砂川市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日
(1)おてつたびへの取組について/(2)街路樹の今後について
2022年6月16日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「おてつたびへの取組について」「街路樹の今後について」について質問し、経済部長 中村一久、建設部長 近藤恭史が答弁しました。
- 質問者
- 多比良和伸 議員
- 答弁者
- 経済部長 中村一久、建設部長 近藤恭史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 多比良和伸
それでは、通告に基づきまして大きく2点一般質問をさせていただきます。まず、1つ目、「おてつたび」への取組について。コロナ禍によって人流が途絶えたことにより、北海道の観光産業は大きなダメージを受けました。しかしながら、現在は感染者数も減少してきたこともあり、道によるどうみん割などの観光政策も実施され、また国は外国人観光客の受入れを再開し、ようやく動き始めました。一方、少子高齢化と若者の流出による地方の働き手不足は依然として深刻な状況にあり、市内企業からは求人を出してもなかなか人が決まらないといった声をよく耳にします。そこで、「おてつたび」は、その名のとおり「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた取組で、受入れ側は希望する期間やお手伝い内容、宿泊や食事の有無などを専用サイトに掲載し、希望者はそれぞれの旅行日程に合わせて地域やお手伝い内容を選ぶ形式となっています。この取組は、地方の抱える課題と多様性を求める旅行者の双方の希望をかなえる取組としてテレビでも紹介されるほど注目されており、最近では自治体として取り組む例も増えていますが、砂川市の考えを伺います。大きな2、街路樹の今後について。砂川市は、1974年に緑化都市宣言を行い、1984年には道内初のアメニティ・タウンの指定を受けるなど、市民が快適に過ごせる環境づくりに力を入れてきました。もうすぐ50年を迎えるこの取組ですが、現在では当時植樹された街路樹等の木々は市内方々で劣化や腐食などにより倒木などの危険もあることから、伐採されています。そこで、現在の管理状況と今後についてお伺いします。
答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)
それでは、私から大きな1、おてつたびへの取組についてご答弁申し上げます。おてつたびとは、お手伝いと旅を掛け合わせた造語で、短期的、季節的な人手不足に困っている地域の事業者と知らない地域で仕事をしながら旅をしたい若者層とをマッチングする仕組みであり、平成30年に開始されて以来利用者は1万5,000人、受入先は全国で500事業者に拡大しており、現在応募倍率は3倍から5倍と注目を集めている株式会社おてつたびが運営するサービスでございます。自治体と株式会社おてつたびが連携して取り組む事例としまして、主に農業や観光、宿泊業、飲食店等の人手不足を解消しながら、自然を生かした地域の暮らしを体験してもらうことで地域の魅力を知ってもらい、その地域のファンを増やす目的で実施されているところでございます。これまで市では、短期的、季節的な人手不足を解消するための具体的な施策には取り組んでおりませんが、農業に関しましては農繁期における人手不足のため経営面積を縮小せざるを得ない、収穫期における人手不足のため収穫できずに農産物を廃棄せざるを得ない等の声や商工業に関しましては製造業が時期的に多くの注文を受けても人手不足のため製造できずに出荷できない等の声を聞いているところでございます。また、観光では、これまで北海道子どもの国やオアシスパーク、ふるさと名物すながわスイーツ等の地域資源を広くPRするとともに、市内各団体が実施するイベント等を支援することなどを通して観光客のまちなか回遊による観光振興と消費拡大に取り組んでおりますが、おてつたびが一つのチャンネルとして若者層等に砂川を知っていただくきっかけにつながるのではとも考えているところでございます。市としましては、株式会社おてつたびと連携して取り組む考えはございませんが、今後とも商工会議所、新砂川農業協同組合等の関係団体との情報交換やコロナ禍により中止をしておりました事業所訪問においても再開しましたので、短期的、季節的な雇用を望む声があれば、人手不足の解消につながる手助けとなるよう、おてつたびの情報を提供していきたいと考えているところでございます。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
私から大きな2の街路樹の今後についてご答弁申し上げます。本市では、昭和49年の緑化都市宣言以来、豊かな自然に囲まれた環境を保全し、公園の中に都市がある緑あふれる公園都市の実現のため、市街地の積極的な緑化を推進してまいりました。市道の街路樹につきましては、現在81路線でナナカマドやプラタナスなど31種類、約3,600本が植樹されており、美しい町並みとしての景観の向上をはじめ、車と歩行者の分離による交通安全や地球温暖化対策としての環境保全など、多様な効果をもたらしています。現在の管理状況につきましては、定期的な道路施設パトロールにより枯れ木や倒木の危険性があるものについては適宜伐採や撤去等の処置を行っているところであり、また街路樹の成長に伴い枝葉が生い茂ってくると道路標識や信号機などのほか、夜間の街路灯や防犯灯の明かりを遮り、見通しを悪くする可能性があるため、街路樹の生育に合わせて計画的に剪定を進めており、冬期間におきましても枝に積もった雪の塊ができた際には除去作業を行うなど、常に安全な通行の確保及び道路環境の維持に努めているところであります。しかしながら、昭和50年代にかけて植樹された街路樹が大きく成長するとともに、次第に枯れたり腐食しているものもあり、街路樹の維持管理対応が増えているところであります。こうした状況の中、街路樹の今後につきましては本年3月に策定した砂川市緑の基本計画において今後の整備及び管理の方針として、剪定など街路樹の成長に見合った適切な管理を積極的に行うとともに、道路新設や改良の際、植樹帯、植樹枡の設置は必要に応じたものとし、今後も人口減少に対応した持続可能な規模の街路樹の保全を行うとしたところであります。このことから、現状の維持管理を継続し、枯れ木等の植え替えについては路面補修などが伴うほか、大きく成長した他の街路樹とのバランスを考慮する必要があることから、道路の新設や改良に併せて街路樹の見直しを行っていくこととし、伐採や撤去等の処置により空いた植樹枡については市民団体にご協力をいただき、花の苗を植栽する花いっぱい運動などの推進を図りながら街路樹の適切な管理に努めてまいりたいと考えております。
再質問 多比良和伸
それでは、順次再質問させていただきます。まず、おてつたびですけれども、私もテレビで見たのが一番最初で、もう3年ぐらい前になるのか、面白い取組だと思って、その後注視してはいたのですけれども、年々コロナ禍で勢いこそ少し弱かったのかと思いながらも、それでも取り組む地域がどんどん増えて、見ていると募集開始すると結構すぐに募集締切りになったりとか、人気があって定着してきたという感じはしてきているのです。また、最近になってコロナ禍が明けたということもあり、明けたというか、落ち着いてきたということもあって、また再度いろいろなメディアに最近情報として上がっているような感じかと見ていました。いわゆる体験型の観光政策、観光事業という感じなのかと思ってはいるのですけれども、これまでであれば地方の都市に体験型観光のメニューという感じで、旅行会社を通じたりとか、そういった形で就労体験とか農家の収穫体験とかと併せたパッケージ商品みたいな感じでやられていたというところが前段階としてはあったと思うのですけれども、そこに、このおてつたびは実際に体験型なのだけれども、その体験自体が就労になっているという、やったらやった分だけお小遣いというか、お給料というのが支払われて、旅行者からしてみたら経費がすごく、行った先でお小遣いを稼ぎながら旅行ができる。さらには、体験型観光みたいにその地域の人に触れることができたりとか、よりその地域のことを知ることができたり。今旅行のニーズというのはすごく多様化してきていますので、そういったところをうまくマッチングしているとは思っております。砂川市としての前段の部分でありますけれども、体験型観光についてのこれまでの取組状況をまずお聞かせ願いたいと思います。
答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)
体験型観光の本市の取組ということでございます。体験型観光の定義というのは様々でございます。それぞれのまちでそれぞれの地域が持つ自然ですとか歴史、文化、食などの地域資源を生かして取り組んでいるところでございまして、砂川市内においても子どもの国やオアシスパークのほか、お菓子や知名度の高いお店がございますので、そういったお店なども含めて市内を周遊したりオアシスパークの景観や自然を楽しめるように、SuBACo及びオアシスパークの管理棟で自転車を無料で貸し出す、そういったサービスを提供しているところでございます。また、オアシスパークにつきましては、湖面を利用しまして釣りであったりウインドサーフィンをして楽しむ。特に釣りでは、冬のワカサギ釣りでは多くの方が訪れるということもございまして、国の事業も含めまして駐車場を整備するとともに、市の職員も早朝から駐車場の案内などで利用者の利便性の向上に努めているところでございます。また、オアリパなどで市内の体験を含めました観光プロモーションのビデオなども作成しておりまして、市外に砂川市の魅力をPRしているところでございます。また、過去には札幌の旅行代理店などと連携しまして、体験観光のメニューの掘り起こしのために女性を対象としましたモニターツアーを実施するなどしまして、砂川市の魅力を知ってもらうと、そういった事業に取り組んでいるところでございます。
再質問 多比良和伸
大体の取組は私も承知しておりますし、ぶんぶんツアーとかで砂川のお菓子屋さん巡りですとか、そんなときには私もバスガイドとして市内をPRしながらやっておりますので、ただ固定された商品化ということになかなかならない。いろいろなモニターツアーとか、模索はしてきてはいると思うのです。それがなぜ具現化されないというか、具体化されないかというと、それを管理、統括、要するに誰が旅行会社に連絡をして、旅行会社と商品を作って、それを売り出してということまでなかなかいかないのがこれまでの現状だったかという気はするのです。最近では、今年も砂川のお漬物屋さんが体験型観光を旅行会社と組んで行うということもありますけれども、ああやって誰かがやっていかないと商品化というのは難しくて、できてこないのだというのは皆さんも承知しているところだとは思いますけれども、これは仕組みさえつくってしまえば、あとはこのサイトに掲載するだけなのです。ですから、今までのノウハウを生かして、昨日の小黒議員さんとのやり取りではないですけれども、農家さんのところとかは3日間でも1週間でも手伝いに来てくれれば少しでも助かるのではないかという気はしますし、そんなところも含めると、砂川の働き場所というか、お手伝いする場所は結構あるのではないかという気もしますし、そういった意味ではそういったところを少しでも利活用させていただきながら観光商品として行っていく。パッケージとしてできれば、こちらに掲載すれば、あとは窓口が誰がやるのかというところも問題はありますけれども、その辺りは農家の地域おこし協力隊もいれば、移住、定住の協力隊もいれば、観光の協力隊もいますし、そういった方たちがこういったことのフォローをしていけばそんなに難しいことではないのではないかという気はしております。先ほどご説明の中で、それぞれの企業、団体等を訪問しながら、ニーズ把握ですとか情報提供というお話がありましたけれども、企業さんに詳しく説明していただければ、その先の可能性も含めてお話として聞いてもらえるのかという気はするし、それならやってみようかという気になってくれるのかとは思うのですけれども、どうですかという話の中で、おてつたびなんていうのもありますよなんて言ってもぴんとこないとは思うので、その辺りの情報提供の仕方というか、せっかく情報提供していただけるのであれば、どのような形で情報提供していくのか教えていただきたいと思います。
答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)
情報の伝達の方法ということでございます。1回目のご答弁でもお話をしたとおり、今コロナ禍も徐々に落ち着き始めまして、市内の事業所の訪問をまた再開しているところでございます。また、商工会議所等、市内の経済団体とも意見交換、情報交換する機会が数多くあることから、そういった機会を通じて情報提供に努めていきたいと考えておりますし、また紙媒体を会社が特に用意しているのかは今手元にはございませんが、ホームページを私も拝見して、道内の事業所でも数か所登録しているような自治体もございます。そういった道内の自治体の具体的な募集の方法とかもございますので、砂川市内の事業所がどういった形が合うのかというところも、それはもちろん相手方の人手不足が前提ではございますが、そういった部分もお聞きしながら、その事業所に合うようなサービスの中身の情報の提供に努めてまいりたいと考えております。
再質問 多比良和伸
人材不足とかに関してはほかにもいろいろな解決方法は多々あるのだろうとは思うのですけれども、その一つとして砂川市もぜひファンをつくっていきたいというところもあるのでしょうから、つなげてもらえればと思います。今北海道で実際に募集されているところの事例を幾つか紹介しますと、例えば士別だとトマトとかトウモロコシの収穫をお願いしたいということで、そこは寮がついていて宿泊もできる。時給は1,000円で、特典としては市内を自由に走るための自転車の無料貸出しなんかを行っている。新篠津村に関しては、同じくトマトやズッキーニ、ここも寮があって個室になっておりまして、時給は900円だけれども、食事は簡単な食事がついてくる。猿払村に関しては、イチゴの収穫のお手伝いなのですけれども、ここは移住体験住宅を提供しておりまして、時給は1,000円、その代わり自炊になっておりまして、応募に当たってはPCR検査の陰性証明が必要ということになっていたり、津別町に関してはジャガイモの収穫のお手伝い、ここは町内にあるゲストハウスに本来であれば1泊2,500円のところをおてつたび価格で1,000円で泊まれるとしてある。時給は900円で、事務局はJAつべつが行っているということで、今募集されているのはこういうところになってはくるのですけれども、まだまだ北海道でもこれから収穫時期に向けていろいろな地域が今カミングスーンという状態になっていて、どんどん近くなってくると募集を開始していくのだろうという体制になっているのと、幅広く見ると福祉の部分ですとか介護の関係、それから業種は様々、大分面白い企業さんとか、面白いお手伝いが出てきているという感じも受けました。これは、受け入れる側の頭の使い方というか、考え方次第というか、そんな形でいかようにもなっていくのだという感じはしております。それぞれの事例を通しても、砂川市の場合は、これは民間が独自に募集をしてくれて、自分たちで食事の提供、宿泊場所、いろいろなものも含めて考えて掲載してくれるのが一番いいのですが、小黒議員さんのお話ではないですけれども、農家さんの平均年齢ということも考えるとおてつたびのお手伝いはしてあげたほうがいいのかと、そんな気もします。できる範囲になってくるとは思うのですけれども、もしもこの取組が市の体験型観光や就労者の回収につながる部分があると思っていただけるのであれば、何かしら具体的にお手伝いをしていただくこともありなのかという気はしております。例えばこの申請です。インターネットを使える方であればそんなに問題なく申請手続ができるのかとは思うのですけれども、人手は欲しいけれども、パソコンはよく分からないという農家さんがいるのであれば、そういったところの申請手続のお手伝いをしてあげるとか、さらには市内にも、先ほど答弁でもありましたけれども、無料の自転車の貸出しもありますし、場合によっては申請に係る経費の一部をお手伝いしてあげるとか、または宿泊費なんかの補助を少し考えてあげるとか、具体的な動機づけというか、導入に際する動機づけというものも少しあってもいいのかと思うのですが、その辺りについてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)
このサービスに対する行政のお手伝いといいますか、支援ということでございます。全国の自治体の中には、参加者に支払う報酬のうち、マッチングの費用といいますか、手数料がかかります。また、保険料、消費税とかがかかりまして、それを行政が補助しているという例もございます。また、自治体がこのサービスと提携する目的としまして、単純に人手不足を解消するというよりは、その地域、砂川であれば砂川市のファンになってもらって、今後も観光に来てもらうですとか、行く行くは移住までつながればさらによいのかという、そういう思惑で自治体も提携しているのではないかと考えてございます。今議員さんおっしゃられたとおり、事業者の中にはパソコン等の操作がそれほど得意ではない方もいらっしゃるということでございます。具体的な申請の手続をおてつたびのサイトから試してみたわけではないのですけれども、市がお手伝いできる範疇というのはどこまでなのだろうということはこれから検討するにしましても、人手不足の需要といいますか、それがあるというところについては、先ほどもご答弁したとおり情報はお知らせしますし、必要であれば申請の手続などの部分についてのお手伝いもさせていただければと考えております。また、宿泊費ですとかの補助、またマッチング費用に対して行政がということでございますが、具体的にここまで行政がといいますか、砂川市が取り組むという考えは現時点ではございませんが、今後そういったニーズといいますか、人手不足がさらに深刻になって、短期でもいい、そういった事業者等がいらっしゃるという状況になれば、またそのときに検討させていただきたいと考えているところでございます。
再質問 多比良和伸
ありがとうございます。私も、全て行政がやらなければいけないかというと、そういうことではないとは思っています。これからは、民活という言葉も出てきていますけれども、民間の力をお借りしながら、まちの魅力も発信していければというところだと思いますので、そういう意味でのサポートというか、そういった部分にぜひ積極的に取り組んでいただければと思いますし、若い人たち、地域おこし協力隊の皆様は、こういうパッケージをつくってほしいということを観光協会や商工にいる方たちにも、こういう具体的な取組なんかも紹介しながら、考えてみてほしいみたいなことは頼めるとは思うのです。そういう方たちも地域に入っていって、コミュニケーションを取ることも非常に大事だと思いますし、砂川の野球チーム、リバーズができましたけれども、あっという間に就労先が決まりましたし、そういう意味ではニーズとしては恐らくあるだろうという気はするので、その辺りぜひ前向きに取り組んでいただければと思います。次、街路樹の関係に行きます。1972年、昭和49年、私が生まれた年ということで思い入れがあるのですけれども、これは聞くところによると議員提案で行われた部分があるとこの間初めて恥ずかしながら知ったわけなのですが、そんな中、もっと自分たちも頑張らなければいけないと思いつつも、緑化都市宣言、もうすぐ50年ということですけれども、さすがに緑化都市宣言自体が少し風化してきているのではないかという気もしないでもない。若い人たちからしてみると、何で自分の家の前に勝手に植えていった木の落ち葉を自分たちが拾わなければいけないのだということとか、周りの目を気にしながら、やっていなかったら、やっていないと言われてしまうとか、除排雪の部分で邪魔だとか、そもそもの砂川市がこういうまちにしていこうと思ってやってきたことがなかなか伝わっていない部分というか、そのこと自体に関する疑義も含めてあるのではないかという気はするのですけれども、一応緑化都市宣言は今も推進されているということでよろしいのですよね、まず確認させてください。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
ただいまご質問がありました緑化都市宣言、現在もその宣言は続いているのかというご質問がありましたので、ご答弁申し上げたいと思います。まず、緑化都市宣言につきましては、今ほど議員おっしゃられましたように、昭和49年9月11日に、砂川市は、未来像として緑美しい公園都市の願望を抱き、ここに緑を生み育て、全市民の英知と力を結集して、郷土砂川を「緑あふれる公園都市」とすることを宣言するといたしまして、本市議会において議決されたものでございます。また、同年9月17日には、この宣言に付されました緑あふれる公園都市をつくり上げることを目的といたしました砂川市緑化条例が制定されているところでございます。本条例では、緑化推進計画を作成しまして、その達成に必要な措置を講じるものとするとされておりまして、本年3月に策定いたしました砂川市緑の基本計画に結びついているところでございます。この計画を立てて緑化推進の取組を砂川市は進めているところでございますので、緑化都市宣言の要旨につきましては現在もなお続いているというところでございます。
再質問 多比良和伸
ありがとうございます。そういう経緯なのです。先ほど言いましたぶんぶんツアーのバスガイドをやっていると、砂川はすごく緑が多いですねなんていうことをバスの中でお客さんから言われたりして、そのたびに、砂川市はこういう経緯で、まるで公園の中にみんなが住んでいるようなまちなのですよとPRをしながらやっているわけなのですけれども、一方市民の反応を見ると、先ほどお話もありましたけれども、街路灯、防犯灯の明かりが遮られるだとか、もちろん葉っぱの問題、枝の問題、落ち葉の問題、それから除排雪の問題。もともと街路樹は、もちろん景観もさることながら、車歩分離の交通安全の意味合いがあったりとか、最近ではCO 2削減の部分での取組ということで、街路樹を調べるとそういう形で出てはくるのですけれども、今の砂川の状況を見るとはげまくったプラタナスとか、とてもではないけれども、景観という意味では失われていると。年数がたてば育つ。すごく強い木みたいなので、どんどん枝葉も出てきて、育つのでしょうけれども、景観に配慮しているとは全く思えないし、交通安全の部分で考えても、植樹枡の倒木の危険から伐採された場所なんていうのは時期を見てと言っていますけれども、交通安全のためにやっているというのであれば、それは直ちに何か植えなければいけないという話になるのでしょうし、そうではないということだとは思うのです。あとは、CO 2削減の部分に関しても、枝葉が完全に切り落とされているような街路樹等を見ると、そこに特段配慮して何かが行われているという感じでもなくなってきていると。そもそも市民から街路樹に関して年間通していろいろな問合せの連絡は恐らく来ているのだろうとは思いますけれども、そこにはこれまでの砂川市の取組をいかに理解してもらっているかが重要なのかということと、その取組を自分たちの世代ではない部分で決められたことを自分たちがというのは時代としては難しくなってきているという気はするのですけれども、そこはこれからも砂川市がこの取組、宣言に伴ってしっかりしていくという姿勢を持っていくのであれば、そこは理解してもらわないとこれからの10年、20年、50年というのはもっと大変になっていくのではないかという気がしますので、その辺りを市は、市民の今の緑化宣言に対する受け止め方というか、認知度というか、さらにはまだまだこれから市はこういう活動に取り組んでいくのですという啓発活動、その辺りについて今後どのように考えているのか、また現在どう考えているのか教えていただきたいと思います。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
砂川市の緑化に対する取組、さらには市民皆さんの緑化に対する理解度、認知度ということでご答弁を申し上げたいと思います。初めに、本市の緑化の取組、啓発活動の関係でございますが、本市では緑に対する啓発活動といたしまして毎年花いっぱい運動ですとか、フラワーマスターの会による花の植栽をはじめ、緑化宣言都市の翌年から実施しております緑と花の祭典のイベント等を開催することで緑化の啓発、推進を図っているところでございます。市民の皆さんの緑に対する認知度につきましては、本年策定いたしました緑の基本計画の策定時に行いました市民意識調査では、緑について行政に望むことという設問におきまして、景観の魅力を今後させるため、緑の管理を強化することですとか、緑が増えて不便さを感じることがあるので、緑の量を適正な水準にするといった緑を増やすというよりも現状維持とする意見が多い状況でございました。また、街路樹の関係につきましては、街路樹が植樹されている沿道の住民や町内会からは街路樹の改善に関する様々な要望が市に寄せられているところでもございます。主なものといたしましては、今ほど議員さんからもいろいろな例がありましたが、街路樹を原因とする問題で困っているので、伐採や剪定をしてほしいということで、電線へ枝葉が接触しているですとか、枝葉が生い茂って交通標識や街路灯の視認が阻害されている。また、落ち葉の後始末が大変であるですとか、枝葉が隣接敷地へ飛び出している。また、根上がりにより歩道舗装が破損している。枯れ木や腐食による倒木の危険があるといった声がある一方で、景観として大事にしてほしいですとか、街路樹を適切に管理してほしいなどの声もあるのは事実でございます。このように、街路樹管理に対する市民意識も高く、多様化しているものと考えているところでございます。このことから、今後はこれまでの緑を増やす数量の管理から既存の街路樹の保全、維持に努める質の管理へと見直す時期に来ていると考えているところでもあります。今後は、良好な手入れを行っていくことで道路状況等に適した街路樹を育んでいくことが必要であるのではないかと考えているところでございます。
再質問 多比良和伸
今のお話を聞いていると、街路樹はそもそもないほうが平和なのではないか、そんなふうにも捉えられそうなぐらいの感じではございますけれども、植樹枡、もっと花いっぱい運動も含めて市民の皆さんが一生懸命管理をしてくれて、すごく景観という意味ではいいですし、まちの中も明るくなりますし、そういう意味では植樹枡の利活用に関してはすごくいいと思っている方も市民の中では多いのではないかとは思いますけれども、一方で管理が行き届いていない植樹枡も結構市内で増えてきていると思うのです。空き家になってしまったりですとか、地先の方が放棄していたりですとか、いろいろな理由はあるのでしょうけれども、管理不行き届きの植樹枡、今の時期でいうと相当雑草が生い茂っているような状況かとは思うのですが、そこを今後どうするかかなという気がするのです。適正に管理をしていくという方向性だろうとは思うのですけれども、そこに土がある限り雑草も生えて来るし、少しずつ人口が減っていく中、高齢化していく中、管理する人もいなくなっていく中、このままを維持していくというのは厳しいのだろうという気はするので、方向性としては少しずつ管理が何年も行き届いていないような場所に関しては植樹枡を塞いでいくということも考えていかなければいけないのではないかという気もしますし、手がかかればかかるほど砂川市の財政も経費もどんどんかかっていくわけなので、その辺も含めるとどこかのタイミングでしかるべき措置をしていかなければいけないのかと思いますが、管理が届いていない植樹枡に関する考え方を教えていただきたいと思います。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
ただいまご質問のありました植樹枡の管理についてでございますが、現在植樹枡の管理につきましては市民の皆さんのご協力をいただきながら、花いっぱい運動などを通じて花を植栽していただいたり、町内会などの道路愛護の取組によりまして草刈り等を実施していただきながら管理をしていただいているところでございます。また、今ほど議員からお話のありました地域で管理ができていない植樹枡の部分につきましては、草が伸びて通行上支障となる場合は市で機械による草刈りを実施しております。また、状況によりましては、交通の支障解消等のために植樹枡をなくす対応も行っているところでございます。特にこの6月につきましては、草木が非常に成長する時期でございます。今も市内植樹帯の草刈り等を随時進めているところでございますが、街路樹の剪定と併せて今後きちんと整理をさせていただきたいと考えているところでございます。なお、枯れ木等の伐採や撤去した後の植樹枡の在り方につきましては、植え替えや再整備をするとなると多額の費用がかかりますので、道路の新設や改良に併せて植樹枡や街路樹等の見直しを行っていくと考えているところでございます。
再質問 多比良和伸
これからは、あるところにあって、なくていいところにはなくてもいいのかという気がしますので、その辺の地域ですとか場所も含めて、緑化は推進していくのだけれども、しっかりあるべきところに増やして、生えそろっていないというか、倒木を伐採して歯抜けになってきているようなところとかは随時見直していくことも必要なのかという気がしますので、ご検討いただければと思います。50年近くたっていくと初期の頃に植えられたものが大きくなって、危険性もあることから伐採されていっているという気はするのですけれども、伐採された木の使い道というか、行き先というか、その辺りは今現在どういう処理をされているのか教えていただきたいと思います。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
植樹枡等に植えられて、枯れ木、腐食により伐採された木のその後でございますが、一般的には枯れ木や腐食した樹木を撤去した場合にはその都度作業を行っているため、発生する量が少量でありますので、また枯れ木ということで再利用も難しいため、ごみの最終処分場へ搬出しているのが現状でございます。その他の対応といたしましては、台風などの自然災害により大量の倒木が発生した場合、撤去作業を早急に行う必要があることから、一時堆積場を設け、作業完了後に処分を行っているところでもございます。平成27年の風による災害時のときには、市民に対して倒木を無償で受け渡したという経過もあったり、またボイラー燃料として買取りをしていただける業者がありましたことから、売払いをしたという経過もございます。いずれにいたしましても、今のような場合はあくまでも特例でありまして、通常処理している樹木につきましては少量でありますので、売却するにも運賃等のほうが高くつきますので、最終処分場へ搬出して処理しているのが現状でございます。
再質問 多比良和伸
計画的に伐採をしているわけではないので、なかなかまとまった数にならないから、まとまって利活用、再利用を考えることは難しいのかもしれないのですけれども、今全国的にそういった倒木を引き受けますとか買い取りますとかという業者がSDGsの関係から物すごく増えてきているので、ぜひその辺りの情報収集もしていただきながら、少量でも引き取ってもらえるところがあれば、リサイクルしてもらえるのであればそのほうがいいのかと思いますし、近隣にも木材関係の企業もありますので、その辺り情報を収集してみるですとか、そういった地域の企業とこれまで砂川市の景観や安全を保ってきた街路樹がまたそのまちに還元されて生かされていくような仕組みづくりみたいなものも少し意識していただきながら情報収集に努めていただければと思います。今ほどSDGsの関係を少しお話をしましたけれども、例えばこれから伐採した後に植える部分に関しての樹木の種類なのですけれども、今盛んに言われているのは、在来種なのか、外来種なのかということ、動物だけではなくて植物にもありまして、その辺りこれから植えていく部分に関してわざわざまた外来種を植えていくということにはきっとならないのだろうとは思います。そういった意味で、その辺りの視点を持ってこれから植樹するにしてもその辺りも意識されるのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
街路樹の外来種に対する取扱いの関係でございますが、外来種につきましては生態系に深刻な被害を与えると指摘されているところでもございます。調べましたところ、平成4年の地球サミットにおきまして生物多様性条約が採択され、生態系等を脅かす外来種の導入を防止し、またそのような外来種を制御し、もしくは撲滅することを位置づけられているとされておりますので、現在砂川市の31種類の街路樹のうち、プラタナスやアカシアなど11種類の外来種が植樹されております。今後は、SDGsの考えも含めまして、道路に街路樹を植樹することがあれば外来種につきましては対象から外す考えでございます。
再質問 多比良和伸
そういう方向がいいと思います。我々昨年から地域交流センターゆうの子ども部会でSDGsキッズラボというのをやっていまして、その中で子供たちと一緒に子どもの国に入って、いろいろな種を採取して、もちろん在来のですけれども、今苗を育てている状況もあるのです。2,000ポットぐらい作ったのですけれども、これは毎年作っていこうかと思っていますので、もし植樹する機会がありましたら、ぜひ育った苗木を、在来の、しかも石山の子どもの国の子供たちということになりますので、新たに買うのではなく、そういったものも利活用していただきながら、しっかり在来のまちをつくってほしいと思って、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。