みんなの議会

歌志内市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日

(1)市職員の人事管理について/(2)高齢者等の熱中症対策について/(3)柴田市長の市政運営について

2024年6月20日、歌志内市議会の一般質問で、佐藤良治議員が「市職員の人事管理について」「高齢者等の熱中症対策について」「柴田市長の市政運営について」について質問し、総務課長 北風是紀、建設課長 佐渡憲博、市長 柴田一孔、副市長 平間靖人が答弁しました。

質問者
佐藤良治 議員
答弁者
総務課長 北風是紀、建設課長 佐渡憲博、市長 柴田一孔、副市長 平間靖人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 佐藤良治

改めまして、お疲れさまです。私自身、昨年6月の第2回定例会において、新人議員として初めて一般質問させていただき、早いもので1年が経過しようとしております。この間、日々議員活動をする中で市役所の皆様方をはじめとして、多くの方々にお世話になっていることについて改めてお礼申し上げます。いまだ不慣れな点もあり、質問内容の意図が上手に伝わらないこともあろうかと思いますが、その際には内容確認しながら有意義な議論を行いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。それでは、通告書に従いまして質問させていただきます。件名1、市職員の人事管理について。地方自治体を取り巻く行財政環境は、地方分権の進展などによる様々な制度改革により、大変厳しい状況へと変化してきています。このような状況を踏まえ、地方自治体には地域の意思と責任に基づく自主、自立のまちづくりが求められており、また市民から行政に寄せられる要望は多様化、複雑化しており、市民ニーズを的確に捉えた対応が求められている状況から、市職員を取り巻く環境は業務が増大するなど非常に厳しい状況となっています。このような状況にあって、効率的な行政運営が求められる中、本市の未来を担う職員においては、限られた人員で昨今の変革の時代に的確に対応するとともに、これまで以上に行政をしっかりと運営する能力が必要になっています。そこで伺いますが、①市では職員一人一人が仕事に対するレベルアップや知識、能力向上などを図るべく、定期的に職員研修を実施していますが、どのような視点で職員研修を実施し、本市の将来を担う人材育成の取組を進めていく考え方なのか伺います。②市では、職員が自発的に行う研修活動に対して補助金を交付して支援していますが、令和4年度及び令和5年度の活用実績を伺います。③市民参画と協働のまちづくりを進めるためには、市民の市政への参画を促進していくことと同様に、職員も地域活動に積極的に参画していくことが必要と考えます。職員も市民の一員という意識で市民目線に立って行動することにより、職場では学ぶことができない新たな気づきや地域の状況を知り、共に地域住民と汗を流すことで職場以外でのネットワークの構築が図られるなど、自分自身のスキルアップにもつながるものと考えますが、職員の地域活動への参画についてどのような考え方を持たれているのか伺います。④高度化、多様化する行政の業務については、専門知識を必要とする場合も多く、職員の能力や適性を生かした人事配置等の人材活用も大切であり、職員の知識、能力、経験を最大限に生かし、プロフェッショナルな職員の育成に向けた取組が求められています。そのような考え方の下、人事異動に当たって職員の適材適所、適性把握はどのような方法で行っているのか伺います。⑤人材の活用においては、職場活動、職員研修、人材評価のサイクルの下に、その成果を次─ 31 ─のステップに結びつけるもので、市民サービスの向上という行政本来の目的に直結するものと認識していますが、今後どのような手法で職員の能力を最大限に生かし、時代の変化に即応するプロフェッショナルな職員を育成し、活用していく考え方なのか伺います。件名2、高齢者等の熱中症対策について。年々夏の暑さが厳しくなる中で、高齢者の熱中症による救急搬送が増えてきているものと思います。このような状況から、他の自治体では、エアコンの設置費用の一部を助成する制度を創設するなどして、熱中症に係る対策を講じている自治体もあります。昨今の猛暑は暑くて寝苦しいといったレベルをはるかに超え、命に危険が及ぶ暑さとなっています。そこで伺いますが、①本市でも一般家庭向けのエアコン設置助成事業への支援創設が必要と考えますが、見解を伺います。②高齢者専用住宅やシルバーハウジングに、ボイラーなどの暖房器具と同様にエアコンを標準装備することが必要と考えますが、見解を伺います。③各町内会館などの人が集まる場所に、エアコンを整備することが必要と考えますが、見解を伺います。件名3、柴田市長の市政運営について。柴田市長におかれましては、令和2年10月に市長に就任されて以降、世界的に蔓延した新型コロナウイルス感染症の対応に追われるなど、真に思い描いた市政運営を行うことが厳しい状況であったものと私自身は感じております。そのような状況の中であっても、多くの新規事業や既存事業等の充実を図り、政策を推進してこられました。そこで伺います。①柴田市長は市長に就任以来3年7か月が過ぎたところでありますが、市長が掲げられた七つの公約に対し、これまでの実績をどのように捉えられているのか伺います。②本年10月をもって4年間の任期を終えることになりますが、柴田市長におかれましては、2期目の市長選挙に出馬し、引き続きリーダーシップを発揮され、市政を前に進める覚悟なのか伺います。以上、3件10項目の質問につきまして御答弁のほどよろしくお願いいたします。

答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)

私からは、件名1、市職員の人事管理について御答弁申し上げます。初めに、①のどのような視点で職員研修を実施し、人材育成の取組を進めていく考え方なのかについてでございますが、職員研修につきましては、歌志内市職員研修計画に基づき取り組んでいるところです。研修計画による今年度の重点事項としましては、経験年数の少ない若手職員が多いため、公務員としての資質の向上と公務員としての基礎的能力の向上を重点的に取り組むこととしております。次に、②の職員が自発的に行う研修活動の実績についてでございますが、職員自らが意欲と課題を持って行う先進都市派遣研修につきましては、令和4年度及び令和5年度の活用実績はございません。次に、③の職員の地域活動への参画についての考え方でございますが、議員のお考えと同様の認識をしており、職員に対しては、企画調整会議などでも市長から直接本市にとって職員は─ 32 ─地域の担い手であり、職務上全体の奉仕者としての役割を認識するよう機会があるたびに伝えているところでございます。次に、④の人事異動に当たっての職員の適性把握等についてでございますが、既存職員の業務適性につきましては、人事評価記録書や日常業務の中で所属長などから意見を聞いたり、場合によっては直接面談を実施しながら検討をしております。また、新規採用職員については、エントリーシートや面接時のやり取りなどを参考としながら、職員の適性を判断しております。職員のモチベーションを維持しながら、組織として円滑に運営していくのは難しいものであり、本市の場合は特に職員数も少ないことから幅広い知識を持ち、様々なことに対応できる能力を持った人材であるゼネラリストが必要とされている実態もあるため、定期的に違う分野への人事異動を行う場合もございます。最後に、⑤の職員の育成や活用についての考え方でございますが、職員研修計画では求められる職員像として、歌志内市に愛情と誇りを持って取り組む職員、市民目線で貢献する心を持って行動する職員、自ら考え目標に向かって絶えず努力する職員を目指して、職員研修などを通して能力開発に取り組んでおります。特に、職員を新規採用する場合には、試験案内に歌志内市が求める人材としてこれらを記載しており、採用後の職員研修においても再認識させるための説明を行うこととしております。以上でございます。

答弁 建設課長 佐渡憲博

私のほうから、件名2、高齢者等の熱中症対策についての①から③について御答弁申し上げます。初めに、①一般家庭向けのエアコン設置助成事業の支援創設についてであります。本市では、住宅の改修を促進し、快適な住環境の整備等を図ることを目的に、歌志内市住宅改修促進助成事業を実施しております。現在、家具、家電製品等の物品の購入につきましては対象外となっておりますが、エアコン設置等を対象とするメニュー創設に向けた検討を行ってまいります。次に、②高齢者専用住宅やシルバーハウジングへのエアコン標準装備についてでございます。高齢者住宅及びシルバーハウジングは高齢者に特化した施設であり、入居者が安全・安心の下、暮らせる環境づくりが重要であります。このため、今後どのような手法が入居者にとって望ましいのか調査した上で、前向きに検討してまいります。次に、③各町内会館などの人が集まる場所へのエアコンの整備についてでございます。災害が発生した場合の避難場所など、各町内会館における役割はとても重要な施設と認識しております。それぞれの地域にお住まいの方々においては、自治活動をはじめとし、憩いの場や情報交換の場として、さらには行政の各種会合等にも利用させていただいております。エアコン整備につきましては、各町内会館等の設置された経緯が同一ではなく、バランスの取れた対応が求められることから、庁内においても関係部署間での情報共有を図りながら、整備の必要性について検討してまいります。以上でございます。

答弁 市長 柴田一孔

お疲れさまでございます。私からは、市政運営について、①、②について御答弁をさせていただきます。─ 33 ─私は、令和2年10月26日に市長に就任以来、3年7か月が過ぎました。就任3日後には、第7回目の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催され、北海道でも感染者が2,500人を超え、亡くなった方も100人を超えるという予測せぬ深刻な事態に直面いたしました。翌年から令和5年までワクチンの接種は継続され、5月8日から第5類となり、実に2年7か月に及ぶコロナとの闘いであり、同時並行して、燃油の高騰や物価の高騰対策として、国の交付金や市の単独費を充て、商品券発行事業をはじめ、大学生、専門学校生への学業応援、宿泊事業者支援、中小企業事業者支援、運送業者支援、ひとり親世帯や子育て世帯への支援など、市民の生活の安定に向けた支援事業を行ってまいりました。これらの対応に当たっては職員一丸となり、医療や福祉関連の職員をはじめ、経済対策についても、商工会議所や地域の皆様の協力により進めることができました。また、予算措置につきましても、議員各位の御指導、御理解に対しまして、心から感謝とお礼を申し上げます。さて、私は七つの政策を公約として掲げ、まちづくりを進めさせていただきました。一つ目は、健幸寿命の延伸ですが、地域包括支援センターの充実を図るために主任介護支援専門員の配置をしました。高齢者の方々への補聴器購入や帯状疱疹ワクチン接種の助成をはじめ、気軽に日常の買物や外出をしていただきたく、健康維持に努めていただく高齢者市内お出かけ支援事業を実施しているところでございます。二つ目は、地場企業への持続と発展の支援として、地元の企業が事業を継承されるよう、「企業の笑顔応援支援事業」と新規に起業を目指す「創業支援事業」、さらに農業者の振興を応援する「農業等振興補助金」についても創設いたしたところでございます。三つ目は、人づくりへの投資として、子育て世帯の家計の負担軽減策として、「学校給食費の無料化」、「新生児聴覚検査無料」、「パソコン購入費助成事業」、「児童・生徒へのスキー用品レンタル費用の全額助成」、「スキーリフト券助成事業」、「高等学校就学支援金の増額」、さらには、「新7年生の被服等の支給」、「子育て世帯等移住応援助成金事業」を実施してきております。また、働く女性のスキルアップとして、「女性の専門職資格取得支援事業」を創設し、資格取得を支援しております。市外の方が市内の福祉施設に就職することで、働き手不足解消と定住対策につなげる「福祉関連事業従事者移住支援金制度」も本年度創設いたしました。また、コンピューターを使った情報処理や情報技術の能力向上につなげるため、教職員へのスキルアップとして、「ICT支援員派遣事業」を実施し、子どもたちへの指導を通して技術を身につけることを期待しておるところでございます。四つ目は、まちを集約し機能的なまちづくりの推進については、児童館一元化施設建設事業を令和4年度に基本設計、翌年に実施設計を行い、そして今年から建設工事を予定しております。また、上歌地区の集約化については、住民の方々への説明会を開催し、協力をいただいているところでございます。五つ目は、安全で安心して暮らせるまちづくりの実現について、令和4年度から北海道によるペンケ歌志内川河川改修事業が着手されることで、市民の安全・安心が確保されるものと期待しております。また、蜂の巣の駆除については、除去費用の一部を助成することにいたしました。六つ目は、人がひかれるまちについてでございます。かねてから商業施設の誘致活動を継続─ 34 ─して行っておりましたが、令和5年4月15日に公設民営のダ・マルシェ歌志内店が開店し、市民の皆様への利便性の向上が図られ、旧西小学校グラウンド跡地を宅地分譲し、既に住宅が建設され、移住・定住効果が発揮されております。商品開発については、ブランド開発アドバイザーを配置し、歌志内産の商品開発を進めているところでございます。そして、七つ目は、持続可能な行財政運営として、市の財政は地方交付税が大宗を占める状況であるわけでございますが、引き続き安定的な行財政運営に努めてまいります。以上が、これまでの主な取組状況でございます。今、日本は加速的に少子化対策に取り組まなければならない危機的な状況にあります。そのためにも、若い世代の所得増や雇用の安定、そして育児教育に対する経済支援、共働きや子育てなどへの支援など、多くの問題や課題があり、一朝一夕に解決することは難しいと思います。しかし、地方にあっても、物価の高騰や消費の低迷、人手不足など、市民生活や企業活動に大変厳しい状況については待ったなしであるわけでございます。歌志内で暮らしている市民を守ることが最優先であります。そして、人口減少対策で最も重要なことは、今居住している市民の方々がここに残ってもらえるよう、ここが一番いいなと自慢できるようなまちにすることが、人口減少を大きく左右する正念場だと思っております。そのためにも、地域資源を生かし、移住・定住を進め、若い人たちが集い、高齢者が生き生きと、また子どもたちが元気よく生活できる環境にしていかなければならないと考えております。先代の築き上げた歌志内市の明るい未来を全力で臨む決意の下、次期市長選への立候補を表明させていただきたいと思います。以上でございます。

質問 2番 佐藤良治

答弁のほう、ありがとうございました。それでは、確認を含めまして、順次再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。まず、件名1の市職員の人事管理について、①と②の関係になりますが、現況につきましては、先ほどの答弁で理解いたしましたが、職員研修においては、私自身の経験を基に感じたことをお話しさせていただきますが、研修を受けても実践的なスキルにまで手が回らない、個々の職員に合わせた研修ができていない、研修を受けても講師の話を聞くなど、受け身なのでなかなか身につかないといった感想を私自身は正直持っております。若手の職員や管理職など対象を限定するような形での職員研修も行われているものと思いますが、私は職員研修のほとんどが研修を受けても、講師の話を一方的に聞くなど、受け身なのでなかなか身につかないといった感想だと思っております。このような状況では、せっかく時間を割いて研修を行ったところで、満足いく成果には結びつかないものと思っております。そこで、再度お伺いしますが、OJT教育、聞いたことあると思いますが、オン・ザ・ジョブ・トレーニングについてですが、以前から話題になっている職場研修の一つの手法になりますが、職場での実務の中で、業務に必要な知識やスキルを身につけていく教育方法の取組を積極的に進めてはどうかと考えております。これまでも新しい職員が配属された場合には、当然のことながら職場の上司や先輩が仕事を教え、そして一人前に育てていく取組を当然のことながら行っているものと思いますが、私は、OJT教育の取組を積極的に進めることで、実務に関する知識のほか、職員同士のコミュニケーションの活性化につながっていくものと考えております。もちろん教育する人材の能力─ 35 ─に依存してしまう、教育する人材が業務に忙しい場合は当該職員が放置されてしまう、教育する当該職員が放置されるなどのデメリット、課題もあると思いますが、OJT教育の指標的なものを設けた中でこの取組を進めて、将来を担う人材育成に結びつけていくことが必要と思いますが、その考え方につきまして再度見解をお尋ねしたいと思います。

答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)

議員おっしゃるとおり、なかなか私たちも研修を受けていただいてと言っている側も、なかなか思ったような成果が果たして得られているのだろうかというようなところはやはり悩んでいるところなのです。やはり言われて、私も同様な認識をするときもございますので、本当に受けたものが100%有効なのかというようなところで、OJT、言われました。職務時間内に外部のよく講師を招いて研修などをたまにするのですけれども、そのときは指標というものは私どものほうでは持ち合わせてはいないのですけれども、外部より招いた講師の会社で、今回の感想だとか内容についての自由記載を書かれたり、そういうのをデータバックしてもらって、今回の研修についてはどうだったなどというのをよく課の中で話しているところでございますので、なかなか数値的なものだとか指標的なものを一律にやるという、大変大切なことだとは思うのですが、現在のところは正直持ち合わせてはおりませんでした。

質問 2番 佐藤良治

答弁ありがとうございます。次に、③の関係になりますが、市民と協働のまちづくりの推進に向け、行政と市民の間でさらなるパートナーシップを構築していくためには、職員が地域住民として職場や家庭における役割に加え、プラスワンとして社会貢献活動や地域づくり活動、例えば町内会活動や消防団活動、各種団体が取り組むイベントなどの活動に参画することは、地域住民と思いを共有して、ひいては現場において市民目線で行政を推進することが可能になるものと感じております。先ほどの答弁では、市長から直接、本市にとって職員は地域の担い手であり、職務上全体の奉仕者としての役割を認識するよう機会があるごとに伝えているとのことでございましたが、私が求めていることは、本市の職員においては、職務上全体の奉仕者として認識していない職員は言うまでもなく、当然のことながら皆さん理解されているものと思っており、そのような中で、地域活動に対して積極的な参加を促すためには、組織全体で支援できる方策を講じていく必要があると考えているところでございます。例えば、例年実施している自己申告制度などによる活動評価であったり、有給休暇の取得促進なども方法の一つであると思っております。これまでも地域活動に参画しやすい環境整備については、何らかの方策で努められてこられていることは承知していますが、ぜひ職員の方々がこれまで以上に地域活動に積極的に参加しやすい環境整備に努めていただくことを改めて提案させていただきますが、再度その考え方について見解をお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)

議員おっしゃること、もっともだと思っております。やはり我々職員である前に歌志内市の市民でございます。市民でございますので、地域の者として、一人の市民としてできること、協力できることはやはりしなければならないというところはもう十分私自身も認識をしております。特段今先ほどおっしゃられました、例えば有給休暇を活用しての何かだとか、以前は例えば昔は職場単位で時間外によく道路のごみを拾ったりとかいうようなことをした記憶もございますが、なかなか今の御時世、強要、強制というようなことが出てきて難しい部分もあるのですがとは言いつつ、何らかのことはやはり人口も減っております─ 36 ─ので、やはり地域の担い手としての職員が必要になってくる部分がありますので、口頭で啓発することももちろんですが、何らかのことは考えていきたいなとは思っております。

質問 2番 佐藤良治

答弁ありがとうございます。総務省では、地方自治体において条例を定めるなどすることで、職員が特別休暇を取得し、地域貢献活動休暇を取得できるようルールを明確化しています。町内会自治会やNPO法人などの担い手の不足が地方で深刻化する中、兼業などによる職員の地域活動参加を促す狙いがあるとされていますが、本市のように規模が小さな自治体においては、こういった取組を積極的に推進することにより、加えて地域住民と密接なつながりを持つことによって、職員個々のスキルアップに、何度も申し上げますが、つながるものと私は考えております。これまでも何らかの形で取組は進めていることは承知しておりますが、改めてさらなる積極的な取組をお願い申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。次に、④の人事異動の関係になりますが、私は質問で申し上げたとおり、高度化、多様化する行政職員の業務においては、やはり専門的な知識を持った職員にその知識を最大限に発揮していただき、市民サービスに結びつけることが必要と考えております。ここ数年の人事異動の内容から見ますと、私はどうもそういった内容が感じられない部分もあろうかなと思っているところでございます。20歳代、30歳代の若手の職員には、様々な部署で様々な経験を積んで成長してもらうことが必要と思いますが、40歳代から50歳代、場合によっては管理職の立場にある方が、これまで経験したことがない部署に異動するなど、異動した方も大変な思いをされていることと思いますが、このような人事では市民サービスの低下になってしまうと私は考えております。私は年齢が若いうちに、ある程度の部署で経験を積んで、中堅職員には、例えば一つの例になりますが、この職員は管理部門に配属することで能力が発揮できる、政策部門に配属することで十分な能力が発揮できるなど、適材適所を見極めを行いまして、人事異動を行うことが必要と考えております。若手の職員の中でも入庁以来、何年も経過しますが、一度も人事異動を経験したことがない職員もいると思います。一方では、1年や2年で異動している職員もいます。その年の採用人数や退職者の人数に左右される部分もあろうかと思いますが、せめて中堅職員や管理職においては、その部署を管理する立場を考えると、そういった配慮が必要であり、まさしく市民サービスに直結するものと思いますが、再度、人事異動の考え方につきまして見解をお聞きしたいと思います。

答弁 副市長 平間靖人(副市長は2024年9月まで)

ただいま佐藤議員、本市の最近の人事異動の関係について、御指摘というか分析をいただいたところでございます。おっしゃることはもっともだと考えております。私自身も若い経験の浅いうちには、いろいろと広く市役所の仕事を覚えると、そして、その中で職員の性格、適性的なものを見極めた中で、次の年代のステップにと、そして管理職に向けて、どういったタイプの職種が合うのかということも見極めていけるのかなと、そういうふうな形で、当然私自身も現職のときにはそういった形で、人事異動されたのかなと思っております。ただ、先ほどおっしゃられますように、最近の状況を見ますと、年度途中におきます若手職員、一度も人事異動を経験したことのない中で、諸事情により市役所を去られる方が増えていると。その方に対して、年度途中で補充というような形で採用試験等を行っているところでありますが、実際のところ、今時点で1人欠員が生じている状態でございまして、今も募集中だ─ 37 ─と。そういったいろいろと現状の中で、考えていることは議員おっしゃられるとおりの部分ではありますけれども、それが現実としてできるのかできないのか、やはり総体的な役所、組織の中で、組織をどういうふうにつくっていくのかということを考えた中で、それが考えたとおりにいかないというのも現実としてあることについては、ちょっと御理解をいただければと。それに対しての努力が私ども足りないと言われると、そうかもしれませんけれども、頑張ってまいりたいなとそう思っております。そして、先ほど地域との関係を言われてましたけれども、採用試験の面接のときに、議員おっしゃられるのと同じことを私ども面接するときに話ししております。地域に入るのは、歌志内は特に求められる部分であると。それと、地域に入ることによって、職場以外の方との市民の声を生で聞くことができると。それは自分自身にとってのスキルアップである。それがひいては市役所、職場、歌志内市役所のプラスにつながるのだと、そういう話はさせていただいている経過がございます。今後もそういったことで、職員の育成という部分を十分考えながら、適材適所も考えながら、人事の関係、当市で進めていきたいと思います。

質問 2番 佐藤良治

答弁ありがとうございます。行政職員を取り巻く環境は、何度も申し上げますが、地方分権の進展などによる様々な制度改革により、以前と比べて本当に業務量が増大して大変な忙しい状況だと思っております。このような状況を考えると、以前、昔と同じような手法で取り組んでいては、課題解決にはなかなかならないのかなと思っております。各種制度がどんどん変わり、また、多様化する市民ニーズに的確に対応していくためには、プロフェッショナルな職員の育成、配属が必要と考えており、その時々の状況に合わせて、副市長の答弁の中にもございましたが、柔軟な考え方を持った将来を見据えることが必要と私は思っております。私自身、人事異動を経験した者として、言葉では職場の配属が変わる異動でございますが、異動を命じられる職員にとっては、公務員としての基本的な業務内容に違いがなくても、全く違う新たな仕事を行うなど、ある意味、私は異動ではなくて転職に近いものもあろうかと思っております。人事異動に関しましては、毎年度定期的に行われるものであり、ぜひ私がこのたび申し上げた視点も取り入れていただいた中で、取組を進めていただきたいと思っております。次に、件名2の高齢者等の熱中症対策になりますが、昨今の夏の暑さは異常な状況でございまして、質問の中でも申し上げましたが、単に暑いではなく毎年災害レベルの暑さと思っております。北海道の夏は、道外と比べて過ごしやすいと言われておりましたが、今や暑さと合わせて湿度も高く、体調管理をしっかりしなければ、熱中症で倒れてしまうような状況であります。特に高齢者の方々においては、年齢とともに体力が低下しており、熱中症にかかるリスクも大きくなっているものと思います。①の一般家庭向けのエアコン設置に係る支援創設の関係ですが、先ほどの答弁では、歌志内市住宅改修促進助成事業ですか、これの拡充を検討するとの答弁でございましたので、ぜひ速やかに検討をお願いするところでございます。②の関係になりますが、お年寄りの住まい、シルバーハウジングや高齢者専用住宅については、冬の除雪の関係やシルバーハウジングには生活支援員が配属されるなどして、お年寄りが安全・安心して生活できるよう整備されている住宅でありますが、夏の暑さも非常に危険な状況から、エアコンの標準装備についてこのたび質問させていただいたところでございます。─ 38 ─この件につきましては答弁で、今後どのような手法が入居者にとって望ましいか調査した上で、前向きに検討していくという答弁であり、繰り返しの答弁になろうかと思いますが、いま一度命に危険が及ぶおそれがある、北海道の夏の暑さも危険な状況であるといった視点を踏まえ、今後検討を進めるに当たり、そういった考え方を含めまして再度見解をお尋ねしたいと思います。

答弁 建設課長 佐渡憲博

この高齢者の熱中症対策という部分で、気象庁によりますと今年の夏もかなり暑くなると、北海道も例外ではないというお話になっております。こういった新たな制度といいますか、新たな支援、こういったものを創設する場合、その創設したタイミングによりまして、その恩恵を受けられる方、あるいはその前に個人的に自分でエアコンを設置した、こういう制度があるのだったら一年待てばよかったなとか、そういった話というのはよくあることでございます。そういった部分は新制度を創設する場合には、必ずそういったものはついて回るものですけれども、そこは割り切って前に進まなければならないと思っております。まずは、高齢者の熱中症対策ということで、入居者がどのような制度を望んでいるのか、しっかりとよくお話を伺って取り組めることを見いだして進めていきたいなと考えております。

質問 2番 佐藤良治

前向きに、この関係についても進めることをお願いしたいと思います。次に、③の町内関係などの施設のエアコンの整備の関係になりますが、各町内会館は災害時の避難場所に指定されている施設も多くあります。また、これらの施設はそれぞれの町内会活動の拠点として、また、市主催の各種事業などで町内会館が多く使われております。このような状況を踏まえて、各施設にエアコンを整備して、夏場の特に暑い日には、地域の方々の避難場所として活用していくことも必要と考え、このたび質問させていただきました。再度お尋ねしますが、各町内会館などの人が多く集まる場所にエアコンを整備していくことを改めてこの場で提案させていただきますが、この件に関しても繰り返しの答弁になろうかと思いますが、差し迫って危険な状況であると認識していただき、その考え方につきましてお聞かせいただければと思います。

答弁 建設課長 佐渡憲博

町内会館におきまして、この質問に関しましては建設課が今私代表して答弁させていただきましたが、各町内会館の取扱いといいますか、設置された経緯というのが様々でございます。建設課でいいますと、家賃を頂いている町内会館もございます。そういった部分では、家賃に賦課してとかいろいろな方法は考えられますけれども、これにつきましてもやはり町内会館は市、各町内会、自治会、皆さんが御利用される大切な施設でございますので、ここにやはり先ほどの答弁と繰り返しになりますけれども、バランスの取れたといいますか、公平性を保って取り組まなければならないなと思います。庁内の中でも担当がといいますか、町内会館の取扱いに関しまして、複数の課にまたがる部分もございますので、そちらのほう、連携、情報共有を図りながら進めていきたいと考えております。

質問 2番 佐藤良治

答弁ありがとうございました。この件に関しましては、皆さんの記憶、私の記憶の中にもあるものでございますが、昨年開─ 39 ─催された町内会連合会との情報交換会の席で、町内会長から要望事項として意見があったものと記憶しております。その後、答弁では検討していくという答弁だったと記憶しておりますが、私自身は前向きな取組を期待しておりましたが、検討の経過を含めて一切お話をお聞きしていなかったことから、このたび質問させていただいたものでございます。私は町内会長からの意見として、地域の課題としてお話があったものと思うことから、ぜひ前向きな検討をお願いするところでございます。なかなか予算の伴う部分もございますが、命に関わる部分なので、本当に速やかな取組を改めてお願いして、次の質問に移りたいと思います。次に、件名3の柴田市長の市政運営についてでございますが、私自身は先ほど質問で申し上げたとおり、コロナ禍で思い描いた政策を進めることは困難な状況の中、答弁にもございましたが、市民の安全・安心を守るためワクチンの確保をはじめとして、学校給食費の無償化など多くの新規事業、また既存事業の拡充を図られてこられたことにつきましては、大いに評価されるべきものであると考えております。先ほどの答弁では、引き続き市政へのかじ取り役を担うとの覚悟を決められ、次期市長選への立候補を表明されたところでございますが、最後にいま一度、再選を目指すに当たり、本市が抱える人口減少問題や基幹産業の創出など、本市における多くの課題解決に向けた市長の決意といいますか、考え方を再度お聞きしたいと思います。

答弁 市長 柴田一孔

まず産業でございます。今、露頭炭の採掘事業ということで、空知炭礦さんが行っているところでございますが、2026年12月をもってということで、火力発電所が廃止になるということでございます。しかしながら、露頭炭の採掘につきましては、その後の復旧事業ということで、雇用は若干少なくなりますが、そういう形で対応をしていくということを伺っております。また、現在、北海道電力さんでいろいろ検討している再生可能エネルギーの部分につきましても期待をしているところでございます。雇用につきましては、令和5年度のデジタル田園都市国家構想総合戦略という部分の中でも新たに地方に仕事をつくるとか、また人の流れをつくる、そして結婚、出産、子育ての希望をかなえる、また魅力的なまちをつくるという、この四つの柱がございますので、しっかりとこれに向けて対応を考えていかなければならないというふうに思っているところでございます。また、人口減少問題、2050年には838人という数字でございますが、先ほど松井議員さんのほうからもいろいろ御指摘、御意見を頂いたところでございますが、当市の戦略につきましては、838人ではなく、それを上回る設定と今現在になっているところでございますから、今後さらに人口減少を抑止しながらまちづくりを進めていかなければならないと思っております。現在の数字でいきますと、限界集落、いわゆる人口の50%以上が高齢者、65歳以上ということでございます。通常でいきますと、道路の維持管理や社会的な共同生活、こういった部分の維持が困難であるというまちを限界集落ということでございますが、兵庫県のあるまちでは高齢化が進んでおりますけれども、非常に地域の方が参画をして、地域活動をされているということで、まさに先ほど佐藤議員がおっしゃったように、市の職員も積極的に参画して、いわゆる限界集落を超えるようなパワーでまちを維持しているということを伺っております。そのまちも、70歳、80歳の人がまちづくりを進めているということを伺っておりますので、数字上の限界集落でございますけれども、地域の皆さんが協力的にまちづくりをしていけば、─ 40 ─まだまだ元気あるまちだと思っております。現在も18の町内会があるということ自体が、私たちはすごい活動を皆さん継続されているのかなと思っております。そんな中で待ったなしでございますので、ソフト・ハードを含めて進めていかなければならないと思っております。また、公共施設等の整備、総合計画という中で14万平方メートルの床面積を持つ当市におきましては、改良住宅、空き家等も約30棟ございますので、また、公共施設も含めて集約をしていかなければならない、いわゆる人口規模に合う床面積にしていかなければならないということで、そういったことも念頭に置きながらまちづくりをしていかなければならないと思っておりますので、今後も気を緩めることなくそういった形でまちづくりを進めていかなければならないと思っております。

質問 2番 佐藤良治

答弁ありがとうございました。いまや本市を取り巻く状況は、市長の答弁の中にもございましたが、人口減少問題をはじめとして、露頭炭採掘事業の休止予定、炭鉱閉山後の基幹産業の創出が見いだせない状況が続くなど、本市には非常に大きな課題が山積みとなっております。それらに対応すべく、認定こども園や義務教育学校の開設、ダ・マルシェの開業、今年から工事が始まる予定の児童センター等一元化施設の建設など、柴田市長をはじめとして、元職、前職の方々を含めまして、歴代の市長は何とかまちを活性化させよう、人口減少に歯止めをかけようと懸命に努力されてこられました。しかし、根本的な解決策が見いだせない状況から現在に至っているものと私は感じております。このような現状から、私は本市を取り巻く状況を考えると、市民みんなで一致団結して、行政と議会が両輪となって、共に汗を流し、共に意見を出し合って、オール歌志内での取組を進めなければ、今後より一層に厳しい状況になるものと危機感を感じております。特に人口減少問題においては、これまでの手続や手順を踏襲することも必要ですが、トップに立つ方が強いリーダーシップを発揮して、スピード感を持って取組を進めなければならないものと認識しており、また、この変革期を乗り越えるには、誰もが危機意識を共有した中で共通認識で取り組むことが重要と私は思っております。私自身も30年間、市役所職員として、ふるさと歌志内のまちづくりに微力ではありますが、まちの活性化に向けて頑張ってきたつもりでありますが、決してほかの人の否定をするものではございませんが、私自身は、正直、結果や成果に結びついていない現状を踏まえ、あのときにこういう方法で取り組んでいればよかったなどと考えることが今になって多くあります。日々そういった反省も踏まえて、市職員から立場が変わりましたが、日々の議員活動において市民の方々に接しているところでございます。少し私ごとになってしまいましたが、柴田市長におかれましては、先ほど申し述べた視点も考えていただき、また、10月までの残された任期中においては、1期目の集大成として、コロナ禍で出遅れた部分もありますが、少しでも多くの公約の実現に向けて積極的な取組をお願い申し上げるところでございます。以上をもって、私からの一般質問を終わらせていただきます。このたびはありがとうございました。終わります。

出典:歌志内市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる