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歌志内市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月19日

(1)新公会計に基づく財務書類を活用した財政分析の件について/(2)新公会計を活用した公共施設修繕計画の策定の件について

2019年12月19日、歌志内市議会の一般質問で、谷秀紀議員が「新公会計に基づく財務書類を活用した財政分析の件について」「新公会計を活用した公共施設修繕計画の策定の件について」について質問し、企画財政課長 松井敬道が答弁しました。

質問者
谷秀紀 議員
答弁者
企画財政課長 松井敬道

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 谷秀紀

令和元年度の一般質問、最後の質問をさせていただきますが、2件、8項目について質問いたします。議長、ここで許可をいただきたいと思います。内容は、実は質問通告書の2ページの上段より2行目に脱字がありましたので、挿入を認めていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

質問 5番 谷秀紀

はい。

質問 5番 谷秀紀

ありがとうございます。①の次の「と」と「、」の間に、平仮名で「して」の2文字が脱字をしておりましたので、─ 79 ─この挿入を認めていただきたいと思います。よろしいでしょうか。

質問 5番 谷秀紀

ありがとうございます。それでは、内容に入りたいと思います。質問の内容に入る前に、公会計については、新しい地方自治の会計の仕組みともいえますので、どのようなものかという内容について申し上げて、本題の質問に入りたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。また、本件については、当然、所管は御理解しているものと思いますが、平成18年5月に「新地方公会計制度研究会」が策定した報告書以来、多年度にわたり、公会計制度改革の背景と意義などの文献等も含め、「総務省自治財政局財務調査課」より示され、今日まで「新公会計」と呼称に至るまで何回も改定されてきたわけですが、平成30年7月に改定された内容について申し上げますと、新公会計については、公会計制度改革とも言われ、現金主義・単式簿記を特徴とする現在の地方公共団体の会計制度に対して、発生主義・複式簿記などの企業会計手法を導入しようとする取り組みのことで、今までの地方公共団体の会計については、現金主義会計で単式簿記であったことから、この単式簿記、現金主義の官庁会計では、行政サービスに係るコストを適切に把握することができず、地方公共団体の総合的な財務状況が把握しづらく、予算審査などの内部管理への利用が困難で、住民にとってもわかりづらいという課題があったとも言われております。そこで、①として、資産や債務の整理、②として、費用の管理、③として、財務情報のわかりやすい開示、④として、行政評価・予算編成・決算分析との関係づけ、⑤として、議会における予算や決算審査での利用などという目的で、地方公共団体の公会計制度の改革が進められてきたところであります。そこで、企業会計と同様の「複式簿記・発生主義」を適用した新しい公会計の導入が求められることになったものと考えます。そして、総務省は、地方公共団体に対し、企業会計手法を全面的に採用した「基準モデル」と、既存の決算統計情報が活用可能な「総務省方式改定モデル」の2種類の会計制度を地方公共団体に提案をしたところですが、総務省方式改定モデルは段階的に基準モデルに移行することを目的としていますので、最初の年度の作成時の負荷(負荷となる仕事)は比較的軽微だけど、継続作成時においては、段階的な固定資産台帳の整備に伴っての負荷があると言われております。ですが、各地方の公共団体には、そのどちらか一方のモデルを選んで連結ベースで、①として、貸借対照表、②として、行政コストの計算書、③として、資金収支計算書、④として、純資産変動計算書の4表を整備することが求められているものと考えます。して、さらに総務省は、既に平成19年には「新地方公会計制度実務研究会報告書」を公表して、中小規模の地方公共団体などにも基準モデルか総務省方式改定モデルのどちらかの方式による連結財務書類も含めた財務書類の作成が円滑に進むように不順などを示して、また、一方では、全国のブロックごとに説明会の開催を進めたこともあって、全都道府県並びに各中核都市と、さらには中小団体も含めた全国地方公共団体における財務書類の整備が急速に進んだこともありまして、現在では、全地方公共団体の93.7%が財務書類を作成または作成中にいたっているのが現状でございます。公会計の内容の視点について申し上げましたが、ここで、本題の質問内容に入りたいと思います。─ 80 ─件名1、新公会計に基づく財務書類を活用した財政分析の件について。質問の趣旨といたしましては、財政分析について伺いたいと考えておりますので、理解ができます答弁の内容をいただきたいと思います。質問の①でございます。地方自治体の会計については、現状、単式簿記での運営であり、現金の出入りに特化した財務の一部だけしかよくわからないとの話もあります。また、近年において、財政破綻して再建中の自治体もありますことから、自治体の会計基準も、徐々ではありますが、改善がされていると文献にも記述されている昨今です。特に公営企業については、民間と同じように財務分析ができる状況になってきているのが特徴ですが、一方では、一般会計についても、決算統計等の改善も行われているようで、このようなことから、新公会計制度に基づき、財務書類も改善されて、詳細な財務分析、あるいは他自治体との比較というようなことが可能になっているものと思いますが、現在の当市の財政状況については、他の自治体との比較を含めて、どのように分析をされて、また、どのように活用されているか、お答えを願います。質問の②でございます。公会計の制度整備の目的としては、地方分権の進展に伴い、今まで以上に自由で、かつ責任のある地方経営が地方公共団体に求められております。そうした経営を進めていくためには、内部管理の強化と、外部へのわかりやすい財政情報の開示が不可欠であると言われております。したがって、新たに公会計の制度整備の具体的な目的としては、どのような内容のものか、伺いたいと思います。質問の③でございます。公会計の制度整備の基本的な考え方として、財務書類の体系化に当たり、国と地方の財政上の結びつきなどを考慮するとともに、地方固有の取り扱いを踏まえ、原則として、国の作成基準に準拠するとなっておりますが、当然、財務書類の体系については、その中の4表なども含まれているものと思いますが、このほかに準拠する内容とはどのようなものがあるかを伺いたいと思います。件名の2でございます。新公会計を活用した公共施設修繕計画の策定の件について。質問の①少子高齢化による人口減少社会の中で、当市の公共施設などが耐用年数を超え、または迎えているのが現状ではないかと推察をしております。そこで、毎年予算を節約して基金に積み上げるのも一つの施策ですが、私は、公会計の制度整備の中には、固定資産台帳を整備することになっておりますことから、当然、担当所管においても整備をされているものと考え、このことを背景に、必要な修繕や更新については、次世代につけを回すことなく、適切な修繕、更新を行うことにより、大規模工事を必要とする事態を防ぐことにもつながるものと考えますが、この点についての所見を市長に伺いたいと思います。質問の②新公会計を活用する中で、公共施設修繕などについては、総務省は、総合管理計画の中で策定と見直しを求めている実態もあります。担当所管においては把握をされているものと思いますが、策定と見直し等について、求められている状況があるとしましたら、その内容等について示していただきたいと思います。質問の③でございます。公共施設の修繕、更新などにつきましては、企業会計で用いられる発生主義及び複式簿記の考え方を導入した財務4表もありますが、それだけでは財政の状況がわからないところもありますので、固定資産台帳をもとにして、計画的に維持管理や修繕及び更新をしていかなければならないものと考えますが、新公会計の制度に伴う固定資産台帳の整備をされているものと思いますので、その概況と、市長の見解を伺いたいと思います。─ 81 ─質問の④でございます。固定資産台帳(新公会計に伴う)による当市の資産(財産)は、現在の評価額は帳簿上でトータルは幾らなのか、伺いたいと思います。質問の⑤でございます。最後の質問に、市長より率直な答弁をいただきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。質問の4番では、固定資産台帳に記述されております評価額についてはトータルで伺いましたが、当然、市庁舎の分も含まれているものと考えますので、市庁舎の分だけの評価額は幾らになっているのか、示していただきたい。当然、老朽化が進んでおりますが、資産は帳簿上の純額でありますので、原則としては、取得原価に基づいて評価額が算出されるものと認識をいたしておりますが、老朽化の現状を考えますと、新公会計を活用して、質問2番でいたしました総合計画の中で、庁舎建てかえの策定と時期を考え、現在、17億円あります公共施設等整備基金を、他の施設の使途と一緒に考えて建てかえ事業をできないか、市長の見解を伺っておきたいと思います。以上でございます。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

私から、件名の1、新公会計に基づく財務書類を活用した財政分析についてと、件名の2、新公会計を活用した公共施設修繕計画の策定の件について御答弁申し上げます。件名の1の①新公会計に基づく財務書類の分析と活用等についてでございますが、本市では、国からの通知を受け、発生主義と複式簿記を前提とした統一的な基準による財務書類を平成27年度決算から作成し、公表をしております。平成27年度の財務書類の作成は、国の期限を1年前倒しして行ったため、類似する団体のデータはほとんどなく、他の自治体と比較はしておりませんでしたが、平成28年度の財務書類からは、把握可能な人口1万人未満の自治体の前年度データの平均と比較をしております。分析と活用につきましては、人口1万人未満の自治体データは前年度データとなることと、行政面積や財政規模の違いも大きいことから、参考程度にとどめ、主に本市決算の住民1人当たりの資産と負債残高、純資産比率、資産老朽化比率、負債比率などを経年で比較することにより、財政運営に活用しており、現在のところ堅調な財政状況であると分析をしております。また、毎年、統一的な基準により作成した財務書類4表と、各指標などを含めました概要版を作成し、ホームページで公表をしております。次に、件名の1の②公会計の制度整備の具体的な目的についてでございますが、公会計制度整備の具体的な目的は、資産債務管理、費用管理、財務情報のわかりやすい開示、政策評価、予算編成、決算分析との関係づけ、地方議会における予算・決算審議での利用などがあります。次に、件名の1の③公会計における国の作成基準を準拠する内容についてでございますが、新地方公会計制度時の国の作成基準を準拠する内容は4項目ございまして、発生主義を活用した基準設定とともに、複式簿記の考え方の導入、地方公共団体単体と関連団体等を含む連結ベースの基準モデルの設定、貸借対照表、行政コスト計算書、資金収支計算書、純資産変動計─ 82 ─算書の整備、総務省方式の改定にも配慮した基準モデルの設計でございましたが、複数あった会計モデルは、現在、統一的な基準で作成することとされております。次に、件名2の①公共施設の修繕、更新についてでございますが、本市では、これまでの行政需要の増大に応じて整備した公共施設等の老朽化が進みますので、今後の行政需要を見据えるとともに、財政状況等を勘案し、適切な時期に更新、統廃合、修繕や改修等による長寿命化を図っていく必要があると考えております。次に、件名の2の②総合管理計画の策定と見直し等についてでございますが、公共施設等総合管理計画につきましては、策定時の検討時点において把握可能な公共施設等の状況や取り組み状況等を整理し、策定したものであることから、その内容につきましては、策定後も総合管理計画及び個別施設の策定に伴い、実施する点検、診断や個別施設計画に記載した対策を反映させるなど、不断の見直しを実施し、順次、充実していくことになっております。次に、件名2の③固定資産台帳の整備概要等についてでございますが、固定資産台帳につきましては、平成28年3月に平成26年度分までを整備し、その後、毎年更新をしており、同台帳を活用した統一的な基準による財務書類の公表につきましては、平成27年度分から実施をしております。固定資産台帳をもとにした計画的な維持管理や修繕、更新につきましては、管理施設が多い公営住宅、教育施設、橋梁につきましては、別に個別施設計画を策定しており、その他の施設は、市内唯一、または施設数が少ないことから、個別施設計画までは作成していなく、各所管の修繕計画及び毎年ローリングしております総合計画の実施計画等により管理をしております。見解につきましては、発生主義における財務書類はあくまでも現金主義会計の補完ではございますが、現金主義会計では把握することができない情報でございます資産や負債などのストック情報や、現金主義会計では見えにくい減価償却費や退職手当引当金などのコスト情報、現金の流れであるキャッシュフローを一覧的に把握できることから、財政状況の透明性と健全な財政運営に資するものと考えております。次に、件名2の④市庁舎の評価額と建てかえ等についてでございますが、平成30年3月末の一般会計等の資産は、固定資産が137億5,707万円で、内訳は、庁舎、学校、市営住宅などの事業用資産が88億8,569万円、道路や公園などのインフラ資産が14億239万円、物品やソフトウェアなどが1億6,987万円、有価証券、出資金、財調を除く基金などの投資その他の資産が32億9,912万円であります。流動資産は8億5,367万円で、内訳は、現金預金が1億9,213万円、財政調整基金、未収金などが6億6,154万円で、固定資産、流動資産を合わせました資産合計が146億1,074万円であります。なお、平成31年3月末の資産の状況等につきましては、現在作成中で、来年3月をめどにホームページにて公表する予定でございます。次に、件名2の④市庁舎の評価額と建てかえ等についてでございますが、現在の市庁舎につきましては、昭和42年12月に市民会館として建設をされ、平成11年3月に耐震改修を行い、現在は庁舎として使用しており、平成30年度末の市庁舎の簿価は、耐震改修分も含め6,583万6,802円であります。市庁舎の建てかえにつきましては、施設を一度改修しているものの、建設から52年を経過しており、老朽化に加え、平成28年には大雨により浸水をしており、建てかえの必要性につきましては十分認識をしておりますが、現在は総合計画に掲載されている事業を優先し、その後に続いてくるものと考えております。─ 83 ─なお、今年度行った市民アンケートの結果は、すぐに建設が必要が13.5%、近い将来(5年後)建設が必要が36.2%、将来(10年後)建設が必要が21.5%、建設の必要はないが22.4%、その他が6.4%でございます。以上でございます。

質問 5番 谷秀紀

ただいまの答弁を聞いておりますと、実はこの公会計の始まりは平成12年度の年からだと私も記憶しておるのですが、12年度から始まって、国はたしか18年、19年の2年間で、各自治体に指針を出したような気がしております。その後、平成26年度に3万人以上の人口、3万人以下の人口に分けて、それぞれ総務省の自治財政局財務調査課から、いろいろな公会計について各自治体に発信されているものの中身だというふうに感じております。それで、新地方公会計制度研究会が立ち上がったのがたしか平成18年、19年、このころだと思うのですが、このとき4名の委員の方で立ち上げて、この公会計問題を着手しております。そういったことで、実はこの公会計については、最近まで総務省改定方式をモデルとして進めていたのですが、昨今になって統一的な方式に変えたというか、各自治体にそのような指示というか、そういうふうに統一的にやるようにというようなことになりまして、昨今では、各自治体は統一的な財務関係で整理されていっているのかなと、このように認識もしているところでございます。そこで、この公会計について、中身を質問すればするほど、非常に複雑というか、たしか総務省の改定モデルを、当初、しなさいということで、このモデルに基づいて、各自治体の中にはモデルをつくってやったところ、また改定、改定で、相当数、改定されているから、どこら辺が本当の総務省の指標なのだということが、だんだんだんだん調べているうちに混乱するような状態にもなったときも、私自身もありました。そこで、一番わかりやすく、私、今回、13項目ぐらいのポイントというか、ここのところだけは聞いておきたいなというものをちょっと再質問したいと思いますので、その点についての答弁をひとつよろしくお願いしたいと思います。まず、ポイント的にお話ししますと、1点目の再質問ですが、新地方公会計制度研究会の報告書で示されている統一的な地方公会計基準とはどのような会計基準なのか、伺っておきたいと思います。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

統一的な地方公会計基準はどのような会計基準かということでございますが、公的な特性を踏まえた上で、発生主義、複式簿記の導入を前提としておりまして、固定資産台帳の整備も前提としているところでございます。比較可能性の高い観点から、全ての地方公共団体を対象としておりまして、統一的な財務書類の作成基準であるといった特徴もございまして、現行の官庁会計のあくまでも補完ということで整備されるものとされております。

再質問 5番 谷秀紀

わかりました。2番目の再質問なのですが、当市も含めて、地方公共団体では、今後も現金主義の予算とか決算を行うことになるのか、この辺についても伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。─ 84 ─

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

現行の現金主義会計につきましては、現金の収支を議会の民主的な統制下に置くことで、予算の適正な、確実な執行を図るという観点から、特に確定性ですとか客観性、透明性にすぐれた制度になっております。一方、発生主義会計につきましては、経済事象の発生に着目した会計手法でございますので、現金の支出を伴わないコストの把握が可能ですが、例えば損失引当金といった主観的な見積もりも会計処理に含まれることになります。両会計ともメリット、デメリットがあるために、発生主義会計は、先ほども申し上げましたけれども、あくまでも現行の官庁会計でございます現金主義会計を補完するものとして位置づけられておりまして、地方公共団体の予算、決算は今後も現金主義会計で行われることになります。また、会計方式を変更する際には、予算、決算の様式等を定めております地方自治法の省令などの改正も必要になると思いますが、現金主義会計を継続するため、これらの改正もされていないようでございます。

再質問 5番 谷秀紀

3番目の再質問でお伺いしたいのですが、統一的な基準による地方公会計の報告主体の範囲はどこまでになるのか、伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

報告の主体ということでございますが、統一的な基準によります財務書類の作成につきましては、介護サービス事業を除いた一般会計でございます一般会計等財務書類、それと、一般会計等に介護事業分や事業会計、特別会計分を含めました全体財務書類、そして、この全体財務書類に一部事務組合ですとか広域連合、第三セクター等の関連団体を加えました連結財務書類の3種類の公表が対象になります。なお、関連団体の連結につきましては、その出資の比率等によりまして、全部連結または比例連結することになっております。なお、当市の公表につきましては、連結対象先の準備が整っていないため、現在は一般会計等と全体のみの公表となっております。

再質問 5番 谷秀紀

4番目の再質問なのですが、作成することになる財務書類の4表の体系ですけれども、この体系はどのようになるのか、伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

この部分は、従前の総務省改定モデルと同様に、貸借対照表、行政コスト計算書、そして純資産変動計算書、資金収支計算書の4表となります。

再質問 5番 谷秀紀

それで、5番目の再質問なのですが、4表のうちの純資産変動計算書のその他には具体的にどのような項目の計上を想定しているのか、伺っておきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

純資産変動計算書のその他の部分でございますが、この部分につきましては、他の科目で対象とならない項目が記載されると思います。例えば過年度の修─ 85 ─正等が記載されるものと思っております。

再質問 5番 谷秀紀

それでは、6番目の再質問に入りますが、発生主義と複式簿記を導入する意義なのですが、この意義について伺っておきたいと思いますが、この意義とはどのようなものなのか、示していただきたいと思います。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

意義でございますが、まず、発生主義を導入する意義につきましては、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、現金主義会計では見えにくい減価償却費ですとか、退職手当の引当金など、これらのコストの把握が可能になるということでございます。もう一方の複式簿記を導入する意義につきましては、取り引きを原因と結果という二つの側面から処理いたしますので、資産ですとか負債などのストック情報や現金の流れでございますキャッシュフロー情報の両面の把握が可能になることでございます。

再質問 5番 谷秀紀

7番目の再質問を行いたいと思いますが、資産評価及び固定資産台帳整備などについて伺いたいと思いますけれども、質問として、有形固定資産などはどのように評価するのか、伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

有形固定資産などの評価でございますが、基本的には、国が作成いたしました統一的な基準による地方公会計マニュアル、こちらに基づきまして評価をすることになります。その概要でございますが、事業用の資産とインフラ資産の開始時の簿価につきましては、取得価格が判明しているものにつきましては、原則、取得価格といたしまして、取得価格が不明なものにつきましては、原則、再調達原価といたしまして、減価償却をすることになります。ただし、昭和59年以前に取得した資産、道路、河川等の敷地で取得価格が不明なもの、無償で譲渡を受けた道路等につきましては、備忘価格として1円として評価することになります。また、物品は、原則、取得価格、または見積もり価格が50万円以上のものを対象としております。

再質問 5番 谷秀紀

では、8番目の再質問に入りたいと思います。有形固定資産などですが、再評価する必要があるのかないのかを、この点について伺っておきたいと思います。有形固定資産など、この点について、お願いします。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

再評価ということでございますが、有形固定資産等につきましては、原則、取得価格の再評価は行わないことにしております。例外的に、立木ですとか棚卸資産がございまして、あと、投資及び出資金につきましても、一定の条件により、再評価が必要になることがございます。

再質問 5番 谷秀紀

それでは、9番目の再質問に入りたいと思いますが、売却可能資産の範囲なのですが、なぜ地方公共団体が任意に特定することとされているのか、この件について伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

任意としている理由でございますが、売却可能資産につきましては、資産債務改革の観点から、注記することとしておりますが、それぞれの地方公共団体におきまして、同改革の取り組み等、状況が異なることから、売却可能資産の範囲を一律に特定することはせずに、地方公共団体が必要に応じて任意に特定することになっております。

再質問 5番 谷秀紀

次に、10番目の再質問ですが、固定資産台帳は公表を前提とすることとされております。先ほどの答弁では、公表しているようにお話ししておりますので、理解はできておりますが、特に個人情報など、法令による公表のできない情報があった場合、この場合はどのような対処をするのか、伺っておきたいと思います。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

個人情報の関係でございますが、個人情報保護法の観点から公表できない情報につきましては、該当する部分を不開示として記載することが考えられます。当市では、固定資産台帳の全体額につきましては公表しておりますが、今のところ個別の公表までは行っておりません。

再質問 5番 谷秀紀

この公表に関連してですが、確認ですけれども、固定資産台帳で公表できるものは、今後、一部まだ全体的に公表されていない、整理中のものもあると思うのですが、今後どのような公表をするのか、また、いつごろを目途に公表するのか、伺っておきたいと思いますが。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

公表につきましては、先ほどちょっと申し上げましたけれども、全体額につきましては公表しております。個別の部分につきましては、統一的な基準による地方マニュアルにおいても、公表を前提とすることになっておりますが、まだほとんどの自治体で公表していないという事実もございます。そのため、当市としましても、少し様子を見まして、整備をして、時期がきましたら公表したいというふうに考えております。

再質問 5番 谷秀紀

次に、例えば建物、施設などの補強工事で耐震工事などの耐久性が増す場合、これは固定資産として計上することが考えられます。このような場合、どのように減価償却の計算としていくのか、なるのか、この点について伺っておきたいと思います。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

この部分は、まさに市庁舎がこれに該当することになります。最初に取得した建物の全体と、耐震工事とは別々に減価償却することになります。この場合、耐震工事の減価償却につきましては、新たに減価償却資産を取得したものといたしまして、種類、耐用年数等も最初の建物本体と同じものを使用することになります。

再質問 5番 谷秀紀

それで、固定資産の現物確認というか、棚卸だと思うのですが、現物確認についてはどのような点に注意をしなければならないかということが考えられますので、この辺についても伺っておきたいと思います。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

固定資産の現物確認ということでございますが、これにつきましては、一番最初に固定資産台帳を作成するときが重要になります。一度ベースを作成いた─ 87 ─しますと、その後は主に増減の確認になります。最初に作成する際には、固定資産が確かに存在して、当市の所有であることや、財産台帳や備品台帳、道路台帳など、関連台帳との整合を図ることが重要でございます。また、新規に取得や異動した資産以外につきましても、年1回を基本としまして、現物確認と期末の固定資産台帳と貸借対照表、こちらの数字が一致しているか、こちらについて確認することが必要になると思います。

再質問 5番 谷秀紀

基金や有価証券、徴収不能の引当金なども含めて、固定資産台帳で管理する必要性があるのか、この辺について伺っておきたいのですが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

基金につきましては管理をしておりますが、固定資産台帳での管理を妨げるものではございませんが、当市では固定資産台帳ではなくて、別に管理をしております。その数値につきましては、貸借対照表に反映をさせております。

再質問 5番 谷秀紀

先ほど市庁舎の建てかえの関係で答弁いただいているわけでございますけれども、実は市庁舎の現在の状況を見ても、これは誰しも皆さんが理解をしているところだと思うのですが、実は外部からの、市に対して用事がある方々が出入りの頻度も相当あると思うのですが、実はトイレの問題だとか、外部の方も、トイレの問題、それから、女性職員の方々も含めて、更衣室だとか、そういう問題を抱えているのではないかと、このように考えます。そこで、やはりそういうことも見据えた上で、市の庁舎をやはり早く着手したほうがいいのでないかという、私はそういう考えで求めたのですが、やはりそういうことを含めますと、今現在も外部から来る来客の方には、確か市民課のところには、プレートには小さくトイレ2階という表示があるのですね。でも、実際には、外部の人には目立たない表示になっていると。これは単純なことだと思うのですが、もう少し外部の方に親切な表示があっていいのかなと。そして、トイレの利用も2階までという表示になっておりますので、そういうことも含めて、この空知管内というか、この近隣の市町で、やはりこういう不便さをつくっているのは当市ぐらいかなと、そんなことも考えます。市長も相当それなりに財政問題のことも踏まえて考えてはおられると思うのですが、やはりこれは近々の一つの課題ではないかと、私は思っているのです。それで、やはり大きな災害が来たときに、やはり非常に心配の頻度があります。そういうことも含めて、やはり庁舎の問題については、少なくても総合計画の問題もありますけれども、少なくてもやはり考える必要がきているのだろうと。そして、既に建築年数も含めて、これは市民の方からも理解を受けられるのではないかと、そんなふうに私なりに考えますが、その辺についてもう一度答弁をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

先ほどの答弁と一部重複しますが、市庁舎につきましては耐震改修をしております。ほかの自治体につきましては、耐震化がされていないということで、建てかえを進めているようでございます。基金につきましては、先ほど御質問がありましたとおり、17億円ございますが、庁舎を建てかえするとなると、金額的には相当な金額がかかりますので、先ほどの御答弁申し上げたとおり、総合計画に掲載している事業をまずは優先をして、その後に検討される事項ではないかなというふうに考えております。─ 88 ─

再質問 5番 谷秀紀

持ち時間も幾らもないのですが、この公会計をやればやるほど、非常に複雑でありまして、まだまだ時間が必要とします。それで、この一般質問の中では、総括として、4点ほど指摘がされている部分もあるのです。それで、一部重複はしますけれども、実は1点目として、制度整備の目的だとか、それから、実際の公会計の本当の基本的な考え方だとか、それから、実施に当たってはどうなのだと、それと、今後の課題として、監査制度の構築なども指摘されております。それで、そういう多岐にわたって内容が複雑にありますので、このことを申し上げて、次回の一般質問の中でさらに内容を詰めていきたいと思いまして、私の一般質問をこれで終了します。

出典:歌志内市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月19日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる