みんなの議会

浦幌町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月5日

クーリングシェルターの設置など猛暑対策

2025年9月5日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「クーリングシェルターの設置など猛暑対策」について質問し、町長 井上、副町長 山本が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 井上、副町長 山本

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 河内富喜

それでは、通告書に基づき一般質問をいたします。クーリングシェルターの設置など猛暑対策。近年における異常な暑さは、40度超えが日本でも現実となっております。また、異常気象対策として日頃からSDGsの取組やCO2削減対策など世界的に施されているが、その成果はいまだ遠いのが現実であります。令和5年度、我が町でもゼロカーボンが宣言されているが、効果とは乖離していることは周知の事実であります。いかんともし難い現実の前ではありますが、暑さにより町民も身体的にも産業的にも疲弊しており、行政として最善の対策が必要であると考えます。今回は一般町民及び高齢者の安全と健康を維持するための具体策について伺います。1点目、猛暑対策としてクーリングシェルター、涼みどころの設置、ウオーターサーバーの設置など具体策が施されているまちもあるが、当町の実施状況はどのようになっているか。例えば涼みどころの提供などについて他の団体、事業者と連携しているまちもあるが、実情はどのようになっていますか。2点目、熱中症アラートの発令、広報啓発活動、熱中症対策グッズの配布、暑さ指数の活用については実情はどのようになっていますか。3点目、高齢者への見守り訪問を民生委員がしているまちもあるが、当町の実情はどのようになっていますか。4点目、高齢者に対してエアコンの設置を支援しているまちもあるが、当町ではどのように対応していく考えですか。5点目、環境省は令和4年4月の改定、熱中症対策行動計画により、重点分野の一つとして地方公共団体による熱中症対策の強化を掲げております。当然当庁舎内においても横断的連絡体制が必要であり、主たる担当も必要であります。部署の洗い出し、要綱の設置などについて今後どのように対応していく考えかお聞きしたいと思います。以上5点についてお伺いをいたします。

答弁 町長 井上

河内議員のご質問にお答えします。1点目の猛暑対策の実施状況と他の団体等の連携についてでありますが、町内にクーリングシェルターやウオーターサーバーの設置はありませんが、涼みどころとして冷房設備を有する中央公民館、吉野公民館、上浦幌公民館、厚内公民館、町立図書館及び保健福祉センター並びに浦幌町商工会と連携しコスミックホールを開放しており、涼みどころの周知についてはホームページ等に掲載しております。2点目の熱中症警戒アラート等の発令や広報啓発活動等についてでありますが、環境省から発令された熱中症特別警戒アラート及び熱中症警戒アラートの情報については町単独で発信はしておりません。また、全ての町民を対象とした広報啓発活動や熱中症対策グッズの配布も実施しておりませんが、高齢者を対象とした運動教室、健康相談、個別の見守り訪問等で熱中症予防について情報提供及び注意喚起を行っております。なお、一部の高齢者のご自宅に設置している緊急通報システムについては暑さ指数に応じて音声で熱中症予防の警告がされるようになっており、利用者が熱中症リスクに気づきやすくなっております。3点目の高齢者への見守り訪問についてでありますが、平常時から地域包括支援センターを中心として地区の民生委員からの情報や社会福祉協議会等が受託する在宅高齢者見守り訪問事業などから高齢者の生活や健康状態を把握しておりますが、熱中症警戒アラートが発令されたときは特に支援が必要な高齢者を中心として関係機関で協力しながら訪問や電話等で個別に情報収集及び注意を促すなどの対応を実施しております。4点目の高齢者に対するエアコン設置支援についてでありますが、本町では一昨年、夏からの暑さ対策としてエアコンが未整備の公共施設を優先して整備を行っているところであります。令和6年度は小学校、中学校及び4公民館の整備を行い、今年度は養護老人ホーム、総合スポーツセンター及び役場庁舎の整備を順次行っているところです。また、令和8年度は教育文化センターの整備を実施する予定で、現在のところ3年間の公共施設のエアコン整備に係る総工事費は2億5,000万円を超える見込みであり、現時点では高齢者に対するエアコン設置支援を行うことは難しいと考えております。5点目の本町における熱中症対策の担当部署や要綱の設置等についてでありますが、熱中症対策は災害時や日常時を問わず医療、福祉、教育、産業、施設管理及び自治体運営など横断的に関与する課題で、各課間の協働が不可欠であると認識しております。このため、要綱の制定までは考えておりませんが、職員間の連携強化と実効性を高める体制を確立し、適切な予防情報の普及及び広報紙やSNSを活用した情報発信に努め、関係課が緊密に連携して総合的に対応してまいります。以上、河内議員の答弁とさせていただきます。

質問 河内富喜

猛暑対策としてクーリングシェルターは設置していないが、涼みどころの設置ということで対応しているというお答えをいただきました。また、他の団体、事業者との連携しているかということについては、コスミックホールの提供するというようなことで対応しているというお答えをいただいたわけですが、このクーリングシェルターというのは恐らくこういった避難的な意味合いの非常に強い、そういった場所として認定をしているところだろうなと思いますが、昨今の気温の上昇を考えた場合、本州方面と北海道、だんだん差異がなくなっておりますが、平均気温などを分析するとまだまだ本州ほどは暑くなっていないという状況は私も認識をしております。ちょうど9月2日の某新聞で大きく一面で今年の夏の天気について大きく取り上げております。それを見ますと、前年の対比、猛暑日が今年は12日あったということで、倍以上に増えている。また、過去にこれ以上の猛暑日が2度あったということがここに書かれております。また、これは十勝のでは広尾町が例に載っていますが、平均気温が6月から8月にかけては4.5度上昇しているということを考えれば、詳細な浦幌の気温について把握はしておりませんが、それに近いものがあるのかなということで認識をしております。そこで、何点かお聞きしたいと思いますが、1点目の涼みどころの設置なのですが、ただホームページ等で周知するということも大事なのですが、高齢者になりますと、もっとそこへ行った場合横になって休みたいとかいう高齢者もいると思うのです。そういったことも十分配慮した中で涼みどころについて考えていっていただきたいと思うのですが、その辺についてはいかがですか。

答弁 副町長 山本

ただいまの河内議員のご質問ですが、2年前から始まったこの猛暑対策、その中で特に一昨年、それから今年も暑い状況が続いているわけなのですが、高齢者の場合のそういった横になるとか、そういうことですが、今回涼みどころで指定している各公民館、この中でも、全てではないのですが、中央公民館については1階の和室部分についてもエアコンが設置されていますので、そういったところでは横になったりとか、そういった中でくつろげるのかなと考えています。また、今年の夏でいきますと、養護老人ホームや何かもまだちょっとエアコンが、今回8月には設置ができたわけなのですが、その前なんか、7月の下旬、特に暑かった時期や何かは夜間どうするかということも相談しながら対応している部分もありますので、そういった中で、今エアコン整備もしてきている施設も増えてきていますので、その中で総体的にまた検討してまいりたいと思います。

質問 河内富喜

それと、涼みどころ、今ある程度各公民館がその場所になっておりますので、ほぼ網羅されているのかなと思うわけですが、私ひだまりさんにもふだんからお年寄りがちょこちょこあそこにお邪魔しているということを聞いております。そんなことで、ひだまりさんについてもお願いして、こういった施設の中に涼みどころとして設置できないのかなと思いますが、その点についてはいかがでしょう。

答弁 副町長 山本

ただいまのご意見につきましては、議員のおっしゃるとおり、そういったひだまりさんについても今後協議してまいりたいと思います。以上でございます。

質問 河内富喜

次に、2点目について確認したいと思います。町独自のアラートは発令しないわけですよね。それで、広報活動も特には私が言ったような具体的なものについてはしていないということでございますが、高齢者を対象にした運動教室、健康相談、個別の見守り訪問で熱中症対策を施しているというお答えでございました。また、暑さ指数についても高齢者への対応ということで緊急通報システムにおいて行われているというお答えでございました。ここで気象庁の暑さ指数の活用というのは、恐らく熱中症アラートが発令するときの一つの根拠になっているのではないかなと思うのですが、このことについて特に内地のほうというか暑い地域では、この暑さ指数の活用ということを行政とか、またイベントの開催、また部活などで非常に参考にしているところがあると聞いております。そのようなことで、今後浦幌町もこの暑さ指数というものをやはり活用していくべきだなと考えるのですが、その点についてはいかがお考えですか。

答弁 副町長 山本

ただいまのご質問ですが、5点目の質問の中でも答弁させていただいているのですが、熱中症対策につきましては災害時や日常問わず、医療、福祉、教育、産業、それから施設管理や自治体運営ということで横断的に関わる部分がありますので、そういった部分については現在のところそういったものが構築されていないものですから、そういった横断的な課の中で情報共有する中で、今ご質問のございました暑さ指数をどう利用するのかとか、それからアラートの関係についてもどのように住民周知するのか、そういったものを各課連携しながら、その活用方法についてはまた検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 河内富喜

次に、3点目についてご確認したいと思いますが、民生委員と社会福祉協議会が連携して支援が必要なお年寄りについては訪問や電話等で対応しているということでございますが、災害時の要援護者という方はいるわけですが、そういった方々が対象になるわけですか。その点について確認したいと思います。

答弁 副町長 山本

ただいまのご質問ですが、災害時にかかわらず、日常事も含めて総体的にこのような体制を取っているということでご理解いただきたいと思います。以上でございます。

質問 河内富喜

日常から高齢者の把握ということで、今後ともよろしくお願いをしたいなと思っております。次に、4点目についてですが、先ほど小学校、公民館、役場、スポーツセンター、また教育文化センターなどの整備に2億5,000万円支出しているということで、高齢者のそういった補助は厳しいというようなお考えを示されているわけですが、私今回環境省が出したホームページの内容をよく見ますと、熱中症対策行動計画の改定の中で顕著な高温の発生に備えた対応を新たに加えるとともに、特に高齢者におけるエアコンの適切な利用等を通じた熱中症予防行動のより一層の徹底や脱炭素化の視点も組み入れたエアコンの普及及び促進等について追加しましたと書かれているのです。ですから、一見こういった優先する施設にエアコン設置しましたので、高齢者への予算はちょっと足りないのですというお答えなのですが、今後この浦幌においても猛暑が今よりどんどん進んでいくというようなこともあるわけです。そういった場合、やはり今後については状況を見ながら検討していくというような考えが私は欲しいなと思うのですが、その辺についてはいかがお考えですか。

答弁 町長 井上

ただいまのご質問にお答えします。今河内議員が言われるとおり、だんだん気温も上がってくる中で、それぞれ涼みどころなるもの、あるいは本来であれば自宅でそういった環境を整えるというのは理想ではありますし、国もそういったことを推奨してきているのかなと思います。一方で、この答弁にもあるとおり、今現在相当な額の費用負担を涼みどころの場所もある公共施設各地でそういった準備をしている中で、そういったところでまずは町民の皆様に一時的な避難場所として涼みどころとして使っていただきたい。今回のお話の向きにあるとおり、今現状ですと効果的なそういった補助や財源といったものがない中では大きな風呂敷を広げられず、そうなると高齢者だけに限らず全ての住民宅も対象になってくる。気温はどこも変わりませんからという中でいうと、制度設計上もしっかりとしなければ安易にこのことをできると言えなかったものですから、こういった難しいと考えておりますという答弁させていただきました。しかしながら、国も当然この異常気象が続く中、猛暑に対する何らかの補助や町に対するアドバンテージのようなものが来るとしたら、当然そういうことを踏まえて、こういう自宅につけるということが全くの検討ではありませんが、今現状としては難しいというお答えでありますが、場面によってそういった補助、そういった制度ができた場合には前向きに検討はしたいと思います。以上です。

質問 河内富喜

5点目について確認したいと思います。熱中症対策行動計画について、先ほどからその内容についても質疑しているわけですが、これらの制度を庁内横断的に連絡体制を今後も密に取っていくということでのお答えですが、行く行くはこういうものを防災計画の中にもやはりきちっと要綱として考えていくべきではないかなと思うのです。今後この暑さが軽減していくような気候変動が起きれば、またそれは必要ないのですが、私は今の流れでいくとますますこの可能性は高まっていくのではないかなって思っております。そういうことも含めまして、また地域住民に優しい、高齢者に優しいまちづくりが求められていると思いますが、その辺含めて再度町長にその辺の確認をしながら終わりたいと思いますが、よろしくお願いします。

答弁 町長 井上

ただいまのご質問にお答えします。まず、災害と捉えながら対処について防災計画に盛り込むかどうか、災害という観点であれば防災計画上に盛り込む、しかしながら日常時の熱中症対策という点では防災計画にあらず国の指針に基づく一般的なそれぞれの分野における警戒をしていくと。また、一方で全般的にこの熱中症対策です。かつてどの家にもクーラーがなかったように、しかし今ここにきてこの数年で明らかに気温が上昇している現状にありますから、急激に変化があったと捉えています。町としても慌てて今公共施設にクーラーを設置するというふうな部分で今何とかやっておりますが、これどんどん気温が高くなることも考えていかなければならないと思いますから、その点において今回いただいたご意見踏まえながら、先ほど副町長が申し上げましたとおり、各課横断的にそういった情報を共有しながら、一人ももしこういったことで被害があるようにならないように行政としてもしっかりと監視しながら、また広報もしながら進めていきたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。

出典:浦幌町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月5日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる