浦幌町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月7日
近隣市町村との広域連携協議の実施
2025年12月7日、浦幌町議会の一般質問で、沼尾昌也議員が「近隣市町村との広域連携協議の実施」について質問し、町長 井上、教育次長 佐藤、副町長 山本、教育長 上田が答弁しました。
- 質問者
- 沼尾昌也 議員
- 答弁者
- 町長 井上、教育次長 佐藤、副町長 山本、教育長 上田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 沼尾昌也
それでは、項目2つ目に行きたいと思います。2項目め、近隣市町村との広域連携協議の実施。先般10月30日に十勝町村議会議員研修会が幕別町にて開催され、宇宙産業が拓く十勝地域の可能性と題してスペースコタン株式会社の社長から講演をいただきました。その中では、宇宙産業について大樹町だけではなく、ほかの近隣市町村にも関わってほしい旨のお話があり、浦幌町もどのように連携できるか考えさせられたところでもあります。また、昨年より池田町や豊頃町の議員と交流する機会があり、お互いにとって今後連携できるところを模索していく必要があると一部議員とお話もできました。9月定例会で行った行政組織の一般質問の中でも広域連携については伺っており、その際は行政サービスの質を維持、向上させる有効な選択肢の一つと認識しておりますが、現在近隣市町村と協議をしている事務事業はありませんとのことでした。しかし、人口減少やインフラの老朽化等への広域で対応できる可能性は現段階から広げておくことが必要かと思います。そこで、近隣市町村と広域でどのような事業を連携ができるか検討する場を設ける考えはありますか。
答弁 町長 井上
沼尾議員の2項目めのご質問にお答えします。ご提案のありました広域連携できる事業について検討する場についてでありますが、連携の可能性が見込まれる分野を中心に各自治体の現状や課題を共有しながら協議を進めていくことが有効であると考えております。依然として続く人口減少や少子高齢化の進行により、住民生活を支える社会インフラの整備、各種サービスの維持など自治体が直面する課題は多岐にわたっており、これらは本町のみならず近隣市町村においても共通の課題であると認識しております。現時点では、直ちに正式な協議会等を設置する段階には至っていないものの、十勝町村会をはじめ首長同士が意見交換を行う機会や担当者会議などの場を活用しながら近隣市町村との情報共有を図るとともに、連携可能な事務事業の検討を進めてまいります。以上、沼尾議員の2項目めの答弁といたします。
再質問 沼尾昌也
それでは、ちょっと再質問させていただきたいと思います。まず、広域連携について近隣市町村と一緒になって事業を何か進めていくということですが、まず最近ですと今年9月、柔道の金メダリストの角田さんの講演が浦幌町で行われたときも、こちら池田町と一緒に共同で開催をされているかと思います。そのほかにも職員研修等で連携をして行っている好事例、いい事例も見受けられるのですが、ほかに小さなことでも構いませんので、現在ほかの町村と連携して何か行っている事業があるのかどうかをお伺いさせてください。
答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)
ただいま沼尾議員のほうから角田選手の関係についてお話がありましたので、この件について私のほうから述べさせていただきたいと思います。今年の9月24日に中央公民館で開催しました公民館事業、柔道講演会につきましては、次世代の育成とスポーツを通じた人間形成の支援、学びと感動を届ける生涯学習の実践、地域資源を生かした学びの場の創出、自治体間の連携による教育の促進、この4つを目的に実施いたしました。本町では今年度企業協働推進アドバイザーとしまして、コンサドーレ札幌で活躍されておりました曽田雄志さんを招聘しておりまして、まちづくり政策課とも連携の上、曽田さんの幅広い人脈の中からパリ五輪金メダリストの角田夏実さんを講師としまして本町にお呼びすることとなりました。その中で、角田選手から講演会だけではなく柔道教室もぜひ行いたいというふうなご要望がありまして、柔道の少年団活動が盛んな池田町にぜひ共催をしてほしいということでご相談申し上げたところ、ご快諾をいただきまして連携事業が実現したというところでございます。この要因としまして、社会教育分野では十勝東部4町社会教育委員研修会が毎年度4町持ち回りで開催されておりまして、担当者同士の強いつながりがあります。また、連携事業の例としましては、豊頃町・浦幌町社会教育連携事業、はるにれ寄席というのを毎年度開催しておりまして、本町においてもチケットの販売の協力ですとか、鑑賞される浦幌町民のバスの送迎等協力しているところでございます。総務、学校教育分野におきましても、十勝東部方面教育振興会の教育委員、学校の校長、教頭合同研修会というのを行っており、担当者会議も毎年度4町持ち回りで実施しております。こういったことから、総務、学校教育におきましても担当者同士の強い絆といいますか、つながりがあります。このように教育委員会としましては、日頃から近隣町との横のつながりを持ちながら連携しやすいような形を取っている状況であります。以上です。
答弁 副町長 山本
ただいまの教育委員会のほうから角田さんとの交流の関係とか説明をさせていただいたのですが、改めまして本町の他町村との連携について振り返ってみたのですが、基本的には池田町、豊頃町、浦幌町の東部3町、それに加えて幕別町が加わった東部4町ということで農業や医療、それから介護の関係、そして私どもの副町村長会議、ブロック会議というのもこの4町を主体に行っています。このほかに池田税務署管内でいきますと、東部3町に加えて本別町、足寄町、それから陸別町との6町による勉強会とか学習会を行っています。このほかにもあると思うのですが、どちらかというとこういった3町とか4町、近隣町村との連携を含めながら研修を行っているというのが現在の状況でございます。以上で終わります。
再質問 沼尾昌也
こういう広域連携というのは非常にいいことでありますし、進めていくべきことだなと個人的にも考えているのですが、先ほど通告書にもあってちょっと述べさせていただいたその近隣市町村との議員の中での懇談会というか、懇親会の場でもほかの町村の議員とも話はしていたのですが、先般の総務委員会の所管事務調査の博物館の話が今回近隣市町村とお話しになる中でテーマになっていて博物館も豊頃町と、あと池田町の議員にも見ていただいて、博物館の話も聞いていただきました。学芸員がしっかりいる近隣市町村というのがあんまりやはりないので、学芸員のほうもいろいろ近隣市町村からレファレンス、問合せを受けて、本町の学芸員が近隣市町村に出かけていくような事例もあると聞いていますというのがまず1つと、もう一つ十勝町村議会議員研修の中で出ていた宇宙産業の話、これは大樹町の話になりますが、この大樹町の宇宙産業の話、講演の中で結構目立っている産業というか、宇宙というのがいろいろ町外の企業もそうですし、やはり注目されているので、近隣市町村としてはあんまり関われないみたいな空気感が何となく感じると。なので、ぜひ十勝管内の町村には一丁がみしてほしいって言っていたのです。ですから、いい事業、こういう大樹のすばらしい産業とかにもぜひ関わってほしいみたいないうような話をこの講演ではされていました。こういうような内容を宇宙産業ですとか、あとは博物館、近隣市町村とどう行っていくかみたいなことを今後こういう共同し得る事業について協議していく考えがあるのかどうなのかをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 井上
ただいまの沼尾議員の質問にお答えしますが、大樹町からの宇宙産業の件について私からも見解というか、考え方についてお話しさせていただきたいと思います。我々も関心を持っている宇宙産業、大樹は大変な大きな盛り上がりを見せております。多くの企業の方々が投資をしながら進めていくという点にあっては、今大樹だけではさすがに抱え切れなくなっているのかなとも感じております。しかしながら、相手のあることでありますから、本町としてもアプローチがない中でこちらからというのはなかなか言い出しづらいところでありますが、もし仮に近隣市町村である我が町に対しましても何か一緒にお仕事、共同することができる、そういったことがありましたら私としてもしっかりとそういった部分は耳を傾けながら、町にとって時には関係人口の増加につながったり、雇用やビジネスに関わることでありましたら、当然お話を聞いていきたいなと思っております。ただ、ロケットの関係でありますから、ここには、本町には第1次産業、酪農業や水産業をなりわいとしている方もいますので、どんなことが仕事として我々が受け入れるかどうかはしっかりと話を聞きながら、そこは丁寧に進めていきたいと考えております。この点につきましては、私からの回答とさせていただきます。
答弁 教育長 上田
博物館の関係について、私からお答えいたします。博物館事業においても様々連携は事業単位、取組単位では図られているところです。例えば今豊北地区のヌタベット湿原の天然記念物指定を目指して豊頃町と一緒に取組を進めたりしているところです。他方で、図書館と違いまして博物館の設置とか、その実情については議員ご指摘のとおり各町による差がございまして、図書館に比べても少し連携が進みにくいというか、面があるかなと考えております。今後機を見ながら、十勝には十勝で定住自立圏共生ビジョン等もございますので、これまでも事業の提案などさせていただいていると把握しておりますが、機を見て仕組みづくりについても提案、協議していけたらとは考えております。以上です。
再質問 沼尾昌也
こういう広域の連携というものについては、各市町村特色ある施策を行っていて、単純に一緒にやることについてのメリットについては、やっぱり単独の町単位でお金を出してやっていくのが厳しいという側面もありますが、それだけではなくて博物館だったら博物館ですが、この利用する方々のサービスの展開の仕方も各市町村協力して一緒にお金出し合っていいものをつくっていこうとすることができれば、これは単独で維持していくのが難しいよねという話ではなくて、やっぱり利用する方の満足度も上げられるということがあると考えています。各市町村特色ある施策ということで、僕もいろいろこの広域連携をもし近隣市町村とするのだったらどういうことが考えられるかなみたいなことを考えてみたのですが、これ本当に例えばなのですが、つつうらうら今浦幌町単独でやっています。人材を募集するサイトを単独で運用している。これを近隣市町村もしっかりともっとお金を出していただいて近隣市町村と運用していけば、さらにスケールとしてのメリットもあると思いますし、昨日まちづくり計画の中で外国人の住みよい環境とか、働きやすい環境を今後つくっていかなければならないというような議論もさせていただいた……昨日ではないです。おとといです。させていただいたと思うのですが、あれ外国人の住みよい環境というもの、議員のほうから日本語学校の話もありましたが、単独で維持していくとか単独でそれつくるってなると多分ちょっと、考える余地もないみたいなことになり得ると思うのですが、近隣市町村と協力してお金を出し合ってそういうのをつくっていこうということであれば、やはり財源負担も減ってできる可能性が増える。ほかにも福祉サービスとか、あとは近年浦幌町でやっている放課後の居場所づくりのサービスとか、部活動の地域移行なんかもやはり他町村と一緒にお金を出し合っていけばスケールとしてもメリットがありますし、いいものが、よりよいものがつくれれば利用者もどんどん、どんどん増えていくということで非常にいいことだと思いますが、だがこれ今口で言うことは簡単だと思うのです。理屈だとそうだとは思うのですが、ではそれを本当に進めようというところが、きっかけづくりというのがすごく難しいよねというのは先ほど話していた議員との間で話をしています。これを、では本当に進めようというところになると、なかなか進まないというのが現状だと思います。ですので、ぜひ広域連携の議論を浦幌町が率先して進めていくというような考えの下、まず近隣市町村とも話合いは重要なのですが、浦幌町としていろんな事務事業がある中でこういうものは広域連携し得るのではないかというのを項目を洗い出して、それを公表して、こういう事業だったら近隣市町村とやるとこういういいことがあるのではないですかみたいなことを庁舎内でまず議論して、それを公表していくことが広域連携の進める第一歩、そして浦幌町が広域連携を進めていくのだという意思表示にもなると考えておりますが、最後この点ちょっと町長にお考えをお伺いしたいなと思います。
答弁 町長 井上
ただいまの沼尾議員のご質問にお答えしますが、広域連携につきましては、私もかつては行政職員だった以上、当然この点はできるなとか、肌感覚ではこういったことは広域連携をしていくべきだというふうな業務については何となくではありますが、イメージはあります。ただいま沼尾議員が言うように、それを浦幌町として公表、洗い出しをしながら、そこから投げかけていくというのも一つの提案なのかなと思いましたので、今はそのことに関しては真摯に受け止めたいと思います。一方で、私自身はもう既にこういった洗い出し自体は決してやっていないわけではなくて、むしろこの主導となる十勝圏の中で、あるいは振興局単位、または町村会の中の首長の中でもこういった部分をしっかりと議論するために、そういった中では私自身から広域の可能性について提案することというのはできるのかなと思っております。近隣自治体の首長とは会うたびにそういったお話がないわけではありませんから、先ほどの部活動地域移行の話にしろ、あるいは一つの講演会にして多額の費用を用意して1人の講師を呼ぶのであれば、その近日日程の中で一緒にシェアすることで一自治体からの負担を減らすこと、そんなこともアイデアとして出ておりますから、まずはできることをしっかりと話のテーブルにのせながら、ひいては今皆さんが抱えている業務をできる限り効率化したり、町民の皆さんのサービス向上のためにでき得る広域連携について十勝圏を含めて考えていきたいと思っております。以上です。