浦幌町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日
町内の交通・流通とワーキンググループ
2026年3月6日、浦幌町議会の一般質問で、竹田風子議員が「町内の交通・流通とワーキンググループ」について質問し、町長 井上、まちづくり政策課長 辻が答弁しました。
- 質問者
- 竹田風子 議員
- 答弁者
- 町長 井上、まちづくり政策課長 辻
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 竹田風子
浦幌町議会会議規則第61条第2項の規定による通告に従い、次のように質問いたします。町内の交通、流通とワーキンググループ。浦幌町は、令和7年第2回定例会での補正予算を経て、地域公共交通再構築等事業として交通、流通の未来を考えるためのワーキンググループを役場内で始動させました。ワーキンググループは、交通、流通の調査、実証を行うものであり、町内の交通に関する取組を行っている7つの部門が参加しています。ワーキンググループニュースと称したチラシを広報紙に挟むことで、町民への周知を図っています。町内における交通は、コミュニティバスや交通空白地有償運送、福祉有償運送といった高齢者をはじめとする交通手段を持たない人にとって助かる取組からスクールバスの運行や部活動地域展開に関わる送迎の課題など、多くの町民にとって関わる内容であり、関心の高い事業であることから、次の点について伺います。1、今年度の進捗状況及び成果を伺います。2、交通、流通、それぞれでどのような関係機関と協議を行いましたか。また、今後はどのように連携していきますか。3、調査を通じてどのような現状であると把握し、どのような課題を認識したか伺います。
答弁 町長 井上
竹田議員のご質問にお答えします。町内の交通、流通とワーキンググループについてですが、ワーキンググループは地域の交通インフラ、物流システム及び関連する社会的課題を共有し、解決策を模索する庁内組織として設置しました。地域交通に関しては、今年度を含む3年間で持続可能な交通体系の再構築を図り、目的や調査事業の明確化、調査実施及び実証事業の検討、実証、実装に分けて取り組むこととしております。1点目の今年度の進捗状況及び成果についてですが、ワーキンググループを計6回開催し、未来のありたい姿について検討を行ってまいりました。その検討の過程において、令和6年度に実施した地域幸福度調査の結果を確認したところ、本町の大きな強みとして自己効力感及び地域のつながりが顕著に現れていることが確認されたことから、単なる移動手段の確保にとどまらず、強みを生かし、町民の幸福度の向上に資する交通体系の再構築を本町の未来のありたい姿の素案として整理したところであります。なお、令和8年度に実施を予定している住民アンケート調査の設計に向けた先行的な取組として、保健福祉課が実施した介護予防・日常生活圏域ニーズ調査に関連設問を追加し、事前調査を実施しております。2点目の関係機関との協議及び今後の連携についてですが、今年度は関係課の枠を超えて課題の共通認識を持つことに注力し、北海道運輸局と今後に向け協議を行いました。今後の連携については、北海道運輸局とさらなる連携を図るとともに、令和8年度は調査だけではなく、実際の移動データの収集を行う予定であるため、町内の交通事業者の皆様とも適宜協議、連携を図ってまいります。また、令和8年度には調査結果の共有も兼ねた住民ワークショップを予定しております。流通に関しましては、浦幌郵便局利活用推進コンソーシアムに本町も構成員として加わり、地域内流通による地産地消の促進に関する実証事業に取り組んでまいりました。3点目の現状把握及び課題認識についてですが、令和8年度に実施する調査により利用実態やニーズ等を含めた詳細な分析を行ってまいります。具体的な数値や傾向につきましては、その調査結果を踏まえ、改めてお示しいたします。また、これまでの運行状況の把握や関係部署との情報共有を通じて見えてきた現状といたしましては、まず人口減少や少子高齢化の進行に伴い地域全体の移動需要が変化しており、特に一部路線においては利用者数が減少傾向にあることが挙げられます。このほかコミュニティバスの運行においては、限られた財源の中で持続可能な運行体制を確保する観点から運行ルートやダイヤの見直し、他の交通手段との役割分担などさらなる効率化が求められている状況にあり、加えて全国的な傾向と同様に本町におきましても運転手の高齢化や担い手不足が課題となっており、将来的な運行体制の維持に対する懸念が生じております。さらに、部活動の地域移行が進む中で、町内のみならず、他市町村への送迎など新たな移動需要も生じております。これまで想定していた通院や買物といった目的に加え、子どもたちの活動機会を確保するための移動支援の在り方も今後重要な検討課題であると認識しております。今回のワーキンググループにより課を超えた情報共有や議論が進んだことで、交通のみならず、流通や福祉、教育分野とも密接に関わる横断的な課題が認識できました。令和8年度の調査においては、これらの課題を踏まえながら、持続可能な交通体系の構築に向けた実証運行計画の検討を進めてまいりたいと考えています。以上、竹田議員の答弁といたします。
質問 竹田風子
1点目の進捗について、年度内の活動についてはワーキンググループニュースのボリューム1で示されたスケジュールから若干変更しながら柔軟に進めていただいたようですが、どのように変更したか、変更した予定は来年度以降の中で進めていただけるのか伺います。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。ワーキングニュースで1回目のところで予定のほうを記載させていただいたのですが、その中身につきましては柔軟に、議員おっしゃるとおり、変更しております。ただ、最終的な目標であります令和8年度の調査内容、そういったものにつきましては決定しておりますので、ゴールについては実施できたということで考えております。以上です。
質問 竹田風子
ワーキンググループの開催をお知らせするワーキンググループニュースですが、こちらは周知の方法としては内容も非常に分かりやすく、いい媒体でありますが、広報紙のチラシが増えているという関係もありまして、気づかなかったですとか見逃してしまったという声も聞きましたので、ホームページ上などでアクセスできるような形で掲載する考えがあるか伺います。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。現状の広報紙の折り込みのほか、町ホームページですとか町のほうで掲載できる媒体がありましたら、そちらのほうに積極的に進めてまいりたいと考えております。以上です。
質問 竹田風子
次に、地域の幸福度調査を確認したところ、町内の大きな強みとして自己効力感及び地域のつながりが顕著に現れているという答弁内容がありましたが、今回の調査の内容は交通、流通課題のみならず、今後様々な事業や計画を組み立てる上で必要に応じて有効に活用することもできるのではないかと考えますが、そこに対するお考えを伺います。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。8年度に実施する調査につきましては、単なる移動データだけではなくて、ご自宅から移動するために物理的に支障になっている事例ですとか、そういったところも含めて調査をしていきたいと考えております。こういったことから、私どものほうとしては単なる交通の見直しだけではなくて、具体的に今その施策は何かということはお答えできませんが、他の施策にも活用できるのではないか、調査結果のほうはそのように考えております。以上です。
質問 竹田風子
次に、2点目について、北海道運輸局と今後に向け協議を行いましたということでありましたが、その協議の内容について伺います。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。まず、本町の交通課題の部分と取組状況についてご説明をさせていただきました。その上で、令和8年度に実施事業を予定しておりますが、この調査事業に関する補助事業について意見交換を行ったところです。以上です。
質問 竹田風子
次年度には実際の移動データの収集を行うということで先ほども説明ありましたが、今年度交通空白地有償運送の利用人数が見込みよりも大幅に超えて、増加しているという状況も伺っております。それの増加がコミュニティバスの利用が減って、そちらが使いやすいということで増加しているのか、それとも単に需要が増えて、利用人数が増加しているかといった、そういった分析については事業者だけでは把握できないところもあるかと思います。ですので、今回の調査で今まで取っていなかったデータも整理していただきたいと考えておりますが、いかがお考えでしょうか。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。既存、私たちが持っているデータにつきましては、利用人数が大きなものとなっております。ただ、実際の移動ニーズを把握するためにはどういった方がどの場所から乗降して、どの場所で降りたか、こういったところの詳細把握も必要だと考えておりますので、令和8年度に実施する調査事業につきましては、アンケート調査を実施しますが、交通事業者様からヒアリング等も実施したいと考えております。以上です。
質問 竹田風子
住民ワークショップについて、地域によって需要や状況も異なるというのはご承知のこととは思いますが、様々な意見を出し合うためにも多くの方に積極的に参加しやすい形を取っていただきたく、現時点でのお考えをお伺いいたします。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。住民アンケートにつきましては、来年の10月から11月頃の開催を予定しております。アンケート調査ですとか、把握した移動データ、そちらを調査分析しまして、その分析データをもとにワークショップのほうを開催したいと考えております。また、参加しやすい環境につきましては、今現在で土日ですとか平日の夜間開催ですとか、そういったところは決めておりませんが、なるべく多くの方が参加できるような環境で開催をしてまいりたいと考えております。以上です。
質問 竹田風子
流通に関して伺います。実証事業の成果と次年度の展望を伺います。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。今回流通に関しましては、郵便局のぽすちょこ便といった制度を利用しまして、町内の生産者の方を町内の方に届けるといった地域内流通の形で実証事業をいたしました。この制度につきましては、新年度におきましても引き続き実施をしていくということになっていると把握をしています。実際そのところに町が補助金を出すとかというところは考えておりませんが、郵便局の制度に乗って実施されると把握をしているところです。以上です。
質問 竹田風子
交通事業者と部活動地域展開事業者との意見交換会など、来年度関係事業者との調整、ヒアリングを行うということでしたが、他の事業者同士ですとか、町内のそういったネットワーキングを広げていくということも社会資源、浦幌町に蓄積されていくことにはなると思いますので、そういったこともご検討いただきたいと思いますが、お考えを伺います。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。ただいま現在においては個別のヒアリングとか、そういったことも検討しておりましたが、今ご意見にありましたとおり、複数の事業者の方がお集まりするような機会を持ちまして、意見交換するといったことも有効だと考えておりますので、そういった部分について前向きに実施のほうを検討してまいりたいと考えております。以上です。
質問 竹田風子
コミュニティバスの運行について、鉄道との接続についての要望を含めて、運行時間の見直しなどこれまで同僚議員も何度も質問してきた部分がございます。留真温泉に関する見直しはあったのですが、その他については現状維持となっており、調査、検討を進めてまいりますということで、そのことについていつ変わるのかなというふうな町民の方からのお声や質問などもいただくことが数多くございます。ただ、同時にこうなってほしいという要望はまた個々人によってそれぞれの事情がございますので、異なるということもありますので、時間の見直しによって今利用している人に今度不都合が生じる場合ということもあるかもしれないという目線も同時に持っていただきたいなと思っております。より多くの町民にとって便利であるものをつくるということは、それぞれの事情もありますから、なかなか難しさもあるのですが、だからこそ今回来年度調査していくといった話の実際の移動の把握ですとか具体的な需要、あるいはないので、出ていない隠れた需要といった、そういった発掘の調査がそこの皆さんにとって使いやすい地域公共交通といった整理に生きてくるものと考えております。コミュニティバスや交通空白地有償運送、その他の手段の検討、どのような方法がいいのかですとか、どのような組合せが考え得るか、浦幌町にない方法も考えられるかといった体系的な組立てのためには、しっかりスケジュール感を含めて町民の方に周知をいただきながら、よりよい形の調査、実証を進めていただくことを望みますが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。これまでも答弁の中で調査、検討、コミバスの時刻表とかについてはお答えをしている中なのですが、今現在までそういったこと実施していない中で遅れているということは非常に申し訳ないのですが、今回こういった交通の見直しに当たってはお時間をいただいた中で、3年間かけてしっかりと町民の方のニーズを把握した中での再構築、単なるコミバスのダイヤですとか運行経路をいじると、そういったものではなくて、しばらく持続可能性のあるような運行形態を模索してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。以上です。
質問 竹田風子
そこに対してやはり期待している方も多いですし、逆にそこが不便なままだとこの町にい続けられないという人も出てきてしまうことから、やっぱりしっかり、今お答えいただいたところですが、私も周知しながら、町民の方にヒアリングしながら、いいものをつくれるように協力できることもやりながら取り組んでいただきたいと考えておりますので、そこの部分も併せてよろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり政策課長 辻
お答えいたします。議員おっしゃるとおり、町民の方からの丁寧な聞き取りですとか、単なる移動実態だけではなくて、町民の方が潜在的にどのような思いを持って移動したいか、そういったところも深く調査しながら、丁寧にして、交通事業の再構築に向けて取り組んでまいりたいと考えております。以上です。