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浦幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月10日

自主防災組織とマイタイムラインの活用

2023年12月10日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「自主防災組織とマイタイムラインの活用」について質問し、町長 井上、総務課長 獅子原が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 井上、総務課長 獅子原

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 河内富喜

通告書に基づき、一般質問をさせていただきます。自主防災組織とマイタイムラインの活用。近年地震研究者をはじめマスコミ等で大地震に関する情報や地球温暖化の影響によると思われる異常気象、特に海水温度の上昇に伴う線状降水帯による大雨や竜巻、強風の発生等が報道されている。幸い当町では近年大規模な災害は発生していない。しかし、災害は忘れた頃にやってくるという先人の教えがあることをいま一度警鐘の言葉として再確認したいと思います。災害対応には自助、共助、公助それぞれ機能して初めて最大の効果が現れると考えます。今回は特に市街地区の自主防災組織などについて重点的に伺いたいと思います。1点目、我が町の自主防災組織、専任の防災委員、行政区の役員が兼務する、の現状はどのようになっているか。2点目、各行政区の防災委員と町との防災情報の確認、連絡は毎年どのように行われているか。毎年行政区長、役員が替わる行政区もあるが、防災手帳、基本的な事項を確認、記載のような引継ぎ帳簿を各行政区に持たせることが必要だが、どのようになっているか。3点目、毎年連合区長会の初会合が年度当初にあるが、当日日程の中で自主防災組織など防災関係の周知、確認はされているのか。4点目、防災活動における活動では平時、災害時の対応に分かれるが、災害に備えるには平時の備えが大切であることは誰もが分かっているが、やるの動機づけが必要である。特に防災訓練は重点地区と思われる地域では実施していることは承知している。今後内容の充実は必要だが、現状については理解できるところである。現実問題として市街地域の防災訓練は人が集まらないことなどが予想されるので、図上訓練かマイタイムラインの活用が有効であると考えます。今回配られた防災ハザードマップは分かりやすいが、裏面の我が家の防災メモでは少々情報不足であるし、記入の有無も確認できない。同様のものではあるが、マイタイムラインの活用を考えるべきではないか。例えばマイタイムラインを町民に配り、作成してもらい、行政に提出すれば行政ポイントを与える。1つは自分の家に貼ってもらい、その情報は行政と行政区も活用する。中に要援護者の確認欄を設ければ、データベースとして活用も可能である。マイタイムラインの活用については以前も同様の質問をした経緯があるが、検討すると答弁されている。今回はぜひ実現に向けた検討をしていただけるのか伺いたいと思います。

答弁 町長 井上

河内議員のご質問にお答えします。1点目の自主防災組織の現状についてでありますが、令和5年度の自主防災組織または防災委員を設置した行政区は25行政区で、町内59行政区の42.4%、人口ベースでは53.2%の組織率となっております。2点目の防災委員と町との防災情報の確認、連絡についてでありますが、これまでは行政区からの依頼により避難訓練や勉強会に職員が出向き、防災に関する説明などを行っているほか、町からの情報等がある場合は、防災委員を設置していない行政区もあることから、行政区長を通じ提供しているところです。また、防災手帳のような引継ぎ帳簿の必要性については、自主防災組織の設立の仕方や設立後の活動などを掲載した自主防災組織のハンドブックを作成し、行政区長会議の際に活用していただくよう周知を図っているところですが、引継ぎ帳簿につきましては行政区や防災委員からの意見なども聞きながら今後調査研究してまいります。3点目の自主防災組織など防災関係の周知、確認についてでありますが、毎年4月に開催される行政区長会議において自主防災組織の必要性及び自主防災組織の結成または防災委員の設置について説明とお願いをしているところです。4点目のマイタイムラインの活用についてでありますが、以前ご質問があった際、自主防災組織、防災委員を設けている行政区の中に入ってマイタイムラインを作るなどの取組について検討する旨答弁をしておりますが、御存じのようにこの間新型コロナウイルス感染症の感染拡大により行政区の行事も制限されていたため、実施できていない状況にあります。町民に作成してもらい行政に提出することも一つの方法ではありますが、町民が自主的にマイタイムラインを作成するには作成に向けた研修会やワークショップなどの開催が必要でありますので、防災意識の向上を図る上でも今後そのような機会を設けるよう検討してまいります。以上、河内議員の答弁といたします。

質問 河内富喜

それでは、何点か確認をさせていただきたいと思います。1点目については、25行政区で現状あるということでございますので、今後少しずつでも増やしていっていただきたいと考えております。2点目についてでございます。この中で今お答えいただいた自主防災組織のハンドブックを作成して行政区に活用の指示を図っているとの答弁ですが、私もいろいろ聞いてみたところその辺については確認されていないのですが、このことについては間違いないでしょうか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの自主防災組織ハンドブックの関係でございますが、今年の行政区長会議の際に作成した旨をお伝えし、ホームページにも載っておりますので、そちらからダウンロードして活用していただくことと、行政区によっては印刷したものを欲しいという行政区もございましたので、お渡しをしているという現状もございます。以上です。

質問 河内富喜

分かりました。ホームページなどを活用しているということ、また行政区の会議の中でお渡しをしているということですが、今後漏れのないように全ての行政区にこういったものを配付するように気をつけていただきたいなと思います。それと、浦幌町地域防災計画というものがありますが、私たち議員もこういう分厚い本で持っているわけですが、こういったものも私の町内の区長に確認すると受けているということですが、内容が非常に精密に当然作られているでしょうからいいのですが、それをなかなか行政区の区長が全てに目を通すというようなことは現実的には私は無理があるのかなと思っております。そういうことから、ぜひそういったことが分かりやすいような形で、防災だよりのような情報をアウトプットして防災的な知識だとか活動について分かりやすく、そういったものを回覧するとか、そういったことを年に数回あってもいいのではないかなと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの件でございますが、議員言われるとおり防災計画につきましてはどうしてもボリュームのあるものでございまして、住民の皆さんだけではなく職員についても隅から隅まで全て把握しているかと言われますと、それはちょっと難しいことかなと思います。ですから、職員もそうですし、町民の皆様に対しましてもそういったものを要約して分かりやすいものは必要であると考えておりますので、その辺は検討したいと思います。また、住民の皆さんに対する周知という部分では広報等活用しながら、どういった内容のものがいいのかという部分もありますが、今後に向けて年に何回かそういった広報をできるような形を検討してまいりたいと思いますので、ご理解願います。

質問 河内富喜

次に、4点目のマイタイムラインについて確認をさせていただきたいと思いますが、私が参考にしたのは旭川市の仕様が非常に分かりやすいということで取り出して参考にしているわけですが、ここに洪水を想定したマイタイムラインということで載っているのですが、マイタイムラインは、台風や集中豪雨など洪水に備え、住民等が取る標準的な避難行動を時系列的に整理した簡易的な行動計画表ですと、洪水時の避難行動や判断のサポートツールとしてマイタイムラインを作成し、活用しましょうということでのここに資料があるわけですが、後でマイタイムラインについても、こういった非常に簡単な記入で済むようなものが載っています。私は今回これを提案させていただいたということでございます。それと、災害発生の危険度ということで今回警戒レベルが4、避難指示までは必ず避難ということで、以前は避難勧告というようなものがありましたけれども、それは廃止して警戒レベル1から4までということで、警戒レベル5は既に災害が発生し、切迫している状況というようなことで、警戒レベル1については心構えを高める、気象庁が発表、警戒レベル2ということでは避難行動の確認、気象庁が発表、警戒レベル3、危険な場所から高齢者等は避難、避難に時間を要する人は避難ということで、これは市町村が発令、警戒レベル4、危険な場所から全員避難、安全な場所へ避難、これも市町村が発令ということになっております。このことからして、こういったタイムラインの中で一番肝腎であるところの避難に対するそういった警報を出すということでいえば行政側の責任というのは非常に私は大きいなと思っております。私は、この辺の発令の体制については今後しっかりと対応していただきたいなと思っております。今回は私の質問内容からして時間がございませんので、このことについてはお聞きしませんが、今後そのようなものについてはしっかりやっていただきたいと思っております。次に、私が今回4点目の質問で提案するマイタイムラインについてでございますが、先ほど申し上げたようにあくまでも簡易的なものであり、多くを求め過ぎない、一度考えてみる機会を与える、防災意識の啓蒙、ツールとするということで、避難場所だとか、避難ルートだとか、避難指示が出るまでの心構え、注意点、あと防災情報には耳を傾け、それに従うというようなこと、このようなことを要点列記で十分だと私は考えております。そして、裏面にはこの回答に必要な情報、ヒントになるような防災情報を載せておけば、私は情報の出し手と受け手が同じレベルの知識がなくても十分この辺についてはできるのではないかなと思っております。その辺についてはいかがお考えでしょうか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

マイタイムラインの関係でございますが、マイタイムラインにつきましては議員おっしゃるとおり自分自身が取る標準的な防災行動を時系列的に整理し、住民自らが考え命を守る避難行動を取るためのものであります。時系列に整理しという部分では、どうしても洪水の場合には河川の水位というものが基準にあります。その場合河川の水位が現状どういう程度にあるのか、それを把握できる方にとっては、インターネット等で把握ができますので、それを見ることができる方にとっては、ここまで水位か来たので、そろそろ避難する準備をしようとか、ここまで水位が上がってきたので、これはもう避難しなければ駄目だですとか、そういった判断が取ることができるのですが、どうしてもそういうインターネット等を通じて水位の確認ができない方に対しては、ではどういった事象を基に行動を取っていいのかというのがなかなか難しいかなと思うのです。そういった部分もございますので、個人個人に作ってくれというのはなかなか難しいのではないかなと思いますので、我々としましては町長先ほど答弁したとおり、そういったものの説明ですとか、そういったことをしながら、今後そういう機会をつくってぜひその作成に向けて取組を進めていきたいと考えているところでございますので、ご理解をお願いいたします。

質問 河内富喜

行政がそのようなことについてもっと自分らもそういったものを住民に周知しながら、教えながらマイタイムラインについて記入できるようにしていきたいということでございますので、ぜひできるだけ多くの方がマイタイムラインについて記入できるように今後努力していただきたいなと思っております。次に、私が要援護者ということでのことをここで書かせていただいているわけですが、要援護者についても記入できる人がいれば記入していただきたいということでやったらどうかということですが、この要援護者について、避難時に手助けが必要な方がこのような対象になると思うわけですが、そういった名簿というのは行政側としては作成していますか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

今ご質問にありました要援護者の名簿につきましては、町で整備はしております。

質問 河内富喜

当然個人情報への配慮とかいろいろあると思いますが、例えば行政区の役員とか防災委員とかのこういった名簿についての取扱いについては現状どのようになっておりますか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの件でございますが、議員おっしゃるとおり、どうしても個人情報の件等もありまして、必ずしも全てを開示するということはできていない状況にはあります。

質問 河内富喜

そういうことでいうと、実は援護が必要だったのだけれども、そういった対象に自分がなっていないということになると、これは避難行動の中で掌握できない方が出てくるということになりますので、私は行政区の区長さん、防災委員になっている方は当然なのですが、行政区の区長さんについてはこういった援護が必要な方は自主的にか、または何らかの形でそういった状況を把握していく必要があるのかなと思っておりますが、例えばこういった防災協力の中で民生児童委員さんの役割ということについて確認したいと思いますが、こういった例えば援護が必要な方については民生児童委員の方には周知しているわけですか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの件でございますが、民生児童委員の方への周知もされてはおりません。ただ、要援護者、災害時の避難行動要支援者という形で自分で避難できない方につきましては、国としましては個別避難計画というものを作成しなさいと言われております。それは、自分一人で避難ができない方にはその方の情報ですとか、誰に連絡をするですとか、誰が支援をするとか、そういったものをまとめたものを作りなさいということで国から言われてはいるのですが、どうしても全国的に進んでいない状況があります。なぜ進んでいないかといいますと、誰が支援をするのかというところがなかなか決まらない。もし決まったとしても、その方がでは責任を全て負わなければならないのか、そういった問題もあってなかなか先に進まないというものがあって、本町もそうですけれども、進んでいないのが現状であります。そういった中で、町で言っております自主防災組織の設立ですとか防災委員の設置というのは、その個別避難計画をつくる上でも地域の方々が誰がそういったことで手助けが必要なのか、それを皆さんで共有していただいて、いざ災害が起きたときには住民、地域の方々誰でもあそこのおばさん大丈夫かな、あそこのおじさん大丈夫かなと分かるような、そういった状況をつくっていただきたいというのがありまして自主防災組織の設立ですとか防災委員の設置をお願いしているところでありますので、その辺は個別的な計画の策定と併せまして改めて各地域にお願いをしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 河内富喜

今お答えいただきました。自主防災組織というのがいかに重要かということを認識させていただいたと思うわけですが、災害については自助、共助、公助それぞれが機能して最大の効果が現れると、その中で自主防災組織をぜひ増やしていって、全ての方がこういった防災に伴う避難、そして防災の予防とかいうようなことについて行政区がそれを積極的に行っていくということにつなげていかなければならないと思いますが、町長、最後にその辺のご意見を伺いたいと思います。

答弁 町長 井上

ただいまの河内議員のご質問にお答えします。確かに災害、忘れた頃にやってくると言われておりまして、また平成15年の十勝沖地震から既に20年が経過するという年になっております。いつ災害が起きてもおかしくないというふうな中でいうと、今こうした事前の準備非常に大事なのだろうなと思ってございます。先ほど来から話していますとおり、まずは地域の中で隣近所がどうやって助けられるか、そういった部分をしっかりと確立するためにも、繰り返しになりますが、この自主防災組織というのが大事になってきます。こういったものがない限りは残念ながら個人情報の取扱いの中では非常に規制が厳しくなっておりまして、できる限り地域の中において全ての行政区がこの自主防災組織に前向きに取り組んでいただきながら、いつ起こるか分からない災害に対しても困ることなく対応できるような、そういった環境をつくっていきたい、またそれにあっては先ほどから言われていますとおり町民の皆様には広報等により周知をしてまいりたい、そんなふうに考えております。以上、答弁といたします。

出典:浦幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月10日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる