みんなの議会

浦幌町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日

人口減少の分析と今後の目指す社会

2022年6月13日、浦幌町議会の一般質問で、沼尾昌也議員が「人口減少の分析と今後の目指す社会」について質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、町民課長 河合、産業課長 小川が答弁しました。

質問者
沼尾昌也 議員
答弁者
町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、町民課長 河合、産業課長 小川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 沼尾昌也

通告に従い、一般質問をいたします。人口減少の分析と今後の目指す社会。日本の総人口は、2005年に初めて減少に転じ、本町では1960年の1万4,150人をピークに現在は4,400人を下回り、ピーク時から見ると約1万人、人口が減少しており、最近でも年間100名を超える人口減少の年が多くなっています。人口については、今後も減少することが予想されており、国立社会保障・人口問題研究所の推計では2040年には2,800人程度になる推計です。人口の減少は、全国の自治体共通の課題であり、減少速度を少しでも遅くすることや町外から本町に関わってくれる人等を含めた関係人口の増加への考え方など、住民が減る中でどういう政策を行い、どういう社会を目指していくかが非常に重要だと考えます。そのため、以下の点について伺います。1、ここ数年での人口増減のうち、社会動態及び自然動態の人数とその年齢比率はどのようになっているか。2、社会動態の転出者と転入者について、近年の転出、転入されている方の年齢層と人数からどのような要因があると分析をしているか。3、まち・ひと・しごと創生総合戦略では転出者の令和6年度までの数値目標と基本的方向が記載されており、住民同士が協力し合う環境づくりを推進するとされている。現状では創業等促進補助事業を活用して新規創業した事業者や大手畜産業者の進出から移住してくる若者や外国人等が増えてきており、本町にとってはよいことと考えるが、住民の方と移住者が一体となるという観点で住民同士協力し合う環境をつくるためにどのようなことを推進していくか。4、転入者についてもまち・ひと・しごと創生総合戦略では数値目標と基本的方向性が記載されており、移住、定住施策として移住体験住宅を整備しているが、移住体験住宅を利用された方で移住まで至った方の人数は何人いるか。また、うらほろスタイル教育を始めてから一度上京した後、地元に戻ってくるUターンは増加しているか。5、人口には人口統計には出てこないものとして交流人口や関係人口というものがあるが、町としてどのようにこれら人口の増加を推進していく考えか。また、最近では浦幌町の事業に多くの企業人が関わりを持っていただいているが、そのような関係人口が増えていく中で町外の方と町民のつながりをどのようにしてつくっていこうとしているか。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

沼尾議員のご質問にお答えします。日本が本格的な人口減少社会を迎える中、北海道では全国を上回るスピードで人口減少が続き、本町においても人口減少の進行がなかなか改善しない厳しい状況が続いておりますが、人口減少、少子化社会への進行スピードの緩和、抑制を図るべく、浦幌町第4期まちづくり計画に沿って各種施策に取り組んでいるところであります。1点目の社会動態及び自然動態の人数とその年齢比率ですが、住民基本台帳年報によると、社会動態では転入者数が令和3年は138人、令和2年には152人、令和元年には129人で、転出者数が令和3年は208人、令和2年は186人、令和元年は205人で、令和元年から3年間の転出者数から転入者数を引いた人口社会減は180人、年平均60人となり、転出者数が転入者数を上回る状況が昭和37年から続いております。また、令和元年から令和3年までの転入者の年齢比率では、ゼロ歳から14歳までの年少人口が26人で全体の6.2%、15歳から64歳までの生産年齢人口が380人で全体の90.7%、65歳以上の老年人口が13人で全体の3.1%となっており、転出者の年齢比率は年少人口が63人で全体の10.5%、生産年齢人口が464人で全体の77.5%、老年人口が72人で全体の12.0%となっており、年齢階層別で見ると特に15歳から19歳及び40歳から44歳が転出超過の割合が高く、一方20歳から24歳及び25歳から29歳が転入超過の大きい階層となっております。自然動態では、出生数が令和3年は22人、令和2年は26人、令和元年は17人で、死亡者数が令和3年は80人、令和2年は64人、令和元年は79人で、死亡者の年齢は65歳以上210人、65歳未満は13人で、令和元年から3年間の死亡者数から出生数を引いた人口自然減は158人、年平均53人となり、死亡者数が出生数を上回る状況が平成6年から続いております。2点目の社会動態の転出者と転入者からの要因と分析についてですが、社会減の要因を探るため、役場に転出、転入の手続に来られた18歳以上の方を対象にアンケートのご協力をいただき、実態の把握に努めているところでありますが、理由としては社会動態からも推測されるとおり、転出では就労や就学のため、転入では就労のため移動される方が多いことは確認できておりますが、詳細な要因分析までには至っていないことから、今後アンケートの方法も含め様々な角度から要因の分析を進めてまいりたいと考えているところであります。3点目の住民同士が協力し合う環境をつくるため、どのようなことを推進していくかについてですが、現在は新たに本町に転入される方に対し、転入手続の際に該当する行政区の区長名をお知らせするなど、行政区に関する情報の提供を行っている以外具体的な取組は行っておりませんが、今後移住者間の交流の場も含め、町が実施する様々な事業に移住者と住民の双方を巻き込むなどして相互理解が深まる場づくりに努めてまいりたいと考えております。4点目の移住体験住宅を利用して移住まで至った方の人数ですが、昨年度末現在で1世帯2名の方が本町に移住されたと把握しております。また、うらほろスタイル教育を始めてから上京した後、地元に戻ってくるUターン者が増加したかどうかについては、Uターン者の実態は把握しておりませんが、ここ数年浦幌で仕事がしたかった、浦幌に戻ってきたかったという若者の声を実際に聞く機会もあり、この3年間で20歳代が転入超過となっている状況から見ても、本町に思いを寄せて住まわれている方は増しているのではないかと感じているところです。5点目の交流人口や関係人口の増加をどのように推進していくかについてですが、浦幌町第4期まちづくり計画においても、浦幌町と関わりを持つ人などと新しいつながりやそこから生まれる新たな事業創出などによるまちづくりを重点プロジェクトの一つとして位置づけ、うらほろスタイル推進事業、常室ラボを活用した地域間交流事業や副業・ボランティアを活用した十勝うらほろ地域創生事業など関連する施策を進めているところであり、これらの事業を推進し、関係人口の拡大に努めてまいりたいと考えております。また、多くの企業人など町外の人と町民のつながりをどのようにつくっていくかについては、副業・ボランティアを活用した十勝うらほろ地域創生事業の中で行っている都会の企業人と町民の方が課題を共有しながら一緒に地域課題を解決するワークキャンプ事業や高齢者の買物支援の取組をはじめ、お互いに触れ合い、交流する機会を増やすことで企業人には浦幌町が身近な地域となり、町民にとっても企業人にとっても信頼できる存在となるように関係性を築き上げていきたいと考えているところであります。以上、沼尾議員ヘの答弁といたします。

質問 沼尾昌也

今回は、人口減少の分析から、浦幌町が行っている施策というのはどういう効果があるのかということをお聞きをしたいなと思っております。先ほど町長から答弁の中で、まず1点目の中で15歳から19歳及び40歳から44歳の転出超過と答弁をされておりまして、2項目めの質問の中で要因の中で、転出されている人数が多い15歳から19歳と40から44歳の方々の転出要因としては就労や就学のためと現在のところ分析をされているようですが、まずこの転出要因を減らすための施策、本町ではどのようなことをされているかお聞きしてよろしいでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。人口減少の対策といたしましては、まちづくり計画に基づきまして総合的に各施策を実施しているところでございます。ある階層に絞っての効果的な対策というのは非常に難しいとは考えているところでございますけれども、例えば先般議決いただきました補正予算で実施いたします通学生特急定期券購入費補助事業などにつきましては、下宿等で町外に住むことになる学生を浦幌町から通学させるきっかけになるということで、これも一つの対策になるのではないかと考えているところでございます。以上です。

質問 沼尾昌也

就学のところで分析をされて、通学生の特急定期券購入補助ということで先般の議会の中で補正ということで上がっておりましたが、こちらに関しては私もどうしても浦幌町から帯広ですとか、そういうところの学校へ通うときにやっぱり下宿を選ばれる方が多いということで耳にしておりますので、こちらに関しては本当に期待をしているところではございますけれども、これから行う施策ということで、こちらもしっかりと統計を取って、何名の方が利用して、どれだけの効果があるのかというのは今後分析していただければなと思います。一方で、今転出のお話をしましたが、転入のほうになりますけれども、20から24歳及び25から29歳が転入超過と先ほどご答弁ありましたが、令和元年からそれぞれ何名転入しているか教えていただいてよろしいでしょうか。

答弁 町民課長 河合

ご説明いたします。令和に入ってからの転入者の内訳ですが、20歳から24歳の年齢層では令和元年は29人、令和2年と令和3年はそれぞれ41人となっており、25歳から29歳の年齢層では令和元年は25人、令和2年は30人、令和3年は32人となっており、20代の転入者は合計198人で、転入者全体の約47%を占めている状況でございます。以上でございます。

質問 沼尾昌也

転入者の約半分が20代ということですが、転入超過と先ほどご答弁ありましたけれども、ここ数年、令和元年から令和3年ということで浦幌町としては20代の人口が増えているという認識で間違いないでしょうか。

答弁 町民課長 河合

ご説明いたします。20代の人口ですが、令和3年末では299人登録されておりまして、約10年前の平成24年は444人おりました。その後毎年減少しておりましたけれども、平成30年頃に下げ止まりまして、それから僅かではありますが、増加に転じてございます。以上です。

質問 沼尾昌也

では、私今初めて聞いたのですが、20代が増えているということは本当にすごいことだと、私は聞いて今思いました。当然日本で少子化ですとか労働力の人口の減少というのはどこの自治体でも課題とされている中で、20代の人口が増えているということは浦幌町にとっては大変明るい話なのではないかなと思います。20代の方々が増えているという要因について、先ほど就労が要因ではないかということでご答弁ありましたが、これは就労が要因だということで分析されているということで間違いないでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)

20代の増加の要因はということでございますが、詳細につきましては把握をし切れておりませんが、町長からの答弁のとおり、転入者のアンケートなどの結果からも就労のためという理由が主であると推測をしております。以上です。

質問 沼尾昌也

就労が大きな要因だろうということで、3番目の質問につながってはきますが、今後浦幌の人口を考える際に就労というのがポイントになってくるということを聞いていて思ったわけです。本町では新規の創業促進補助事業というものを行っていると思いますが、ここ数年の新規創業補助事業、実績として何件の新規創業につながっているのかと、またそこから雇用へのつながりというところでどのような効果が出ているかというのを教えていただけますでしょうか。

答弁 産業課長 小川(産業課長は2025年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。新規創業等の補助事業、ここ数年の実績ということでございますが、平成31年については新規創業3件、令和2年度はございませんで、令和3年度においては新規創業は3件でございますが、第二創業という部分で3件ございます。この制度始まってから、平成28年に創設されたわけでございますが、令和4年、今現在までの中で新規創業につきましては全部で11件、創業支援をしてございます。先ほどの第二創業でありますが、現在の事業に加えて別の分野に進出する第二創業につきましては6件の支援をしております。全ての事業者の方々への現在の雇用への効果というところでございますが、全てを把握しているわけではないのですが、今の会社の状況を見ていますと新規創業の11件のうち、事業者4社におきまして雇用されている人数につきましては6名ほど新たな雇用が発生していると感じております。新規創業補助事業、これらにつきましては、従業員の雇用につきましては当初の雇用につきましては資金面において大きな負担が伴いますので、事業が軌道に乗るまでの間については役員だけでの運営、そういったところにおきますと雇用という点につきましては今後増えていくことが発生してくればよりよいかなと感じているところです。

質問 沼尾昌也

今ご答弁いただきましたが、平成31年から令和3年で11件ということで、私は同規模の自治体では新規創業でこの件数出るというのはすごく多いのかなと思ってはいますけれども、すごく多いのではないかと思うということではなくて、ほかの自治体と検証してどうなのか、この件数が多いのか、少ないのか。そして、雇用につながっている件数がほかの自治体と比べてどうなのかということを検証していくことが大事なのかなと思うのですが、これがほかの自治体と比べて効果が十分に期待できるというのであれば、町外の方に向けてもこの補助事業をPRして、起業するなら浦幌でということをPRすること、これは転入者増加ですとか雇用増、人口の増加につながるのではないかと思いますが、起業するのだったら浦幌でというような、こういうPRの仕方というのはどう考えるのでしょうか。

答弁 産業課長 小川(産業課長は2025年3月まで)

事業制度のPRにつきましては、特に外部に向けて浦幌町ではこういった事業を行っているのでというような特別なPRは行っておりませんが、事業を行おうとされる方につきましては、真剣に考えられる方は各町村の状態、経済状態であったり補助制度、そういったものを真剣に考えられて、まず調査はされるのかなと考えています。また、一方で、事業制度、これまで新規創業された方というのはもともと浦幌町に何らかの関わりを持っていただいて、浦幌町で創業というところを目的として行っていただいている方がほとんどといいますか、全件でございます。そういう中に、この事業制度だけを見て浦幌町で創業というようなPRというのは、この制度自体を上手に活用していくという観点において浦幌町としてそこを率先して表面化していくというところは慎重に考えていかなければならない点であろうかなと思っています。

質問 沼尾昌也

今ご答弁あった懸念点というのは私も非常に分かります。一方で令和元年のまちづくり計画のときに取ったアンケートの中に人口減少の抑制への取組、アンケートで人口減少社会における取組として特に重要なことは何だと考えますかということで町民の方にアンケートを取った中で、一番多かったのは働く機会の確保で70%、その次、次いで若者、高齢者、障がい者などの雇用促進、就労支援というところで43%ということで、1番、2番がやはり働くところに町民の方も人口減少抑制の取組が重要なのではないかという声があるので、そこの雇用に関して何らかの手だてというのを今後進めていただければ非常にいいのかなと考えております。一方で、就労で浦幌町に移住してきた方がこの町にいち早く溶け込めるように何か支援をしているかを聞きたいのですが、例えばここ最近でいえば大手畜産業者が新規に町内で創業しまして、従業員として外国籍の方が町内で増えてきて、外国籍の方が増える際の不安ということが地域の中でも声があると思うのですが、その点地域の方と移住者、外国人だけではなく、若い人が入ってきたときですとか、そこの移住者のコミュニティ支援などについて何か行っていることがあるかお聞きしてよろしいでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。答弁の中にもありましたが、転入される際には該当される行政区のお知らせをしたり、あとは転入手続のときにごみの分別など生活に関連しますパンフレットですとか各種ガイドをファイルにまとめましてお配りをしています。また、町内の購買を促すために、ハマナス商品券のほうも配付させていただいておりますが、コミュニティ形成のための具体的な取組については行っていない状況となってございます。また、外国人の転入に関しましては、大手畜産業者のほうとは関係課と情報共有が図れておりまして、事業者からは日本人、外国人含めまして従業員との交流も何か行いたいというような意向を聞いてもございます。今後事業者との連携も図りながら、そのようなことに取り組んでまいりたいと思います。また、それ以外で町内在住の外国人の方に関しましては町民の方とどのような交流サポートができるのかということで、各課で情報共有しながら検討してまいりたいと思います。以上です。

質問 沼尾昌也

移住者が増えていく、転入者が増えていくということはいいことですが、もともと住んでいる住民の方が転入者が増えることによって住みづらくなるというのは本末転倒の話ですので、この辺もしっかりとコミュニティ支援、行政として行っていただければなと思います。次、4つ目の質問に行きますけれども、移住体験住宅についてですが、以前第4期まちづくり計画策定の際の委員会において同僚議員から質問がありまして、受入れのハードルを上げてみてはというような質問があったかと思います。これは、恐らく移住体験住宅というのが観光目的で使われる件数が多いという課題からこういう質問があったわけですが、そちらについてはどのような検討がされましたでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、移住体験住宅に関しましては、移住を考えているということで申出いただければ特に制限なく利用することができるということになってございます。私どもの担当部署としましては、ワーケーションなど実際に滞在中に仕事をされる方ですとか、例えば滞在中にこちらが用意するプログラムを体験していただくことを必須とするだとかということを検討しているところではございますが、現在コロナ禍で一般の受入れは休止しているところでございまして、具体的には固まっていない状況でございます。以上です。

質問 沼尾昌也

具体的にはまだ固まっていないということだったのですが、先ほど来から話にあるのですが、就労のところで私は移住体験住宅を活用していったほうがいいのではないかと考えておりまして、人口減少対策についても各大学の教授の方々が研究をされて、いろいろ出されている中で、雇用というところが重要だという文献が非常に多くあります。そのため、移住体験住宅、先ほどの転入要因として就労というものが一つの要因とされているのであれば、移住体験住宅についても就労希望の方にヒットするような使い方がいいのではないかなと私は思っていまして、本年度から実施されている就業チャレンジ事業等で移住体験住宅活用してはと考えているわけですが、いかがでしょうか。

答弁 産業課長 小川(産業課長は2025年3月まで)

移住体験住宅の就業チャレンジ事業での活用というところでございますが、就業チャレンジ事業に参加される方、お申出のあった方につきましては、こちらとしましては基本的には民間の宿泊施設、そちらをまずは使用していただくということを想定してございます。その場面において民間に宿泊ができないというような場合におきましては、今お話しいただいたような移住体験住宅を活用させていただく。段階的にそういった形での使用というものは想定をしてございますけれども、まずは民間の宿泊施設、そちらの活用というものを考えているところです。

質問 沼尾昌也

就業チャレンジ事業については民間の宿泊所ということで、今のご答弁で分かったのですが、移住体験住宅というのをもっと効果を上げる。先ほどご答弁にあった中では、1世帯2名の方が本町に移住されたということで把握しておりますということで答弁いただきましたが、これを聞いてもう少し効果を上げられるのではないかと私は感じているので、そこの効果を上げるということで、私の提案としては就労、働くというところで活用していくのがいいのではないのかなと思っていますが、その辺は検討していただければなと思います。また、うらほろスタイルの件になりますが、ここ10年以上うらほろスタイルという教育、本町では行っております。先ほど答弁の中で20代が増加しているということでありましたが、この要因にうらほろスタイル教育というものがあるのかについて検証をしてみるべきだと私は思います。こちらについても効果があるとすれば、私はどんどん進めていくべきだと考えますので、事業を始めてから10年以上経過するものについて、このうらほろスタイル事業について効果をしっかりとまず検証する。20代が増えているという要因の中で、どれぐらいうらほろスタイル事業というのが効果があったのかというのを検証して、そして町民の方に報告していく、そういうことが私は重要なのではないかなと思いますが、うらほろスタイル事業の効果を検証して町民の方に報告していく、そのような考えはないでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。うらほろスタイルにつきましては、子どもたちが様々な学習活動を通じまして町の魅力を発見し、町に愛着と誇りを持ちながら、将来浦幌で働きたい、暮らしたい、関わりたいという思いを持った次世代のまちづくりの担い手を育てるということが根本にあります。町長の答弁のとおり、この取組で浦幌町出身の若者が戻ってきているのは事実として把握しております。それを成果としてどのように検証していくかというのはなかなか難しいところもありますが、どのような形で町民の皆さんにお伝えすればいいのかということは探っていきたいと考えています。以上です。

質問 沼尾昌也

それでは、最後の5番目の質問に移りますが、本町のまちづくりに、先ほどご答弁の中にもありましたけれども、大手の企業の方が関わっていただけていること、これは私も本当にすばらしいことであると考えております。一方で、地域に長く暮らしているもともと住んでいられる住民の方々と一体となったまちづくりになっているかどうかというところでは、私はまだまだ課題があると思っています。ワークキャンプなどで来られた方々はどれだけ地域の方々と関わっているものなのかお聞きしてよろしいでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。ワークキャンプの関係でございますが、ワークキャンプに関わる地域の方に関しましては、現在地方創生事業を使いながらやっていますけれども、その活用前の最初のワークキャンプということに関しましては、農業、林業、商工業の方など17名がメンバーとして参画されております。また、現在も進められておりますが、現在のワークキャンプにおきましては前回とは別の農業者、商工業者の方など7名が参加されているところでございます。また、ワークキャンプでは、この参加メンバーのほかにも、地域の課題解決を目指している事業でございますので、参加する今のメンバーのほかに、関係する農業者の方ですとか、建設業者の方など多数関わっていただいているという状況でございます。議員がおっしゃっているなかなか町の人たちと一体となった活動になっていないということでございますが、まちづくり計画の中ではまちづくりの基本視点という部分の一つとして、町民と町に関わる全ての人が世代を超えて交流し、新しいつながりの輪を広げていくことを目指しておりますので、コロナ禍ということもあり、なかなか交流できませんが、今後状況も見ながら企業人と町民の方の交流を進めまして、互いの信頼関係を築きながら進めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

質問 沼尾昌也

私も町外から浦幌町に転入してきて、やはり最初はコミュニティに自分から自ら入っていくというのは少し入りにくいというところもあるので、その辺を行政の方がサポートしていただけるとありがたいなというのと、人口減少を食い止めるということで転入者を増やしていくということを考えたときに、先ほどもちょっと話はしましたけれども、もともと住んでいる方が住みにくくなっては意味がないので、その点を行政の方にサポートしていただけると町民の方も含めて転入者の方も非常にありがたいのではないかなと思います。最後に町長にお聞きをしたいと思いますが、1つ目は転入者増加のために町外の方にどのような町のPRをしていくかということなのですが、最初ご答弁いただいたときに、私は20代が人口増えているというのはすごいことだと思います。メディアの方々に発信していくときに、浦幌町は毎年人口100人以上減っているとか、あと飲食店がどんどん減っていくという情報、そういう情報ではなくて明るい、20代が増えているのだという、こういう情報をもっとどんどん、どんどん流してPRしていくべきではないかなと思っております。こういうPRをしないかというのがまず1点目。そして、2つ目が各施策、今日一部しか話はできていませんが、各施策が人口減少を止めるためにどれぐらいの効果を与えているのかというのを検証すべきではないかというものが2つ目。あと最後に、もともと住んでいる方々、住民の方々の転出を減少させるために今後どのようなまちづくりを進めていくか、最後お伺いしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

今沼尾議員からお話をいただきました。20代の方が増加していることについてのPRとか、各種施策の検証、そして転出増をストップさせるための施策をどうするかというお話であります。まさにこの3つの問題は大変大事なことだなと思っていますし、先ほどからお話ししているように、浦幌町は関係人口という意味ではいろんな人材が町に来ていただいているということでありまして、そういう面では大変ありがたいなと思っていますし、うらほろスタイルから派生したいろんな事業が町外の人等の関係人口を増やしている要因だろうと思っています。今そういう面では彼らがどう思っているかという部分を考えるわけですが、彼らが異口同音に言うのは、浦幌町に来て、なぜ町で創業とか、そういう事業をするのかというと、自分たちが何かまちおこしをするとかいうのではなくて、町内の人とのコラボレーションの中でしっかり町の人が自分たちと一緒に同じ考えを持って行動してもらえるということが、それが自分たちのわくわく感につながっていくのだと、だからこの浦幌町でいろんな事業をやりたいのだと、そして継続できるのだということを常に言っておられます。まさに私はそこが問題だろうなと思っていまして、ただ彼らが来て、来ただけではなく、そこでは町内の人、若い人たちといろんな考え方、またいろんな取組をしていく中で人間関係をつくり上げて、そしてそれが移住につながったり、新たな起業、創業につながっている。それが要因だろうなと思っています。そういうことをこれからも続けていく必要があるだろうと思っていますし、それが大事なことだろうと思っています。それが結果的に20代の方、PRということではなくて、そういうことを発信するということも確かに必要なのだろうなと思っています。また、いろんな施策の検証というお話ありました。施策の検証というのは具体的な数字で表すというのは難しいことでありまして、今まで第3期まちづくり、第4期のまちづくりと続けて浦幌町のまちづくり事業をやってきていますけれども、それぞれの事業が一つ一つどのような効果現したのかというのを具体的に出すのはなかなか難しいと思っています。ただ、人口減少社会の中で浦幌町の人口も確かに減少している状況でありますから、何とかまちづくり計画の各施策の中でしっかり減少を食い止めていきたいと思っています。ただ食い止めるだけではなくて、小さな町の浦幌町のよさ、こういうものを町に住む人にしっかり感じてもらいたい、そういうまちづくりをしていきたいなと思っているところであります。また、転出のストップ、止めるということはまさになかなか難しい課題だと思います。確かに高校卒業後転出する年齢層からいっても、社会に出ていく人たちが増えて、また町に残ってもらいたいというのは私たちの望みでありますが、仕事のミスマッチもありますし、浦幌町としては人材は確かに確保したい。そして、人材の募集はしているのですけれども、ミスマッチで、就労に結びつけられないというのが現状です。そういう面では、新たな起業、創業をしていただく中で、そういう若い人たちが残ってもらえる大きな企業になって育ってもらいたいなと思っていまして、それが新たな若い人たちの就業に結びつけることに将来つながっていくのではないかと期待をしているところであります。転出を止めるための施策というのはいろいろやっておりますけれども、それを具体的に今沼尾議員が言われるように、こうだから、これだけ止めたということはなかなかお答えできないというのがちょっと無念な思いがしますけれども、現状はそういうことです。第4期まちづくり計画の重点プロジェクトの中では、しっかり減少に歯止めをかけるようにこれからも取り組んでまいりたいと思っているところであります。

質問 沼尾昌也

終わります。

出典:浦幌町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる