みんなの議会

歌志内市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日

(1)市政執行方針について/(2)教育行政執行方針について

2017年3月9日、歌志内市議会の一般質問で、谷秀紀議員が「市政執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 村上隆興、教育長 森塚勝敏が答弁しました。

質問者
谷秀紀 議員
答弁者
市長 村上隆興、教育長 森塚勝敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 5番 谷秀紀

市政執行方針及び教育行政執行方針の2件より合わせて14項目にわたりお尋ねいたします。最初の市政執行方針より、はじめにの1ページの3行目より、人と人とのつながりを大切にする「市民と協働のまちづくり」を信条に、市民誰もが住んでいてよかったと実感できるまちづくりの実現に向け、さらに市政を推進してまいりますと記述しております。そこで伺いますが、質問の1、市民と協働のまちづくりを信条にと記述をしておりますが、改めて市長が求める信条とは、どのような見解を考えておられるのか伺いたいと思います。質問の2、市民が実感できるまちづくりの実現に向け、さらに市政を推進する内容について具体的に示していただきたいと思います。1ページの15行目より2ページの5行目まででございますが、本市において云々とあり、人口減少や高齢化などの本市が抱える課題に対して云々とあります。事業の選択と集中を徹底し云々との記述があります。そこで伺いますが、質問の1です。人口減少は、当市にとっては最重要課題であると以前定例会で答弁をされております。また、さまざまな政策等を行っている努力にも不安を抱くものと考えます。このまま人口減少が続いていくことについて行政として、人口対策問題については、大胆な政策または施策を新たに改めて研究すべきタイムリミットに来ているものと考えますが、行政サイドの所見を伺いたいと思います。質問の2です。事業の選択と集中を徹底し、と記述しておりますが平成28年度で策定し施行されている総合計画の事業を選択と集中することだと理解していますが、選択と集中をする─ 101 ─に当たり、その手法についてどのように行うのか伺いたいと思います。件名の2、2ページの第1は「市民と協働で創るまち」であります。の3行目より6行目までです。このため、引き続き云々とあり、地域団体等が取り組む地域づくり活動に対して必要な支援を行い、市民主体のまちづくりに取り組んでまいりますと記述されております。そこで伺いますが、質問1、例えば、どのような活動内容に支援をするのか具体的に示していただきたいと思います。また、支援をする際に審査等があるのか伺いたいと思います。3ページの上段2行目より3行目、非核平和活動につきましては、市民の平和に対する意識の高揚を図り、恒久平和を願う啓発活動を引き続き推進してまいりますと記述をしております。そこで伺いますが、質問の1、ここ数年来、市政執行方針には必ず記述をされています平和に対する意識の高揚を図るという文言ですが、啓発活動については、承知をしている施策もありますが意識の高揚に対することについて市民に対して、平和についての実態調査を行ったことが過去を含め行ったことがあるか伺いたいと思います。質問の2、当市には、歌志内公園内に国内においても自慢ができる施設の恒久の平和を願うシンボルとも言える戦没者を鎮魂する施設でもあります顕彰碑がありますが、この施設も啓発活動に加えるべきと考えますが、理事者の考えを伺いたいと思います。件名の3、4ページの第2は「活力と魅力あふれるまち」であります。この上段より4行目より6行目、市内事業者の声を行政施策に云々とあり、活力ある地域経済を目指し取り組んでまいりますと記述をしております。そこで伺いますが、質問の1、行政施策に反映させる仕組みづくりとは、どのような内容を考えているのか示していただきたいと思います。また、創業支援に係る情報提供など、活力ある地域経済を目指し取り組んでいくという内容はどのようなことを考えているのか示していただきたいと思います。5ページの16行目です。定住化対策につきましては、云々とあり、定住の促進を図ってまいりますとの記述があります。そこで伺いますが、質問の1、人口減少対策とともに重要な定住化対策ですが、奨励金制度、子育て支援等、各種支援制度などの施策をPRをして努力をされているものの実態として、人口減になっている要因にはどのような見解を持っているか、伺いたいと思います。件名の4、6ページの第3は「健康で心ふれあうまち」であります。の上段より5行目、高齢者福祉の推進につきましては、云々とあります。安心して生活が続けられるよう、高齢者の立場に立った視点で支援してまいりますと記述しておりますが、以下、伺います。質問の1、高齢者の立場に立った視点での支援とは、その視点はどのような内容での視点の支援なのか、また、支援についての施策があれば示してください。件名5、8ページの第4は「安心して快適に暮らせるまち」であります。11ページの上段5行目、防犯対策につきましては、云々とあり、地域ぐるみによる防犯体制の強化に努めてまいりますとの記述ですが、この件について伺います。質問の1です。地域ぐるみによる防犯体制の強化に努めるとありますが、そもそも防犯体制について現在どのような体制にあるのか、また、体制の強化に努めるとした場合、その強化の施策について示していただきたいと思います。件名の6、11ページの第5は「豊かな心育む教育と文化のまち」であります。の11ページの5行目よりです。一方で、少子化や教育改革などにともない云々とありますが、地域に合った教育システムを─ 102 ─構築する必要性が高くなっていますとの記述ですが、そこで伺いますが、質問の1、地域に合った教育システムを構築する必要性の内容についての所見を伺いたいと思います。12ページの上段2行目です。望ましい学校教育のあり方について総合教育会議を開催するなど、教育委員会との意思疎通を図りながら検討してまいりますと記述をしております。そこで伺いますが、質問1、望ましい学校教育のあり方について論じるには、それ相当な知識が必要とする問題と認識をいたします。この件についての総合教育会議の開催についての人材構成も含め教育のあり方とはどのような内容のものか示していただきたいと思います。次に、件名、教育行政執行方針からです。件名1、2ページの第2は「学校教育の充実」であります。の最初の行より、急速な社会情勢の変化に加え云々とあり、平成32年度から学習指導要領が大きく改訂されるなど、時代の変化に対応し得る教育活動の展開が求められていますと記述をされております。そこで伺いますが、質問1、平成32年度から予定されております、新学指導要領の改訂に伴う主な内容については中教審の特別部会より既に公表されているのではないかと思いますが、公表されているとしたならば、その内容について示してください。以上です。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

-登壇-谷議員の一般質問にお答えいたします。まず、初めに、協働のまちづくりの信条についてでありますが、まちづくりは行政だけで取り組むことはできず、市民と行政がともに知恵を出して同じ目標に向かって、力を合わせて取り組むことが必要であります。まちづくりを初め、社会の仕組みは自助、互助、共助、公助から成り立っており、それぞれのバランスが重要だと言われております。まず、自分や家族でできることは個人で、個人でできないことは町内会などの互助で、互助でできない場合は制度化された相互扶助などの共助で、共助でできない場合には最後に行政が支援することになりますが、どこかに負担がかかり過ぎると協働のまちづくりが困難になります。例えば、行政、公助に頼り過ぎていると、行政に財政的な余裕があるうちはうまく回るかもしれませんが、余裕がなくなるとそのバラスは簡単に崩れてしまいます。このため私たちのまちがまちであり続けるためには、バランスを取りながらみんなで一緒に考え、市民と行政が協働でまちづくりを進めることが大切だと思っております。次に、市民誰もが住んでいてよかったと実感できるまちづくりに向けての市政推進の内容でありますが、住んでいてよかったと実感できるまちづくりのためには、多くの市民がかかわって策定した歌志内市総合計画を着実に推進していくことであります。平成29年度は、総合計画の基本理念でありますみんなで創る笑顔あふれるまちの実現と、同時期に策定した総合戦略で掲げる目指すべき姿オンリーワンの子育てと教育による人づくりを大切にするまちを目指し、子供を産み育てやすい環境の整備、魅力ある産業づくりと地域振興、住民生活の安全確保と住民福祉の充実に重点を置いて取り組むこととしております。次に、人口対策問題について、大胆な施策や新たな施策を研究すべきタイムリミットが来ているのではないかとのことでありますが、人口減少対策につきましては、当市の最重要課題の一つでもあり、常に対策を検討していますが、本来対策を検討すべき時期はもっと前にあったと思います。─ 103 ─しかし、御存じのとおり、この10年は財政の健全化を最優先せざるを得なく、平成18年度からの第5次基本構想はおおよそ先送りとなりました。その間大きな事業はできませんでしたが、小さいながらも実施可能な子育て支援、高齢者生活支援、移住定住支援などを行ってきましたが、人口減少に歯どめがかかっていないのが現状であります。ようやく財政状況も落ち着きを取り戻し、新しいまちづくりの指針であります総合計画も策定されましたので、幹となる部分の施策を前期4年間に集中し、少しでも人口減少を抑制したいと考えております。次に、厳しい財政状況の中、事業の選択と集中をどのような手法で行うのかについてでありますが、歌志内市総合計画は本市の将来のまちの姿を実現するために策定した計画で、総合計画に掲載された基本計画の具体的な内容を明らかにするために、毎年度実施計画を策定することになっております。このため、新年度の予算編成及び実施計画策定時に限られた財源を有効に活用するため、事務事業の取捨選択や優先順位づけを行い、事業の選択と集中を徹底することにより身の丈に合った行財政運営を進めることとしております。次に、市民と協働でつくるまちの地域活動支援の内容と審査についてでありますが、平成29年度から町内会等の団体が取り組む地域づくり活動に対し、補助対象経費の2分の1以内で最大10万円、3年間を限度として地域づくり活動支援事業補助金を交付することを予定しております。具体的には、例えば、町内会等で独自に取り組んでいる除雪や環境、景観美化、防災等の啓発活動など、地域の幅広い活動に対して実施する団体を応援しようとするものであります。審査につきましては、補助限度額を勘案して審査会形式による審査は行わず、申請書の提出時に申請者から内容についての簡単なヒアリングを行うことを予定しておりますが、事業実績につきましては、内容及び成果等を公表することとしています。できるだけ利用しやすい形で地域づくりが図られることを目的としていますので、この取り組みにより、市民期待のまちづくりが進むことを期待しているところであります。次に、恒久平和を願う啓発活動に係る平和についての実態調査に関することについてでありますが、平成26年に、歌志内市住生活基本計画を策定する際に施策要望に関するアンケート調査を実施し、その中で、第5次基本構想の施策項目ごとに満足度と重要度につい調査を行っております。平和への運動の推進の項目に関しましては、満足度は満足、まあ満足を合わせた満足傾向が11.9%、普通が77%、やや不満、不満を合わせた不満傾向が11.1%でありました。重要度については、力を入れてほしいが12.8%、できれば力を入れてほしいが25.9%、今のままでよいが56.3%という結果となっております。次に、顕彰碑に関することについてでありますが、毎年、広島市と長崎市に原爆が投下された8月6日と9日、終戦の日の8月15日に、戦争の犠牲者となった方への冥福と全世界の恒久平和を祈るため、市広報紙を通じて市民に、黙祷を捧げることをお願いしてきております。この掲載に絡め、顕彰碑の紹介など平和にかかわりがあるものの掲載について検討してまいります。次に、活力と魅力あふれるまちの行政施策に反映させる仕組みづくり等についてでありますが、厳しい経済情勢が続く中、市内の商工業者は必死で事業継続に取り組まれております。このため商工会議所との情報共有はもとより、市内にある業種別の組合や団体等と直接対話する機会を設け、現在抱えている課題や要望等をお聞きし、その解決や必要と思われる取り組み等─ 104 ─について行政施策に反映させる仕組みを設けたいと考えております。また、現在、国においては景気対策の一つとして、若者や女性などの創業を支援するための各種制度が設けられております。市といたしましては、ホームページや広報等を利用し、これらの情報提供に努めるとともに、商工会議所と連携のもと、日常的な相談体制について検討するなど、少しでも多くの創業に結びつくよう努めてまいります。次に、人口減となっている要因についてでありますが、本市の人口減少につきましては、昨年度、総合戦略とともに策定しました人口ビジョンにおきまして、その特徴を分析しております。その内容は大きく4項目あり、一つには、石炭産業にかわる雇用確保が進展しなかったこと、二つには、若年層の雇用の場が確保できない中で、中高生の進学、就職による転出が常態化したこと、三つには、二十代、三十代の人口が減少する中、同年代の未婚率が上がり出生率を引き下げる要因となっていること、四つには、買い物などの日常生活の不便さから、転出する世帯が出つつあることが挙げられています。この中で特徴的なのは、昭和55年以降の国勢調査を分析した結果、15歳から19歳の年齢層の転出が各回の国勢調査の中でも突出しています。この原因は進学や安定した雇用の場が少ないことによる学卒者の転出などが考えられます。また、子育て世代と言われています20歳から40歳代の人口減に加え、市内居住の同年代の有配偶者の低下も深刻であり、出生率を引き下げる要因となっておりますが、この傾向は全国的な傾向で、晩婚、未婚化によるものであります。子育て支援や教育環境は、他の自治体に比べて劣っているとは思いませんが、子育て世代などの若い方に居住いただくには、通勤圏であります近隣市・町を含め安定した雇用の確保も重要な要因の一つであると考え方ております。次に、健康で心ふれあうまちの高齢者の視点と、その支援についてでありますが、高齢になるとどのような不安があるのか、住みなれた地域で生活を続けるにはどのような支援があればよいのかということを基本に、支援方法や事業展開を検討していくよう心がけております。地域福祉や高齢者支援において、一般的に挙げられている高齢者の六つの喪失には、健康、収入、役割、なじみの人との関係、情報、生きがいがありますが、平成29年度より新たに開始するつどいの場事業は、健康への支援となじみの人との関係が少なくなりがちな高齢者の交流の場として、新たな他者交流ができるように支援していく場であるとともに、その中で外部からの情報を得たり、生きがいを見つけていただくことも期待できるのではないかと考えております。実施する各種事業の一つ一つが、高齢者の不安や喪失感を軽減したり、地域での生活を支えるものとして効果を発揮できるよう取り組んでまいります。次に、安心して快適に暮らせるまちの防犯体制とその強化の施策についてでありますが、現在地域の防犯活動につきましては、市防犯協会が中心となって赤歌警察署や市内各地域の自主防犯パトロール隊などと連携を図りながら、各種活動を行っているところでございます。市といたしましても、赤歌警察署など関係機関との連携をより強化しながら、防犯協会の活動を側面的に支援するとともに、市民に対しては迅速に情報を提供し、安全で安心な地域づくりを目指してまいりたいと思っております。次に、豊かな心を育む教育と文化まちの教育システムの構築の必要性についてでありますが、少子化やグローバリゼーションなどの社会の動き、または児童生徒数の減少、各家庭にお─ 105 ─ける規範意識や生活習慣の多様化などにより、地域ごとあるいは学校ごとに学校が抱える課題は複雑多様化しております。そのため学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させ、一緒に協働した中で子供たちの豊かな成長を支え、地域とともにある学校づくりを進める仕組みとしてコミュニティスクールの導入の推進が求められております。本市におきましては、少ない子供の人数であっても、より質の高い教育水準を維持し確保するために、地域の力を活用した学校運営など本市の状況や市民の希望に合った教育システムが望まれます。今後、コミュニティスクールの導入に向けて取り組んでまいりたいと考えております。最後に、教育総合会議の人材構成、教育のあり方についてでございますが、教育総合会議につきましては、法律に基づき地方公共団体の長及び教育委員により構成し、これまで平成27年度は2回、平成28年度は1回の総合教育会議を開催しており、教育大綱の策定や当市の教育について、私と教育委員とで意見交換などを行っております。また、教育のあり方ということでございますが、歌志内市教育大綱には、基本目標に「豊かな心を育む教育と文化のまち」を掲げております。その重点目標の一つを次世代の人を育むまちづくりとしました。これは子供の発達段階に応じた知、徳、体の調和のとれた教育を進め、確かな学力の定着、命や道徳に関する教育の推進や変化する時代を切り開く力、豊かな心と健やかな体を育成するとともに、郷土への愛着を持ち、次世代を担う子供たちを守り、育てるまちづくりを目指すこととしています。そのためには、教育委員会と密接な連携を図り、また、教育委員会は学校、家庭、地域と連携し、課題解決を図りながら教育行政を進めていただきたいと考えております。以上でございます。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

-登壇-谷議員の御質問にお答えいたします。まず、学校教育の充実の新学習指導要領の改定内容についてでございますが、このたびの学習指導要領改定におきまして、まず、社会に開かれた教育課程であります。子供たちにどのような未来をつくっていくのか、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかの考える力を育てることです。これからの時代に求められる資質、能力について、学校と地域が共通理解をして、その上で学校で教育していく必要があることです。新しい学習指導要領で示されている内容につきましては、何ができるようになるかという新しい時代に必要となる育成すべき資質、能力を明確にし、その育成のために何を学ぶか、どのように学ぶかについて示されています。具体的には、現学習指導要領の授業時数は削減せず、社会のグローバル化に対し小学校5年、6年生に教科として英語が2こま70時間、小学校3、4年生は1こま35時間の外国語活動が導入され、英語の単語数は600から700程度新しく入り、中学校では1,200語が1,600から1,800語に増加されます。その他、AI人工知能時代の到来のため、情報活用能力の育成に向けプログラミング教育が導入されます。さらに、小中を通して言語能力の育成や、読解力の強化を図ります。注目は全ての教科において、主体的、対話的な深い学びが指導法として取り入れられます。以上でございます。─ 106 ─

再質問 5番 谷秀紀

それでは、順次再質問に入りたいと思います。平成29年度の市政執行方針と教育行政執行方針をあわせて14項目にわたり質問をいたしました。この質問の中には、過去の議会において同じ内容の質問を何度もしているものもありますけれども、当然理事者の答弁もそれぞれの立場でされているものと理解をしております。ですが、時が経ちますと、市長を初め所管の答弁者も変わりますが、答弁した内容については踏襲されているものと考えておりますことを申し上げて質問に入ります。答弁には簡潔な答弁をお願いしたいと思います。それでは、最初の再質問でございますが、市民と協働のまちづくりを信条としております市長に、改めてお尋ねしたいと思います。平成24年の第1回定例会で、当時の市長に、市民と協働で創るまちの公約の言葉を先行して、まちづくりに向けての市民と協働の事業計画実施などに関する環境整備などを推進すべきと考えるかという質問をいたしております。そのときの答弁がこういうふうに答弁されています。「協働の概念につきましては、市民と行政が相互の理解と協力のもと、目的を共有するとともに積極的に連携協力することで、地域における公共的な課題を解決し、住みよいまちづくりを進めることと認識しております」と答弁し、続いての答弁では、「行政側からのみ積極的にアプローチをしても、市民への押しつけと判断されることがあっては、逆にマイナスになる可能性があるものと考えておりますが、現在取り組んでいる地域福祉計画策定に向けた市民と行政のかかわり方を一つの検討材料ととらえ、今後のまちづくりに向け取り組む考えがあります。」と答弁をいたしております。この答弁の内容を現在お聞きになりまして、きょうの市長の答弁は非常に以前よりまとまっているのですよね、かなり。きちっとした答弁になって。以前と比べたときは、以前は、今申し上げましたように、行政側から積極的にアプローチしたら、逆にマイナスになると答えているのですよ。そういった面から見れば、非常に進歩した答弁になっているのだなというふうに考えておりますけれども、この当時と、今、市長が前向きな本当の内容の答弁でございましたので、これを前回と比べてどのように理解されているか、その点についてお尋ねしたいと思います。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

お答えいたします。当時、地域福祉計画というのが策定中でございました。私は地域福祉計画を尊重するということを公約にして出てきたわけでございまして、それがどのような形で収まってくるのか、それをやはり待たなければならないという環境にあったということが一つございます。それと、いつも申し上げるのですが、もともと炭鉱のまちということもありまして、福利厚生が非常に進んでいたということで、全てが手厚く従業員の方になされていたという歴史もございまして、行政がするのが当たり前なのだという、そういう雰囲気が最近までも続いているわけでございます。まちづくりということになりますと、やはり協働のまちづくりということが前市長の時代から標榜されていたわけです。協働のまちづくりというのは、要するに共に知恵を出し合ってお互いの責務において成すべきことをなしていくということが本来の姿ではないかと、そのように思っております。そういう意味で、当時は第5次の総合計画というものを引きずっておりました。─ 107 ─ということで、余り行政から、これが本来の姿なのですよということを押しつけると、これがかなり反発をされると、そういう環境ができておりませんから、なかなか難しいというそういう思いがございました。しかしながら、このたび総合計画の策定に当たって相当な団体の皆様、あるいは市民から、みずからが手を挙げて、その策定に参画していただいているというその事例の中で、随分それぞれの認識も変わってきている。そのかわり提言も非常に厳しいものも上がってきているということがございます。昨年、コミュニティセンターでいろいろな講演を、講師に来ていただいて市民の皆さんにお話をいただいた席もございます。私からもお話したのですが、これからのまちづくりというものの基本的な考え方・概念として、まず自分でできることはみずからがするのですよ。これからのまちづくりとは言いながら既に都市部ではそういうまちづくりに入って何十年にもなるのですと。そして、個人では難しいというものは、先ほど言いましたように地域の力、あるいは団体の力等々をおかりし、それで、それを超えるものについては当然のこととして行政が乗り出し、一体となってまちづくりを進めていくと。これからのまちづくりは、このように変わっていきますよというお話をしております。まさに新年度から、新しいまちづくりをスタートさせますということを申し上げておりまして、そこのところを原点としてスタートしたいなという思いで表現しております。

再質問 5番 谷秀紀

実は、現在ほとんどの自治体で協働でつくるまちづくりを提唱しておりますが、当市の場合も市民と協働でつくるまちづくりですと公言しながらも、まちづくりにかかわる政策、施策については、行政が主導権を持って計画をされているではないかと感じております。また、加えて申し上げますと、一番大事なことはやっぱり連携・協力も大事な一つですけれども、市長が先ほど答弁しましたように、やはり市民が行政の計画する政策や施策に参加してこそ本来のまちづくりが理解されるのではないかと、このように思います。そこで、今の当市の協働でつくるまちづくりの中には参加という字句がありませんでしたので、やはり市民参加の協働でつくるまちづくりとすべきではないかと考えます。それで、改めて市民参加の指針をもとに、速やかな条例化をすべきと考えますけれども、見解をお聞きしたいと思います。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

先ほども申し上げましたように、これからここ10年に向けた総合計画というものが相当数の市民の皆さんの御参加をいただきました。この市民条例、これは相当以前から議論されていることですが、私も課長職のときにたしか御答弁申し上げた記憶があるのですけれども、結構多くの自治体が制定されているところも記憶しております。しかし、ここで非常に重要なことは、この条例を制定することによって、市民を初めとするそれぞれの立場の責務というものが、うたっていかなければならないことにな─ 108 ─ります。問題は、そこのところをどう皆さん受けとめてくださるか。それが非常に重要なところでありまして、ここのところの議論なくして一方的な条例の制定というのは難しいのかなと。そこまでに至るプロセスが、もう少し時間がかかるのではないかなと、そのようにはいつも思っているところでございます。

再質問 5番 谷秀紀

それで、以前に条例化について質問を、私は平成23年9月の第3回の定例会でこのように質問しております。以前に、私の質問での答弁で、条例の策定の約束をしておりますが、条例に盛り込む骨子や内容について、どこまで進んでいるのか、また、事務作業が官主体で進めているとしたら、どのような事由なのか、市民も含めて策定すべきと考えますが、いかがでしょうかという質問をしております。それで、平成23年9月以前に、条例の策定を議会で答弁されてから実はすることを答弁していたのです、当時の首長が。それを反故にされております。それで、ちなみに、当時の市長の答弁内容なのですが、このように答弁をしてます。「自治基本条例につきましては、まちづくりの理念と基本原則を定め、市民、議会、行政の責任、さらには協働の原則など住民自治を進める上で必要な事項を、条例という形で明文化するものであり、その必要性については十分認識をし、素案策定に向け情報収集等に取り組んでおりますと。そして、市民みずからの権利と責任を含む住民自治の原則を定める大変重要な条例でありますが、現在取り組んでいる地域福祉計画や基本計画の見直しはもとより、国における地域主権一括法に基づく条例や制度改正などの時期を見極めながら」、ここから大事なのですね、「具体的な策定に取り組むことといたしております。」と、このような答弁をしているのですよ。「そして、なお、その際は、市民各層とともに議論をする中で、本市にふさわしい内容にしてまいりたいと考えているところでございます。」という答弁をされております。それで、今日までちょうど大体5年ぐらい経過しておりますが、そろそろもうできてもいいのではないかというふうに私は思います。または、忘れているとするならば、策定するとの内容の答弁だったのですから、ぜひ議会答弁は市民との約束でもありますし、今後のまちづくりにも重要な意味を私は持つのではないかと、このように感じております。それで、速やかにやはり条例の策定を期待するものでありますけれども、私は、特に答弁の言葉は大事にするものではないかというふうに思いますので、策定についていま一度市長の答弁を伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

まことに失礼なのですけれども、平成23年と言いますと、私、こちらにはいない時期でございまして、その辺の経過については目を通していないというのがまことに失礼な話でございます。先ほども申し上げましたとおり、今、議員がお話しいただいたとおりでございます。したがって、その住民の責務、あるいは議会の責務、行政の責務というものを明文化してやるということは、今までのように全てを頼るということはできないという最初の答弁で申し上げました、それぞれの責任を果たしながら行政にかかわってくると、まちづくりにかかわってくるということが非常に重要なポイントになると思います。昨年、ようやく市民の皆さんに講演を行いまして、いろいろな講師の方からそのことを強く市民の方に啓発いただいたというところでございますが、確かに議論するのはいいのですが、─ 109 ─やはりその根っ子にあるところの議論を避けて、いきなりそこの部分に行くということはなかなか難しい。したがって、そういうものの制定のための委員会といいますか、そういう立場の方々にお集まりいただいて、そういう中身を十分議論いただいた上で条文を整理していくということが非常に重要でないか。その間に市民の皆さんにも、この条例の意義、それから中身、意味合いですね、こういうことも十分理解していただいた中での制定をしていかなければある意味混乱を起こすのではないかという、そういう思いもしております。ただ、行政は継続ですから、そのように答弁をしていたということであれば、失礼ですが若干時間をいただいて、庁内で改めて関係職員に集まっていただいて、その辺の確認を進めてまいりたいと、そのように思いますので若干時間をいただきたいと思います。

再質問 5番 谷秀紀

この答弁はたしか、私の記憶違いでなかったら、泉谷市長時代の平成24年の1定でなかったのかなと記憶しております。それで、今、市長答弁されましたけれども、やはり先ほど、私申し上げましたね、市民が参加しないとやはり意味ないのですね、まちづくりというのは。それで、私、冒頭に言ったように、官主体のやはりまちづくりはもう見直していかなければいけない、こんな思いで話したつもりでございます。そして、やはりこの議会での答弁について約束をしたことを、また裏切られたという場合、市民はやはり行政に対して信頼をしなくなっては重大なことと私は考えております。それで、ある面では議会軽視にもなっていたのではないかというふうに考えますので、この点についても見解をお聞きしておきたいと思います。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

先ほども申しましたとおり、この条例については、市民に縛りをかけるものになります。あるいは議会に対しても縛りをかけます。もちろん行政は当たり前の話なのですが、そういう中で、内容を住民の皆さんに十分に知らしめてからでなければ私は難しい。そこにおっしゃるような住民参加というものを求めなければ、一方的にこの条例を制定するということにはならないだろうと思います。幸い、このたび地域福祉計画の更新といいますか見直しを行った中で、市民の皆さんが参加されている各代表の皆さんを含めて、相当今のようなみずからの責務というふうな、そういう内容について相当理解が進んでいるといるというふうにお聞きしております。したがって、そういう場面にも近くなってきたのかなと思いますが、いずれにしても、行政が本会議でお答えしたということであっても、住民参加という意味で、住民みずからが責任を負うというそういう内容のものであれば、なおさらきちんとこちらのほうから、その制定に対する考え方というものをお示しした中で議論を尽くさなければ、ちょっと一方的にそういうものを制定したということで、住民の皆さんに周知するというわけにもいかないのかなというあたりを御理解いただきたいなと思います。

再質問 5番 谷秀紀

恐らく当時の首長は、この答弁に基づいて作業に入ったのではないかと私は推定しております。その後どうなったか、行政内部の問題ですからちょっと知り得ませんけれども、そんなところで記憶している人は、今、所管の各課長、主幹などでわかっている人はわかっているのではないかと思いますので、ぜひ改めて議事録も精査して、一応市長の手で進めていただければと条例化に向けて、このように期待しております。次に、平和問題のことに移りたいと思います。─ 110 ─先ほど、調査したことがありますという答弁でございました。このパーセンテージを見れば、やっぱり平和についてなかなか理解されていないのかなと思いつつも、私はこのように最近思っているのですが、近年において、湾岸戦争以来紛争やテロによる問題は現在も他国の中では発生をしております。幸いにして日本の国内では平和の日々を過ごさせていただいてる私ども国民ですが、平和というものをちょっとひもといてみたら、平和とは戦争がなくて、世の中が安穏なことを言いますと書いてありました。学校などでは理由は当然教えているのと思いますけれども、平和という大きな課題についてはふだん私どもは意外と気にとめていないのではないかと、このように思っております。そこで、争いのない社会のとうとさを認識するために平和な社会を祈念する事業を行うことは、私は極めて大きな意義があることだと考えますので、歌志内公園内にあります先ほど答弁にありました顕彰碑の関係なのですが、平和にかかわりあるものについては検討していきたいという結びの答弁もありました。そこで、歌志内公園にありますさきの大戦等で戦没された方々の顕彰碑前で、無宗教による平和を祈念する事業を次代を担う子供たちから若い人たちなどが積極的に参加ができるような式典を市の事業とする考えがないか、この辺の市長の見解をお伺いしたいと思います。なお、この背景には、昭和35年5月14日に当市が決議案第1号で議決をしました「平和都市宣言」や、昭和62年9月16日に議決をしました「歌志内市非核平和都市宣言」などがあります。それで、さきに述べました平和都市宣言には、このように記述してあります。「8月6日を原水爆抗議の日とし、この日を中心に全市的な平和行事を開催し」となっているのですね。「平和への意識を高め、平和運動の発展を図る」と、このように記されております。このことを念頭に置いて答弁をいただきたいと思います。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

平和都市宣言、私も存じ上げておりますけれども、これに対する全市挙げての行事という部分については、振り返りますと相当な年数行ってないのではないかと、そのように思っております。また、戦没者の皆さんに対しては、市が主催で戦没者追悼式が行われておりました。最初は、この市民会館の4階まで私戦没者の碑を背中にしょって上がってきた記憶がございます。その後、懇談ということで進めていた記憶もありますが、現在の日本の平和というものが、例えば太平洋戦争で多くの皆さんの犠牲のもと今があるのだということ、太平洋戦争があったこと自体を認識されている子供さんも、もう少なくなったという、私が大体戦後生まれの第1号でございまして、ほとんどそういう世代に変わってきたのかなという思いの中で、テレビなんかでもいろいろアンケートをとっても、平和というものがもう当たり前なんだと、とにかく日本の国が国を挙げてこの平和な世界を勝ち取っているのだという、そういう意識が果たしてあるのかどうか。自然に与えられているものでないかというような意識でいるぐらいでないかと、そんな思いもあります。ただ、そういう意味で、どのような市民の皆さんの啓発が重要なのか必要なのかということを、改めてこの場所で、すぐこういうふうにしますということにはならないと思いますが、改めて考えさせていただくきっかけになるのではないかと思いますが、よく庁内で議論してみたいと思います。

再質問 5番 谷秀紀

ぜひ、やはり戦争というものを風化させないために、北海道でもこれら─ 111 ─の記念式を自治体でやっているというところは少ないのですね。遺族会主催では、戦没者の追悼式は遺族会が承知されている中では随分やっているようですけれども。そういった意味で私事なのですが、私ももう昭和20年に父が戦死してから相当になりますが、実は全国組織でフィリピン地方で亡くなった戦没者の全国大会が毎年行われていて、私はことしは京都で5月16日に実施されるのですね。一応参加してこようとは思っておりますが、そういった意味で戦争の遺族の立場になれば、やはり平和というものはすごく身近に感じるのですね。やはり犠牲になっていない人というのは大変失礼なのですが、意外と感じてないと。そういったことがやはり先ほどのパーセンテージにもあらわれているのではないかというふうに私は認識しているのです。そういったことから、ぜひ平和に関する事業というか行事を永久というまでは言いませんが、やはりある程度今の若い世代の人、それから子供たち、児童生徒にも教えていくのが現代の我々の責務ではないかと、このように感じてますので、ぜひその辺を考慮して何らかの形で実行していただきたいと思います。これは答弁要りません。次に、最後の質問になりますが、教育行政執行方針の関係で質問したいと思います。10年周期で改正されます今度の新学習指導要領が2020年、俗に言う平成32年よりまた改正され、その内容については順次学校などで実施されることになるかと思いますが、当市においては高校がありませんので、幼稚園と小中学校が指導要領の対象となるわけでございます。特に、新学習指導要領で注目すべきことは、小学校の児童及び中学校の生徒が主体的にそれぞれ意見交換をしながら学ぶ、アクティブラーニングですか、それを全教科で導入することと、現在、既に小学校の答弁にもありましたけれども、5年、6年生が英語教育の聞くことと話すことを中心の授業を、今までは1こま実施されていたと思います。平成32年の今後の新学習指導要領では5・6年生が受けていた授業の1こまを3年、4年生が行って、新たに5年、6年生は英語を正式な教科として新科目となり、また必修化され、新学習指導要領の改訂によって5年生、6年生は2020年より英語の教科として、答弁にもありましたように、週2こまにふえることになると思いますが、これは上からの新学習指導要領ですので、一応確認の意味で間違いないですよね。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

谷議員の言われるとおり間違いはございません。

再質問 5番 谷秀紀

それで、新学習指導要領の内容には、小中学校の教育課程編成の方針だとか、授業時間その取り扱い、それから配慮すべき事項などの共通のものもありますけれども、このたびの予定されている改正指導要領にはアクティブラーニングを導入することになりますけれども、効果的なアクティブラーニングのためには児童たちがみずから進んで、積極的な意見を出し合う、討論をされたことを考え、まとめて発表できるような授業にしなければならないと考えますけれども、そのためには指導する教諭の力量が問われることになろうかとは思いますし、また、特に英語の教科においては大変申し上げにくいことなのですが、英語教育では専門に指導法を身につけていない多くの小学校教員の実態が指摘されているところでございます。そのために教諭の能力の向上も一つの条件と言われておりますが、特に児童たちには指導する教諭の力量によっては、児童たちと学校間の他の学校ですね、学力の格差を生まないためにも教諭の研修、また新規採用も含めて教育長の見解を伺っておきたいと思います。─ 112 ─

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

大変谷議員さん深いところまで御指摘いただきまして、まず、英語教育を導入していくという部分では、かなり問題があろうかと思います。ただ、当市におきましては、昨年の4月から、幼稚園、小学校1、2年生から4年生まで英語教育を導入しました。その導入の過程において、やはり今議員が御指摘されるように、必ず英語の免許を持った教員を引っ張ってきております。そして、ALTとともに担任を含めて3人体制で英語の授業に取り組んでおります。そういう部分では、国が示されている先の先を歌志内市は行っているということで、こういう部分で非常に道教委も高く評価していただいて、歌志内さんは英語教育では非常に先進的なことをされていると。それで、今、谷議員が申されましたように次年度からやはり小学校の教員の英語の研修というのがかなり入ってくるかと思います。それにあわせて、今うちにいる英語を専門に教えている教員が、今年29年度文部科学省の派遣員として文部科学省で研修を受けて、そして、それを全道あるいは管内で広めていくというような形になっておりますので、歌志内にとっては非常に質の高い英語授業が展開されるのではないかなというふう考えております。

再質問 5番 谷秀紀

また、この新しい指導要領が導入されることによって、恐らく学校も現場は道徳の教科化やプログラミングの教育の必修化など、学習内容も増加傾向にあるのではないかと、このように考えます。このたびの児童生徒、また教諭などに負担が過重にならないかという心配が私はしております。そこでまた、授業の質が全体的にそういうことで低下することが起きることがないように、教育委員会としての支援も不可欠になってくると考えますけれども、この点について教育長の見解を伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

非常に教員の負担増にはなると思います。それで先ほども申しましたように、今の現学習指導要領の時間数は削減されておりません。なのに英語で140時間、小学校のほうに加わります。ということは、今の時間割を考えると、例えば昼休みを使ってとか、あるいは朝学習をするとか、朝学習の15分単位で積み重ねていくとか、あるいは夏休み、冬休みを削って授業時数に充てるというような形になってまいります。そういう部分から、先ほど下山議員の小中一貫併設校になりますと、カリキュラムを全部歌志内市独自で組むことができ、新たに小学校1年生の英語という新しい科目を設定して、例えば音楽の時間から1時間、2時間とか、あるいは体育の時間から1時間、2時間とかというような形で取っていって、全部の形を組みたいというふうに考えておりますのが、要するに小中一貫併設校というような部分で、9年間のカリキュラムを歌志内市独自でつくっていけるというようなことで、やはり教員の負担をできるだけ軽減していきたいというふうに私は考えております。なお、先ほどちょっと答弁漏れしたかと思いますけれども、主体的対話的な深い学びで、これをアクティブラーニングというふうな部分で中教審でうたわれたのですけれども、そのアクティブラーニングの言葉を、文部科学省のほうではローマ字的な言葉は省かれております。これが先歩きして、とんでもないことになるので、あくまでも主体的・対話的な深い学び。これはどういうことかと言うと、昔を考えていただければ、わかるのですけれども、例えば、グループ学習をやっていますね。グループ学習をやっていて、「はい、それでは誰々君ど─ 113 ─ういうような意見あるんだい」と、それに対してみんな討論をしていくという授業体系の指導方法の一つなので、全科目でそれをやっていくのですけれども、ただ、全部の時間をそれに費やすといったら膨大な時間になりますので、だから、先生方も、ここの部分はやっぱりグループ学習にしようとか、そういう部分で考えていくということでございます。以上です。

再質問 5番 谷秀紀

今、教育長の答弁されましたように、アクティブラーニングは全教科ですからね、それで私も広範に先生方も負担が大きくなるのではないのかということを申し上げたわけでございます。いずれにしましても、私も教育というのが専門的な知識を持ってませんので、ぜひ歌志内の児童生徒には森塚教育長のもとに、すばらしい学力が向上されることを期待して、私の一般質問をこれで終わらせていただきます。以上です。ありがとうございました。

出典:歌志内市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる