みんなの議会

栗山町議会 令和7年3月会議 2025年3月11日

(1)役場職員の働き方改革、住民生活の向上に関わるDX推進事業は/(2)ハサンベツ里山地区の電話回線(光回線)の早急なインフラ整備の施工実施について

2025年3月11日、栗山町議会の一般質問で、堀文彦議員が「役場職員の働き方改革、住民生活の向上に関わるDX推進事業は」「ハサンベツ里山地区の電話回線(光回線)の早急なインフラ整備の施工実施について」について質問し、町長 佐々木学、教育長 吉田政和、総務課長兼選挙管理委員会書記長 小南治朗が答弁しました。

質問者
堀文彦 議員
答弁者
町長 佐々木学、教育長 吉田政和、総務課長兼選挙管理委員会書記長 小南治朗

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 堀文彦

通告に従い、大綱2点質問いたします。1つ目、役場職員の働き方改革、住民生活の向上に関わるDX推進事業は。近年各業種で働き方改革が進められているところである。その働き方改革を推進する上で業務のDX化については欠かせない要素となっている。そこで、役場職員の働き方改革と住民生活の向上に関わるDX化政策について次の3点を町長に伺う。①、役場職員の実効的な働き方改革に直結するDX推進事業について現在の進捗状況は。②、職員の働き方改革につながるDX化政策について、職員にさらなる負担にならないか、町長の見解は。③、町民に対する生活向上のためのDXサービスの進捗状況は。大綱2点目、ハサンベツ里山地区の電話回線(光回線)の早急なインフラ整備の施工実施について。本町の光回線普及率は、電話回線が施設されているエリアでは100%と伺っている。しかしながら、ハサンベツ里山地区では一部の携帯キャリアが僅かに通話できる状況である。そこで、次の点を考慮し、このエリアへの電話回線及び光回線のインフラ整備を早急に行うべきと考える。①、子供たちが活動していることが多いエリアのため、緊急時の対応を行う。②、自然体験活動の際にタブレット端末を利用したICT学習の教育展開を行うためのWi―Fi環境整備。③、ネイチャーポジティブ宣言の取組を全国に発信するため、昨年度オープンしたNAYAが活動拠点となり、オンライン研修会や講演会等を行うためのネットワーク環境の構築。④、通常の管理事務を行うためのメール送受信や動画配信を行える環境整備のため。以上です。

答弁 町長 佐々木学

1点目の役場職員の働き方改革、住民生活の向上に関わるDX推進事業についてでありますが、本町ではデジタル技術を活用し、行政サービスの向上と業務効率化を目的に昨年8月、栗山町DX推進計画を策定し、この計画に基づく各施策を推進しているところであります。ご質問①の役場職員の実効的な働き方改革に直結するDX推進事業の現在の進捗状況についてでありますが、具体的な取組としましてはフロントヤード改革、様々なデジタル施策を連携、利用させる一元管理システムの導入、テレワークシステムの導入、業務プロセスの可視化及び見直しを行うための業務棚卸し、役場内のノートパソコン整備などを掲げております。現時点におきましては、業務プロセスの可視化及び見直しを行うための業務棚卸し、また電子決裁の促進に関連する取組を進めているところであり、今後におきましてもこれらの取組を通じて各部所間で連携を図りながら業務の効率化を図ってまいりたいと考えております。ご質問②のDX化政策による職員への負担についてでありますが、DX化政策を推進する中で政策の実行に向けた準備段階では、一時的に職員の負担が生じることは議員ご指摘のとおりであります。しかしながら、業務のDX化によって現在の業務が効率化され、職員の業務処理時間の短縮及び省力化が図られるものと考えております。今後におきましても事業者と連携を図りながら、可能な限り職員負担の軽減につながるよう努めてまいります。ご質問③の町民に対する生活向上のためのDXサービスの進捗状況についてでありますが、栗山町DX推進計画における具体的な取組としましては、窓口のキャッシュレス化、オンライン申請、納付システムの導入、コンビニ交付システムの導入、図書館のDX化、地域公共交通のデジタル化などを掲げております。現時点おきましては、オンライン申請や書かない窓口化に関連する取組を実施しており、今後におきましてもこうした行政手続の円滑化を図りながら町民生活の利便性向上につなげてまいりたいと考えております。なお、栗山町DX推進計画に関しましては、国が進めておりますシステム標準化に係る事業費が大幅に増加しているなど、当初計画を大きく上回っている状況にあります。このため、今後におきましては財政状況も踏まえた中で改めて精査し、適宜計画の見直しも視野に入れながら事業展開を図ってまいりたいと考えております。ご質問の2点目につきましては、教育委員会より答弁いたします。

答弁 教育長 吉田政和

2点目のハサンベツ里山地区の電話回線(光回線)の早急なインフラ整備の施工実施についてでありますが、このハサンベツ里山におきましては、昭和60年に御大師山で国蝶オオムラサキを発見したことを契機に多くの町民有志によりハサンベツ里山計画実行委員会として活動が行われ、昨年20周年記念式典が挙行されました。また、里山づくり20年の集大成として活動拠点施設NAYAが多くの町民からの寄附と国からの補助金で整備が行われました。これまでハサンベツ里山は子供たちの身近な自然体験フィールドとして活用されてきましたが、今後はネイチャーポジティブ宣言を契機にその活動も新たなステージを迎えることとなります。ハサンベツ里山地区の通信インフラ整備に関しましては、これまでも機会を通じて事業者に対し要請を行ってきておりますが、今後の活動展開を考えた場合、議員ご指摘のとおりその環境整備が急務であると認識しております。このため、改めて費用面を含めた効果的な実施方法を検討の上、早期整備に向けて協議を進めてまいりたいと考えております。以上です。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。まず、大綱1点目の働き方改革のほうについてに参りますが、具体的な取組の中にフロントヤード改革というものがありました。これを町民に分かりやすくご説明いただけないかと思いまして。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐々木学

今再質問のフロントヤード改革ということでありますが、言葉のとおり窓口の改革でございます。この関係につきましては、進めております書かない窓口化であったり、オンライン申請の準備を進めておりますが、町民がそこに行かなくてもその申請手続ができるような窓口、こういったところをまず町民サービス向上の切り口として進めているということで、今ご指摘のとおりこのことによって職員の働き方改革にもつながってくる、業務の削減にもつながってくるというふうに私どもは認識をしているところでございます。この書かない窓口、フロントヤード改革ということで窓口の部分の関係ですが、今一つ取り組んでいるのがマイナンバーカード、これをそこでスキャンしますと従来であれば住民票だとか取得する場合には住所、名前とか必要なものを書くことになるのですが、住所と名前だけは自動的に打ち出されてきて、それであとはチェックをつけるだけというような形になっていますので、そういった機器を導入し、その町民の利便性も図っているということであります。それによって職員側についても本人確認の必要も、そういう処理時間もなくなるということがありますので、まずはそこの段階から進んで、さらにもう一歩進めていきたいというのがオンライン申請による行かない窓口ということであります。この関係についてはまだ準備段階でありますけれども、子育てだとか介護に係る手続、申請行為が結構あるのですけれども、それが27ほど今手続ありまして、それを国のぴったりサービスというポータルサイトのほうに登録いたしまして、そういうことで動き出しますと、それぞれこれから申請時期迎えますので、オンラインでもできますよというような周知をしながら、この申請の手続を進めていきたいというふうに考えております。これによって町民サービスの向上にもつながりますし、また職員側にとっても業務の効率化につながると。今そこの2つの部分について、このフロントヤード改革ということで進めているところであります。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。やっぱり横文字にしたときになかなか町民の方が難しいところがあると思うので、働き方改革を進めると同時に窓口の、高齢者の方なんかもそうなのですけれども、窓口に来たときの利用のしやすさ、やっぱりこれがいろいろDXを進めていったときにそれについていけない世代がおりまして、その方たちがうろうろしていて、その方たちの案内を一回一回丁寧にしなければいけないとなると、これまた難しいところでありまして、私昨日ちょっと所用で千歳市役所に行ったのですけれども、もう入った瞬間に分かるのです、どこに行ったら何があるかというの。しばらく見ていたときにその窓口案内図を見て、それは全然DXと全く関係ないです。本当にアナログな掲示板なのですけれども、多分そういうのがある工夫というのも一つ大事なのかなと思っております。続いて、テレワークの話が出ておりました。テレワークについては積極的に進めていくという解釈でよろしいのか、あるいはどういった場面でテレワークというのを活用されるのかを伺っておきたいのですが。お願いいたします。

答弁 町長 佐々木学

この自治体テレワーク試行事業、これにつきましては先般のコロナ禍の中で多くの、自治体にかかわらず企業も含めてこの働き方改革、そういった新たな社会問題に対応する働き方ということで全国的に導入をされているものでございます。本町につきましても一昨年、令和5年6月からこの試行事業のほう進めているところでございます。今本格事業に向けましてパソコンの設定の準備であったり接続テスト、こういったところを繰り返して進めているということで、何とか今月中には本格運用に持っていきたいと考えております。その中で利用する場面ということでありますけれども、例えば中学生だとか小学生だとか、そういったお子さんで病気になられた場合にご家庭でお仕事をせざるを得ないという場合だとか、あとはこれは配偶者であったり、父母であったりもしますけれども、介護の関係でどうしても役場に来ることができないとか、出張のときとか、いろんな場面は想定されますけれども、そのようなところに柔軟な働き方をしていただくためにこのテレワークの関係については積極的に推進をし、またいろんな制度も踏まえて推進していきたいなと思っております。その試行段階でいろいろ今2年近くやってきたのですが、一番多かったのが公共施設のほうで、これはテレワークというよりは役場庁舎と公共施設を結ぶような形で試行しましたけれども、そういったようなことでラジオの配付の窓口であったり、そういったところでこのテレワークの試行事業をやりましたし、また出張のときにパソコンを持っていって本庁とやり取りをするとか、まず試行段階ですので、そういったようなところも繰り返し行っております。さらに、ちょっと病気、風邪等々で出勤ができなかったときに、それでもお仕事をせざるを得ないという場合に7回ほど自宅でこのテレワークの試行でやってきたというところもあります。いずれにいたしましても、このテレワークの部分については非常に重要な働き方改革の部分になると思いますので、今後もしっかりと進めていきたいと考えております。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。コロナがインフルエンザと同じ分類の扱いになったとはいえ、コロナにかかったときに、また家族がかかったときにお仕事を一緒にするわけにはやっぱりいかないと思うのです。株もどんどん変異していっておりますし、すごく仕事のしやすさという部分についてはテレワークの導入というのは大変ありがたいことではないかなと思いますし、それからお子さんがいる職員のためにもとてもよい推進だと思っております。次、続いて現状についてちょっとお伺いしたいのですが、昔の言葉で言うとイントラネットと言うのですけれども、ネットワーク上で役場つながっていると思うのですが、2つの課、複数の課以上にまたがる情報なんかを共有できる状況にあるのかどうかという状態なのです。例えば私なんかは学校職員でしたから、生徒指導部というのが各学年にいるのです。そこで会議やりたいときに、そこの情報を2つで共有しなければいけない。あるいは、生徒指導部と生徒会係が関わるときには、その2種類の課の人間が共通して情報を持たなければいけない。つまり今回の件についても実は2課にまたがる件があるのですけれども、その情報共有が果たしてネットワークアプリではないですけれども、グループワークのソフトか何かで対応できているのかどうかというところをお伺いしたいのですが。

答弁 町長 佐々木学

中身的な部分については私存じておりませんので、後ほど詳細は担当のほうから説明させますが、今役場のほうにいろんなシステムがあるわけでありますが、それを一元管理していくというところもこのDX推進の中にはあるわけでございます。ですから、その職員に与えられる権限の中で例えば税務課の職員でなくても税情報を確認できるだとか、いろんな業務上の手続の中でこのシステムというか、フォルダーというか、その中で業務を今進めているということがありますので、このDX推進とは直接関わる部分ではないかもしれませんが、仕事のしやすさというか、流れを円滑化していくことによって、それも当然職員の働き方、業務量の削減、そして業務の効率化につながってくるという部分がありますので、それぞれのシステムの権限をしっかり領域を守りながらも全職員が有効にいろんな行政情報を活用できる、そんなような行政内部のシステム化は図っていく必要があるだろうというふうに思いますし、今もそういうような形になっているところであります。それと関連して、ちょうど今議会の特別委員会のほうからの答申というか、我々がこの行政の不祥事を受けて様々なご提言、ご提案をいただいているところでありまして、そこの改善策の一つとして業務の棚卸しなんかも今進めているところであります。そこを今進めて準備段階に入ってきているわけであります。詰めの段階に入っているわけでありますけれども、いろんな業務の流れの改善だとか、どこに時間がかかっているかだとか、いろんなその一つ一つの業務の可視化を図るということが非常に大事になってくるかなというふうに思っていまして、そこの部分について今一つ一つ担当課のヒアリングも含めて進めているところでありますので、それがしっかりと確立されてくれば今誰がそこに配置されても同じようなレベルの中で業務、そしてシステムの活用ができるかなというふうに思っておりますので、そこの部分も含めながらまずは役場内のそういったシステム、そしてそのフォルダー等の有効活用、こういったものは図っていきたいと思っております。

答弁 総務課長兼選挙管理委員会書記長 小南治朗

堀議員、職員の情報共有に関わるという、他課、いろんな課にまたがる情報共有のご質問かと思います。実際のそういった情報共有のツールということで、まず1つ行っているのがグループウェアということで、これはグループウェアというような形でそれぞれ各個人ごとにもアドレスが振られてメールのやり取りもそうですし、それから全庁的にお知らせをするという方法もこういったツールの中ですることができます。そういった中で、まず情報共有というのが一つはできるかなというところがあります。また、いろんなデータの管理です。それについては、それぞれ各課が独立したデータという形でフォルダーを持っています。その中でこれは当然そこの課の職員しか見れないのですけれども、各課が共通してデータを見たいという場合は共有のフォルダーというのを作って、その中に必要なデータを入れて、データを見てそれぞれ職員が内容の確認をしたり、そのデータを基に資料の作成をしたりというような、そういった形での共有のやり方は行っているところでございます。

質問 5番 堀文彦

今の部分については、これからのDX化というよりは今現状のこの状態でも多分できていなければいけない部分だと思っておりまして、状況を確認したのですけれども、町民の声聞きますと2課にまたがったときにやっぱり対応が遅くなっているところがちょっと感じられるという声も伺ったりとかするので、どっちの課なのか、あっちの課へ行ってくれ、こっちなのかというのがあったりとかするので、ぜひ情報共有というのをすごく大事にしてほしいです。この後DX化に向けてやっぱり最大の肝というのは残業時間の解消だと思うのです。今そのDX化を進めていったときに、実際に残業解消につながるというふうに確信を持てる取組というのはどういったものを考えているのか、具体例を教えていただければと思いますが。お願いします。

答弁 町長 佐々木学

これまで進めてきた中ではっきりとした残業時間というか、その業務時間の縮小が図られた部分について具体例ということですので、1つお話をしたいと思いますが、これは今年度実施したわけでありますが、入札参加資格共同審査システム導入というのがあります。これは2年に1回入札の手続を業者さんから役場の建設課のほうに出していただくわけでありますが、それを今までは従来紙の申請書で職員が受付をし、内容を検査、精査をし、そして登録をしているという作業がありまして、1業者10分ぐらいかかっていたのですけれども、業者のほうに委託をするというか、DX絡みの政策として進めたわけでありますが、これがシステムを使ってやれることになったということで、前回よりも109時間の業務時間の削減につながったということがありますので、このような直接的に業務の効率化につながるようなDX関連事業については今後も進めていきたいなと思います。そして、今のこの入札の関係については、ちょうど除雪の業務時期と重なるということもありますので、今回はそちらのほうの仕事への連携の中でも随分職員の業務量が軽減された部分かなというふうに思っております。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。109時間の業務量の削減というのは、これかなり大きい成果だと感じます。ただ、今の現状見ていますと、夜8時過ぎてもまだ電気がついていたりとかという、すごく心配になるのです、体調の面とか。毎日同じ人が残っているのか、違う方が残っているのか、あるいは休日の日も車が止まっていたりということですごく心配になります。体調の面のやっぱり不調が出ないようにDX化って進めなければいけないと思うのですが、今現状としてストレスチェックというのは現実行われているかどうかというのは、私が長沼のときには教育職員も含めて全部受けていたのですが、現状栗山町はどうなっていますか。

答弁 町長 佐々木学

このストレスチェックは今栗山町でも行っております。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。深くここについては掘り下げません。もしかしたら、要診察という形で結果が出ている方もいらっしゃるかもしれないし、その人数を聞くつもりもございません。さらに、今後の未来のことを伺っていきたいと思います。町民に対する生活向上のためのDXサービスの進捗状況で、今全国的に言われているのが各種証明書がコンビニ発行可能というとき、この時点で働き方改革を一気に進められるタイミングだと私は考えております。では、その時点で働き方改革の改革案として何か具体的な事例って、1点でもいいです。持っていたらお話しいただけますでしょうか。コンビニ発行になったときのタイミングで。

答弁 町長 佐々木学

当初のご答弁でも申し上げましたが、町民サービス、町民生活の向上につながる部分として、先ほどちょっとご説明した窓口の関係です。オンライン申請だとか納付システム、さらには窓口のそういったキャッシュレス化、そして今お話のあったコンビニ交付システムだとか、図書館のDX化だ等々町民生活に関わるものがあるわけであります。それぞれにメリットは当然出てくるということで押さえておりますが、このコンビニ交付システムの導入につきましては、職員の働き方改革というよりは、やっぱり町民の皆さんの利便性、そちら今コンビニでかなりいろんなものを納付したり、そういった方が増えてきておりますので、これは直接的には町民の皆さんの生活の向上、サービスにつながるものだというふうに考えているところであります。あと、それに伴って役場側、行政側がどのようなメリットがあるかというところについては、ちょっと今検証しておりませんので、お答えできませんが、こういった町民サービスの部分についてもやはり進めていく必要があるかなというふうに思っているところであります。ただ、しかしながら昨年8月です。栗山町DX推進計画を策定し、議会のほうにもご説明をさせていただいたわけであります。そして、行政内部の業務効率化を目指すそのDX、今言われたような町民の生活の質向上という、ここを目指すいろんなDXの事業、さらには社会的な実装を進めていくDXだとか、いろいろあるわけであります。そして、我々が作成したDX推進計画の重要項目が幾つかあって、その一つにご存じのとおりガバメントクラウドです。役場、各自治体がばらばらだったそういったシステムを政府のほうで、国のほうで標準化、統一化していくという作業が今併せて進められているのです。そこに今大きな問題が出ておりまして、それはご存じかどうか分かりませんけれども、国が当初示した標準化をするためのイニシャルコスト、さらにランニングコスト、ここがかなり大幅に増加になっているという大問題が今全国の自治体で起こっていまして、その財政が下から崩れ落ちてしまうような大きな問題が生じているわけであります。例えば栗山町を例に取りますと、この標準化に関わるその移行の開発経費の前に国の示された試算が3,000万円程度だったのですが、今9,000万円まで増嵩していると。それには国のほうのいろんな事情だとか、その国の事業を委託しているそういった業者の事業というか、ベンダーのほう側のいろんなこともあるのですが、短期間の中でこの標準化作業をやらなければ駄目だということでいろんな問題が生じておりまして、そこにその部分の作業工程が増えるものですから、どうしても開発経費も上がるということで、うちなんかでいうと6,000万円ぐらい増えていると。ただ、この開発経費は国が全額持つということだったのですけれども、結果蓋を開けると8割ぐらいしか措置されていないと。今全国知事会、全国町村会、市長会、地方六団体と言われている団体がこぞって国に対して要請しています。要請というよりも抗議です。最初の約束と違うということで。さらに、ランニングが一番問題なのです。我々17の役場の業務を標準化のほうに入れようと進めているのですけれども、この17の業務の保守管理、かかっていた費用が、ランニングが年間2,200万円だったのです。それが標準化されたことによって今、国から示されている金額は7,300万円です。3倍以上です。それだけの単費が出てくるということになると、我々の財政事情をかなり大きく揺るがすような事態になっていまして、これは我々だけの問題ではないです。全国の自治体がそういう今ガバメントクラウドの関係で揺れているというか、もうこぞって抗議をしていると、そんな状況であります。それで、そういうこともあるものですから、国から具体的なものが示されていない中ですので、今堀議員が言われているいろんな町民サービスに関わるような行政サービスもどんどんやっていきたいのです。私の3年前の2期目の公約にもDXの推進というのは非常に重要な項目だということで既に3年前に掲げて総務課に専門のセクションをつくり、そして今総務省の起業人制度を活用してこの計画に基づいた事業を進めていきたいと思っているのですが、そういった財政的な問題が解決できないと次から次からできないのです。そこはすごく今困っていることというか、うちだけの問題ではありませんけれども、もしあれでしたらこのいろんな住民サービスに関わるようなところを推進すべきだというような議員のお考えであれば、国に対して意見書なり、ほかの自治体も多分たくさん出ていると思いますけれども、そういったところをぜひお願いしたいなと思っております。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。質問してすごくよかったです。具体的な、今町長の苦悩といいますか、そういう部分も多分議員が共通認識できたと思うのです。導入コスト、ランニングコストがもう倍以上にかかるというお話。そして、だから実行に移そうと思っても、それが今なかなかしづらい状況にも、苦境に立たされているという実情を伺うことができました。ただ、やっぱり国のほうでできるようにしますという当時のデジタル担当大臣が言っていましたので、私も国が責任を持ってやらなければいけないことだと思いますし、町長のご意見に賛同します。それで、では何としてもこの導入コスト、ランニングコストを町にかぶせられてきた場合については、やっぱり残業代という部分を少しでも縮小してという考えが必要になってくると思うのです。それは職員の福祉を守るため、健康を守るために必要なことだと考えていて、例えば窓口発行が減れば皆さん役場に来ないで近くのコンビニ行くと思うのです。多分役場職員で一番大変なのは、私教職員でもそうでしたけれども、管理事務なのです。つまり学級担任だったら学級担任をずっと、小学校の先生なんかすごいなって思うのは、休みなく授業を教えていて、授業の準備も午後やって、当然帰る時間、退勤時間になっても終われない。給食時間も子供のそばにいなければいけない。昼休みがない状況、管理事務。小学校の先生は何すごいかって、朝早く来てやるのですよね、その日の準備を。同じように役場の方って多分管理事務を通常の退勤時間終わってからやらざるを得ないから、遅くなると思うのです。では、その管理事務を先にできるシステムを私構築できるのではないかなと思っているのです。コンビニ発行ができるようになれば。部署は限られます。例えば住民課であれば、役場の窓口を4時で閉める。4時から5時15分までは、その管理事務の時間に充てる。教育委員会の窓口でもそうです。そうすることで、その残業にかかっていて、5時15分からやらなければいけなかった管理事務を4時から行うことができる。実際に導入されている自治体もあるのですが、これどうですか。私はすごくいい案だなと思っているのですが、町長、この辺どのように感じられますでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

再度のご質問にお答えしたいと思いますが、私も考え方としては同じような考え方でございます。この単純作業といいましょうか、その管理業務、反復作業、こういったものはやはりシステムを自動化することによって、より職員が専門的な業務に集中できるように、そういったような方向に向けていくということは大事なことかなというふうに思います。それに伴って、ひいてはそれが町民の皆様へのサービス向上につながるというようなことにもなるかと思いますので、ここについては取り組むべきということで、今進めている業務改革支援業務というのが棚卸しの部分もありますけれども、そこで一つ一つの業務を今チェックをして自動化できるもの、そして職員がやるべきものとか、その振り分けも含めて効率化を目指したシステム化に取り組んでおりますので、いずれそこの部分についてもしっかり出てくるかなというふうに思っております。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。いずれにせよ、DXの導入に向けて一番最優先に考えなければいけないのは役場職員の方の健康第一だと思いますので、そこにつながるような形で取り組んでいただけたらと私思っております。役場職員の方が健康であれば、町民の方も役場職員が来たときの元気な対応をいただければ町民も元気になれるというのがやっぱり根底にあると思いますので、ぜひ明るい栗山町、ましてや先ほど同僚議員が質問していたオール栗山で明るいまちづくりに取り組んでいただけたらと思って大綱の1点目終わらせていただきます。では、時間中途半端になってしまうかもしれませんが、大綱2点目に入らせていただきます。まず、早急度ということでハサンベツの光回線について、これ2年ぐらい前からずっとお願いしていた件なのですけれども、早急度ですが、まずちょっとこの事案をご存じかどうかお伺いしたいのですが、2024年6月上旬、地域おこし協力隊のI氏が作業中に耕運機もろとも斜面下の沢に落下、耕運機の下敷きになると。携帯電話から連絡しようとするも圏外。連絡が取れず、自力でI氏は耕運機に挟まった状況から抜け出し、近くで作業をしていたT氏を探し、発見。同氏に連絡をして依頼と。大事に至ることはなかったのですが、この案件について町長把握されていますか。

答弁 町長 佐々木学

その関係につきましては、教育委員会のほうからご報告をいただいておりますので、私も掌握をしておりました。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。これ命に関わる状況だったのですが、こういった状況を鑑みると、まず携帯電話が通じない状況という改善を早急に行っていただきたいのですけれども、だからといってアンテナを立てろというのはなかなか難しい話だと思うのです。例えば今私の携帯もこの議場に入ると4Gのアンテナ2本ぐらいしか立たないのです。非常に通話状態が悪くなる。では、この状況を改善するにはどうするかというと、役場のネットワーク、無線が飛んでいると思うのですけれども、無線LANに接続するとその状況は改善されます。つながないですよ、役場の情報とつながってしまうから。つまり有線の光回線がそばにあると改善できるのです。例えば小学生が活動するエリアともなると、あらゆるアクシデントが起こり得て予想されるのですけれども、一つは熊の出没、スズメバチに襲われる、毒のある蛇にかまれるといった動物を要因とするもの。ほかに川に溺れる、落石に遭う、倒木に巻き込まれると自然環境を要因とするもの。熱中症、不測の体調不良など病的な要因から成るもの。こういったものを鑑みると、緊急連絡先が取れる手段というのは必要だと考えております。それで、まずその早急性という部分を考えていて、先ほど予算のこともあったのですけれども、もしこれが教育委員会が予算を上げた、予算が取れない、はねられた、先進まないですよね、なかなか。何とかしてまず早くこの状況を抜け出していただきたいと思うのですが、この辺の見込みというのはどのようになっているのか、ちょっとどなたが回答していただけるのかあれなのですが、お願いいたします。

答弁 町長 佐々木学

ハサンベツのネット環境、この関係については今議員ご指摘のとおりかねてから課題となっている部分でございます。栗山町全町的なお話をいたしますと、過去栗山の南部地域のほうはパーセンテージとしては5%程度でしたけれども、90%ぐらい電話回線がいっているところの光回線の環境は整っていて、残ったのが南部地域だけだったのですが、これについてはコロナの交付金を使いましてそこも全域カバーをできたということで、栗山町は冒頭申し上げましたとおり今全域、議員もご承知のとおり電話回線がいっているところについてはカバーされていると、そんな状況であります。そこのハサンベツのところは、途中国道から入りまして右手に1軒民家がありますが、そこまでは入っております。さらに、その先400メートルから500メートルのところの一帯がハサンベツの里山エリアということになりまして、地形上なかなか電波の接続も含めてよくない地域なのですが、そこについてはもし緊急通報とか、そういったものも可能にするとしたら、やはり通信キャリア、これ事業者です。NTTさんだとか、そういったようなところで光回線のエリアを拡大していただくしか方法はないのです。ですから、あとは光回線を引いたり、Wi―Fiをつけたり、衛星を使ったりしても緊急連絡というところはなかなか難しいという状況であります。こういった状況もあったものですから、私としてはこれまでハサンベツのいろんな関係者のほうからも要請を受けておりまして、事あるごとに冒頭申し上げましたが、NTTさん、事業者さんのほうにここについては、今堀議員のほうからいろいろと子供の体験だとか、栗山町の教育の一番大事なところの自然環境教育というところのフィールドであるだとか、いろんなことを申し上げて要請はしてまいりました。ただ、なかなか実現はできていないというところであります。この間も来ていただいていろいろとお話しさせていただいたのですけれども、なかなか難しさがあるということで実現には至っていないということでございます。そのような中で今回この一般質問をいただいたわけであります。私どもも今までの活動プラスアルファで今度はネイチャーの関係も当然出てきます。そして、今ご指摘のあった事故の関係もありましたし、この機会に、本来はやはり情報のインフラというのはキャリアがやるべきだというふうなのが私の持論でありますから、本当はやっていただきたいのですけれども、そこはかなわないということでありますので、そうなったら町で独自財源でやるしかないということであります。いろんなことで今回この質問をいただいて教育委員会とも十分協議させていただきましたけれども、何とか町独自財源を使っても、方法論はいろいろ先ほど言いましたとおり光回線を町が独自に引くとか、そのためには電柱を立てなければならないとかいろんな装備が必要です。外部のWi―Fiもそうです。いろんなものも設置しなければなりません。さらに、衛星通信のほうを使ってということもあります。ただ、衛星通信のほうはイニシャルは安いのですが、ランニングのほうが異常に高いのです。ですから、そのいろんなことも比較検討しながら、なるべく早期の段階であそこの通信環境エリアを改善というか、よいものにできるようにこれからスピード感を持って進めていきたいと考えております。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございました。町長がいろいろと多岐にわたって考えていただいているという件伝わってまいりました。私もいろいろ調べて手法、本当であればいつもここにパネルを置いてやるのですけれども、今日はやりません。改善する方法としては、私が見つけたのは3案です。もう光回線を引く、電波塔を建てるのですよね、キャリアの。ただ、これはちょっと現実的でないのは、例えばドコモのアンテナだけ立ててもドコモにしか通じないのです。ソフトバンクが通じないとか、auが通じないとか出てくるので、基地局ってキャリアごとに分かれているものですから、あまり現実的でないかな。それから、今言った衛星使って、スターリンクというのですけれども、これは天気が悪かったり、特に森とか林とか木の枝で遮られることが多いので、非常にハサンベツには向かないかなと。やっぱり有線が一番安定するかなと思っております。GIGAスクールでWi―Fi今度そこに飛ばすようになると、水道の流れと一緒でぶら下がっている蛇口がいっぱいあれば水の勢い、出悪くなりますよね。それを吸い上げるためのルーターという機械が必要で、皆さん経験あると思うのですが、私たちのときはプールで目洗う機械あったのですけれども、隣のほう止めたら勢いばって出てきて、それと同じなのです。10台ぶら下がってタブレット使っていて、それが5台になったらスピードが早くなるという状況が光回線です。あんまり40台とかぶら下げるにも結構装置がかかっていて、多分3桁いくのではないかなと思っております。そうなると、やっぱりなかなか町の予算でというのは私難しいと思うので、今石破総理が地方創生で予算をつけるということで、地方創生予算倍増って言っていて具体化はされていないのですけれども、私も1回総務省のレク受けました。そうしたら、パッケージプランでふるさと教育と、それからネイチャーポジティブ宣言とシーズンです。夏場の実際に行われている外部の人を呼んでの自然体験プログラム、これを重ねるともしかしたら、あとはプレゼン次第だと思うのですけれども、国の予算取ってこれないかなって思っているのです。だから、身を切る財源も必要なのだけれども、今早急にやっぱりやるってなったときに、ネイチャーポジティブ宣言については環境副大臣の中田宏先生ももう既に私伝えたので、ご存じです。それから、先日環境政策課の杉本課長も参議院議員会館のほうに行ったということなので、既にご存じだと思います。栗山町にも直接来たいとおっしゃっておりました。そういったルートを使って、このネイチャーポジティブ宣言については、間違いなく日本のスタンダードモデルになっていくだろうという太鼓判をいただきました。ぜひそういった背景を使って、身銭を切るのも大事なのですけれども、国の予算で何とか引っ張って、あとは国会議員の方にお願いしてつないでもらえるような形もできるかと思いますので、地方創生の予算使えると思うので、ぜひそういったところを切り口にお金引っ張っていただけたらなと思います。この点いかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

この光回線有線でやるにしても、やはり試算では単純に単純計算では600万円から1,000万円、さらに枝葉をつけていくともっとかかっていくということになります。やはりこういった事業、必要性は十分理解しておりますので、これをやるためには今言われた地方創生の交付金、こういったものも活用しながら検討していきたいというふうに思っております。先ほど言ったいろんな手法の研究、さらには財源確保、こういったところを含めてこれから進めていきたいと思います。

質問 5番 堀文彦

ありがとうございます。ぜひ国を動かして、それは金が欲しいではなくて、栗山町のネイチャーポジティブ宣言という活動をやっぱり栗山町から発信するという目的にもつながってくると思うのです。ぜひそこは考えていただいて、要望書を上げていただけたらなと思います。ただ、取りあえずやっぱり一時しのぎは必要です。なので、一時しのぎとして何か対策を、これ教育委員会が多くなるのでしょうか、また雪が解けたら自然教育の時期が始まりますので、通じるキャリアを、何か公用キャリアではないですけれども、取りあえず導入するとか、ただその一時しのぎがそのまま継続になってもらってはやっぱり困るので、将来の実現に向けてネイチャーポジティブ宣言を栗山町から発信し、日本のスタンダードモデルに変えていくということを願いまして私の質問終わりたいと思います。以上です。ありがとうございました。

出典:栗山町議会 令和7年3月会議 2025年3月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる