みんなの議会

歌志内市議会 平成23年第3回定例会 2011年9月14日

(1)介護保険制度について/(2)通院・買い物の移動が困難な住民の移動手段施策について/(3)防災計画について

2011年9月14日、歌志内市議会の一般質問で、女鹿聡議員が「介護保険制度について」「通院・買い物の移動が困難な住民の移動手段施策について」「防災計画について」について質問し、保健福祉課長 荒岡宏明、総務課長 岩﨑雄逸、消防長 西丸強、建設課長 柴田一孔が答弁しました。

質問者
女鹿聡 議員
答弁者
保健福祉課長 荒岡宏明、総務課長 岩﨑雄逸、消防長 西丸強、建設課長 柴田一孔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 女鹿聡

3点について質問をさせていただきます。初めに、介護保険制度です。この介護保険制度が、来年4月から改定になります。施行後11年がたつ介護保険サービスは高過ぎる保険料、利用者負担、深刻な施設不足、こういった実態を反映しない介護認定や利用限度額によって利用できる介護が制限されるなど、多くの問題が残っております。今回の改定過程では、軽度者を介護保険から完全に外すことなども提案され、要支援1、2と要介護者への生活援助を見直せば1,600億円ほど抑制できるという、こういった試算まで出されました。今なおさまざまな問題を抱える保険制度には手をつけずに、新たな給付抑制策を盛り込むなど、利用者、家族に重大な影響を与えると考えられます。そして、今回の改定成立の国会での審議は、衆議院、参議院合わせて18時間弱という短時間で成立しました。震災で医療、介護関係者が救援に全力を挙げているさなか、国民に十分な説明と理解が得られないまま採決されました。この改定に、医療、介護関係者はもとより、介護者を持つ家族などに不安が広がっていると聞きます。そのことを踏まえて質問をさせていただきます。①、今回改定されるに当たっての問題点を市ではどのように把握しているのか。②、介護保険制度改正について、市の今後の考え方はいかがかお聞かせください。二つ目、買い物、通院などの移動が困難な住民の移動手段についてです。高齢化が進む中でだれもが心配しているのが、やはり通院、買い物などの移動手段だと思っております。この問題は幾度となく、多分、議論されてきている問題だと思います。しかし、段階的な話し合いの中で終わってしまっていて、具体的な前進面がないように私は思います。現状は、自分で車を運転しているけれども今後どうすればいいのかとか、車を持っていない人は身内が乗せてくれるから大丈夫といった声がありますが、こういった声は、今後、移動手段をどういうふうに確保していくか、歌志内で暮らしていけばいいのかという問題につながってくると思っております。バスは1時間置きに1本しか走っておらず、緊急を要したときにはとても不便です。多くの高齢者に今後住み続けていただくために、早急に意見を取りまとめして、福祉と暮らしに直結した施策が望まれていると思っております。このことを踏まえまして、①、市では移動手段を持たない住民の実態をどのように押さえているか。②、今まで関係機関の話し合いで、その後の進捗状況はどうなっているか。また、市長の考えはいかがか、お聞かせください。三つ目、防災計画について聞きます。6月議会でのこの防災計画について、質問をさせていただきましたけれども、今回、台風12号の甚大な被害は、平成に入ってから最悪な事態になりました。北海道でも被害を大きく─ 33 ─し、歌志内にも改めて自然災害の脅威を思い知らされたと思っております。幸いにも今回の台風では、被害は消防署員や消防団員、そして市の職員の皆様の迅速な対応と献身的な見回りで最小限に抑えることができたと思っております。しかし、河川のはんらんや土砂災害といった明確な災害予測がある中で、いかに住民を避難させて住民の安全を守るか、どのように今回の和歌山や奈良県のような被害を回避するか、もう一度対策を見直す必要があると私は思います。今回の土砂災害に深層崩壊という新たな被害が出ており、国がどういう対策をとるか考えているわけですけれども、歌志内独自でも調査、研究する必要が今後出てくるのではないかと思っております。そのことを踏まえまして、①、6月以降の防災対策についての避難所の備蓄類の進捗状況はどうなっているか。②、今後、防災マップ上に載っていない池、沼の状況把握はどうするのか。以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

私のほうから、御質問の件名1及び2についてお答えを申し上げます。最初、件名1の介護保険制度の関係でございます。①の法改正について、どのように把握されているかの御質問にお答え申し上げます。介護保険制度につきましては、介護保険サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律が本年6月に可決され、公布されたところでございます。主な改正の内容につきましては、24時間対応の定期巡回、随時対応型訪問介護看護等の新たなサービスを創設、介護福祉士や研修を受けた介護職員のたん吸引等の実施、介護療養型医療施設の転換期限の延長、保険料率の増加の抑制のための財政安定化基金の取り崩し、介護福祉士の資格取得方法の見直し、有料老人ホーム等における利用者保護規定の創設、市民後見人の育成の推進等の所要の改正が行われるものでございます。御質問は、改正に当たっての問題点を市ではどのように把握しているかという御質問とのことでございますが、このたびの改正につきましては、介護保険制度が施行されましてから十数年が経過し、サービスの利用者数も施行当初よりも3倍となるなど、高齢者の暮らしを支える制度として定着している一方、急速な高齢化の進行に伴い、より一層高齢者が安心して暮らせるよう、医療、介護、福祉等の生活サービスを切れ目なく提供する地域包括システムの構築の必要性を趣旨としていることから、改正におきましては一定の理解をしております。その中で、新たなサービスであります定期巡回、随時対応型訪問介護看護や複合型サービスを実施する場合、必要なマンパワーや財源面などから的確な事業者の確保、その事業者と行政とのスムーズな連携が必要になってくると考えております。続きまして、2番目の介護保険改正について、市の今後の考え方はの問いでございます。介護保険の改正については、当市の場合、御案内のとおり保険者が空知中部広域連合でございますので、構成市町で協議しながら対応をしてまいりたいと考えております。次の2番目の質問でございます。通院、買い物等の移動が困難な住民の交通手段等について云々でございます。①、②につきまして、関連してございますのであわせてお答え申し上げます。保健福祉課では、昨年、地域福祉計画の策定に当たりまして、福祉のまちづくりのためのアンケートを実施いたしました。この中で、相談や手助けの相手にどのような支援をお願いする─ 34 ─かという設問の中で、除雪の次に外出、通院の付き添い、買い物等というふうにお答えをいただいた割合が高くなっております。このことから、地域福祉計画策定委員会では、通院や買い物、移動が困難な方々が地域の中で多く存在していると判断し、外出や買い物支援について議論をしているところでございます。議論の中ではさまざまな課題や意見が出されておりまして、施策についても今後さらに検討していくこととしております。特に、高齢者の通院や買い物の移動手段は、当市だけの問題ではなく、高齢化に伴い全国的な課題でございます。行政と地域が一体となり、そこに民間の力も加えながら、地域独自の解決策を見出していかなければならないと考えております。以上でございます。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

3番目の防災計画についてお答えいたします。①、②についてお答えいたします。初めに、①でございます。今議会の補正予算に防災備蓄品購入のため88万8,000円を予算計上しましたが、実際の備蓄は今議会後となります。さきの東日本大震災では、毛布と食糧の不足が問題とされましたことから、避難直後に需要が想定されます毛布150枚と給水バック150枚を購入、あわせて非常食100食分を購入予定であります。なお、非常食につきましては保存年限が5年ですので、入れかえ時期などを考慮しなければならないため、今後とも継続的に整備する方針であり、防災備蓄の充実に取り組んでまいります。続いて、②でございます。池や沼は一般に水深が浅いものを指すことが多く、現時点ではマップ上で取り上げることは考えておりませんが、市街地と山間部が近い位置にある本市において、至るところに傾斜や沢があることから、目に見えず進行する土砂災害や出水の位置予測は非常に難しいと言われております。先般の大雨の際にも、沢の上流にある沼からの流出が原因と思われる出水がありました。このため、過去に被害が発生した場所は再び同じ状況になることも想定されることから、そういった場所への対策や周知、啓発に加え、類似の場所がないかどうかについて関係機関と連携し、把握に努めてまいります。以上でございます。

再質問 6番 女鹿聡

再度質問をさせていただきます。介護保険の件で質問をさせていただきます。改定に当たって問題を把握していただいているということで答えていただいたのですけれども、4月までにやらなければならないと考えていることは具体的にどういったことがありますか。お聞かせください。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

現段階におきましては、先ほど申し上げましたように、国のほうで出されました23年6月22日付の厚生労働省から都道府県知事あてに出された文書のみとなってございまして、各項目の概略だけということでございます。まだ具体的に個々の部分の中身について、どのようにこれを各機関等に周知する云々については、まだ詳細をいただ─ 35 ─いてございません。随時いただきながら、今後対応を進めていかなければならないというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

具体的な問題が提起されていないということだと思うのですけれども、何らかの具体的な内容が内部では多分わかっておりまして、その中で、介護予防に日常生活支援総合事業、こういった仕組みがとられるということで、問題提起、既に医療機関やそういったところでされております。介護予防日常生活総合支援などのこういった仕組みをきちんと考えた上で、今後、この改定に当たって話を進めていかなければならないと思うのですけれども、その辺はどうお考えでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

まさに御質問のとおりでございまして、その制度、制度の中身を十分熟知しながら対応していきたいというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

とりあえず、市の中では、この介護予防日常生活支援総合事業、こういったものの内容は把握はされているのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

目下、中身について詳細確認中でございまして、他の構成市町の関係もございまして、共通した認識の中の運用ということで考えております。

再質問 6番 女鹿聡

そういうことになれば、今回僕が集めた資料の中では、この介護予防日常生活支援総合事業が各自治体で中身を決めれると、要支援者の一部分を自治体で判断して、今までの予防給付を受けるのか、また、総合事業を受けるのかといったことが決められる制度だということを私は認識しているのですけれども、この制度が入ってくると料金の設定が各自治体でできるということなので、サービスの温度差が多分ほかの自治体と比べて出てくるところがあると思うのです。そうなると、今まで普通に予防給付を受けていた介護サービスを受けていた方々の今後のそういった生活、こういったことを市ではきちんと把握した上で、今後シミュレーションというか、そういう実態を把握していかなければならないと思うのです。4月にこの制度が決まる、改定になるのはもう決まっているので、それをどのように市で考えて、どのように運営していくか。そういったことをきちんと考えなければならないと思うのですけれども、もう一度その件に関してお聞かせください。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

確かに各市町村の任意の部分でございますが、先ほども申しましたように、空知中部広域連合という組織の一員でもございますので、各市町云々いいますけれども、やはりその辺の最小限のバランスというのを考えていかなければなりませんし、何回も申し上げますけれども、市独自と言いながらもこの辺の均衡を保っていきたいというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

ということは、まだ市独自でやるか、広域のほうでやるかと、それもまだはっきり決まっていないということでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

この件を含めて、今回の改正について、全般にわたりまして─ 36 ─の集まりというのをまだ設けておりません。今後はいろいろな形の中で種々出てくると思いますけれども、それは総合的に話し合う機会が来るかと思いますけれども、そういう部分を踏まえて進めてまいりたいと思っております。

再質問 6番 女鹿聡

ということは、まだ、ほかの地域からもそういった話し合いの場が持たれているというか、広域以外の場所でというか、こういう制度になるという話し合いを、広域の中に入っている市町村で話し合いというのはまだ持たれていないのですか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

うちの連合の管外の担当のことでしょうか。構成市町の中の話し合いということですね。ですから、先ほど言いましたように、現段階ではまだ担当者が集まって具体的な話し合いのという形にはまだなっておりません。

再質問 6番 女鹿聡

ある要支援の方の事例を訪問しているときに聞いたのですけれども、ひとり暮らしの身内なしの方で週3回の透析を行っていて、自分で行動が困難ということで、便の処理とかもいろいろできない。当然、部屋をこういう方は片づけることもできないので、ヘルパーさんに来てもらっている状態というのがあるらしいのです。そういった方々が、保険から総合事業になったおかげで外される可能性も出てくるのかなと思うのですけれども、最終的に総合事業に移行するのか、現行のこの介護保険制度でやっていくか、まだわかっていないということなので、どっちにしても、現行のサービスでいくにしても、今まで以上のサービスの向上を目指してもらいたいというのと、あと、この総合事業をやるということになるのであれば、内容をもう一度見てもらってすばらしいものにしてほしいと。24時間対応の定期循環、随時対応サービスといったこと、先ほど言葉に出てきましたけれども、こういったシステムも今の現行のケアマネさん、ヘルパーさんの人数では到底足りないと思っております。そのときに、ほかの地からボランティアなど、そういった人の手を借りてきてサービスをするという形になると思うのですけれども、サービスの低下につながる、よくわからないボランティアの人たちが来てこのサービスをしたときに、今までのサービスよりも低いサービスになってしまう可能性があると思うのです。そのことをできるだけ避けたいと思うのです。4月から始まる制度の中で、どれだけそういった人たちの人材の育成と教育、こういったことに時間を費やしていくかということにもかなり問題が出てくると思うのですけれども、その辺、市ではどういうふうに考えていらっしゃいますか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

最初の答弁で申し上げましたとおり、11年目ですか、経過してございまして、いろいろな形の中のものが今回改正という形で打ち出されたものでございますし、当然、議員さんの御指摘のとおり、現在のサービスを下回るものであってはならない、それは当然私どもは考えてございます。むしろよりよいサービスをいろいろ考えながら出されたものというふうに理解してございますし、またその中には今までなかった24時間対応できるサービスですとか、介護士さんのたんの吸引とかちょっと高度な医療が入ったり、それぞれ高齢者が安心、安全で暮らせる形のものになりつつあろうと思いますけれども、少しでもいい形になるよう私どももできる限りのことをしていかなければならないというふうに認識しております。

再質問 6番 女鹿聡

いかに軽度者の支援を厚くして重度化を防ぐか、この介護保険制度の重大なところだと思います。軽度者を切り離して重度化にしてしまったら全く意味がないと思うのです。今後、この軽度者というのはふえてくるのではないかと思うのですけれども、そういった実態を把握しつつ、最後に市としての対応と考えをお聞かせください。よろしくお願いします。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

同じ言葉になろうかと思いますけれども、やはり、本来この制度の中身を十分熟知して、お年寄りの方々が安心してこの地域で過ごされるよう最大限努力をしてまいりたいと思っております。

再質問 6番 女鹿聡

わかりました。次に、買い物、通院等の移動困難な方の、今、結構多くの自治体が乗り合いバス、福祉タクシーなどの制度を取り組んでいるということで、インターネットでいろいろ調べたりしているのですけれども、自治体が率先して福祉のまちづくりを行う上で移動手段を持たない高齢者の配慮が一番課題だと思っています。こういった住民の声をきちんと聞いた上で、例えばですけれども、地元タクシー会社と連携して福祉タクシーなどの運行、こういったことも話ししたり、今までも多分出てきていると思うのですけれども、市のマイクロバスを空き時間につかったりとかという話も多分今まで出てきていると思うのですけれども、こういった具体的な話を進めていかなければならない時期だと思うのですけれども、こういったことを住民の方々には周知はされているのですか。ここまで進んでいますという話の内容は。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

とりわけ申し上げますけれども、今の部分、交通コミュニティーとなりますと市全般的な考え方で、お年寄りだけに限らず、通勤、通学の足の確保等々もありますので、これは総合的に考えていかなければならないと思っておりますし、私どもでは先ほど申しました地域福祉計画策定の段階の中で、いろいろな課題を、今、拾い上げながら、委員さんが個々にいろいろ論議を交わしていただいておりますし、将来的にある程度の方向が見えた時点でそんなふうな形になろうかと思いますけれども、憶測で、例えば今言った、あちこちでやっている形がいいのか悪いかも含めて検討しなければなりませんし、やはり弱者といいましょうか、交通手段のない方々が安心して暮らせる環境を維持していかなければならないと思っておりますし、この計画の話し合いがそういう形の方向になるというふうに思っておりますし、ならなければ意味がないと思っておりますし、その辺は鋭意中身を検討をしながら進めてまいりたいと思っております。なお、また、現時点では今言いましたように、どうするこうするというようなことで決定しないものを公表するわけにいきませんし、ある程度形が見えた時点で段階的にお示ししたいというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

早急に話が進まないと前には進んでいかないのではないかなと思います。住民の中には、だんなさんが免許を持っていますけれども、5年もすれば車に乗れなくなるとか、5年ではなくても、二、三年すれば乗れなくなるかもしれないという不安を抱えている人たちもいると思うのです。こういった方たちの把握も市ではきちんと把握した上で、これから車を運転するのをやめようと思っている人たちも多分いると思うのです。だからそういった人たちの免許証の返却についてとか、こういったこともいろいろ、1年間バス・タクシー割─ 38 ─引券を出すとか、そういった自治体もあるみたいなので、そういった考えを持っているかどうかをお聞きしたいのですけれども、よろしくお願いします。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

私ども、委員会の中では具体的な話というか、詳細な部分にはまだ至っていない部分もあろうかと思いますけれども、私ども事務局サイドの中ではいろいろな情報を今かき集めて整理をしております。今、お話しされた部分も、他市町村では別な観点、交通安全の観点からやっているまちもありますし、例えば釧路市の話です、御高齢の方が免許を返上したら、何かのカードを出して、そのカードを使うと地元の商店街で割引をするとか、そういうような形もやっておりますし、当別町のようにコミュニティーバスをつくったりという事例もあります。先ほども言いましたように、私のまちではどのような形がいいのかも含めて、今後、検討をしてまいりたいと思っております。

再質問 6番 女鹿聡

わかりました。最後に、今後の具体的なビジョンというのか、そういったものが示されてくると思うのですけれども、そういったことを随時わかるように、こういった話が進んでいますということでも住民に知らせていく必要があるのではないかなと思うのです。それによって、多分、住民からの声も届いたりとか、こういう席に出席していない人でも目に見えてこういった意見が出てくるということもあると思うので、そういったことを広報なり何なり、ホームページ上であったりだとか、そういったことを記載されて、今後、市としてはもう一段、もう一歩前に進むために重要な課題だと思うのですけれども、それについて最後まとめて聞いておきたいのですけれども、今後どういうふうな手段をとるか、お聞かせください。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

まさに今進めております地域福祉計画なるものが、従前の書面に書いた計画書だけではなくて、この計画をつくる段階において、市民の皆様とともにいろいろな課題を探り合って、いろいろな解決方法をつくって、それぞれの役割の中で実行していくというのが大きなねらいでございますので、今後とも皆様方、より多くの方々がこの計画に参画し実行できるような体制と、また、今回、市のホームページにも載せましたけれども、逐一情報をお示ししながら皆さんとともに計画を実行してまりたいというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

ぜひ前進できるようにお願いいたします。次、3点目の防災計画なのですけれども、今回、88万8,000円という予算で毛布150枚などいろいろ購入するということで考えているのですけれども、これをどれぐらいの割合でどこに配付するかというのは、もう決まってはいるのでしょうか。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

どこどこに配付するというのは決めておりません。まず、それを購入して、今度は消防の新庁舎が完成しますので、そこに保管をしておくという考え方でおります。

再質問 6番 女鹿聡

6月の話では、近隣市町と同様、拠点になる施設を中心に計画的に防災備蓄を進める、着手するということだったのですけれども、この6月から9月までの間、3カ─ 39 ─月が遅いのか早いのかちょっとわからないのですけれども、その間に台風12号という大きな台風が来て、歌志内では今回の被害でおさまりましたけれども、奈良県みたいに約1週間で1,800ミリの雨が降ったりとかということも観測されています。これから新しい防災対策を考える上では、恐らく自然災害で想定外だったという試算は多分出せなくなってくるのではないかなと思うのですけれども、そういったことを道と国とで一緒にやっていかないとだめだと思うのですけれども、今後はどういうふうな対策を考えておりますか。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

先日、いろいろと各地域で地震をベースにした考え方で、この付近でも沼田町から滝川、砂川とかけて、地震の規模の関係で、最大震度が6強、7強という形で、この周辺の地域、北海道の防災計画の見直しで今進めているのですけれども、それらに対応した防災計画の見直しが必要ではないのかということが言われております。備蓄品だけではなくて、事前にそういうものに対してどういうふうな対応をするかということが、今後、想定外から想定外ではなくて、想定した中でどのように対応するかということが、今後、議論になってくると思います。歌志内の今の防災計画というのは、18年の国民保護の計画ができるときにあわせて防災計画の見直しもして、19年2月に知事の認可を得て、今、計画を推進しているということになりますけれども、今後、東日本の大震災を受けて、どういう体制が望ましいのかと。また、近隣でも戸別に備蓄基地センターというのを本来は設けたほうがいいのではないのかという提言もありましたけれども、それまでにいく過程の中で道路が寸断されたり、そこまで行くということではなくて、ある程度、地元で自賄いでそういう備蓄品を用意することが大事だということの共通の認識があって、この9月の定例会では他の市町村もそういう備蓄品、今まで備蓄されていなかったものについて今後、順次整備していくという計画を立てておりますので、それらの推移を見ながら、この歌志内市についてもどういうものが欠陥なのか。今回の沼の決壊についても、もう数十年たった炭鉱のズリ山の周辺ということで、そろそろもう50年ぐらい、炭鉱が閉山して50年になるということから、そういう軟弱な土壌ということもあろうかなと。そういうものについては、ズリ山がある東光地区についても同じような沼が発生したのかどうかというのも、今後、土木サイドといいますか、関係機関とも調査をしながら、そういう防止対策という面でいろいろ検討をしていかなければならないというふうにして思っております。

再質問 6番 女鹿聡

わかりました。歌志内で、今回は9月2日から4日までの間で約200ミリの雨量が観測されていまして、今回のこの被害だったのですけれども、もしこれが250ミリとか300ミリ降ったら、この役所の裏の河川に引いてあるレベル4、レベル5のところ以上、レベル5以上までになってしまうのか。このとき、4の状態でも危険だと思えば住民に避難を呼びかけるものなのか、こういったものはどういうふうな対策をとっているか聞かせてください。

答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)

役所の裏に引いている線は、一応、対策本部をつくる目安、この辺に来たら例えば総務課長に連絡を入れるとか、そういうことのレベルであって、決してここまで来たら市民が危険だという数値ではございません。結果的に、市民にどの段階で周知するかということになりますと、対策本部ができて、消防─ 40 ─職員が周知を確認して危険と判断したら、その段階でかけることになると思います。以上でございます。

再質問 6番 女鹿聡

わかりました。10月にこれから入ってきて、台風が多くなってくると思うのですけれども、さっきも言いましたけれども、深層崩壊という事態で土砂崩れがあって、この深層崩壊というのがなかなか人為的な工事とかではとめるすべがないという報道がされていました。こういったことを想定するのは、やっぱりどこが危険な区域なのか、こういった深層崩壊が起きやすい場所なのかというのを道と国と一丸となって早急に調べる必要が出てくるのだと思うのですけれども、今後、この深層崩壊についてどういうふうな対策をとるか、聞かせていただいてよろしいでしょうか。

答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)

抜本的な対策というのは難しいかなと思います。深層崩壊そのもの事態がどのように起きるかという部分、あるいはその土質にもよるからと思います。歌志内的には、大きないわゆる地すべりとか、表層の滑りとか、そういうのは今のところ起きておりませんけれども、やはり基本的には航空写真とかそういう予兆を見きわめながら、そこの部分を調査とかするという部分しかないのかなと思いますが、先ほど総務課長が申し上げましたように、関係機関とこの辺については協議といいますか、こういうことがないように対策を講じていただきたいということの中でお話を進めていきたいというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

防災マップ、ことしの3月でカラーの大きな見やすい防災マップがつくられて、結構見やすいなと私は思っております。しかし、歌志内のホームページに避難場所という欄がありまして、そこを見てみると、アリーナチロルと老人福祉センターが土砂災害時は避難できませんということで赤文字で書いてあるのです。ただ、ホームページには書いてあるのですけれども、防災マップには書かれていないのです。このアリーナチロルとか老人福祉センター、近隣住民の方々がこの防災マップしか見ていないとすれば、もしそういう災害が起きたときには、多分、何らかの支障が出てくるのではないかなと思うのですけれども、この近隣の住民の方々にはこういったことは周知はされているのでしょうか。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

周知の仕方というのは、このマップについては配付しました。なぜ、アリーナチロルと老人福祉センターがそういうふうな土砂災害区域になっているかということで、歌志内の避難施設というのは、そのものが歌志内の災害を想定しているのですけれども、道の指定によってちょうどチロルの裏が土砂災害の危険地域ということで指定を受けたと。ただ、土砂災害を受けて、例えば雨の中でもそこに避難する人たちがそこの上で土砂災害を受ければ、そこには当然避難できませんので、結局は体育館とか、どこに避難をしなければならないと。例えば、地震などでは、今はアリーナチロルと老人福祉センターしかお話しされませんでしたけれども、今の歌志内市民体育館につきましては、耐震化というか、震度6以上といいますか、それ以上は対応できない施設ですので、地震があった場合についてはそこには避難できないという苦しい事情もあります。ですが、河川とかが冠水した場合については、地震以外につ─ 41 ─いては、そこには避難できるということがありますので、歌志内の地域事情というかそういう中で市民の安全・安心を言うのであれば、もう少し避難場所もきちんと確保する必要があるということで、今そういう面についても見直しを図りたいと思っております。ですから、すごく山が隣接しているものですから、雨が多く降ると土砂が心配になる、また、河川も気になるということで、そういう面で見てどこが一番安心な地域なのかということをもう一回再度見直す、それも本当に見直していく必要があるのではないかということで、こちらとしても今指摘を受けたとおりに危機感を持って、今後、対応をしなければならないという大きな課題だというふうに認識はしております。

再質問 6番 女鹿聡

わかりました。インターネット上でしか、多分、この土砂災害のときは避難所として使えませんということが載っているので、高齢者の方々にわかっていただくためにも配付して、アナログ的というのですか、わかりやすい形でどんどん、こういったときにはこういうところに逃げてくださいという、もう少しわかりやすい情報指示が市から出されれば、高齢者の方々も安心して暮らせるのではないかと思います。そういったことを踏まえまして、最後に、今後、具体的にどれをどれぐらい備蓄するという話は多分難しいと思うのですけれども、具体的にどういうふうな対策をとっていくか、もう一度お聞かせください。お願いします。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

当面の目標としては、人口の5%程度、その5%というのも正しいのかどうかということは検証が必要だと思いますけれども、ある程度、200人分の備蓄品の整備をまず図っていきたいと。プラスアルファ、今後、年次計画で非常食以外にラジオとか懐中電灯など、全避難場所に配備できるものについて検討していくということで、当面の食料等、毛布等については、人口が今は4,000人としますと、5%の200人をまずそろえたいというふうな考え方でいます。それと、先ほど避難場所関係のこと言わせていただきますと、今回の市政懇談会の中でも上歌地区のお年寄りの方から、避難場所が上歌の集会所ということになっているのですけれども、ごみの集積所のほうが私たちとしては近いし、そこは頑丈であるからそちらのほうが避難場所としても活用できるのではないのかということで、上歌の集会所まで行く間に遠いから、そちらのほうがどうかということも御意見をいただきました。それで、今後については、何度も申し上げますけれども、各地域に避難訓練ではないですけれども、そういう誘導の関係について消防本部とも連携しながら、日常的な避難訓練も徹底していきたいというふうには考えておきます。あわせて、それらの避難場所について、今後こちらのほうが、一たん消防本部の防災倉庫というところに200人分を集合しますけれども、それらのほか各地域にも少しずつ配備できるように今後整備していきたいというふうに考えおります。

再質問 6番 女鹿聡

以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:歌志内市議会 平成23年第3回定例会 2011年9月14日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる