浦幌町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日
遊休地・遊休施設の今後の活用
2020年3月9日、浦幌町議会の一般質問で、安藤忠司議員が「遊休地・遊休施設の今後の活用」について質問し、町長 水澤、総務課長 獅子原、まちづくり政策課長 岡崎、産業課長 小川が答弁しました。
- 質問者
- 安藤忠司 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、総務課長 獅子原、まちづくり政策課長 岡崎、産業課長 小川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 安藤忠司
通告に従い、一般質問を行います。遊休地、遊休施設の今後の利活用について。現在第4期まちづくり計画の策定中でありますが、その中で遊休地、遊休施設について検討されているのか。昨年の3月の第1回定例町議会の予算審議において北栄地区の公営住宅除却用地について質問をしましたが、その後の跡地利用について検討されたのか。また、遊休施設について、今まで同僚議員が平成24年に一般質問をされ、平成25年に総務文教厚生常任委員会で今後の施設の活用について所管事務調査が行われております。今後は、民間事業者のノウハウや資金等、最大限の利活用を目指し、公募型のプロポーザル方式により利活用を募るということだったが、その後の進展はあるのか、次の4点について伺いたい。1、北栄地区の公営住宅跡地について、分譲など跡地利用について再度伺いたいと思います。2、農村環境改善センターについて利活用などのプロポーザルや別の利活用を検討しているのか伺いたい。3、高齢者活動センターの事務所、キノコ栽培棟の利活用は検討しているのか伺いたい。4、帯富地区の農業拠点施設について、今後の利活用について伺いたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
安藤議員のご質問にお答えします。遊休地、遊休施設の今後の活用についてでありますが、遊休資産については町有建物有効利用打合せ会議において協議をし、民間等への売却、貸付け、貸与を行うなどの有効活用を進めることとしており、具体的な利活用を見いだせなかった施設については、民間が保有するノウハウ等の活用を目指しました。1点目の北栄地区の公営住宅跡地につきましては、昭和47年度建設の公営住宅7棟28戸を平成28年度、29年度に除却し、更地となっていますが、現在も引き続き公営住宅用敷地の行政財産として管理しております。このため、当面は宅地分譲等を行わず、行政財産として管理することとしていますが、昨年の第1回町議会定例会でご質問のありました定住対策としての利活用については、今後現在策定中であります第4期まちづくり計画において検討を行ってまいります。2点目の農村環境改善センターにつきましては、町民から寄せられたご意見、ご提案を含め様々な可能性を模索し、多角的に検討を進めましたが、多額の改修費や維持費を考慮すると適切な管理形態や運用の在り方、具体的な利活用が図れないことから、平成26年にプロポーザル方式による民間事業者からの利活用計画を募ることとし、公募しましたが、応募者はありませんでした。その後、施設の効果的な利活用について模索しておりますが、有効な活用法は見いだせておりません。3点目の高齢者生産活動センターにつきましては、昭和54年の建設から41年が経過し、老朽化も進行していることから、施設の再利用は困難であると考えております。4点目の農業技術拠点施設につきましては、農業近代化施設整備事業により新技術の開発、種苗の供給等地域農業振興の発展を目的として平成元年に建設されましたが、維持管理費用の増加、財政状況の悪化などの理由により平成16年3月に閉鎖しました。その後、平成17年4月から平成20年8月までの間は食品製造業者の申出により事務所として利活用されていましたが、平成20年9月以降は閉鎖した状態になっており、新たな利活用についての検討は行っておりません。以上、安藤議員への答弁といたします。
質問 安藤忠司
まず、最初に聞きたいのですが、町有建物有効利用打合せ会議、この会議についていつ頃どのくらいの回数行われたのかお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)
ただいまのご質問の町有建物有効利用打合せ会議につきましては、当時総務課が所管しておりましたので、私から答弁させていただきます。この打合せ会議につきましては、理事者を含みます各課横断的に職員24名で構成されていたものでございます。平成22年4月から平成23年7月までの間に5回開催しております。内容としましては、農村環境改善センター、高齢者生産活動センター、旧常室小学校、旧吉野幼稚園の利用について検討しているものでございます。以上です。
質問 安藤忠司
今言われた平成22年からということでございますけれども、約10年たっているということで、それまでの間は投げっ放しで、全然そういう会議を持たないということだったのですか。
答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)
ただいまの件でございますが、当時から年数がたってございますが、このときもいろいろ、先ほどの質問の中にもありましたとおり、所管事務調査ですとか一般質問等がございまして、その後プロポーザル方式によります貸付け等、そういったものを行ったらどうだということで、現実に行っておりまして、その結果として不調ということで、全くそういった問合せ等も申込み等がなくなっている状況でありまして、その後については検討等は行っていない状況でございました。以上です。
質問 安藤忠司
次に、1点目の北栄地区の公営住宅跡地についてですけれども、答弁の中で今後第4期まちづくり計画の中で検討していくということでございます。これ振興計画審議会の中の何部会に当たるのですか。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えします。審議会の中には3つ部会がありまして、このような案件は産業建設部会になるかというふうに思いますけれども、どのような形で持っていくかということによって部会が替わるおそれもありますし、例えば重点プロジェクトになりますと、3つの各部会にそれぞれお諮りするという形になりますので、どのような形で提案をしていくかということによって部会の担当が替わるということでご理解いただきたいと思います。
質問 安藤忠司
次に、2点目の農村環境改善センターの関係についてですけれども、プロポーザル方式で応募者がいないということでございますけれども、農業だとか林業も含めて研修施設として造られたものだと思います。中には調理場、研修の場、図書室だとか小体育館が配置されております。このまままだ使おうと思えば使えるのかなと私は思っております。あそこは公共下水道がまだ引かれておりませんけれども、以前聞いた話では約1,000万円ちょっと、今のアイスアリーナから引いてくるとそのぐらいはかかるのかなということでございました。あと、暖房機だとか、そういうのも含めて今公民館ではFFストーブを各部屋につけて、利用されていると。そうしますと、燃料費についても10分の1ぐらいの効果は上がっているということもありますし、やはりその辺でもう一度町のほうで施設として考えていけないのかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 産業課長 小川(産業課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。昭和63年当時、確かに議員のおっしゃるとおり、農業農村施設のための施設として建設されました。現在もその機能を再び再利用ができればそれに望ましいことはございません。これまでの所管事務調査等でも、議員も御存じのとおり、老朽化が大変進んでおりまして、前回の委員会調査では1億8,000万円ほどの概算の試算額が示されております。実際使用用途によっては1つの会議室だけを使用する、そういった使い方によっては先ほど議員がおっしゃったFFストーブの対応ですとか、そういったことも可能かとは思いますけれども、現在の老朽化度合いは前回の調査から比べますと、またより進行しているように私としては感じております。また、給排水設備、見える部分ではないのですけれども、そういった部分への改修も大きくなる、そういったことを考えますと、何かの用途として検討、模索していくということは先ほども答弁の中で表現をさせていただいておりますけれども、当然そのことは続けていくのですけれども、まずは何の用途に使えるかというところは今後も継続して考えていきながら、その用途によっては今おっしゃられた内容についても研究をしていく一つだというふうには認識をしています。以上です。
質問 安藤忠司
この3点目の高齢者センターの関係についても、老朽化ということでございますけれども、この農業環境改善センターについては鉄筋コンクリート造ということで、まだまだ使えます。この役場庁舎にしても昭和45年に建ったものを今でも使っている。今後まだ20年、30年使われていくと思います。やはり今建物の関係で古民家だとか、そういうことも含めてやっているさなかに、まだ平成元年ぐらいにオープンしたところのこの農業環境改善センターなどやはりもっと有効利用しないと、町として幾ら金あってもこれたまらないのかなと。本当に残っていかないかなと。ですから、やっぱり少しでも有効利用ということを考えていただきたいと思いますけれども、それともう一つ、この建物については高台にございます。それで、町のほうでは今防災の関係、備蓄倉庫も含めて考えられているということでございます。高台のこの農業環境改善センターについてやはり防災の拠点施設ということも含めて考えていかないと、現在の本当にゲリラ豪雨、雨など異常気象の関係でどこの県でも大変な対応をしているということでございます。こういうものも、浦幌川、大きい河川もありますし、ここの横に旧オベトン川、今まで、最近はありませんけれども、平成元年、昭和63年とか、そういうときに堤防を越えて、光南地区だとか南町のほう浸水しているということで、今後こういうゲリラ豪雨とかということで何百ミリも降ったとき、少しでも高台ということを考えて、あそこの高齢者センターも結局役場の地区から見ると、やはり高台には高台になります。ですから、そういうところもやはり少しでもリニューアルして、使用していただきたいと思っております。その辺について。
答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)
防災の関係でございますので、私からお答えいたしますが、今お話ありましたとおり、防災倉庫につきましては当初平成30年に実施設計を行い、平成31年、翌年に建設する予定としておりましたが、新たな浦幌川の洪水浸水想定区域が公表される見込みであったことから、その事業については一旦ストップしている状況でございました。昨年8月に北海道より浦幌川の新たな洪水浸水想定区域が公表されましたので、その中では洪水時に利用が可能となる避難所ですとか、またその収容人数など防災対策について総体的に今見直しをしなければならない部分もございます。そういった上で、農村環境改善センターですとか高齢者生産活動センターは、今言われたとおり、若干市街地の中でも高い位置にございまして、洪水の浸水区域からも外れているものでございますので、当然そこの利活用についても検討する値はあるというふうには考えております。ただ、現地のほうも先日見てきたのですけれども、防災倉庫としての活用ということであれば、体育館の部分もあまりに広くて、そのまま使えるかどうかという部分がありますが、その辺どれだけの費用がかかるか、財源の面も含めて検討する余地はあるかと思うのですけれども、本来であれば避難所としても使えればいいのですけれども、避難所のみの施設というものは、今ほかの避難所もそうですけれども、通常は違う用途で使用しておりまして、そこの中で管理運営とされておりまして、いざというときに避難所になるということですので、管理等は通常行わなくてもよろしいのですけれども、避難所のみの機能とかになってしまうとなかなかそういう部分では現実的ではないかなというふうには考えてございますが、そういったものも含めて、総体的に今言われた部分も含めて検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 安藤忠司
その辺考えていただきたいと思いますけれども、高齢者センターなのですけれども、これも昭和54年に建設ということでございますが、これ建物、鉄骨造の平家建てでございます。構造的には何の、まだまだ使えるものと考えております。今老朽化していますということで、再利用は困難ですということでございますが、これは表面を見ただけのことであって、構造的にまだまだ使えるものについてはやはりどんどん使っていただきたいと考えております。この辺についても、今総務課長答弁されましたから、考えていただきたいと思っております。それから、拠点施設についてです。本当にまだ新しい建物でございますし、農業関係者も含めて今後まだ利活用について検討もっとしてほしいと思いますけれども、その辺について。
答弁 産業課長 小川(産業課長は2025年3月まで)
4点目の農業拠点施設の利活用についてでございます。こちらにつきましては、先ほどの答弁の中でもご説明をさせていただきましたとおり、平成20年まで使用がされておりました。それから休止後おおむね11年たってはいるのですけれども、先日状況のほう確認してまいりましたところ、内部におきましては見る限りにおいては特に大きな損壊もなく、十分事務所として活用できるというようなふうに見てきたところです。やはり我々も遊休施設は有効に活用していかなければならないと、そういった観点からは農業団体ですとか様々な方の利活用が望めないか、いただけないかということで今後検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。以上です。
質問 安藤忠司
最後に、町長にお聞きしたいと思いますけれども、今の各施設についても含めて、今後認定こども園が建設された後、浦幌幼稚園、しらかば保育園もやっぱりこの検討していく施設となると思います。この幼稚園についても保育園についても昭和51年でございますけれども、鉄骨造の平家でございますので、まだまだ利活用はできると思っております。この辺、今後の振興計画の審議会のほうで検討されるべきと私は思いますけれども、その辺についてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
町有施設の利活用については、まさに毎年のように、毎年といいますか、平成23年、24年、25年と議会の皆さんからいろんな質問を頂きました。そのためにお答えしていますのは、利活用について本当に町として検討していきたいという言葉でありました。本当に町有地を有効利用するというのは当然でありまして、これをどうやって履行していくかということが今本当に頭を悩ませているところであります。先ほど1回目の答弁でいろんな検討させていただきながら考えているということでありますけれども、要はこの施設が閉館になった、休館した理由は何かということを考えると、それはあくまでも管理費と維持費がかかるために財政に影響を与える、そのために休館せざるを得なかったというのが現実であります。そういう面において、今新たな有効利用ができれば、これはそれにこしたことはないというふうに私どもも思っていますし、何とかその道を探りたいということでプロポーザルもさせていただいたところであります。しかし、残念ながら今費用対効果を見いだす方法がなかなかないということも現実でありますので、ここら辺は理解をしていただきたいというふうに思います。ただ、これを有効利用するという位置づけと考え方、そしてこれからも継続してそれを模索していくということについては積極的やっていきたいということについては何ら変わることありませんし、第4期まちづくり計画の中でも有効利用した施設をいかに町民の皆様に示すことができるかということについても検討してまいりたいというふうに思っているところであります。そういう面では、本当に財産の利活用というのはどこの自治体でも大変困難を極めているという部分もありますし、できれば民間の皆さんに活用していただく、そういうふうにやっていきたいなというふうに思っています。ただ、考えなければならないのは、やっぱり費用対効果、これがあるのかなというふうに思いますし、費用対効果抜きにして施設の利用というのは成り立たないだろうというふうに考えておりますので、その辺も慎重に考えながら今後とも検討してまいりたいというふうに思っているところであります。
質問 安藤忠司
終わります。