砂川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
人口減少対策について
2025年12月10日、砂川市議会の一般質問で、石田健太議員が「人口減少対策について」質問し、総務部長 三橋真樹が答弁しました。
- 質問者
- 石田健太 議員
- 答弁者
- 総務部長 三橋真樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 石田健太
それでは、通告に基づきまして一般質問させていただきます。私からは大きく1点となります。人口減少対策について。全国的に人口減少が進む中、近隣自治体と定住人口を取り合う競争は地域全体で見ればゼロサムゲームであり、縮小均衡に陥る懸念があると考えます。本市が未来に向けて活力を維持するためにも単に人口の数のみを追うのではなく、観光に来た交流人口でもない地域と多様に関わる関係人口を活用し、砂川市の未来を共につくってくれる知識、経験、意欲を持った人材をいかに増やすかという質の向上を目指す視点が必要と考えます。そこで、以下について伺います。(1)関係人口活用への市の考えについて。(2)外部スキルと地域課題をつなぐ仕組みについて。(3)新たな成果指標、KPIの導入について。以上、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 総務部長 三橋真樹
大きな1、人口減少対策についてご答弁申し上げます。初めに、(1)関係人口活用への市の考えについてでありますが、関係人口という概念は平成28年頃に書籍等での使用をきっかけに普及が始まり、その後平成30年に総務省の関係人口創出拡大モデル事業が開始されたことにより、一般に広く知られるようになりました。関係人口とは、移住や観光ではなく、また単なる帰省でもなく、自分の居住地と特定の地域を行き来して継続的かつ多様な形で関わることで地域の課題解決に資する人などのこととされております。関係人口の種類は大きく訪問系と非訪問系の2つに分けられ、うち訪問系は現地のボランティアに参加するなどの直接寄与型、副業などで現地で働く現地就労型、テレワークなどで現地に貢献する形で働くテレワーク就労型、現地のイベントや体験プログラムなどに参加する参加・交流型、現地のグルメや観光など現地でしかできない活動を楽しむ趣味・消費型の5つに分類され、また非訪問系はふるさと納税やクラウドファンディング、地場産品の購入といった形で地域との関わりを持つ人とされております。国は平成26年11月にまち・ひと・しごと創生法を制定し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して将来にわたって活力ある日本を維持することに国を挙げて取り組むとする地方創生の考え方を示し、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しましたが、策定から10年が経過し、国は地方創生について、地方移住者の増加など一定の効果があったとしつつ、自治体間で人口の奪い合いにつながったとして新たに地方創生2.0を推進するとし、人口減少を前提とした上で都市と地方の住民が継続的に関わる関係人口の増加などを通して地方活性化を目指していくとしております。関係人口の増加策の一つとして、国は居住地以外の自治体に継続的に関わる人を登録するふるさと住民登録制度を創設するとし、登録人口を増やすことで地域の活性化を図るとしており、具体的には2種類の登録パターンを設け、ふるさと納税などを行って地域経済の活性化に貢献する人をベーシック登録、現地での副業や町内会活動への参加など地域活動の担い手として活躍する人をプレミアム登録と位置づけ、特にプレミアム登録をした人には現地の公共施設を住民料金で利用できるなどの特典を付与することでより地域との関係を深めて将来的な担い手確保につなげるとしております。当市としても各所で人手不足が深刻する中において、本制度をどういった事業で活用できるか検討していきたいと考えております。続いて、(2)外部スキルと地域課題をつなぐ仕組みについてでありますが、外部スキルの活用としては、国は地域活性化起業人制度を設けており、これは自治体が協定により3大都市圏に所在する民間企業から社員を派遣してもらう、または民間企業の社員や退職した個人と契約を結び、自治体のプロジェクトに従事してもらい、民間企業の専門知識、業務経験、人脈、ノウハウを活用して地域課題の解決につなげていくもので、派遣元の民間企業においても人材の育成や社会貢献、新しい地域との関係構築などのメリットがあるとされております。また、人材派遣型企業版ふるさと納税制度では、民間企業が専門知識やノウハウを有する自社の社員の人件費を含んだ寄附を自治体に行い、自治体は寄附を行った企業から派遣された社員をプロジェクトに従事させる一方、寄附をした企業側においても法人関係税が最大9割軽減されるといったメリットがあり、これらの制度の活用において当市にマッチングする事業があるのか等、今後調査研究していきたいと考えております。続いて、(3)新たな成果指標、KPIの導入についてでありますが、地域との関わりを持つ人にとって自分がどれだけ地域に貢献できたのか、自分のスキルが生かされたかなどを具体的な数値で表されることはモチベーションにつながるものであり、さらには今後も関わっていきたい、もっと貢献したいといったシビックプライドの醸成にもつながっていくと考えられ、今後関係人口を増やしていくに当たり、知識、経験、意欲を持った人材の活躍が数値を通して可視化されることは一定程度必要であるものと考えております。
再質問 石田健太
答弁ありがとうございます。では、順次再質問をさせていただきたいと思います。大きな1の(1)です。関係人口活用への考えについて答弁をいただいて、ふるさと住民登録制度の活用等々について検討しているというところで、関係人口は地域の社会課題解決や魅力向上に貢献する存在であり、関係人口が地域住民の共助の取組に参画していくということで地域の内発的な発展ですとか、そういうものを誘発するとともに、地域資源の掘り起こし、磨き上げ等、そういうものを行っていくというものを通して地域に付加価値が創出され、地域の活性化につながることが期待できるものかなと関係人口について考えているんですけれども、そういった関係人口について、砂川市において現在どのような取組が行われているのかお伺いします。
答弁 総務部長 三橋真樹
明確に関係人口として関係を持っていく、拡大していくという取組ではないですけれども、本市ではふるさと納税の応援サイトですとか市のホームページに全国に向けてふるさと応援寄附金のPRに関する情報発信をしておりまして、そこでメールアドレスを登録していただいた方に対して定期的にすながわ情報メールといったものを配信しております。このふるさと応援寄附者の情報メール新規登録件数といいますのは第2期のまち・ひと・しごと創生総合戦略のKPIにも実は設定をしているものでございます。また、すながわ情報メールにつきましては、移住定住施策でありますすながわお試し暮らし、こちらに参加をしていただいた方にも登録をしていただいておりますし、毎年東京都で開催される北海道移住・交流フェアというものに参加しておりますけれども、そちらで砂川市のブースに来られた方にも呼びかけをいたしましてメールアドレスの登録をお願いしているところでございます。当初この情報メールの登録件数ですけれども、令和元年度には87件でありましたけれども、新規の部分で、ふるさと応援寄附金の新規登録者数ということで申し上げますが、令和6年度実績では565件あります。これまでに登録していただいた方の累計ということになりますと、令和7年12月9日現在で2,805人いらっしゃいます。こういった方は定期的に私どもから発信される情報メールを見ていただいて、定期的に砂川市に関心を寄せられている方だと位置づけることができるかと思いますので、こういった方々との情報の交換という形をすながわ情報メールという形で取っているというのが現状でございます。
再質問 石田健太
関連した活動というところでメール等々2,805人、累計ですか、たくさんの方が砂川の情報に関心を持っていただいているというところで、先ほどの答弁にあったふるさと住民登録制度は現在制度設計中であるのかなというところではあるんですけれども、この制度を活用するに当たってベーシック、プレミアム等々あるというところだったんですけれども、現行の住民基本台帳とは別に新しい管理システムを構築したり、何か管理するためにコストがかかるというのが導入に当たっての懸念点かなとは思うんですけれども、活用する場合に考えられる懸念点というものはどのようなものがあるのかをお伺いします。
答弁 総務部長 三橋真樹
コストがどういった部分に必要になってくるのかと今国で制度設計しておりまして、令和8年度から開始をしたいということで総務省で考え方が示されておりますけれども、私どもで今現在考えている留意すべき点と申しましょうか、そういった部分でご答弁をさせていただこうと思うんですけれども、ふるさと住民登録制度の対象となる方ですけれども、関係人口となる方と言えるわけなんですけれども、長期的な定住人口ではないということ、そして短期的な交流人口でもなくて、その中間的な位置づけになっている方が関係人口だと言われています。それでいて応援したい、砂川市を応援したい、また砂川市に関係があるんだというきっかけづくりをして気軽に地域づくりなどに参加をしていただくという取組に結びつけていくということだと思います。ですので、行く行くはこの関係人口を移住定住につなげていくのだという側面だけを強調して登録者数の増加ということだけを目的にしてしまうと、せっかく関心を持ってくださって、またちょっと自分たちのスキルを活用して砂川市に貢献したいなと思ってくださっている方にも距離が生まれてしまうのかなと思っておりますので、適度な距離を保つ緩やかな関わり方を構築していかなければならない、そして興味が持続するような周知の方法ですとか呼びかけをしていかなければならないと、そういったところが今後の取組として留意すべき点、懸念される点ということだと考えております。
再質問 石田健太
確かに移住定住に向けてというものだけに集中してしまうと、単純に関係人口の方来てください、助けてくださいじゃないですけれども、さらには住んでくださいみたいなものになるとやはりちょっと距離感の詰め方が違うのかなと思うので、そこら辺が懸念点であるというのが分かりました。(1)については終わります。(2)の外部スキルと地域課題をつなぐ仕組みについてというところで、関係人口をより定着させていくというためにも現在各種PR等を行っていると思うんですけれども、単なる住みやすさだったり、魅力のPRのような形で受け身のような発信だけではなくて、砂川市にはこんな課題があるんだというところでこの課題を一緒に解決しませんかですとか、あなたのスキルが必要ですというような一点に絞ったような発信をするなどして、まちの人と共に解決していきましょうといった形で共創の呼びかけも必要かなと考えるんですけれども、例えば町内会の活動に人手が欲しいと、廃品回収ですとか、そういったものというものもあればイベント事業の会場のレイアウトを考えてほしいとか、タイムスケジュールだとか、まちの中にいろいろとある課題というものでそういうものを解決するためのスキルというものを個別具体的に提示して発信していくということで、そういう情報を見た方が、ああ、自分でもできそうだなとか、興味があるので、やってみたいですとか、あとはそういった自分のスキルを何か生かしたい、磨きたいと考える方、人のために何かしたいと考える方が一歩踏み出しやすくなるのかなと、そういう具体的なものがあればより関わっていきやすくなるのかなとは考えるんですけれども、また求めるスキルが明確であることで課題解決能力の高い人材が来てくれるという可能性もあるのかなと考えるんですけれども、このようにターゲットを絞った形で発信、呼びかけをしていくということについてお考えをお伺いします。
答弁 総務部長 三橋真樹
私どもとしてもベーシック登録ということで単にふるさと応援寄附金をよろしくお願いします、砂川市に興味を持ってくださっている方はまずは登録してくださいということではなくて、いかにプレミアム登録のほうに活動の軸足を動かしていけるかどうかというのが重要なのかなと思っています。そういった活動をしていくに当たっては、今ご提案、ご指摘のあったとおり、砂川市はどういった部分で課題を解決しようとしているのか、それを関係人口となってくださる方々も含めてどういった組織で、どういったプロセスを踏んで解決していこうとしているのかということを明確に提示しなければなかなか手は挙げてくださらない。砂川市の資源を活用して魅力を発信してくださいと言ったところで何をすればいいのでしょうかということになってしまいますので、そういった部分は行政課題を解決をした中で提示をして登録をしてもらうという取組は当然必要になってくるだろうなと思っています。ちょっと蛇足的に答弁をさせていただきますが、今般第7期総合計画の中間年ということで市民アンケートを取ったわけなんですけれども、一番最後のアンケートの設問で今後も市民参加を進めていく必要があるかどうか、どう思いますかという設問があったわけなんですけれども、そう思う、やや思うとご回答になった方が52.2%、これが令和元年に調査した前回調査では65.7%ありましたので、実は13.5ポイント減少しているということがあります。これは市民として地域活動に参加したいと思っている人が減ったということでは実はなくて、この間行政、私どもにも声が寄せられておりますけれども、なかなか町内会活動がうまくいかなくなった、できていた行事ができなくなった、役員の成り手がいないんだという形がこういったアンケートの形で出てきているのかなとも受け止めているところです。先進的な事例というのを探していったときに、道内でも国のモデル事業に手を挙げたところがあります。空知管内の市だったんですけれども、そこは市を応援してくれる方として手を挙げてくださいと、そしたら市の名刺をお配りしますよというベーシック登録で実はやっているんです。これを全国的な取組ということで目を向けますと、地場産品の販路拡大ですとか、空き家活用ですとか、地域のデジタル化による外部人材の活用ですとか、地域文化とか伝統の継承ですとか、ポイントを絞って取り組んでいる自治体が全国に目を向けるとあります。そういったところで関係人口の方々とやり取りをする、初めはウェブ会議だったのが足を運ぶようになる、来られる回数が増えてくるという実例として紹介をされているものも私は拝見をしておりますので、明確にして一緒に取り組みましょうというのはどうかということで今議員がご質問の中で言われておりましたけれども、まさにそういった形で呼びかけをしていければなと私どもとしても考えているところでございます。
再質問 石田健太
呼びかけが多くなっていくというところと、また市民参加のアンケートの結果のお話もあったんですけれども、やはり関わる人というのがいるとまた変わってくるのかなというところで思いました。今ご答弁の中にあった、資源を生かすという話の中にもあったんですけれども、砂川固有の資源というものも生かしていくということも重要ではないかなと考えるんですけれども、砂川にはスイートロードですとか、砂川市立病院、スマートインターチェンジなど、ほかにも魅力的なものというのはあるんですけれども、例えばスイートロードとマーケティングとして海外展開またはEC販売を知るマーケティングのプロをマッチングさせるですとか、砂川市立病院とヘルスケアとして医療データを活用したヘルスケアビジネスの立ち上げをするという、そういった固有の資源を活用したプロジェクトを市が主導して立ち上げる、それに対して企業版ふるさと納税を活用してプロフェッショナルの方に来てもらうですとか、その活動費としてふるさと納税を活用していくなど、戦略的な投資枠という形で設けていくなど質を高めていくということも必要ではないかなと考えるんですけれども、見解をお伺いします。
答弁 総務部長 三橋真樹
私どもとしましても砂川市には中空知圏域で中核となる医療施設もございます。高齢者や認知症を抱える方々を地域で見守っていくんだと、支えていくんだという取組の体制、制度もございますし、まちの基盤を支え続けてきた化学製品を製造する企業であったり、化粧品、革製品、お菓子など、物づくりの分野で元気なブランド力を持った企業もご指摘のとおりあると考えております。また、豊かな自然にも恵まれている。そういった部分は砂川市の売りなので、それを全面的に出していって、それで行政課題ですとか、今後も発展していく部分でお力をいただきたいということで呼びかけをしていくというのが重要になってくると思います。国で地域活性化起業人ですとか、ふるさと納税の人材派遣型ということでやっております。そういった部分も当然活用の部分については検討していかなければいけないなと思っています。こちらは国で制度設計をされていて、自治体に費用負担があまり伴わない形で企業側に資金を出させる、その代わり企業側に税制面で減額を図るですとか、特別交付税措置をしますよといった形で、実際の負担がない形で国も制度設計されていると読み取れますので、こちらは有効に、かつ今後は活用できる方法というのは模索をしていきたいなと現段階で考えているところであります。また、興味関心を持ってくださっている関係人口の方々をどう呼び込むかということなんですけれども、いろいろと活用事例を見ていったときに、具体例を出しますけれども、長野県の下諏訪町というところです。私がなぜこの町に注目したかといいますと、地域の担い手が不足しているので、お手伝いしてくれる方はいらっしゃいませんかと呼びかけた町なんです。下諏訪町は関係人口を増やそうとしてやったわけではないんです。地域課題を解決しようと思ってやったら、それが関係人口の取得になり、拡大になり、二地域居住を呼びかけるという結果にもつながっていったという事例として好事例だと思っておりますので、実は関係人口との関係を構築した上でその地域の担い手を育成していくと、お手伝いしてもらうという部分だけではなくて、それが地域行事を支えてくれる活動に結びついていったりとうまくいっている事例もありますので、そういった部分で砂川市として何を呼びかけて、何をお手伝いしてもらって関係性を継続していけるのかというところで取組を進めていければと思っております。質問に対する答えになっているか分かりませんが、ずれていましたらその旨ご指摘をいただければまた答弁をさせていただこうと思いますので、ご容赦いただきたいと思います。
再質問 石田健太
ありがとうございます。担い手不足であるものというところに課題解決としてやっていたものが結果的に関係人口増加につながっていくという事例もあるというところで、関係人口を増やそうという部分で考えなくても効果が出てくるということもあるのかなというところで思うんですけれども、そういった外部人材と地域のニーズのマッチングをするという、企業版のふるさと納税ですとか、そういうものを活用していくというものを考えたときに新たな仕組みだったり、専用のプラットフォームの導入も必要になってくるのかなと。そうなったときにそれらを取りまとめていくチームが必要になってくるのかなとは考えるんですけれども、どうしても新しいチームをつくるというところになると人も時間もお金もかかってくるというところで、また先ほどのベーシック、プレミアム、特典の付与等々も考えると既存の市民との間で公平性に関する議論を生むのではないかなという懸念もあるというところで、導入に関して体制づくりという部分で慎重にならざるを得ないのかなとは考えるんですけれども、ですが関係人口の質を高めていくという考え方をしていくのであれば地域の活性化や課題解決、そういった能力が高まるというところは市民の生活向上にもつながるのかなと考えますので、そういったところで考えると未来への投資ではあるのかなと、新たな体制づくりをしていくというところのコストはそう考えることもできるのかなとは思うんですけれども、導入をするに当たって考えられる新たな体制づくりというのはどのように考えていくのかなというのをお伺いいたします。
答弁 総務部長 三橋真樹
関係人口との新たな関係性を構築していく受入れ体制ということにもつながってくるかと思うんですけれども、既存のまち・ひと・しごと創生総合戦略に関する総合戦略推進委員会ですとか、移住定住のための移住定住促進協議会という団体があります。ただ、既存のそういった団体、組織、会議体というのは別の目的を持って設立をしているものでありますので、そういった組織を活用して関係人口とかふるさと住民の登録制度の取組というのを議論するにはちょっと違うのかなと思っておりますので、いざ取組を進めていくに当たっては別の会議体ないしは委員会みたいなものをつくっていかなければ、プラットフォームをつくっていかなければいけないのかなとも思っています。実際に砂川市に興味を持って来ていただいて、商工業分野ですとか、観光分野ですとか、農業分野ですとか、移住定住施策として地域おこし協力隊の皆さんが既に活動されています。そういった方々、協力隊の皆さんはなぜこのまちを選んだのか、どういった思いで私たちのこの砂川市を選んでくれたのか、今後どういった取組をしていこうとしているのかというのはこの関係人口、ふるさと住民登録という部分と大きくリンクしてくる部分だと思いますので、ぜひそういった会議体、組織には地域おこし協力隊の皆さんにも参画してもらうべきだろうとも思いますので、当然新しい組織を、取組を進めていくに当たってはそういった取組も必要だと思っております。ただ、国が提案していて私どもで今活用できるのかどうなのかということで考えている企業版のふるさと納税ですとか地域活性化起業人というのは民間企業と砂川市、本市との直接的なやり取り、連携協定ということでやり取りができるので、取り組みやすい部分があるのかなとは思っていますが、関係人口となってくださる方々との関係の構築というのは非常に難しいなと思っています。ベーシックだけでは終わらせたくないという思いがあるというのはお伝えをしておきたいなと思うんですけれども、先ほど来議員から質問の中で述べられておりますけれども、質的な部分とおっしゃっています。国も、実際私どもも今現在ではふるさと住民登録をしてくれる方の数と見ます。なので、それは量的な側面だろうということでご指摘されているんだと思いますので、そういった方々に来ていただいて何がしかの課題を解決できたとか、役に立ったとか、貢献できたという実感を持ってもらえる影響の部分とか効果の部分がきっと恐らくは議員がおっしゃる質的な部分だと思っています。単に定住人口が今後減少していくので、その穴埋めとして、機能を補完するためだけの関係人口と捉えるのではなくて、何か一緒にやっていただける、そうした活動への参加とかを通じて砂川市のファンをつくっていくということに結びついていくような制度だと理解はしておりますので、どういったことができるのか、その質的な部分、量的な部分が両立をできるように、関係性を末永く継続できるようにというところで考えていく必要があるということは今時点では認識をしておりますので、そういった部分は今後市民の方々と今何が困っているのかという困り感をまた改めて聞き取りをした上で、またアンケート調査などの結果も分析をした上で、どういった部分で関係人口の方々と一緒に何か取り組むことができるのか、あるのかないのかという精査をしながら、その上で必要となる会議体、どういった組織であるべきかというのは見えてくると思いますので、そういった視点で今後取組を検討していきたいなと思っております。
再質問 石田健太
今後検討して進めていくというところで有効な活用ができるように検討していただければと思います。(2)については終わります。(3)の新たな成果指標、KPIの導入について、地域との関わりを持つ人にとって貢献度が数値化されることはモチベーションにもつながることから、可視化されるということには一定程度必要だったという考えであるというご答弁だったかと思うんですけれども、やはり関係人口の方の活動を正当に評価していくというためには貢献度を測る指標が必要だなというのは私も考えるところなんですけれども、例えば外部人材による起業数ですとか、特定のプロジェクトへの参画率、関与した活動の地域住民の方の満足度などを新たなKPIとして設定していくということは必要なのかなと考えます。また、関与した活動の地域住民満足度など、分かりやすいものがあれば参加された方にフィードバックしたときにも分かりやすいでしょうし、そういったものを参加した方だけではなくて市民にも分かりやすく周知活動するということで、そういう周知活動に活用することで関わりのなかった市民の方も、ああ、そんな人が来てくれていたんだなとか、じゃあ今度はこちらにも来てほしいとなるのかなと思うんですけれども、そうなっていけば市民の方にとっても関係人口の方の受入れ体制、気持ちの部分でも進んでいくのかなと考えるんですけれども、参加者だけではなく市民等にも周知は必要だと思うんですけれども、周知することについてはどのようにお考えかお伺いします。
答弁 総務部長 三橋真樹
関係人口となる方々に参加してもらったことで例えば困り感が解消したとかと市民の方に思ってもらうというのは必要だと思いますし、そういった部分で広く市民の皆さんに理解していただいて関係人口、遠くに住んでいるんだけれども、たまに顔を出してくれたときにアドバイスをしてくれたおかげでこういう結果が得られたよというような影響の部分を測るような指標というのは必要かなと思っています。単に数ではなくて、その影響、満足度を測るのは難しいとは思うんですけれども、そういった部分でのKPIを実際に事業をする上では意識して設定をしていかなければいけないのかなと私どもとしても認識をしております。
再質問 石田健太
ありがとうございます。周知活動等々も効果的にできればいいのかなと思うんですけれども、関係人口、今後国全体で人口が減っていくという中で、人口を増やすということだけを目標としていくのではなく、課題解決能力の向上というものを目標にしていくべきなのかなと考えるんですけれども、医療、福祉、子育て、商店街や町内会など数多く大小様々な課題があるのかなと考えるんですけれども、課題解決に向けてどのような人ができるのか、どのような人に来てほしいのかということを明確にして進めていくなどして、解決能力の向上のためにも関係人口を資産として捉えて、効果的、戦略的に活用していくという、そのためにいろいろ調査研究等々周りの動向を見ていくというのは必要なのかなと。活用を戦略的に進めることができればまち全体で機運が高まっていく、そうすることで課題解決能力も高めることができるということが今後目指していく形の一つなのかなと考えているところですので、今後も国なり近隣の動向を注視しながら進めていただければと思います。以上、終わります。