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美瑛町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月11日

計画的なインフラ整備について

2024年3月11日、美瑛町議会の一般質問で、谷本憲一議員が「計画的なインフラ整備について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
谷本憲一 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 11番 谷本憲一

番号11番、谷本憲一。質問方式、時間制限方式。質問事項、計画的なインフラ整備について。質問の要旨、産業経済活動を行う上で必要となる交通体系、上下水道の整備、基幹産業の農業における土地基盤整備など、インフラ整備は町づくりを進める上で重要だと考えます。コロナ禍やウクライナ侵攻等による資材の高騰、労働力不足などによりインフラ整備に要する事業費も年々上昇しており、厳しい状況の中でも本町においては計画的にインフラ整備を進めていると思います。今年1月に発生した能登半島地震により、被災地域では道路の分断や破損した水道施設の復旧が進まず、地域住民は生活に支障をきたしており、特に水道の供給は大変重要なものと考えます。本町でも老朽化等による水道管の漏水事故が発生しており、計画的な水道施設の整備が進められていくものと思いますが、資材高騰や人材不足など建設業界も厳しい状況にある中、町が計画している建設事業計画の今後の進め方などについて伺います。(1)事業費の増額が今後予想される中、建設事業計画の見直し等に際する基準などの考え方について。(2)町が要望し国や北海道が実施する土地改良事業等や、それらに併せて町の事業が連動する場合の円滑な事業推進の考え方について。(3)水道管の漏水対策の考え方について。(4)毎年、計画的に水道施設の更新を行うと思いますが、町内における水道工事事業者の登録状況と円滑な更新事業を行うための水道工事事業者育成の考え方について。質問の相手町長です。

答弁 町長 角和浩幸

11番、谷本議員さんからのご質問、計画的なインフラ整備についてお答えをいたします。インフラの整備は、町民生活の安全安心の確保、豊かで暮らしやすいまちの創造、経済の持続的発展など、まちづくりにとって基盤となる重要なものです。本町におきましても、建設事業計画や各種法令等に基づき、施設の適正な管理修繕、計画的な更新に努めているところです。1点目につきましては、建設事業計画は、毎年財政運営計画を策定する際に普通建設事業に係る事業費を積み上げることで、将来負担比率など健全化判断比率を踏まえた予算編成の基礎資料となるものです。計画の策定に当たっては、町民視点に立った事業の必要性や在り方の検討と、財源確保や将来負担等のバランスの見極めが重要と考えます。今後も物価高騰等の影響により事業費の増大が見込まれる中、引き続き事業の必要性と財政規律の確保を踏まえつつ、総合的かつ中長期的視点に立った計画の見直しを行ってまいります。2点目につきましては、地域との連携はもとより、事業主体となる国や北海道とも事業推進に当たっての協議等を密接に行うことで、双方の事業が円滑に行われるよう取り組んでおります。3点目につきましては、漏水を未然に防ぐためにも計画的な設備更新が必要だと考えます。現在は、美瑛町水道事業アセットマネジメントに基づき、重要管路や過去に漏水が多く発生している区域、経過年数等を考慮して優先順位を付け、財政面にも配慮した上で、健全な管路の維持管理と漏水対策に取り組んでおります。4点目につきましては、現在町内事業者のうち、水道施設工事業の指名登録事業者は3事業者となっております。いずれの事業者におきましても、新たな人材の確保や技術者の育成に向けて取り組んでおりますが、厳しい状況となっております。本町といたしましては、水道事業の長期的な更新計画の情報共有を図り、安定的、継続的に実行していくことが、水道事業者の育成につながるものと考えます。また、働きやすい環境づくりにつきましても、引き続き建設業協会等と情報交換しながら検討してまいります。以上でございます。

再質問 11番 谷本憲一

11番、谷本です。答弁を頂きました。それでは、再質問をさせていただきます。今、世界の情勢の中、資材の高騰は著しく、特に建設資材については、この4年間で3割ほど値上がりをしております。また、働き方改革や人手不足、コストの上昇が予想される中、本町においても、町民の安心安全な生活を守るため、きめ細かな事業が必要かと思います。そこを町長の考えを伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

ご指摘のように資材の高騰は続いておりますし、各産業界に影響が出ていると認識をしております。一方でこの価格上昇が給与に転嫁されていくということが、長期的に見ては経済の好循環につながると思っておりますので、いかにこの価格への転嫁を進められ給与へそれが転嫁されていくのかというと、同時に注視をしているところでございます。ただ、現象的にはコストが高くなっていく、人手は減っている、担い手が少なくなっているという、美瑛町内の各産業界の情勢というものは十分に認識しているところでございます。これまでも、価格高騰対策等、国、道の事業と連携した取組を進めてまいりましたが、どのような経済状況を情勢におきましても、安全安心な町民生活または経済活動を維持していただけるように、町として全力を挙げていく、そういう決意でございます。(「はい」の声)

再質問 11番 谷本憲一

11番、谷本です。答弁を頂きました。本町は十勝岳を背負っている町です。いつこう災害が起きてもおかしくない状況にあります。水道や電気、ガスなどは、個人の生活に直結するもの。道路、通信などは産業に欠かせないものだと思っております。そんな中で、今後、計画的に事業を進めていただきたいと考えておりますけれども町長の考えを伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

この度、ご質問も頂いております建設事業計画もそうでございますけれども、町としてあるいは各課担当課として、この先見込まれる事業についてはあらかじめリストアップをし、計画化し、平準化をし、大きな負担がなく進めるよう計画をしているところでございます。もちろんその中には、水道・電気・ガス・ライフラインですとか産業のインフラも含んでございます。一時期に過度な負担とならない、そういうような、インフラ事業、インフラ整備が進められるように今後とも、計画を立てて、その計画の下、着実に執行してまいりたいと考えております。(「はい」の声)

再質問 11番 谷本憲一

11番、谷本です。答弁を頂きました。それでは次の再質問をさせていただきます。これは1例ですけれども、私たちの朗根内地区は今、基盤整備事業を行っています。南地区は令和6年度から本格的に始まり、町道改修改良工事を並行して実行をしていきますが、道の事業量が計画より先行した場合、また、極端に減った場合、町の事業費も柔軟に対応していただけるのか町長に伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

朗根内地区、具体的にはですけど、そこだけのみならず、例えば道路と用排水が混在しているようなところがございます。そのような地域、そのような道路につきましては、道営事業が進んでいかないと、そこに伴った町道の整備も、することができませんので道営事業、道の事業と一体となって取り進んでいくよう、これまでもそうでございましたけれども、これからも、道と足並みをそろえて町の事業も着実に推進をしてまいりたいと考えております。(「はい」の声)

再質問 11番 谷本憲一

11番、谷本です。答弁を頂きました。大変今の町長の発言、本当に地域といたしましても、うれしく思っておりますし、私たちの基盤整備事業、道路に面してる田んぼもありますので、道路排水も面工事の中には一緒に入ってますので、その中で、基盤整備の面工事と並行して、道路の排水等も含めた町道の工事を並行していただくということは私たちも本当に今までの地域の願いでもありますし、それを進めていただける柔軟な対応もしていただけるということで本当にありがたく思っております。続きましてもう一つ基盤整備関連で質問をさせていただきます。現在、朗根内南地区、旭地区、横牛地区と今後計画的に実施されていくと思います。道路パワーアップ事業費の増大に伴い、町の負担増が見込まれますけれども、そこの辺のところの町長のお考えを伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

各種基盤整備事業が、今後、進められ展開されてまいります。事業費の増額というのは恐らく資材、燃料等の高騰に伴って、事業費全体が上がるという想定だと思いますけれども、そこの事業費が上がったといたしましても、その上がった分に応じまして当然町としては町のやっていく、負担していくものは、その上限に合わせて実施を着実に実施をしてまいりたいと考えております。(「はい」の声)

再質問 11番 谷本憲一

11番、谷本です。答弁を頂きました。基盤整備事業というのはですね今、美瑛町に3地域エントリーして、今朗根内は先に進んでおります。残りの2地区は、ここ1年のうちにスタートしていくのではないかと思いますけれども、これはやっぱり基盤整備事業、田んぼ大区画にするということは、やっぱり後継者不足また担い手不足による、農家数の減少、また、一戸当たりの面積がですね、増えていく中でですね、やっぱり効率的大きい田んぼというのはやっぱり何をしても効率的なんですね。やっぱりそういう中で、やっぱりこの区画整理を田んぼを大きくするということは、今後の美瑛町農業でも大切なことだと思っております。またそれに伴ってですね、今後スマート農業も普及していくかと思いますけれども、自動操舵システム、そして、肥料、農薬の削減、また種の削減につながるですね、セクションコントロールシステムというこういうシステムがあるんです。このシステムをちょっと今説明したいんですけれども、例としてはですね、肥料の散布に関してちょっと例を出したいと思うんですけれども、肥料を圃場の中に振るにはですね、トラクターの後ろにブロードキャスターという作業機をつけて、そこに肥料を入れて、トラクターの動力で、後ろの何ていうかスピンを回してですね、左右対象に肥料を振って散布する機械なんですけれども、それをスタートして、散布していく中で、今度向こうの端について、逆に戻ってくるときにはですね、やはり肥料の散布残りがないようにですね、少しこう重ねて走ってくるんですね、肥料振るのに。それをですねこのセクションシステムというのは、左右を何て言うんですか、幅を可変してですね、重なったところを散布幅を少なくして、重ならないように散布していく装置なんです。これは肥料振るだけではなくですね、防除のときも、ずっと向こうに行くときにだんだんこう圃場が狭くなっていくときだとかはそれもコース広げたときにずっと行った中で、ノズルを1つずつ、1つずつとは言わないんですけど3つずつでも、止めながら向こうに行くという。いろんなこうコストの面で非常に削減されるシステムで、圃場の形とか大きさにもよりますけれども、2割以上のコストが削減できるという、今、本当に非常に注目されてるシステムなんです。それもですねやはり大きな圃場ですとそれの割合が大きいということで、やっぱり農家のコストの関係でも、いろんな意味で削減がこれから予想されるということで、もう少しずつ美瑛町でも普及していくところなんですけれども、そんな中で、本当に町の方からのご支援を頂けるといういうことはですね、本町の農業振興のためにも、つながるのでコストの削減とつながるのではないかと思いますので、ぜひ支援を頂きたいなと思っておりますけれども、そこら辺の考えを伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

肥料、飼料価格が高止まりし、また、国際情勢の緊迫化等々で農業を営む環境が難しくなっていく、そういう要因になっているということは認識しております。そういう時代であるからこそまず、田んぼ、畑である農地をより効率的に利用しやすい、耕作しやすくするため、そのためには、基盤整備が必要である。基盤整備を進めることによって、効率化を図ることができますし、コストの削減にもつながるということになろうかと思います。一方で農機具、道具としてのスマート農業も普及を同時にさせていくことで、より相乗効果が生まれていき、これからの持続可能な農業の在り方が実現していくという風に私も思っているところでございます。美瑛町の基幹産業であります農業でございます。この農業をしっかりとこれからも営農していただくための基盤の整備、あるいは、スマート農業の推進に共々これまでも力を入れてまいりましたが、より一層これからも力を入れ基幹産業農業を守ってまいりたいと思うところでございます。(「はい」の声)

再質問 11番 谷本憲一

11番、谷本です。答弁を頂きました。続いて、新しく再質問させていただきます。答弁書と重複するところもありますけれども、再質問させていただきます。昨年の6月の議員協議会で説明がありました、水道事業アセットマネジメントの説明の中で、今後の取組について3点ありました。その中で、管路更新については、年2キロペースでは基幹管路更新が十分進まないことから、優先順位を決めて計画的に進め、その際には、管路のダウンサイジング等の費用削減を検討することが望ましいという説明があり、計画的に進められているかと思いますが、答弁の中にも、指名事業、登録事業者は3業者となっています。長期的な更新計画の中、事業者の育成について伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

事業者の方々にこう本当に生活の基盤である、町民生活の基盤である水道のところを守っていただいております。それだけに大変重要なお仕事をされていらっしゃると認識しております。一方で民間事業者さんでいらっしゃいますので、それぞれの経営方針、経営の在り方があろうかと思いますので、そこに行政として口出しをするということは、これはまた別問題なのかなと思っているところでございます。ただ、災害、あらゆる災害の発生ですとか、事故等で、急遽、美瑛町の水道、ライフラインを守っていただくために、すぐに手を入れていただくためには、日頃より、健全な経営、強い経営をされていらっしゃる、そういう事業者がこの町内にあれば、有事に備えることができるという観点で、町内事業者さんの育成というものは、私どもができる、やり方で支援をさせていただきたいと思っておりますし、これまでも共存共栄の関係で努めているところでございます。具体的には先ほど少しご答弁申し上げましたけれども、美瑛町がどれだけの水道事業を今後予定しているのかということにつきまして、建設事業計画等でもこれまでも出しておりますけれども、より情報交換を図りながら、不安のない事業展開ができる。それだけの今後の美瑛町が持つ事業規模があるというような点につきましての情報交換共有というものを、さらに進めさせていただきたいと思いますし、また、各事業者さんの中で、働く方の働きやすい環境づくり、あるいは、単価各事業における単価の見直しなども図ることによって、事業者の方が利益が出るような、単価見直しなども進めることで、町内事業者の方に、この町内で事業展開をしていただけるそういう環境整備に努めてまいります。(「はい」の声)

再質問 11番 谷本憲一

11番、谷本です。答弁を頂きました。最後に、全体を通して質問をさせていただきます。能登半島地震などの災害を通じて、普通に生活してたことが、できなくなる現実。生活や産業の基盤となる公共設備を整え、充実させることが重要だと思います。町民の豊かな暮らしやすいまちづくりのため、きめ細かな整備、それを支える事業者の支援策を最後に伺って終わらせていただきます。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

能登半島地震の時もそうでございました。ほんとに議員ご指摘のように、当たり前に普通にあると思っていた日常が突然崩れてしまう。危険は常に、裏腹であるんだなということを実感しているところでございます。そしてその普通とか当たり前は何かといいますと、やはりそこがインフラであったり、社会資本の整備であったりとか、という部分がしっかりしていることが普通で、安全で安心な暮らしが保たれているということであると思っております。そしてそのインフラに係る部分につきまして、日頃からの修繕、改修等で、町民生活を守っていただいている、事業者の皆さんのお力があるおかげで、日常生活もですし、災害のときの災害対応もしていただいているということであると認識をしているところでございます。これからも町内事業者の皆様を主に美瑛町の町民の皆様の生活を安全で、そして豊かなものにしていただくためにも、インフラ整備、あるいは建設事業関係の皆様のお力が必要でございますし、私どもも一体となって、この町民生活の安全安心を守っていく、その活動を進めることで、事業者の足腰を強くし、町民生活を守っていただける、そういう活動につながるような取組を町としても進めてまいりたいと考えているところでございます。

出典:美瑛町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月11日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる