上富良野町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月13日
(1)遊休施設について/(2)移住政策について/(3)農業振興について/(4)移住・農業振興・遊休施設の有効活用に係る政策について
2023年6月13日、上富良野町議会の一般質問で、小林啓太議員が「遊休施設について」「移住政策について」「農業振興について」「移住・農業振興・遊休施設の有効活用に係る政策について」について質問し、町長 斉藤繁、総務課長 北側徳幸、副町長 佐藤雅喜が答弁しました。
- 質問者
- 小林啓太 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、総務課長 北側徳幸、副町長 佐藤雅喜
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 11番 小林啓太
私は、さきに通告していた4項目16点に関して、町長にお伺いいたします。1項目め、遊休施設について。現在町で保有している遊休施設に関して、その現在の状況を明らかにされたく、以下5点について伺う。1、現在町内で遊休施設に該当する施設はどこの施設か。2、それら遊休施設は現在どのような状態であるのか。3、その中で管理費用などがかかっているところろはあるのか。4、有効活用について検討を進められているものはあるか。また、有効活用について検討を進められていない理由はあるのか。5、売却などの考えはあるのか。2項目め、移住政策について。町の人口減少や各産業の人手不足を補う上でも、町外からの移住者を受け入れていくことは喫緊の課題であると理解しています。そこで、町の移住政策に関して以下5点について考えをお伺いします。1、移住検討者や初期の移住者が上富良野町で受けられる独自の行政サービスはどのようなものがあ― 25 ―るのか。2、それらを対象にする行政サービスは近隣自治体と比較された際に見劣っていないと考えているか。3、町長はどのようなターゲットに対してアプローチすることが町と移住希望者、双方にとって有益と考えるか。4、その移住者に対して、上富良野町への移住を促すためにはどのような政策を実行しているか。5、その政策によって具体的にどのような成果が出ているか。3項目め、農業振興についてです。令和3年の一般質問において、農業振興について町長と質疑を交わした際に、潜在的な就農希望者を育てること、また、育てていく上でも町独自の研修プログラムなどがあることが望ましい姿であるという共通認識が持てたと考えております。その際に、一例として取り上げた地域おこし協力隊の農業支援員制度が今年度から本格的に採用を開始した点については、上富良野町独自の研修プログラムを構築していく大きな一歩であると考えています。一方、この制度に関しては、既に上富良野町に住民票がある方やUターンして実家の農家を継承するかどうかを検討している方などには適用されるものではないと理解しており、潜在的な就農希望者を増やす取組にはこの制度の実施のみでは不十分であると考えております。そこで、町長に農業進行に関して以下5点についての考えをお伺いします。1、これまでの間に潜在的な就農希望者を育てていくという取組に関して、具体的的にどのような研究検討を行ってきたかお伺いします。2、潜在的な就農希望者を育てていくためには、行政としてどのようなサポートが有効であると考えるか。3、主に夏場など1年のうちの数か月間に多くの人手が必要になる業態が人材の確保に苦労している実態を町長は把握しているか。また、そういった実態に対して行政としてサポートできる手段はあるか、をお伺いします。4、現状JAふらのがこのような業態に対して人材をあっせんされているが、この期間に日本全国から農作業をしに富良野地域に来られた方々は、我が町にとっても質の高い関係人口であると考えます。全国から町の夏の期間に多くの農業従事者に上富良野町に来てもらうことができれば、農家の人材不足を補いつつ、上富良野町にとっても関係性の深い関係人口を増やしていくことが可能になると考えますが、町長の考えをお伺いいたします。5、このような農業従事者は潜在的な町の就農希望者になり、町の農業を下支えしてくれる可能性が大いにあると考えますが、町としてこのような人材を確保し育てていく考えはないのか、町長の考えをお伺いいたします。続いて4項目め、移住・農業振興・遊休施設の活用に係る政策についてお伺いいたします。最近、農業者の方から、夏場や収穫期に働いてくれる人を町外から呼び寄せたいのだが、泊まらせるところがなくて困っている、泊まらせるところさえあれば働いてくれる人はいるのだがという相談を立て続けに受けるようになりました。一方、全国を季節ごとに移動しながら、それぞれの地域の農家の繁忙期に人手をあっせんする事業を行う知人からは、富良野地域で働きたいと考える人はたくさんおり、募集は容易だが、それらの人たちを住まわせる場所がないので、人材を紹介しき切れずにいるという話を伺いました。つまり、繁忙期に町内外から働き手を求める農家が多くいる一方、富良野地域で農作業に従事したいと考える方も全国にいるが、宿泊場所の確保が困難な結果、両者のマッチングが成立していないという状況があると考えております。連日の事業を行う知人の話では、希望者の多くは若い世代で、既に事業が展開されている様々な地域に活力をもたらしているとのことでした。このマッチングが成立することで、我が町の農業の人手不足を解決する道筋が開けるのと同時に、前段の質問でもあったように、農業というきっかけで我が町に深く関わる人は増えるという利点が挙げられます。事実、私も農業に従事する目的で上富良野町に移住してきた一人であり、移住してからこれまでの間に同じような経緯で上富良野町や近隣市町村に来て、その後、新規就農者になった方を何人も見てきました。つまり、町外から農作業者を多く受け入れることは、我が町の基幹産業である農業の振興発展に一役買うだけではなく、町の人口減少についても一石を投じられる可能性があると考えております。自身も宿泊施設を営む事業者として、何とかこの課題、このような実施の業従事者が宿泊できる施設を運営できないかを検討しましたが、期間が限定的であること、観光客を相手にするより単価がやはり極端に低くなってしまうことから、民間の事業として取り組むにはとてもリスクが高い一方で、経済的なリターンが少ないという現実に向き合うことになりました。そこで、町民の財産でありながら、現在使われることなく遊休施設となってしまっている施設を有効活用し、これらの上富良野町の農家で働いてくれる― 26 ―方々の宿泊施設として施設を有効活用することができればとても有意義であると考えますが、必要性、実現の可能性の点で町長の考えをお伺いします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の4項目の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目めの遊休施設に関する5点の御質問につきましては、一括してお答えいたします。町は、今後の人口減少や厳しい財政状況を踏まえ、将来的な財政負担の軽減や費用の平準化を図り、公共施設等を維持管理するため、平成28年3月に公共施設等総合管理計画を策定し、長期的な視点に立ち、総合的に公共施設を管理することといたしました。以降公共施設につきましては、維持管理・更新を行い、使用する見込みがない施設については除却や売却を行ってきたところであり、また、令和4年3月の本計画見直しに伴い、改めて施設ごとに現状と課題の整理、劣化状況の調査を行いながら、旧教員住宅等の使用する見込みがないものについては、用途変更、除却や売却を進めていくこととしているところであります。前段申し上げた方針に基づき、用途変更や廃止を行い、遊休施設として管理している施設は旧江幌小学校、旧東中中学校、旧教育住宅(旭町、泉町、東中、江幌、清富)及び旧衛生センターとなっているところであります。また、当該遊休施設の現況等についてでありますが、旧江幌小学校及び旧東中中学校は一部を有償で貸付を行っており、その管理費用についてはこの貸付に伴う収入を充てているところであります。また、その他の遊休施設につきましては老朽化が進み、安心・安全な利用をするためには大規模改修等を行うことが必要であり、そのためには多額の費用が必要となっていることから、当該遊休施設の貸付等は行っておりません。なお、管理費用等につきましても発生しておりません。いずれにいたしましても、今後も地域の意向も考慮した上で、使用する見込みがないものにつきましては有効な活用方法や除却・売却など多角的な面から研究を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2項目めの移住政策について5点の御質問にお答えいたします。まず、1点目と2点目の移住検討者や初期の移住者への町独自の行政サービスと見劣りについての御質問について、関連がありますので一括してお答えいたします。町の考えとして、定住・移住の政策については、検討者であるとか転入初期といった対象者の区別をして政策を行うという考えではなく、また、通常の就職や転勤などによる転入も含め、広い意味で定住・移住策を講じることが重要であると認識しているところです。他自治体から当町に転入される方、現在住んでおられる方全体を見据えた魅力的なまちづくり、住みやすいまちづくりが重要と考えており、対象は全町民になりますが、住宅リフォームへの助成や新規開業特産品開発事業などの補助制度も定住移住への一助となると考えております。このようなことから、他自治体との比較については、個々の政策に差異はあるものの優劣とは考えておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3点目のどのようなターゲット、アプローチが移住者と町の双方が有益になるかとの御質問ですが、人口減少は社会の中で、やはり働き手が少なくなっていることから、そういった方々に移住していただけることは大変ありがたいことと考えておりますが、当町へ移住を希望している方はどの世代でも町にとって有益と考えておりますので、全ての世代や職種に対してアプローチをしているところであります。次に、4点目の移住を促す施策についての御質問ですが、定住移住政策は単独でなし得るものではなく、福祉や教育、建設、観光、商工業など様々な分野が複合的に関わりあう総合的な施策であり、町民がずっと住み続けたいと思えるまちづくりの延長線上に町外からの移住があるとの理念を基本方針とし、あらゆる分野において町の魅力度を上げるべく、各施策の実効性を高める取組を進めているところです。次に、5点目の具体的な成果についての御質問ですが、町で把握しております移住実績については、町が何らかの関わりを持った移住者の方を実績値としており、就職や転勤等で当町に住まわれた実際の移住者の実績として把握することは難しい状況でありますので、御理解賜りたいと存じます。次に、3項目めの農業振興について5点の御質問にお答えいたします。農業の労働力不足・担い手対策につきましては、農業従事者の高齢化や後継者不足により農家戸数は年々減少を続けている現状にあり、農家戸数の減少、農家1戸当たりの経営面積増大に伴って生じる人手不足・担い手不足につきましては、当町が直面する大きな課題として認識しているところであり、このことから、新規就農経営継承の対策を推進していく必要があります。まず、1点目と2点目に関連がありますので、併― 27 ―せてお答えさせていただきます。潜在的な就農希望者への取組の研究・検討と有効なサポートに関しまして、町内在住の方や後継者の方につきましては、現在研修プログラムとしている新たな担い手支援制度を基本として地域に根ざした農業を着実に継続していただけるよう、就農相談窓口、町ホームページによる支援制度の情報提供を充実させてまいりました。町外から当町に魅力を感じ、農業に興味がある方に対しましては、まずは地域おこし協力隊の農業支援員制度を発展させることで研修先を拡大し、農業体験や研修受入体制を構築していくことが有効な方法と考えているところであり、さらに調査・研究を進めているところであります。既存の取組の拡大や新たな支援方法につきましても、農業団体などと十分な協議を行うとともに、農業振興審議会の意見を尊重しながら引き続き調査、研究・検討を進めてまいります。次に、3点目の人材確保に苦労している実態とそのサポート方法に関しましては、特に春の作付け、秋の収穫時期の繁忙期においては、どの農業者の皆さんも作業が集中することから、個々に作業支援を依頼されている方やJA関連の派遣事業者を利用している方などから、労働力の確保に苦慮していることは以前から課題として認識しているところであります。そのような状況を解決するには、農業経営者と作業従事者の双方が希望する能力や条件がマッチングする人材を確保し、紹介・派遣することが最も有効な手段でありますが、人材派遣の運営に関しましては、ノウハウや人家材の確保を行政が担うことは難しく、既存の農業団体や民間事業者など活用すべきと考えており、行政が支援できる範囲、方法について、引き続き研究してまいりたいと考えております。次に、4点目の農家の人材不足の解消と関係人口の増加に関しましては、農業を契機として当町にお越しいただくことは基幹産業である農業の課題解決と関係人口の創出による地域への経済・社会的効果が見込まれ、継続的に関わることにより定住人口へ発展し、農村の活性化や担い手対策にもつながることが考えられます。関係人口の創出拡大につきましては、地方創生を推進する国の施策でもありますので、次期個別計画の策定において参考とさせていただきたいと考えております。次に、5点目の農業従事者の確保と育成に関しましては、さきに述べましたとおり、有効なサポートや行政として支援ができる取組につきまして、引き続き研究・検討を進めていきたいと考えております。当町においても、近年、季節雇用の農作業に従事している方が新規就農に向けた準備をしている事例もあり、近隣自治体においては、過去から新規就農につながっている事例もあると聞いておりますので、幅広い受入体制でニーズに対応していくことも検討する必要があると考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの移住・農業振興・遊休施設の有効活用に係る政策について御質問にお答えいたします。町有の遊休施設が宿泊施設として利用が可能な状況であれば、施設の有効活用と農作業に対する労働力不足を解消されることになり、両方の課題解決に有効な方法でありますが、1項目めで申し上げたとおり、旧江幌小学校及び旧東中中学校以外は老朽化が進み、安心・安全な利用をするためには大規模改修等を行うことが必要であり、そのためには多額の費用が必要となってくることから、遊休施設の活用は困難であると考えておりますので御理解願います。移住に関する住宅としては、現在民間の賃貸住宅をシーズンステイ住宅として御利用いただいておりますので、これらの活用も考えられるものと存じます。持続可能なまちづくりにおける定住移住施策は、農業、商工業、観光、福祉や教育など様々な分野で複合的な関わりがあり、あらゆる分野において町の魅力を上げるべく各施策の取組を進めており、引き続き必要な政策について研究してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 11番 小林啓太
それでは、再質問させていただきたいと思いますが、お昼から今回初めて傍聴に来られたという傍聴者の方もいらっしゃいますので、ここまでの流れを簡単に手短に説明させていただきたいと思います。まず前段、私が町長に対して町の遊休施設、町が持っているけれども、今現状使われていない公共施設の利用状況等について確認し、その後2項目めで― 28 ―町の移住政策に関してお伺いさせていただき、3点目で町の農業振興に関して5点の質問をし、最後にそれらを踏まえるような形で町の遊休施設を有効活用して、移住者と農業従事者を増やすような取組をしてはいかがかというような質問をさせていただいている状況です。それに対して町長から御答弁をいただいた内容に対し、私のほうから再度質問をさせていただきたいと思います。それでは、まず遊休施設に関してになりますが、昨日頂戴した町政運営推進プランの令和4年度版の中に、まず取組項目3、公共施設の効果的な管理運営。1、公共施設の有効活用と長寿命化の推進という項目がございます。ここに書かれている令和4年度の目的には、公共施設等統合管理計画に基づく維持管理、長寿命化及び遊休資産の有効活用または処分と書かれており、取組内容には旧東中中学校、旧江幌小学校の積極的展開策の推進と書かれております。その目標の達成の評価に関しては、達成できたと令和4年度には振り返られております。続いて、令和5年度の同項目を参照しますに、目標には公共施設等統合管理計画に基づく維持管理、長寿命化及び遊休資産の有効活用または処分。取組内容には、旧東中中学校、旧江幌小学校の積極的展開策の推進と書かれております。令和4年度に一応この旧東中中学校と旧江幌小学校の展開に関しては、一定達成できたという評価を下しているということで、まず令和5年度に関して同じような目標が立てられて、取組内容も同じようなものが取り組まれていることに違和感を感じるのですが、なぜここに関して今回御答弁でいただけたように、様々なほかにもある遊休施設等の有効活用に関してはこの町政運営推進プランの中には盛り込まれなかったのか、お伺いいたします。
答弁 総務課長 北側徳幸
ただいま11番小林議員の遊休施設の町政運営プランとの関係の御質問にお答えしたいと思いますが、町政運営プランにつきましてはアール4につきましては、旧江幌小学校、東中中学校の有効活用という形で、江幌小学校についてはホームページなどで通じて売却などの広報を行っているところでございます。一方、有効活用というか遊休資産ですので、会社のほうに貸している実態もございますので、遊休の資産を会社ほうに活用して有効な手段を取ったということで達成したというふうに考えています。東中小学校についても、ある団体にお貸しして財産収入を得ていますので、その意味では有効活用ということで達成できたというようなことで評価しています。一方、R5プランにつきましても引き続き、旧江幌小学校と東中中学校については答弁で行ったように、売却方法を探りながらという形で同じような目標で進めていきたいということで、そのようなことでプランには載せさせていただいたところでございます。以上です。
再質問 11番 小林啓太
御答弁の中では、旧教員住宅等も引き続きなのか、使用方法や売却するか処分するかなども検討しなければならないという答弁もあったかと思います。ただ、この行政運営推進プランの中には旧教員住宅等には触れられておらず、逆にここに目標や取組内容に旧教員住宅をどうするかというのがむしろ挙がっていないことが、これらが検討されない理由になるのではないかなと個人的には感じてしまうのですが、旧教員住宅の管理方法であったり処分方法に関して、これまでの間にも推進してこられたのかを含めて旧教員住宅に関してお伺いいたします。
答弁 副町長 佐藤雅喜
11番小林議員の御質問にお答えします。旧といいますか廃校になった教員住宅、それから町の中で旭町、あちらのほうに現在も教員住宅としてあって、教員住宅の用途を廃止して普通財産になった住宅も閉鎖した状態でございます。これまで各農村部といいますか、周辺の小学校が廃校になった跡などについては、地域の活性化のためということで、そういったことで地域活性化住宅と言うようなことで活用もしてまいりました。それから東中にはまだ残っております。それから、あと江幌についてはもう入居された方とお話が済んで購入してもらったというようなことでございます。それから、旭町のほうについては過去に議員の皆さんから提案があって、いろいろな住宅に活用しながら、それも20年ぐらい前からちまちまと直しながらやってきたところでございますけれども、いよいよ床が抜けたりとかということで、かなり維持費・修繕費等が莫大にかかるというようなことから、この2年ぐらい答弁の中にもちょっと入れさせ― 29 ―てもらいましたのだけれども、民間のアパートを借りてシーズンステイのような移住を検討したりするような方に使ってもらう住宅を昔は教員住宅でやっていましたけれども、あまりにも古くなりすぎて、民間のアパートを借り上げてやっているような状況でございます。今、特に残っている住宅ではなかなか人に貸せるような状況にある住宅はもうほとんど残っていないのかなということが1点でございます。旭町のほうも日の出公園寄りのほう、若干手を入れた部分に何件か先生が入っているというふうには聞いておりますけれども、そういった部分も相当古くなっているというのが実態でございますので、これらは答弁にもありましたけれども、一定程度今風にちゃんと住めるように整備するには、本当に家を建てるのと同じぐらい内装にお金かかるような実態もありますので、そういったことから有効活用する部分として我々のほうではあまりそれらの住宅をカウントの中に入れていないというのが実態でありますで、その辺御理解を賜りたいなと思っております。
再質問 11番 小林啓太
特にその旭町の旧教員住宅など、多くの施設が遊休施設になっている部分に関しては、今の御説明でなかなかすぐ有効活用は難しいのかなということは理解しましたが、では、これは例えば処分をする、売却するなどは、いつまでに実行するかというのを改めて計画しておかなければ、常に宙ぶらりんになってしまいますし、町内で最近空き家に対して人が入ってきたりとかいう事件も散見しておりますので、そのあたりいつまでにと期限を決めて、活用もしくは処分を考えることはあるのかお伺いいたします。
答弁 副町長 佐藤雅喜
11番小林議員の御質問にお答えします。空き家の状態で残っている部分といいますと、やっぱり教員住宅もそうなのですけれども、公営住宅とかもそういった空き家の物件というのは町で抱えているというか、そういう人も結構ございます。1点、旭町については何棟かは先生方は住んでいて、まだ教員住宅としての機能をきちんと持っている住宅もありますので、それらの整理がきちんとついた後に、できれば一遍にやりたいなというような部分がありますので、そういったところをいついつまでにというのが明確にちょっとできないというのは、そういう部分があるのかなと思います。それから、例えば江幌小学校ですと、企業に小学校自体は貸していますけれども、校長教頭住宅というのがまだ残っていますけれども、そういったものについても江幌小学校の処分といいますか、もし、できれば買ってほしいという町の希望でございますので、そういった買い手がついたときやなんかの後に、そうしたら今度住宅どうするのだというようなことも考えなければならないのかなというふうに思っていますので、そういったことを含めて、これはもう古いから何年には全部更地にしてしまうよというのがなかなか計画を立てられないというのが実態なのかなと思います。ただ、小林議員おっしゃるとおり、治安上の問題とかいろいろな諸課題もあろうかと思いますので、その辺の管理についてはもう1回実態をちょっと調査してやる必要があるのかなと思っていますので、そういった面でちょっと検討を進めていく必要はあるというふうに我々としても認識していきたいと思っております。
再質問 11番 小林啓太
改修に係る費用などに関してはちょっと分からない部分もありますが、日々町民の方と対峙していく中でも使っていないところ、こういうふうに使ったらいいのではないのといういろいろなアイデアをお持ちの方はたくさんいるのかなと思っております。先ほどの答弁の中でも、地域の意向も反映しつつ、今後の活用方法等や処分方法を考えたいとおっしゃっておりましたが、地域の意向とは、町民の方にとってどのような機会を通じて行政側に伝えられるものとお考えか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。地域の意向を伺いながらというのは、売却先、また利用方法などについて、いわゆる近隣の住民のコンセンサスといいますか合意を得なければなかなか難しい部分もあろうと思いますので、そういう意味で売却先、利用方法などについては新たなことを始める場合は、地域住民の方の合意が必要だと考えております。以上です。
再質問 11番 小林啓太
では、続いて2項目めの移住政策に関して再質問させていただきます。この1点目と2点目に関して、この質問を行うきっかけとなった町民の方からの御相談がありました。内容は、その方の知人は上富良野に事務所を構え― 30 ―る企業に就職するために道外から引っ越ししてきたものの、住む場所を決める段階となった際に家賃助成制度が使えると会社の方から聞き、美瑛町の賃貸住宅に住むことになったということでした。御相談者の方はこの話を聞いたときに、とても残念な思いをしたのだという気持ちを僕に伝えてくれました。調べてみると、美瑛町には移住定住促進民間賃貸住宅家賃助成制度というものがあり、月額1万円を36か月を限度として助成を受けられ、さらに子育て世代に対しては1万円の加算もあるとのことでした。補則をすると、この助成金は美瑛町の地域通貨であるBコインで支払われているようです。かねてから移住定住の課題について論じられる際には、仕事がなければ移住も定住も難しいといった意見を多く耳にしてきましたが、今回のケースでは、仕事があっても住むのは町外ということで、この課題解決の難しさを改めて考えさせられました。一方で、移住者が移住を決定される際、多くは行政に相談に来るというよりかは働く会社の方であったり、不動産の事業者の方から情報を頼りにするのではないかなと感じました。今回のケースは企業の方も従業員の生活を思ってこその助言であったと信じておりますが、企業にとってもこのような行政サービスという武器を携えておくことで、従業員を雇用しやすくなるような効果もあるのかなと思いますが、そこで、今後上富良野町の産業を活性化し、移住者を増やしていくためにも新たな武器となるような行政サービスの考えはないのかお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。今回の小林議員のお知り合いの方、そういうケースがあったのだろうと思います。非常に残念といいますか悔しいといいますか、そういう面はあります。ただ、家賃の補助制度が隣町の美瑛であったのは事実かと思いますが、たまたまその方は美瑛に住んでしまったのかもしれませんが、それ以外にも我々PRすべき点はまだまだ上富良野の行政としていっぱいあろうかと思いますので、その辺のPRをしっかりしていきたいのと、プラスやはりさらにそういう、なるべく今のようなケースを減らす、家賃補助が具体的なことを指しているわけではありませんが、なるべく今まで以上に上富良野に住んでもらうためにはどうしたらいいのかというのは日々これからも研究・検討していかなければならない課題かと、このように思っております。以上です。
再質問 11番 小林啓太
さきの答弁でも言われたとおりで、今、確認した御答弁でも、基本的に町の移住政策に対する考え方は前向山町長の時代から一貫して町民にとって住みやすいまちづくりが最大の移住政策であるという点に関して、これは本当に一つの心理であると共感する一方、私が議員になった4年前から上富良野町に流入してくる移住者が増えるような大きな変化や流れは感じるには至っていないのが現状であります。町長も言われていたとおり、人口減少によって働き手が少なくなってきている現状を鑑みると、なかなか悠長なことは言ってられず、移住者を増やすための取組を新たに撃ち出すべきであると考えますが、あくまで町長は移住者を呼び込むための特別な政策は必要ないとお考えなのか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。特別な政策が必要ないと言っているわけではなくて、そういうのも時と場合としては必要かもしれませんが、やはり一番大切なのは日々暮らしていく中で、町民の皆さんがしっかりと暮らしていけるような子ども、そして働いている現役世代、そしてお年寄りの方までしっかり暮らしていける行政政策を、それをしっかりしなければならないのかなというふうに考えております。以上です。
再質問 11番 小林啓太
今の町長の御答弁で、何か特別な政策は全く必要ではないと考えているわけではなく、必要に応じて検討されていくというようなことに個人的には期待をしたいところであります。さきに御説明した事例は、僕も非常に大変残念な事例であるとは思っておりますが、ただ、そのような特別な移住者に対する政策がなかったとしても、やはりこの町に魅力を感じて移住して来る方はおられるとも思いますし、現に私もその一人であることは事実であります。そこで、やはり現在行っている移住者へのアプローチに関して、特定のターゲットを定めず、誰でもいいから来てくださいという広く薄く広告するようなやり方は、最小限の経費で最大の効果を出すという観点からは決して褒められたやり方ではないの― 31 ―かなと考えております。そこで、まずは現状を把握するためにも、役場に転入届を出しに来られる方に対してアンケートを行うなど、上富良野町に引っ越して来られる方の属性などを調べたりするお考えはないのか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。そうですね、上富良野の転入・転出の属性というのは古くから言われているとおり、やはり駐屯地があるせいで自衛官の人が多いのかなという先入観なのかもしれませんが、いずれの時点ではちゃんとしっかりリサーチをしたほうがいいのかもしれませんが、私が思うに、広く薄くターゲットをというのは、決して多分小林議員の思っているのとはちょっと違って、そのほうが一番人口が多いのはやはり公務員の方、駐屯地もありますので、そういう方が何かの御縁で転勤も就職もそうなのですが、そういう方のほうが圧倒的に縁があって上富良野に来る可能性といいますか実際に来ているのですが、そういう人のほうがはるかに数が多いだろうということで、そういう人に対して上富良野に定住してもらうためには、やはり日々の基本的な行政施策をしっかり、プラスアルファやはり先ほど言った農業とか商業とか特別に外からといいますか、自らたまたま上富良野に来た人をとどめておく定住プラスPRして移住と、そういうふうにどちらか一方を捨ててどちらか一方を取るというわけではなくて、やはり一番人口の多い定住のほうに力を実際入れています。プラス都市圏なんかに行って移住なんかをPRしているというのが現状かと思います。いずれにしても、上富良野の人口の動態といいますか、どういう方が上富良野に来ているのかというのは、リサーチすれば答えは出ると思いますが、今のところはリサーチをする計画は持っておりませんが、そのリサーチの必要性といいますか、効果・効能といいますか、そういうものはあるのだろうなというふうに考えております。以上です。
再質問 11番 小林啓太
今の御答弁は最後の部分で実際に住民票を上富良野に移される方の属性などを調べることに関しては、それなりの意味があることであるということは、町長も共通認識を持たれているというふうに理解したのですが、その上でそういうことを実際に調べる取組を行う考えはないのかというのを、もう一度お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。今のところ具体的にいつやるという、そういうプランはありませんが、必要性とか効果は先ほど述べたとおりです。以上です。
再質問 11番 小林啓太
それでは、3項目めの再質問に移らせいただきたいと思います。質問の答弁の中でも、潜在的な就農希望者という言葉が出てきましたが、ここで改めて皆さんと潜在的な就農希望者というものについてのイメージをしっかり共有しておきたいなと思うのですが、として農業に対して関わり方には大きく二つに分かれると私は考えております。まず一つ目は、自ら農地を持ち、法人や個人の事業主として農業経営を行う認定農業者としての関わり方。もう一方は、自ら経営を行う立場ではないものの、日常的もしくは期間限定で農作業員として働き、労働の対価を受ける非認定農業者としての関わり方。今回、潜在的な就農希望者と呼ぶのは、後者の農作業員として上富良野町の農業に関わる人の中で、将来的に認定農業者への道を進むかもしれない方を指すものとしますが、まずはその共通認識でこの先の質問を進めさせていただいてもよろしいか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。その認識で話を進めてもらって構いません。
再質問 11番 小林啓太
それでは、4点目でも質問させていただいた、主に繁忙期の期間に季節雇用という形で町外から上富良野町に来られて農作業に従事される方は、町にとっても非常に有益な存在であるということは町長と共有できたかなと考えておりますが、そういう方も将来就農者となられる、もしくは継続的に農業の人手不足を補ってくれる可能性が大いにある潜在的な就農希望者という認識を共にしてもよろしいものかどうか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。そういう方、農作業を手伝ってくれる方は、有益な方だというふうに認識しております。もちろん将― 32 ―来農業の経営者にならなくても、現時点で農作業を手伝っていただければ人手不足の解消になっておりますので、非常に有益な方々だと認識しております。
再質問 11番 小林啓太
それでは、さきの御答弁で、これらの潜在的な就農希望者に関しては、おおむね重要性は町長と共通認識を持てたのかなと思っておりますが、前回の質問からこの間までにも様々な検討をされてきたり、行政としてどのようなサポートができるか等も今後も引き続き研究してまいりたいというふうな御答弁をいただきました。一方、今年度は令和5年度のうちに新たな農業振興計画を策定する予定になります。そこで、この農業振興計画の中にこのような季節限定で雇用されるような農業者の方も踏まえたような、潜在的な就農希望者の方を育てていくというようなことを盛り込むお考えはないか、お伺いいたします。
答弁 副町長 佐藤雅喜
11番小林議員の御質問にお答えいたします。農業振興計画が今年度、策定の年度ということは皆さん御存じのとおりで、さっきの総務産業常任委員会にもスケジュールなどお示しさせていただいたところでございます。現在のところ、そういったものに対して直接的に町長のほうからこれを入れろとかというような諮問といいますか、リクエストとかの部分についてはまだしっかりとまとまっているものでもございませんし、これまでの流れもあり、委員の考え方等も尊重しながら町長のほうで諮問をして答申をいただくような形になるというふうに思っておりますので、現時点ではっきりとここの部分とここの部分を新たに加えてくれというのを言える段階ではちょっとないのかなというふうに思っておりますので、御理解賜りたいなと思います。
再質問 11番 小林啓太
それでは、これまでの間にこの潜在的な就農希望者の方を育てていくことは大事であるということを町長と共有できたと思ってはいるのですが、この農業振興計画に関しては、そういったここで共有できたことを反映してもらえるよう進めるということよりかは、あくまで農家の方やそういう団体の方からのいろいろな意見をいただいた上で作成するものであるという、そういった認識でよろしいでしょうか。
答弁 副町長 佐藤雅喜
11番小林議員の御質問にお答えします。確かに小林議員おっしゃっているように、いろいろな形で農業に関わっている方を潜在的な就農希望者というような定義をされているというのは、小林議員の中では先ほど定義をお話いただきましたからあれですけれども、基本的にそれらが、変な話、同じようにアルバイト料をもらいながら農業者の方のお手伝いをしているパートで働いている奥さんも含め、そういったどこからどこまでをそういったものと定義して、それをどういうふうに計画に乗せていくのかというのはちょっと微妙なものがあるかなと思うのですけれども、例えば、本当に私は小林議員がおっしゃったように、一番目のちゃんと営農するよと自分で経営しますよというような意思表示をしっかりした中でやっている方に対しては、今ちゃんと補助制度とかがあってあれなのですけれども、そういうファジーな方に対して意欲を高揚させる、ちょっとやる気にさせるような取組みたいなものなら何となくできるかなと思うのですけれども、そういう多様な働き方をしている方々に具体的にどういう こ と を し て い く と い う も の が 、 今 の 段 階 で はちょっとつくるのは大変難しいのかなというのが1点あるのかなと思います。そこの部分を、確かにちょっとお手伝いしていく中で農業が好きになるという方もいらっしゃるかもしれませんけれども、そこの部分をしっかりとどこからというのをまた位置づけて、どういうふうなフォローをするのかというのは、これからもちょっと本当に調べてみたり、実際の働き方、どういう働き方をしている方がそういうふうにどれだけいるのかというものも、調べないと難しい問題なのかなということで、この段階ですぐ審議会のほうにこれを考えてくれという段階まではまだちょっと熟してないのかなという印象でございます。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。潜在的農業者という定義を、前段小林議員が私はこういう定義で話しますけれどもいいですかということで、いいですよと私答えましたけれども、その定義の仕方が一般的かどうかというのは分からないところだと思います。審議会の委員の皆さんも分からないと思います。潜在的農業者といったら、国民といいますか日本に住んでいる人全員潜在的です。そう捉えられるかもしれませんし、今、小林議員がおっしゃったように、一度でも農作業に携わって作業員として関わってくれて、農作業をちょっと経験した人をそう呼ぶ― 33 ―のだと定義されましたけれども、今この中でそういう前提で話しますということで話していますけれども、外に出たらもう定義が分かりません。ですので、そういう本当に農作業で手伝ってくれている人が潜在的に将来の農業者になるかどうか分からない人を、そういう人をどう使うかというのを計画に入れるというのは、なかなか難しいのかなというふうに私は考えております。ですので、今、議論しているうちは潜在的農業者というのは前段定義づけしましたけれども、一般論として計画に盛り込む、委員とかほかの人に理解して共通の定義で認識してもらうのは、定義づけするのはなかなか難しいのかなというふうに、幅があるなというふうに考えております。以上です。
再質問 11番 小林啓太
すみません。この潜在的な農業者、就農希望者という言葉と定義づけに関しては、正直言葉は私は何でもいいかなと思っております。ただ、本当に共有したいこの思いに関しては、多分共有できているのかなと思う部分は、やっぱり少しでも農業に携わり始めた方が、その後、上富良野の農業を支えてくれる一員になるかもしれない、下支えしてくれるかもしれないということで、そういう人の裾野を広げていこうという、その思いを共有したいのが一番でして、恐らく農業サイドから出てくる今後の計画との中で、当然人手不足というのは町長も把握されているということでしたが、ただ、行政という立場で一考、高い示唆で町の課題を解決していく上でも、やっぱりそうやってボトムアップをさせていかなければならないというのは、5年先、10年先を見据えたときに、そういう人も大切に育てていかなければならないのかなと私は考えているので、本当にその定義や言葉の使い方はお任せしますので、ぜひそういう課題を共有しつつ、そういう人を育てていくということを計画を立てる際にも御検討いただければなと考えております。すみません、時間がなくなってきました。4項目めの再質問に移らせていただきますが、現在旧江幌小学校、旧東中中学校以外は大規模な改修があると答弁で言われておりましたが、今回前段に各課でこの質問に関してお話をしていく際に、旭町の旧教員住宅などをこういった使い方はできないだろうかということを相談させていただいておりました。その上で、大規模な改修には多額の費用がかかるということなのですが、大体このような農業ヘルパー用の寮に改修しようと思ったら、幾らぐらいの規模でかかってくるものと見積もられて多額と言われているのか、お伺いいたします。
答弁 副町長 佐藤雅喜
すみません、11番小林議員の御質問にお答えします。具体的にそういった見積もりは取っておりません。先ほど申し上げましたとおり、基本的にはもう内装・外装ともにちょっと、今まで使っていても駄目だからといってもう閉鎖している施設がほとんどでございますので、外装・内装ともにほとんど、丸々造り直すぐらいのお金かかかるというような認識での具体的金額の見積もりは取っていないのが実態でございます。
再質問 11番 小林啓太
多額の費用はかかるというのが100万円なのか1,000万円なのか1億円なのか、どれであっても多額の費用と言われても、かかるなとは思うのですが、やはりその費用感によっても利活用という点では、そこに予算を投じてでも行う事業であるべきかどうかというのはあるので、ちょっとそこの金額を知れればいいなとは思っていたのですが、ただ一方で、仮にその多額の予算がかかるとしても、財源として上富良野町のふるさと納税を町外の方からいただいているのに、多大な協力をしてもらっている農業者の課題解決につながることを考えれば、寄附額の一部をこういった施設の改修に充てることにも決して違和感はないのではないかなと個人的には考えております。先ほどの行政報告の中でも令和4年度は約4億4,000万円、そのうちの2億2,000万円が自主財源として獲得できたという報告がありました。なので、今回御提案させていただいたようなものには、それぞれ遊休施設の有効活用であったり、移住政策にもつながることであったり、農業振興につながることであったり、非常に個人的にはいろいろな価値があり、また、かなり現実可能な策ではないかなと考えておりました。なので、今後こういったそれぞれ別々にはなるかもしれませんが、課題解決に当たって、このふるさと納税を財源に取り組むというようなお考えはないのかお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。移住定住のシーズンステイ住宅も旧教員住宅が老朽化した関係で、民間の施設、アパート、建物を利用してやっているのですが、自ら多額の費用をつぎ込んでやるというのも、自前でやるというのも一つの方法かもしれませんが、民間の現有のアパート等を活用して、農業に限らずいろいろな移住定住対策― 34 ―に活用していくということは、十分に検討しなければならないのかなというふうに思っております。ふるさと納税の使い道としてもそうなのですが、ふるさと納税を使って今ある教員住宅を直すのか、そんなに多額の費用を使うなら、もっと民間のところを利用して補助を出すのかどうなのかという方法論はいろいろ考えなければならないのかなというふうに思っておりますし、遊休の施設をやっぱり直すのとコストをいろいろ検討してコストパフォーマンスの一番いいものを研究しなければならないのかなというふうに思っております。以上です。