みんなの議会

美深町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月17日

地方創生につながる地域活性化のUターン事業について

2024年12月17日、美深町議会の一般質問で、名取明美議員が「地方創生につながる地域活性化のUターン事業について」質問し、町長 草野孝治が答弁しました。

質問者
名取明美 議員
答弁者
町長 草野孝治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 名取明美

私は美深町に生まれ、美深町を離れ、美深町に帰り議員となりました。そしてUターン議員になりました。これから一般質問に入ります。項目 行政。件名 地方創生につながる地域活性化のUターン事業について。質問の要旨 国は地方創生の交付金を当初予算ベースで倍増させることと、地方の成長に向けて農林水産業や観光業など振興を図る決意を示し、新たな地方創生は国民の目線に立って生活が良くなった、安心して暮らせるようになったと実感してもらえるよう政策パッケージを速やかに練り上げ、実現していくと述べています。人口減少、少子高齢化などに伴って財政が厳しくなる一方、求められる公的サービスが多様化・複雑化し、多くの課題に直面しています。地域づくりを推進するためには人材の受入れ事業が重要となります。特にわがまちは子育てしやすいまちであり、かつ自然豊かな環境の中で健康が維持され、都市部よりも居住費、生活費などの節約ができるまちだと思います。以下の点について、町長に伺います。1、美深町はIターン事業を進めていますが、Uターン事業で住民の増加を達成している自治体もあるので、今後はUターン事業にも力を注ぎ、人材確保強化の必要があると考えるので、仕事と住居を同時にあっせんできる仕組みを取り入れたUターン事業をIターン事業と併設して取り組む考えはないか。2、特に子育て世帯や、退職後世帯のUターンは、地域づくり・地方創生の原動力となると考えるので、Uターン者が故郷への興味を高めるための情報提供をしてはいかがか、町長の所見をお願いいたします。

答弁 町長 草野孝治

名取Uターン議員からの地方創生につながる地域活性化のUターン事業についてご答弁申し上げます。まず、仕事と住居を同時にあっせんできる仕組みを取り入れた移住対策事業についてのご提案でございますけれども、近年、地方における人口減少や高齢化が進行する中で、地域の活力を維持・拡大するには、都市部から地方への移住が地域活性化や人口減少対策の1つであると考えております。美深町ではこれまで移住定住対策として、移住希望者向けの空き家の紹介や、移住体験住宅を整備して美深町の暮らしを体験してもらうなどUターン、Jターン、Iターンなど形にこだわらず移住に向けた取り組みを進めているところでございます。その他に町単独の支援事業として、新規就農者への条例に基づく支援や、海外人材受入れの支援制度の創設、快適な住まいづくりと商工業振興補助制度では、令和5年度から移住者支援を新たに加えて、新築工事や中古住宅の取得、店舗の整備、子育て世帯への支援を行うことで経済的な負担を軽減し、移住を促進する取り組みを強化してきたところでございます。移住者に仕事と住居を同時に斡旋できる仕組みを導入するには、地域の雇用状況や住宅情報を一元的に管理し、提供する仕組みづくりなど、実現に向けては様々な検討課題があると考えております。先行事例など参考にしながら研究して参りたいと思っております。次に、Uターン者へのふるさとへの興味を高めるための情報提供についてご答弁申し上げます。移住の推進は地域づくりや地方創生において重要な役割を果たすと考えております。特に美深町の出身者がふるさとへの興味を高めるための情報提供は、故郷の魅力を再認識し、郷土愛を深めるために欠かせない要素であると考えております。引き続きホームページやSNS、移住交流情報サイトなどを活用した情報発信により、ふるさとへの興味を喚起することにつなげて参りたいと考えてございますけれども、名取議員、Uターン議員ということで具体的にその故郷への興味を高めているための情報提供という具体的なもしご提案がありましたらお聞かせいただければ幸いと存じます。以上で答弁といたします。

質問 4番 名取明美

今、町長の方から移住体験住宅あるいはIターン、Uターン、Jターンそれぞれにこだわりなくやっているという今の所見ありましたが、どうして私がUターン事業に着目したかですね。まずIターンは地方創生の国の初期の段階で、地方へ流出させるための具体的な施策としてIターン事業が促進されました。今回の国の地方創生では、Iターン事業に留まらず地域にあった施策を進めてくれということで、来年からは地方創生を倍増すると言われていますが、今年度においても地方創生の施策があれば支援しますよとも言っておられました。私は、Uターン事業に力を入れるべきではないかと思いました。なぜかというと美深町は令和6年1月から10月までで、6人が出生し、66人がお亡くなりになりました。人口が60人減りました。大変な状況です。さらに私はこの状況の中で、子どもの人数が危機的状態であること。美深町出身のOB、退職者が一番多い時期に入っていること。この2つの観点から、特に子どものいる世帯のUターンと退職後の世帯のUターンに着目いたしました。地方創生の課題として、地域活性化はどこのまちにおいても一朝一夕にはいきません。長期的な視点で取り組まなければならないと思います。そこで、地域にあった取り組みをするという視点が地方創生の第一歩となります。なぜUターン事業に着目したかといいますと、私は札幌市内での生活経験があり、忙しく暮らし、大変でした。一度美深町を離れて生活してみると美深町が本当にいいまちだと感じました。このことは私だけではなくて、美深の学校を卒業したOBの方々が誰しも美深のいいところを思い出し、機会があれば住みよい美深町に帰りたい、帰ってみたいと思っている人がいると私は思います。これが1番の理由です。美深町がいいなと思った理由は自然が豊かであり、犯罪と事故が少ないのんびりとした安全なまちだからです。さらに都市部と比較すると生活費が節約でき、経済的にも余裕が生まれます。美深町にとってこのUターン事業をする上でやらなくてはいけないことがあると思います。Uターン希望者を受け入れる相談業務からはじまり、仕事と住居、この情報提供が重要となります。Uターン事業の強化により人口減少、人材確保対策に繋げていただきたいと思います。さらにまちが抱える問題として空き家住宅があります。空き家住宅の活用をUターン者にも広げ、仕事と住居を同時に斡旋できる仕組みを考えていただきたいと思うのですが、先ほど町長答弁していただきましたがもう一度答弁いかがでしょうか。

答弁 町長 草野孝治

Uターン等の希望者の方に仕事と住居を同時に紹介できるようなものを考えてくれといったご質問ですね。先ほど、実現に向けては検討課題もあるという風に答弁させていただきましたけれども、何といったらいいですかね。昔は働く場がないから皆出て行ってしまうんだという話でありましたけれども、今、働く場があっても出て行ってしまって、人がいなくて海外の人材に頼っているというようなことに急に変わってきたのかなと思っています。実は平成10年ですか。3町村で移住を進める北いっしょ推進協議会を立ち上げました。その中で、やはり行っても仕事がなかったらどうやって暮らすんだというような相談もございましたし、一方では今、名取議員がおっしゃったとおり、本当に大自然の中で安全安心なまちでのんびりと暮らしたい、定年退職を迎え健康で元気な方にこの美深に移り住んで生活してもらえないかといったそういった趣旨もあって、北いっしょ推進協議会の方で事業をスタートさせたわけでございます。その中で、やはり中々仕事がないと行きたくても行けないといった声も中にはございました。そういった中では現在では、そういう相談、移住フェア等も参加してございます。そういった中で住宅情報は、現在、町でホームページ等でストックしております、紹介しております空き家の情報、それとやはり雇用情報につきましては、今、ローカル新聞等も求人情報ハローワークさんのが出ていると思います。そういった限られた情報ですけれども、それとセットで今は個別相談というような形で対応していますし、飲食店等でも従業員募集したりというような情報、そういったものを抑えながらそういう相談があった場合はそういうものを提供しながら、今も決してやっていないわけではない。地道な形ですけれども、セットで空き家の部分と雇用情報をセットで随時行っているところでございますけれども、これが名取議員がおっしゃるような形で同時に斡旋できる仕組みになっているのかというと完全なものではないかもしれませんけれども、一定程度対応できる範囲で行っている。その中で移住者向けの色々な支援制度等も紹介して対応を進めているということで、これはIターンだけではなくて、Uターンの方含めてそういったご相談にさせていただいているということでご理解いただければなと思います。

質問 4番 名取明美

今、町長がおっしゃっておりましたインターネットの空き家情報、私も拝見いたしました。何件かありまして、お金の生むものと、そこはタダで提供するというものもありました。ありがとうございます。11月8日の厚生病院との勉強会の中で事務長は人材確保のためにどのまちも必死であり、奪い合いになっている。今年美深町出身の介護福祉士が1人入ったことを受け、美深町に生まれ育った人は美深町に帰ってきてもらう。それが持続可能なまちづくりではないかと言っておられました。町長はこの持続可能なまちづくりは美深町出身者に帰ってきてもらう、この考え方についてまずどのように思われますか。

答弁 町長 草野孝治

美深出身の方が故郷に帰って勤めていただくという、それは商工業の担い手条例の中でもできれば地元の高校を卒業して地元の商店街ですとか企業に勤めていただきたい。そういった趣旨も含めて条例化している部分もございます。それが新卒者じゃなくてもUターンしてきてもそういった支援を整備した部分でございますし、さらに今話した多分看護師の学校を出て美深厚生病院に勤めた方のことをおっしゃられているのかなという風に思っています。就学資金の方、保健師、看護師、社会福祉士、介護福祉士など町内のそういう病院等の施設に就業される方に就学資金、さらに就業一時金ということで町内に住まれた方は60万円というような形で制度を拡充して対応しているというようなことで、こういった部分を今現に活用いただいているということは大変有難く効果が出ているのかなと思います。さらにまだまだ厚生病院さんの看護師さんが不足しているということで有効に活用していただければいいかなと思っています。我々もPR、そういう施設と一体となってPRをさせていただければなという風に思っている所でございます。

質問 4番 名取明美

今、町長の方から美深町には本当に良い制度がありまして、その中で戻って来た人とか就学資金とか素晴らしい制度があります。それを活用したというお話を聞かせていただきました。Uターン、Iターンの相談窓口をしているまちというのがありまして、近郊のまちでは当麻町、上川町、剣淵町、苫前町などまちだけでも道内10カ所以上がUターン、Iターンの相談対応をしています。内容としては空き住宅情報、町内の求人情報、子育て支援情報などを行い、サポート窓口を設置しております。都道府県では島根県においては県を挙げて実施されております。次に2番目の質問に入ります。添田町の女性職員の挨拶の中で、今年、美深町の子どもたちが添田に来ました。こんないい子が育った美深町がどんなところなのか見てみたかったと言っておられました。美深町の感想として女性職員は人柄が良い町民であること、自然豊かな環境の中で子どもたちが健康な体と心が育まれているまちでもあると話されていました。私も美深町の素晴らしい環境に感謝するところであります。しかし、子どもの人数が危機的状態にあることです。具体的には小学校1年生、19人、2年生19人、3年生21人、4年生にあっては13人、5年生19人、6年生は27人、今年生まれた子どもは10人を切っているそうです。子育て世帯のUターンに何故着目しなければならなかったのか。恵まれたまちであることを実感してもらい、都市部より経済的にも節約できる。そして親の気持ちも安定することを伝えたいと思うのですが、町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 草野孝治

何と答えていいか躊躇しているところなのですけれども、島根県の事例がちょっとよく、からは別の質問ですよね。ご承知のとおり本当に亡くなる方、それもご高齢で美深に最後まで頑張ってくれた人、有難いな。本当に感謝したいなと思っています。生まれたお子さんがこの4月から6人ということで、保健福祉課の調べではこの学年は14人3月までに生まれる学年。1学年14人になるのかなと思っています。少人数学級ということで、授業の方は本当に勉強しやすくなるのかなと思いますけれども、逆にグループだとか団体活動、スポーツだとかそういったものには、やはり支障は出てくるのかなという風に思っております。その少子化、将来の少子化学校運営についても教育委員会の中でも議論していただいているところでございます。本当に私は昨年からまちづくり未来トークということで子どもたちを対象にした懇談会というか、そういった場を設けております。この中でやはり子どもたちには美深のまち、郷土愛を持ってもらう、さらにまちを誇ってもらう。誇りに思ってもらう。そしてまちを自慢してもらえる子どもに大人になってほしいな。そしていつかはUターンして戻って来られるようなまちをつくっていきたいなという風に考えているところでございます。

質問 4番 名取明美

ありがとうございます。難しい答弁で町長もちょっと考えてしまうようなあれでしたが、今年私なのですが最も感動したことが1点ありました。それは添田町が来町した時の役場職員の一丸となっての歓迎ぶりでした。美味しいものを食べて、あとトロッコに乗り、クラフトビール、美深牛も味わい、チョウザメ見学など歓迎ムードは本当に美深町の良いところ満載でした。この感動を美深町出身のUターンに関心のある人にも是非体験してもらいたいと私は思います。Uターン事業に参加していただき、美深町民の増加と地域活性化による持続可能な地方創生に繋がっていただきたいと思いますが、また退職後世帯のUターンの話なのですが。経験値の高い退職者を活用し地域活性化の新たな発想や可能性というのも生み出されると思います。美深町の出身の退職者にも目を向けるべきではないかと思います。美深の退職後の世帯対象者は60歳から70歳までで考えてみますと私の時代には小学校の生徒数は1学年200人程度でした。10年間で2千人の対象者がいます。人生100年時代の中で残り人生が30年あります。退職後の過ごし方として故郷に帰りのんびりと健康に暮らし、経済的にもゆとりを持って幸せに過ごすことができることを望みます。今年、町外に住む親戚で83歳になる叔母が30年ぶりに美深町に来ました。住んでいた場所、墓参り、故郷に帰り、思い出に感動し涙していました。退職後の人にとっての故郷美深は思い出いっぱいの場所なのです。故郷の発展を願い、ふるさと納税で支援をしていただいているのだと私は思います。私は美深町に戻れて本当に良かったと実感しています。故郷への思いは故郷の情報を知り、ふるさと納税で応援したいという思いを町長はどのように思いますか。

答弁 町長 草野孝治

またまた答えづらいご質問をいただいたところでございますけれども、前段につきましては美深のOBの方にUターンの体験ツアーのようなものを実施してはという風に受け取ったわけですけれども、間違いないでしょうか。

質問 4番 名取明美

そうですね。例えば同窓会も良いのではないのかなと思うのですけれども。例えばの話です。

答弁 町長 草野孝治

その辺含めて、また具体的なご提案ありましたら担当の企画商工観光課の方にもご提案、具体的なものをご提案いただくと有難いという風に思っております。後段の部分、60歳から70歳代、私の時も200人近くいましたし、美深小学校、美深第二小学校、私は美深第二小学校を卒業したわけでございます。多くの方がおりますけれども、中々やはり暮らせば都といいますか、そこに1回住む、なかなかUターンして帰ってくるというのは定年後難しいのかなと思います。ましてや1番話を聞くと夏は良いと、冬はこんなに雪があるところ、1日はいいけれども毎日はそんな暮らしも向こうの雪のない地域で暮らしが慣れてしまえばそこは簡単にいかないのかなと思います。逆に雪に憧れてくるという部分もあります。Uターンばかりではなくて、二地域居住というのですかね。そういった部分も、今各地で進められております。そういったものも選択肢の1つなのかなと思っておりますけれども、質問の要旨ってなんでしたっけ。ちょっとそういう風に思っております。60、70、30年はどうかなと思うわけでございますけれども、色々なご意見等をいただいた部分について、またUターン事業等についての在り方含めて担当課の方と相談させていただければなという風に思っておりますので、今後ともアイディア等ありましたらお寄せいただければなと思います。

質問 4番 名取明美

また答えづらい質問になってしまい大変申し訳ありません。担当課の方々とUターン事業についても検討していくというそういうお答えをいただきました。最後にですね。最後になります。今年はオリンピックイヤーであり活躍した人たちは沢山いました。大谷選手の活躍も素晴らしかったです。日本の国の宝として国を挙げてメダリストたちにありがとうと感謝し、旭川出身の槍投げの北口選手には旭川市で感謝パレードを行い、旭川の宝として歓迎しておりました。美深町においても子どもは宝であり、美深町OBの人たちも宝として大切に考えていかなければならないと思います。大事にすることで美深町はもっと良くなると私は思います。町長はUターン事業を検討課題である、あるいは担当課と検討すると言ってくださいました。町長、今年が地方創生の大切なポイントなのです。最後に町長の答弁をお願いいたします。

答弁 町長 草野孝治

ちょっと今の質問なのか、発言なのか答えるのは難しいのですけれども、美深の子どももそうですけれども、OBも宝でないかという部分お話いただきましたけれども、200人相当の規模の同期がいるということですので、今東京美深会、札幌美深会も会員が中々集まらず苦労しています。200人の仲間の本当に1割でもいいですので、議員からもお声がけいただいてふるさと会、そして美深の故郷への思い支援していただくようにお口添えいただければ有難いなと思っております。先ほどのUターン事業検討という話がありましたけれども、どれもうちのまちとしてはU・J・Iターン全て対応できるように対応推進を進めておりますので、その辺についてご提言等含めてアイディアを担当課の方に直接お寄せいただければ有難いなということでの答弁になっているかわかりませんけれども、地方創生の事業を予算倍増にするという話ですけれども、多分倍増では足りないぞという意見も出ています。その辺も含めて今後の施策について注視しながら引き続き第6次美深町総合計画を着実に進めるため施策を推進して参りたいと思いますので、ご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。

質問 4番 名取明美

よろしくお願いいたします。これで一般質問を終わります。

出典:美深町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月17日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる