みんなの議会

歌志内市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日

(1)介護保険制度について/(2)市営プールについて/(3)子ども医療費助成制度(無料化)について

2015年12月17日、歌志内市議会の一般質問で、女鹿聡議員が「介護保険制度について」「市営プールについて」「子ども医療費助成制度(無料化)について」について質問し、保健福祉課長 虹川善智、教育次長 佐藤守、市民課長 小玉和彦、市長 村上隆興、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏が答弁しました。

質問者
女鹿聡 議員
答弁者
保健福祉課長 虹川善智、教育次長 佐藤守、市民課長 小玉和彦、市長 村上隆興、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 7番 女鹿聡

3件について質問したいと思います。よろしくお願いいたします。まず1件目、介護保険制度についてでございます。介護保険制度の医療・介護総合法により、28年度から進められる予定の総合事業について、6月、9月とさまざまな角度から質問してまいりました。本来、介護保険制度は、介護が必要な方に公的サービスを利用していただくために国がつくった制度であり、介護保険利用者がふえ、国の負担が大きくなったからといって、介護保険料の抑制を行い、利用者の締め出しを行うということ自体間違っており、公的義務を投げ捨て、各自治体にその負担を負わせることは、自治体によりサービスに格差が生じることも考えられます。住民福祉向上と介護サービスは一体であり、介護サービスを低下させることは、ある意味、市の衰退に直結する重大な問題です。市の考え、やる気一つで、市のあり方が大きく変わります。今後、皆様に安心して歌志内に住んでいただくために、必ず必要な介護保険サービスを低下させないために、再度、市の考えと認識を伺いたいと思います。一つ目として、28年度から開始予定の総合事業を行う際に、間違いなく今までどおりの同様のサービスを同様程度の負担で利用継続できるのか伺いたい。二つ目として、今現在、訪問・通所介護・特養ホーム各事業者との間で、制度改正についてどこまで話し合いがされているのか伺いたい。三つ目として、介護保険制度が改正され、保険給付外しや特養の入所要件の厳格化など、利用者、家族への負担が大きくなり、利用しづらい状況にあります。また、事業者も4月からの介護報酬改定により、事業の継続が困難になるなど、多くの問題を抱えております。これらのことについて、市の見解を伺いたいと思います。2件目でございます。市営プールについて。市営プールが廃止され、この間、市民団体が署名活動など、プールの必要性と意義について運動しておりますが、今年度中に市民会議などでプールをどのような位置づけで話が進むのかが、注目しているところでございます。しかし、今まであった施設がなくなったことで、近隣市町のプールを今後ずっと使用していくということは、本当に正しいのか疑問に思います。どんな形であれ、市営プールはやはり大事な施設と考えます。そこで、二つお聞きいたします。一つ目として、改めて伺いますが、市営プールは住民福祉に重要な役割を担っていたと思うが、見解をお聞きします。二つ目として、市営プールは、市の重要施設として位置づけられていたと思うが、廃止に至った原因をいま一度伺いたいと思います。3件目でございます。子ども医療費助成制度(無料化)についてでございます。現在、当市では高校生まで医療費助成制度が拡充され、子育て世代に大きな安心を与え、市の魅力の一つとなっております。これは行政が、子育て世代の定住や安心して子育てできる環境と子供の健康維持のために、積極的に取り組んでいただいているすばらしい助成制度であり─ 80 ─ます。しかし、国は子ども医療費助成制度を実施している自治体に対し、国庫負担金の減額を行っているという話があります。このような実態があるのであれば、各自治体が独自に積極的に行っているすばらしい助成制度に水を差す状況と言わざるを得ません。当市においては、どのような状況になっているのか伺いたいと思います。一つとして、当市の子ども医療費助成制度に対し、国からの国保に関するペナルティはどのようになっているのか伺いたいと思います。以上、3件です。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

私のほうから、1番目、介護保険制度について、①でございます。総合事業に移行する予防訪問介護と予防通所介護は、いずれも現在のサービスを提供している事業者に、現行と同じ単価、同じ内容で提供を続けていく予定です。利用者の負担額につきましても、現行と同額と考えております。②番目でございます。訪問介護事業所及び通所介護事業所との打ち合わせ等につきましては、ことし1月と8月にそれぞれ事業の実施方法等の説明や意見交換などを行っており、さらに今月中にもう1回開催する予定としております。特別養護老人ホームにつきましては、月1回、入所検討委員会を開催しており、その場で待機者の状況等も含めて、情報を交換しております。3番目でございます。介護保険制度の改正は、利用者や事業者にとって厳しい改正内容と受けとめております。しかし、国が定める制度でありますので、市としましては、法の定めに基づき、空知中部広域連合を初め構成町とも連携を図り、円滑な制度運営ができるよう努めてまいりたいと考えております。

答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)

私のほうから、件名2、市営プールについての①と②につきまして御答弁申し上げます。初めに、①でございます。プールは、子供の夏の遊び、健康、体力といった視点から、一般的には体育活動としての充実を図るためのものであります。また、大人にとってもみずからの健康増進や子供、孫などとの触れ合いの場としての役割も担っていたものと考えます。②でございます。市営プールの廃止理由は、施設全体の老朽化であります。特に、上屋鉄骨の腐食や劣化などが著しく、これ以上の補強を行っても倒壊などの危険が避けられなくなったことにあります。また、上屋シートに大きな亀裂が生じ、業者から補修不可能と判断されたことなども加わり、上屋関連の整備に多額の経費が伴うことが、主な廃止理由であります。以上です。

答弁 市民課長 小玉和彦(市民課長は2019年3月まで)

私からは、3番の子ども医療費助成制度の①の医療費助成制度に対したペナルティの関係でございます。当市の地方単独事業に伴う減額影響額は、平成26年度交付において、療養給付費負担金1─ 81 ─06万2,000円、国の普通調整交付金135万4,000円、北海道の普通調整交付金26万8,000円の合計268万4,000円の減額となっております。なお、このうち子ども医療費では、療養給付費負担金4万円、国の普通調整交付金11万2,000円、北海道の普通調整交付金3万円の合計18万2,000円の減額となっております。

再質問 7番 女鹿聡

順次、再質問させていただきたいと思います。1件目の介護保険制度についてでございます。同じ単価で、同じサービスでということで、利用者に負担がないという形で進めたいと思っておりますという答弁をいただきました。これは本当に利用者にとっても、やっぱりありがたいことだと思いますので、そのまま行っていただきたいと思います。それで単価、利用者の単価、いろいろ多分あると思うのですけれども、これから国が上限として、上限とする範囲内で、あと市町村が単価を決めれるということでなっておると思うのですけれども、答弁をいただいた形では、利用者に負担がないということなので、その辺の単価の変動というのは、今まで変わりなくということで考えてよろしいですか。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

利用者の方々に、それぞれいただいている単価については、今いただいている事業内容については、同額ということで考えております。

再質問 7番 女鹿聡

あと、この総合事業に変わるに当たって、介護認定の申請の仕方が少し変わるのではないかなと思っております。今まで窓口で相談して、その場でできれば要介護認定を受けて、保険のサービス利用できることを説明して、それから認定証を受け付けてきたと思うのですけれども、これから窓口の相談に来たときに、基本チェックリストというものを用いてやると思うのですけれども、その辺は間違いないですか。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

その辺については、事業者さんとの説明の中でも新しい総合事業のあり方ということで、事業者さんも非常に注目しているところかなというふうには感じておりますが、説明としましては、今、議員のおっしゃったように、チェックリストという形の中でのお話をさせていただいていおります。また、今月にもまた会議等行って、その辺の話にもなってくるかなと思いますので、今後において推移を見ながら対応していきたいというふうに考えております。

再質問 7番 女鹿聡

チェックリストいう形のものが、多分、出てきてということだと思うのですよね。総合事業が実施されると、今まで窓口担当者という、申請に来た方々に話を伺う人たちが、今まで専門職の方々だったと思うのですけれども、この総合事業に変わるに当たって、窓口担当者というのが専門職でなくてもいいよという規定が盛り込まれているはずなのですけれども、その辺はいかがですか。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

窓口としましては、私どもの地域包括のほうの窓口におります職員もおりますし、その辺については今おっしゃったような形で対応になってくるのかなというふうに考えております。

再質問 7番 女鹿聡

そうなると、専門職で変わらず窓口の相談を受けるという形で考えてよろしいですか。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

現在も専門職ということで配置しておりますので、その辺はおっしゃったとおり、専門職だけに限らずということにもなってくるかと思いますが、結果的には専門職配置しておりますので、その者が対応することになるかなというふうに考えております。

再質問 7番 女鹿聡

この窓口の方なのですけれども、専門職の方がいて話を伺って、それから申請手続という形に持っていっていただきたいのが、本当の思いなのですけれども、これもし専門職ではない人が基本チェックリストにのっとって、来た人に対してチェックをしていってやったときに、介護は使える状況か使えない状況かという振り分けが出てくると思うのですよね。これは専門職の方でも同じだと思うのですけれども、もし専門職ではない人がわからない状態でやったときに、振り分けをされてちゃんとした介護サービスを受けれないと、認定が受けれないという状況にもなりかねないと思うのですけれども、その辺ちょっと心配しているのですけれども、どうお考えですか。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

その辺については、これまで対応している職員もおりますし、その辺についてはしっかり対応していくことになると思います。

再質問 7番 女鹿聡

きちんと対応していただきたいと思います。以前にちょっと窓口のほうに申請に行ったときに、介護を受けれないなということで、申請も受け付けられないで、窓口で返されたという事例も何件かちょっと耳にしました。そういったことが今までに多くないにしろ、あったという事例を聞くと、やっぱり心配になりますので、その辺もう一度。包括ケアのほうといろいろ話をしてもらって、きちんとした体制で整って発信していただきたいと思うのですけれども、その辺どうでしょう。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

それについては、しっかり対応していきたいというふうに考えております。

再質問 7番 女鹿聡

よろしくお願いいたします。二つ目は、事業者との話し合いということでお聞きしました。ことしの1月と8月、私、6月に話し合いはどうなのということで聞いたら、1月の1回しか、まだやっていないよという答弁でした。その後8月にやったと、今月にも1回やるという形で聞いておりますけれども、ここではやっぱり特養ホームのことを心配しておりまして、さっき説明の中でも言いましたけれども、特養ホーム、全国的に4月から介護報酬削減されて、事業所の縮小だったりだとか、いろいろ施設を閉める事態になったりだとかということが多くなってきております。当市においては、特養ホームありますけれども、今、民間の企業でやられていますよね。民間企業がやっていることに対して、どこまで市が入っていけるのかというのは、なかなか難しい問題だと思うのですけれども、先ほどの答弁では、月1回、入所検討委員会を開いているということでしたけれども、事業所の単価というのを引き下げが行われると、介護報酬の単価で─ 83 ─すね、報酬単価が引き下げを行われると、やっぱり事業所にとっては経営の圧迫になりますし、それに伴って利用者に影響が出てくるということになりますので、特養ホームのあり方、そういった介護報酬だったりだとか、そういったところもできれば話し合ってもらって、どういう状況かというのを市のほうで、ちゃんとした把握をしていってもらいたいなと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

毎月1回、施設に赴きまして検討会議の中で、いろいろと情報交換はしております。今、おっしゃったとおり、介護報酬が多少引き下げになりまして、施設に対する影響ということですけれども、大体4月から11月までの状況でいきますと、お聞きしたところによると、やはり2.6%ほど下がっているということでお聞きしております。ただ、全体の収入としましては、ほかのショートステイとかその辺を含めると、前年並みの収入になってくるということもお聞きして、少し安心しておりますが、やはりおっしゃったとおり少なからず介護報酬も減額になっておりますので、少しの影響はあるというふうには聞いております。また、当市において待機者も含めて、その情報もいただきながら、毎月参加させていただいているところでございます。

再質問 7番 女鹿聡

やっぱり歌志内に長くずっと住んでいたいという高齢者の方が多いのですよね。そうなると、やっぱりそういう施設がきちんとあって、老後もちゃんとそういうところで暮らせる、安心して暮らせるという状況づくりというのは、今、市の管理になってはいませんけれども、そういうところをやっぱり市にある大切な施設として、市が月1回ちゃんと委員会を開催しているということなので、市も入って一緒にやっているということなので、その辺、行政と一緒になって取り組んでいかれることは望まれると思うのですけれども、この総合事業に移行してからも月1回の検討会議、これは開かれる予定ですか。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

それにつきましては、継続して行っていくということでお聞きしております。

再質問 7番 女鹿聡

わかりました。三つ目の質問に移りたいと思います。やっぱり国の定めに、法にのっとってということで、それは重々前からの答弁でいただいております。9月の議会で、市長の答弁の中に、医療の問題と一緒に進める必要があると、各自治体が制度設計しても国が制度改正しなければ、全国一律な制度にならないと思っているよという答えがありました。各自治体が、制度設計をしなくてはいけない状況に今なっております。この総合事業によって。それが医療・介護総合法であって、総合事業だと思っております。この制度が自治体と利用者に対して、大変な事態を起こすということを感じていると思うのですよね。先ほどの答弁からも伺えると思うのですけれども、やっぱり国が制度改正しないとだめだと思っているから、多分、こういう答弁が出てきたのだと思うのですけれども、そういうことで間違いないでしょうか。よろしくお願いします。

答弁 保健福祉課長 虹川善智(保健福祉課長は2015年12月まで)

この制度改正の背景には、やはり介護報酬が今後増大し、倍以上の費用が必要になってくるということで認識しておりますので、その辺は理解するところですが、やはり私どもとしましては、国の制度でございますので、それに従いながら取り組んでいくというのが、基本ではないかなというふうに考えております。

再質問 7番 女鹿聡

そうなのですよね。さっきの市長の答弁の続きがありまして、要支援者など介護保険制度の中で行うことになれば、介護保険料の値上がりにもなってくるので、負担がふえるという話をさせていただきました。市長の9月の答弁、これが今、政府が進めている本当の狙いではないかと思っております。介護保険料の抑制のために給付外しを行ったり、入所の厳格化を行って、施設にかかると介護保険料にはね返ってくるから、できるだけ家族で見守ってくださいよと。在宅で行ってくださいよという考えが、今の政府のやり方だと思っております。自助・互助が先に来てしまっていると思っております。これは介護保険制度ができたときの考えと今の現状と、がらっと変わってきている状況だと思うのですよね。その辺の認識として、市としてどういうふうにお考えか、お聞きしたいと思いますけれども。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

この介護保険制度ができたというのは、医療保険が異常に伸びているということで、その抑制のために介護保険制度が創設されたと、そのように理解をしております。議員おっしゃるように、現状の制度内であれば、このサービスをある程度現状維持することによって、その補塡料といいますか、これに係る費用について総体を抑えるという物の考え方が、国においてなされているのではないか、そのように思います。保険料の抑制を行えということですけれども、保険料を上げれば介護保険制度というのは、サービスはどんどん大きくできます。ですけれども、それであれば、保険料を払う我々の負担が大きくなるということで、国も抑制をかけているということですし、私どもの中部広域連合も個人負担を5,000円以上、上げたくないということで行政のほうで繰り入れをしている、基金を取り崩して繰り入れをして抑制をしていると、こういうことであります。今回の国のほうの消費税に手をかけたというのは、その消費税をもって社会保険のほうへの財源とすると。内容的には、我々そのように説明を受けているわけですし、そのように理解をしなければならないと思いますが、そういう意味で国のほうが、この財源を持ってどのような介護保険制度に対して対応してくるかということも見きわめていかなければならないかなと、そのように思っております。市としては、現状のサービスが極力低下しないように、最大限の努力をしなければならない、そのように考えております。

再質問 7番 女鹿聡

そうなのです。市長の今の答弁で、そのとおりだと思います。やっぱり国が責任を持って保険料の問題だとかそういうこと、国がちゃんとした手当てを出さないからいろいろ難しい問題になっていて、保険料の抑制だとかということになってきていると思います。私の立場から言うと、違うところにいっぱいお金を使ったりだとか、違うところに減税したりだとかしている状況を考えると、もっともっと介護保険料の制度に対しても手厚くできるは─ 85 ─ずなのではないかなと、強く思うのですよね。一番最初の答弁で、利用者や事業者にとって厳しい改正内容だと、受けとめておるということで答弁をいただいております。やっぱり近隣市町と広域、国に対してやっぱり歌志内が先頭に立って、この問題提起を行っていただきたいと強く思うのですけれども、その辺、市長どうでしょうか。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

これは全国的な問題として、介護保険制度に従事する職員の皆さんの人件費を含めて、全国的な問題になっているのは皆さん御承知のとおりだと思います。我々が幾ら地方で騒いでも、これは法律の改正がなければ、全てに網がかかるということにはならないと思うのですね。私ども、もう十分国会の議論、あるいはマスコミを通じた情報の提供をいただいて、あるいは機会を与えていただいた中で、この制度の説明なんかを受けておりますので、理解はしているのですが、議員も御承知のとおり、国会でこの制度の内容を現実に合った形で改正するなり、あるいは改善をするなり、先ほどほかのほうにお金を使っているとおっしゃいましたけれども、私は、その辺よくわかりませんけれども、そういうものも含めて国会で議論をしていただいて、国民が納得するそういう制度に改めていくということが望ましいと私は思っておりまして、地方の私どもは単独で声を上げてもなかなか声が届かない環境にありますので、これは全道市長会、いつも申しますけれども、全国市長会というそういう大きな組織の中で、必ず部会の中で議論される内容でございますので、これはそういう大きな力で国のほうに要請をしていくという形を現在もとっておりますので、私どももそれに参加しながら、私どもの地方の思いというものを届けてまいりたいと、このように思っております。

再質問 7番 女鹿聡

苦しいのはやっぱり一番末端の地方自治体に上がってきて、それが住民に回っていくのだと思うのですよね。一つ一つ声を上げて、大きい声にして国を動かす力にしていただくために、歌志内の市長として、前面に先頭に立ってその力を担っていただきたいという思いが強くありますので、よろしくお願いいたします。プールについての再質問に移りたいと思います。一つ目の質問ですけれども、子供、大人、健康増進のために、いろいろ役割を担っていたものではないかなという答弁をいただきました。やっぱり健康増進のための必要な施設だと思っていたということなのですけれども、それが市からなくなったことで、住民福祉の低下につながるという思いはありますでしょうか。

答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)

健康増進についての一つの社会体育施設としてプールがあり、その部分については重要な部分かなというふうに思っております。なくなったわけでございますので、プールを利用して今年度、近隣市町の協定を結んでいるプールを使うと。実際に利用実績は、少なくなったということについては、前回の議会の中でも報告させていただいておりますので、その部分としては、低下とみるということになるのかもしれませんけれども、あくまでも他の部分でも健康増進事業ということについては、取り組みは可能かというふうに思っておりますし、近隣市町のプール等の利用の仕方についても研究・検討してまいらなければならないのかなというふうなことで、その部分を補ってまいりたいと、このように考えております。

再質問 7番 女鹿聡

やっぱりなくなったことによって、少なからず身体福祉の低下につなが─ 86 ─るということだと思うのですよね。このプールがなくなった原因として、さっきいろいろ、これはもう大分前から言われていたことで、もう一度聞いたのですけれども、このプールの管理体制がどうだったのかなという考えを今持っていまして、その辺、管理体制はどういうふうに管理していたのか、お聞きしたいと思います。

答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)

毎年プールにつきましては、夏の50日間の期間を開設をしていたという状況でございます。7月下旬から8月の中旬まで、8月までというような形で行っておりましたけれども、管理体制というのは、人的の部分でいきまして管理人を常時二人他という形、担当としての社会教育グループとして、それらの施設管理の部分をプール開設前、あるいはシーズン終了後について施設面の安全面等の部分を確認しながら、必要な修繕、補修等を予算によって対応していたというようなところでございます。

再質問 7番 女鹿聡

必要なところを修理・修繕行ってきたということなのですけれども、実際、使われているのは大体50日ぐらいということで、2カ月弱ぐらいで、青空プールというか、そのまま鉄骨が建って屋根がある状態で、1年間、12カ月の間で2カ月程度しか稼働しないのですよね。それに対して残りの10カ月間、施設の管理は適切だったのかどうなのかというのが、すごく思うのです。というのは10カ月間、雨・雪にさらされているわけですよね、鉄骨、それがどういう状況であれ、ほったらかしになっていたとしたら、建物の劣化というのは進むと思うのですよね。そこで一年一年、ちゃんとした管理体制を持っていたのだったら、まだことしやめないで四、五年まだ建物は持った可能性もあるのですよ。その辺どういうふうにお考えか、お聞きしたいと思います。。

答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)

上屋鉄骨の年間を通した管理でございますが、議員のおっしゃいますとおり、シートがなくなった期間につきましては、野ざらしの状態での感じでございますが、むしろプールの鉄骨の場合は、シートをかけた場合のほうが、中の塩素等による腐食が著しく進む状態にありまして、使用後は速やかにシートを外して鉄骨の維持を守るということで、決して不適切な管理であったとは認識はしておりません。ただ、最近、建てられておる近隣のプールを見ますと、今の廃止した歌志内の市営プール、もしくは近隣町にありますような鉄骨にシートをかけるというスタイルから、年間を通して屋根といいますか、上屋をそのまま維持するというふうな建てられ方が主流となってきているという状況は、私どもも承知はしております。

再質問 7番 女鹿聡

ということは、今まで行ってきた管理体制が適切で、耐用年数が来てしまったと、仕方ないのだという考えに至っているのかどうなのか、お聞きしたいと思います。

答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)

私どもも、簡単に仕方がないというふうな考えを持っているものではございませんで、議員おっしゃいましたとおり、可能であればあと3年でも4年でも延命をして、使ってまいりたかったというところでございます。事実、昨年度も修繕等を行っておりますが、資産償却の耐用年数におきましてもプールの鉄骨につきましては、30年という基準が示されておりまして、それを過ぎておりましたことは、承知をしておりました。─ 87 ─また、見た目にも腐食等が進んでおりましたのも見ておりましたので、近年は毎年、倒壊、その他危険を防ぐような手だてを施した上で、シーズンを迎えていたと、このようなことでございます。

再質問 7番 女鹿聡

さっき言われたようにほかの施設を、市町にある施設を見ると、上屋のテントを立てて、そのまま管理するという形のものが多くなってきているということだと思うのですけれども、今後、やっぱりプールの再建に向けた取り組みが進んできた場合、そういった今までと今あった状況のプルと同じ管理体制の問題では、やはりそういった問題も出てくると思うのですけれども、ほかの市町の施設を見習って話を進めていくという可能性も多分出てくると思うのですけれども、その辺はいかがですか。

答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)

市営プールを廃止いたしましたそのときの経緯等につきましては、既に何度も御説明をしておりますが、今回も御説明をさせていただきました上屋とシートの劣化が著しくなったので、そのために廃止したということでございます。当然、そのときには上屋とシートだけでも直したら、幾らかかるのだろうという見積もりといいますか、情報を私どもも集めておりましたところ、同じような鉄骨上屋、シートをもし新たにかけた場合は、7,000万円から8,000万円、それぐらいはかかってしまうと。このような積算の状況がありまして、このぐらいでしたら歌志内市でもできたのかもわかりませんが、その前にそれをかけるプール本体等も相当の老朽・損傷、これがございまして、これらを考えますと、上屋シートこれらをかけるところには逡巡したところでございます。また、その他、最近のプールには、やはりきれいな更衣室を含む管理棟ですとか、採暖室、シャワー、また外構には自転車置き場とか駐車場、水着を絞る脱水機だとかクリーナー、そういうものをそろえたものでないと、新しい施設として皆さんに満足いただけるようなものではないというような考えから、今すぐに安易な、簡素なものをかわりにつくるという提案も控えたところでございます。

再質問 7番 女鹿聡

いろいろな思いがあってということなのですけれども、答弁でもプールは不要だとは思っていませんよという答弁もいただいております。やっぱりさっきも言ったように、当然、前向きな検討も考えていただいているのかなという気持ちも持っております。そういうふうになれば、やっぱりどういうふうな物を建てる、どこにどういうふうな物を建てるという話にもなってくるのだと思うのですけれども、やっぱり他市町にないような施設という形のものも、考えていってもいいのかなという気がします。ちなみに留萌の健康の駅という施設がありまして、これは市で管理をしておりますけれども、これは保健師の方がいたり、高齢者の方がいつ来てもそこで体調のチェックだとか、そういったことをして体の不自由な方が来てお話をしただとか、いろいろな面で福祉の向上という形で、こういう施設をつくってやっているものがあります。そういう施設、似たような施設と一緒にこのプール併設して、そういった方々の健康を延ばす、そういったことも検討の課題に入ってもいいのではないかなと思います。午前中も、先ほどいろいろ言われていました地方創生の総合戦略、こういったことでも独自性があって、そういう施設があるよということであれば、交付金の対象にもなってくる可能性もありますので、その辺の施設の前向きな検討というのも必要かと思うのですけれども、いかがでしょうか。─ 88 ─

答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)

再建をした場合ということでの前提で、女鹿議員からの御質問がございました。当市といたしましては、教育委員会教育文教施設として考えれば、他にも老朽化している、これまで申し上げた体育館等もございます。プールに限りましては、今後、建てる場合につきましては、これまでもいろいろな御意見いただいております。高齢者の方の歩行ができるようなものですとか、例えば、今まであった市民プール、幼児の部分が通常のプールと併設した形でのコース設定になっていたりしておりますので、別に水深が2種類ぐらいの、例えば本当に幼児の方が浅いという形でのプールを利用するですとか、中規模間の高さですとか、いろいろな形がございます。今回、協定を結んでいる各施設もさまざまな考え方から、プールについて考えられ、つくられております。今、議員からもお話がありました留萌市の部分の施設を初め、幼児から高齢者まで親しまれるプールの内容について、御意見を市民の皆さんからもまた教育関係者の皆様からも御意見をいただきながら、考えてまいりたいというふうに思います。

再質問 7番 女鹿聡

あと、やっぱり住民に対しては、福祉の面で低下されるのが一番困るということで、今、市民団体がいろいろ署名活動だとかいろいろ行っております。プールの意義についてだとか、そういったことについて、先日、市長と懇談も行っておりますけれども、その中で結構いろいろお話を1時間半ぐらいされて、市民会議もやっているので、その中でということも話をされていましたけれども、懇談を持った市民団体とかの意見というのも十分前向きな意見としてとらえていただきたいと思うのですけれども、その辺はどういうふうにお考えかお聞きしたいと思います。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

いろいろお話伺っておりましたけれども、きょう午前の質問にもございましたけれども、歌志内はいろいろな施設、いろいろな事業が、これからのまちづくりの中で思い切って進めていかなければならないということでございます。そのために一生懸命、この10年間、財源を確保したわけですけれども、この財政調整基金も現状から見ますと、空知の24市町のうち、歌志内の額は17番目なのですよ。ゼロからスタートしましたので、大きく見えるかもわかりませんが、現実には決して大きい額ではないということですね。これから御承知のとおり、いろいろな施設、それからいろいろなソフト事業、ハード事業も含めて予定されているときに、この財源もある程度取り崩していかなければ、地方交付税がどんどん減っていく中で、なかなかこの5年間の事業を進めるというのは難しいと思います。そのときに市民の皆さんが、あるいは人口増につなげる政策が、どれを優先していくかというものを選択をしていかなければならないと思うのですね。その選択に当たっては、行政のほうでたたき台をつくるといいますか、市民の皆さんの御提案を受けながら絞っていかなければならない、そして議会のほうの御意見も伺わなければならない。そしてきのう御指摘をいただいた、市民の皆さんの意見も改めて聞く場面も出てくるのではないかと思うのですね。市長が、1、2、3、4とつけるのならいいのですけれども、先日言われましたように、責任取るのかということにつながってくると思うのですね。だけれども、ある意味、そのリスクを負ってやっていかなければ、このプールも決して一番先の順序で私はないと思うのですね。そういうところに皆さんの御意見、そして政策的に政治的なものも判断の中に加えていかなけ─ 89 ─れば、なかなか難しいと思います。そういう意味で、以前にも申しましたけれども、決して必要ではないということは言いません。ただ、これからのまちづくりの中で、どれがどのように優先されていくかということを、皆さんとともに考えながら実行していきたいと、そういう中にこのプールも含んで判断されていくと、そのように自分としては思っているということでございます。御署名の活動がされているということ、先日も伺いましたけれども、まだ私の手元には届いておりません。そういうものも含めて、一部の方だけではなくて、市民の皆さんのある程度の部分の御意見は確認しながら、私どもも最終的な詰めを行っていきたいと、そのように思っております。

再質問 7番 女鹿聡

市民会議の中でも多分、恐らく話されている問題ではないかなと思うのですけれども、そういった市民団体も一生懸命やっております。そういう方々の声というのもいっぱい聞いていただいて、どういうふうに反映させていく、いろいろやり方が、順番というのもあると思いますけれども、声はあるのだよというのをしっかり受けとめていただいて、話を進めていただきたいなと強く思います。よろしくお願いいたします。3件目の子ども医療費助成制度(無料化)についての再質問をしたいと思います。先ほどの答弁では、やっぱり結構な額、減額となっているということなのですけれども、やっぱりせっかく自治体が子育て支援策として行っている事業に、国がペナルティをかけるということ自体おかしなことだと思うのですけれども、その辺いかがか、どういうふうに考えているかお聞きしたいと思います。

答弁 市民課長 小玉和彦(市民課長は2019年3月まで)

地方単独事業のペナルティ、これにつきましては過去から、何十年も昔から制度が始まったときから、それぞれの地方で単独をやるということは、それだけお金があるのだろうという考え方の中で、国は締めつけという部分でペナルティをしてきているということで、今始まったわけではなくて昔からということで、その都度、昔からこの問題については各市長と全国的に大きな問題として、うちは市ですから全道市長会・全国市長会を通じながら、ペナルティの廃止の要請をしてきているというところでございます。それで最近、大きく国の考え方として、子育てとかそういうものに対しての日が当たってきているという部分で、やはり今回のペナルティの問題についても脚光を浴びてきているのだろうというふうに思っております。せっかくの地方の特色ある単独政策に対して、ペナルティをというものは非常に残念だというふうには考えております。

再質問 7番 女鹿聡

まさにそのとおりだと思います。やっぱり国が責任を持って、こういった今、全国的に子どもの医療費無料化というのは中学校までだとか、いろいろな形で無料化になってきているのですよね。さっき課長言いましたけれども、市長会だとか、当然、全国の知事会の中でそういった話、国に要請したりだとかしております。やっぱりすばらしい制度なので、それを国で運営していただければ、市のほうでも自治体のほうでもその分、浮いたお金違うところに回せるよという政策できると思うのですよね。その辺、ずっとやっているということなのですけれども、今の現状結構、今、言ったように子どもの医療費無料化が、かなり定着してきております。強く国のほうに市長会なり、いろいろな形で国にアピール・プッシュをしていただきたいと思うのですけれども、その辺いかがですか。─ 90 ─

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

余り大きな声で議論はしたくないのですよ。というのは既に、今、課長からお話申し上げましたように、過去からかなりこれについては手を入れられております。しかし、歌志内は例えば国民健康保険などは、そうは言いながら国のほうからかなり手厚い補助金をいただいております。これは20年以上前から続いておりまして、現在は広域連合の中に、もうすぐなくなるのではないかと思いますけれども、現在も広域連合の中においていただいているお金等があります。国が実行していただくのが、一番望ましいと、それは私ども全く同じ考えでございますけれども、国もある程度ペナルティを与えなければ、ほかのところにも示しがつかないのかなというそんな思いもあるのですけれども、そのかわり別な意味でフォローしていただいているという部分も申し上げておきたいなと、そのように思ってございます。

再質問 7番 女鹿聡

いろいろな形で自治体が行っている政策に対して、やっぱり国が水を差すというのは、いかがなものかと思います。いろいろ補助の関係だとかもあると思いますけれども、せっかくやっているこの制度、これがまたペナルティが逆に厳しくなってくるよとなった場合に、そうなった場合でもこの制度はいい制度なので、ずっと続けていただきたい、強く思うのですけれども、その辺いかがですかね。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

これを続けることによって、これから将来、どの程度のペナルティを受けるかということも一つの問題なのかなと思う。そのときに保管をしている財源を、本来は不特定数多数の市民に還元していかなければならない、そういう財源なのですね、それを市民の皆さんがどこまで許してくださるか。それが何度も申しますけれども、大きなリスクとして我々決断していかなければならない。そのためにも市民の皆さん、議会のほうも御理解をいただきながら、そういう制度を継続していくためのバックアップをしていただきたいと、そういう思いがありまして、これから歌志内ちょっと前に出て走っていますので、どこまで続けられるかということは、これから行政、それから議会の覚悟次第だと思います。

再質問 7番 女鹿聡

そうだと思います。できれば、住民はやっぱりこういうペナルティの話だとかというのはわかってないですからね。でも国がこういう制度を、制度というか、こういうペナルティを課しているのだよというのは、やっぱり知ってもらうことも必要なのではないかなという気もしますので、いろいろな形で国のほうに、ペナルティはしないでねという優しい言い方で進めていただければ、ありがたいなと思います。3件いろいろ質問しましたけれども、やっぱり市にとって福祉政策の低下につながる問題であっては、どの三つに対してもだめだと思いますので、その辺、行政の方にいろいろやってもらっていますけれども、医療にがっちりやっていただいて、来年度に向けていろいろな予算つけていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。

出典:歌志内市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる