歌志内市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月10日
(1)市政執行方針について/(2)教育行政執行方針について
2016年3月10日、歌志内市議会の一般質問で、谷秀紀議員が「市政執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 村上隆興、教育長 森塚勝敏が答弁しました。
- 質問者
- 谷秀紀 議員
- 答弁者
- 市長 村上隆興、教育長 森塚勝敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。
質問 5番 谷秀紀
おはようございます。通告の件名、1、平成28年度、市政執行方針のページ2ページから「市民と協働で創るまち」より下段より7行目よりの記述について質問をさせていただきます。まず、質問内容ですが、また、地方分権改革が進む中、時代の要請に対応できる職員の能力向上を目指し、能動的に行動できる職員の意識改革と資質向上を進めるとともに、人材育成と組織の活性化を図るため、人事評価制度の運用に取り組んでまいりますと記述をしておりますが、人が人を評価するということは重大なことであり、評価方法が一歩誤った評価をすると、評価された人の尊厳にかかわることになりかねない影響を及ぼすことにもなります。そこで質問に入りますが、質問の1、人事評価制度の運用に取り組む場合に、大きな「点」としてまず着眼点と実務の要点がありますが、着眼点の内容にはどのようなものがあるか示してください。質問2、また、実務の要点については、着眼点の職務評価は職務給制度管理の面から、機能を果たすことになりますが、その機能についての内容についても示してください。質問3、評価をする手順の概要について、一般的な手順について示してください。質問4、評価実施に際し前提がありますが、どのような内容のことを考えているか示していただきたい。質問5、評価の実施は、誰が、どのような内容で行うのか示してください。質問6、評価の管理・是正についてはどのように考えているのか示してください。質問7、評価には評価法の基本型に4種がありますが、非量的方法(序列法、等級法又は分類法)と量的方法(点数法、要素比較法)とがありますが、どの法で評価を考えているのか伺います。件名の2です。平成28年度、教育行政執行方針のページ1ページより「はじめに」より上段より4行めの「教育再生」について。政府は平成27年12月24日の閣議で文部科学省関係予算を5兆3,216億円と決定をいたしました。そのうち、文教関係予算では、教員の「質」と「数」の一体的強化や初、中等教育の教育課程の充実。高校、大学接続改革の推進、大学改革の推進、グローバルな視点に立って活躍する人材の育成など、「教育再生」を実現する施策を重点化するための予算を4兆557億円としたところです。そこで質問ですが、質問1「教育再生」の予算には教員の質と数の増加予算が主ですが、そのほかに新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働のあり方と今後の推進方策についての、答申が昨年の暮れの12月21日に中央教育審議会が文科相に答申をしたところです。内容については、第1章の時代の変化に伴う学校と地域のあり方から、第4章までの構成となっておりますが、答申中ではありますが、ヒントにして当市の将来の教育的視点で施策として取り入れる考えがないか伺いたいと思います。参考まで(第2章より第4章の表題)第2章については、これからのコミュニティ・スクールのあり方と総合的な推進方策。─ 83 ─第3章では、地域の教育力の充実と地域における学校との協働体制のあり方。第4章、コミュニティ・スクールと地域学校協力本部(仮称)の効果的な連携・協働のあり方を記述してあります。以上、明解な答弁をお願いしたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
-登壇-おはようございます。平成28年度の市政執行方針を含めた一般質問につきましては、私から、全項目につきまして一括答弁を申し上げ、再質問につきましては副市長、所管課長、主幹を含めまして御答弁申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。なお、再質問につきましては、自席での答弁とさせていただきます。それでは、谷議員の一般質問にお答えいたします。平成28年度市政執行方針の2ページの市民と協働で創るまちよりということで、1点目、人事評価制度の運用に取り組む場合に着眼点と実務の要点の中で、内容にどのようなものがあるかという御質問でございますが、本年4月から運用を予定している人事評価制度につきましては、民間企業などにおける勤務評価と言葉遣いや一部内の異なる部分はありますが、基本的な考え方は同様でありますので、あらかじめ御理解願います。人事評価制度につきましては、評価をされる職員個々の職務内容に応じて適正に評価し、評価した結果が人事管理にうまく活用されなければなりません。このため、評価を行う者は医療職や消防職など異なる職種や同じ職種であっても窓口業務や外勤の多い業務などを担当している業務内容が異なる職員を、公平・公正に評価するとともに、透明性を確保した制度にしなければならないと考えます。また、担当業務の内容のほか、評価される職員の職制などに応じ、知識・経験を必要とする複雑性や精神的・肉体的な努力を必要とする困難度も求められることから、これらも考慮しなければなりません。いずれにいたしましても、評価の結果は職員の尊厳や給与などに重大な影響をもたらすため、人事評価の運用に当たりましては、制度の公平性・納得性を確保するため、評価者訓練を繰り返し実施するとともに、よりよい制度とするため、職員や労働組合などからの意見も聞き、改善を図りながら運用してまいりたいと考えております。質問の2点目でございます。実務の要点については、着眼点の職務評価は職務給制度管理面から、機能を果たすことになりますが、その機能についての内容についてということでございます。人事評価制度における管理の面から、次の機能を果たすことになると考えます。一つ目としましては、等級別基準職務表に基づき職務の相対的な価値を決定するものであるため、職務間における給与格差を適正に決定することになります。二つ目としましては、統一した組織的な手続により、職務の相対的価値を決定し、人事評価記録書に記録しておくため、評価される職員からの給与に関する苦情を公平に処理することに役立つものであると考えます。3点目でございます。評価する手順の概要について、一般的な手順について示すということでございますが、人事評価制度を運用する際の民間企業などにおける一般的な手順としましては、評価実施の前提としての準備、基準職務の分析と評価、非基準職務の分析と評価、評価結果の全般調整、等級の─ 84 ─設定、等級ごとの賃率の決定、従業員の等級への格づけと苦情処理、維持管理になると認識しております。4点目でございます。評価実施に際する前提でございます。評価実施に当たっての前提としましては、評価の基本計画の策定、評価機関、評価者の指定と養成を考えております。5点目でございます。評価の実施は、誰が、どのような内容で行うのかという御質問でございます。人事評価につきましては、一般職の職員を対象とし、能力評価と業績評価の二つの評価を行います。能力評価につきましては、評価される職員の職務上発揮することが求められる標準職務遂行能力を評価するもので、5段階評価とし年1回の評価を行います。また、業績評価につきましては、評価される職員の職制などに応じて、その職員が担当する業務の目標を各課長と所属職員が面談により設定し、その目標の達成度合いを5段階評価で、年2回の評価を行うこととしております。評価者につきましては、各課長が主幹職以下の所属職員について、評価される職員の自己申告の事実確認を踏まえて、1次評価を行い、副市長が2次評価、最終的には市長が評価結果を確認し確定しますが、その評価結果については、評価される職員に開示することとしております。また、各課長の評価は、副市長が行い、市長が評価結果を確認し確定します。なお、各課長が行った1次評価の結果で、所属間の評価結果に不均衡などがあった場合は、1次評価者からの聞き取りや関係課長で組織する連絡調整会議により調整を図ることとしております。市長部局以外の職員につきましても、基本的な評価の流れは市長部局と同様ですが、評価は各任命権者が行うことになり、任命権者と副市長の間で、他部局間における評価結果の均衡面なども考慮した評価を行った上で市長が評価結果を確認し、確定する予定としております。また、開示された評価結果に関して苦情の申し出があった場合は、申し出の事実確認の調査を行い、評価結果の当、不当を審理するなど、苦情処理体制の整備をするとともに、繰り返し評価結果がよくなかった職員の研修受講などについても取り組んでいかなければならないと考えております。質問の6点目でございます。評価の管理・是正については、どのように考えているのかということでございます。評価の管理につきましては、職員がその職務を遂行するに当たり発揮した能力や業績を公平・公正に評価し、業績評価の結果につきましては勤勉手当に、2回分の業績評価と能力評価の結果につきましては昇給に反映することとなります。次に、評価の是正につきましては、人事異動などにより、業務の内容や職務の内容が変更となる場合がありますので、異動前の評価期間中における職務遂行状況や業務の達成状況を異動先に申し送りしたり、必要に応じて再評価する必要もあると考えます。いずれにしましても、勤勉手当や昇給などへの反映等、評価の管理に当たりましては制度の公平性、客観性、納得性の確保が確認された上で慎重に運用してまいりたいと考えております。7点目でございます。評価には、評価法の基本型に4種があるということで、非量的方法と量的方法とあります─ 85 ─が、どの方法で評価を考えているのかという御質問でございます。評価の方法につきましては、民間企業など一般的な方法として、非量的方法と量的方法があると認識しております。本年、4月から運用することとしている人事評価制度につきましては、等級別基準職務表に基づき、それぞれの職務の級で求められている標準職務遂行能力に対する能力評価と、評価される職員の職制などに応じて、その職員が担当する業務の目標に対する達成度合いを評価する業績評価を行うこととしております。このため、能力評価は一般的な評価法のうち、非量的方法の等級法に該当すると考えます。以上でございます。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
-登壇-おはようございます。平成28年度教育行政執行方針についての答弁につきましては、質問項目について全て私が答弁いたしますが、2次的質問に関して、次長、主幹より答弁させたいというふうに考えております。また、再質問につきましては、自席で述べさせていただくことをお許しください。それでは、谷議員からの御質問にお答えいたします。教育再生の予算には教員の質と数の増加予算が主ですが、その他に新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働のあり方と今後の推進方法についての答申が昨年の暮れ12月21日に、中央教育審議会が文部科学省に答申したところです。その内容については、第1章の時代の変化に伴う学校と地域のあり方から、第4章までの構成となっておりますが、答申中ではありますが、ヒントにして、当市の将来の教育的視点で施策として取り入れる考えがあるかどうかということで、お答えいたします。昨年12月21日の中央教育審議会の答申は、今後の学校と地域のあり方について、国の施策に大きく影響をもたらすものとして注目しております。内容は学校と地域のあり方、コミュニティ・スクールのあり方、地域の教育力向上と学校との協働体制のあり方、コミュニティ・スクールと既存の学校支援地域本部事業や放課後子ども教室との一体的・効果的な推進のあり方を答申したものであり、これからの学校運営において、コミュニティ・スクールの考え方を導入する必要を述べております。コミュニティ・スクールの理念は、未来をつくり出す子供たちの成長のために、学校のみならず地域住民や保護者も含め住民一人ひとりが教育の当事者となり、社会総がかりで子供の教育を行っていくものであり、そのために地域の教育力を向上させて、生涯学習社会の実現を果たすことにあります。コミュニティ・スクールは地域における学校のあり方として、現状では理想的なシステムと思われ、将来的には全国の学校が進む方向と考えられますので、地域と学校との協働体制や地域の教育力の向上などにつきまして、当市に適した仕組みなどを検討の上、施策に反映させていく必要があると考えております。以上です。
再質問 5番 谷秀紀
それでは、順次再質問をさせていただきます。総務省より、新年度よりすなわちことしの4月ですね、各自治体に人事評価制度の導入の通達があったわけですが、ただいま市長の答弁をいただき、質問も概説ですが、その質問の概説─ 86 ─に納得の答弁をいただいたわけでございます。人事評価とは御承知のように、労務管理をする上での人事考課の一部分であります。人事考課の役割は19世紀の初頭に、スコットランドの紡績工場で公式に使用されたと言われ、その後、アメリカにおいて第一次大戦の前後から軍隊や企業に導入され、人事管理部において目覚ましい変革をもたらし、日本には昭和の初めに紹介されましたけれども、人事管理の中に大きく取り上げられてきたのは戦後の昭和23年に、現在大企業に成長した家電メーカーがこの人事考課を導入したのが普及してきたと言われております。この人事考課はまたの名を勤務評定とも呼ばれ、組織体における労働者の勤務実績や能力、性格、適正など、いわゆる勤務成績を組織的・秩序的に把握して評定するものであるとされております。そこで、再質問ですが、評定するその役割には概略として4点ほどあります。役割の1点目は人事管理のための公正な基礎を提供するということでございます。すなわち職員がその職務をいかに遂行したか、いかに遂行し得る能力、性格、適正を持っているかということは職員の人事を行うためには常に問題とされなければなりません。これが人事考課により公正に評価され把握されるとすれば、それ計画的な能力管理の基礎として役立てることができるからです。それから、役割の2点目なのですが、職員の利益や権利の保護であります。これは合理的な人事考課が行われることによって、職員としては自分の一生や生活に直接関係するかもしれない評価が、少なくても管理監督者の好悪の感情や政治的な駆け引きに左右されるという不安から開放されますし、利益や権利をみだりに踏みにじられないという保障を得ることもできるからです。役割の3点目は、職員の能率の増進になります。職員の欲求のうち最も大きな要求は自己の価値を公正に認めてらいたいということでありますが、これが実現していると自覚した場合に、職員は最も士気を高めるとされております。それならば人事考課によって、職員の公正な評価を行うことはまことに意義があることで、ここに人事考課の持つ積極的な役割の一つがあります。役割の最後の4点目ですが、人事考課が監理監督者の部下に対する指導監督力を充実強化させるのには役立つということであります。評定に対する4点の役割について、それぞれ概略的に質問しておりますけれども、管理監督者の立場から、この4点についてぜひ遵守すべきものと考えますが見解はいかがでしょうか、お答えを願いたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
お答えいたします。まさに議員の御指摘のとおりだと思います。人事管理については決して私物化してはならん、政治的にも利用してはならん、お見込みのとおりでございます。この人事というのは、今回はたまたま国のほうで勤勉手当の制度を導入するために、全国統一した制度として取り組むようにと、こういう御指導のもと、なかなかそれぞれが単独で制度を設けるというのは難しいということもありまして、統一した制度のもと取り組んでいるということでございますが、この人事管理というのは過去既にずっと長い歴史がありまして、その都度改善されてきたのではないかと思っております。外国の制度もあるとは思いますが、戦国時代以前からやはり有能な人材を発掘することがその国の発展につながるということで、いろいろなルーツを皆さん研究してきたのではないかと─ 87 ─思いますが、私ども歌志内市としましても、市民のための行政・福祉を高めるためにいかにして庁内の人材を我々が発掘するかということが、まず第1点でございます。第2点は、そういう制度を活用して職員に大きな目標を与える。その上で、いつも申しておりますが努力する職員に対しては行政として最大のチャンスを与えると、こういうことも大きな人事の制度の目的ではないかと思っておりますので、議員御指摘の部分について十分我々も配慮しながら、この人事制度の研究に取り組んでまいりたいと、このように考えております。
再質問 5番 谷秀紀
まさに市長が答弁されたとおりの内容ではないかと、私も同様に考えております。そこで、やはりこの人事管理評定の関係なのですが、実は、これを導入することよって、やはり部下と上司の関係とかいろいろなそこで問題が出て発生します。そこで、特にやはり上司になる方、これが部下とのうまい人間関係をつくるため、20ほどの秘訣があるのですよ。これ労務管理の中にうたっているものですから、このことを質問して、そしてぜひできるだけこれに近いような管理者にしていただきたいなと。そのことによって、部下と上司の人間関係がすごくよくなるのではないかと。そういうことで、まず①から⑳まで申し上げますと、1は、部下から見た好ましい上司の人間像というのがあるのですよ。頼まれると断れない。ついついやってやりたくなるような頼み方をする人遣いのうまい。2番目、何ごとも相談づくで根回しのない人。仕事に精通していて部下に気軽に相談をかける。3番目、真剣な態度、まじめな考え方をして部下を認めてくれる人。部下の意見をよく聞いてくれる。4番目、気安さがあって秘密を守ってくれる人、個人的な問題まで相談してみようかという気が起こる人ですね。それから5番目、業務命令も自分たちの要望も適当にミックスできる人。6番目、優しさのある言葉、労いの言葉をかけてくれる人、部下を労り励ましをしてくれる。7番目、軌道修正も時にしてくれて、外で恥をかかなくて済むから話をしておいたほうがためになると思う人。8番目、着実な計画を立て実践力のある人、うそをつかない、駆け引きをしない。9番目、仕事は厳しいが仕事を任せてくれる人、やる気を起こさせるやり方。10番目、親しみがあり飾らず素直につき合ってくれる人。11番目、部下の努力を認め仕事を褒めてくれる人。12番目、義理人情に厚く血も涙もある人、人情の機微に富んでいる。それから13番目、部下を喜ばせたり楽しい雰囲気をつくってくれる人、他人を喜ばせることができる人当たりの柔らかさ。14番目、忙しそうな振りをしないで親身になって考えてくれる人、部下の苦情に耳を傾けてくれる。15番目、嫌み、下品、粗雑さが全くなく、きびきびして男らしい人、清潔感、清々しさ。16番目、偏ったり一方的にひいきをしたりせず平等を考えてくれる人、部下を公平に扱ってくれる。17番目、礼儀正しく節度があり約束を守ってくれる人、ルールを守る行動力、時間を無駄にさせない。18番目、自分たちのよいお手本、模範となり、努力目標となる人。人格的感銘を与えてくれる。19番目、頑固、偏屈、意地っ張りをしない人、見る目、聞く耳を持ち穏やかで物わかりのよい人。最後の20番目ですが、沈着で冷静、事に臨んで決断し果敢な行動力のある人、先を読み、後先のことを考える慎重さ。以上の、今、20まで申し上げましたが、全てを恐らく持ち合わせている人はいないでしょう。だけども、やはり一方ではそれに近いものを持っている管理職もいると思うのですね。やはり人間関係って、ちょっとした言葉のことから感情的になったりして、これは職場ばかりでなく一般家庭においても同じことを言えるのですが、やはりそういう日々言葉にはやはり気配り、気遣い、こういうことをすることが職場の中をよりよく環境がよくなるというふうに言わ─ 88 ─れているのですよ。そんなことで、今20の質問をしましたけれども、これは答弁としてどうなのかなと私も思いますから、一応これは聞いておいていただきたいというふうに思うわけです。それから、管理者のぜひ持ちたい10の資質というのがあります。これも労務管理の中にあるのですが、これもちょっと申し上げてみると、1番目は何といっても人間的な温かい味が部下に感銘を与えます。それから、2番目は自己中心的なものが強くなると自制心に富み自己啓発することです。3番目は意思決定の能力を養い決断力が必要ですよと。それで、4番目は何事も先見性を持って計画することと、俗に企画力、実践力を管理者には持ってもらいたいと。それから、5番目、魅力のある人間性は他人を説得することから始まりますよと。6番目、問題が発生したとき問題解決能力を必要とするから、さて、困った、どうしよう。部下が迷ったときに明確にこうすると対策を与える見識と指導力ではないかと。それから、7番目、問題が発生しない前に適切な手が打てるのは問題発見能力ですよと。常々その人を見抜き、その欲求を予測することが必要です。それから、8番目、部下の士気を高めさせるための道義づけの能力ですよと言われています。それから九つ目、時間を管理する能力、効率のよい管理をすること。それから10番目、健康であること、体力をつけ頑張れる肉体と精神力が必要ですと、このように管理者の持ちたい10の資質と言われています。それから、これはちょっと部下から見た嫌な上司の人間像というのが、やはりあるのですね、これも。これも申し上げますと、人それぞれ個性があります。馬の合う人や合わぬ人、いろいろだと思うのです。特に自分のことに関しては、できれば他人に嫌われたくないと思うのが誰でも同じだと思うのですね。それで、知らず知らずに他人や部下から嫌われるのであったら、誰かが教えてやらないと気の毒だと思うのですね。そこで、部下に嫌われないために、自分で自分を用心するための心がけを述べることにしたいと思います。参考にしてください。部下のやったことをとにかくけなす上司。要するに思いつき、とっさが多く定見がない。いいと思えばすぐ飛びつく、だめとなると感情の赴くままにこき下ろすと、こういうことですね。それから(2)として自分よりできそうな相手は部下だろうとお構いなくブレーキをかけたり、くさびを打ち込む上司。(3)としては出る杭は打たれて当たり前とばかり、部下を邪険に扱い憎まれ口や陰口をきくと。それから、二番目で一々指図しないと気が済まない上司。これは(1)として能力の劣る者を励ましできるようにし向けることを忘れ、できないのは能力が劣るからと決めつけてかかる上司。ついつい指図がましくなり、そこで我慢ができない軽率上司と。それから、部下に納得させるのではなく自分が納得したいために自然に指図がましくなり、指図どおりにしない部下を嫌う上司。(3)として、部下がまだ仕事の途中であっても、でき上がりがわかるから、つい先走ってうるさく口出しをしたくなるせっかちな上司。(4)として、自分が指図してやったからできたのだと恩着せがましい考え方があるから、指図しないでやると不満となる上司。(5)これが済んだら手があると先回りして指図する上司。やる気を失わせるばかりでなく依存心を植えつけ、結局中途半端な部下しか育たないよと、こういうふうに指摘しています。それから、指図がましい上司が所用で外出すると、部下はどうせやったって指図どおりにやらないとやり直しをさせられることを知っているから仕事をさぼる部下。それから、大きな三番目として世話を焼き過ぎる上司。その1として、部下のたどたどしいやり方が気に食わない。自分のペースで物を考えるからすぐ口を出す。あげくに手まで出す。こういうことはないと思いますけれども。─ 89 ─それから、ちょっと貸してみろと言って部下の仕事を横取りをする世話の焼き過ぎ、こういう上司も中にはいるかなと。うちの市のことを言っているわけではありませんから。それから、2番目として、困って考えることによって人間は成長するものですが、世話を焼き過ぎると部下は物を考えない。さらによいものをつくり出そうとする想像力や工夫心を失ってしまいます。3番目として、神経質の上司は、あれもだめこれもだめと自分の理想を求め、低い仕上がりは納得しません。したがって、些細なことまでぐずぐず言って、ブレーキをかけたり、やる気を失わせたりする上司です。それから、4番目として、なぜそうなったのか原因を究明するより結果を気にするから、仕上がりを心配して途中から世話を焼き始め、その行為がとまらない上司。それから5番目として、やり直しをしても、この次しっかりしたものができるから無駄にならないのだということを忘れ、目先に走るから失敗しないように世話を焼き過ぎる。それから、大きな四つ目として、気まぐれな上司というのがあるのですね。感情的になりやすい上司は家庭のいざこざまで職場に持ち込んでくる。おもしろくないとぶすっとして、とりつく島がない。こういう上司がいるというのです。それから、今までにこにこしていたかと思うと、部下がちょっと失敗したのがきっかけで突然怒り出す気まぐれが困り者の上司です。それから、3番目として、自分の上役の前では結構調子よくやってみせるが、見ていないところで手を抜いてさぼる裏表のある上司は部下が信用しないよということなのですね。4番目として、今、出した命令も都合が悪いと思うと、よく考えもせず衝動的に変える気紛れな上司。5番目、部下の失敗を本人の責任と考え徹底的に叱る。なぜ失敗したのか本質を教えないで、そのときだけの上司。それから、大きな五番目として、考え方が浅い軽率な上司。その1として、その場での思いつきやとっさの衝動的な発言が多く、命令が猫の目のようにくるくる変わる。2番目として、自分のメンツしか考えない上司。部下への思いやりを欠き、何事も仕事だからと無理強いをそそる。3番目として、できないのはやる気がないのだと決めつけ、教えない上司の軽率さに気づけないということですね。4番目、陰で部下の悪口を言い、表で何食わ顔をして表面を取り繕う裏表のある上司と。それから、大きな六番目として、活気のない上司というのがあるのですね。その1として、所在なさそうにして、うつらうつら居眠りして、どこにも生活に疲れた姿を部下に見せて平気な上司。2番目として、無精ひげ、無精髪不潔な感じのある上司。3番目として話し方に活気がなく、どうせやっても上のほうで断るからといって、部下の話や提案を真剣に取り上げようとしない無気力な上司。それから、大きな七番目として、落ち着きのない上司。その1として、突然大声を上げ周囲の人の目を見張らせるようなことをする上司。その2として、そわそわして落ち着かず、絶えずゆらゆら立っている上司。それから、最後の大きな八番目なのですが、思い上がりの上司と言うのがある。その1として、指導者としての自覚を疑うような下品な言動をとる上司。2番目として、いかにも偉そうにして威張った態度、私用も命令してやらせて平気な上司。3番目として、安全を否定する言葉が多く、他人の悪口や批判をづけづけ言って、部下のひんしゅくを買う上司。こういうことがたくさんあると思いますけれども、いずれにしても、一つの組織の中でそれぞれの部下がやはり一つの仕事に対して、能力をそれぞれ持っているわけですから、それをやはり引き上げてやるのが管理職の一つの仕事だとも言えるのですね。─ 90 ─そういったことから、今、うまい人間環境をつくり出す秘訣ということで、それから管理者の持ちたい10の資質だとか、それから最後に話しました部下から見た嫌な上司の人間像、この3点についてちょっと申し上げましたが、これを完璧にできる管理職というのはほとんどいないと思います。ただ、これに近いことは努力によってはできるのではないかと感じます。そんなことで、これから評価制度に入っていくために、ぜひやはりこういう事も意識していただきたいなというふうに私は考えているのですが、理事者の考え方はどうかなということで、見解を聞いておきたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
おっしゃるように、今、御指摘を受けた内容を全て具備した管理職は、私はいないと思っています。私は、管理職が最も必要とする能力、あるいはしなければならない仕事は何かと言うと、これは前から私も管理職の時代がありましたので、そのころから言っていたのですが、まず一つは、職員が仕事のしやすい環境をっくること、もう一つは自分の部下をいかに力をつけて引き立てていくかと、早くに表面に出していく、そういう力をつけるための環境をつくっていくかと、これが大事なことですよということを常に申し上げております。それと、誰でもそういう過程の中で失敗はします。私も何度も失敗した経験があります。それであきらめるのではなくて、一生懸命努力をすることによって、また新しいチャンスも生まれてくる、そういう職場の環境をつくっていく、これは管理職だけではなくて職場全体がそういう意識に立たなければならないと思います。それと管理職が全てが悪いのかと、私は決してそう思いません。例えば管理職の目から見ると部下に対しても同様の思いが、そこにあるのではないかと。そこにやはり大事なものは人間関係、おっしゃるとおりだと思います。それで、管理職として気をつけなければならないのは、決して部下となあなあであってはならないということですね。それから、我々も含めて私的なものを職場に持ち込まない、私的な感情を決して入れてはならんと、あくまでも職務の中でしっかりその業績、人格を判断していくということが大切でないかなと、我々常にそういう意味で人事評価というものを気をつけていかなければならない。部下の方が上司を見る目というものがあるかもしれませんが、逆に言うと、その管理職に対して我々がまた見る目もあります。管理職というのは非常に厳しいもので、中間に入って、上からも下からも評価をされるという意味では厳しい立場かなと思っておりますが、いずれにいたしましても、我々も同様な内容のものを常に念頭に置きながら、公平性のある、そして歌志内のためによりよい人材を発掘できるような、そういう人事評価をしながら、これからの職務の中に生かしていきたいと、そのように努力してまいりたいと思います。
再質問 5番 谷秀紀
まさそのとおりだと思うのです。それで、俗に言う今本会議場にいる方、みんなミドルラインの方でございます。特に、ミドルラインの方にはやはり常日ごろ注意していただきたいのは、部下に対しては呼び捨てはしないと、絶対に。何々君、何々さんと。実は私、議会へ入って20年ほどなりますが、呼び捨てにしている光景はよく耳にします。これはやはり上司の質を問われます、はっきり申し上げますと。やはりこういうことが労務管理の一歩なのですね。だから逆に言えば、そのミドルラインの方がこの評価制度の中に、ぜひこういうことは絶っていただきたいと思うのですね。評価に値してしまうのですね、悪いほうの評価に。だから、そのことはやはり十分気をつけていた─ 91 ─だきたいなと、そういうふうに思います。そして、今後導入されるこの人事評価の関係なのですが、労務管理の中の人事評価制度につきましては評価の手順、先ほど答弁もありました。それから評価方法もありました。特に、評価方法を誤っては重大な労働問題として発展することにもなりませんので、十分な配慮の上、実施を申し上げまして、2件目の質問に移りたいと思います。先ほど、教育長の答弁で最後のほうで施策に反映させていく必要があると考えていますという答弁でございました。まさに、今回の私、この問題は資料をもって、中教審の資料の中でこれを見ますと、本当に今後、学校教育というのは大幅に転換していくのかなというふうに感じ取ってはいるのですが、実は、このコミュニティ・スクールにつきましては、たしか2004年の6月の地方教育行政組織運営法の改正で導入されて、その同年の9月に施行されたと、このコミュニティ・スクールのやつはですね。それから、正式には学校運営協議会制度と呼ばれているそうですが、制度のスタートが2013年で3年前ですか、今16年ですから、10年目を迎えているのですね。意外とこれ古くから通達があったこの制度というかものだということを、改めて認識させていただきました。そこで、先ほど、1章から4章までございますが、その中で大小の時代の変化に伴う学校と地域のあり方から第4章の表題までの内容については特出的な政策が記述をされております。第2章のこれからのコミュニティ・スクールの仕組みのあり方、またコミュニティ・スクールの総合的な推進方策について、答申について教育長の所見はいかがでしょうか。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
お答えいたします。まず、コミュニティ・スクールとは何ぞやというようなことで、コミュニティ・スクールの中には学校運営協議会というものがありまして、そのメンバーは、保護者、それから地域の方、そして教育委員会、校長、こういう方々が学校運営協議会というものの会議を組織しています。そこで、その役割は何なのかと言いますと、まずは、教育委員会に対して教職員の任用ですね、要するに人事等に関して意見を申し述べるということ、それから、学校運営に関する意見を教育委員会、それから校長に申し述べると。そして、3番目に、校長が考える学校の経営方針、これを承認すると。これが学校運営協議会というもので、そういうものが組織されていきなさいと。今までは、学校はどちらかと言うと閉鎖的な部分がありまして、どんどんどんどん学校を開放していきなさいというような形だったのですけれども、今度は逆に地域のほうから、どんどんどんどん学校の中に入ってきなさいというようなことでの仕組みになっています。それと同時に、もう一つ学校支援地域本部会議というものがありまして、これは学校の応援団みたいなものなのですね。これは地域の方々が学校に対して学校の支援活動を応援すると。それから放課後の学習だとか、体験活動だとかを支援する。そして、家庭教育、これ特に子育て支援の部分をバックアップしていく。そして、安全支援、見守り隊だとかいろいろやってますので、そういう部分、それから学校の環境を支援する、草刈りだとかあるいは窓拭きだとかとやっていますね、ああいう部分、そして、広報活動というもの。この両者がそこのところでちょっと非常にハードルが高いことが、そこの地域本部の中に地域コーディネーターという者を置かなければならないと。その地域コーディネーターというのは学校職員でなくて地域のコーディネートをする方で、その人が参画してちょうど仲介をするといいますか、学校に要望を申し上げたりしなければならないという、この学校運営協議会と、それから学校地域本部事業というものが一体となって─ 92 ─進めるという、まさにこれがいろいろ地域とともにやる学校づくりという、これは国が今進めている本当に理想的なシステムなわけです。国のほうから、どんどんどんどん各自治体においてこのシステムを導入しなさいと。特に教育長、それから校長のリーダーシップをとってどんどん推進していきなさいというような形になっております。そこまでがコミュニティ・スクールというもので、本市においてそのコミュニティ・スクールというものを実際的にはいろいろな部分で分断してやっているわけで、あえてコミュニティ・スクールという部分で指定を受けて、やるかどうかということについて今後校長会並びに教育委員会で検討していきたいなと。そして、やっている事柄、いろいろなことをやっております。いろいろなことの中からいいものを取って、歌志内独自のものを考えていきたいなというふうに考えております。
再質問 5番 谷秀紀
まさに教育長が述べて、私は教育の専門家ではありませんから、一応勉強している中では、まさに教育長が今答弁されたとおりの内容だなというふうに認識しております。それで、この学校運営協議会が俗に言うコミュニティ・スクールですか、これの制度というのは不登校やいじめ、学校の教育に対して理不尽な要求を取り返すモンスターペアレントといった学校と保護者、そして、その地域が連携しないと解決するのが難しい問題が現在急増してきているから、この制度が導入をされたのだというふうに国のほうでは位置づけしているのですが、その中で、先ほど申し上げましたが、では、この役割は三つあるのだよと。今の答弁の中でちょっとふれておりましたけれども、一つは、校長の作成する学校の重点目標や年間の学校行事計画などの学校運営の基本方針、そして、校長が説明を受けて承認をするのだよと。それで、二つ目は、学校運営に関する意見を教育委員会または校長に述べられることだよと。例えば、挨拶の指導に力を入れてほしいとか、地域に協力を求めてほしいとか、学校にエアコンを入れてほしいとか、学校予算をふやしてほしいという意見みたいですね。それから、三つ目は、教職員の任用に関して教育委員会に意見が述べられることだと。このように大きく三つの役割を示しております。そこで、一応先ほどコミュニティ・スクール、そして、その前に今教育長が言っておりました学校評議員制度ですね、これは公的な学校で現在全国80%から実施されている。それから、学校支援関係ですね、これが59%全国で支援されています。それから、学校関係者の評価委員会、これも全国的には94%まで実施されてます。非常にやはり学校支援等の取り組みはちょっとまだ60%そこそこですけれども、ほかの評価委員会だとか学校評議員制度なんていうのはかなり高水準で、既に全国で実施されている。こういうことから、コミュニティ・スクールに発展をすることを一つの目的として答申がされているわけです、今回は。そんなことを考えるとやはりこの施策、冒頭に申し上げましたけれども反映させていく必要があるよと答弁されておりましたから、ぜひやはりこれは悪いことでないし、強いて言えば今後学校の変革をこれらのやはり制度によって密度の高いものにぜひしていただきたいと、このように考えております。そこで、この歌志内のこれからの教育の問題について、教育長のやはり所見を伺っておきたいと、このように思っております。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
まず、コミュニティ・スクールの部分で、国がどんどんどんどん進─ 93 ─めなさいというような方向なので、これを進めなければならないというような認識を持っております。ただ、このコミュニティ・スクールにつきましては非常にハードルが高うございます。と言いますのは、例えば、委員の中の構成メンバーを見ますと学識経験者、それから先ほども申しました地域コーディネーター、それからPTA役員とか青少年対策委員、延べ大体20人ぐらいの人が集まって、そういうような会議を開かなければならないというような部分で、会議の回数も8回ぐらいあって、常にそういう方々が学校に行って学校の状況を見て、そして意見を述べられるというような部分があり、なかなかちょっとハードルが高いなというようなところがございます。現に、今、PTAの役員になる方も小学校、中学校で人選に苦慮しているというような状況もありますので、こういう部分、それでコミュニティ・スクールの部分で歌志内としてはやってないのかと言うと、先ほども申しましたように草刈りだとか、あるいは学校支援だとか、それから読み聞かせだとか、いろいろな形でやっております。それをどううまくコミュニティ・スクールのほうに近づけるような形で、検討していきたいなというふうに考えております。それと同時に、そこのところには、やはり子供たちが中心になって、子供たちをどうするのかということを市民の皆様とともに考えていきたいなという部分で、やっぱり学校の垣根を低くして学校を開いてどんどん市民の方々から意見をいただくというようなこと。そして、現在も行っております評議員制度の中で評議員の方々に、保護者も含めて学校評価をしていただいております。それをもとに、よりよい子供たちをつくっていくというような努力をしておりますので、やはり今後とも、市民の皆様の協力を得て教育を推進してまいりたいと考えております。
再質問 5番 谷秀紀
これから児童生徒、そしてまた、子ども子育てについても新しい支援の新制度が法改正によって、たしか平成27年の4月からスタートしております。子どもはどの市町村にも、どこにもいるのが子どもでございます。子どもの教育というものは非常に大事なものともちろん私も認識しておりますので、今後ともやはり教育についてひとつしっかりと保護者と、またPTA含めた中でやっていただきたい、このように申し上げて、私の質問を終わります。
再質問 5番 谷秀紀
どうもありがとうございました。