修、ウタシュナイ線の舗装改修、本町地区ですね。また歌志内公園線の舗装補修の実施を予定しているとのことでございますが、その工事の内容については改めて、今後に予定する予算審査の中で議論させていただきますが、市ではそういった抜本的な工事を要する箇所、市道をきちんと把握しているのか。これはもう駄目だよというような場所、危険だよという場所をきちんと把握されているのか、その点について再度お聞きしたいと思います。

答弁 建設課長 佐渡憲博

まず、市道全域、全市的に全ての道路が安全に整備されていますよというのは、まずは正直なところ、申し上げられないところですけれども、道路の抜本的な整備につきましては、全ての道路を一度に更新するということは、財政的には現実的ではないと思いますことから、道路の損傷状況、交通量、地域住民の利用状況などを総合的に勘案して、優先順位を定めながら段階的に整備を進めているという状況にあります。今、議員がおっしゃったように、損傷が著しく大きな箇所、ここの修繕を行うという一方で、損傷が割と軽微な部分、これは先ほども申し上げましたけれども、予防保全型といいますか、そういった著しくどうしても直さなければならない部分と、割と軽いけれども、今のうち直したほうがいいというような状況、そういった両面から修繕を行うことで、道路の長寿命化が図られるのではないかなと考えております。したがって、道路の利用状況、あるいは劣化状況、こういったものを的確に把握しながら、計画的な修繕、改修を進めながら、市民の安全・安心な通行環境の確保に努めてまいりたいなと思っております。

質問 2番 佐藤良治

道路は市民の日常生活に欠かせないインフラであります。災害などの不測の事態に備えて道路整備をしていくことが必要であります。私たちの市では、今も記憶に残っている出来事でございますが、平成27年に大きな水害に見舞われています。その際には市庁舎も川の水があふれて1階の部分が水につかっております。その関係から、先ほど質問した庁舎の建て替えが想定され始めてきたのではないかと思っております。あのときは柴田市長も経験されていますが、市内の各地で道路が水没したため、職員の半数以上の方が災害対策本部が立ち上がっても出勤することができない状況でございました。消防活動にも相当な支障を来すような状況であったと思っております。そういった水害を経験しているので、私はやはり迂回路といいますか、道路が寸断されない整備計画、水害時に道路が寸断されない迂回路が必要ではないかと考えております。単に舗装の維持補修のみではなくて、そういったことも想定し、慎重に道路整備事業を進めていくことが、私は必要と考えていますが、改めて、そういった考え方についてお尋ねしたいと思います。

答弁 建設課長 佐渡憲博

道路を整備するということは大変高額な予算が必要になってくるという部分もあります。限られた財源の中でございますけれども、道路状況を的確に把握しながら、生活環境、施設の状況、災害の状況、そういったものを勘案しながら、道路資産を長く有効に活用していくということが、今後の私たちの務めかなと思います。議員御存じのように、歌志内市は一本道でありますので、迂回に関しては、またこれもちょっと難しい部分、難しいといいますか、可能な箇所とまたそうでない箇所があるのかなと思いますので、いずれにいたしましても、市民が安全に生活できるように、そういった部分も今後考えていかなければならないなと認識しております。

質問 2番 佐藤良治

次に、件名の二つ目、「健康で幸福を感じるまち」の①、交流人口を増やす取組の関係になりますが、先ほど頂戴した答弁では、もう少し具体的な取組内容についてお聞きしたつもりでございましたが、先ほどの答弁では、高齢化などによる担い手不足の解消をするため、市職員の積極的な参加を促す、また、地域社会を支えるイベントに対しては、引き続き必要な支援・協力を行ってまいると、そういった答弁でございましたけれども、もう少し踏み込んだ答弁をいただけるのかなと私は考えておりました。─ 86 ─私は、当然のことながら連携は重要であって、何事も連携しなければ事は前に進まないものでございますが、その連携をするにしても、昨今の状況からして、きちんと連携というものがなされていないように感じているところでございます。連携とは人や組織などが共通の目的達成のために連絡を取り合い、協力して物事を進めるものであり、単に共同作業を行うだけのものではなくて、役割分担や情報共有を通じて相乗効果を生み出すもの、私はそういうふうに連携とは捉えております。今回は、交流人口の増加に向けた取組について、諸団体と連携するとのことでございますが、その目的がきちんと連携した中で、関係事業者ときちんと共通認識を持った中で取組を進めようとしているのか。私は、単に先ほど申し上げた共同作業を行うためだけの連携になってしまっているのではないかなと思っているところでございますけれども、その辺の考え方が正直分からない部分がございます。市として、事業者や諸団体と連携するに当たり、どういった視点で取組を進めているのか、再度考え方をお尋ねしたいと思います。

答弁 産業課長 山川勉

イベントとかを行った後に、各団体からの求めに応じて、必要とあればフィードバックを行ったりして、よいところはさらによく、うまくいかなかった部分につきましては改善し、よりよい関係を構築していきたいと考えております。

質問 2番 佐藤良治

私の質問の意図が伝わっていないようですけれども、連携と掲げている以上、単純に共同作業として物事をするのではなくて、連携と掲げている以上、きちんと共通認識を持って連携することによって、お互いにメリットが生まれるような、そういった相乗効果を生み出すことが、私は連携だと考えているのです。市が考えている連携とは、どのような認識を持たれているのか、もう一度お聞かせいただきたいと思います。

答弁 産業課長 山川勉

各団体とお互いにメリットのあるような形のものをできるようにとは思っておりますけれども、例えば市ができることは市がやる、諸団体のほうができることは団体のほうがやって、お互いに相乗効果によりメリットというか、イベントがうまくいくような形を行っていきたいと考えております。

質問 2番 佐藤良治

課長の今の答弁だと、共同作業でしかないと思うのですよ。やはりお互いにメリット、ウィン・ウィンになるような、そういった形を目指すのが、私は連携だと思うのですよね。言葉の連携は、広い意味を持たれていて、連携とは私とは違うイメージを持たれている、それはそれぞれかもしれないですけれども、私の考えている連携とは、先ほど申し述べた点だと思っているのです。山川課長は私と違う視点なのかな。東所副市長、連携とはどういうふうにお考えになりますか。

答弁 副市長 東所勝則

今、佐藤議員がおっしゃっておりました各団体と行政が連携しながら、各種イベントを含めて進めていくということは大変重要なことだと私も認識しております。その連携ということでございますけれども、これは佐藤議員がおっしゃるとおり、単なる作業の連携ということでは決してございません。あくまでもこれはそのイベントなり行事の目的や戦略、何をもってそこをやるかということをお互いに共有するだけでは連携にはならないと─ 87 ─いうことでございます。もちろんこれには参画とよく言われますけれども、共同で参画するまちづくり、共同で参画してイベントをつくり上げていくということが絶対的に重要なことでありまして、お互いに企画を出し合いながら、そこで検討していくという場の中にお互いが入らなければ、連携をして一つのものをつくり上げていくということにはなかなかならないと、私はそう認識しております。今回4月から新しい総合計画がスタートいたしますけれども、その前につくっております観光振興計画というのは、まさにそういったことを課題に掲げておりまして、それをどういうふうに実現していくかということで、まだその一端が、何回かお話しさせていただいていると思いますけれども、観光まちづくり推進会議というものを設置して、市内の各種団体なり、事業者の方を集めて協議をする。この協議をするのは、観光振興計画を推進するという目的は大きなものがありますけれども、そういった情報交換の場でもあり、行政とそういった方々と連携するという意味でも非常に重要な組織であると認識しておりますので、そういったところから、今度は個別に地域なり、各イベントなりを実施している団体と、そういったことで組織にも参画してもらうとか、そういったことは今後ますます広げていかなければならないと認識しておりますので、あくまでも交流人口、にぎわいをつくるということにつきましては、市民一人一人もそうですけれども、そういった団体の方々と一緒に行政が手を携えてやっていくということが重要だと認識しております。

質問 2番 佐藤良治

今の連携ということで、副市長のほうから御答弁いただきましたけれども、これは本当に共同作業という考え方だと、なかなか作業で終わってしまうので、今、私の申し述べた部分、副市長が答弁した部分、きちんと連携とはというのを念頭に置いて、イベントだとかそういった催し、連携が大事なのだよという意識を持って、交流人口の増加に向けた取組をお願いしたいと思っております。次に、高齢者福祉の充実の質問②、デイサービスの関係になりますが、先ほどの答弁で、秋頃をめどとして方向性を決めるといった御答弁がございました。また、市民の理解が得られるように努力して進めるといった趣旨の答弁であったと理解いたします。私はやはり施設の利用者、市民の方々の理解が重要と考えており、きちんと説明を尽くして理解を得るプロセス、また、公の施設を事業所とするのであれば、行政としての事務的なプロセスをきちんと踏んでいくことが必要だと考えております。内部改修するなどして譲渡する考えであれば、その点についても工事費を含めて説明することが必要だと私は考えており、より丁寧で慎重な説明、プロセスが求められるものと認識しております。いま一度、その手続の進め方について、先ほどと繰り返しの答弁になろうかと思いますが、再度お考えをお伺いしたいと思います。

答弁 保健介護課長 加瀬卓也

ただいま議員から御指摘のあったとおり、市のスタンスといいますか、方向性、こちらをまず明確にいたしまして、それを市民並びに利用される方、またはその御家族の方に対して丁寧に御説明し、その理解を得た後に、その方向性を実現をしていくということで、議員御指摘のとおり実施してまいりたいと思います。また、さらに施設の運用の仕方のプロセスに関しましても、議員からの御指摘のとおり、整理してまいりたいと考えております。

質問 2番 佐藤良治

次に、件名の三つ目、「魅力を育み伝えるまち」の観光産業の振興の質問①、チロルの湯を経営する株式会社歌志内振興公社の関係になりますが、同社の関係につきましては、私はこれまでも何度も質問させていただいております。私が議員になって一番初めに質問した内容が、まずは民間からの取締役就任の関係であります。この間、何度か質問を繰り返しておりますが、市として、株主として前向きに取り組んでいるようでありますが、いまだ民間からの取締役就任には至っていない状況ではないかと思っております。私の記憶では、平成26年に大規模改修を行い、リニューアルオープンして以来、その後に大きなリニューアルは行っておらず、現状では答弁にもあるとおり、施設の大規模改修につきましては、喫緊の課題であると市も強く認識していると、そういった状況でございます。しかし、大規模改修を行うためには、取締役会において協議を重ねて、株主総会でその経営の方向性を決定した中で、最終的には、私は施設存続に向けた改修工事を行うことが必要ではないかなと考えております。私が取締役の関係を質問し、市からも、私と同じく民間からの取締役就任が必要との答弁を頂戴してから、3年以上経過しているのかなと思っております。私は、民間のノウハウを取り入れるのが同社の経営の安定化に資するものと強く考えているところでございますので、この点も恐らくこれまでの答弁の繰り返しになろうかと思いますが、改めて、民間からの取締役就任についての見解をお伺いしたいと思います。

答弁 産業課長 山川勉

今、議員のおっしゃった民間からの外部取締役の関係でございますけれども、今までの御質問の答弁でもありましたとおり、過去から数人に取締役の申出を行っておりますけれども、御本人の都合や会社の都合により、なかなか就任を引き受けていただくことができておらず、現在に至っております。

質問 2番 佐藤良治

チロルの湯に関しては、今ほど答弁がございました取締役の関係を含めて、市としても必要だよということで、これまでも前向きな答弁を頂戴していたにもかかわらず、何人かにお声がけしたけれども、お断りされたという部分もございますが、そういった懸案事項、必要なことが何も進展していない中で、ここに来て唐突に行政常任委員会において、入館料の値上げの話が出てくることに、そもそも私は疑問に思っております。疑問というよりも、柴田市長、これは不信感です。この関係は、私もちょっと強い言葉を使わせていただきますが、やるべきことをないがしろにして、目先のことを優先させるといいますか、チロルの湯を今後どうしたいのか。大切な観光施設を維持継続したいといった考え方は、私も同様でありますが、どうしてもその進め方が理解できないのかなという部分で、市長の考え方に疑問を感じております。チロルの湯を今後どうしたいのか。本市にとって大切な観光資源、市民の憩いの場として将来的にどのようにしていくのか。現状ではその辺の考え方が全く見えない状況でございます。東所副市長は振興公社の代表取締役でありますが、この議場の場には会社の代表取締役ではなくて副市長として議会に出席しており、その立場でこれまで答弁され、私と考え方に大きな違いはないとこれまで認識してきました。いま一度、チロルの湯を運営する振興公社、そして、本市にとって大切なチロルの湯を将来的にどうしたいのか。改めて、その方向性について考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 副市長 東所勝則

今、佐藤議員から御指摘があったとおり、いろいろ事情もあり、なかなか民間の方を取締役に就任できていないという事情は御理解いただいていると思いますけれども、来期に向けては実現できるよう進めるように会社のほうには伝えていきたいと思っております。それから、市といたしまして、チロルの湯の取扱いの関係でございますけれども、これはもう皆さん御存じのとおり、もともと直営でやっていた施設ということで、これは市民にとりまして憩いの場であり、交流施設であって、かつ今となっては観光施設ということで、交流人口を稼ぐための市内唯一の日に350人程度の方が訪れるという、非常に大切な施設であると市では認識しております。それと同時に、高齢者の方の健康と温泉、食も含めて、そういったことも、ここの施設が担っていると、私たちも市としては認識しているところでございます。ですので、この施設の経営の安定ということが、将来ともに持続的に経営を安定的に行うことが、市としても責務があるのかなと考えております。今後につきましても、先ほど議員からの質問にありましたとおり、非常にもう30年を超える老朽化している施設でございますので、近隣の市町の施設を見ますと、フルリニューアルするようなところも出てきております。ただ、それに関しましては、市の支援の限界ということもございますので、その辺のところはまだまだこれから検討しなければならないと考えます。いずれにいたしても、毎年6月の第2回定例会に決算を皆さんのほうに御報告しているところでございますけれども、これは市からの経営支援というか、支援をなくして維持することはなかなか難しいことは御承知のとおりかと思います。そういったことも含めて、市といたしましては、可能な限り支援をしながら、市民の憩いの場となっているこの施設を維持存続させるということが必要なことかなと認識しているところでございます。

質問 2番 佐藤良治

振興公社の経営を安定化させるためには、やはり先ほど申し述べた点をしっかりと取り組んでいただいて、答弁にもありますとおり、将来ビジョンをきちんと方向性を決めた中で、それに対して必要な支援を行っていくよと。それが結局将来ビジョンがきちんとできないから、断片的な支援でしかないのかなと。副市長、市としても限界がありますよという御答弁がありましたけれども、でも、市は100%出資ですから、やはりきちんとそれを行使するに当たっては、市民の声をやはり聞かないと駄目だと思うのですよね、議決権を行使するに当たっては。だから、その辺、副市長も十分御承知のことと思いますけれども、きちんと将来ビジョンを考えた中で、支援の在り方、経営の安定化につながるような支援を検討いただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。次に質問の②、産業振興アドバイザーの関係になりますが、あと1年で露頭炭の採掘事業が終了してしまい、本当の意味で長らく石炭とともに栄えてきた本市の石炭という歴史が幕を閉じようとしています。このような状況から、私は新たな産業の創出は当然のことながら急務な状況であって、アドバイザーからの意見や頂戴した情報提供は、対象企業を選定するまでもなく積極的にアタックといいますか、アドバイザーの仲介の下、企業訪問を繰り返し、誘致に結びつけることが必要ではないかと考えています。現状、市の職員が足りていないと、不足していることは承知していますが、今こういった状況だからこそ、企業誘致に特化したグループを組織して、日々アドバイザーから情報提供を受け連携した中で、企業誘致活動に行くべきだと考えておりますけれども、その点について見解─ 90 ─をお伺いします。

答弁 産業課長 山川勉

今、当市の産業振興アドバイザーを委嘱させていただいております方は、豊富な知識と幅広い人材をお持ちの方であり、歌志内市の産業振興に寄与したいと無償で助言をいただいております。また、専門的かつ客観的な視点からも助言や指導を行っていただいております。その中で、頂いた助言の中のものを今後も大事にしていき、それを糧に企業訪問や企業誘致もこれから行っていきたいとは考えております。

質問 2番 佐藤良治

特化したグループを組織して取り組むべきではないですかという質問に対しては。

答弁 産業課長 山川勉

すみません。特化したグループの創設につきましても、今後庁内で検討してまいりたいと思います。

質問 2番 佐藤良治

企業誘致は、私も担当していたことがございますが、すぐに答えが出るものではありません。長い目で、長い努力の積み重ねが必要であり、相手企業との交渉を積み重ね、結果に結びつくものだと考えております。その苦労は、私も歴代の先輩から教わってきたことでございまして、東所副市長もこれまでの経験から十分に認識されているものと思っております。企業に訪問しても、玄関先で帰されるような経験も過去にはあったと思います。そのような難しい課題だからこそ、アドバイザーの知恵を借りて、多くの企業訪問を繰り返していただき、結果に結びつけるような取組が必要だと私は考えておりますが、アドバイザーの活用を通した企業誘致活動について、もう一度、再度考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 産業課長 山川勉

議員のおっしゃるとおり、アドバイザーから頂いた意見を最大限に尊重しながら、先ほども答弁させていただきましたが、アドバイザーの方の豊富な知識と幅広い人材を生かしたアドバイスを受けながら、今後も企業誘致活動や企業訪問をぜひ増やしていきたいと思っております。

質問 2番 佐藤良治

次に、質問の③のワイン用ぶどう栽培事業の関係になりますが、市で試験栽培を行い、その後に民間事業者に譲渡して本格栽培に結びついたものでございます。市では、ワイン特区の指定を受け、昨年、醸造施設も建設され、いよいよぶどうの栽培からワインの醸造まで本市で完結することになります。本当にこれまで土づくりから始めた事業者の方のひたむきな努力に敬意を表するところでございます。昨年も同様の質問をしておりますが、本市は法律に基づく指定要件を満たしていないことから農業振興地域の指定を受けておらず、また、農業協同組合がなく、市には農業委員会もないことから農業経営には不利なことが多くあると思っております。民間企業が相手になるので、行政としての支援に限界があることは承知していますが、引き続き可能な限り支援やサポートすることが必要と考えており、状況によっては、全国的には法律に基づく農業振興地域の指定要件を満たしていない場合においても、特例により地域指定を受けている地域があるようでございます。今後は、そういった取組も視野に入れて支援策の検討を進めていただきたいと考え─ 91 ─ておりますが、見解をお聞かせください。

答弁 産業課長 山川勉

歌志内上歌ヴィンヤードのワインにつきましては、昨年収穫されたブドウを使ったワインが、デンマーク・コペンハーゲンの世界的なミシュラン三つ星レストランのノーマというレストランに採用されております。これは大変な快挙であり、上歌ヴィンヤードのワインの味が世界的に認められたと思っております。市としましても、この日本一小さな市のワイナリー、歌志内ワイン特区で造られたワインを市を挙げて応援したいと思っており、市内外イベントやマスコミ、広報、SNSを通じて市内外にPRしていきたいと考えております。

質問 2番 佐藤良治

課長、先ほどから私とかみ合っていないですけれども、私が言いたいのは、農業振興地域の指定のこと、そういった支援も考えてねと。特例で要件を満たしていなくても、農業振興地域の指定を受けている自治体もありますよと、そういった部分にもチャレンジすることによって、いろいろ有利な農業施策を受けることができますよという、そういった趣旨の質問なのです。イベントとかでPRしてやっているのは当然のことですよ。ちょっと私とかみ合っていないので、副市長、どうですか。

答弁 副市長 東所勝則

上歌ヴィンヤードのワイン用ぶどう栽培事業に対する支援ということで、1回目の答弁にもありますとおり、少ないながら農業振興補助金ということで、財政的な支援を若干させていただいているという実態でございます。今、佐藤議員がおっしゃるように、農業振興地域への特例的な指定を受けられないかということに関しましては、北海道を含めて要請というか、そういうことが可能かどうかも含めて要請をしていきたいなと思いますし、これは上歌ヴィンヤードのほうからも、実は以前からそういった支援、国なり道からの支援が受けられないかという地域指定を含めて、今、合同会社ということで設立されておりますけれども、農家というくくりになれないかということで、そういった御相談を受けているということも実際にございます。そういったことが可能かどうかというのは、これまでも調査・研究はしているのですけれども、なかなか行き届いていないという実態でございますが、これは当然、歌志内市にとって本当に少ない一次産業を守っていくということは重要であると思いますので、これからも、こういった市だけの支援ではなくて、関係上級官庁への要請も含めて、粘り強くそういった支援を受けられるように、市のほうも努力してまいりたいと思います。

質問 2番 佐藤良治

ぶどう栽培事業の関係については、取組方によっては、今回を契機として、新規就農者の確保や、また、状況によっては既存事業者の経営の多角化にも期待できる事業だと、私は思っております。市内の既存事業者が何かブドウ栽培関連で経営の多角化、関連産業の裾野を広げる、既存事業者の異業種への参入といいますか、そういった形による事業投資も十分に可能性があるのではないかなと考えております。そういった考え方も視野に入れて、先ほど申し上げた農業振興地域の地域指定も含めて、支援やサポート体制を考えていくことが必要ではないかなと考えているところでございますけれども、再度、副市長の見解をお聞きしたいと思います。

答弁 副市長 東所勝則

議員おっしゃるとおり、これはもう言うまでもなく、行政だけでは─ 92 ─なくて、この辺の制度の優遇なども含めて考えますと、これは議会の議員の方々も一体となって、やはり北海道や国に対して要請するべきことがあろうかと思いますので、その際にはぜひ御一緒に御協力いただきたいと思います。これは議員おっしゃるとおり、前々から6次産業化へ、市が今までそれを目指してきたことでございますので、ワイン特区を活用して新規参入の方も迎えられるような、そういった体制のことからも大変重要だと思いますので、今後とも粘り強く努力してまいりたいと思います。

質問 2番 佐藤良治

次に、シティプロモーションの推進ですが、質問④の関係になります。先ほどそれぞれの会議の開催実績や参加人員、実人数をお聞きしました。この実績について、会議の開催回数が多いとか少ないとか、また参加者が少ないだとか、そういった論評はしませんが、私はこれまで何度も定期的に市民の方々の声を聞く場を設けるべきだと申し上げてきましたが、柴田市長がかたくなに設けないこと、定期的にまちづくり懇談会を開催しないことに疑問を持っております。先ほどの答弁では、定期開催としない理由として、開催そのものを目的化するのではなく、議論すべき事案がある際に開催することで、対話の質と実効性を高め、常に目的ある対話の場とするためと。また、特段の懸案事項がない中での定期開催は、結果として市民の貴重な時間を割いてしまうと。そういったことを定期開催としない理由として挙げられておりました。私の感覚違いなのか分かりませんけれども、これは市から情報提供する広報活動の考え方であって、私がこれまで何度も申し上げていることは、広報活動ではなくて、市民の声を聞く広聴活動のことを質問しているところでございます。これだけ私は事あるごとに市民の声を聞きましょうと訴えてきたつもりでありますけれども、市政執行方針では、昨年同様に、まちづくり懇談会については必要に応じて開催すると、そういったことになっております。これまで私の質問に対する答弁では、ちょっと前向きに検討するみたいな答弁を繰り返しいただいていたと思いますが、私は柴田市長にはきちんと市民の方々と向き合ってほしいと考えて、これまで質問してきている部分なのです。その辺の認識について、これまで柴田市長からは何度も答弁をいただいていて、基本的な考え方は一致していたと認識していましたが、ここに来て答弁の最後に、日常的な対話と重点的な対話を適切に使い分け、事案の重要性や緊急性に応じて柔軟に開催すると。どうしてこういった答弁になるのかなと、正直私は理解できないところでございます。そうであれば、まちづくり懇談会はそういった考え方で開催していただいて、別に市政広聴会とか、そういった名称を別につけて市民からの声を聞く場を設けてはどうかなと。市として、広報ではなくて、何度も申し上げますけれども、広聴活動の取組について、もう一度改めて考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 市長 柴田一孔

まちづくり懇談会という部分で、定期的にやるべきだということの御意見でございます。るる説明をさせていただきましたけれども、昨今は情報交換会という、町内会連合会と、これは議会の開催の後にいろいろ情報を提供するということで行っておりまして、その他の中で、地域の要望を聞く、そういった場面も設けているところでございまして、河川の木々の伐採とか、蜂の駆除、熊の関係とか、いろいろ要望をいただいている中で進めているところでございます。また、夢・まち未来会議も4回ほど開催し、若い方の意見も伺えるという部分もございます。また、様々なまちづくりの計画に際してのアンケート調査、これも多くの市民の皆様から─ 93 ─の意見を聞けるということで、非常にここに来て重なっているといいますか、結構重複している部分がございまして、改めて、一堂に会するような開催をしても、今までの実績からするとそう集まらないということも踏まえて、必要な会議、全市民を対象にしたある程度大きな事業をやる、これには、そういった場を設けてやったほうが効率的になるのではないかということで、私もいろいろ考えながら、現在としてはそのような状況で進めたいなと思っております。私自身も、春、夏、秋の交通安全運動の際は全ての地域に顔を出して、いろいろ地域の情報、いわゆる困り事がないかということで伺っているところでございます。そういう意味では、それがあるからいいということはありませんけれども、広く皆さん、市民の方の声を聞くということで、そういうことも行っておりますので、これについては、議員の御意見をいただいている中で、決してやらないぞということではなく、この件についても十分考慮に入れながら、まちづくりを進めていきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いします。

質問 2番 佐藤良治

市長から御答弁いただいたのですけれども、ここで御紹介させていただきますけれども、御高齢の方になります。「柴田さんが市長になったときは、柴田市長の顔をよく見ることができた。柴田さんを、だんだん市長の顔を見る機会が減ってきたよ。仕事が大変で忙しいと思うが、寂しく感じる」と。私はこのお年寄りの気持ち、よく分かります。柴田市長は市民にそういう思いをさせないでほしいのです。この方は柴田市長を応援していた方だと私は思っております。検討いただけるのかなというような御答弁を頂戴して、市長もあらゆる機会で市民の声を聞いていることは承知していますが、やはり以前にも何回も申し上げていますけれども、市長がまちづくりを進める上で最も重要なのが市民の声を聞く広聴活動だよと、私は考えています。情報発信の取組は、広報活動も重要ですけれども、やはりこれまでの長い日本の文化、特に本市のようにお年寄りが多く小さなまちでは、市民とのコミュニケーション、会話を通してお互いに膝を交えて会話するような広聴活動が、私は必要だと考えております。柴田市長におかれましても、ぜひそういった取組を積極的に進めていただくことをお願いして、次の質問に入ります。もう時間がないのですけれども、次に社会教育の充実の関係になります。本市ゆかりの芸術家が所有する展示物などの寄贈の関係です。これまでこの関係については、他の議員からも質問がなされていたものでございますけれども、この関係について、市で展示物の寄贈を受けるとなってから、もうこれも相当時間がたっているのではないかなと思っております。私の記憶の中では、スピード感を持って取り組んでいただくようにお願いしていたと思いますが、私も、市へ寄贈を希望している展示物を見てきたのですが、確かに作品は多くて整理するのが大変だなと思いますけれども、先ほどの答弁では令和8年度中でしたね、展示品をリスト化して継承できる体制を図るといった答弁でございましたけれども、もう少しスピード感を持って取り組むことはできないでしょうか。再度お考えをお聞きしたいと思います。

答弁 教育次長 鈴木将一

確かに作業は遅れております。絵画だけでも何十点もございまして、さらに大正館のほうもでいったら、御本人も数え切れないほどの作品数があります。絵画からまず展示をと考えまして、それで先に進めさせていただこうとは思っているのですけれども、言い訳して申し訳ないのですが、ほかにもいろいろ作業がありまして、結果的に遅くなっています。御本人への説明も遅くなっております。ただ、令和8年度中には何とかリスト化し─ 94 ─て、絵画については展示スペースをつくって実際に展示してという形でやっていければと考えております。以上です。

質問 2番 佐藤良治

答弁にありますとおり、私も作品の展示物の多さは十分見て分かっていますので、例えば順次展示していくのだったら、展示したものから順次整理して寄贈を受けていくのはどうでしょうかね。あれだけのものを一遍に全部寄贈を受けるのは、私はちょっと困難ではないかなと思っているのですよね。だから、作品をお借りして展示したものから、順次寄贈を受けていく。そういった方法のほうが見える形になるのかな、スピード感を持っていけるのかなと、私は考えているところですけれども、その辺、寄贈の受け方の部分、どういうふうに考えておられましたか。

答弁 教育次長 鈴木将一

寄贈のほうは一遍にと考えておりました。展示はお借りする形で、それで展示している間に何とか保存するスペースも見つけてと考えておりました。ですから、例えば二、三か月展示して、その後、それをそのまま寄贈いただいてという形も何とかできるとは思いますけれども、そこら辺は内部で打合せしたいと思います。

質問 2番 佐藤良治

時間があればもう少し深く聞きたかったのですけれども、質問はこの辺でとどめておきまして、本市出身のゆかりのある芸術家の方々の作品を展示することは、やはり市民が芸術や文化を身近に触れることができるよい機会だと私も考えております。このような取組を可能な限り多く増やしていただくとともに、もう一度言いますけれども、もう少しスピード感を持って取り組んでいただくことを改めてお願いしたいと思います。これで一般質問を終えさせていただきますけれども、柴田市長におかれましては、たまには市民の声に耳を傾けて行政運営を進めていただくことを改めてお願いしまして、私の質問を終わります。ありがとうございます。

出典:歌志内市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる