浦幌町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月12日
「浦幌高校の閉校跡地・校舎の利用を地域活性化の柱に考えていただ…」
2010年3月12日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が質問し、町長 水澤が答弁しました。
- 質問者
- 河内富喜 議員
- 答弁者
- 町長 水澤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 河内富喜
私は、浦幌高校の閉校跡地・校舎の利用を地域活性化の柱に考えていただく一般質問をさせていただきます。最初に、質問通告書の中で文言が廃校・閉校と統一性を欠いていたことについてお詫び申し上げたいと思います。また、一部二瓶議員と重複した内容がなっておりますので、質問について重複はできるだけ避けるように質問をさせていただきたいと思います。ご承知のとおり、先般、浦幌高校は 59 年の歴史に幕を閉じました。私の立場で大変僭越でございますが、これまでお世話になった町行政・議会を初め振興会など多くの関係各位の皆様方に心より感謝を申し上げたいと思います。さて、浦幌高校の閉校は、卒業生、地域にとっても大変大きな損失であり残念なことでありました。しかし、現実は現実として受けとめていかなければならないことも事実であります。現在、我が町は人口減に歯止めがかからず、どんどん衰退するばかりであります。今回の閉校により、さらに拍車がかかることは明らかであります。今こそ未来志向のプランがこの町には必要ではないでしょうか。現在、町民の声として、止まらない我が町の人口減、衰退に、何とかしてほしいといういら立ちと失望がある中、行政はそのような声にどのように答えていくつもりなのでしょうか。私は、今回の浦幌高校の廃校、浦幌高校の閉校、これを一つの未来へのプランとして十分検討していくべきではないかと考えるわけであります。一昨年、ある新聞に中札内村の村長さんの談話が載っていました。そこでは、中札内高校の閉校時の反省として、跡地利用については、もっと早く地域全体で積極的に検討すべきだったという反省の弁が述べられておりました。幸い、現在では閉校跡地、校舎が中札内交流の杜として全日本クラスの合宿が検討されるまでに高い評価を受けています。さて、浦幌町では昨年、北海道横断自動車道の浦幌インターチェンジが開通、国の無料化政策を背景に 2011 年秋には道央圏を結ぶ高速道路が開通します。道央圏へのストロー現象が懸念される中、今沿線では高速交通インフラに対応した地域活性化策が模索されています。それはもろ刃の剣であり、方策を間違えると陸の孤島のように取り残されてしまう可能性があるわけであります。しかし、やり方によっては大きな可能性が開けてくることも事実であります。そこでお聞きします。1 点目、浦幌高校の閉校跡地、校舎利用の検討機関を早急に立ち上げるべきであると考えますが、いかがお考えですか。2 点目、留真温泉、道の駅とともに地域活性化の柱として閉校跡地・校舎利用を位置づけるべきと考えますが、いかがお考えですか。以上 2 点についてお伺いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
河内議員のご質問にお答えします。1 点目の浦幌高等学校の跡地利用検討機関の立ち上げについてのご質問でありますが、先ほど二瓶議員の質問にもお答えしましたように、町としては、費用対効果の観点から北海道から譲渡していただき公共施設として活用するのは難しいと考えております。しかしながら、民間の方で同施設を取得し、みずからの資金で活用したいということであれば、道との調整や相談に積極的に対応して参りたいと考えております。校舎等が道の教育行政財産から普通財産へ移行された後、道から施設利用に関する照会があると思われますので、その時点で民間での活用方法があるのかなど、町で対応して良いのであれば、インターネットで全国にアイデアを募集し、実用的な提案等を参考に検討の場を設け、道と協議していきたいと考えております。2 点目の地域の活性化の柱としての廃校跡地・校舎の利用についてですが、先ほども述べましたが町として利用することは難しいと考えておりますのでご理解願います。以上、河内議員の答弁といたします。
質問 河内富喜
二瓶議員と重なったところもあるので、大変ご迷惑をおかけしています。これから再質問については、違った視点でさせていただきたいと思います。ただいま申し上げたように、浦幌中学校の改築問題の協議の中で、浦幌高校を利用した場合にどれだけの改築費用がかかるのかということについては、私も資料などいただきましたのでその内容についてはおおよそ把握しております。しかし、私はですね、改築にしても発想とかやり方を変えることによって十分費用をかけない形でやることはできると、私はそのように考えております。浦幌高校へはですね、学校会議などの事業で中に入って時々見させていただいておりますけれども、非常にきれいであります。当然、学校という基準の中では、やはり大幅な改築などが必要なのでしょう。しかし、使い方によってはですね、私はそれほど大きな費用をかけなくても可能性のある分野があるのではないかなと、私なりに考えます。例えば、この予算の中では、ボイラーだとか暖房機器を根本的に変えなければ施設として使っていけない、また壁面だとかですね、屋根の塗装防水が必要であると、載っているわけですけれども、私はこれらのことについてもですね、必要な部屋にストーブをつければ最低限の予算でできますし、防水は必要だと思います。しかし、中の塗装、その他いろいろ使っていく中で、それほど私は古いという感じはしないわけです。以前、歌志内の市役所だったと思いますけれども、市役所の庁舎に充てる予算がないためにですね、雨漏りをしている庁舎、窓もガタガタになっています。しかし、ビニールで工夫して使う、ですから、教育施設という観点では非常に大幅な改修は必要であるけれど、もっと違った視点での使い方を考えるならば、これほどの費用をかけなくても私は可能であると。ですから、やはり最初からですね、費用対効果ということで全く可能性がないということで排除するのではなくて、やはりそれらのことを十分検討する、そして、先ほど町長が同僚議員の質問の中で答えていたようにですね、過程が大切である、プロセスが大切である、それと住民参加のまちづくりということを考えた場合ですね、この閉校という大きな問題、これはやはり町民がみんなでいろいろ知恵を出し合って考えていくべき私は問題である。その中で、行政は行政として必要な資料は出していく、これだけお金かかりますよ、費用対効果はこうですよ、これを改修したらこうなりますよということで、やはり十分住民とその辺のことについて納得ができるまで検討することが必要である。その上で、もしやはり公共施設何かに使っていくということでとてもできないということであれば、私は住民の方もそれなりに納得されるのではないかなと。しかし、行政サイドからは思いもつかないような発想、私は出てくる可能性はあると思うのですよ。いろいろな方からご意見をいただく中で。ですから、これに対する検討を町民交えてしないということは、私が考えるには町長が言っておられる住民参加の協働のまちづくりということの考え方でいくと、ちょっと違うのかなと。一刀両断にこれはもうこういう結論でいくのだということには、私はちょっと疑問があるのだけれども、その辺について考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
河内議員言われるように、改修費用についてはその節約できる可能性は確かにあるだろうというふうに思います。私ども言うのは、改修費用だけではなくて、何に使うのかということが問題だろうというふうに思っています。まさに今、小学校、そして、今年は吉野幼稚園も閉校になるということになっておりまして、町には遊休施設がたくさん生じているわけでありまして、その活用については、それぞれの地区の皆さんに有効な活用方法ないのかということを問いかけながら進めてきているわけでありますけれども、しかし、浦幌高校の場合は、これはあくまでも道立高校でありまして、町立の施設ではないということがあります。この活用について、今どのように使っていくのかということは、今町の施設の有効利用がまず優先順位だろうというふうに思いますし、これについてもなかなか有効利用がないというのが大変なところであります。ただ、この高校をどういうふうにして使っていくのかというものがなければ、これを修理とか、そういう話にはなかなかならないだろうというふうに思っているところであります。答弁でもお話をさせていただきましたけれども、これが閉校になって、そして教育施設から普通財産に移行された場合に、道からの問いかけがあって、その段階で町としてはインターネットを通じてできるのであればですよ、これは道が許可しなければならないわけですけれども、できるのであれば、全国的にそういうアイデアを持ちかけながら、そういう実効的なアイデアが出てくるのであれば、それについては検討していきたいというふうに思っていますし、民間で施設を利用したいということであれば、町としても中間に入りながら道と交渉を進めて参りたいというふうに考えて、今答弁をさせてもらったところであります。いかに有効な施設、確かに見た目はまだまだ施設であろうというふうに思っておりますけれども、なかなかそれを譲り受けていた場合に、これは実際に活用できるものがなければ、アイデアがなければ、まさにこれは持つことによって何と言いますか、ランニングコストと言いますか、経費がかかってくるわけでありますから、簡単に譲渡を受けるというわけにはなかなか参らないだろうというふうに思ってお話をさせていただいております。
質問 河内富喜
町長の言われること理解できるところもあります。私はですね、また繰り返しになりますけれども、可能性があることについては住民とやっぱり対話する中で、お互い確認し合いながらやはり問題を進めていくと、解決に向けて進めていくということでは、私は町民から意見をいただくということについては、やはり大事なことなのかなと。その上で判断をされていくということが私は順番であろうかなと思います。その辺については、見解の相違と言えば見解の相違なのですけれども、私は町長の言われている協働のまちづくりということを基本的に考えるならば、やはり中札内村の村長さんの考えがありますが、広く住民の考えを聞いた上で跡地の利用については検討すべきだったという考えがあります。これも費用対効果で、このことについては、こういう結論で進むのだということで町長理解していいのですか。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
私は、有効活用ができるのであれば、これは有効活用した方がいいと。これは当然だろうと思います。これは町でなくても、道であっても、そのように道も考えているのだろうと思います。ただ、これ今道が閉校したと、これは道の事情で変更したわけですけれども、閉校したということでの施設の有効利用というのは、今までの道の動きを見ていますと、大変今再廃棄ということで、どんどん高校が減っていっています。それで、それを活用しているところもありますし、多くは活用されないでそのまま放置されているという状況であります。道の動きとしては、今やっぱり聞いて言うところでありますと、普通財産にして全国にインターネットで配信をして、そして民間で活用するところはないですかという発信をするそうでありまして、それで活用するのであれば、活用してくださいというふうにするようであります。町としては、極端に言えばですよ、全国から例えば企業誘致でその校舎を使って民間でやってみますという手を挙げていただける人がいるのであれば、これは大変町としてもありがたい話だなと思っているところであります。ただ、それは現実的にそういうところを活用しているところは、今までにないというふうに聞いています。ただ、町で施設を活用できるのかということでありますけれども、今、中札内のお話先ほども出ていましたけれども、残念ながら中札内と場所的な位置の関係も違いますし、グラウンドの広さも違います。あそこは 1 億以上かけて、グラウンドを 4 面つくれる広大なグラウンドがあって、そこで施設をつくってやっているわけでありますけれども、浦幌高校の場合はそういうグラウンドはありません。中札内は飛行場にも近いということもありまして、そういう面で大変地理的条件がいいということでありまして、残念ながら浦幌の場合はそういう条件を持ち合わせていないということもあります。また、合宿所というお話もたぶん念頭にあるのだろうと思いますけれども、浦幌で合宿をする施設は、今浦幌町の施設で遊休施設の中であります。ただ、それもどうするのかという問題が常に議員の皆さんからお話があるように、そこを有効活用すれば浦幌高校じゃない部分も出てくるわけでありまして、そういう施設をたくさん持つことが、果たして町としていいのかどうか、今有効活用できるものがない、そういう有効活用できる方法がない中で、そういうものを持つことがいいのかどうかということも考えていかなければならないだろうと思っているところであります。