上士幌町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月3日
我が町の風土と過疎(疎)の多様性を生かし、遊休施設(閉校施設)や遊休町有地の再活用について
2024年9月3日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「我が町の風土と過疎(疎)の多様性を生かし、遊休施設(閉校施設)や遊休町有地の再活用について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 江波戸明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 江波戸明
我が町の風土と過疎(疎)の多様性を生かし、遊休施設(閉校施設)や遊休町有地の再活用について。町は、昭和30年代の後半から40年代前半、地域の基盤産業である農業からの離脱、国有林資源の減少などの影響を受け、一挙に過疎化に進行しました。同時期に、国は人口減少と弱小財政基盤の2つの要件を満たした市町村の支援を期すために、過疎法を1970年に成立させ、それ以降、今日まで5つの過疎法が切れ目なく議員立法により成立してきました。しかし、過疎法は、結果として過疎状況を改善する効果が乏しく、市町村間の公平性の毀損及び社会の変化に必ずしも対応できていない点も指摘されています。改めて町は、営々と築き上げてきたまちづくりの足跡を再点検し、過疎(疎)を町の特色として捉え、(疎)であるために取り残された財産である遊休公共施設や遊休町有地の再利用に向け、(疎)の多様性を活用した創意工夫による行動が必要であります。1点目、遊休公共財産(閉校施設)の再活用。町の遊休公共財産(閉校施設)の再利用についてはなかなか進んでいないところです。その活用の一つの例として、今日の課題となっている気候変動による猛暑からの避暑や自然との触れ合い機能を活用し、友好・姉妹都市との交流による持続的な関係人口を基盤に、道外の子供たちや関係人口の方々が滞在できる施設としての活用があります。国は、廃校や空き施設等の遊休公的不動産対策として、「スモールコンセッション」を制度化し、官民連携による遊休施設の再活用への支援を始めました。閉校施設について猛暑対策機能を基軸とし、多様性を備えた「温暖化対策モデル施設」としての整備について。我が町の疎と風土の特性を生かし、心身共にゆったり感を味わえる環境を柱に、サテライトオフィス、地域と結びついた研究施設等の誘致活動についてであります。2点目になります。緑の自然資源に恵まれた遊休町有地の活用についてであります。町の一つのポリシーとして、樹木、森林、緑地景観等の魅力を積極的に意識したまちづくりがあります。我が町は、長い歴史の中で、過去にまちづくりの機能を持った土地として活用され、自然豊かな環境を整えた町有地を保有しています。それらの町有地は、しばらく遊休未利用地となっています。これら自然豊かな緑資源を持つ町有地は、今後のまちづくりの核として進めている脱炭素社会のまちづくりの形成と大きく関連されているところです。今後における遊休町有地の利用に関する町の考え方を伺います。1、黒石平居住跡地(旧電源開発)の利用について。2、旧糠平小学校跡地利用について。3、旧営林署苗畑の太陽光施設整備地以外の残地利用について。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 竹中貢
我が町の風土と過疎(疎)の多様性を生かし、遊休施設(閉校施設)や遊休町有地の再活用について、江波戸議員のご質問にお答えいたします。1点目の遊休公共財産(閉校施設)の再活用についてであります。本町においては、平成19年度の「上士幌町小学校適正配置計画」に基づいて閉校となった小学校が6校あり、このうち旧東居辺小学校については、平成25年4月よりレストランとして活用され、旧上音更小学校については、令和4年10月よりイベントや実証実験の拠点として、それぞれ民間企業が活用をしております。また、旧萩ヶ岡小学校につきましては、町の物品等の保管場所としております。なお、令和元年度に閉校となった旧糠平小学校につきましては、老朽化が進み、ぬかびら源泉郷地域からも速やかに解体することが要望されていたため、令和3年度に解体しております。遊休財産となっている旧北居辺小学校と旧北門小学校につきましては、地域振興に資することを目的に、企業誘致の観点からも法人等による利活用を進めることとし、文部科学省が全国の閉校施設活用事例や施設情報を公表しているホームページ、「みんなの廃校プロジェクト」を活用し、閉校施設を使いたい企業等とのマッチングに向けた情報発信を行ってまいりましたが、貸付けには至っておりません。なお、両閉校施設の現状につきましては、野生のキタクビワコウモリが施設内にコロニーをつくり、多数侵入していることを確認しております。自然豊かな地域であり、閉校前からコウモリが出入りしているということは把握しておりましたが、経年による施設劣化により、侵入経路が増えた可能性も考えられるところであります。国内では、コウモリを起因とする狂犬病などの人獣共通感染症は確認されていないため、これらが媒介される可能性は低いとされておりますが、施設内にはコウモリのふんや死骸が多数確認され、臭いも出ている状況にあります。キタクビワコウモリは、絶命危惧種としての指定は解除されているものの、鳥獣保護管理法に基づき捕獲、殺傷は禁止されている鳥獣であることから、駆除は難しく、侵入を防止するためには、外部からの出入口を徹底的に塞ぐ必要があります。今後、貸付公募を行う場合には、衛生上の観点からも、侵入防止のための対策を実施することが必要と考えております。このような現状から、議員ご提案の猛暑対策の施設として誘致活動をするにしても、動物対策や老朽化した施設の断熱改修等に多額の費用が想定されます。現在、専門家の協力も得ながら、対策方法及び必要経費について協議を進めているところであり、両閉校施設の貸付けの在り方については、慎重に検討する必要があると認識しております。次に、我が町の疎と風土の特性を生かしたサテライトオフィス等の誘致についてであります。本町は、広大な自然資源を基盤に、農林業を基幹産業として発展してきました。このような地域特性の下で自然に向き合い、時の流れを感じつつ、手間暇かけてまちづくりを進めてきており、これを地域活性化の戦略として「スロータウン」と表現して内外に発信しております。議員がおっしゃる「疎」と「スロータウン」とは、ほぼ同様の考え方であると認識しております。したがって、今、町が進めている関係人口の構築やサテライトオフィスを含め企業誘致では、「スロータウン」としてPRしておりますが、そこには「疎」の理念が反映されているものと考えております。2点目の緑の自然資源に恵まれた遊休町有地の活用についてであります。ご質問にありますとおり、本町は、大自然の恩恵を受けた緑豊かな土地を保有しており、第6期上士幌町総合計画においては、「だれにも優しく快適なまちづくり」、「人と自然が調和したまちづくり」を基本目標として、土地利用や環境保全に関わる各種施策を推進することとしております。黒石平には12ヘクタールを超える広大な町有地があり、以前にも議員から活用についてのご意見をいただいており、利活用の可能性について検討した経過や、過去に民間企業等から関心が寄せられたこともありましたが、これまで利活用には至っておりません。旧糠平小学校跡地につきましては、1点目のご質問でお答えしたとおりの経緯で遊休地となっておりますが、学校跡地は糠平市街地から離れていることもあり、利活用等の新たな要望はありません。なお、国は国立公園所在地域の活性化に向けて、民間活用による取組を積極的に活用する方針を立てていることや、音更川流域治水の観点から、糠平ダムの再生という国家的プロジェクトが予定されており、ぬかびら源泉郷全体的に総合的な視点で検討することが肝要と考えております。旧営林署苗畑跡地につきましては、民間企業との連携により大規模太陽光発電設備を整備することとしております。当該整備地以外の跡地利用についてどのような利活用の方策があるのか、これについても議員から、環境や教育を意識したエリアなどのご提案をいただいておりますが、それらも念頭に入れつつ、広く住民のニーズも踏まえながら利活用を模索していきたいと考えております。今年度中に策定する土地利用指針においては、市街地区域、ぬかびら源泉郷区域、農山村区域、自然地域という大きな区割りの中で土地利用の基本方針を示すこととしております。ご質問にあります3か所の未利用公共用地につきましても、それぞれの区域における地理的特性を踏まえた基本方針に基づいて、住民ニーズに応じた土地利用を図っていくことになりますが、具体的な利活用等の考え方につきましては、事業の検討段階において、個別の計画等で協議していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。
質問 10番 江波戸明
今、町長のほうから、過疎、疎の町の在り方について質問したわけでありますが、まず、どうしても避けられないのが、やっぱりこの町は人口減少対策。実際、人口が減少していくという、これに対してどう対応していくか、そういう部分だと思います。そのためには、どういうものを町は点検してかんならんか。当然、新しいデジタルとかそういう部分も含めて、住民の価値観を高めるためにとか、そういう部分も当然あると思いますが、私は今ある財産、そのうち今回は廃校跡地の関係についてお話ししましたけれども、やはり今あるものをどういうふうに活用していくか。それが今まで繁栄した施設なり、土地。特にそういう部分については、我が町の、我が町にしかない、そういう財産だと思います。そんなことで、私たちはどういうふうに過疎をくり抜いていくか。今まで、先ほど述べたように、過疎法制定されて、もう5回の繰り返しがなっていますけれども、我々の町についても、その利点を利用しながら対応していますけれども、例えば十勝管内では、中札内、特に士幌の町なんかは過疎の適応外で、でも、過疎法の対応も含めて、過疎債も使えないという部分で、非常に毀損されているなという認識も情報的に聞いています。ただ、やはり平等の中で我々については、この法の下で過疎法を利用しながら、まちづくりをかなりうまく進めてきた部分もあるかと思います。ただ、ここで、我が町、どんな町、過疎がいいのかなと。先般、議会の研修、東川に伺いました。あそこは過疎の在り方を適疎、適当な過疎といいますか、適度な過疎って、いろんな無理しない中で、それでやることはやるよということだと思いますけれども、うちの町もやっぱり過疎の在り方について、どこかに夢的な部分を含めてとか、目標的なこともあってもいいのかなと、そういうふうに考えています。本当に過疎地域の選定と過疎債の活用を恩恵にして、いつまで続くのかなというちょっと逆な意味の今心配。都会からの問題も当然ありますし、同じ過疎の近いような町でもやっぱり同じ苦労。当たるか当たらないか、こういう制度使えるか、使えないとか、そういうことがあるかと思います。そんな意味で、過疎の歴史を踏まえた町が持っている宝物、こんなことを魅力、こんなことを探る時期に私は来ているかなと思います。今回、全国的には、平成14年から7,400校ぐらいのうち5,500校が活用されたという部分で、74%ぐらいが使われていますけれども、うちの町も当時閉校して、それからある程度の施設が残っている、5校ですか。そのうち2校、これは本当にもう、我が町の力で、地域の力。本当にみつ源を利用したはちみつというのは、今全国的にも本当に難しい、特殊な職業になっていますし、うちの町の呼び込みも含めた上音更での新たな取組。こんなことは非常に僕は紹介していいと思いますし、紹介すべきだと思っています。ただ、今残った3校のうち1校は物置という部分で使われていると。そんな感じでありますけれども、あと2校は今あったようにコウモリの害。そういう部分で、この害が改善されないと、これは使えないのかなという部分でちょっと説明的にはあった部分ですけれども、これについては何かの対策しますよと、そういうふうにして対応しますとありますけれども、まず使えないという状況をきちっと押さえておかないと、これはほかに対応できないんではないかと思いますし、先ほどありましたみんなの閉校プロジェクトの中でも対応していますと言いつつも、使えないものをこういうところで紹介してもちょっとどうかなと。さきにちょっとプログラム、プロジェクトですか、見たところは、確かに2校ありました。ところが、最近それ消されています。消されたのか削除したのかちょっと分かりませんけれども、どこかでそういう操作されたわけではないと思いますけれども、どういう形でこれは町が3校、萩ヶ岡を含めた3校をどういうふうに活用するかという方向性については、当面コウモリ対策という部分がちょっと大きくクローズアップされていますので、これをきちっと対応した後にはどういうふうにするのかとか、これがなければ改めて閉校校舎の再利用についてはやらないのか、まず、基本的な部分について確認させてください。
答弁 町長 竹中貢
閉校の跡地というのか閉校ですね。この利活用については、先ほど全国的には、7,500のうち5,000が活用されているということでありますけれども、多分地理的には、北海道は極めて厳しい状況にあるだろうというふうに思います。民間が大体利活用するということになるかと思いますけれども、民間の利活用する上で経済性、収支のこと、いろんな事業展開する上で地理的なハンディキャップ、こういったものが一つの大きなネックになっているというふうに思っております。北海道地域を回ると、大体は同じような環境に置かれているところが廃校になっていると。過疎で、多分、農山村だとか漁村だとか、そういったところが多いんだろうなというふうに思っております。そういったところで、まだ今2校が活用され、一時期はもう一校も使われていたということもありました。積極的に、その辺については誘致活動、PR活動をしてきている、その一つの成果というふうに思っております。やっぱり十勝の中でも、帯広近郊における閉校に対する関心の高さと、それから地方のほうにおける、遠隔地における関心の高さというのは、関心の度合いというのは、かなりハンディキャップあるなというふうに思っております。そういった中でも、町としては地域特性を全面に押し出しながら、それに見合うような起用に町ができればいいなと、そういう思いで来ております。そういった意味では、この町としては、自然だとか環境というのは大きな軸になるということと、もう一つ加えて、新たな次世代の技術に対しても積極的に取り組んでいる町だと、こんなようなことが一つ、大きなセールスポイントになっていくんだろうなと、そう思ったりもしております。そのほかには、ソフトの面で子育てとかいろんな要素がありますけれども、町全体をどんなふうにしてPR化するかということであります。今、コウモリの話は、もう今の話でなくて、かなり前から、もう多分、議員も教育長やっているときから、その話というのは聞いている話だろうと思う、コウモリがいるという。それは、もうコウモリは別に有害でもなく、当たり前に学校にいて共存しているという、そのような認識が多分あったんだろうなというふうに思っております。今の状況、それから閉校して人がいなくなれば、コウモリにとってはさらに住みやすい環境がそこに生まれてくると。外敵がだんだんいなくなってくることと、それから、小さな指程度の穴でも、そこからコウモリが入ってくるというようなことで、非常にそれを塞ぐのというのは難しいということですね。そういったずっと人が住んでいない、そして、適当な出入りする穴がある、外敵がいないという環境が、今のコウモリがコロニーをつくって、そこに集団でいるような状況になってきたということで、以前であれば、それは大きな課題として、一緒に子供たちもいたわけですから、そういう時代もあっただろうと思いますけれども。今の状況の中では、それがそのままでいいというふうにはならない。というのも、北居辺の使ったときには、そのときに食品会社が来ていました。特に体育館は使っていなかったんで、そこのところはあまり気にしなくてきたわけでありますけれども、その後、体育館にコウモリが出入りすると。衛生上、極めて問題だという指摘があって、それに対する追い出しのそういうこともやってきたわけでありますが、廃校になって、企業が撤退して、さらにそれらが増えてきているという状況にあります。そういった状況でありますから、今分かった以上、それを公募してやるということにはならないと。そういった意味で、コウモリの増えた、急に増えている状況の中で、ネット上からマッチングのアプリに対する提供については中断をしたということであります。これから誘致するにしても、その問題を解決しないと、多分、その後々大きな問題になっていく可能性が極めて大きいということであります。そのために今行っているのは、専門的な研究者に、あるいはそれに関わるような業者にお願いをしながら、その追い出し、どうやったら追い出しをすることができるのかということです。1回何らかの形で追い出ししても、じゃ、追い出したまま入ってこないかというような、幾つかの穴を塞いだにしても、見えるところの穴は塞いだとしても、学校という大きな施設でありますから、どこから入ってくるかと、かなりこれは難しい話。だから、何回かそういったことを繰り返しながら、本当に対策ができるのか、できないのか。対策ができないとなれば、その利活用については、抜本的な見直しをしなければならないという判断が迫られるということになるかということであります。そういったところで、今3校あるうちの2校がそういうことである。それから萩ヶ岡小学校について、かねてからいわゆる貴重な文化財、あるいは郷土史類の類いについては、散逸しないようにするということが第一の行政として今すべきことだと。その上でそれらをどう展示するかというのは、この後の課題として対応していくべきだということを、今までもやり取りの中でそう話しさせていただきました。そういった意味で、中部だとかのほうにも空き家のところにも置いていたときもありますけれども、それでも足りなくなって、今、萩ヶ岡小学校のほうに置いているということであります。ただ、議員が視察に行ったというふうに聞いております。雨漏りをしているという現実も起きているということでありますから、長い間止めておくと、設備関係もどんどん傷んでくるんだというようなことで、非常に心配なり危機感を持っているんですけれども、そういう状況の中でさてどうするかというのが、今与えられた当面の課題だということでご認識いただきたいなと、そう思っております。
質問 10番 江波戸明
今町長の話を聞いていると、2校については、ともにコウモリ対策ありきでないと次に進めないと。先ほどの答弁の中にも、いろんな意味でこの対策を遂行するという部分ありますし、今の科学的な部分でいくと、僕は何らかの形で対策としてはできるのかなと。そうなると、やっぱりそれを想定した利活用というのも、今から考えるべきではないかなというように思います。ただ、いつまでといったら、ずっとコウモリとの戦争で、お互いの引き分けで終わるのかどうか別にしましても、利用しないという結果にならないように考えていくべきだと思うし、もし、利用しないとしたら今後の維持管理とか取り壊し。今いろんな意味で取り壊してもすごい高騰化している時代とか、その後どうするんだとか、土地の利活用の問題とか、そこら辺まで検討する時期ではなかったかなと思います。そのぐらいの時間があったんではないかと思いますけれども、そういう意味で、今そういうことも検討するという部分についても、国のほうも国の遊休地の財産の再生支援、今、令和3年、それから具体的には令和5年の中で改正しながら、閉校施設の活用等含めてスモールコンセッションという取組ですね。これが今かなりクローズアップされてきています。これについては、もっと言えば、各公共施設、公共自治体においては施設を使っていない部分。先ほどの数でいうとある程度の数かなり出ていますし、町長言うように、管内僻地は特にそういう人たちが多いのかなという部分思いますけれども、このスキームですか、民間の創意工夫しながら、公民が連携して公共サービスを行うようなスキーム。いわゆるPFI、指定管理制度、公設民営などのスモールコンセッションの支援を受けながら、これからきっと、財政的にはかなり国交省の頭になって進んでくるんではないかと思います。それと併せて今課題になっている部分についても、僕は今から挑戦するとかそういうことが必要だと思いますし、ちょっとした前の新聞では、ある町村では、この戦略、廃校を使ってもらう戦略として、ある企業に、1,000ぐらいの企業に、いろいろ案をつくってこうやってつくってもらえないか。ただ、原則コウモリの問題ありますけれども、そういう部分も含めて努力することによって、すばらしい企業が本当に認めてもらった中で、まして、産地、商品といいますか生産物を活用するとか、そんなことも含めてなされてきた事例があるかと思います。そんなことを含めて、このアクション、これに対してアクションを少し起こして、いろんな考え方を1回整理していったらどういうふうに使えるかなと。そういうことになるかと僕は思っています。そういう部分で国のほうも約、令和4年から令和13年までの10年間で30億の事業規模の、そういうアクションする事業ですか、これを支援するというふうに情報ありますんで、この辺も含めて我が町についても、我が町のよさを利用した対応の仕方。こういうことがまずあるんじゃないかと思いますけれども、そういう今具体の部分でどうするこうするでなくて、こういう取組、町として一つの取組の仕方だと思いますけれども、取組の姿勢をちょっと確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
これまでも、利活用についての必要性を認識して施策として取り組んでいるところでありますけれども、ただ、町が何をどのようにという、そういう制限を加えるようなことよりも、何をするかというのは、それは民間が主体的にやるということが前提になってきます。そうすると、ウイングが広いほうがいいだろうということでありますから、そのウイングを広くするという上で、この町の特性は何なのかといったときに、例えば産業であれば農業だとか林業だとかそういったことが軸になる。それから、生活であれば子育てとか福祉の関係、さらには、いろんな産業の次世代のことでいえば、今やっているドローンの最先端技術もそうやって町が取り組んでいます。こういった今町の取り組んでいるそういったことをしっかり企業のほうに伝えていく、このことが大事で、そのことに関心がある企業がここに来てくれる。そこに限定してこれだけというのは、それほどあそこに引っ張ってくるという可能性というのは難しいだろう。ただ、今言ったようにアクションの問題ですね。これをどう起こすかというのが、ある意味では足りない部分があると、そんなふうに思っています。そのアクションというのは、今のをそこに乗っけているという話もありますけれども、もう一つは、独自のサイトをつくるということもあるだろうし、今おっしゃったように、企業にこの町の地域特性だとかそういったものあって、あなたの企業にとってここは活用できませんか、こういう発信の仕方。こういう具体的なアクションが、実はどれほどやっていくかと問われると、やっぱり指摘のとおり、足りない部分があるんじゃないかと、こう思っています。ただ、今、使い方というのは様々な使い方があって、一般的に、地元の養蜂園が地域の産業としてあそこを使ってくれる。非常にこれは分かりやすくていい話だ。しかし、上音更のほうについては、これらは私どもとして、発想し難い利活用の仕方だというふうに思ったんですね。ですから、そういう企業、企業が、自分たちの企業戦略として何をやっていくのかといったときに、それにマッチングできるようなこの施設、あるいは地域環境であれば、そこに接点が生まれてくるというふうに思いますので、幅広く地域特性、町のまちづくりについて、しっかりとPRしていくということが大事だと。PRしたときに、誰にそのメッセージを伝えるのかと、その伝える方法は何なのかと、こういった戦略というのは、これはちゃんとやっていかなきゃならんだろうなと、このようなことを反省といいますか、これからの展開としては、よりスピードアップ感を持ってやるべきだと。それにしても、町が施設を直して、はい、どうぞという状況でないだろうと、あくまでも民間がやれる範囲の中で、最低限、町としてそこに企業としているためには、電気設備、あるいは水道設備、それから雨漏りするなんてのはとんでもない話になってくるものですから、そういったものだとか。こういった最小限の支援ということになるだろうと思います。初めから大々的に支援をしてやるというのは、それは、いわゆるまちづくりの財政上の問題も含めて、経済的な視点から考えてもいかがなものかなと。投資が、それが将来的に、それがちゃんとリターンしてくるというようなことであれば、そういった提案については、それなりの考え方も出てくるだろうと思いますけれども、少なくても、今ある状況の中でどう手を加えればいいかと、それは協議の話になってくるだろうと思うんですけれども、どんなふうなアクションを起こすかというのは非常に大事なところ。特にPRをどうして、必要な、もうかなりの数がある企業にどう届けるかというのは非常に大事なポイントだなと、そう思っています。
質問 10番 江波戸明
きっと、町長のおっしゃったとおり、まずアクションをどうするかと。アクションする前に、まず、我が町の、自分たちを知っておくということも一つあります。これが一番大事なところかなというふうに思っていますけれども、例えば私たちの町、まだプラス・マイナス、よく言われているのが60度ありますよと。夏も結構暑くなるけれども、冬もかなり寒くなりますよとか。ただ、もう一つは、夏の在り方といいますか、今まさしく避暑機能といいますか、これが全国的に言われていますけれども、今釧路が非常に目立って、避暑機能というのを活用しています。確かに釧路の魅力は、夏は暑くても25度までいかないという部分もありますけれども、うちの町は帯広と比べて桜で1週間違いますから、積算温度も帯広と比べて、十勝中央部と比べて、かなり1週間以上違ってくるとか、秋口からそれなりに早く積算温度で紅葉が始まるとか、そんなことを含めて、我が町のまず気温といいますか、気象状況、これなんかも、きちっと我々の中で認識していったほうがいいのかなと思っています。ただ、今かなり暑い日が結構ありますから、なかなか難しい部分があるかと思いますけれども、大体糠平と上士幌ですけれども、上士幌でいえば、6月、7月、8月が。14度6月、それから7月が17.8度、8月が18.9度、9月で15.2度ということで、思った以上に平均気温で見ますとそんなに高くないんです。だから、本当そういう意味では、日本的には軽井沢とか言われていますけれども、それから比べたらきっとずっと住みやすい、まずそういう土地柄だという認識は、僕たちも再度しとかんならんけど、昨今の暑さという部分で、いや、これ大変だな。さっきクーラーの話もありましたけれども、やっぱりそういうことも一部必要ですけれども、この朝晩の空気、そういうどこかに住んでいる人にとっては、すごく朝晩の空気というのはかなり感じ違ってくると思いますから、そういうことを含めて、1つは子供たちの、我々の町に来てもらうという部分で、それ一つとして、関係人口の一番近い部分、前にちょっと町長と話ししたんですけれども、やっぱり姉妹都市とか交流都市とか、そういう基礎的な部分があると、そうするとかなり行動しやすいんではないかなと、そういうふうに思います。当然子供たちもありますし、高齢者もありますけれども、再度、私たちの町の在り方を考えてみますと、結構いろんな意味で結びつく部分があるかなと思います。先般の予算の中にも、未来留学の話、そんなことを含めて、子供たち、高校生の部分が来るとか、それからもう一つは、今、例えば我が町の一つのアクションとしてアドベンチャートラベル。特に自転車の問題等含めてとか、居辺地区にも1つ新しいナイタイと2つのサブコースといいますか、そういうことができてきたり、いろんな意味であるがままの拠点をつくってそれをどうするかと。まずそういう宣伝をしながら、地域と結びついたいろんな研究所、それから今企業ですか、そういう部分を検討することもあるかと思います。そんな意味で、先ほど言ったように、先ほど申し上げたスモールコンセッションという部分で、これについては財源。官民で考えた場合に、財源がかなり優遇されるというふうに僕は認識していますし、きっとそういうことも頭に入れながら国のほうも、遊休している土地、それから特に建物については、こういうてこ入れを始めてきたという部分です。そんな意味で、我が町のよさ、それから、また脱炭素の先行とかSDGsとか絡めた中でいくと、やはり僕はまず、姉妹都市とかそういうことを締結しながら、そこの子供、老人、それから余暇に利用してもらうとか、そういうメリット等含めて受入れについても、僕はそういう職員住宅、全ての職員住宅が新しいわけじゃないんですけれども、かなりポジション的にも今のその中に。それから、比較的どこの学校も森に囲まれたような地域にありますから、そういう部分を含めて再度、こういう我が町のよさを洗い直す必要があるかと思います。先ほど萩ヶ岡小学校、見せてもらいました。確かに雨漏りしているところ1か所ありました。ただ、体育館については昨日造ったんじゃないかという、極端な話ですけれども、ぐらいぴかぴかしています。僕はそういう部分とか、あそこはちょっと倉庫じゃなくて、ちょっとそれ考えたら、確かに一部自然館等のもので必要なもの置いてありますけれども、これは場所の問題だけで、すごく重要な使い方ができるんじゃないかとか、そういう意味で、総ぐるみでこの問題について考えるべきじゃないかなと僕は思います。これは町民の知恵も当然もらってかんならんし、企業の知恵もらっていかんならない。そして、当然行政が、その中核として行動してかんならんと思いますけれども、その中核の在り方として、やはりいかに財政をうまく引き出すか。町長、これについてはいろんな意味で努力して、いろんな結果を残してくれていると思いますけれども、もう一歩違う目線で、我が町の疎であるその財産をどうやって活用して、そこに働く場所なり、それから関係人口なり、流動的な経済、そういうのをどうやって生むかを。もうそろそろそういう部分を含めて両天秤で、やっぱり新しいものを追求、それからあるものの追究、こんなことが僕は必要だというふうな時期に来ているかと思いますし、そういう時代でないと、これから財政、大変だという部分ありますし、こういうことすると僕は町民の理解というのも、見るから歴史のある建物ですから、町民の理解もすごくスピーディーに理解されて、それからそこの中に協力。今はどうしても地域の中でも、なかなかコミュニケーションが取れないという事実ありますけれども、町民の運営に対する協力とか、そういうのが僕は、ベクトルとしてすごく副次的にプラスになるような出来事になるんではないかなと思っていますけれども、総論で今お話しました。これについての話で、町長、総論でもよろしいですからよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
冒頭、疎の話されました。そしてまた、東川町での視察のお話もされました。今、新しい用語として適疎という、そういう表現で使われ始めているところもございます。東川については、疎でも人口が増えているという町ですね。ですから、何、過疎、疎って、東川どういうことなのというような感じはしますけれども、多分考え方としては、根っこにあるのは、ゆとりある、間合いのある、そういった地域空間をつくっていこうと。あるいは、地域住民同士のネットワークをつくっていこうというのが、本質、根本なのかなと、そんなふうに感じているところもございます。そういった意味では、スロータウンという話もさせていただきましたけれども、この町もそういった意味では、農業が時間軸とすれば、時間とともに生活をする、あるいは仕事をする、季節ごとにですね。そういった地域特性があるということであります。これは極端に、東京に比較すると、東京は、時間をある意味では追い越していくような地域がら、そこでは24時間、経済産業、政治が動いていくということ。その対極にあるのが本町のようなところ。そのところにこそ、その引きつけ合うものがあるだろうというような思いを一つ持っております。そういった意味では、地域特性を生かして、それを積極的にPRしていくというのはすごく大事な戦略だと、そんなふうに思っています。ないものはあります。別に大型店舗はございません、それから総合病院もありませんというように、それは都市にあるけれどもないもの。でも、それをカバーする手立て、あるいはそれ以上の魅力というのはこの町にあるはずだと、私どもはそう自負しながらやっていくわけでありますけれども、そういったときに、共鳴だとか関心を持ってくれる企業というのは必ずある。あるいは、そういうことに関心を持っている人が、移住だとか、あるいは関係人口で本町においでいただくというようなことにつながっていくんだろうということです。その軸はぶれる必要もないし、変わる必要もないというふうに思っております。さらに、本町の町のよさなり地域特性を、一つでも多くちゃんと知り尽くしておく必要があるんじゃないかというお話でありましたけれども、それはそうおっしゃるとおりだというふうに思っております。糠平地域の話もありましたし、そういうことだろうというふうに思います。姉妹都市についても、そういったところでは、より密接な関係で関係人口を構築することができ、そしてまた、そこにある企業が、あるいは団体の交流も深まっていくと。これも優位性があるとそんなふうに思っていますが。だからと言って、僕らはそれを意識しながら今までやってきているつもりでありますけれども、そう簡単にパートナーが見つかってくるという状況ではありません。でも、大事な視点だと。パートナーについては、今言ったように、対極にあるところの地域が一番ベストな相手ではないだろうかなと、こう思って進めているところでございます。大体、話は大きく離れる話でないだろうと思う。観光にしても今までの温泉を軸にしながら、今改めて農山村の全体が、観光資源としてクローズアップされてきているということですね。自転車もそうでありますし、それから、アドベンチャートラベルという意味では、体験をするというようなことも、この地域の特性としてほかにないものがこの町にあるというのが少しずつ見える化してきている、あるいは商品化する可能性が今出てきているということですから、これをさらに具体化し、加速化させていく必要があるんだろうと、そんなふうに思っております。学校については、萩ヶ岡の小学校、それに見合うような代替の、取りあえずの仮設の置場所だとか、そういったことが必要になってくると思いますし、それから、コウモリの状況がどうなっていくのかということが、もういずれにしても駆除はできないと。あそこで噴霧か何かで一気に駆除する、これはもうできる話ではありません。ですから、どのレベルで、何回そういったことを繰り返しながらやることによって、出入りする穴を見つけてそこを塞いでいっていけるかと。これはもうやってみなければ分かりません。いずれにしても、今からでも着手したいとそんなふうに考えておりますから、早期の段階で、これらに係る予算なんかも計上させていただきたいなとこんなふうに思っております。そこをなくして、容易に募集をするということは、これは行政としてすべきようなことではないというような考え方であります。そんなようなことから、萩ヶ岡の使い方、改めて代替があるのか、ないのか。それから、いずれにしても地域の合意形成が必要でありますから、そのようなことであります。ほかのところが、コウモリがどうしても難しいといった場合に、じゃ、どうするのという問題もおいおい具体的な直面する課題だと、こんなふうに思ってはおります。解体するにしても相当の経費がかかりますよと。でも、じゃ、そのまま行政が放置をしておくのか、これもいかがなものかなという、様々な選択肢の中からベストな選択をどうするかというのが問われていくような形になるかと、そんなふうに思っております。糠平の寒冷地、この温暖化の中で、非常に避暑としても相応しいのではないかという話でありますけれども、この中にも触れておりますけれども、国立公園を以前は、あそこは守ると、保護するというのが国の根本的な方針でありましたが、今どう国民の、いわゆる憩いの場所だとか、すばらしい景観として活用するかと。この活用の支援というのが今すごく大事になってきています。ですから、こういう公園になると、もう色の具合から高さから、何から何までがんじがらめに制約があるけれども、それをどこまで規制緩和されるか分かりませんが、少なくとも、民間企業が、温泉なり国立公園の中で事業をやるということについて非常に寛大になってきていると。これは、1つには、インバウンドに対する受皿の充実という支援もあるんだろうなと、そんなふうに思っております。ただ、本町としては、あふれるほどの人はいかがなものかと思いますけれども、ただ、今の状況では非常に観光客は少ないと、富裕層も少ないと。これをどう経済につなげていくかとなると、この資源をより価値のある商品開発をする。そして、それを本当に必要とする人方に提供して喜んでもらえると。このような観光資源の開発なり、国立公園の中の利活用を、これからの課題といいますか、具体的な方向性として考えていかなければならない問題だとそんなふうに考えております。
質問 10番 江波戸明
先ほどちょっとお話ししましたスモールコンセッション。これ、ちょっと町のほうも、これは何物なのか。町にとって遊休施設をどう使い、この制度をどうやって使えるのか。それからどういう得策があるのか、リスクがあるのか。当然官民連携のプロジェクトでありますし、そういう部分含めて、やはり民の力も借りていかなきゃならんし、その中で少しでも人口を何とか確保できないかとか、そんなことを含めてあるかと思いました。僕もちょっと残念だなと思うのが1件ちょっとあったんですけれども、全農ETセンター研究所含めて、士幌の廃校に一つは拠点を設けました、8年ぐらい前に。やはり、ひょっとしたらうちの町に、ああいう拠点があってもよかったのかなとか。あそこはかなりしっかりとした運営体制やっていますし、また、黒毛も、受精卵を、生卵を使っていくという、また、町が挑戦した空飛ぶ受精卵ですか、そんなこともまた本当に活用できるんじゃないかとか、僕はそういうふうに思っていました。ただ、残念ながら、またそういうことが拡大されていったり、そういう情報をやっぱり町がいち早く企業等含めて、一番身近な企業誘致の企業が士幌の町に行っちゃったという、非常に残念に思っていますけれども、いろいろ考えるとなかなかいいことがあるんではないかとか、こういうこともできるんではないかとか。そういう意味で、先ほどありましたようにスモールコンセッションの事業を活用しながら、ぜひ検討していただきたいと思います。それと今1点、糠平の話、町長、跡地のことも含めてあるかと思いますが、あそこにダムのかさ上げとか一大プロジェクトあると思いますけれども、それはそれの問題だという部分含めて、ただ、それであそこがどう変わるかというとかなり先ちょっとあります。これは完成まで20年か30年とかと言われていると思いますけれども、やはりそれはそれであります。やっぱり本当に今うちの町の自然、それから黒石平の12ヘクタール、僕は今、一番すごく魅力あるのが黒石の12ヘクタールだと思います。当然あそこには、当時、昭和27年に電源開発促進法で大集落できました。僕びっくりしたのは、あそこは500人の水洗便所ができたと。すごい歴史的に、上士幌では考えられないような歴史の場所だったと思いますし、あそこを撤退してから数えて、もう60年ぐらいになってしまうというのがありますから、その中に、まだまだプラットフォームがあってみたりとか、どこかに我が町の繁栄した鉄道。タウシュベツばかりでなくて、どこかにそういう匂いがするとか、そこに高級な、もし、いろんな意味で別荘を造りたいとかそういうこともあるかと思いますけれども、僕はその中で森づくりとか森の体験。木を切ってみたい、植えてみたい、そういう部分もきっとあそこは最高の場所です。国立公園の中で国道にくっついていて、12ヘクタールのやや平たん地ってなかなかありません。これは、僕は本当に大きな、これから今逆にいえば、都会の企業等もいい意味で目をつけてくれたら、いい意味でアイデア出してくれたり、そういう場所ではないかと。唯一、糠平の学校跡地もそうかと思いますけれども、僕はそういう力を借りていかないと、なかなか自力でいくとしても、難しいところは人に頼るわけでないですけれども、我々町が、住民が、そして地域の企業がどうそれをPRして、それと一緒に結びつくか。その中に労働という経済が生まれてきたり、一つは目玉というものができたり、先ほどインバウンドの話しました。インバウンドにとっても、どこかでちょっと経験してみたい、やっぱり体験してみたい。先ほど言ったアドベンチャー的なプログラムがあればそれに乗ってみたいとか、そういう部分を含めて、また当然温泉のよさ、再発見まだまだあるかと思います。そんな場所が糠平だと思いますし、それから、僕はもう一つ、糠平以外に苗畑の跡の部分。太陽光の部分は残地残りますけれども、あれがかえってあそこの魅力を落としてしまったのかなという。あそこの9ヘクタール含めて、魅力落としてしまったというのがありますけれども、やはりあそこもいろんな絵を描く、それから、糠平、黒石、そして、町、市街地、これを結びつけて、何か大きな企業等含め、大きな企業といいませんけれども、特色のある研究的な部分とか、町に関係している部分とか、そういう部分を含めたら、何かつながりを持つような線ができないかなと。これもやっぱり町民の知恵だと思いますし、地元企業の知恵だと思いますし、町が生き残る知恵だと思います。このままでいくと、町がつくった第三セクター、生涯何とかの上士幌町というそういう第三セクターも、なかなかこれから厳しくなると思いますけれども、そういうセクターが加われと言っていませんけれども、そういうことも含めて、それからkarch、観光商社、これが加わりながらそういうこと、第三セクターのネットワーク、そんなことを含めて、僕はそういう部分がこれから細長く町が結びついていく。さっき、適疎という部分の東川ありますけれども、あそこは、やっぱり仕掛けをつくってきたから人が増えてきたという部分と、条件がすごくいいという部分がありますけれども、うちはもっと仕掛けをつくっていかないと、なかなか人が寄っていないと。町長言ったように、インバウンドがなかなか糠平厳しいみたいだという認識をしていると同じように、逆に何で厳しいかという部分も再度分析しながら、この町の持っているよさを、本当に魅力、ほかにないところ、掘れば掘るだけきっとあると思いますし、僕は自然館なんかも、大きな逆にいえば目玉の一つになるかと思っていたりしますから、そういうところとの連携とか、そういうことも含めて、町全体でもう一回しっかり底辺からもっと真剣に考えてみようとか、連携してみようとか、町民に聞いてみようとか、企業に聞いてみようとか、そういう場所づくりというのはすごく大事なことであります。さっき、福祉の話でも重層という話もありました。僕も、まちづくりはきっとこの重層的な発想が大事だと思いますけれども、これについて、最後になるかと思いますがよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
大事な、貴重なご提案をいただきました。非常に将来に向けての可能性、夢を追いかける一つの提案だと、そんなふうに思っています。まず、スモールコンセッションの話されました。確かに、今企業を誘致するにしても、町が支援できる範囲というのはどうしても限られるといったときに、国の支援があるとすれば、企業の背中を押す重要な要素だと、そんなふうに考えますね。ですから、そういった意味もPRする中でしっかりと伝えていく。何をするのにどれだけのことに支援があるのか、こういう条件もちゃんとやっていかないと、丸投げで企業が来て、ゼロから、あるいはマイナスから投資をして採算を得るというのはなかなか難しい。だから、そういう意味での背中を押してくれる一つの制度ということで、それらも活用することが必要であるとよく今言われていますけれども、PPPだとかPFIだとかそういうこと。いわゆる官民共同、官民連携というのはすごく大事だと。ただ、大事だといいながらも、丸裸でこっちに来てやるというわけにいかないので、その辺の支援は必要になってくるというふうに思います。それから、黒石平の話もありました。ここは、やっぱりそこで一つの集落があって、それから駅舎もあって、自治がそこで行われていたと、こういう事実は非常にストーリー性がある話だと、そんなふうに思います。今、表面上は、雑木だとかそれに覆われていますけれども、その集落の基盤は残っているというふうに思います。何件かいろんな相談のある中では、あそこを映画のロケ地として、候補の一つとしてあるんだというお話を受けたこともありましたが、残念ながらそれについては実現しませんでした。それにしても、やっぱりあそこがやるというのは、大型のプロジェクトになるだろうというふうに思います。そうすると、それが本当に、町では到底それを戦略的に事業化してやれるほどのノウハウは持っていない、財源もありません。そこに関心のある企業、ああいう地理的な条件だとか、あるいは冷涼な気温だとか、そういうところに関心のある企業だとかということであれば、そこにアプローチをする。それと、もう一つは、まちづくりのそういう歴史的な背景がある。今廃墟にはなっているけれども、それがまた改めて再興するという、こういうストーリーなんかも、ものによっては面白いのかもしれません。今、電力の問題が大きな課題になっています。特に半導体の不足で、半導体が生成AIの関係で、電気が相当足りなくなるだろうというような推測。そうすると、今、千歳にあるラピダスだけで相当の電気は使えますよと。それ間に合うだけの供給ができるのかということだとか、道東のほうにはそういった大型のものがありませんが、冷涼のところにこそ、データセンターなんていうのはふさわしいんですね。ただ、そこでどんどん人が増えてくるということでなくて、脱炭素の視点の中から、場合によっては地域資源で営利を起こして、それがデータセンターになっていったりするというのも、次世代の流れの中の一つとしてあるかも分かりません。そういう先の想定をされたお話を、そういった一つの使い方が非常に魅力的だと今お話ありましたので、今自然環境がすばらしいのと併せて、そこで産業が行われるのか、あるいは涼み、避暑地みたいな形でそこのエリアをどうするのかと。そうすることによって、全くその対象が変わってくるわけですよね。多分、片方は不動産関係だとか、レジャー関係になる可能性がありますし。もう一つは、産業を軸にしたものがあるのかも分かりません。こんなふうにして、地域特性と社会的な時代的な背景だとか、こういうことも一つつくり上げながら、それをPRしていくというのも大事なことだろうと。これは、これからのつくり込みが必要になってくると。それに併せて、今いろんな点であった観光地が、いわゆるサイクルルートで線につながっていったり、それから、食と観光とそういうメニューの多様な組合せでの付加価値の問題だとか、いろんな芽生えが今もう来ているということと併せて、幸いなことに、それなりの知名度が今上士幌にあるということだから、うまく組合せながら相乗効果を上げながら、さらにまちづくりを進めていくと、新しいまちづくりを進めていくというのは非常に必要なことだと、そんなふうに思います。いずれにしても、経済性を無視して、私どもとしてはなかなか着手できないということがありますから、そのことによって大きな町民からの負担を求めるようなことはできません。そういった意味で、苗畑についても、ずっとこれまでもいろんな計画はありましたけれども、残念ながら経済的に自立するような条件のところまでならなかったと。今回はそういった自立させて、町民にも還元をしてもらえるような、そういう自然再エネの利活用があそこで行われるということでありますから、環境にも寄与するという意味ではすばらしい、それから使用料としても、十分意味合いのある経済効果が上士幌町に起きるということでありますので、いろいろなことを考えながら進めていきたいということであります。