みんなの議会

砂川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日

(1)市長の広聴活動について/(2)義務教育学校の教員について/(3)義務教育学校への通学路について

2023年12月6日、砂川市議会の一般質問で、小黒弘議員が「市長の広聴活動について」「義務教育学校の教員について」「義務教育学校への通学路について」について質問し、総務部長 板垣喬博、指導参事 堤雅宏、市長 飯澤明彦、教育次長 東正人、教育長 髙橋豊が答弁しました。

質問者
小黒弘 議員
答弁者
総務部長 板垣喬博、指導参事 堤雅宏、市長 飯澤明彦、教育次長 東正人、教育長 髙橋豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 小黒弘

それでは、早速一般質問を始めます。私は、大きく3点、今回は質問をします。まず、1点目ですが、市長の広聴活動についてお伺いいたします。市長の市政執行方針にある「様々な立場の垣根を越えてオール砂川でまちづくりを進めてほしい」との声を実現するには、砂川で暮らす多くの方々の声を聞くことが重要であると考えています。今後市長はどのような方法で広聴活動を行うのかをお伺いします。2点目は、義務教育学校の教員についてであります。義務教育学校が令和8年4月に開校します。「教育は人なり」との言葉があります。開校すると市内唯一の義務教育の学校になりますので、義務教育学校をよく理解した教員の確保は最重要課題だと考え、以下について伺います。1点目は、現在の教員数と義務教育学校の開校時の教員数についてを伺います。2点目は、現在市内で勤務する教員で小中一貫校及び義務教育学校の経験者は何人いるのかを伺います。3点目、小学校の教員と中学校の教員にはそれぞれの教育に対する意識や感覚に相入れない部分があると言われていますが、現実はどうなのかを伺います。4点目、教員の人事の権限は誰にあり、異動が決定する時期はいつなのかをお伺いいたします。最後に、大きな3点目として義務教育学校への通学路についてを伺います。義務教育学校が開校すると小学生はこれまでと全く違う通学路で登下校することになりますが、以下について伺います。1点目は、通学路は誰が決定するのか。そして、最後に2点目、通学路の決定時期と通学路の交通安全プログラムの策定はいつなのかをお伺いします。以上です。

答弁 総務部長 板垣喬博(総務部長は2025年3月まで)

私からは大きな1、市長の広聴活動についてご答弁を申し上げます。市のまちづくりにつきましては、第7期総合計画の下、みんなでつくるまちづくり、みんなが愛するまちづくりをまちづくりの共通した考えとして市政運営を進めているところであり、子育て支援の充実や市内経済の活性化など、市民の皆様が安心して生活していけるよう施策を行ってまいりましたが、今後も解決しなければならない課題は数多くあることから、皆様と共に知恵を出し合い、まちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。広聴活動につきましては、これまでも行政改革や市町村合併協議など大きな政策課題の解決には市民の皆様のご協力をいただかなければならないことから、菊谷市長の時代には新たに広報広聴課を設置して広聴活動の体制を取り、また地域活動の重要な担い手である町内会で組織する町内会連合会との懇談会を実施し、地域の要望を基に施策を進めてまいりました。善岡市長もそれを受け継ぎ、企業訪問や子育てサークル、各種団体との懇談会、地域の行事、イベントを通じて積極的に市民の皆様の声をじかに聞き、政策に生かしてまいりました。今後につきましても同様に市民の皆様の声を聞き、市政運営を進めてまいります。この10月には市長とまちづくりを語ろうを開催し、高齢者の移動手段や商店街の活性化、地元高校への支援の充実などの意見が出されたところであり、11月には町内会連合会の役員と懇談会を開催し、道路改良、除雪や交通安全施策などに関する各町内会からの要望に対する回答や樹木等の維持管理、除排雪、空き家の管理、市民への迅速な周知方法などについて意見交換を行ったところであります。また、商業、観光、農業などの各分野の団体からの要望活動や市長の参加する市内でのイベントや会合などでも地域の声を聞いてきたところであります。今後も引き続き、市内の経済情勢やまちの活性化に向けた提言など、これまで実施してきた施策の有効性を確認しながら、新しい政策に反映していくため、様々な行政を補完する活動をしている団体等との懇談会等を通じて皆様のご意見を聞き、市政への関心を高め、まちづくりに対する相互理解を深める機会をつくり出してまいりますが、広聴活動は当然市長一人で全て行うものではなく、おのおの担当する部署の業務に関して職員一人一人が担っていくものであるという意識を持つとともに、組織として連携しながら業務を進めてまいりたいと考えているところでございます。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

それでは、私から大きな2、義務教育学校の教員についてご答弁申し上げます。初めに、(1)現在の教員数と義務教育学校開校時の教員数についてでありますが、小中学校の教職員数については公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律によって定められており、学校の学級数に対する教職員定数と学校課題の解決に向けて特別的に措置される加配定数から成っております。現在の市内小中学校の児童生徒数ですが、小中合わせまして10月末現在で863名となっており、一般教員数は通常学級で45名、特別支援学級で28名の合計73名であります。その他、加配教員6名、道費による時間講師2名、市費による時間講師1名を合わせますと82名となっております。また、義務教育学校開校時の令和8年度の小中学生の見込み数は766名となっており、一般教員数の見込み数は通常学級で35名、特別支援学級で14名の合計49名であり、その他加配教員が加わることになります。次に、(2)現在市内で勤務する教員で小中一貫校及び義務教育学校の経験者は何人いるのかでありますが、北海道教育委員会で取りまとめている令和5年度義務教育学校の設置及び小中一貫型小学校、中学校の導入状況では、現在空知管内において義務教育学校は1校、小中一貫型小学校、中学校は12校ございます。そうした学校での勤務を経験している市内勤務の教員については、小学校で2名、中学校で2名の計4名となっております。また、空知管外の義務教育学校や小中一貫型小学校、中学校での勤務を経験している市内勤務の教員については、小中学校ともにおりません。次に、(3)小学校の教員と中学校の教員の教育に対する意識や感覚の違いについてでありますが、勤務している校種によって教員の意識や感覚に違いがあるのではないかと認識しております。そうした違いが生じる背景には、日々指導、支援している児童生徒の発達段階の違いや行っている教育活動や業務の違いが起因しているのではないかと推察します。例えば発達段階の違いから申し上げますと、小学校に関しては筆記用具の持ち方や掃除の仕方など生活や学習全般に関わる基本的事項に関わる指導が重視される一方、中学校に関してはそうしたことは既に身についている前提の下、生活や学習に関わる現状をいかにしてよりよいものにしていくかを考えさせ、行動させるような指導が重視される傾向があります。そのことから、中学校教員から見ると小学校では手をかけ過ぎのように感じられることもあるでしょうし、小学校教員から見ると中学校では突き放し過ぎのように感じられることもあろうかと思います。また、行っている教育活動や業務の違いについて申し上げますと、例えば授業については、中学校では全教科で教科担任による授業が行われている一方、小学校においては一部教科で教科担任制が取られているものの多くの授業を学級担任が行っていたり、小学校にはない部活動指導や入試業務があったりする違いがございます。そのような違いについての共通理解、共通認識が十分に図られていないことから、双方の意識の差というものが生じてしまうのではないかと考えております。そうしたことから、現在砂川市小中一貫教育推進委員会の小中連携部会を中心に、小学校と中学校の教員同士が子供への指導や業務などの実態について交流する場面を設けることで、9年間を見据えた小中一貫教育の理念を共有しながら小中の違いを互いに理解し合えるよう働きかけを行っているところであります。最後に、(4)教員の人事の権限は誰にあり、異動が決定する時期はいつかでありますが、教員の人事権限につきましては当該教職員及び市町村教育委員会の意見を踏まえた上で北海道教育委員会が決定するものであります。また、異動については、例年3月上旬に内示が行われ、3月下旬の新聞発表をもって具体的な異動先が公表されることとなっています。続きまして、大きな3、義務教育学校への通学路についてご答弁申し上げます。初めに、(1)通学路は誰が決定するのかでありますが、通学路については子供たちの安全を第一に考え、学校周辺の比較的安全と思われる道路を保護者等と協議するなどしながら学校長が決定します。ただ、義務教育学校については、開校までの期間は校長がおりませんことから、現在の市内小中学校の校長が参画する砂川市小中一貫教育推進委員会等の会議体において決定していくことになるものと考えております。次に、(2)通学路の決定時期と通学路の交通安全プログラムの策定はいつかでありますが、通学路の決定時期につきましては、徒歩通学の児童生徒を対象としたもの以外にもスクールバス利用児童生徒が安全にバス乗降場まで移動できる道路とする必要があることから、現在スクールバス利用児童生徒について検討している砂川市立小中学校統合準備委員会での議論の推移を踏まえながら、開校前年度の夏頃を目途に決定していきたいと考えております。また、通学路の交通安全プログラムにつきましては、砂川市通学路交通安全推進会議において、既に現行のものは策定されておりますが、義務教育学校の通学路が決まり次第、関係機関、関係各課との連携の下、必要なプログラムの改定に当たり、教育に関わる部分を含めて内容の充実を図るため、協議に参画してまいります。

質問 小黒弘

まず、1点目、市長に聞いたので、市長が最初から出てきてくれるかと思っていたのです。市長がどう市民の声を聞こうとしているかをお伺いしていたのですけれども。実は、今の総務部長のお話でいくといろいろやってきましたというお話があるのですけれども、今砂川市は第7期総合計画をやっていますが、その中で協働事業の充実というところがありまして、広報広聴活動の推進があります。これまでどのぐらいの現状値があるのか、値があるのかということもいつも総合計画ではやっているのですけれども、その一つに市が市民の意見を聞く機会を十分設けていると思う市民の割合を聞いています。これは現状では、令和元年のときなのですけれども、24.5%という低い数字が出ています。この第7期総合計画でそれを上げていこうということなのですけれども、24%ぐらいの人しか市から情報をもらっているという市民がいないのは悲しい話だと私は思って今回これをお伺いしたのですけれども、飯澤市長は市長になってからすごい施策を打ちました。特に子育て支援の関係なんかは高校生までの医療費無償化、これは予想外だったですけれども、小中学校の給食費の無償化まで手をつけられました。そのことは物すごいことだと思っているのですけれども、残念ながら市民の皆さんがあまりこのすばらしい事業のことを知らないのです。私は、そこに少し危機感というか、感じています。私みたいなもう子供も大きくなってしまった人たちがそうならまだ分かるのですけれども、現実に今子育てをしている人たちも、もちろん自分の給食費を払うお金は出ていかないので分かってはいると思うのですが、何人かのお母さん方の感想を聞くと、助かるのは助かるのだけれども、やっとほかのまちと同じぐらいになったという、そんな感想です。これではなかなか、この施策によって、砂川市はいい子育て支援をやっているから、子供たちがいる世帯が我がまちに来てくれるという状況にはまだなり得ないなと思っているわけです。これはほかのまちでもやっているからと当然に言われては困る話でして、この2つの事業、医療費無償化、給食費の無償化で、何と砂川市は完璧にやったときに年間1億円近いお金が飛んでいくわけです。それだけのことを今やっているのです。砂川市ぐらいになって、ほかの例えば深川市はまだやっていないし、岩見沢市もやっていないし、滝川市ももちろんやっていないしと、大変な事業をやり始めたのです。ところが、市民になかなか伝わっていないということになると、これは市長は伝わっていると思っているかどうか分からないのですけれども、私は非常にもったいないと思って、もっと市長に動いてほしい。こういういいことをどんどん自分の声で宣伝してほしい。宣伝して、それが市民の皆さん方に伝わって、今度市民の皆さん方が砂川は子育て支援ではすごくいいことをやっているよ、ぜひ子育て世代の人たちはうちのまちに住んでと言ってもらうぐらいに浸透させていかないと私は駄目だと思うのです。これは、今の部分だけではなくて、この前の議会懇談会の中でも、何回かいろいろな意見を聞く会みたいなところへ行って物を言うと次に呼ばれないという意見がありました。何でそうなるのかという、議会懇談会の中で実際のお話でしたから、経験されている方がいらっしゃると思うのです。批判というか、都合のいい話ばかりされなかったから、次に呼ばれなかったと思っていらっしゃるのですけれども、そういう傾向は実は砂川市には今あると思っています。でも、こんなのは全然駄目で、耳の痛い意見こそ大事な意見だと市長には考えてほしいです。私は、市長は前の善岡さんと違うタイプですから、もっとまちに出て市民の地域に入っていってほしいです。ほかの市長も、市内何か所かで住民懇談会みたいなことをやっていますし、例えば夜、みんな仕事を終わった後でも、もちろん毎日ではないですけれども、市長室に来て自由にいろいろなお話を聞かせてくださいというまちもあります。あるいは、学生さんたちと話をする場を設けたり、いろいろなことをみんなやっています。それは、自分の思いをとにかく市民の皆さんに知ってもらいたいということだと思うわけです。次は、市長答えてください。こんなことがあるので、ぜひもっとまちに出て、自分のいい施策をどんどん宣伝してもらって、このまちによそから人を呼び込んでいただいて人口の減少を少しでも止めていただくような、そんな市長にぜひなっていただきたいという思いでお伺いをしています。市長の考えをお伺いします。

答弁 市長 飯澤明彦

ただいまの小黒議員に対する答弁をいたしたいと思います。まず、基本的に市長の広聴活動ということで、私が考える第1の基本としまして、自らがまちに出ていくことが一番の広聴活動と認識してございます。先ほど小黒議員からありましたように、7期での市民の広聴活動が24.5%ですか、というのは数字としてはかなり浸透はしていないのだなというのもありますし、今回私が出るに当たって、6月の補正予算の中で政策予算として子育て施策は思い切った中でやらせていただいたつもりですけれども、それが市民に伝わっていないというお話もありましたが、私が聞いている中ではよくここまでやってくれたという声はたくさんいただいております。そこは、どういった方々と、小黒議員が会って、私がどういった方々と会ったというのは、そこら辺の違いがあるかもしれませんけれども、まずはそういったことで砂川市の魅力というか、この施策は市民全体というよりも市外にも伝わっていってほしい。そして、願わくば砂川にも来ていただきたいというのが思いでございます。今現在7か月ほどたちました。この間公式、非公式にかかわらず、いろいろな団体からお声がけはいただいております。それについては、コロナが2類から5類になって、各団体の総会ですとか懇親会ですとか会合ですとかというのが一斉に解禁されまして、数多くの団体からお声がけをいただいておりまして、それに関しましては、お声がけがあったときには都合がつく限り必ず参加、出席するようにいたしてございます。そしてまた、私が4月に就任したときには、市長ばかりではなくて、職員にもまちに出ていってほしい、現場の声を聞いてほしいというのをまずは指示してございます。先ほど小黒議員も言われていましたけれども、市長一人ではなくて、行政全体が市民の声を聞くというのが広聴活動の最大の効果があると私は思ってございますので、これからもいろいろな団体、そしていろいろな地域にも向かって、私のほうも出向いて市民の声を聞いてまいりたいと、そしてまた砂川の魅力、そして施策としてやらせていただいているものを多くの方々に理解をしていただきたく、今後も努めてまいりたいと思ってございます。

質問 小黒弘

市長のお答えがありました。多分これからはいろいろな地域に出ていっていただけるのだろうと思いますけれども、役所に病院と同じようなご意見箱みたいなのも置いてほしいというのを付け加えて、これは終わりたいと思います。次、義務教育学校の教員についてなのですけれども、こちらを心配しています。昨日の高田議員の話もあったのですけれども、あえてこの人数のことをお伺いしたのは、これから教職員の数は現状と比較すると約半分近く、半分とは大げさですけれども、そのぐらいに減ってしまいます。これは、なかなか大変なことになるだろうとは思っているのです。人数のことについては昨日高田議員がやっていたので、私はこれから、すみません、教員と言わないで先生と言います。普通の学校の先生という同じ意味で言わせていただきますので。とにかくこれから砂川市がやろうとする義務教育学校は、なかなか数が少ない学校の取組をやろうとしているのです。先ほどもこの市内で勤務する先生の中で、これからやっていく義務教育学校の経験者は何人ぐらいいるのですかとお伺いすると、空知管内では2名、合計4名ですか、82名ぐらいいらっしゃる今現在の中で経験者は4名ということです。この新しい教育制度に向かってこれからやっていこうとする先生が4人しか経験者がいないということなのです。あとの方々は、小中一貫も義務教育学校ということすらも知らないまま、今のままでこれから入っていこうとするのか分かりませんけれども、そういう状況にあるということだと思っているのです。それで、今砂川市では義務教育学校をやろうという形にはなってきているのですけれども、私はもっと慎重に時間をかけてしっかり検討しながらやっていってほしいというのが基本に持っていることですけれども、教育長が随分急がれて、とにかく一年でも早くという状態でやっているのですが、3点目の小学校の教員と中学校の教員の壁みたいなことのお話がより重要なのですけれども、実は小学校の先生と中学校の先生は文化の違いがあるぐらいの違いがあると言う方もいらっしゃるのですが、これまでの小学校と中学校の6・3制というのは実は昭和22年4月から実施された制度だそうです。ちょうど私が生まれた年なので76年間、小学校は6学年、中学校は3学年というのがずっと続いてきたわけです。これを砂川市は一気に9年制にしようという大改革の中に飛び込んでいこうとしているのです。それが果たして砂川市でやれるのか。少しでも経験のある4人の先生だけで砂川市はこの教育を担っていけるのかと非常に心配をしています。参事、これで今やっていけるのでしょうか、まずそこをお伺いします。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

ただいまございました義務教育学校開校に向けて、小中一貫校や義務教育学校での勤務経験者の確保、また人材に関わる懸念についてございますが、実際に小中一貫校ですとか義務教育学校での勤務経験がある教員につきましては、実態を具体的に理解できており、教育活動推進のイメージが湧きやすいという点からいえば確かに一日の長があるものと考えます。ただ、小中一貫校や義務教育学校につきましては、平成28年度から制度化されたことにより設置が広がってきているものであるものの、制度化からまだ8年ということもありまして、まだ数的には少ないという状況にございます。そうしたことから、小中一貫校や義務教育学校での勤務経験を持つ教員そのものが少ないという課題もあるものと認識はしております。また、学校経営や学校運営上から考えますと、例えば開校時の子供たちの心理的なケアを行ったりですとか、また本市で取り組む学習スタイルによる授業を開校時からスムーズに行ったりするという観点からは、例えば現在市内の学校に勤務している教員の配置という視点も重要になっていくると思いますし、小中一貫教育を推進するという観点から申し上げますと、小中それぞれの勤務経験を積んだ教員の配置、こういったことも必要になっていくるだろうと認識してございます。そして、何より全道的にも類を見ない大規模の義務教育学校において、子供たちの9年間を見据えながら砂川市の子供たちの持っている能力、秘めたポテンシャルをしっかり伸ばしていってあげたいと、そういう意欲ある教員の存在こそが重要なのではないかと考えるところです。このことから、義務教育学校や小中一貫型の小学校、中学校での勤務経験者の確保も含めまして義務教育学校開校時の課題を乗り越え、スムーズな学校教育活動を進めることができるような人的配置に努めてまいりたいと考えているところでございます。

質問 小黒弘

参事の考え方どおりにいってくれるといいのですけれども、なかなか難しいかと思うのは、まず小学校と中学校の先生方はどう違うかという話なのですが、先ほど文化の違いほどの違いがあるというお話の、私からするのも変ですけれども、具体的な話なのですけれども、まず小学校の先生は、皆さんは御存じだと思いますが、一人で全ての科目を教えるのが基本です。ですから、ピアノもやるし、水泳もやるし、調理もやるしというオールマイティーで子供たちに接する先生方です。中学校の先生は数学や国語など専門科目に特化して受け持っていくのが先生と。言うならば砂川の場合だと各小学校は今はみんな1クラスだけですから、学年での話合いで数人の先生たちがうちの学年どうしようなんていう話合いもなく、多分自分の学年だけ、学級だけ、クラスだけを何とかしていけばいいという感覚だろうと私は思います。だけれども、中学校の先生はそうではなく、各科目ごとにいる先生ですから、学年全体でどうしようかというと、組織的にある程度動いていく先生方だろうと、それに慣れている先生方だろうと思うわけです。こんな比較は変かもしれないのですけれども、個人商店と市役所みたいに組織があってしっかりと仕事をしていくというところの違いほどのものがあると実は思うわけです。今度義務教育学校となるとそれが一緒の仕組みになって、6年生と3年生で分かれるのでなく、砂川の場合はもっと難しく4・3・2という、そういう内容でこれから進めていこうとしているわけです。ここに小学校にずっといた先生方が始まった段階でなじんでいかれるのか、みんながしっかりと参事がおっしゃったような先生方になっていってもらえるのかどうか、非常に不安です。ここに向かって、でももうやっていかなければならないということはもちろんなのです。ここで、参事も難しい点も分かっていらっしゃってのお話だと思うのですけれども、これまで子供たちは合同のレクレーションをやったり遠足をやっているのを僕も知っています。中学校の教員の5年生から6年生かに乗り入れをしていくのも知っています。ただ、義務教育学校あるいは小中一貫学校という理論がなってから、果たして先生方が先生同士で交流をしてみたり、あるいは小中一貫教育の研究とか研修とかを砂川で開かれたかといったら、まだ一回も開かれていないのです。子供たちが一緒になって仲よくなるのも非常に大事ですけれども、その先頭に立ってもらう先生方がまず小中一貫教育はどういうものなのか、義務教育学校がどういうものなのかというのをみんなで話し合って統一していってもらわなかったら、しかも2年先です。でも、一度もそんな研修や研究なんてやっていないと思うのですけれども、この辺はどうですか。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

ただいま小学校と中学校の教員がその違いを乗り越えるために必要であろうという取組についてありましたけれども、確かに小黒議員おっしゃるように小学校、中学校それぞれにいわゆる違いというものはございます。ただ、それに関わって、現状の教育の動きとしましては、個人商店というおっしゃり方をなさっていましたけれども、小学校でいうと学級担任が学習指導から生活指導まで全てを含めて指導、支援するといった形のメリットという部分も確かにございますが、デメリットという部分もここ数年浮き彫りになってきました。例えば子供に関わる問題を周りと共有することなく学級担任が丸抱えになっていたことにより、早期に子供の心配や不安を解消できたものがより解決が難しいところまで進んでしまうなど、そういった課題も全国的に散見されましたことから、例えば学級単位ではなく、複数学級があれば学年、なければブロックといって1、2年生、1、2、3年生という発達段階のくくりでチームになった学年、学級経営を進めていきましょう。また、校務を進めていく分掌についても、一係ではなく、チームとして担う業務について進捗状況を共有したり、その取組をやるのだったら、うちの係ではこう応援するから、もっとよくできるよとか、そういったチーム体制で学校を運営していくということが重視されるような動きが今生まれてきております。また、教科につきましても、特にここ最近は文科省でも高学年からの専科教員を多く配置して、専門性の高い授業を提供するとともに教科の学習が楽しいと思えるような指導を小学校段階から進めていくような動きが進んでおりますし、市内の小学校においてもそういった教科担任による授業を少しずつ導入しており、全てが全て担任が行うという体制ではない形に今進んできているという状況になってございます。そこで、そういった中、教員の小中の違いを乗り越える研修についてでございますが、現在今年度から本市では砂川小学校と砂川中学校の2校が北海道教育委員会の学校間連携サポート事業という事業の指定を受けまして、様々な取組を推進してきたところです。この事業につきましては、既に義務教育学校ですとか小中一貫校を設置、導入していましたり、また設置、導入予定の市町村教育委員会や学校を対象としまして、地域の実情に応じた小中一貫教育の導入や円滑な実施への取組を支援することを狙いとした事業でございまして、この事業の取組を通して様々な先進事例に触れましたり、オンラインを通じて直接義務教育学校を進めていますと、小中一貫教育に先進的に取り組んでいますといったところの教員ですとか、また教育委員会職員から話を聞いたりする機会ができるものとなっております。このことから、現在は砂川小学校と砂川中学校の2校がモデル校として本市では参加し、教育委員会と小中、教育行政と一体でその事業から学んでいるところではございますが、次年度は市内全ての小学校、そして中学校がこの事業に参画することを通して全ての学校でそういった先進事例が学べるような体制をまずつくっていこうと考えております。それと、今年度につきましては、特に小学校が現在5つございますので、小学校間の違いや差を埋めるということにどちらかというとウエートをかけた取組を進めてきたということはあって、小中の部分の連携が小黒議員おっしゃるような十分なものになっていないというところは認識しております。そこで、次年度につきましては、小中の合同の研修会というものを実施して授業づくりについてまず交流し、理解し合いながら小中学校が同一歩調でつくる砂川市の学びの在り方について研さんする機会を設けていきたいと考えています。取組が遅いのではないかとおっしゃられれば、時間は巻き戻せませんので、何ともなのですけれども、今取り組めること、今後取り組む必要があるものについてはしっかりと考え、現場の理解を得ながら、教育行政と現場と子供を中心としてスムーズな開校に向けて1つずつ課題を乗り越えてまいりたいと考えております。

質問 小黒弘

すごく参事の答弁は正直だと思います。取組が遅いのです。でも、これは参事の責任ではないのです。その前の責任なのです。前の参事という意味ではないですよ。もっと早くから、この方向でいくのは分かっていたのだから、しっかりと取り組んでいかなかったらいけなかったのです。2年前になってやっと、今参事がおっしゃったような流れ方ではないはずだったはずですね。でも、参事がおっしゃるとおりで、もう時間は戻せないのです。だけれども、これと同じようなことが今全国で私は起こっていると思っているのは、文科省は法律まで変えてでしたか、義務教育学校ができるという、力を入れ始めたのです。ところが、これは令和4年なのですけれども、文科省が行った学校基本調査によると、小学校と中学校は全国で国公立全部含めて、私立も含めて、2万9,173校あるのです。そこの中で義務教育学校は何校あるか、全国ですよ、178校しかないのです。これは、何と0.6%です。では、北海道でどうかといったら、北海道内の公立ですけれども、小学校と中学校を合わせると1,513校あります。義務教育学校は何校あるかといったら19校です。みんな文科省が言う理想的な学校はいいと思っているのだけれども、そこに踏み込めていけない何かがあるのでしょう、きっと。そうでなかったら、もっとできていていいですよね。そこに向かって、今教育長は義務教育学校をやるとおっしゃって、しかも1年前倒しをしてやるまで言って、今ここの現状にいるのです。このまま本気で突っ込んでいっていいのかということです。今参事は、遅れているのを認めていらっしゃるのです。これは、一か八かの勝負ではないのですよ、義務教育学校。子供たちの教育の全てがかかっていることです。だって、ほかに学校がなくなってしまうのです。これ1校しかないのですから、これが駄目だったら全部駄目になるということです。ですから、一か八かの勝負をするのではないのです。100%成功しなければいけない事案なのです。なぜここが難しいのが分かっていながら今参事がおっしゃる遅れが出てしまっているのだろう。しかも先生という一番大事なこのポイントについて遅れが出ているというのに私は非常に危機を感じています。先ほど教員人事の権限は誰、異動が決定するのはいつというお話をお伺いしました。最終的な権限は道教委だと、そうでしょうね。だけれども、国だって道だって、義務教育学校、小中一貫教育に力を入れようという気持ちはある。その一番いい形は義務教育学校だということは分かっている。ただ、少しでも、小中一貫教育あるいは義務教育学校という制度に興味があったり熟知までしないまでも、そういう先生方に集まってもらわなかったらまずいわけです。時間がないではないですか。先ほどおっしゃったのは、人事の異動は3月上旬、3月下旬は新聞公表で分かる。これは、普通の流れです。その前に何が起こっているかといったら、先生の取り合いをやっているわけでしょう、これは言い方が悪いかもしれないけれども。空知管内、多分管内の先生方の異動なのだろうと思うわけです。そうしたら、今12月ですから、今から来年の先生方の異動の話なんていうのは裏の世界では動いているのだと思うのです。ここで何をやっているのだろうと、今砂川は。何か動いているのですかね、義務教育学校に向かって。次長、何か動いているのですか、今。お伺いします。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

ただいま小黒議員から、義務教育学校に向かって何が進んでいるのかということでございます。私もこの5月に教育の部署に来まして、ずっと見てまいりました。そこには今回小黒議員がおっしゃるように小学校、中学校の先生の違いとかもあるのではないかというのも思っておりましたけれども、今ここではその壁を埋めるべく、準備をしながら一生懸命に働いている先生のその姿を見てきております。学校の建設にしても今令和8年4月予定ということで準備を進めておりますし、現場としましては今これに向けて一生懸命に課題を克服しながら進めているという認識でございます。

質問 小黒弘

質問に答えていないです。私は、義務教育学校にとっていい先生を獲得するために何を動いているのですかという話を聞いているのです。うちの教育委員会は、教育委員会独自の人事の仕組みではないのです。今まで介護や何かをやっていた人が急に教育委員会へ行ったりするわけです。次長もそうですものね、今年5月になった人です。指導参事は、いつまで砂川にいてくれますか。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

いつまで砂川にということでございますが、最初の答弁で申し上げましたように、教職員の人事につきましては北海道教育委員会で決めているものなので、北海道教育委員会がここで働きなさいと、ここに行ってくださいと言われましたら、私はそれに従って精いっぱい仕事をすると、ただそれだけでございます。

質問 小黒弘

参事、いてください、ずっと。頼みます。だって、参事ぐらいしかまともな答弁をする人はいないのだもの、この義務教育学校に関してですよ。こんな状態で100億かけて大丈夫ですかね。建物は建つのです。だけれども、その建物が建っても、大事な先生方を今のうちに集めておかなかったら、子供たちは不幸になります。参事だって、今までは主事、参事の方々というのは2年ぐらいで大体いなくなっているので、ちょうど大事なときにいなくなるかもしれないではないですか。義務教育学校に向かって非常にまずいのは、教育委員会にいい課長がいたのです。人事まで口を出せるようないい課長がいたのだけれども、その人も急に辞めるし、今まずい状態になっていると思います。時間もなくなってきているので、教育長にお伺いするのですけれども、教育長は義務教育学校をやると力を込めて、デメリットなんかない、メリットばかりなのだと言ってこられました。これは道教委が人事異動の最終的なものはあるにしても、教育長はこのまちの教育のトップとして当然人事に関わっていけるでしょうし、道教育委員会にだってどんどん行ける人です。どんどん行ってくれないと困るのですよ、もう時間ないのだもの。教育長が1年前倒しした責任はきちんと取ってください。義務教育学校に理解を持って、前例にとらわれないで真摯に変革に取り組むような先生方を集めなかったら、経験している先生なんかは今4人しかいないのだから、少しでもいいから、経験は積んでなくても、義務教育学校を頑張っていい学校にしていこうという気持ちのある先生を引っ張ってきてほしいのです。そのためには教育長はこれからどうやって動かれるのか、お話をお伺いします。

答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)

ただいま義務教育学校の教員、いい先生をどのようにして集めるのかというご質問ですが、まずは義務教育学校を令和8年4月開校予定というのは、その前段の検討委員会のご意見を踏まえながらこれは決定をしてきたということでありますので、とにかく独断専行で早くしてきたという認識は私にはございません。ただ、日程は8年4月という予定になっていますから、それに向けて今まで取組はさせていただきました。今ご質問いただいた教職員に関係しては、子供たちのためにというのは少なくとも私も小黒議員さんも同じだと思います。この教員をどうするかというのは、今始まっていないです。令和になってからです。つまり何年も前から教育局に、道教委にはお願いをしています。令和6年度の人事につきましては7月、8月です。調書を教職員から頂くのは9月です。ですから、その前から教員の人事については始めています。砂川でいけば、基準年数は6年ということですので、6年に到達した教職員、今年度到達するということですが、それと到達はしないけれども、希望したいのだと、こういう教職員がいると、これは校長の面談を経て教育委員会に上がってきます。これは9月です。それを踏まえて、私は直接当該教職員と面談をします。各学校に出向いて直接面談をして、そこでまた校長と面談をして、それを踏まえて道教委に申請を上げています。道教委と私の協議、これは1次協議はもう既に終了しています。校長も道教委、教育局と面談をする機会がこれからだと思いますが、あります。ですから、現場の声と、それから市教委の声と、これを踏まえて道教委、つまり空知教育局では24の市町がある教職員の人事をそこで始めるということになっていますので、具体的な異動の名前が出てくるのは1月末から2月になっていますので、そこから3月の上旬の内示に向けて本格的に人事が動くということですが、内々の人事は既にもう始まって、私の中では何か月もたっていますし、義務教育学校だけを取ってみるともう何年も続いています。ですから、ここの部分は、かなり教育局にも、道教委ですね、お願いをして、市内の中でもお願いを聞いていただいた経過ももちろんあります。ただ、個別案件はここではお話はできませんけれども、ここのところについては令和6年度に向けても一層取組は進めていきたいということで、まず義務教育学校のいろいろなご意見もありましたけれども、今ご質問のあった人事の関係については、今までも、そしてこれからも十分に取り組んでまいりたいと思います。

質問 小黒弘

私も心配ですから、自分なりに知っている先生方に声をかけてみたのです。そうしたら、義務教育学校に行きたがる人はいないです。小さな義務教育学校だったらいいのだけれども、砂川の場合だったら700人以上の児童生徒がいる大きな学校だから、なかなか行けないかなという先生が多いですよ、教育長。こういう中で、先ほども言ったとおりに、経験はないのだけれども、砂川のためにという人たちを持ってきてもらわなかったら、先ほども言ったとおり時間もないわけだし、とにかく砂川の子供たちのために、この学校がうまくいけば、さきに市長にお話をしたものと併せて、子育て世帯の人たちがここに住んでくれるかもしれないという大きな事業だと思っているので、教育長にはぜひ頑張っていただいて、指導参事にもぜひ長くいていただいて、せめて開校するまでは絶対いてくださいということを申し上げて、教員についてのお話は終わりたいと思います。それで、通学路の話なのですけれども、これも実はこれから子供たちを通わせるお父さん、お母さんたちは心配しています。今行っている学校にはもちろんそれでいいのですけれども、全く違う方向に向かう子供たちがたくさんいるのです。うちの近所、中央小学校なんかも特にそうですけれども、逆方向に向かっていったりするわけです。そういう意味では、通学路、命に関わるようなことにもなりますし、安全プログラムが今のはできているのは知っているのですけれども、それは今の安全プログラムで、新しい義務教育学校に向かうものはまだこれからだということなので、これもいち早く取り組んでいただいて、大人目線ではなく子供目線で危険な場所はまた違った意味であると思うのです。ですから、そこのところは、教育委員会をはじめ、しっかりと全庁的な流れの中でやっていっていただきたいと思うのですけれども、この辺具体的なものを最後にお伺いして終わりたいと思います。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

通学路の安全、安心に関わってでございますが、義務教育学校の通学路の決定に関わっては、現在各小中学校に通学路の安全マップ、校区の安全マップというものがございますので、それらをしっかりと活用し合いながら、子供たちの声なども各学校から吸い上げてもらい、ここは危険箇所だと、ここはおっかないよというものをそれぞれが持ち寄りながら、適正な、より安全な通学路の策定に生かしていきたいと考えております。また、決定次第、関係各課、関係機関と情報共有しながら、その通学路が安全なものかしっかりと検討、精査した上で、できるだけ早い段階で保護者の皆様、地域の皆様にも周知するとともに、登下校時の安全、見守りという意味でいいますと学校だけではどうしてもカバーできないところもございますので、そういった交通安全、見守り体制などについても一緒に考えていけるように、組織の中でどのようにお願いをしていくかなど検討を進めてまいりたいと考えてございます。

出典:砂川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる