洞爺湖町議会 令和7年3月会議 2025年3月6日
洞爺湖町のインフラ整備について
2025年3月6日、洞爺湖町議会の一般質問で、石川諭議員が「洞爺湖町のインフラ整備について」質問し、上下水道課長 宮古義信が答弁しました。
- 質問者
- 石川諭 議員
- 答弁者
- 上下水道課長 宮古義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 石川諭
それでは2番を終わりまして、3番のほうに移らせていただきます。洞爺湖町のインフラ整備についてということでお聞きします。昨今の老朽化した上下水道インフラに起因する事故が報道されていますけれども、当町の上下水道の老朽化の現状をお伺いいたします。
答弁 上下水道課長 宮古義信
上下水道施設の老朽化の状況についてご説明いたします。まず、上水道ですが、当町の上水道事業は虻田地区の水道事業、洞爺地区の簡易水道事業の二つの事業で運営しているところでございます。上水道事業では、月浦浄水場をはじめ全19施設の管理運営を行っており、水道管につきましても延長117キロメートルを維持管理しております。簡易水道事業でも大原送水ポンプ場など全10施設の管理運営を行っており、水道管も延長83キロメートルを維持管理してございます。施設につきましては、計29施設のうち、耐用年数を経過した施設が4施設、水道管については耐用年数である40年を経過した管が虻田地区では約34キロメートル、洞爺地区では約11キロメートルの計45キロメートルに及ぶ老朽管が存在している状況でございます。次に、下水道事業ですが、虻田下水終末処理場、虻田中継ポンプ場、洞爺湖温泉ポンプ場、とうやクリーナップセンターの4施設を管理運営しておりますが、いずれも耐用年数を経過した施設はございません。下水道管につきましては、管路延長は約96キロメートルございますが、このうち下水道管の耐用年数である50年を経過した管が約2キロメートルある現状でございます。以上でございます。
質問 10番 石川諭
ありがとうございます。下水道事業で耐用年数を経過した施設はないとのことなのですけれども、下水道管の耐用年数が50年を経過した管が2キロメートルほどあるということを今おっしゃっていましたけれども、この2キロメートルについて取り替える予定があるのか、お伺いします。
答弁 上下水道課長 宮古義信
ただいまのご質問の件でございます。下水道管の耐用年数である50年を経過した老朽管につきましては、目視による点検を行っておりますが、異常は見られないことから、今のところ下水道管を布設替えする予定はございません。目視による点検において異常があった場合には、カメラ等を用いて調査を実施いたしまして、劣化状況に応じて公共下水道ストックマネジメント計画に反映させて、更新計画を立てていく流れになろうかと思います。以上でございます。
質問 10番 石川諭
ありがとうございます。目視によって確認していくということで一応お願いしようかと思います。それで2番目、特に緊急を要する箇所はあるのかということでお伺いします。
答弁 上下水道課長 宮古義信
ただいまのご質問の件でございます。上水道事業では、水道管の安全のため、毎年漏水調査業務を委託しております。点検は年2回、6月と9月に調査しており、調査方法としては、まず配水池からの夜間流量を確認し、通常より流量が増えている箇所を特定いたします。次に、流量が増えている管路を水道水の利用時間の少ない夜に、夜間です。路面音調査によって漏水箇所を調査し、発見した漏水箇所については随時修繕を行うことで大きな漏水事故を未然に防いでおります。特に緊急を要するケースといたしましては、配水池の急激な水量低下や、道路面からの出水により発見された漏水箇所については、早急な漏水修理対応をしているところでございます。下水道施設についても、下水道管の安全確認のため、下水道法の規定により、5年に1回下水の貯留その他の原因により腐食するおそれの大きい排水施設、町内のマンホール6か所について、劣化、損傷を把握するために安全点検を実施しております。そのほか、毎年、下水道幹線の道路面に異常がないか路面調査も行っており、本町において直ちに緊急を要する上下水道施設の重大な損傷や異常は確認されておりませんが、全ての管路の状況を把握することは難しいため、路面等に異常が起きたときに速やかに対応できる体制を整えることが大切と認識しているところでございます。以上でございます。
質問 10番 石川諭
ありがとうございます。上水道の点検は年2回、6月と9月に調査して、通常より流量が増えている箇所を特定する、そして水道水の利用時間の少ない夜間に路面音調査等によって漏水箇所を発見し修繕するという方法で、漏水のチェックをしているということが分かりました。細かく説明していただいてありがとうございます。また、下水道施設においては、緊急を要するものはないとのことなので安心しました。それで、次に3番目に移ります。今後5年間の整備計画について伺うのですけれども、町の今後5年間の整備計画ということでちょっとお伺いします。
答弁 上下水道課長 宮古義信
ただいまのご質問でございます。今後5年間の整備計画といたしましては、水道施設では耐用年数を経過した施設が4施設ございますが、中でも建設後62年を経過し、老朽化が著しい三豊配水池の更新が急務となっており、詳細設計に着手している状況です。水道管につきましては泉地区及び洞爺地区の老朽管の布設替え工事の継続、施設管理では計画に基づいた監視制御設備の更新を予定してございます。また、下水道施設については、公共下水道ストックマネジメント計画に基づき、虻田下水終末処理場の鋼製建具の更新等や虻田中継ポンプ場の屋上防水改修や鉄骨階段の更新、洞爺湖温泉ポンプ場の汚水ポンプ井の防食工事、とうやクリーナップセンターの処理場設備である汚泥かき寄せ機やスクリーン化設備の更新をし、施設整備を中心に計画しているところでございます。以上でございます。
質問 10番 石川諭
ありがとうございます。62年を経過している三豊配水池の更新が急務とのことですが、これらは工期はいつからどれくらいの期間が要するのか、もう少しお伺いします。
答弁 上下水道課長 宮古義信
三豊配水池の更新の件でもう少しご説明させていただきます。急務となっております三豊配水池の更新事業につきましては、今年度、令和6年度から設計に着手しておりまして、令和7年度で詳細設計が完了する予定でございます。配水池の容量なのですけれども、1,200トン、現在の三豊配水池と同等程度を予定しておりまして、工期といたしましては令和8年度から二、三年はかかる予定でございます。以上でございます。
質問 10番 石川諭
ありがとうございます。令和8年度から工期を進めて、二、三年はかかると。進捗状況によってはまた、もうちょっとかかるのかも分かりませんけれども、引き続き設計した後、工事を進めていただきたいと思います。それともう一つ、泉地区及び洞爺地区の老朽管の布設替え工事の工期はどれくらいなのか、もう少し教えてください。
答弁 上下水道課長 宮古義信
泉地区及び洞爺地区の工期の件でご答弁させていただきたいと思います。泉地区につきましては、令和7年度、8年度の2か年で老朽化した水道管の布設替えを予定しております。また、洞爺地区につきましても、今年度令和6年度から令和9年度の4か年で布設替えを行う計画のほか、その先についても順次計画していく予定でございます。以上でございます。
質問 10番 石川諭
ありがとうございます。4年、またそれ以上かかるかも分かりませんけれども、よろしくお願いします。あと、下水道施設においては、公共下水道ストックマネジメント計画に基づき維持管理されているということなので、それによることとします。最後に、インフラ整備というのは非常に重要で、例えば国全体を見れば、高速道路があるところは成長し、ないところは停滞する。道路が豊富な国ほど成長しているし、道路が豊富な地域ほど人口が増えている。また、鉄道が豊富な国ほど成長しているということです。つまり、道路や新幹線といった基本的なインフラが整っている地域も国家も産業も発展し、経済は成長し、人口も増えるということが過去の客観的データから明らかになっています。だからこそ、地方創生のためには地方のインフラを整えないといけないと考えます。また、能登半島のようにインフラ整備が整っていないと、住民は戻りたくても戻れないということが多くなってきます。たとえ人口が少なくなったとしても、インフラ整備が整っていれば人口は住み続けます。また反対にインフラ整備が整っていなければ、人は住みつきません。ですから、洞爺湖町においては先ほど質問した上下水道のインフラ整備をしっかりと行っていただけるようにお願いしまして、以上、私の質問は終わります。