みんなの議会

浦幌町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月12日

(1)民法改正と法教育/(2)通学路の見直し

2021年12月12日、浦幌町議会の一般質問で、伊藤光一議員が「民法改正と法教育」「通学路の見直し」について質問し、教育長 水野、教育次長 熊谷が答弁しました。

質問者
伊藤光一 議員
答弁者
教育長 水野、教育次長 熊谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 伊藤光一

通告に従い、一般質問させていただきます。質問は項目ごとに行います。項目1、民法改正と法教育。民法改正により令和4年4月1日から成年年齢が20歳から18歳となることから、その影響を受けると思われる成人式等の式典の挙行及び小中学校の法教育について以下の点について考えを伺います。1、成人式等の式典はこれまで20歳を対象に行われているところ、成年年齢の改正により成人式における対象者をどうするかについて各自治体にて議論が行われ、既に令和5年以降の成人式等の式典開催方針を発信している自治体が数多く存在しております。これら自治体においては、成人式の対象者をこれまでどおり20歳としているところがほとんどでありますが、仮に本町においても20歳を対象とする場合、18歳から2年も経過した20歳になった時点において成人式等の式典を行う趣旨や意義について改めて議論が必要になると考えております。また、その開催方針については早めに情報発信をしなければ衣装業者、美容室等関係事業者の準備にも影響を与えることは論を待ちません。そこで、本町において令和5年以降の成人式等の式典対象者をどうするのか及び式典の意義や開催方法について議論が行われているのか否か、もし行われているのであればその内容並びに令和5年以降の成人式の式典開催方針の発信時期についてお伺いいたします。2、前述のとおり、成年年齢の変更に伴い今後は今まで未成年者として保護されていた18歳、19歳の方々の消費者被害の増加等が懸念されております。また、本年5月には少年法の改正による厳罰化の影響を受け、今後は犯罪を犯した18歳、19歳が検察より起訴を受けた場合には氏名が公表されることになるそうです。思うに未成年者であっても例えば生活用品を購入すれば売買契約を、汽車に乗車すれば運送契約を締結するなど、意識するまでもなく法律行為は日々行われており、また人を傷つけてはいけない、人のものを盗んではいけないなど知らず知らずのうちに法に基づいた社会行動を行っていることは事実でありますが、前述した消費者被害防止の観点や刑事手続の厳罰化の流れを鑑みると、今後未成年者の法教育はますます重要になってくると考えております。また、先日の新聞にて報道されたとおり、刑事裁判において成年年齢の改正に伴い18歳から裁判員に選任され得ることになり、裁判員に選任されれば被告人に対し死刑や無期懲役等の刑を科すことを判断しなければならず、18歳や19歳という若い年代の方々が他人の生命や人生に多大な影響を与える役割を担う存在になることを考えると、早期法教育はもとより、今後はより一層具体的及び実践的な法教育を行う必要があるのではないでしょうか。そこで、現在小中学校においてどのような法教育が行われているのか、その具体的な法教育の内容と今回の成年年齢の改正を受けて今後はどのような法教育を行おうと考えているのかお伺いいたします。

答弁 教育長 水野(教育長は2025年3月まで)

伊藤議員の1項目めのご質問にお答えします。1点目の令和5年度以降の成人式の挙行についてでありますが、現在式典対象者の年齢や式典の意義、開催方法について検討を行っており、現状では令和5年以降の成人式の対象者は従来どおり20歳とすることを考えております。その理由といたしましては、仮に18歳を対象とした場合、受験や就職活動のため多忙であることに加え、経済的負担が大きい時期であり、式典参加に係る負担が過大となることが推測されます。また、今回の民法改正で成年年齢は18歳となりますが、飲酒や喫煙などの年齢制限は20歳のままであることから、これらの行為が可能となる20歳に改めて社会人としての責任を自覚する機会として式典を行うことに重要な意義があると判断しているところです。令和5年以降の式典の実施時期につきましては従来どおりとするなど今後速やかに開催内容を決定した上で、12月中に町ホームページやメール配信サービス、公式ラインと併せて1月末発行の広報2月号により幅広く周知してまいります。2点目の小中学校における法教育についてでありますが、各学校においての授業の内容につきましては文部科学省から告示された学習指導要領を基本に各学校が学校教育計画や教科の目標、各学年の指導の重点等を定めた教育課程を編成し、これらに基づき授業を行っております。具体的な法教育内容につきましては、小学校においては家庭科の授業で買物に関連し契約の法律を学ぶ内容や社会科の授業では憲法、政治、選挙といった内容を学んでおり、中学校においては社会科、公民科の授業で憲法、政治、選挙を学ぶほか、権利、消費、契約など幅広い範囲で法に関連した授業を行っております。また、特別な教科、道徳の授業において法や決まりの意義を理解し、それらを進んで守るといった遵法精神や社会の秩序と規律を守る公徳心など生徒自身が主として集団や社会に関わっていく上で必要とされる法と社会の関係性について自ら考え、討議する学習活動を通し学んでおります。成年年齢が改正されたことは児童生徒においても身近に感じる出来事であり、法教育を通して社会で求められる資質や能力を育むことはとても重要であると認識していることから、今後の法教育につきましては学習指導要領の内容を十分に踏まえ、指導において確実に反映されるよう教育委員会といたしましても教育課程編成の内容確認や各学校の連携を図ってまいります。以上、伊藤議員の1項目めの答弁といたします。

再質問 伊藤光一

それでは、再質問させていただきます。まず、成人式の開催についてなのですが、全国でも非常に問題になっておりまして、国においても成人式の時期や在り方等に関する分科会が設置されています。そこから報告書が公開されているのですが、その報告書の中で成人式の対象を18歳とすべきという意見がありまして、その意見として成年年齢が18歳に引き下げられることから、成年となったことの自覚を促すための機会としてできるだけ早い時期に成人式を行ったほうが、実施したほうがいいという意見がありました。もう一つ、成年年齢の引下げから数年が経過し、18歳で大人になるという認識が社会に定着すれば、成人式の対象者も18歳とすることが自然になると考えられる、こういう2つの主な意見がございました。逆に言うと、今後もこれまでどおり20歳を成人式の対象とすると、18歳から成人であるという自覚が薄れるという危険性、可能性が出てくると私は考えられます。また、答弁において対象者を仮に18歳にした場合、受験や就職活動のため多忙であること、式典参加に係る負担が過大となるので20歳を対象にすると答弁いただきましたが、それならばその開催時期をずらすことによりその問題は私は解消されると思います。このようないろいろな考え方を考慮した上で、なお成人式の対象を従来どおり20歳とするという考えに至ったのはどのようなところにあるのかお答えいただけますでしょうか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまの質問にお答えします。成人式の年齢を20歳にしたというような内容につきましてですが、ただいま教育長が答弁したとおり、まず仮に18にした場合それぞれ受験、そして就職活動、そういうものに対して当事者が多忙であると。また、保護者につきましては、親御さんにつきましては例えば令和5年に成人式を行った場合に3学年分の自分の子どもたちの成人式を行わなければならないということになると、本当に経済的に負担がかかるというようなことが十分に考えられます。そういう意味では、先ほど確かに伊藤議員が早い時期に社会の自覚を持たせるというようなことで早い時期での成人ということもそのとおりかもしれませんが、今言ったような理由、またそれから十勝管内の令和5年の成人式の調査というのが、先月ちょっとやった調査があるのですけれども、その中でも今令和5年につきましては19の市町村が20歳に行うと、対象年齢を20歳にするというような調査結果があります。また一つ、これは内閣府が行った世論調査の部分がありますが、その内閣府が行った世論調査の中でも16歳から22歳の方に聞いたところ、20歳で成人式とするほうがよいと答えた方が70%以上いるというような調査結果になっておりますので、そのようなものを踏まえまして、令和5年以降は20歳とするということにしております。以上でございます。

再質問 伊藤光一

あと、先ほどの答弁で成人式開催についての周知、12月とされておりますが、これは本年という理解でよろしいですか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。本年の12月に周知するというようなことでございます。

再質問 伊藤光一

いずれにしても、しっかり成人式の意義ご検討いただいて、令和5年以降の成人式の開催について心配されているご家庭もいらっしゃると思いますので、早めにご周知いただければと思います。次、法教育についてです。先ほどの答弁の中で小学校では契約の法律を学んだり、社会科の授業では憲法、政治、選挙、また中学校でも憲法、政治、選挙など学び、また権利、消費、契約など幅広い範囲で法教育を行っていると答弁いただきました。調べたところによると、学習指導要領が平成29年に変更され、その実施時期は小学校は令和2年度、中学校は令和3年度となっており、現在小学校、中学校では裁判員制度にも触れているということになっております。また、中学校の技術、家庭科の中では先ほど答弁いただいた以外に消費者被害やクレジット契約などの3者間契約を扱うということになっているそうです。このような法教育というのは私が学んだときにはなかったものなのですが、現在小中学校ではこのようなことを学んでいるという理解でよろしいでしょうか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。今伊藤議員のご質問にあったとおり、まず学習指導要領がございまして、新しく改訂されました学習指導要領には中学校におきましては令和3年から改訂された学習指導要領によって今授業を行っております。その中では、中学生は社会科の公民の中で裁判員制度を学び、また家庭科の中でクレジットですとかの3者契約、そしてまた消費者被害における理解ですとかその対応ですとか、そういうような授業を行っております。

再質問 伊藤光一

これ私の経験なのですが、私一人暮らしを始めた頃、電話がかかってきまして、旅行代金が格安になる会員になりませんかという勧誘がありました。私法教育など受けていませんでしたから、のこのこ行きますと、結局30万円の英会話、教材を購入する勧誘ということで、大体五、六時間ぐらい私拘束された経験がございます。また、最近では中学生でもオレオレ詐欺の受け子として逮捕されたというニュースも耳にしております。答弁には学習指導要領の内容を十分に踏まえ、指導において確実に反映されるよう教育課程編成の内容確認や各学校との連携を図ってまいりますとありますが、浦幌町の子どもたちに私みたいな怖い思いだとかだまされるだとか、そういう被害に遭ってほしくはないなと私は感じているところであります。そこで、このような消費者被害だとかさきに申し上げたクレジット3者契約の内容だとか裁判員制度の内容だとか、そのような学習は実務家を利用した、実務家に講師として頼んで講演してもらうだとか、そのような学習が効果的ではないのかなと私は考えますが、教育委員会としてどのようにお考えですか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。ただいまの伊藤議員のご質問の趣旨は、専門家による外部講師というようなことだと思います。まず、先ほど来説明しておりますとおり、学校は学習指導要領に基づきまして、そしてまた校長先生の責任において学校ごとに編成します教育課程により学校の教育課程が策定されているということから、教科書指導に沿った法に基づいた教育、それを行っております。しかしながら、ただいま伊藤議員のおっしゃるとおり、外部講師を活用することでより効果的な指導ができると学校が判断したのであれば、外部講師を使うと、外部講師にお願いするということは可能ではないかなと考えているところでございます。

再質問 伊藤光一

もう一点、浦幌の主な公共交通機関というのはJRと、あとコミュニティバスがございます。コミュニティバスは無料ですので、実際に料金を払って乗車する公共交通機関はJRということになるわけですが、中学生が高校に進学する場合、JRに乗車して通学ということになった場合、いきなりJR通学といっても子どもたちは戸惑うのではないかなと私は考えます。例えば都会の子どもたちは小学校1年生の段階で満員電車に乗って通学をしているわけです。しかし、浦幌町は高校生にならないと通学のためにJR使うということはほぼないわけですから、そうすると都会と田舎で教育の差が出てくるのではないかなと私は考えています。なので、何が言いたいかというと、JRに乗るという行為も運送契約という契約、法律行為を締結しているわけであって、私これだって立派な法教育だと思います。なので、今後は座学だけではなく、こういった体験型授業、こういうのも増やしていく必要があるのではないかなと私は考えますが、いかがお考えですか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。まず、JRを使っての中学を卒業してからの高校進学に当たり、浦幌の子どもたちはJRを使うということで、JRに乗る行為、そういうようなものについての教育というような質問だったかと思うのですけれども、しかしながらJRに乗る行為、JR通学が、そのことを学校側が指導するかどうかと。学校側が指導するのか、それともそれは家庭における指導なのかと、その辺のところの議論はあると思いますが、しかしながら今現在、浦幌小学校についての話しさせていただきます。浦幌小学校は、小学2年生のときにサケの遡上見学というものがあります。そのサケの遡上見学で厚内で授業を行うという、その厚内で行う授業のときに帰りにJRを利用しまして、JRを使っての乗車の仕方、乗り方、そういうようなものを学習しているというようなところでございます。

再質問 伊藤光一

分かりました。JRの乗車体験だとか、そういう授業もなされているということで理解させていただきました。最後に、小中学校に対する保護者の期待というのは高まるばかりで、先生方も大変苦労されていると思います。特に浦幌町は農作業体験とほかにない教育も実践されていることから、時間的に何もかもやるというのはなかなか難しいのかなというところも私感じているところであります。ただ、この点に関しては優先順位をつけていかなければいけないのかなと思いまして、そうすると法教育の優先順位ってどんなものなのかなと考えてみると、私は優先順位は高いと思います。我々は法という枠組みで生活をしており、例えば売買契約を締結しても印鑑を押さなければ守る必要がないだとか、動画やイラストを購入して、私の所有物だから勝手に公開してもいいなどと勘違いする可能性もあります。そういった場合、損害賠償受けたりだとか、また下手すると刑事事件として捕まる可能性もあるわけです。ぜひこれからの法教育に関してしっかりと検討いただいて、例えば外部講師を呼びたいということであれば、私も微力ながら協力をさせていただきます。ぜひもう一度この法教育の在り方についてご検討いただければと思います。それでは、次の項目に移らせていただきます。項目2、通学路の見直し。小中学校の通学路については学校により指定されておりますが、現在中学生の通学路に関し市街地においては町道通学通りが指定されております。しかしながら、この通学路は夜間において街灯はあるものの人通りがほとんどなく、日の入りが早い今の時期においては夜間一人で歩くことにちゅうちょするのではないかと感じており、さらに同通学路は歩道も狭く、歩行者を観察しても実際は車道を歩いている方がほとんどであり、現在の通学路であっても車との接触事故等交通事故に遭遇する危険性は否めません。翻って、市街地においては指定通学路と平行に走る道道本別浦幌線が存在し、現在の通学路よりも交通量や人通りも多く、街灯や店舗等の明かりにより夜間であっても明るく、防犯上の観点から安心して通学ができ、通学路に最適ではないかと感じます。確かに自転車通学の場合、同道路は車両通行量も多いため原則車道通行義務がある自転車で同道路を通行するのは危険であると考えますが、そもそも歩行通学の場合にはその危険はなく、また自転車であっても道路交通法上車道または交通の状況に照らして自転車の通行の安全を確保するためやむを得ないと認められるときには歩道を通行することが可能です。なお、この場合には歩行者との接触事故の可能性がありますが、であるならば自転車通学の場合は現在の指定通学路、歩行にて通学する場合には道道本別浦幌線を利用してもよいなど通学路を複数のパターンにて設定してもよいのではないでしょうか。さらには、町の活性化施設である交流施設フタバも道道本別浦幌線に存在し、利用する生徒たちの利便性の向上や同道路の人通りの増加、下校時の生徒たちの会話や振る舞いから華やかさ、にぎやかさが生まれ、付随的に町の活性化に寄与することを考えると、同道路を通学路に指定するメリットは大きいと考えます。以上述べたとおり、通学路の見直しに関し現在の通学路への指定に至った経緯を踏まえ、通学路の見直しについて町としての見解を伺います。

答弁 教育長 水野(教育長は2025年3月まで)

伊藤議員の2項目めのご質問にお答えいたします。通学路の見直しについてでありますが、夜間の通行や自転車通学といったところから主に浦幌中学校の通学路に関しての対応と考えられますが、現在浦幌中学校には町道通学通りを通学路として指定しております。指定に至った経緯につきましては、指定となってからかなりの年数が経過しており、不明な部分もありますが、国道38号線を横断せずにアンダーパスを利用し、そこから北栄団地まで一直線で通行できるため、児童生徒の安全監視や除雪等も含めた道路管理上の利便性も考慮し、指定したものと考えられます。通学路の指定につきましては、各学校において決定していることから、危険な箇所や交通事故の可能性が高いなど登下校や防犯上に問題ある場合については学校とPTAで通学路の見直しについて協議をしていただくことになります。教育委員会では、通学路安全対策連絡協議会において学校やPTAからの意見を踏まえ、危険箇所の確認と改善に取り組み、児童生徒の通学における安全確保に努めてまいります。以上、伊藤議員の2項目めの答弁といたします。

再質問 伊藤光一

それでは、再質問させていただきます。1点事実確認なのですが、本件通学路、私も実際に見させていただきました。結構歩道部分が狭い部分があります。雪が降ったときにこの歩道部分に関して除雪は通学前になされているのかどうか確認したいのですが。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

通学路の除雪についてでございますが、雪が降った場合にはまず優先的に通学路を空けております。ただ、歩道の除雪については全ての通学路の全線が完全に子どもが通学する時間帯に空いているかと言われると、その辺のところはやはり雪が降ると様々な道路を除雪しなければならないという観点から完全に登校時には空いているというようなことはあり得ない場合もあります。しかしながら、優先的には通学路について空けるということをしております。以上です。

再質問 伊藤光一

そうすると、雪が降ったときに通学路ですから、道路部分はきちんと除雪されていると思いますが、歩道部分に関しては除雪が間に合わない、そういった事態もあるということでよろしいですね。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。これはあくまでも雪の量によって違うと思いますので、ある程度の雪の量が降ればやはりそういうような事態もあり得るかと思います。しかしながら、それについてはほかの道路についても同じようなことが言えるかと思います。町道についてもしかり、また道道についてもしかりと。雪の量によっては、やはり除雪の対応というのはなかなかスムーズにできないということが発生してくると思います。

再質問 伊藤光一

本別浦幌線に関しては私も家が道路に面していますから、朝早くからきちんと歩道部分に関しても機械で除雪がなされているので、今回通学路に関して本別浦幌線にしたほうがいいのではないかと提案をさせていただきました。ただ、先ほどの答弁からすると、総じて通学路の見直しについての是非に関しては教育委員会としてはお答えすることができないという理解でよろしいですか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

学校が指定している通学路につきましては、児童生徒の安全を第一に考えまして、学校が通学路の指定を行っているというような内容でございますので、もし通学路について見直しというようなご意見が生徒、それから保護者の間に上がってくれば学校側と十分に協議をしていただいて、通学路の見直しについて検討していただきたいと考えているところです。

再質問 伊藤光一

先ほどの答弁の中で通学路安全対策連絡協議会というものがございます。これには教育委員会も関わっていると思いますが、私が質問させていただいた通学路の見直しに関してこの通学路安全対策連絡協議会に議題として教育委員会から上げてもらうことは可能でしょうか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

まず、通学路の安全対策連絡協議会ですが、この大きな役割は今通学路として指定されている通学路について、通学の安全が確保されているのかというようなところがこの協議会の大きな役割だと思います。ですので、見直しについては、また先ほど私が説明申し上げましたとおり、やはり生徒、それから保護者の方々から声を上げていただきたいと。もし見直しを希望するのであれば、求めるのであれば声を上げていただきたいと思っているところです。

再質問 伊藤光一

そうすると、私も中学生、小学生のいる親であります。そうすると、私から学校にこういう通学路見直したらどうかという声をまずは上げることが先決だということですか、通学路の見直しをするためには。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

先ほど通学路の決定についてということでどのように決められるかということについてご説明をさせていただいておりましたが、まず学校長が学校周辺の比較的安全な道路を通学路として決めているというような説明をさせていただきました。そういう意味合いでは、繰り返しになりますが、やはり通学路を使用する生徒、そしてあと保護者の方々と学校とが十分に通学路について協議を行って、そして見直しをするというようなことであれば、見直しについての協議を行っていただきたいと考えております。以上です。

再質問 伊藤光一

すみません、しつこくて。そうすると、この通学路安全対策連絡協議会というのは、通学路の見直しに関しての話合いの場ではないという理解でよろしいのですね。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。先ほども説明しましたとおり、あくまでも現在指定されている通学路の安全確保をそれぞれ組織されている各団体、例えば組織されている団体につきましては北海道開発局、それから帯広総合振興局の帯広建設管理部、そして池田警察署、浦幌町の校長会、浦幌学園、上浦幌学園のPTA、町の施設課、教育委員会というような組織で構成されている協議会です。その協議会が今指定されているそれぞれの管理している道路、その道路について安全性を確認しながら、もし問題点とか改善すべき場所があれば改善していくというのが協議会の大きな役割でございますので、その辺のところご理解よろしくお願いしたいと思います。

再質問 伊藤光一

私としてもこの通学路安全対策連絡協議会でも今の通学路に関してではなくて、ほかにいい通学路、ほかにいい道路があればこの協議会で話し合うことも可能なのではないかなと私は考えているところですが、これに関しては時間もないので、ちょっとまた今度検討というか、また質問するかもしれません。もう一点、ちょっと関連事項なのですが、本町に太陽の手紙という事業がございます。これは小学校の5、6年生が浦幌町に対して町に対する意見をまとめ、発表してもらっているものなのですが、今回この通学路に関していろいろ調べましたら、令和元年度の太陽の手紙の中で上浦幌小学校から通学路に対して意見がございました。その内容は街灯や白線、ガードレールをつけてほしいだとか、通学に邪魔な雑草を刈り取ってほしい、道を平らにしてほしいという要望があったのですけれども、この点について町として対応は行ったのでしょうか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいま太陽の手紙によります子どもたちからの通学路の安全要望というような内容だったかと思います。実際に令和元年に太陽の手紙の中でそのような要望が上浦幌中央小学校の子どもたちからありました。実は、先ほど通学路安全対策連絡協議会、この話になっておりましたけれども、まず浦幌には浦幌学園、上浦幌学園といいまして、2つの学園があります。各学園から毎年通学路の安全マップというようなものが教育委員会に届きます。その安全マップというものは例えばここは危険な箇所がありますよですとか、そういうような内容なのですが、それを基に先ほど説明しました通学路の安全対策連絡協議会が危険な箇所の確認をしているというような状態でございます。ですので、先ほど太陽の手紙で子どもたちから要望があった箇所につきましては、毎年提出されている通学路安全点検マップという中にもございます。この点検マップというのは、これを基に先ほどの通学路安全対策連絡協議会が点検しているということでございますので、申出のあった場所は点検をしておりますが、ただ改善をすぐされたかどうかというところは、それぞれの所管が管理する道路がありますので、やはりそれぞれの管理している所管の予算ですとか、そういうものがございますので、すぐ対応できるというようなものもあれば、なかなか対応できないというものもあろうかと思います。しかしながら、今回も通学路安全点検マップの中で上浦幌地区での小学校、中学校における通学路、そこで、これは道道になりますが、道道が非常に見通しが悪いというような、そういう点検マップの中での指摘がありました。それぞれ通学路安全対策連絡協議会の中で現地に赴きまして、先ほど言いましたそれぞれの団体で現地を確認しまして、そして協議を行いました。その結果、見通しの悪い道路につきましては学校の前後に学校があるのでスピードを落としてくださいというような、そういうような道路標識をつけるということで、これは道道になるのですけれども、すぐ対応していただいたという経過がありますので、いずれにしましてもすぐ対応のできるところとできないところがありますが、子どもたちから上がってきた要望につきましてそのような形で対応しているということでご理解いただきたいと思います。

再質問 伊藤光一

もう時間がないのですが、イエスかノーだけでお答えいただきたいのですが、その対応いただいた、検討しなければいけないのは分かるのですが、今検討していますだとか今予算の関係上できませんだとか、そういうのを子どもたちから意見が上がったときにそれを子どもたちに伝えているのかどうか、ちょっと短く答弁いただけますか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

実際に生徒児童に伝わっているかといいますと、ちょっとそこまでは確認は取れていませんが、それぞれ通学路の安全対策連絡協議会で協議を行いまして、そして点検した結果につきましてはそれぞれ学校、それからPTAに点検結果を報告しております。以上です。

再質問 伊藤光一

今回学校等に報告されているというお話でしたが、実際に子どもたちが提案したわけですから、子どもたちにこうなったよだとか、今こうしているよだとか、今ちょっと予算がないけれども、一応町としてはきちんとやっていますよだとか、そういう報告というのは私非常に大事ではないかなと思うのです。子どもたちもそれ報告受けたら自分たちのやっていることに対してとてもうれしいし、自信にもつながると思います。ぜひそういうことをやってほしいと思います。あと、最後になりますが、たかが通学路といっても子どもたちが毎日利用する道路であって、今後子どもたちの大切な記憶に刻まれると思います。その記憶が暗く寂しい道というのはちょっと寂しいのではないかなと私感じるわけです。よりよいまちづくりというのは何も大きな事業をすることだけではなく、小さなことであっても一つ一つ改善していくことが私は大事であると考えます。ぜひ町として通学路の見直しについていま一度検討いただきたい旨改めて申し上げて、一般質問を終わらせていただきます。答弁は不要です。ありがとうございました。

出典:浦幌町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月12日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる