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浦幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月19日

マイナンバーカードの不安解消と行政のDX化推進

2023年6月19日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「マイナンバーカードの不安解消と行政のDX化推進」について質問し、町長 井上、副町長 山本、町民課長 河合、総務課長 獅子原が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 井上、副町長 山本、町民課長 河合、総務課長 獅子原

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 河内富喜

通告書に基づき、一般質問をいたします。マイナンバーカードの不安解消と行政のDX化推進。今時代はグローバル化が進む中で、我が国も先進国としてIT化とデジタル化が積極的に推進され、行政のDX化、デジタルトランスフォーメーションも積極的に推進される環境下にある。そこで、以下について伺います。1点目、マイナンバーカードの取得率によっては各自治体の今後のDX整備にも影響があるという考え方があったが、我が町の最終的なカード取得率は何%か。また、カードの活用促進に向けて改正関連法が成立したが、急速な普及による弊害として全国で信頼性を揺るがしかねないマイナンバーカードに関するトラブルが表面化しているが、現在我が町の苦情、相談状況はどのようになっているか。今後国は、マイナンバーカードへの不安解消、信頼性の確保について、1、カードを使ったコンビニでの証明書交付システム事業者に再点検を求める。2、マイナ保険証の登録に関わる健康保険組合などにチェック項目を増やすことを要請。3、自治体窓口に関しても人為的ミスを減らせるシステム改修を進めるとしている。また、情報共有がされていなかったことについても反省の弁を述べている。その後調査の結果、マイナンバーのひもづけで本人以外の口座を登録する問題が相次いでいる。家族名義13万件、別人への誤登録記録748件となっている。現在本人口座への修正を求めている。また、デジタル庁は2025年6月をめどにマイナンバーカードなどの氏名の振り仮名と公金受け取り口座の名義人を自動照合するシステムを導入する方針を示している。国の今後の改善策に期待するところである。さて、我が町については、マイナンバーカードを用いて申請を行うと想定される27手続について本年3月よりオンライン化による手続を可能とし、行政サービスの向上を図るとして町政執行方針で述べているが、オンライン手続の内容と町民への周知方法について伺います。2点目、自治体デジタルトランスフォーメーション、DX推進計画においては、行政手続のオンライン化が重点的取組事項に掲げられている認識を町政執行方針で示している。先般デジタル化へ向けた基本的な考え方や方向性を整理した1市3町による帯広圏デジタル化推進構想が報道されている。重点的に取り組む骨子としては、1、行政手続、2、ヘルスケア、3、子育て、4、教育、5、公共交通、6、食、農業、7、観光、8、エネルギーの8項目となっている。いずれも非常に重要な項目である。短期、中長期的スパンで今後専門家も交え具体的構想にしていく考え方を示しており、今後十勝圏への拡大も考えられるとしているが、本町においても国が目標とする令和7年度までに移行が完了するように今年度から着手するとしており、情報システムにおける人的、財政的負担軽減を図るとしているが、帯広圏デジタル化推進構想がそのベースになると考えてよいのか。また、広域連携と受け取れるが、これらの事業推進のための情報共有を今後どのように図っていく考えか伺います。

答弁 町長 井上

河内議員のご質問にお答えします。1点目のマイナンバーカードの取得率についてでありますが、令和5年5月31日現在における本町のマイナンバーカード申請枚数は3,579枚で、申請件数率は81.0%となっており、交付枚数は3,475枚で、交付枚数率は78.7%となっております。また、マイナンバーカードに関し全国的に問題となっている年金、保険証の入力ミスや公金受け取り口座の登録ミス等の事案については、本町では確認されていないため苦情はございませんが、保険証や公金受け取り口座登録状況のパソコンやスマートフォンでの確認方法や役場窓口でのサポート確認についてのお問合せは数件ございました。次に、オンライン手続の内容と町民への周知方法についてでありますが、自治体の行政手続のオンライン化の取組につきましては、国のデジタルガバメント実行計画において令和4年度末を目指して原則全ての地方公共団体で、特に国民の利便性の向上に資する行政手続についてマイナンバーカードを用いたオンライン手続を可能にするとされており、それに伴い、子育て関係15手続、介護関係11手続、被災者関係1手続の合計27手続について本年3月よりオンライン手続を可能としたものです。町民への周知につきましては、町ホームページにオンライン申請のページを設け、オンライン申請が可能な手続名と申請方法等について周知しているところです。2点目の帯広圏デジタル化推進構想が情報システムにおける人的、財政的負担軽減のベースと考えているかについてでありますが、情報システムに関しては、これまで自治体ごとのカスタマイズにより制度改正時のシステム改修において個別対応を余儀なくされ、財政負担が大きくなるなどの課題が発生しております。そのため、国は令和7年度末を目標に自治体情報システムの標準化を進めていることから、本町においても国が標準化の対象としている20業務について、令和7年度末までに標準化基準に適合した情報システムへの移行を完了するよう今年度より着手しているものであります。帯広市と周辺の音更町、幕別町、芽室町の1市3町が生活圏としての一体性と一定の規模感を基に共通する地域課題に取り組んでいくことなどを背景にまとめられた帯広圏デジタル化推進構想と国が進める自治体情報システムの標準化とは直接関連するものではないと認識しているところですが、自治体がデジタル化に取り組む分野は幅広いことから、本町のデジタル化において参考となる他自治体の事例等に関しましては広く情報を収集してまいりたいと考えているところです。以上、河内議員の答弁といたします。

質問 河内富喜

それでは、何点か確認をさせていただきたいと思います。先ほど交付枚数率ということでお答えをいただきました。78.7%ということでありますが、これは私が12月の定例会で質問した際に70%を目標にするというお答えをいただいたわけですが、その時点では70%は非常に厳しいなという私は認識を持っておりましたが、結果的に78.7%ということは大変すばらしい数字が出ているなと感じています。また、何回かマイナポイントについては延期をしたというような経緯もあるわけですが、結果的にすばらしい数字を出しております。これは、ひとえに職員のいろいろ時間外だとか夜間だとかの対応も非常に努力の結果が出ているのかなと、またあと町民もこれに協力的に対応してくれたのかなというところを感じているのですが、その辺について何か思いというか、感じたものはありますか。

答弁 副町長 山本

今回答弁の中で交付率が78.7%までなったということをご報告させていただきましたが、昨年の夏からずっといろんな人事的な窓口の設置とか、それから町民の方々にもいろいろ広報して、そして職員の協力をいただきながら、こういった形で最終的に交付率が78.7%まで到達することができました。河内議員からおっしゃられたとおり、当初は十勝管内の中でもさほど高い数値ではなかったものですから非常に不安を感じたところなのですが、12月の議会でも報告したとおり、商品券交付とか、そういったものも併せて予算化させていただきましたし、そしてマイナポイントのことについては国からの施策なのですが、これについても来庁された方々にきちんとした対応ができるように各課横断的に協力をいただきながら進めることができました。今後につきましても、まだ実はマイナポイントの期間が延長されたことに伴いまして、一部交付が終わっていない方、それは役場を通してではなくてほかの機関でも申請ができるものですから、その中で一部交付がまだの方がいらっしゃるものですから、そういった交付の期間も延ばしながら対応しているところであります。そういったことも含めて総体的に町民の皆様のご理解と、それから職員の協力をいただきながら、こういった形で数値が上向きになったということに関して非常によかったと感じているところであります。以上でございます。

質問 河内富喜

次に、ほぼ国のこういった手続の中においてプログラムのいろいろ甘いところがあったために、今町民だとか国民に不安を与えているような状況なのですが、マイナポータルで本人の情報が確認されるはずなのですが、こういったことでの安全性ということについては確保されていると考えていいのですか。

答弁 町民課長 河合

ご説明いたします。議員おっしゃるとおり、保険証の個人の情報ですとか公金受け取り口座の口座確認等につきましてはマイナポータルサイトを使って確認することができます。ただ、この中で、今国のほうで報道されていますのは個人の情報の保険者による誤入力ですとか、そういったことが問題になりまして、町民の方、国民の方も不安を抱く方が増加していると懸念しておりますが、そういった制度の信頼性を確保するためにも国のほうとしてなお一層ミスを生じないような検討をしていっていただきたいと思っておりますし、町民の方につきましては、来庁された方については町の窓口のほうに設置しておりますパソコン上の中で確認をしながらアドバイスをしているところでございます。

質問 河内富喜

それと、本年3月よりオンライン手続を27手続について可能としたということでのお答えをいただきました。これは町政執行方針の中でもいただいているわけですが、周知については町のホームページにオンライン申請のページを設け、オンライン申請が可能な手続名と申請方法等について周知しているということですが、これらについては町の広報紙だとかいろいろ周知する方法はあるわけですが、その辺への対応というのは考えておりますか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまのご質問でございますが、今町長の答弁にもありましたとおり、オンライン申請につきましてはホームページ等で周知しているところであります。また、そのほかマイナポータルのほうからも申請することができることとなっております。あとそれに加えましてまちづくり政策課で周知しておりますが、ヤフージャパンアプリ、こういうものがございまして、こちらで浦幌町を地域登録しますと浦幌町のタグが表示されまして、その中からも申請ができることになっております。それ以外の今言われた広報による周知でございますが、現段階では広報による周知というものは考えてはいないのですが、今後手続等がまた拡大されるような場面がありましたら、そのときには検討してまいりたいと考えております。以上です。

質問 河内富喜

今後検討していただきたいなと考えております。次に、2点目の帯広圏デジタル化推進構想についてでございますが、ここで情報システムに関しては、これまで自治体ごとのカスタマイズにより制度改正時のシステム改修において個別対応を余儀なくされ、財政負担が大きくなるなどの課題が発生しているということでのお答えなのですが、過去に十勝の消防のデジタル化のときに広域化ということでの予算を相当安くできたということで認識しているのですが、こういった広域化ということでの取組ではなくて、おのおのが共通のシステム改修をして財政負担を軽減するという意味なのですか。その辺ちょっと分かりにくいので、お願いします。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの件でございますが、カスタマイズというのは車でいうところのオプションみたいなものでございまして、もともと標準のシステムがありまして、それに加えてそれぞれの自治体ごとに使い勝手がいいようにこういったこともできるようにしてほしい、ああいったこともできるようにしてほしいということで加えられたものがカスタマイズというものになりまして、現状それぞれの町村がそれぞれの自治体が使いやすいようにそういった改修をしております。ただ、そうした場合、制度が改正がありシステムの改修をしなければならないとなった場合にどうしても、標準的なもの以外の部分も付け加えているものですから、余計なお金がかかるといったことがいろいろ全国の自治体で起きているということで、国のほうでそれを基本的にベースはこういうものにしましょうという、そういうシステムにしましょうということで、今この20の業務についてそういった国のほうで定めた標準的なシステムにすることによって、使い勝手のよかった部分がどうしても使い勝手悪くなる部分もあるかとは思うのですが、ただそうすることによって制度改正によるシステム改修などが標準的な部分、そこを同一に直すことによってそれだけで済むということになりますので、そうすることによって財政的負担が小さくなる、制度改正によります改修等が容易になる、そういったことで行うという、そういったものでございます。以上です。

質問 河内富喜

終わりたいと思います。

出典:浦幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月19日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる