歌志内市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日
人口減少対策問題等について
2020年3月12日、歌志内市議会の一般質問で、谷秀紀議員が「人口減少対策問題等について」質問し、市長 村上隆興、企画財政課長 松井敬道、副市長 岩﨑雄逸が答弁しました。
- 質問者
- 谷秀紀 議員
- 答弁者
- 市長 村上隆興、企画財政課長 松井敬道、副市長 岩﨑雄逸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 谷秀紀
おはようございます。皆さん、もう御承知かと思うのですが、ちょっと私事ですが、きのう、ちょっと治療を終えたばかりで、声が何かかすれておりますので、聞きづらい点があるかと思いますので、御容赦お願いしたいと思います。さて、コロナウイルスの感染対策で日本列島が日々感染防止に追われている現状の中で、昨日まで日本では1,330人の感染者が発生し、また、道内では、昨日で118人が確認されておりますが、昨日は新たにその中に7人の感染者が出たところでございます。なお、このたびのウイルス感染により犠牲になられまして、御逝去されました方々には、衷心より御冥福をお祈り申し上げたいと感じております。それでは、質問をいたします。私の質問は、人口減少対策問題等について1件で、その人口減少対策問題などについての質問内容は7項目を通告をいたしておりますが、再質問については、人口減少対策にかかわることに集中しての内容になるかと思いますので、理事者の答弁については、再質問の趣旨を御理解の上、答弁の御期待をいたしますので、よろしくお願いしたいと思います。なお、7項目の質問を重点に今回は考えておりますので、その旨、御理解を賜りたいと思います。質問に入る前に、懸念される当市の人口減少に伴い、近い将来、予想される地域主権の確立という問題等も含め、広域行政についての取り組みも視野に、重大な局面を迎えるものと考えられます。また、人口の減少が進むほど、当市の経済状況の悪化も進み、地域住民にとっては厳しい現状認識を余儀なくされ、現時点では当市の最重要課題だと考えるべきと思います。それでは、質問の内容に入ります。質問1でございますが、今後の人口減少等に伴って、国からの交付税等も考慮の上、自主財源の乏しい当市としての将来的な財政環境に大きな変化が生じるのではないかと危惧すべき懸案事項ではないかと考えますので、市長の見解について伺っておきたいと思います。質問2でございます。令和2年度より令和7年度までの歌志内市総合計画後期基本計画が示され、また、第2期歌志内市「まち・ひと・しごと」創生総合戦略の内容も示されましたが、今後、総合計画を推進していくことにより、令和7年度までの人口減少により、計画の影響に支障と問題が及ぶのではないかと考えますが、これらのことを計画の過程を先見的に考えた場合、さらなる計画の見直し等も考えておられるのかを伺っておきたいと思います。次、3番目でございます。前項にも記述しました第2期歌志内市「まち・ひと・しごと」創生総合戦略では、序章と第1章では人口問題について示されておりますが、この中で、人口ビジョン及び策定の背景では、今後目指すべき人口の将来推計を設定し、と示されておりますが、既に人口問題等について過去に一般質問をいたしておりますが、今ごろと思えるような施策についての考え方はいかがと感じますが、この点について見解を示してください。質問の4でございます。第2期当市の「まち・ひと・しごと創生」総合戦略では、今後、目指すべき人口の将来推計を設定し、とか、人口の現状分析を行った上で、とか、人口の将来推計を再設定し、とか、人口の現状と動向を分析するとともに、とかの記述があります。また、歌志内市人口ビジョン及び総合戦略の位置づけと対象期間という記述がありますが、人口ビジョンと対象期間との位置づけと、どのような政策や施策を考えてのことなのか、具体的に示していただきたいと思います。─ 99 ─質問の5でございます。人口減少に対応したシティプロモーションが注目されておりますが、この施策は、まちの魅力や地域資源を掘り起こし、外部に向けてアピールすることなどで、みずからの「まち」の知名度や好感度を上げ、地域に住む一人一人の愛着心を高め、地域そのものを全国に売り込むシティプロモーションの活用についての取り組みをする考えがないか、伺いたいと思います。質問の6です。国では、「まち・ひと・しごと創生」の総合戦略では、地方創生を推進するための基盤ともなる地方法人課税の偏在是正措置による財源を活用して、地域社会の持続可能性を確保するため、地方財政計画に地域社会の維持・再生に取り組むための新たな歳出項目として、「地域社会再生事業費」として4,200億円(道府県分が2,100億円、市町村分2,100億円)予算計上されていることを御承知でしょうか。また、この予算には、人口集積の度合いに応じた指標があり、算定に用いる指標は(人口密度4,000人未満の人口を基本とした指標)御承知か、伺います。最後の7番目の質問でございますが、平成27年12月定例会で、人口増を考えた政策の一般質問を致しております。その件名は、人口減少対策と地方創生の件についての内容です。この質問は、人口増対策として、私の知る限り、全国的に政策としては類のない一戸建住宅のことを質問をしております。既に質問後4年有余が経過しておりますが、今日まで、市内外を問わず、若い方々に一戸建住宅に関する政策を提案説明をして参考意見を述べていただきましたが、この政策は大きな反響がありましたことから、私は確信をして、当市の人口増対策の一環としての政策として取り組む考えがないかを改めて伺いたいと思いますが、私は、この政策はまさに「まち・ひと・しごと」の地方創生の政策の見本ではないかと考えておりますが、見解を伺いたいと思います。以上、7項目にわたりまして、件名1の人口減少対策問題について質問いたしたいと思います。答弁、よろしくお願いいたします。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
-登壇-おはようございます。谷議員の御質問にお答えいたします。1、人口減少対策問題についての1、財政問題等についてでございますが、本市の財政構造は、自主財源が2割程度となっており、その大部分を依存財源に頼らざるを得ない、極めて脆弱で、臨時的な財政需要に対して十分な余裕のない厳しい状況が続いております。特に地方交付税は、私が就任した平成24年度と平成30年度の比較では、2億4,000万円減少しており、直近の3年間では2億6,000万円減少しております。このような状況が続いておりますので、財政の大宗をなす地方交付税に対する懸念が消えることは今後もないものと認識しておりますが、不測の事態も想定しながら、今後も「入るを量りて出ずるを制す」を念頭に、身の丈にあった行財政運営を心がけ、計画の推進と財政の健全化の両立を図るべく、努力を続ける所存であり、このたびお示しした二つの計画を本市のリスタートと位置づけ、果敢にチャレンジしてまいる所存でございます。次の1の2、後期基本計画等の見直しについてでございますが、今回策定の後期基本計画と第2期総合戦略につきましては、現状を分析するとともに、前回計画以降の将来推計などのデータをベースに、将来人口などをシミュレーションしながら、各団体の代表者や、公募により応募され、積極的に計画策定に参画された18名で組織するまちづくり市民会議からの提言等をもとに策定しております。このため、今後、大きな社会経済情勢の変化などがない限り、─ 100 ─計画期間内において各指標等を達成すべく、計画の推進を図ることを基本として、毎年度、実施計画において、具体的な事業について提案することとしております。次に、1の3、総合戦略の施策についてでございますが、人口減少問題は、御承知のとおり、本市に限らず、今日に至っては、日本全体の問題として、国を挙げてその対策に取り組んでいるところであります。日本の人口は、2008年、これは平成20年になりますが、これをピークに、初めて減少に転じたことから、静かなる危機と国が認識したことをもとに、平成26年にまち・ひと・しごと創生法が制定され、人口の急減や超高齢化という直面する大きな課題に対し、国と地方が一体となって、その克服に向けた取り組みにより、持続的な社会を創出しようとするものであります。本市におきましても、平成27年に総合戦略を策定するとともに、翌28年度からは新たな総合計画をスタートさせ、この難題である人口減少問題に対し、それまで以上に子育て支援や高齢者対策などの取り組みを強化しながら取り組んできたところであります。したがいまして、人口の推移はもとより、市民サービスの向上を目指すとともに、常に財政状況を見きわめながら、健全で持続可能な行政運営を推進してまいりたいと考えております。次に、1の4、人口ビジョンの期間等についてですが、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略は、平成27年度に策定した総合戦略が計画期間を終えるため、改めて本市の人口の現状分析を行った上で、今後目指すべき人口の将来推計を設定し、国の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の方針と整合性を図りながら策定いたしました。総合戦略の全体の期間は5年間でありますが、人口ビジョンにつきましては、国の長期ビジョンと整合性を図るため、2040年、これは令和22年でございます。及び2060年、令和42年でございますが、これの将来人口推計を行い、目標人口を設定しております。このため、掲げました人口目標を達成するため、四つの戦略の柱を定め、各戦略の柱ごとに基本目標、主な施策、重要業績評価指標、KPI、事業内容を計画に掲載したところであります。次に、1の5、シティプロモーションについてですが、自治体における営業活動ともいえるシティプロモーションの活用につきましては、地域を持続的に発展させるために、地域の魅力を地域の内外に効果的に訴求し、そのことにより、人材、物、資金、情報などの資源を地域内部での活用を可能とする取り組みとして有効な取り組みと認識しております。この取り組みには、政策目標を明確にすることが求められておりますが、まさにこのたび策定いたしました総合計画、後期基本計画において、各政策ごとに設定している目標を達成することが、この取り組みの一環であるものと考えております。このため、このたび策定した総合計画・後期基本計画及び第2期総合戦略に示す将来像の実現に向け、市民の皆さんを初め議員の皆さんとともに、これらの計画に掲げる施策等を推進してまいりたいと思っております。次に、1の6、地域社会再生事業費についてですが、令和2年度の地方財政計画の項目に、地域社会再生事業費が新設され、地方団体が地域社会の維持、再生に向けた幅広い施策に自主的、主体的に取り組むために4,200億円が計上されたことは承知しております。また、算定は普通交付税で行われ、人口構造の変化に応じた指標と人口集積の度合いに応じた指標を用いて算定されます。具体的な算定指標につきましては、人口構造の変化では、人口減少率、年少人口比率、高齢者人口比率、生産年齢人口減少率、人口集積の度合いでは、人口密度4,000人未満の人口─ 101 ─を基本とした指標を設ける予定であると認識しております。最後になります。7番目、一戸建住宅に関する施策としての取り組みについてでございますが、子育て環境に配慮した市営住宅の計画として、空戸市営住宅を活用してのリノベーションや、新規建設に限らず、戸建て住宅の整備なども検討することとしており、また、定額家賃などの家賃軽減の可能性についても検討を行っているところでございます。以上です。
質問 5番 谷秀紀
まず、人口減少問題でございますが、市政だよりからの調査では、平成27年の1月末日の人口は3,821人でした。そして令和2年、ことしの1月末日の人口では3,126人になっております。この5年間での人口減は695人となっている状況を考えますと、年平均、1年間で139人の減でございますが、この数字を単純に考えますと、ことしの令和2年中に3,000人を切ることになるのではと思うわけですけれども、このように少子高齢化の時代とはいえ、当市の人口問題は日々重要課題、あるいは非常事態としての認識をすべきと私は考えますが、見解を伺いたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
この人口減少問題につきましては、これは歌志内だけではなくて、全国的な問題と考えております。特に言われております東京一極集中とは言いますが、大都市に人口が集まっていると。北海道で言いますと札幌ということでございますが、現実に札幌も人口が減少しております。そもそも札幌に居住している方々は、東京に向かって転出しているというのが実態でございまして、これを補うために周辺自治体から札幌に転入している、北海道全体としては減少している。最近、苫小牧ですとか、あちらのほうが若干ふえているかもしれません。そういう意味で、御質問のたびに、私、議会で申し上げておりますが、人口の減少はとめようがないといつも申し上げておりますが、これは過去は総務省がいろいろと考えなさいということでしたが、総務省も現在はそのような理解をしておりまして、私どもと話をするときには、まず地域に住んでくださっている方を大切にする、幸せを感じていただく、そういう行政に切りかわってきたというのが現在でございます。ただ、今回の総合計画、あるいは総合戦略という中では、やはり減少だけを申し上げるのではなくて、やっぱり人口の増というものを努力するということが我々行政としては最も重要なことと考えておりすので、やはり見直しをしながら、人口目標という一つの目標をきちんと設定をして努力をすると、こういうことも必要かなと思っております。
質問 5番 谷秀紀
ちょっときょうは老眼鏡を忘れてきて、見づらい点がありまして、お許しをいただきたいと思います。それで、まち・ひと・しごと創生の第2期の今回の総合戦略が3月に示されました。そこで、この中に人口減少による社会経済的影響についてという項目があるのですが、ここで(1)で経済的影響、(2)で市財政への影響、まさに今、市長が交付税のことで懸念しているところだと思うのですが、(3)では社会的影響等々が記述されております。その中で、先ほど私の質問の中でお話ししていました、(1)の①の中で、労働力人口の減少による地域経済、地場産業の衰退、これはまさに現在で見れば相当進んで、歌志内の場合は経済は非常に、以前にたしか相当前に、佐藤課長が主幹のときに経済問題で質問したような記憶をちょっとしているのですが、そのときには、歌志内の経済にかかわる資料はつくっていな─ 102 ─いという答弁を記憶しているのですよ。今も歌志内市の経済問題については、やっぱり統計的なものは、いまだに人口に絡んで経済的問題はつくっていないのかどうか、まず最初に聞いておきたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
歌志内の財政状況というのは、毎年計上されますから、これは私の手元にも綴っておりますが、これによって、交付税などの関係などはそうなのですけれども、これによって歳入、あるいは歳出の内容というものは全て私たち確認できるようになっておりますので、もちろんその年によって普通交付税、特交等が変わりますし、先ほども申しましたが、入るを量りてということで、歳入も全て見ております。そういうことで、今、資料と申しましたが、それを見るのが一番わかりやすいかなと、そのように思います。
質問 5番 谷秀紀
それで、今の経済的影響の中でだとか、先ほど質問しました市財政への影響だとか、社会的影響の中で、私、特筆するような記述を指摘しているのですが、俗に言う可能性があるとか、懸念されるとか、この字句が非常に多いのです。だとするならば、懸念されたり可能性があるのであれば、これに対する施策なり政策をなぜ考えないのだと、これが一つの人口減少の問題にやはり影響しているのではないかというふうにとらえているのですよ。なぜ施策、政策を、考えていたのだろうとは思いますけれども、やはり具体的な大事なところが全く欠けていると。やはりこういうふうに総合戦略を発表するのであれば、もう少し中を、政策にしても施策にしても、中をもう少しもんで、やはり記述して発表したほうが意義があったのではないかと、このように感じているのですが、この辺についてはどのように考えておられますか。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
歌志内の場合はほかの自治体とちょっと様子が違いまして、御承知のように、18年に財政が破綻するという状況に陥りました。ほかのまちでは、その段階でまちづくりというものに邁進していたということは十分御承知だと思います。歌志内はその以前に、財政の再建ということが大きな目的となっております。したがいまして、この10年間というのは非常に厳しい財政健全化の10年であったと、私はそのように思っております。ただ、この間、市民サービスは何とか維持をしようという形でやってきております。しかしながら、非常に厳しい状況でございまして、職員の給与の削減、議員の皆さんの報酬の削減というものも御協力いただきながらやってまいりました。私、質問されるたびに議会で申し上げていたことは、何としてでも標準財政規模まではお金をためるのだと、これは申し上げております。当時は24億円でしたけれども、現在、人口が落ちまして、大体20億円程度になったと。しかしながら、この2期、7年目になりますか、ここまでで泉谷市政を踏まえて、現在、約35億円ぐらいの基金総額を確保するまでまいりました。したがって、前期の総合計画からは、ハードはその都度になりますけれども、ソフト事業としては周辺に負けないだけのサービスを展開していると私は思っております。しかしながら、本格的に行政を推進するということになりますと、私は後期の計画になるかなと思っております。議員も御承知のとおり、この7年間、市としていろいろなサービスを展開しております。今回、新年度予算で、健康診断の無料化から始まって、過去には修学旅行費の無料化等々も含めて、相当なサービスをしていると思いますが、決してこの近隣に負ける内容ではないと思っています。逆に歌志内のほうが優れているのではないかと思うくらいでございまして、ようやく─ 103 ─そこまで来たかなと思っております。御指摘の総合戦略につきましても、総合計画に基づいて、総合計画の中に個々の事業というものをうたうということは余りありませんので、毎年の予算の中で、具体的な事業というものを表明していく、これが総合戦略の進め方だと、私はそのように理解しておりますので、御指摘の部分については、今後、明らかにしてまいりたいと、そのように考えております。
質問 5番 谷秀紀
実は、まさに今、市長の答弁のあった中で、平成18年、泉谷市政でございましたね。そして財政が非常に困窮して、徐々に総合計画の見直し等々もありまして今日に至って、並大抵な苦労ではなかったのではないかと感じてはおります、当時も。その中で、やはりそういうような状況を進んできながら今日に至っているわけですけれども、やはり改めて総合戦略が3月に出された時点で、私なりに考えたことは、やっぱり施策や政策を考えるのは、これは行政の仕事、また、アイデアだとか提案だとか、周りから、例えば行政で各委員を募って、いろいろと進言して投げかけている、そしてまた、その中で施策や政策を求めている状況もわかりますけれども、やはり行政が主体となってやらなければ、やはりそういうものが動かないと思うのです、実態として。そして、やはりそれらを考えるのであれば、いずれにしても行政主体の施策、政策を示してこそ、それが実現性に向かうのではないかと、私は常に考えているわけでございます。それで、最初の答弁では、お示しした二つの計画を本市のリスタートとして位置づけて、果敢にチャレンジしていく決意だと、この決意は一つのやる気だと思うのです。やる気ということは、今まで以上に決意をされたのかなというふうに改めて感じるわけですが、いろいろと難しい面があると思いますけれども、やはりやる気を損なわないように、施策、政策を、実行を、しっかりと示した二つのことはやっていただきたいと願う一人ですけれども、その点についてしっかりと答弁していただきたいと思っております。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
御指摘のとおりだと思います。ようやく財源的な裏づけができたという思いでおります。したがって、ここ何年間の間に、後期に向けての準備をしておりまして、そのために、財調だけでなくて、それ以外の基金に振り分けながら、次の段階に入ると、こういう考え方をしております。まさに令和2年度というのは、後期総合計画、そして総合戦略の初年度になるわけで、そういう意味で、当初予算に種々事業の提案をさせていただきました。ただし、歌志内は一度大きなこりを見ているわけです。平成7年度以降の財政運営に、これは大きなつまずきをしたということで、18年、あるいは19年の予算のときは、当初予算が組めなかったというような状況に陥ったことも事実であります。二度とこういう思いはしたくない、市民の皆さんに、職員に、こういう思いはさせたくないという思いで、私どもは今、石橋を一度、二度、三度、四度たたいて渡るというぐらいの慎重な運営をしているつもりでございます。そういう意味で、例えば事業をする場合に、起債を借りるという場合に、重ならないように、起債の償還比率がかぶらないように、こういうことも含めて年次計画を立てていくという中で、予算規模は小さいものですから、令和2年度で言いますと、公共工事というものは一定額を確保しなければならない中に、さらに事業を展開するということで、歌志内としては義務教育学校、これの事業というものが現状の予算規模の中ではいっぱいかなということを含めて、さらに歌志内というのは経常経費の比率が96ぐらいいっているのです。いろいろなサービスをやっています。いろいろな提案をいただいて、すぐに対応すればよろ─ 104 ─しいのでしょうけれども、私ども、持ち帰って一度計算します。なぜかというと、1回スタートしたものを途中でやめるわけにはいかないのです。今後も継続して十分対応できるかということを、我々行政側としてはしっかり確認をしなければならないということで、おくれますが、1回実行したものは続けていきたいという思いで、いろいろな新しいサービスを提案しているというのも事実でございます。そういう意味で、財政運営については、我々、責任を持って皆さんに御提案をしていかなければならない、市民の皆さんにも安心して行政をお任せいただけるような、そういう環境をつくっていかなければならない、そういう思いで現在は総合計画、総合戦略に立ち向かっていると、こういうことでございます。
質問 5番 谷秀紀
実はまち・ひと・しごと創生総合戦略には、人口問題について相当なページ数を使って強調しております。ところが、基本計画には人口問題が余り載っていないのですね、正直言って。それで、市長の今回の市政執行方針の4ページの上段に、「市内商工業者においては、人口減少に伴う高齢化や生産年齢人口の減少などにより、地域経済が停滞し」という文言が記述されております。その中で、僕が最初の質問が、要するに歌志内の経済状況を質問したわけですけれども、やはり経済と、その受ける影響、商店街についてもシャッター通りと言われているような通りが本町地区では御承知のように実態としてはシャッター通りになっている。よそで言われるシャッター通りと、歌志内でもあのようにシャッター通りがある、それの再生についてもいまだに見当たらないのですね。結局、強いて言えば、歌志内の中にある商店というか、セーコマ2件と酒井商店、固有名詞出させてもらいますけれども、どんどんどんどんその背景については、やはり高齢者の人たちは非常に困難を極めていると。やはり買い物難民が出てきているというのも、こういう人口減少に伴っての、商店街もそのようになってきた実態でございますから、理解はできるとしても、やはりその政策なり施策もいまだにままになっていないと。そういう現状を見ていきますと、やはり私は、人口減少対策というのは、歌志内で今、コロナウイルスも非常にそれこそ国を挙げてやっているけれども、歌志内にとっても緊急の重要課題だと、このように感じているわけなのですけれども、市長もところどころでは、やっぱり人口問題は非常に重要な課題だということを持ち上げていますから、理解はできるとしても、市民の皆さんがどう受け取っているかということが余りにも聞かれないのですね。その点についてはどのように行政としてはとらえているか、そこら辺をお聞きしておきたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
行政側としては、商工業だけでなくて、全て市民の皆さんを対象に考えた場合、例えば教育、保健、医療、福祉、商工業含めた産業振興等、いろいろな部分があると思っております。最初の質問であります商工業の関係につきましては、私どももいろいろと政策としていろいろなものを立ち上げたいということで、御相談申し上げた事例はたくさんあります。しかし、私どものほうへの提案というのはほとんどないですね。逆にないからこそ、私どもが動き出すのですけれども、例えば事例で出されたセコマの関係も、これも行政が動いているという部分でございます。したがいまして、私ども、何ができるかということを考えたものが、地域振興券、これはよその自治体では、新年度、もうやめます。だけど私どもは、ほかよりも多い30%のプレミア─ 105 ─ムをつけまして、何とか市内経済を回したいという思いでございまして、これも私どものほうから仕掛けているという、これが実態だと、それは御理解いただけるのではないかと。こういう努力をしながら、何とか商工業の支援をしたい。先日も実は会議所の、今回、役につかれた方々とお話したのですが、そのあたりを会員の皆様のいろいろなお話、御意見をまとめて、会議所として私どものほうにパイプになって持ってきていただきたい。そういう中で、どういう支援を望んでいるのか、私たちがどういう支援ができるのか、今後、そういう中で協議を続けたいと、このように思っております。また、子供さんたちの関係については、人口の増につながるように、例えば認定こども園、これを0歳児から受ける、保育料は全て無料ですということで、何とか歌志内に住まいを持って、そして世帯主だけでなくて、御家族の方でも稼働するということであればどうぞという環境をつくりながら進めております。高齢者、あるいは子育て含めて、いろいろな階層に、私ども何ができるかということを常に考えながら、この総合戦略というものの中に、今後、明らかにしていきたいと思っております。そういう中で、現在まで進めてきた政策、これはほかの自治体と比較していただければよくおわかりかと思いますが、歌志内がどちらかというと住民サービスについては現在先行しているのではないかなというぐらいになっております。
質問 5番 谷秀紀
このまち・ひと・しごと創生の冊子の中の6ページなのですが、人口動向分析をされております。時系列的分析ということで、①の総人口の推移と将来推計とか、②の年齢3区分別人口の推移とか、③人口ピラミッドの変化とか、(2)の自然動態とか、ここでいう社会動態人口の推移だとか、推移、推移という記述が非常に目立つのです。人口ビジョンとは何なのだとひもといてみると、将来展望とか見通しとか、長期的なことを示したことだと私は思っているのですよ。それで、冊子の、今お話しました人口の動向分析の中で、やはり転入、転出者の住所、ほかのことだとか、通勤・通学の圏域とか、いろいろ記述されております。それで、やはりこれらのことを分析していきますと、人口減少による社会とか経済的影響については、非常に歌志内は受けているなと、このように感じているのですよ。それで、先ほど言った施策、政策についても、改めてやはり所管なりチームをつくっているいろいろな部署もあるようですから、その中で、やはり前向きなものがある面では出ていないと。だから、私、先ほど質問したように、どのような内容で施策、政策を考えておられるのか。施策、政策を考えてこないと、やはり実行に移せないですね。やはり内容については、最後のほうには計画について、いろいろな計画から始まって、こういうことをやっていくのだという一つのものが示されておりますね。正直言うと、プランから推進から点検から改善と、このようなことを一応記述されているわけなのですよ。それが実際にそういう行程をやっているのか。やっていれば、もう少し内容が濃いものになって示されるのではないかというふうに感じるのですが、実際にこういう計画から改善までのことはどのようになされているのか、その辺のことをお聞きしておきたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
先ほども申しましたとおり、歌志内全てのことを完璧にできる、そういう財政状況ではございません。したがって、今年度は何を柱に推進するかということも考えながら、主力をどこに置くかということになろうかと思います。今年度は人づくり、いわゆる教育、それから、保健、医療の分野ということで、この後、予算の問題も審議されると思いま─ 106 ─すが、義務教育学校を中心に、投資的な経費、これについては増額しておりますし、健康診断を初め皆さんの健康増進、いわゆる健康寿命の延伸ということに主力を置いて、ことしは予算編成にかかったということで御理解をいただきたいと思います。
質問 5番 谷秀紀
実態は市長が答弁したとおりかなというように理解もできます。ただ、現実としては、やはり一番最初に質問しましたように、ことしは3,000人を割るのではないかと。だから非常事態宣言に値するのではないかと、このような危惧を持って質問しているわけでございます。そこで、実は当初からお話ししました7項目目の一戸建ての質問の関係なのですが、若い層の人口を増加させることは、若い世代の既婚者は何を現在一番希望しているかという、某文献では圧倒的に持ち家を希望している事実があります。そして、このような実態を私も踏まえて質問しておりますけれども、行政サイドとして、人口対策についての考え方として、重要な課題としての認識をもちろんされているとは思っておりますけれども、なお最近の人口減少の推移としては、市政だより記事では、先ほど言った人口の状況で、今申し上げましたように3,000人をことしは割るのではないかと、そういうことから、やはり所管においても、どのような考えを、要するに対策、施策、政策、やはりふやすことをどう考えているのか、根本的に、その辺がやはり見えてこないのです、現状では。それで、やっぱりことしは基本計画、そして俗に言う創生計画を示しているわけですから、まさに今までの泉谷市政からおくれて、基本計画がおくれて、いろいろと今期に至っておりますけれども、今回のやはり基本計画と、人口、まち・ひと・しごと総合戦略ともかみ合わせた上で、ぜひ実のあるものにやはりしてもらわなければ、やはり市民も、人口減少の問題については非常に強い関心なり、そして今後、歌志内の社人研が示しているような人口にひしひしと向かっていくようになれば、それこそさらに人口減少に拍車をかけるような状況が生まれると、私はそのように危惧しておりますけれども、その辺を考えて、所管は日々どのように業務に、この件に関して接しているのか。そして、所管が本当にこれは最重要課題だという認識のもとに当然やっておられるとは思いますが、これが市民のほうには聞こえてこないところが多々あると思うのです。率直にこの辺も含めて、やはり見解を示していただきたいと思います。
質問 5番 谷秀紀
本当は所管からしっかり聞きたいのですが。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
私が答弁した後に所管から答弁させます。人口減少、私はいつも、これは防げないと申し上げていると思います。これは全国的な問題であって、とめることはできない。ではどこまでそのスピードを落とすか。それは、一つには、私は歌志内に最も大事なことは、健康寿命を延ばしてもらうことだと、人口を減らさないことなのだと、これがまず第一。したがって、健康寿命を延伸するための政策としていろいろな手を打っていかなければならない、ここにまず一つウエートを置いて、令和2年度の予算をまず一つ編成しているということでございます。だからといって、子育て世代に何もしなくていいのか。そうではなくて、これは前期総合計画の中からスタートしている認定こども園、それから、保育料の無料化を含めて、あるいは修学旅行費の無料化、あるいは18歳以下の医療費の無料化、今回やっております65歳以上の老人のインフルエンザの予防接種の無料、肺炎球菌の無料、あるいは高校生までのインフルエンザ予防接種の無料、全部つながっているものでございまして、若い方から高齢者まで、まず─ 107 ─健康寿命を延ばしてほしいということが一つ。それに加えて、市外から歌志内へ足を伸ばしていただきたい、ここにも力を入れていかなければならない。ただ、予算が限られているという中で、それぞれの所管からもいろいろな提案が来ております。それを実現していく、あるいは議会のほうからもいろいろな提案をいただいております。これも実現している。先ほど申し上げましたとおり、石橋をたたいて渡るような状況でした。今、後期計画がスタートする中で、財源的な準備はできましたと先ほど申し上げましたが、これから本格的にスタートするのだなという思いでおりますので、その辺も含めて、今後いろいろ提案いただければありがたいなと。庁内では十分議論しているということでございます。
答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)
私のほうから、まず、総合計画の基本的な位置づけにつきまして御説明をさせていただきたいと思います。まず、総合計画につきましては、御存じのとおり、3層構造になっております。総合計画基本構想、基本計画と実施計画と、このようになっております。基本構想につきましては、基本計画や実施計画の基礎となる指針で、これは10年計画で策定をされております。今回の後期の基本計画という部分につきましては、10年間で取り組むべき必要な施策や事業を分野的に体系化するもので、もう少し言い方を変えますと、中期的な施策の取り組みの方針でございます。これを受けまして、実施計画、これは毎年ローリングしていきますけれども、この部分で具体的な施策ですとか、施策というよりも事業が出てきます。今回の部分につきましては、中期的な施策の取り組みの方針でございますので、一部本当に具体的な部分というものは、こういう部分ではちょっと出てきておりません。これを踏まえて、毎年、個別の事業を提案をしていただいて、予算の中で、先ほど市長も申し上げましたように、どこに重点を置いていくのか、予算をどのように配置できるのかを考えながら予算策定をしているところでございます。人口ビジョンの関係でございますが、人口ビジョンの位置づけにつきましては、本市における人口の分析を行い、将来人口を推計して、総合戦略における効果的な施策事業を検討し、立案するためのあくまでも基礎資料でございますので、これに基づいて施策を行うような形になります。この人口を少しでも、社人研のとおりでいきますと、将来的には300何人ということなりますので、そうならないように、各種施策をやって抑制をしていきたいということでございます。実際の人口の部分でいきますと、平成22年から26年、この5年間で796人、1年平均に直しますと159人減っております。平成27年からは、具体的な施策、いろいろやっておりますので、それ以前につきましては、先ほど市長が言いましたように、実際に事業ができなかった期間でございますので、何もしなかったときに159人ということで、年間160人ぐらいの人口減になっております。平成27年から30年、この4年間では、551人減っております。年間にしますと138.8人ということで、単純に比較しますと20人ぐらい抑制はされております。ただ、計画につきましては、もっと人口を抑制させたいということでございましたので、それには到底届いてはおりませんが、人口の抑制という部分につきましては、ある程度はいまのところは数字となって出てきていると思います。何かこれをやれば解決するというような特効的なものはございませんけれども、今住んでいる人が住んでよかったと言っていただけるような施策を実施することによって、少しでも人口減少に歯どめをかけたいというふうに思っておりますし、フ─ 108 ─ルセットの施策や事業が必ずしも1番ではなくても、総合的にはトップまたはトップクラスの、特に子育てにつきましては環境整備することによって、少しでも人口減少に抑制をかけてまいりたいというふうに思っております。
質問 5番 谷秀紀
今、所管からいただきましたので。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
先ほども申し上げましたが、人口減少を私は防ぐことは難しい、そのように申し上げました。したがって、課長からも申し上げましたとおり、抑制について努力する、あるいは、人口の増について努力する、これは行政として当然やっていかなければなりません。繰り返しますけれども、そのための人口減少を防ぐということで、健康寿命を延ばしていただく、これが何よりだと思っております。それに加えて、市外から何とか歌志内のほうへ移住をいただくと、こういう努力もしていかなければならない。それがまさに子育て階層に対する政策を打っていくと、こういうことだと思います。以前にも申し上げましたが、歌志内でアンケート調査をしたところ、7割近い方がこれからも歌志内に住み続けたいと、こういう御意見があったと。また、2割の方が転出するということでしたが、それは時期が来るとという、そういう意味合いの表現もあったやに聞いております。この市民の皆さんの気持ちを大切にした行政の推進をしなければならない。私、直接3,000人を切るということについて、市民の皆さんと数多くの方とお話をしたことがございません。しかし、いろいろな場面でお聞きしている中では、やはり人口の減少というのは防げないのではないか、こういうお話はいただいております。そのために、行政として努力義務として、人口の増につながる、いわゆる政策を打ちなさいと、これは今申し上げました移住、そして定住も含めて、総合的な政策になるかと思いますが、そういう意味でおしかりをいただいたのかなと、そういうふうに思っております。これからも一生懸命汗をかいていきたいと、このように思っております。
質問 5番 谷秀紀
人口対策については、今、市長の答弁にあったように、確かに防げない大きな問題だと思います。それはなぜかというと、ここ数年前から、少子高齢化の時代に突入したことが全国的に波及されておりますので、全国の自治体は、これはそれこそ日本の人口のパイの中で人口のやりとり、要するに増収したり減収したりする現状でございますので、こういった中で、私ども、こういう田舎の市としては、非常に悩むところが多々あると思うのです。その中で、実は答弁、先ほど7項目求めて、いただいておりますが、俗に言う、やはり施策、政策はインパクトのあるものでなければ、やはりなかなか通用しないのかなと、住民の皆様方には。やはりそういうことを背景にして、一つ、インパクトのあるような、やはり政策、施策を考えていくことが一つの道ではないのかなということを考えて、私があえて類のないという質問にしたわけです。類のない一戸建住宅のことを、実は平成27年12月の第4回定例会で、タイトルは人口減少対策と申し上げましたけれども、地方創生の件だということで話しまして、質問しまして、─ 109 ─その中に、改めて今お話しさせていただきますけれども、当時の石破創生戦略担当大臣が興味深い談話を発表しておりました。その内容というのは、地方創生がうまくいかないのはというのは、私は、まさにこの一戸建ては地方創生の分類に入ると思っていますから、そういうことで今質問するのですが、地方創生がうまくいかないのは三つのパターンがあると談話をしているのです。一つには、やりっぱなしの行政だということを指摘しております。それから、二つ目には、頼りっぱなしの運用だと。三つ目には、全然無関心の市民だと。この三つが融合すると、地方創生は絶対に失敗するよという指摘をしているのです。このような談話をして、やはりそのことは何といっても人口対策が一番なのかなと、そんなことを、実はこれは私は以前から考えていた政策なのですけれども、それで人口増のために一戸建てをやったらいかがかというところにくるわけなのです。尽きるわけなのです。それで、やはりインパクトもあるし、その中で、現在の若い子育て世代の方々に何を、先ほど私、一応いろいろなことで研究したら、90%以上の人が非常に関心を持っているのです。実はきのうも点滴を受けながら、某看護師士さんに、もし歌志内がこういうことをやったらどうですかと。ぜひ応募したいと。やっぱりそれらのことを、1年間、私、入院生活中に、いろいろと高額の所得がある看護師さん、独身の看護師さんとかいろいろ聞いてみたら、本当に90%の人がすごくあると思っていますよ。そういった中で、やっぱり現在、若い人たちの世代が持っている中では、持ち家は最大の基本なのです、ある面では。そういったことから、今回のまた5年前に1回質問していますけれども、改めて取り上げて質問させていただきました。それで、先ほど市長の答弁の中で、空戸市営住宅を活用してのリノベーションや新規建設に限らず、一戸建て住宅の整備などの検討をしたいという答弁がありました。また、そこで定額家賃などの家賃軽減の可能性につきまして検討したいという内容の答弁をいただいております。この2点について、もう少し具体的にかみ砕いてちょっと答弁をいただきたいのですが。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
確かに27年のときには私も答弁していると思うのですけれども、まず、空戸のリノベーションというのは、今ある、耐震化ですから57年度以降の住宅になると思うのですけれども、空き家が大変ふえているということで、それの一棟4戸か一棟8戸のうち4戸か、まとめて子育て世代の住宅に改修できないかということで、多分、1戸当たりだと400万円ぐらいで改修できるのかなというふうな計算はしているのですけれども、実際にはどうなるかわかりませんけれども、それで、まずテストケースで、子育て世代にどれだけ応募があるかということをまず実験的にやろうと。それを、本来だったら当初予算に組む予定だったのですけれども、ちょっと1棟4戸を考えているときに1棟3戸しかなくて、1戸の人を急に出すということはできないのでということで、それをちょっと1回、半年ぐらい考えて、もし令和2年度の補正予算にも計上できればと、早い段階ではそういうふうな考え方でいます。まず単費でできるもの。その住宅について、この前も建設課長が言ったのですけれども、中村・文珠地区の住宅、小中学校の義務教育学校のところとか認定こども園の近く等、それらの改良住宅、公営住宅を集約した上で、そういう住宅の改修ができるかどうかということをすぐにでも始めたいということで、それは今はもう遅いのですけれども、提案を受けて、遅いのですけれども、なるべく早目に手掛けて、様子を見ようかなという、実験ではないですけれども、モデルケースをやりたいなと思っています。また、戸建ての考えなのですけれども、実際にこの後の質問にも出てくると思うのですけれども、消防の関係で、今、住宅が古くなっているので、1棟4戸を待機宿舎として、そういう─ 110 ─ふうな夢物語ではないですけれども、消防の職員も若いので、そういう子育ての環境をよくした上の住宅建設ができないかということで、まず構想の段階でチャレンジしたところですけれども、なかなか建設単価が合わなくて、まだ結果的な実際の実施設計についてはまだ出ていないのですけれども、そういうふうなモデルケース、谷議員から言われている宿題があるのですけれども、1棟2戸の場合にどれだけの建設費がかかるのかなと、地元ではということで、それをまずテストというかモデルケースにしたいなと思って、ちょっと実験をしてみましたけれども、とんでもない金額が出たものですから、再度、見直しをかけなければならないという段階になっています。また、27年のときには、たしか谷議員が言っていた額としたら、1戸当たり1,800万円から2,000万円ぐらいの住宅で、どんなモデルの住宅なのか、ちょっとイメージはまだわかりませんけれども、そのぐらいの金額でできたら実現はできたかもしれませんけれども、先ほど市長が言いましたように、なかなか財政的に冒険ができない時代で、大変失礼かと思いましたけれども、今まで延び延びになっている計画であると、こちらのほうではそういうふうな認識をしております。ですから、そういうものを、本来だったら国勢調査、10月1日、ことしなのですけれども、それまでにやらなければならない政策だったのですが、ちょっとおくれてしまっているというのが現状でございます。以上です。
質問 5番 谷秀紀
今、副市長から答弁いただいた中で、興味深い答弁をいただいております。実行にワンステップ上ったのかなと、これは非常にありがたい、そして待ちに待った政策でないかと、このように感じております。そこで、宿題をいただいているということでございますので、その宿題は100点満点で返していただきたいと私は思っておりますので、ぜひ100点から欠けないように認識をしていただきたいと思いますし、それと、先ほど国の4,200億円の中で、その半分を市町村向けということがありますから、これはまさに人口対策の中で、先ほど私、ちらっと踏み込みました、やっぱり創生の中身も、私はこれは政策だと思っていますから、それで27年になぜやったかといったら、26年にもう既にひと・しごとの創生のことは国から出されというのがあるのです。それでいち早く、僕、27年にこの問題を取り上げたのです。それが4年、5年になって、ようやっと今、副市長の答弁から、日の目が少し見えてきたのかなと、これが曇らなければいいのですが、曇らないように、先ほど申し上げように、100点満点でテストを返していただきたい。これをぜひひとつもう一度その辺を確認しておきたいので。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
歌志内、高齢化率が約52%ということで、この社会的な現象を防ぎようがないということをもう一度申し上げたいと思いますが、今、お話が出ました主政策でございます。過去の総合戦略等々については、スタートした段階では、歌志内が該当するような、そういう事業はありませんでした。したがって、我々がやりたくてもできなかったというのが実態だということを御理解いただきたいと思います。そして、先ほども申し上げましたけれども、我々も長い時間をかけて準備をしてきた。財源的に対応が可能な状態になりましたと。いよいよ後期の総合計画の中で、我々が実行する段階に入りましたということを申し上げましたが、その内容として、ただいま副市長が申し上げましたとおり、いろいろなパターンの計画を今考えていると。その中には、上物を建てるだけではなくて、高い工事費というのは高い家賃に跳ね返ります。そういう家賃に皆さんが来ていた─ 111 ─だけるか。あり得ない。それは利便性の高い自治体へ行きます。それを何とか歌志内の優先度が高くなるようにするとしたら、建物の内容はもちろんそうですし、家賃が何たってそれは効果があることだということも含めて、それを総合的、一体にして議論をしていると、こういうことで、あとはいつ実行ができるか、そういう段階に入っているということで御理解いただきたいと思います。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
先ほどの関係で、家賃を安くするという話で、ちょっと答弁が漏れていましたので、ちょっと考え方について触れさせていただきたいのですけれども、今、市長が言われたとおりなのですけれども、歌志内市というのは不動産屋ではないというのがまず基本だということをまず据えて、近傍家賃制度ということで、今、公営住宅の家賃計算をしているのです。例えば民間の住宅が10万円だったら、それに対してどうなのだろうということをベースに、国はそういうふうな算定の方法をしているのですけれども、歌志内の公営住宅というのは、先ほど言いましたけれども、不動産屋ではないものですから、的確な低所得者のための住宅家賃のあり方について、これは近々、計算の方法ではないですけれども、所管には、ちょっと計数の問題とかいろいろあるかもしれないけれども、それをチャレンジしてみないかということを今言っているところです。ですから、箱家賃制度というのがあって、その住宅の区域については徹底して、上限は例えば3万円ですよということで、事前にオープンにして応募を図るとか、そういうやり方については上砂川町でも実施していますので、それらを含めて、収入において、家賃が7万円とか6万円という時代、それが本当に歌志内の家賃制度というか、公営住宅の家賃で正しいのかどうかということを考えなければ、先ほど言われた健康寿命の延伸でないですけれども、今いる人たちの幸せにもつながってこないのかなということで、少し歌志内として冒険する必要があるのではないかなということを、近未来の緊急課題として建設課のほうにちょっと投げかけておりますので、その辺も含めて、住宅政策のあり方を総合的に今回考えていきたいと思っています。
質問 5番 谷秀紀
非常に中身の濃い答弁をいただいたつもりでおりますので、本当にそのように進んでいただければ、少しでも人口増につながるのではないかと、このように思います。私も実は平成27年の、この中には詳細はかなり進言しております。その中で、やはり今言った3万円という家賃の話も出しておりますし、それから、土地の問題についても、永久貸与してやったらどうなりますかと。ということは、土地は市の財産でございますので、建物はやはり応募等をかけた中で、やはり抽選方法をやるとすれば、当たった方が、デザイン等については、やはり地元の業者を使うことによって、それぞれの中身をつくっていただく、ホームをつくっていただくと。そして、地元の業者の中にも、一戸建ての建物の推進がなされれば、やはり業者さんの経済的な、会社の経済的なことにも波及しますから、そのことを踏まえて、やはりそつのないようなことをやっていただければと、このように思います。人口については、先ほど言われたように、パイは同じなのですよね。その中から、減少したり増加したりするのが、今、日本の現状なのですね、人口については。そういうことも踏まえて、私は、今回は類のない一戸建てのことは、やはり北海道でも相当調べました。それから本州も調べました、自治体。一戸建ての政策は本当にないのですよ。だから、このことを歌志内がやることによって、あるいは私は北海道、または全国的に注目を、それこそニュースになるのではないかと。そのときは恐らく市長も大変な思いをするかもしれません。絶対私はそのよ─ 112 ─うに感じております。それで、この政策にぜひさらなる知恵を集めて、全国一のミニ市から、市長の公約であるみんなで創る笑顔あふれるまちに私は再生してもらいたいと。このことを申し上げまして、最後に答弁いただきまして、私の質問を終わりたいと思います。最後の答弁、ひとつお願いいたします。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
私たちも実行したいと何度も申し上げております。しかし、どのような方法で実行するか、今、それをまさに庁内で検討しているということでございますが、家賃につきましても、高齢者住宅でも御承知のように、まともにとると5万円、6万円という金額になる。ということは、補助を入れられないということなのです。単費でやりますと、私たちの設定する家賃でいいわけです。そういうことから考えますと、できるだけ建設費というのは、いいものをつくる、そして、やはり皆さんに理解していただける建設費でなければならないと。それは、やはり市民の皆さん、議会に予算を提案したときに、これでいいよと言っていただける、そういう範疇で我々も提案しなければならない、この辺がまた難しいところかなと。先ほど話の中に出ました、一つの物件についても、やはり社会常識の中でおさまるような、そういう金額であれば、私たち、それを、戸数をふやしていくということも可能なのかなと。とにかく議会と市民の皆さんの御理解をいただけない政策というのは通らないですから、この辺を十分私たち考えながら、先ほど副市長から申し上げましたとおり、現在、その内容について精査中だということを御理解いただきたいなと、そのように思います。
質問 5番 谷秀紀
いろいろと一戸建て住宅の政策について申し上げましたが、ぜひこの歌志内に若い人が集まっていただけるようにしていただきたいと、最後のお願いというか、申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。