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浦幌町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月6日

高齢者の将来に対するあらゆる準備の充実

2024年9月6日、浦幌町議会の一般質問で、竹田風子議員が「高齢者の将来に対するあらゆる準備の充実」について質問し、町長 井上、保健福祉課長 新宅、教育次長 佐藤が答弁しました。

質問者
竹田風子 議員
答弁者
町長 井上、保健福祉課長 新宅、教育次長 佐藤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 竹田風子

浦幌町議会会議規則第61条第2項の規定による通告に従い、次のとおりに質問します。高齢者の将来に対するあらゆる準備の充実。現在地域包括支援センターでは、高齢者が日常生活に支障が出るなど困ってからの対処療法としての自立支援は充実している。一方で、その前段での自立支援が不要となるような自活や困った際のシミュレーションなど、準備に対する内容は不足しているように感じます。しかし、町内に在住する元気な高齢者が将来的にいざという状況に陥る可能性があることを考えると、あらゆる備えが必要であると考えます。そこで、2つの観点から次のことを伺います。1点目、高齢者に備える力を身につけてもらうための講座実施を。浦幌町介護予防事業では地域のみんなで一緒に取り組む介護予防活動を応援しますとしており、地域や家庭の中で何らかの役割を担いながら生活することが大切と言及があります。また、浦幌町介護予防・日常生活支援総合事業基本チェックリストを公表するなど応援する姿勢は見られるものの、具体的な家事など生活に営むことは充実していないように感じます。配偶者に病気が見つかり、入院した、施設に入った、配偶者に先立たれたなどといった場合に家で独り暮らしを続けなければならないケースは多く存在します。高齢者の方々が快活に暮らせるよう、いざというときにも生活を継続できるような講座の必要性が高まると感じています。町から働きかけることでそういった自活力を高めることへの高齢者に対する意識醸成や講座実施をしていただきたいのですが、町長のお考えを伺います。2点目、町内の高齢者の町外在住家族に対する情報発信の充実を。困った際には地域包括支援センターへ相談するというのは町内でも周知されているように思います。しかし、その高齢者の家族が必ずしも町内に在住しているというわけではなく、町外に住んでいながら本町のサービスや支援をどのように受けられるかといったことはなかなか情報としてつかむことは難しい現状があります。現在町外への情報発信はどのように行っていますか。また、これを強化する考えがありますか。以上2点を伺います。

答弁 町長 井上

竹田議員のご質問にお答えします。1点目の高齢者に備える力を身につけてもらうための講座の実施についてでありますが、現在は介護予防教室や寿大学、高齢者の集いなどに地域包括支援センター及び保健予防係の担当職員が出向き、健康管理全般や介護サービスを利用するまでの流れ、在宅サービス及び施設サービスなどについて説明する機会を定期的に設けております。また、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるためには自分自身の健康管理が最も重要であるため、健康診査の結果やかかりつけ医の指示の下、保健師及び栄養士が病気のコントロールや食事などの日常生活の管理について個々の身体状況に合わせたアドバイスを行っております。家事能力を高める講座等につきましては、令和5年2月に65歳以上の方に実施した介護予防・日常生活圏域ニーズ調査では料理等の手技を身につけたい希望者はおらず、特に実施の検討はしておりませんが、高齢者の生活実態を踏まえ、生活支援コーディネーターや関係機関の協力を仰ぎながら自立を高めるためのサポート内容の充実について協議していきたいと考えております。2点目の町外在住家族に対する情報発信の充実についてでありますが、ホームページに地域包括支援センターの相談窓口を掲載しておりますが、町独自で作成している浦幌町かいごガイドを8月に改訂しましたので、ホームページへの掲載と併せ広報誌「うらほろ」10月号で配布する準備を進めているところであります。今後は、内容の変更等を行った場合はその都度新しいガイドに更新し、町内、町外を問わず広く情報提供に努めてまいります。以上、竹田議員の答弁といたします。

質問 竹田風子

例えば異性ばかりのところには行きづらくてという声や、また配偶者にも集まる場にどんどん参加してほしいといったような町内の声などもありますが、そういった部分への対応はいかがでしょうか、伺います。

答弁 保健福祉課長 新宅(保健福祉課長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。浦幌町では生活支援コーディネーターを2名社会福祉協議会に配置しております。生活支援コーディネーターは、地域の方々の協力の下、各地域で高齢者の集いを開催しておりますが、そういったところでは先ほども町長の答弁のとおりニーズは特に出ておりませんが、その活動の中でニーズ等もありましたら自立に向けた、例えば一緒に調理をやってみるとか、そういったこともメニューの中に組み込めないかどうか生活支援コーディネーターと協議してまいりたいと思っております。以上です。

質問 竹田風子

後期高齢者やまだまだ元気な前期高齢者のほかにも町内の高齢者もかなり元気な方は多いですが、今後5年後、10年後に高齢者になっていく人、高齢者の家族など、現役世代も含めて町の取組として社会教育の観点で今後組み込んでいくことは可能でしょうか。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。本町では高齢者の学びの場としまして高齢者学級として寿大学を各公民館で開講しておりまして、高齢者が持つ豊かな経験や知識を生かしつつ、新しい学びを通じて社会参加の促進を図っております。寿大学は月に1回程度開催しておりまして、教養、健康及び趣味等の活動のほか、学校や保育園と連携、協働した学習の機会を設けることで世代間交流の場としても活用しております。高齢者が閉鎖的で孤独を感じることがないよう寿大学をはじめ生涯学習の推進の観点から、社会教育事業、公民館講座におきまして高齢者のニーズを的確に把握し、魅力的で参加意欲を高める受講とするため、教育と福祉の連携強化を図り、学びと健康が結びつく機会を創出していきたいと考えてございます。また、地域や企業と連携した社会参加の機会を創出することで自身が社会において役割を担っていることを認識し、誇りと尊厳を持った人生を歩めるよう努めてまいりたいと考えてございます。以上です。

質問 竹田風子

今答弁の中でもいただきましたが、現在ある寿大学は参加者も限られることもあることから、言っていただいたような公民館講座など間口の広い形で、また町内の方が参加しやすく、世代間交流ができるような形を今後検討を重ねていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問でございますが、基本的には寿大学が各公民館4館で実施しております。ここにおきましてはある程度、10人から二十数名の受講者がいらっしゃるのですが、基本的には通える足の確保というのが非常に課題かなと感じておりまして、寿大学におきましては自分で来れる高齢者については自分で来られるのですが、それ以外のご高齢の方については送迎等も行ってございます。ただ、社会教育事業ですとか公民館講座となりますと、高齢者向けの講座の内容も考えてございますが、広く一般に募集かけますので、基本的には自分で来ていただくというのが基本でございますので、そういったことも課題とはなってございますが、社会教育のいろんな講座を考えながら、高齢者を含めていろんな町民のニーズに応えれるような講座づくりをしてまいりたいと考えてございます。以上です。

質問 竹田風子

分かりました。1点目の中で、続きなのですが、介護サービスを知る流れや在宅サービス、施設サービスといったところの答弁の中の点について伺います。例えば老人ホームなどの施設に入らなければならなくなったら一体幾らかかるのかですとか、幾ら預貯金が必要なのか、預貯金の要件があるのか、どのくらい待っている人がいる状況なのか、急いで入りたいといった場合にどんな施設が候補地となり得るのかなど、お金も絡めた現実問題の部分に突っ込んだ内容など具体的に考える機会としての講座も充実していっていただきたいと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 新宅(保健福祉課長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えさせていただきます。高齢者向けの住まいや施設はそれぞれ機能が違いまして、対象になる方もそれぞれ違いますので、入居を希望されても対象に該当しない場合もございます。また、介護が必要な場合とそうでない場合とか、所得額の違いとか、介護度、治療している病気等にもよって入居できる施設の種類が変わってきますので、そして介護度によっては負担する金額が同じ施設でも変わってきます。そういったことから、入居に係る金額等を一般の方々皆さんに分かるように周知するということは非常に難しい形になりますので、介護ガイドの中身にもそこまでは記載はしておりません。ですが、個別にご相談受けましたら、その時点でのご本人の状態に応じてどういう施設が該当になるのか、そしてそれにどのぐらい費用がかかるのか、その施設はどのぐらい待たなければならないのかというのがちょっと、町外の施設ですとなかなかそこまで十分な情報が得られない部分もありますが、分かる範囲でお答えはできると思いますので、もしそういった方がいらっしゃればぜひ個別に相談いただければと思っております。以上です。

質問 竹田風子

講座などでは細かいところまでは難しいけれども、制度や概要的な話であれば講座なども可能で、実際のお金が絡むだとか、個人個人のケース・バイ・ケースになる話であればその時々の現状での試算だったり、ちょっとしたシミュレーションみたいな形でお話はできるというようなことで、お問合せや要望があった場合には対応していただけるという認識でよろしいでしょうか。

答弁 保健福祉課長 新宅(保健福祉課長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えさせていただきます。これまでも講座等では施設の種類等をかなり広い範囲というか、詳しくではないのですが、お伝えさせていただいてきた機会は何度かあると思います。ですので、これからも高齢者が集まる場だったりとか、あと高齢者に限らず地域の住民の方が集まる場所でそういったニーズがありましたらぜひ呼んでいただいて、ご説明させていただく機会をいただきたいと思います。以上です。

質問 竹田風子

次に、2点目の質問をさせていただきます。今回改定された介護ガイドをホームページへ掲載をしていただいたということでありますが、現在町外の人に対してホームページ以外での情報の提供はほかにどのような方法があるのか、これを伺います。

答弁 保健福祉課長 新宅(保健福祉課長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えさせていただきます。表に出している情報は浦幌町かいごガイドが中心になります。ただ、十勝管内では病院と地域包括支援センターをつなぐ入退院時連携ルールというのがありまして、もし必要になった場合はご家族が直接相談に来るかどうか悩む前に病院との連携を通して準備等を進めていくようなシステムがもう既に出来上がっております。それは町立診療所も一緒です。ですので、まず必要になった場合に相談が遅れて困るということは今の段階ではなくなってきていると思っていますし、まだ介護が必要ではない方に関しては今回ホームページに示させていただきました浦幌町かいごガイドの内容等で、その段階ではまだ十分その情報でよろしいのではないかと判断しております。以上です。

質問 竹田風子

町外在住家族であっても連携の体制があるので、困った際には十分に相談した上で受けられると先ほどの答弁から認識いたしました。高齢者の方もスマートフォンを使えるような方々も増えてきておりますし、自宅のパソコンやスマートフォンなどを活用しつつあるかと思います。インターネットから情報を得る時代が今後どんどんやってくる中で、町内家族の元へ町外から移住してくる高齢者ですとか、あとは家族も高齢者本人も町外で高齢者のみ町内に移住してくるですとか、様々な、町外から高齢者の方も情報を得たいというようなことですとか、町内からも得たいというようなことも今後考えられるかと思いますので、町外家族に限らず、町内、町外のあらゆる人に対する情報が伝わるような方法をその時々で検討しながら、それを視野に入れていただきながら、今後も情報発信をしていっていただきたいと考えます。いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 新宅(保健福祉課長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えさせていただきます。浦幌町かいごガイドも内容の改訂等もどんどん進めていかないとならないとは思いますので、まずホームページを中心に情報発信をしていって、それ以外にも情報発信の方法であらゆる方が見やすいような形がもしあれば、それをどんどん取り入れていきたいと思っております。以上です。

質問 竹田風子

終わります。

出典:浦幌町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月6日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる