浦河町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月16日
(1)町政執行方針を聞いて、今後の浦河町は、観光と交流人口に主力を置くのか/(2)地域おこし協力隊の現状と今後について
2021年3月16日、浦河町議会の一般質問で、櫛桁秀男議員が「町政執行方針を聞いて、今後の浦河町は、観光と交流人口に主力を置くのか」「地域おこし協力隊の現状と今後について」について質問し、町長 池田拓、産業課長 長崎哲之、商工観光課長 真下修、教育委員会社会教育課長 和田修、企画課長 伊藤雅教が答弁しました。
- 質問者
- 櫛桁秀男 議員
- 答弁者
- 町長 池田拓、産業課長 長崎哲之、商工観光課長 真下修、教育委員会社会教育課長 和田修、企画課長 伊藤雅教
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 6番 櫛桁秀男
議席番号6番、町民の声の櫛桁秀男です。このたび、2問の通告に沿って質問させていただきます。まず初めに、町政執行方針を聞いて、今、浦河町の現状でどうあるかを考えます。特に、新型コロナウイルス禍であり、いまだ先も見えない観光・飲食・サービス業など、また、浦河の防災・減災対策の推進についてですが、今年は東日本大震災から3月11日で10年であり、2月、3月でも日本列島で地震が起きております。今後、30年以内に震度5以上とされる地震が起きるとあり、特に防災センターの役割、ファミリースポーツセンターの建設が急がれると考えることです。また、サービス業の企業倒産は、2021年2月現在で446件、うち新型コロナウイルス関連倒産は114件であり、今はサービス業種などはまだまだ先が見えず、また浦河の人口減少も歯止めがかからず、10年後は9,193人、20年後は6,912人となっております。このことから、今は守り・我慢のときと考えますことから質問いたします。1問目の町政執行方針を聞いて、今後の浦河町は、観光と交流人口に主力を置くのか。1番、浦河町の未来のため、しっかりと道しるべを示すことが私に課せられた大きな使命での一つであると言われているが、具体的に考えがありましたら教えていただきたい。2番、厳しい時代に打ち勝つ浦河町の明るい未来を作っていくことができると確信しているとあるが、何をもってですか。教えていただきたい。3、町税収入は、第一次産業、特に軽種馬産業、第一次産業がコロナ禍でもまずまずであり、特に第一次産業に政策の重点を、個々の中でも所得向上を目指す、農業基盤強化実現に向けて取り組む、さらなる指導強化、強い馬づくり、エゾシカの駆除対策と言われているが、ほとんどが前年と変わっていないような気がします。大きな取組があるか。4、特に、今回の予算は、観光振興、優駿ビレッジアエル、人工芝、合宿誘致に多額の予算の計画だが、全国的に以前観光施設に力を入れ、運営をされた事例があるが、ほとんどの市町村では失敗が多く、インバウンド、交流人口は今回のコロナウイルスでダメージが大きいのが立証されたのではないか。以前、池田町長は、指定管理会社へのこれ以上町費投入はしないと言っていたが、考えは。5番は飛ばします。飛ばすというか、ちょっとわけがあっていたしません。6番、防災、減災対策の推進について、特にファミリーセンターの改修工事、防災センターの改修工事が急がれると思う。計画的に進めていますが、災害はいつ来るか予想がつかず、急がれる施設と考える。今の計画では、令和7年では遅過ぎる。一日も早い完成を希望するが、今後の考えは。7、観光振興に力を入れているように見えるが、その反面、以前から町民、議員から要望がある地域のお土産、特産品の買えるところの整備はする気が見えない。なぜ作らないのか。また、浦河観光協会とともに、各種プロモーションや観光商品の磨き上げ、観光人材の育成などがあるが、観光協会を設立して、4年がたちます。現在の大きな取組はふるさと納税の返礼品の代行業務の収益かと思うが、実績は。8、改めて池田町長に伺いますが、浦河町は観光で税収が上がるとお考えですか。私の思うところは、浦河町が千歳、札幌に近ければ可能性はあると思うが、これほど今回のコロナウイルスにより、世界的に観光、飲食業はダメージが大きい産業であり、町がリスクをもってやることではないと思います。ほどほどでよいのではないか。2問目、質問いたします。地域おこし協力隊の現状と今後について。地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地帯の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PRなどの地域おこし協力隊や農林水産業への従事、住民支援などの地域協力活動を行いながら、その地域の定住、定着を図る取組で、隊員は各自治体の委嘱を受け、任期をおおむね1年以上、3年未満とあります。令和元年で約5,500名の隊員が全国で活動、この隊員数を令和6年度には8,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向けて評価をするとあります。具体的な活動や条件、待遇、募集自体により様々ですが、総務省では地域おこし協力隊員の活動に要する経費として、隊員一人当たり440万円を上限として、財政処理を行っていることです。このことから、今現在の隊員は何人か。また、農水産業の採用も考えては。以上です。
答弁 町長 池田拓
ご質問をいただきました、1点目と2点目について私のほうからお答えをさせてもらいます。私もこの浦河町のためのしっかりとした道しるべ、今回執行方針の中でもうたわさせてもらっていますし、これまでもほとんど全ての分野で浦河町としては取組を進めているところでありますけれども、この10年間、国連や日本政府が提唱している持続可能な開発目標、これに向かって浦河町としてもしっかりと取り組んでいく、このことが大切なこと、このようにまず1点目としては考えてございます。そうした中で、2点目ですけれども、やはりスポーツ・文化をはじめとして、子供をはじめ、町民の皆さんが活躍できる舞台の提供、このことが肝要だというふうに思っていますし、現実に例えばスケートでありますとか、今月の下旬に全国大会が開かれますリトルシニアの野球大会、浦河のチームが全国に駒を進める、そういったようなことが教育という面では、これからもしっかりと取り組んでいく。あるいは、文化では、浦河町の町民となられました馳先生が去年快挙を成し遂げた。そういったようなことが町民に対して非常に大きな夢や希望や感動を与えた。これからも、そういった分野に力を注いでまいりたいなというふうに考えております。観光振興、これについてのご意見がございました。4番でもって、ほとんどの地域で失敗が多くといったようなご質問でございました。確かに、今回のコロナの関係で外国人の観光客をはじめ、大きな影響がございました。しかし、政府が観光立国として、大きな旗印を掲げてそれに邁進している。そうした中で、この1、2年のうちに国定公園が国立公園になって、日高、浦河が大きな注目を浴びる。そういう中では、やはりそこのところの取組というのは、手抜かりすることなく、しっかりと取り組んでいかなければならないのではないか、そのように私は考えています。特に、今、家に籠もって、自粛をしている、私自身を含めて皆さんも、旅行がしたいな、どこかに行きたいな、食事をしたいなという思いは一緒だと思います。そういう中でもって、ここの部分というのは、やはり木枯らしが吹く時期に種をまかないと、出来秋を迎えられない作物もあるわけですから、今ここが踏ん張りどころ、そう思って取り組んでまいりたいなというふうに考えてございます。観光というのは、私はご質問のあったようなことではなくて、浦河町の農業や漁業にとっても、非常に大きな影響があるというふうに考えています。観光客が来れば、浦河のいちごを使ったケーキを買っていく、レストランへ行って浦河産のお肉を食べてもらう、お寿司屋さんに行って浦河産の魚を食べてもらう、そういう意味で、一次、二次産業を補完する非常に大きな役割がある産業ですし、広がりも料飲店やホテルを含めて、大きいというふうに考えておりますので、ここはやはり政府の方針に乗らなければ駄目だ、そのように考えています。もう一つは、環境の問題であります。ここのところは、政府の方針として、国連の方針としてあるわけですから、そして何よりも浦河の主産業である農業、漁業の皆さんが最近の気候は何かおかしいぞ、作物のでき方が違うぞ、牧草を刈る時期に雨が多いぞ、とれる魚が違うぞ、そのことを一番感じているのは、農家、漁家の方でありますから、そういった面を含めて、SDGsの中でも環境、そういった部分にもしっかりと取り組んでまいりたい、このように考えております。観光に力を入れるなというご質問、4点目でございました。そして、7点目で観光の土産を売るところを作れ、そういうご質問もございました。そこのところは、私は、櫛桁議員もお迷いになった、戸惑いがあったと思うのです。私も同じ気持ち。どこまで力を入れていいのか、アクセルを踏んでいいのか、ブレーキを踏んでいいのか、そこのところはなかなか難しい問題がありますけれども、やはりこの道の駅、ほとんどの市町村ではなかなか経営がうまくいっていない、そこはご案内のとおりだと思います。ですけれども、これからコロナが終わって、人が歩くようになれば、あるいは復活する、そういう可能性もあろうかと思いますが、浦河で仮に道の駅を設置した場合、直売所で売るときに売るものが数年を通して安定的にあるかというのが一つと、もう一つは冬期間を中心にそこに来るお客さんがいるかどうか、こういう問題もありますので、新たなやはり次の子々孫々に負担を残さない、そういったようなことも勘案しながら検討してまいりたい。作りたいという気持ちはこの議会でもって何回も私は言ってきました。お金があって、そういうお金を回せるものであれば作りたいものだと。日高管内にも、特に東部三町のほうにはありませんので、そういう思いは思いとして持っておりますけれども、果たして議会の皆さんからお叱りを受けないような安定した経営ができるかどうかというのはいささか自信がない。そこのところもしっかりと検討して、作らないという意味ではなくて、どういったような方法があるかを含めて、検討してまいりたいというふうに考えてございます。また、それぞれ担当課のほうからお答えをさせていただきます。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
私のほうからは、櫛桁議員の1番目の質問の3点目、一次産業に政策の重点と言われるが、ほとんど前年度と変わらず、大きな取組はあるのかという部分についてお答え申し上げます。令和3年度予算におきまして、第一次産業に係る予算には大きな取組がないとのご指摘ですが、町としては、これまでも農業分野では、夏いちごや肉牛など、軽種馬以外にも柱となり得る農産物の振興に継続的に力を注いでまいりました。そうした柱をしっかりと支えるために必要な施策を適宜講じているところであり、新年度では、管内でも依然として深刻な状況にある牛ヨーネ病対策について、昨年からスタートした防疫対策事業に加え、新たに発生農家に対する緊急支援事業を追加し、また、有害鳥獣対策においても近年増加傾向であるアライグマ対策を強化するなど、生産者の皆さんが安心して営農活動が行えるよう取り組んでまいります。議員のほうからもご心配をいただいているところではありますが、第一次産業は当町の重要な基幹産業であり、引き続き重点施策として取り組んでまいりますことをご理解のほうをいただきたいと思います。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
最初の質問の4点目、7点目、8点目の部分について、池田町長が答弁していますけれども、それに補足するといいますか、それ以外の部分を私のほうから答弁させていただきます。7点目の浦河観光協会の実績という部分でございます。浦河観光協会につきましては、平成28年度に一般社団法人化して以来、観光関連業界にとどまらず、学校などの教育関係者や金融機関などの幅広く地域づくりのプレーヤーをつなぐ役割を果たしてきているところでございます。これまでの主な事業内容といたしましては、町民向けの観光セミナー、こちらは平成28年から昨年までの4年間において26回、延べ1,171名が参加しております。また、高校や小学校において、観光を通しての地域愛醸成につながる講演を実施しているところでございます。次に、観光地として、点から面の広域連携事業を実施するための四町広域宣伝協議会の事務局として各種事業を実施し、この間、22の着地型観光プログラムを商品化につなげたところでございます。インバウンドの誘致につきましては、台湾の旅行ガイド誌にこの四町地域のことが初めて掲載されるなど、PRにも力を入れております。また、昨年、コロナの発生により、外出控えで客足が遠のいた飲食店に声をかけ、テイクアウトや出前のPRとして、おうちで食べるうらかわごはんというイベントを企画して実施したところでございます。こちらについては、全道的にも今はこういった取組をされていますけれども、これを始めた昨年の2月、3月の時点では、全道に先駆けての取組ということで、大変早い対応だったというふうに考えております。続きまして、8点目の観光の関係でございます。町長からも国が観光立国宣言をしてというようなことでお話をしておりますけれども、国のほうは極めて重要な成長分野として観光を位置づけておりまして、平成18年に観光立国推進基本法というものができました。この中で、世界の観光需要を取り込む取組がこれまでなされてきました。また、訪日観光客のみならず、国内旅行の振興も併せて行うことで広く観光客を呼び込み、地域の経済を潤し、住民には誇りと愛着の持てる活気に満ちあふれた地域社会を築くことが観光立国として不可欠とされているところでございます。この観光につきましては、少し前までは団体旅行で大型バスに乗って、観光名所を見て、温泉に入るという形態でした。現在は、少人数や個人で自家用車やレンタカーでおいしいものやそこでしか体験できない経験を得るといった有名観光地以外の新しい滞在地へと趣向が変化してきております。以前の形態が主流の観光であれば、団体客が目的とする有名観光名所がない当町においては、観光の推進は厳しかったかもしれませんが、旅行者のニーズが大きく変わってきている今、観光を推進しない考え方はないというふうに思っております。人口減少が避けて通れない現状では、観光の推進により、町外からの外貨を呼び込み、地域内で循環する経済の地域循環が重要なことはご案内のとおりであります。そのため、当町といたしましては、人やおいしいもの、体験プログラムを結びつけて商品化し、関係人口、交流人口の拡大につなげていこうという考えでございます。以上であります。
答弁 教育委員会社会教育課長 和田修(教育委員会社会教育課長は2021年3月まで)
私のほうから、町政執行方針を聞いての6番目、ファミリースポーツセンターの改修工事についてご答弁申し上げます。ファミリースポーツセンターの改修については、本年度基本計画の策定、令和3年度基本設計、令和4年度実施設計、令和5年度から6年度の2か年で改修工事を実施し、令和7年度供用開始の計画で進めているところであります。基本設計につきましては、計画策定時と同様に、改修検討協議会や利用団体との意見交換会、議会の所管委員会での審議などを実施しながら、時間をかけて意見や要望をできる限り反映できるよう、慎重かつ丁寧に進めてまいりたいというふうに考えております。また、実施設計、改修工事につきましては、社会資本整備総合交付金の活用を考えておりますので、補助金の申請などを考慮すると、現段階ではこの計画が最短のスケジュールと考えております。しかしながら、議員ご指摘のとおり、当該施設は地震・津波災害の防災・災害拠点としての機能も兼ね備えた施設でありますので、できる限り早く供用開始できるよう、最善を尽くしてまいりますので、ご理解を頂きたいと思います。以上であります。
答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)
私のほうからは、2点目の地域おこし協力隊の現状と今後についてについて答弁させていただきます。一つ目、現在の隊員は何人かという問いであります。今年度、当初は3人でスタートしました。そのうち二人が10月と2月にそれぞれ3年の任期を満了いたしましたので、現在の隊員数は1名となっております。二つ目、農林水産業での採用も考えてはであります。新年度につきましては、議員からもご提案がありましたけれども、農業分野について新たに募集する予定で、今後、今現在詳細を詰めているところでありますので、ご理解願いたいと思います。以上です。
再質問 6番 櫛桁秀男
再質問させていただきます。ちょっとお昼休みが入って、皆さんも少し眠気があるかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。町長の執行方針についてでありますが、これはあくまでも町長の執行方針でありますので、私もよく分かることは分かるのですが、ただ、今置かれている現状を言いますと、そんなに甘くはないのではないかというような気がします。いい方向に考えれば、先行投資なのかもしれないし、今やっておかないと、良くなったときは間に合わないのだという考えのように聞こえましたが、今までも大きなこういった箱物といいますか、いろいろとアエルのことを一つ取りますと、これもアエルのこれだけの負債を背負ったということは一つの失敗作だったのではなかろうかと思います。ただ、それは町長に責任があるわけではなくて、日本全体、経済全体がそういう動向にあったからだと思います。その当時は、これが全てだと思って進んだ道だったと思います。行政の皆さんも町民も議員の皆さんもそうだったと思いますが、あまりいいことをやっぱり想定してはものはできないのではないかと。今、特に、このコロナについては、本当に誰もが疫病でこんなことになるなどということは想像もつかなかったと思います。その前にもう一つ同じく、今言われている震災というか、災害ですね。つい3月11日で丸10年たつ震災、いまだにまだ解決していないことがいっぱいあります。そんな中で、本当に今、浦河がやらなければならないのはどうなのかと、3月になってあちこちで震度5弱の地震が起きています。私はそういうことからも、早くからファミリースポーツセンターを何とかならないか、ファミリースポーツセンターというより、防災センターとして役場庁舎はまずもって機能しないのではないかというところか今までも、皆さんもそうなのですけれども、考えを一生懸命早くそういうものを作ってはという話だったのですけれども、まだ5年かかる。本当に私にしてみたら、今いきなり出てきた、去年辺りから出てきた事業が淡々と進んでいくと。このことに本当にこの町は大丈夫なのかなという私の個人的な考えです。町長は、国の政策にのっとって、国が進めている観光事業に特化して進むのだというふうにしか私は聞こえませんでしたけれども、確かにすばらしいことかと思います。ですけれども、国が進めていることが本当にこの町に合っているのか。今、このような状況で民間の飲食店とか商店街は確かにいろいろと対策をしているけれども、本当に大変だと思います。補償金も言われている補償金がいまだに都会では12月の補償金がまだ出ていないとか、それは国のやっていることですけれども、国とかどこかでやっていることなのですけれども、本当に行政の補償金というのは遅いし、金がなかなか回らない現状にあるような気がします。ですから、私としては、できる限りやっぱり町として、今の進む道は確かに人工芝も必要なのかもしれません。でも、今ない施設ではないのです。そこには3面のサッカー場の天然芝が、すばらしい芝があるのです。それを作ることによって、私はどれだけ今後浦河町の財政の収入が増えるかといったら、さほど増えない、経費は削減になるかもしれないけれども、私が今やることではないと、こう思っているのです。それで、今再質問させていただきます。先ほど、長崎課長のほうから、夏いちごとか、ヨーネ病対策とか、アライグマの対策などもやられているということで、この夏いちごについても、浦河は大変全道でも、全国でも夏いちごとしては一番と言われているのですが、現実を知っている人は、課長もそうなのですけれども、先が明るいと思いますか、どう思いますか。今、現実に入った人が1年で辞めていって、新規就農者がいない、5年の補助金をもらう時期に、それが終わったら辞めるのだと言っている人もいるようなのですけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
夏いちごのご心配の関係、これまでもいろいろと皆様からご意見をいただいて、確かに議員のおっしゃられるとおり、心配な声も私も聞いておりますし、農家や振興会の方からもいろいろな各自の課題等については、もちろん提案も相談もあります。町としましては、もちろん新しく新規就農者ということで進めてきたものでございますし、そういった課題もありますし、一方では、着実に着業して、ご自宅を建てるとか、着実にここを伸ばされている農家も一方ではいらっしゃいます。ですから、そういう心配はありながらも、新しく町としても進めてきた事業ですので、そこはしっかりと見守りながら、課題は整理しつつ、まだまだ伸びしろはあるものではないかなというふうに考えておりますので、課題はありつつも、全く先行きが不透明とか、先が不安であるというものではないと思いますので、そこはやり方ですとか、方法、課題のほうがクリアして進められる部分はまだまだ十分にあるというふうに考えております。
再質問 6番 櫛桁秀男
今、夏いちごに特化して物を言わせていただいたのですけれども、なぜこれを言うかといいますと、確かにうまくいっている人はいっているのですね。ということは、何が原因かといったら、3年前に新たに指導するという形で組織を作ったのですね。その結果が出ていないのではないかと思うのです。新規就農はいいということでとってこられていると思うのですけれども、それが空き家ができるということは、ちょっと想定外であって、またその空き家も一般の農家がやっている4棟ではなくて、3棟のハウスであると。3棟では普通の就農する農家はできないのであります。去年なぜ3棟なのだと言ったときに、それは本人からの申立なのだということであったのなら、私はどういう理由であったかもしれないけれども、その対策なども、こうやって見ていくと、何か後手後手になっているような気がするので、指導強化をして、今後も先がある業種だということで、それも分かっています。ですから、まずスマート農業とか何とかといって、何か機械的なことばかり横文字で並べていますけれども、いちごはまず手をかけてやらないとならないのだと。技術を統一化するといい人はいいのだから、やっぱりそこら辺の指導徹底というところを技術員が、きっと専門のいちごの人が役場にいるはずなのですけれども、その辺はどうなのですか。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
いちごに関して、ご指摘のとおり、やはりそういう着業するときの、今回具体例を挙げさせられた方、新規の就業の方がなかなか難しかったと。そこは、着業するときのやっぱり一人でやるという形だったので、そこが手の行き届く範囲で成果を上げるという形の営農計画を立てたときに、町だけではなく、関係機関も意見を踏まえた形でこれで進めましょうと。実際のところは、ある程度、一定程度のところまでは進んでいたのですけれども、ちょっと体調不良ということもありまして、そこはなかなか難しかったのだと。ただ、そういったことも含めて、入ってくる新規就農者の方と目指すべき営農のプランをしっかりと経営計画といいますか、営農計画も含めて、検証も必要なのかなと、そこは我々としても反省しているところですし、指導という部分に関しては、町の職員もそうですし、3年間ということで関係機関と、それから両町ですずあかね協議会という組織を作っておりますので、そこを新年度以降も指導者の指導部分については残して、引き続き営農指導のほうは統一企画も含めて指導していくということで、課題としてはそこは継続するということになっておりますので、引き続き、そういう技術的な指導は継続しつつ、また営農指導ですとか、経営指導の部分に関しては、評価も併せてしっかりと対応してまいりたいというふうに考えております。
再質問 6番 櫛桁秀男
今後、どうか未来のある浦河町でこれだけの成績を挙げたといういちごなので、どうかその辺は、あまり駄目押しされないようにお願いしたいと思います。あと、牛ヨーネ病対策もこれは新規として、浦河でこんなに同じ牧場から頭数が出たことがないので、本当に大変だと思います。辞めるか辞めないかというところまで来るのではないかと思っていますので、引き続き、これもお願いします。ただ、もう1点言わせてもらいますと、アライグマ対策が行われるなら、エゾシカ対策は1,000円の料金アップで従来どおりだということで、本当に夜歩くと、また朝早い、猟友会が来るような時間帯にはいないのですね。ですから、この辺もある意味何か法律を変えてでも、極端に言えば、国にお願いして、夜駆除できる方法がないのかとか、大々的なただ地方、道の考えで動いても駆除はできないのではないかと思いますけれども、どうでしょうか、その辺の考えは。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
ご指摘のとおり、非常にエゾシカ対策に関しては、非常に我々も苦慮しております。これまでも、一般質問を含めて、たくさんの議員の方に質問もいただいて、その都度回答させていただいて、実際にそういう有効な、この時期ならこうとれるとかと、議員おっしゃられるとおり、法の規制であったりとか、規制があるのが事実でございます。そこは、町もそうですけれども、管内でこういう有害駆除の防止対策協議会、各町と、道も入っていますし、各町の猟友会の方も代表の方が入って、定期的に会議を持つ機会があって、必要に応じてそこでも議論をして、場合によっては国も含めて政策要望ができるステージがございますので、そういった幹事会も含めて、毎年、毎年その課題は各町からも、もうちょっとこうしたらいいのではないかというアイデアも出ておりますので、なかなかちょっと法律改正的になかなかというのが難しい部分がありますけれども、粘り強くそこについては、もっと農業被害が抑え込めるように、実際全道的にいくと、エゾシカの駆除頭数というのは年々減ってきている傾向、道のスタンスはそうなのですね。市町村としては、今年の状況でいけば、成育状態から令和2年度は少し駆除頭数が伸びそうな状況ですから、やっぱりそういう市町村としては、エゾシカはやっぱり増えているのだぞというようなこともしっかりと伝えて、そこは各町とも連携を取って、道のほうにも、それから国のほうにも、なので駆除に力を入れるように、予算の確保も含めて、制度改正も含めて、申入れ等をしていきたいというふうに思います。
再質問 6番 櫛桁秀男
確かに駆除頭数は減っているというのは、それは現状を知らない人が言われると思うのです。頭数は減っている。とれる状況ではないのですね。相手も賢いものですから、でも駆除は農家の人に被害額はどれぐらいありましたかと言われても、これもまた今新芽が出てきている牧草がどれだけ食べられているのかという数字などというのは、あからさまな数字は出ないはずです。でも、すごく害があるということは本当に夜、夜中一度でも、一度では見られないと思いますけれども、タイミングが合って、その場を見た人はすごいな、全然減っていないなと言うはずです。このことについても、ある人がこんな助言をしていた人がいました。今、牧草を食べて、すごく栄養がいいから双子が生まれるのだよねと言っているときに、発情、要するに、受精しないような餌を逆に与えて、受精できないように、そういうことも考えられないのかと。私はその話を聞いたときに、それも一つの方法なのかなと思いましたけれども、ただ、自然の動物なので、環境団体とかいろいろとそういった団体が、何せ法律、何かとしたらこのエゾシカの問題は法律に縛られて思うようにとれないのが現状だと思いますので、今先ほど課長が言ったように、どうかその辺根強く、本当に農家は軽種馬産業に限らず、大変な状態にあるということをまず伝えて、努力をお願いしたいと思います。次に、4番の観光の産業のことなのですけれども、結構海外にもいろいろと情報を伝えて、台湾とかそういうところに伝えて、今後も図っていきたいということなのですけれども、ただ私は、まだ先が見えない状態だし、前にも台湾の人かどこだったか、海外ですね、インバウンドの方で、浦河のほうに来られた人から、私はちょっとある機関で聞くあれがあったのですけれども、やっぱり距離の問題を言うのですね。浦河という、飛行場からの。確かに、三町が連携をしているとか、高規格道路がどうのこうのという話はされる、行政の方は言うのですけれども、現実に来てみると、海外から来て、3日、4日の旅行で浦河に1泊使うのは大変やっぱりあれなのですね、ロスなのですね、どちらかというと。馬に特化して来る人なら別なのですけれども、それ以外の人は結構そういったことがあって、今想定されたように、いい方向、いい方向でGO TOトラベルが使われた昨年の10月ですか、売上げが上がったと、こういう現状があります。アエルについては。ただ、GO TOトラベルは、これがあったから来ただけであって、どこもそうなのですよ。これがあったからぐっと伸びただけで、それ以前、ないときはどうだったかといったら、これほどには来ないと思いますので、どうかGO TOトラベルは1年か2年でそんなに長く、コロナの不景気対策のお金だと思いますので、それを当てにしてやるようなことではなくて、今後、本当に私は国の政策かもしれないけれども、観光で税収が上がるのかなと思っているのですけれども、どうでしょうか、課長。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
コロナの関係で、昨年GO TOトラベル事業というのができて、そこの部分では、前年比で100%ですとか、前年比ではほぼ変わらないのが2、3か月というような実態でアエルにおいては、そういうような実態でした。あと、町内のほかの宿泊業者にも一応感触的な部分で伺ってはいるのですけれども、コロナの部分の影響があるというふうに非常に影響を受けているというのは、やはりアエルだけで、ほかのところは一般のビジネス客ですとか、長期の宿泊者がいるということで、旅館ですとか、ビジネスホテルではあまり、影響はあるけれども、そこまでの大きな影響はないというようなことも伺っているところは事実でございます。この後、町が観光施策をやって、税収が上がるのかどうかという部分でございますけれども、ここの部分は、どちらが先かの話になるのですけれども、観光は裾野が広い産業ということで、先ほど町長からもお話があったとおり、宿泊客が来て、ホテルに泊まるということになると、そこで食べ物を食べる、その食べ物については、地域の食材も当然使われているだろうし、それを扱う、作っている第一次産業、それを扱う商店、そういったところが全て連携してくるといいますか、そこにお金が流れる仕組みをつくっていかなければ、観光需要が多くなったとしても税収が上がるというようなことにはならないのかなと思います。ですから、そこで一番大事なのが、地域内での経済循環というのがやはり一番重要なところでありまして、そこをやるために観光の枠組みの中で経済循環を地域内でというような声を大きくしていくということが、この町内での税収アップといいますか、収入アップにつながるというようなことで、今のところ進めているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 6番 櫛桁秀男
今、GO TOトラベルで影響のあったのはアエルではないかというようなニュアンスに聞こえましたが、そういうことはふだん町にあまり観光客が流れていないのではないかと。GO TOトラベルでもそういったことで魅力がある町だったら、アエルではなくて、浦河の町の飲食店であっても、ほかの町であっても、相当の人が入ってこなければならない。そういう町でなければならない。アエルだけがいい町ではならないのですよね、施設として。私は逆に言うと。浦河町が潤うような町というのは。だから先ほども私が言ったように、物産館とか、商品を買える店をなぜ造らないのか。私は別に道の駅を造れと、今までは提案していましたけれども、そうでなくてもいいのですよ。浦河に行っても何を買ったらいいか分からないという、そういう通りがかりのお客さんがそんな話をするから、ではそういうところに寄って買えるところ、1か所で求められるところ、お客さんが選べるところを造ってほしいというところに、町長は先ほど何と言ったかというと、冬に売るものがないのだと、そんな一言がありました。私はちょっと聞いていて、そう言うということは、しょせん交流センター的な建物は必要ないのだと、機能しないのだ、冬ないのだからというような、そういうふうにしか聞こえなかったのですけれども、私はそれは抜きにして、別に大きなお金のかかるものでなくてもいいのですよ。今どこかで休んでいる、使っていない建物もあります。港の近くにもありますし、どこか頭に浮かんでくるだけで、駐車場もあって、そういうところもありますので、ぜひとも、浦河に来て、あそこに行ったら、観光協会に行って聞かなくても、どこに何が、そこに行けば、町のものが買えるのだという、やっぱりこれが本当に観光に力を入れるのであれば、そういうことも大事でないかと思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
櫛桁議員のおっしゃるとおり、この辺を旅行する方というか、地域に不案内の方がこちらに来て、そこでお土産を買いたいというようなことになっても、なかなか何を買っていいのか分からないというのは、もうご指摘のとおりでございます。そこで、私どもが考えるのは、その部分の浦河町内でのお土産がどういうものがあるかというのは、印刷物ですとか、インターネットに載せてPRするですとかということはやっているのですけれども、そもそもそういったことで、お土産がこういうものがあるというものにつながるというのは結構難しいかなとは思って、ですから、私どもが思っているのは、観光を通しての地域の愛着づくりという中で、町を歩いている人に浦河は何かいいものがあるかいと聞いたら、あそこのあれはおいしいよというようなことが、皆さんの口から言って、それが大きな広がりになるという、そういった町のおいしいものをみんなでPRしたい、いいところをPRしたいというようなそういった気持ちを作っていくというのも、観光の今やっている人づくり事業の大きな柱の一つというふうに思っているのです。ですから、インターネットや印刷物でお土産物のPRというのは、当然重要なのでやっていきますけれども、それにプラスして、地域の皆さんが観光客の方を見たときに、あそこに行ったかい、これを食べたかいというような、そういった声というのは、すごく観光客の方にとっては心に響くものなので、そういったことができる町になればいいなというのが、私の願望であります。
再質問 6番 櫛桁秀男
確かに課長の言うように、そういった方向で、私がこれを今観光のほうに入れるお金をどうのこうのと言っても、それは変わることはないと思うので、何とかやる以上は、本当に成功していただきたいという気持ちです。やっぱりそこには、あれも駄目、これも駄目とか、最終的には、私はどっちかというと駄目押しをするほうが多いのですけれども、というのは、こうやって現状を見てしまうと、あまり観光はどの町を見ても、なかなかうまくいかない例が多いものですから、つい、そしてこの今の人口比率を見ますと、すごいですね、減り方が。あまりにも、町の予想より、国の予想がぴったり合っているのですよ。それに私はちょっとびっくりしているのですよね。この調子でいったら、町は何人になるのだろう。2045年になると、5,879人というデータも出ています。これで、本当に町の税収も減るだろうし、大変だなという気持ちで本当に心配しているのです。自分はもうそんなにはいないと思いますけれども、ただ本当に小さな町が生き残っていくのには、やはり第一次産業がすごく大事だなと。観光というのは、景気がよかったり、世の中のお金が回っているとこでないと来ないので、それは変動が激しいと思うので、私は言うのですけれども。そういうことで、何とかやる以上には、町民を巻き込んで、先ほど真下課長が言ったように、浦河町にはこういうおいしいものがあるのだ、これはあそこに行けば買えるのだと、町民がみんな口をそろえて言えるような、そういった政策にしてやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。あと、防災センターなのですけれども、本当にこの防災センターはあれなのですよね、待ち遠しいというか、町民の声を十分聞いて反映して、そつのないようにやりたいというように聞こえるのですけれども、本当に毎日見ていると、また九州で地震が起きたとか、東北で起きたとか、次はどこだと言ったら、我が町かと思ったときに、本当にこんなに淡々と計画的にやっているのだと言いながらも、もう本当に何とかならないのかなと思うので、その辺、課長を攻めてもしようがないので、これは町長の方針だと思うので、町長、この辺は1年でも早い方法、補助金の関係もあるのでしょうけれども、何とかその辺は7年と言わず、6年ででも、私はいつ来るか分からない地震だから余計に心配なのです。あそこに行くセンターを造るのには、作ってできたと同時に、きっと下の道路ですか、そんな話もちょっと聞いたので、道路も改良されるだろうというような話は聞いたのですけれども、センター完成と同時ぐらいには、国道から入る道路、駅舎というかの道路も拡幅になっているのでしょうか、どうでしょうか。
答弁 町長 池田拓
あと4年で完成という今の計画なのですね。今年基本設計、来年実施設計、2か年の工事。その中でもって、大きい災害が起きるかもしれませんし、起きないかもしれません。ですけれども、その期間が長ければ長いほど、ご質問のようにそのリスクは高まっていくわけですので、1年縮めるとか、2年縮めるとか、そういったようなことには全然なりませんけれども、1日でも早く、供用開始ができるように、1日、1週間、1か月、そういう単位で何とか縮めていくように努力はしてまいりたいと、このように考えております。
再質問 6番 櫛桁秀男
分かりました。そういうことで、ぜひとも、短縮はならないということで分かりました。すばらしいものを作っていただきたいと思います。次に、それでは2問目の地域おこし協力隊の現状と今後についてと再質問させていただきます。今回は、農業の分野も採っていきたいということなのですけれども、今回、今現状では、1名ということなのですね。この辺は早くから、10月と2月でしたか、にもう終わる、任期満了の方がいたということだったと思うのですけれども、なぜこの辺を補充しなかったのか。
答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)
再質問にお答えさせていただきます。今現状1名となっています。予算措置的には、4人分の予算があります。令和2年度の当初についても募集を随時かけています。実際に募集をかけているのですけれども、なかなか手を挙げていただいても、なかなかちょっと面接とかをさせていただいても、なかなか採用までにならなかったという部分があります。実際に、今年度募集的には5人ありました。だけれども、実際に採用には至っていないというのが現状で、今現在1名という状況になっているところであります。
再質問 6番 櫛桁秀男
5人の応募があったということで、浦河町の場合は、今まではきっと分野を限定されて募集していたのでしょうね。ですから、その分野からかなり面接でどこが足りなくて、駄目だったのだと思いますけれども、これからは、地域おこし協力隊というのは、基本的に全面国のお金なのですよね。そうですよね。440万円という財源の中でやるのですから、私はそれを活用して、例えば、新規就農の就農者を、なぜそういうかというと、町からの補助金で新規就農者を採って、離脱したときに背負うものが大きいと思うのですよ。ですから、その2年間なり、3年間の研修でまずそこで地域に来て、駄目だとなったら、農家に従事してもらうのではなくて、そこで終わってもらって、背負うものを背負わないように、町の持ち出しももちろんないと思うし、これを農業とか、漁業にもうまく利用できないかと思って、今回農業と言いましたか。農業ってどんな業種とか、それは限られて募集するのでしょうか。
答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)
農業の部分の具体的なものとしては、大体毎年どういう人と協力隊で募集するかというのは、各課のほうから要望を頂きながら、ヒアリングをしながら進めているところであります。今のところは募集する農業分野については、いちごの部分に特化して募集をかけていきたいなと思っております。
再質問 6番 櫛桁秀男
いちごということで、これは人数とかは、先ほど言った5名の範囲で、その分野を5名という意味なのか、どういう人数なのでしょうかね、分かれば。
答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)
令和3年度の予算につきましては、協力隊の枠は3名分予算措置させていただいています。現状、今一人が協力隊員としていますので、今回農業分野のいちごの部分と併せて、今までずっとうちのほうで募集しています自由な提案型、事業をこういうのをやりたいという提案型と併せて二人を募集をかける予定であります。この予算と募集は今回の予算の状況が可決した場合に、すぐ4月に入ったら募集をかけようという設定で考えております。
再質問 6番 櫛桁秀男
分かりました。私の考えていたのと一緒でいちごということで、大変期待が持てると思います。ただし、地域おこし協力隊になったからといって、あとは、最後の就農するときの採点は厳しいほうがいいと思います。でないと、後々今の農業のいちごの途中で病気だと言われれば病気なのでしょうから、本当にこんなことがあまりあちこちで起きたら、リース事業をする役場は大変だと思います。その後を引き継ぐ人はなおさら大変だと思いますので、あと漁業の分野では、町独自でこういう同じくやっているのですけれども、支援事業をやっているのですけれども、こういう制度は使って、後継者を育てるような地域おこし協力隊を使ってやれることは想定できないのでしょうか。
答弁 町長 池田拓
農業、漁業に限らず、浦河町の若年層を増やす、そういう目的では、様々な分野について探っていきたいなというふうに考えております。ただ、先ほどご質問の中にもありましたけれども、国の交付税、特別交付税の中に混ざってくるのですけれども、それが果たして国の言う金額がその中にきちんと正しく反映されているかどうかというのは、国の特別交付税の枠全体が、年々蛇口が絞られて規模が小さくなって、そうした中でもって、全国的に災害が多発している。その災害の多発の国の交付税措置というのは、その特別交付税の枠の中でやりますので、そういった意味では、どこまで算定されて、どこまでがきちんと来ているかというのは、極めて分かりづらい実態もあるということも併せてご理解をいただきたいと思います。
再質問 6番 櫛桁秀男
今の町長の答弁で聞くと、私は単純に8,000人にしたいのだという国の方針で、一人頭440万円が限度ですよということで、5人いたら5掛けるでイコールでないかと思うのですけれども、そうではないのですか。ない。では、国はうそを言っているのですね。
答弁 町長 池田拓
うそを言っているわけではないですね。国の特別交付税、その制度の中では、例えば、台風被害とか、地震被害、いわゆる災害が全然ありませんでした。そうしましたら、特別交付税の枠全額をそうした地域おこし協力隊を含めて活用できますので、そういった意味ではその金額が来ます。ただ、突発的な台風だとか、大きな災害が出ると、災害の自治体のほうに重点的に配分される。枠は増えないので、配分された残りでもって全国に配分するから減るということなのです。うそを言っているわけではない。災害も何も起きない、突発的なことが起きながら、恐らくは国が行っているとおりの配分がされると思います。そこのもともとの額、特別交付税の枠が、そこが膨らむとか、これがないですから、そこで災害だとか、何とかが増えていくと、取り分が減っていくということなのです。そこのところをご理解いただきたいと思います。
再質問 6番 櫛桁秀男
私は、頭が固いので、きっとその人数分は来ているのだと思います、私は。ほかの交付税が減らされているのではないかと私は思うのですけれどもね。町長は、総額的に減るのだと、どこかで突発的な事故だとか災害が起きると、そういう事案が起きるのだというような言い方をされておりますけれども、それを当てにして、たくさん10人前後とっているところもあります。見たら、全国で。そこにどんと減らされたら、小さな町だったら、これは小さな町があるのですね、どっちかというとこの制度自体が。ですから、なりいかないですよね、予算が。ですから、それは本来であれば、やっぱりそんなことはあってはならないような、災害というのはそうなのですけれども、突発的なことが起きるのが災害なのですけれども、予算をつけて、人数を採った以上には、何としてでもその分についてはそこに向けるしかないと思うのですよね。その人の分なのですから。そして、それを事業終了までちゃんとして、その人一人でも二人でも地元に残ってもらう。できるだけそういう努力をする。駄目な人は駄目で、本人の意向を信じて辞められたほうがいいですよとか、そういった指導をしていただければいいと思うのですけれども、ちょっと私は何回も町長と言っても、総額的なことで違うのだと言われれば、減るのだと言われれば減るのでしょう。そういうことです。
答弁 町長 池田拓
歳入、支出と収入の問題なのです。地域おこし協力隊の隊員を見た場合、歳出のほうは町は見ます。来る金減ったから歳出を減らすわけではないのです。交付税制度というのはみんなそうなのですけれども、例えば、議会の議員さんがいて、この浦河町議会には交付税が幾ら来ます。各課もそうなのですけれども、交付税でもって処置されていますと来るのですけれども、例えば、足していけば、3,000円なら3,000円があって、では国から交付税が3,000円来るのかな、ところが2,000円しか来ない。もうちょっと来ますけれどもね。それが交付税制度なのです。ですから、こちらから物すごく分厚い書類で、今は書類から電子のほうに変わりつつ、データのほうに変わりつつありますけれども、分厚い積み上げの書類を出すのです。それは交付税も特別地方交付税も含めて。そうした中で、例えば、議会にはこれだけ来ているでしょう、交付税措置されているでしょう、そのとおりなのです。港湾、浦河港の港湾の管理でもって、何百万措置しているでしょう。そのとおりです。この仕事で交付税措置をこれだけしているでしょう。そのとおりです。でも、足せば、3,000あるのが、2,500とか、2,300になる。ですけれども、支出のほうでは、2,300になるから、では浦河のほうの地域おこし協力隊の皆さん、そのリースでもって下げますよ、それで我慢してくださいねというふうにはなりませんので、そこのところは支出はきちんと見ています。そこのところはご理解いただきたいと。その差額の分については、町の負担になっている。そういうことですので、ご理解を頂きたいと思います。
再質問 6番 櫛桁秀男
町長の説明が分かったようで分からないのですけれども、それはいいとします。私が何回ここでしゃべっても、きっと納得できないと思いますので。ただ、例えば、上限を440と言っていますから、ここで給料をきっと440出すことはないと思うのです。ですから、一般的な地域協力隊でしたら、幾らなのか、250なのか、300なのか、あとは、それに使っていい枠は、これは当たるのでしょうか。上限、いろいろとどんな活動をする、こういう活動をするという枠で上限のあれは獲得できるのでしょうか。
答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)
交付税の関係で。櫛桁議員がおっしゃるように、活動費として、一人440万円を上限という形になっています。そのうち、人件費に充てられるのが240万円と決まっています。ここは、今までからちょっと新年度はアップというか、多く予算措置になりまして、今までの協力隊の報酬からちょっと若干増える部分の予算となっております。そのほかに、活動費として、隊員が活動する、例えば、何かこういう事業をやりたいとか、そういう事業の部分の費用も一定程度までは、この枠の中では使えることになりますので、この部分は交付税の対象ということでは可能です。いろいろな部分の車両の使用とか、例えば、保険を掛けたりとか、事業をやるときにお金がかかるものとか、そこは一定程度の上限はありますけれども、そこは枠の範囲内であれば、交付税の算定の基礎の対象にはなるところです。
再質問 6番 櫛桁秀男
今の伊藤課長の説明で、やっと中身が分かりましたので、ちょっと私はその辺がどうも丸々交付税の対象なのか、賃金といろいろとこの辺が、いろいろと調べてはみたのですけれども、使える額もある程度は見て分かってはいたのですけれども、ちょっとその辺があったものですから。何とかこの制度をうまく使って、先ほど私は漁業の方にもどうなのかと言ったけれども、回答は来ましたか。来ました。使ってやるという。
答弁 町長 池田拓
先ほども答弁させてもらいましたけれども、農業はもとより、いろいろなことに固定的にするのではなくて、若者を浦河に呼び込むための方策の一つとして、いろいろな方法は探ってまいりたい。当然、その中にご質問にあったような漁業も検討の材料の一つにはなろうかと、このように判断しております。
再質問 6番 櫛桁秀男
今現在、なかなか農業より漁業の方の後継者がいなくて、結構辞めるのだとか、昆布をやっている方も辞めるとのことがよく聞かれますので、何とかそういった第一次産業が残っていけるように、できれば町単独ではやっていますけれども、町単独の事業で本当にどれだけの人が残っているのか、私的には曖昧なところがあるような気がするので、できればしっかりとした制度の中で、新規就業、漁業として、誰かが辞めたところに居抜きでもいいし、そこに入って研修しながらでもやれるような漁業はできないのかなと思っています。もし、そういうのができれば、浦河の水産業も守っていただけるのかと思います。これで一般質問を終わらせていただきます。