みんなの議会

歌志内市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月23日

(1)子供医療費無料化拡大について/(2)地域防災計画の現状と今後について

2011年6月23日、歌志内市議会の一般質問で、女鹿聡議員が「子供医療費無料化拡大について」「地域防災計画の現状と今後について」について質問し、市民課長 松井敬道、総務課長 岩﨑雄逸、建設課長 柴田一孔、市長 泉谷和美が答弁しました。

質問者
女鹿聡 議員
答弁者
市民課長 松井敬道、総務課長 岩﨑雄逸、建設課長 柴田一孔、市長 泉谷和美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 女鹿聡

2件にわたって質疑したいと思います。とても緊張しておりますので、お聞き苦しいところがあると思いますけれども、よろしくお願いいたします。初めに、子供医療費無料化拡大についてなのですけれども、現在、日本全国で少子化が進み、出生率が毎年低迷を続けております。1.37%にまで下がっている状態が浮き彫りになっております。ほかの先進国から見ても、日本の少子化は急速に進行しています。これは日本の社会の衰退であり、日本社会の深刻で危機的なゆがみのあらわれだと言わざるを得ない状態だと思います。子供を産み育てることが大事な社会に、大変な事態に社会がそうしているのだと私は思っております。住民の暮らしを支え、各個人が人間らしい生活を取り戻すことこそ少子化社会を克服する道で、市政執行方針に上げている健康で心あふれるまち、豊かな心を育む教育と文化のまちにも値するのだと思います。歌志内では、子育てをしながら仕事をしているお父さんお母さんが多くいらっしゃいます。共働きをしながら今の生活実態を見ると、多くの家庭が火の車ということも見受けられます。伸び盛りの子供を育てながら、働き盛りの自分たちのことも考え、常にお財布とにらめっこをしているという話も聞きました。お父さんお母さんたちは、少なくても自分たちより先に子供─ 65 ─のことを考えて、そして成長していくのを楽しみに見ていると思います。自分たちが少しでもきつくても、我が子には苦労をかけまいと必死に頑張ってくれております。子供が風邪を引いたりけがをしたりしたら、子供にはちゃんとした治療をしてあげたいと親なら当然思うことだと思います。ただ急な出費、これも今の生活実態からいけば、かなり厳しいのが現実ではないかと思います。そんな日々頑張ってくれているお父さんお母さんのためにも、今後少しでも生活の軽減を図っていく行政を考えていただければありがたいと思います。今の子育て世代のお父さんお母さんに、今後、長く歌志内に住み続けていただくためには、すぐにでも実行に移せる政策をと考えます。そのことを踏まえて、以下の質疑をさせていただきます。4点あります。現在の乳幼児医療助成制度に該当しているのは何人ぐらいか。二つ目、1人当たりの現在の助成されている金額は年間幾らぐらいか。三つ目、現在の4歳から就学前までの子供の人数は何人ぐらいか、小学校卒業までなら何人か、中学校卒業までなら何人か。四つ目、中学校卒業までの医療費無料化をするべきと考えているのですけれども、その見解を聞かせていただきたいと思います。続きまして、地域防災計画の現状と今後について質疑させていただきたいと思います。今、地震災害、土砂災害はどこで起きてもおかしくない状態にあります。地震による被害を最小限に食いとめるためには、学校での公共施設の耐震診断と耐震補強を計画的に進めてきました。しかし、道道沿いの住宅を初め、宅地を含めたすべての住宅や公営住宅の耐震診断と耐震補強を今後進めて、市自身の計画を実行する責任を明確にした体制の確立と支援措置を努めていかなければならないと私は思います。沢あいでの居住スタイルになってしまっている歌志内では、一たん地震や豪雨、洪水などが発生すれば、被害を一層拡大することになりかねないと思います。ある地域を見ても、平均60歳を超えている地域もあり、平均年齢が高い団地は平均世帯人員が低い傾向にあるとしている中で、お年寄りの方々をいかに安全で速やかに避難所まで誘導するか、市民と行政の距離をいかに近づけて防災に対する心構えをいかに広げていくか、よく話し合わなければならないと思います。また、今回の震災後の事例を見て、無事に避難された方々が避難所生活で持病の悪化などで亡くなっているケース、こういったケースもあります。こういった二次被害を食い止める心構え、こういったことも考え、避難所の設置や避難所設備の充実を今後再度見直しを行っていく必要があると思います。6月の歌志内広報に入っていた防災マップは、大変わかりやすくていいものだと私は思いました。しかし、避難所が土石流危険渓流箇所だったり、急傾斜地崩壊危険箇所、または洪水危険区域に設置されたりしていますので、安全な避難所と言えるのか疑問に思うところが何カ所かありました。こういった避難箇所は、市として指定したのだから仕方ないというところもあるのかもしれませんが、地域住民との間でよく話し合って、防災に対しての取り組みと、こういったことを考えていかなければならないのではないかと思います。きちんとした避難所の充実と確保、住民への周知と今回よい機会ととらえまして、徹底することが大切だと思います。このことを踏まえて、以下の質疑をさせていただきます。三つあります。─ 66 ─市を挙げての避難訓練は今まで行ったことがあるか。二つ目、公営住宅、民間住宅の今後の耐震化はどのように考えているか。三つ目、東日本大震災後の歌志内市の防災計画は今までどおりでいいと思うかというところで、避難所としての設備充実についてと避難所設置箇所の今後の見直しについてです。以上です。よろしくお願いいたします。

答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)

私からは件名の1、子供医療費無料化拡大について御答弁申し上げます。初めに、①の現在の乳幼児医療制度の該当者は何人かとの御質問でございますが、本年4月1日現在の乳幼児医療費の受給者数は109名であります。次に、②の1人当たり助成額の年額は幾らかとの御質問でございますが、平成22年度の1人当たりの助成額は2万2,631円でございます。次に、③の4歳から就学前の子供の人数、小学校卒業までの人数、中学校卒業までの人数は何人かとの御質問でございますが、本年4月1日現在の4歳から就学前の子供は39人、同じく4歳から小学6年生までは185人、同じく4歳から中学3年生までは262人であります。次に、④の中学校卒業までの医療費無料化をすべきと考えるが見解はとの御質問でございますが、子供医療費の無料化につきましては一定の財源が必要であり、当市の財政状況を勘案した上で、継続性、適用年齢、国保財政への影響、他の福祉施策とのバランスなどを総合的に判断し、検討する必要があると考えております。以上でございます。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

私のほうからは、地域防災計画の現状と今後についての①と③についてお答え申し上げます。初めに、①でございます。市を挙げての避難訓練は今まで行ったことがあるかということでございますが、市全体での訓練はこれまで行ったことはございません。次に、③でございます。東日本大震災後、歌志内市の防災計画は今までどおりでよいと思うか。イ、避難所としての設備充実。ロ、避難所設置箇所の今後の見直しについてでございます。本市の防災計画ですが、これは阪神大震災後の全国的な見直しが行われた際に策定した後、国民保護計画の策定にあわせ、平成19年に修正を行ったものであります。来年、前回の見直しから5年を経過するため、本年度において内容の見直しに着手し、北海道との協議などを進める予定で、この見直しに際しては、今回の東日本大震災において残される教訓なども計画に反映してまいりたいと考えております。次に、イの避難所としての設備充実についてでですが、現在の避難場所は一時的に身を寄せる集合場所として位置づけており、防災設備や備蓄は行っておりません。次に、ロでございます。避難所設置箇所の今後の見直しについてですが、民間施設が少なく、各地区にある公共施設を一時的避難場所として活用するため、大きな見直しを行う考えはありません。本市では、土砂災害もしくは豪雨による冠水災害が想定されますが、避難生活の長期化への備えも必要であることから、拠点施設に備蓄備品などを計画的に整備していきたいと考えております。─ 67 ─以上でございます。

答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)

私からは、大きな2番目の地域防災計画の中の②番、公営住宅、民間住宅の今後の耐震化はどう考えているかということにつきまして御答弁申し上げます。歌志内市においては、本年3月に北海道耐震改修促進計画に準じ、平成27年度までに住宅の耐震化率を9割とする目標で、歌志内市耐震改修促進計画を策定いたしました。公営住宅の耐震化は、新耐震基準となる昭和57年以降建設の住宅は安全性が確保されております。また、昭和56年以前の公営住宅についても、現行基準をほぼ満足する壁式構造として建設されていることから、これらの住宅も耐震性が満たされているものと判断されます。なお、民間住宅の耐震化については、耐震化率が57%と低い状況にあり、今後、耐震改修を促進するために、各種支援体制の取り組みを進めてまいりたいと考えております。以上です。

質問 6番 女鹿聡

まず、子供医療費の4番について、再度聞きたいと思います。今、いろいろな地域でこの子供医療費無料化について取り上げられておりますが、近隣市町の子供医療費無料化の状況をどのように把握しているかお聞きしたいのですが、よろしくお願いいたします。

答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)

近隣の子供医療費の関係をどのように把握されているかということですが、まず、大きく言いますと、町と市とで大きく分かれると思います。市につきましては、当市と同じく、北海道の補助基準、このルールでやっております。町につきましては、それに加えて拡大をしております。その拡大の内容につきましては、中学生以下を対象にしていたり、あと、町内の医療機関だけを対象にしていたり、今の段階ではまだ小学生だけとか、その内容についてはさまざまですが、町については拡大している、市については道の基準どおりというふうに把握をしております。

質問 6番 女鹿聡

隣の上砂川、浦臼町は、今、中学校卒業まで無料化です。新十津川町は小学校卒業まで。赤平については、先日、中学校卒業まで無料化を拡大するという発表をしております。こういった近隣の行政の動きに歌志内も今後ついていく必要があるのではないかと思うのですけれども、おくれをとらないような必要があると思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 市長 泉谷和美(市長は2012年9月まで)

子供医療費の無料化については、福祉施策の中でも常に言われている内容でございます。近隣等においても、ここ二、三年でそういった施策に取り組んでいるところもふえてきているということは認識いたしております。これらの状況を十分承知しながら、市のほうでも福祉施策等を進めているところでございます。先ほど所管課長からの答弁にあったように、まず第一に考えなければならないのは財政状況の中身だと思います。そういったことで制度をつくるからには、継続性も必要であろうし、また、その適用年齢、それから国保財政への影響等も考えていかなければならない。いわゆるそういった総合的な判断をしながら取り組んでいかなければならないということであろうかと思います。─ 68 ─歌志内市においては、福祉施策については、これは最重点課題だということは認識いたしております。これまでも市民の皆様に御理解をいただいて財政健全化計画を進め、一定の御理解の中で早期健全化団体からも脱却することができました。こうした少しずつではありますが、財政の見直し等を含めて、これからそういった施策についての判断をしていく時期かなと思っております。ただ心配するのは、今回の大震災の中で、国あるいは北海道の関係の財政の面が一番気になるわけでございます。当市においては、国の地方交付税を初め、依存するのが60%という状況でございますから、いろいろな施策を考えるときに、そういった国の動き等も的確に判断しながら進めていかなければならないと思います。この医療費の問題につきましては、先ほども出ましたけれども、現在、福祉計画を策定しております。その中でいろいろな意見等が出されております。こういった福祉施策、除雪の問題、医療の問題、そういったことが項目としてたくさん出ております。それらを含めて、この計画の中で順次対応できるものについては進めてまいりたいということを考えております。ただ、先ほど申し上げましたように、他の福祉施策とのバランス、あるいは財源とのバランス等も十分に判断しながら、この無料化についても検討してまいりたいと、このように思っております。

質問 6番 女鹿聡

市の財源が大変なのは重々承知しております。しかし、先ほど話したように、子育て世代の親は日々生活が大変苦しい中で頑張っていただいております。実際に就学援助を受けている家庭も決して少なくないのが現状であります。22年3月の状況を見ても、36%ほどの割合で就学援助を受けている家庭があったり、給食費未払いも、20年度と21年度を比較しても約15万円ほどふえています。これは、やはり日々の生活苦があらわしている実態ではないかと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。

答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)

就学援助、給食費の未払いがふえているので、家庭の部分が大変ではないかということでございますが、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、市のほうにつきましても、その継続性ですとか、ほかの施策とは違いまして、これは1年でやめるとかというのはなかなか難しいものがありますので、その辺を慎重に判断をして、先ほど市長も言いましたけれども、他の福祉施策のバランスなどを考えて進められていくのではないかなというふうに考えております。

質問 6番 女鹿聡

わかりました。続いて、1番から3番について質問をさせていただきたいと思います。先ほど人数を上げてもらいましたけれども、大体合計300人以内ぐらいだと考えています。そこで、乳幼児補助医療費の23年度の予算が385万円ほどという数字で認識しているのですけれども、間違いないでしょうか。

答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)

失礼いたしました。23年度の乳幼児医療費の扶助費でございますが、283万2,000円の予算を計上しております。

質問 6番 女鹿聡

すべてこの金額を無料化に向けて使うというのは難しいのだと思うのですけれども、児童すべてに拡大がもしできたとして、この予算内で納まると思いますか。

答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)

児童全員ということですが、中学生までということでございましたら、この部分では到底足りないというふうになります。

質問 6番 女鹿聡

わかりました。今までのことを踏まえてもう一度聞きたいのですけれども、この医療費拡大で少しでも子育て世代の生活軽減ができればすばらしいことだと思うのですけれども、もう一度、行政としての方向性、考え方を聞かせていただきたいと思います。

答弁 市長 泉谷和美(市長は2012年9月まで)

先ほども申し上げましたが、福祉医療を含めこういった施策については、一番必要な施策だと思っております。したがいまして、これらについても先ほど申し上げましたが、当市の福祉計画策定の、今、段階で、各委員の皆さんの意見も出ておりますけれども、いろいろな項目が出てきております。したがいまして、それらの施策も含めて、財政の状況、そしてその施策の継続性、さらには他の福祉施策とのバランス等を総合的に判断し、こういった子供医療費の無料化についても検討を進めていきたいと思います。

質問 6番 女鹿聡

ぜひお願いいたしたいところでございます。続きまして、地域防災計画について再度お聞きいたします。1の避難訓練の件なのですけれども、ほかの市町村の例をとってみて、厚岸町などでは津波被害が今回を含めて3回ほど来ているということで、まちを挙げての避難訓練を行っていると聞いています。それで、この避難訓練を行って、避難場所の改善策、こういったものを町民の方々と行政がきちんと話をして行っているという取り組みがあるみたいです。住民の避難場所への周知と災害の対策についても、市で見えなかったところ、改善策、いろいろ見えてくるのだと思うのですけれども、今後どうでしょうか。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

歌志内の災害の場合に、集中豪雨による土砂災害と河川の冠水ということで、大きな地震というのはこれまで経験ないのですけれども、万が一というのもあると思います。そこで、今まで市を挙げてというよりは、各地域ごとに、今、順次、防災訓練、土砂災害に係る防災訓練を今始めているところでございます。ここ2年ぐらいに前については東光地区で、町内会の皆さんの協力を得て、また消防との連携ということで地図上による防災訓練。実─ 70 ─際に住宅から集会所までの避難場所の徹底とか、あと、ここの場所についてはどこが一番安全なのかという場所、それとあと、水があふれた場合についてはここは行ってはいけないというような訓練を行っております。そして、ことしに入りましては施設関係ということで、楽生園の入所者の皆さんの協力をいただきまして、そこで防火訓練があるということにあわせまして、6月9日に土砂災害防災訓練を実施しております。これについては、札幌建設管理部、または空知総合振興局を通しながら通信訓練、今から集中豪雨ありますよという連絡を受けて、それらの対応についてどうするかということも、あわせて通信訓練を行っております。そして同時に、楽生園の入所者の皆さんを対象にして、避難訓練、楽生園の場所からデイサービスセンターまでの避難場所への誘導とかというものを実施しております。そういうことで、拠点拠点で特徴が、歌志内は細長いところですので、それらの逃げ場所、避難する場所を徹底するためには、逐次こういうような計画をもとに全市的に広げていきたいという考えを持っております。

質問 6番 女鹿聡

大変わかりやすい答弁ありがとうございます。耐震化について、もう一度聞きます。公営住宅長寿命化計画に耐火構造の更新などいろいろ書かれていたのですけれども、公営住宅の耐震化について触れられていなかったのは、さっきおっしゃった答弁があるから大丈夫だということで考えてもよろしいのでしょうか。

答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)

壁式構造でございますので、ほぼ現行の基準を満たしているということで、大丈夫だということで判断されるということでございます。

質問 6番 女鹿聡

避難箇所の耐震化、こういったことはどういうふうにとらえているかお聞きしたいのですけれども。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

今、歌志内にある公共施設、例えば集会場等ですけれども、大変古い施設が中に存在しておりまして、そこをやむなく一時避難場所として指定しているという状況にあります。また、歌志内の大きな課題として、防災センターがありませんので、例えば市民体育館というのも中村地域の指定場所になっておりますけれども、これの対応について今後どうするかという、具体的にそのまま避難場所として指定していいものか。また、災害によって、地震以外の災害、例えば洪水、冠水した場合については使えますけれども、地震の場合についてはその耐震化が弱いですから、そこは避難場所に使えないとかいう問題がありますので、それらの対応について具体的にもう一度、この防災計画の見直しというのを全体の施設もあわせて考えていかなければならないというのが問題点として残っております。

質問 6番 女鹿聡

確かに地震はなかなか考えにくいというところもあります。しかし、豪雨や洪水で、今まで昭和の時代で言うと8回ほど被害が、災害があったと認識しているのですけれども、こういった避難箇所、避難所の設備充実、救援物資の充実、こういったことを行政できちんとした体制をつくっていく必要が大いにあるのかと思うのですけれども、各自で身を守るというのは確かに必要なことだと思うのです。避難マップに、最低3日間の物資を自分たちでとりあえず用意してくださいということで書─ 71 ─いてあったのですけれども、高齢者の方に3日分の物資、1リットルの水を3本だとか、ほかのものを詰めたものを持って迅速に避難してくださいというのは結構難しいところがあるのだと思うのですけれども、そういった高齢者の方の避難についてどういうふうに考えているかお聞きしたいのですけれども。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

高齢者の避難後の支援体制というふうにして受けとめておりますけれども、先ほどもお答えしたように、生活備品についても、今後、計画的に準備といいいますか、備蓄していかなければならないというふうに考えております。また、この前も企画調整会議といいますか、中空知広域圏の課長会議でも具体的にそういうふうな場合どうするかということで、それぞれがそれぞれのまちで検討をすることになっております。また、その中で、先ほども答えましたけれども、歌志内は毛布が20枚程度しかないとか、そういう状況ですので、これについてのまず毛布とか、また水ですね、水も古くなりますと捨てなければなりませんけれども、今回の地震においては電気とか水道とか身の回りのライフラインが全くなくて大変困っているお年寄りがいるということと、それと医療ですから、医師の確保というのは歌志内なかなか難しいのですけれども、市立病院との連携というのもますます重要になってくるのかなということも考えておりまして、それらの中でどういう備蓄備品、または連携先サイド、連携するものをまず市内で確立していきたいというふうに考えております。

質問 6番 女鹿聡

ありがとうございます。最後に、またちょっと重複してしまうかもしれないですけれども、今後の地域防災計画について、行政の今後の取り組み、考え方、最後にお聞きして終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

まず、全体的な課題になりますけれども、市民の皆さんが安心して、安全で生活する地域づくりというのが一番重要なことでありますので、それらの点でいけば、防災といいますか、震災に強い地域づくりが一番重要ですので、今、市内に25カ所ほど指定を受けている急傾斜地、今、北海道のほうで事業をやっていますけれども、これらの推進を早めるとか、あとは河川でございますけれども、これも北海道の管理になりますけれども、しゅんせつといいますか、土砂が大変滞留しているという状況も見られますので、歌志内、水に弱い地域の一つかなと思いますけれども、そういうものを事前に察知して早めに手を打つということも、危険箇所の問題を上げてきちんと整備を要請していくということが一番重要なことであると思います。また、それらについては防災会議ということで、北海道等のメンバーも入っておりますので、今後、見直しに当たってはいろいろとそういう機関が入ってきますので、それらについて要望とかをしてまいりたいというのと、あと、市内にある一時避難的な施設ですけれども、それらに対応するための備蓄備品も計画的に遺漏なく提供できる、万が一の場合については提供できるような体制を構築していかなければならないというふうに考えております。

質問 6番 女鹿聡

ありがとうございました。これで終わりたいと思います。─ 72 ─

出典:歌志内市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月23日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる