美幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月27日
街路樹の樹形を生かした景観づくりについて
2024年6月27日、美幌町議会の一般質問で、稲垣淳一議員が「街路樹の樹形を生かした景観づくりについて」質問し、町長 平野浩司、建設部長 遠國求、環境管理課長 影山俊幸が答弁しました。
- 質問者
- 稲垣淳一 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、建設部長 遠國求、環境管理課長 影山俊幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 稲垣淳一
それでは、通告に従いまして質問させていただきますので、お取り計らいをお願いいたします。街路樹の樹形を生かした景観づくりについて、質問をさせていただきます。町道における街路樹、特にイチョウの木の剪定は、どのような理由で幹だけを残すという強い剪定をしているのでしょうか。樹形を無視したぶつ切り剪定が町の至るところで見られます。第6期美幌町総合計画基本計画後期「4-4住みやすく美しい市街地機能の向上」では「地域や各団体の理解と協力を頂きながら、景観形成と保全を図るため、環境美化の向上に取り組み、景観に対する意識を高めることで、郷土愛のある美幌ならではのグランドデザインの形成を目指します」とあります。この考えはどこまで進んでいるのでしょうか。街路樹の役割として、道路の景観をよくすることはもちろん、道路環境の保全(日陰をつくる、排気ガスや騒音和らげる)、交通の補助(車と歩行者の分離により、スムーズな交通を確保する)、防災に役立つ(火災の延焼防止、地震の際の建物の倒壊を防ぐ)等のメリットが挙げられます。一方で、落ち葉問題は、デメリットとして住民から多く声が上がっていることも承知しております。樹形を無視したぶつ切り剪定を行い、町の景観の一つとして存続していくのか、本来の樹形を保った街路樹として生かしていくための方法を考えるのか、あるいは、伐採して新たな植樹を考えていくのか。住民の生活と景観づくりについて、町長の考えをお示しください。
答弁 町長 平野浩司
稲垣議員の御質問に答弁いたします。街路樹における景観についてですが、第6期美幌町総合計画基本計画後期における市街地の景観形成と保全につきましては、街路樹の落ち葉やビリ砂利の清掃、植樹ますへの花の植栽等、町民の皆様の御協力により、環境美化に多大な貢献をいただいております。街路樹は景観ばかりではなく、交通安全や防災などの重要な都市機能を果たしており、町ではこれまで、街路整備や町道の改良工事に併せて、街路樹を整備してきたところであります。一方で、樹木の成長に伴う交通障害や落ち葉の問題があり、剪定や伐採についての苦情や要望が数多く、ある自治会からは、街路樹撤去の要望も受けていることから、景観と支障木解消のバランスが大きな課題となっております。剪定作業を実施するに当たっては、直接行う維持管理担当及び作業員に対し、平成27年度から、剪定作業の経験が豊富な方の指導を受けながら実施しておりますが、イチョウについては落ち葉の苦情が多いこともあり、現状の剪定になっております。街路樹の植え替えについては、樹木の成長度合いや地域住民からの要望等を考慮しながら、令和2年度には、学園通西側の一部において実施し、今年度は栄通の一部において植え替え及び一部伐採を検討しておりますが、路線全体の植え替えは現在予定しておりません。今後につきましては、道路を往来する住民の安全確保を基本に、老木化や病害などの影響を受けている既存の街路樹の更新を検討するとともに、環境美化・景観形成に配慮した街路樹が維持されるよう、地域の御理解をいただきながら取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 稲垣淳一
それでは、何点か再質問をさせていただこうと思います。美幌町民憲章には「環境をととのえ、美しいまちにしましょう」、この一文がございます。まさしく、美幌の名前を体現するような文言の一つであると私も思っております。その中で、私自身も多くの仲間とともに、二十有余年、町を桜の名所にしようということで、桜の苗木を毎年50本以上植えている活動をさせていただいている一人であります。街路樹の中には、ヤマザクラが数多く植えられているところもありますし、以前、私の住宅の前、国道でありますが、そこにも桜の木は植えられていましたが、土の環境が悪かったのでしょうか、一昨年、伐採されてしまった経緯があります。もちろん、そこは国道であるわけですけれども、今回、至るところで特に、イチョウの木がぼっこのような形になっていると、一体あれは何なのだろうと、非常に目につくといいますか、気になりだしたら気になりまして、今日このような質問をさせていただくことにしました。町長、まちなかを歩いてらっしゃって、あの木を見ることが、ぼっこのような街路樹を見ていると思うのですが、素朴にあの木を見てどのような感想をお持ちでしょうか。何もなければないでいいのですが。
答弁 町長 平野浩司
正直な気持ち、悲しいというか残念な思いであります。
再質問 7番 稲垣淳一
その答えだけで全てが終わったのかなという気もするのですが、冗談は別にして多分、町長の気持ちは、多くの町民が思っていることであろうと思います。先ほど、私は桜の木の植樹を二十何年やっていますと言ったのですけれど、正直、私が六十何年生きている中で、土や木をいじるということは得手ではありません。しかしながら、そんな人間も毎日見かける公園通、栄通、学園通、最近は緑園通も歩きますけれども、ああいうところを歩くにつけ、車で走るにつけ、非常に残念な樹形をしております。果たして、どのような経緯であのような形にしなければならなかったのか。一応、大体の答えは答弁にはあるのですが、改めて町民の要望が多いとありますけれども、もう少し具体的に、明確に聞きたいと思うのですが、どのような声があって、どのようにしてくれと、そのような会議を何回ぐらい持たれて、それは毎年なのか、十何年も前からなのか、あのようになった経緯をお示しいただければと思います。
答弁 建設部長 遠國求
一応、イチョウの木の剪定につきましては、過去、複数の議員から一般質問等を通じて声が上がっているところでございますけれども、その都度、現場の作業員に剪定の仕方等を指示しているところでございます。しかしながら、現場の作業員が現地で剪定作業している際、付近の住民が近づいてきて、剪定作業中にもっと強く剪定してくれ、もっと短く剪定してくれと、強い要望があります。その際に、上から切らないようにという指示をしたところでトラブルにつながるため、それはなかなか言えないということで、強い剪定をせざるを得ないという経緯があると聞いております。会議を持たれたかということでございますけれども、そのような会議等を実施した経過はございません。いずれにいたしましても、付近住民にとっては非常に厄介者であるということでございます。であれば、葉っぱの落ちない木に変えてはどうかという話もございますけれども、一方で、針葉樹は冷たい、あるいはまつぼっくりが落ちて踏んだら転んでしまうということがあります。街路樹については、これをやるとこれがいいというベストな答えがなかなか見いだせないのが現状でありますので、御理解をお願いしたいと思います。
再質問 7番 稲垣淳一
剪定の最中に、そのような住民の要望でいろいろと作業が進んでいったとなると、例えば、栄通も道新さん辺りからずっと元の網走信金稲美支店まで、全ての方があのように激しく葉を切れ、木を切れと言ったのでしょうかね。何百メートルもつながっていますよね。また、さらに言えば、元網走信金稲美支店のほうも、町民会館とかあの辺の栄通から見るとまだ新しめだと思うのですけれど、幼木のときからバッサリいくというのはどうも解せないのですが、そこも住民の方の要望があったということで理解してよろしいでしょうか。
答弁 建設部長 遠國求
特に、イチョウにつきましては付近住民のほか、複数の自治会から自治会要望として文書で、伐採どころか撤去してという強い要望があります。現実的に全部撤去することはなかなか難しいので、妥協点というわけではないのですけれども、そのような状況を踏まえて、現在の強い剪定をやらざるを得ないという状況でございますので、御理解をお願いしたいと思います。
再質問 7番 稲垣淳一
私が言うまでもないと思うのですが、剪定というのは結局、生きている木を、生きている樹木の組織を切り取るという作業になるわけで、人に例えると手術に等しいと言われているのです。これは、ある知り合いの問屋さんから聞いた話ではあるのですけれども、単なる床屋さんに行って髪を切ってくれと言うのとは訳が違うと、剪定というのは非常にデリケートな問題だから、そこはしっかりと取り組まないとという話をされています。手術である以上、その実行に当たっては、対象となる樹木の何と言うのでしょうか、イチョウならイチョウ、桜なら桜、いろいろな機能、特性があるわけですから、それに見合った剪定をするというのが本来あるべき姿だと、私は思っているのです。そこについてはいかがでしょう。何でもいいから切れという話ではないと思うのです。
答弁 建設部長 遠國求
専門家に指導を仰ぎながらというお答えもさせていただいておりますけれども、先ほど私も言ったとおり、現場の住民はなかなか樹形を残せとか、そのようなレベル以上の要求をされますので、トラブルを防ぐためにはそうせざるを得ない。繰り返しになりますけれども、そのような状況にあるというのを御理解いただきたいと思います。
再質問 7番 稲垣淳一
であれば、本当に街路樹が存在する意味、意義はどうなのでしょうか。ただ、ぼっこが立っているだけの街路樹のどこに需要があると考えますか。先ほど、私も質問の冒頭に、防災だとか交通安全など、街路樹の用途としていろいろあるのはもちろん理解するところですが、ぼっこが立っていればいいということで理解すればいいでしょうか。
答弁 建設部長 遠國求
具体的に、何センチ何メートルあればいいという基準はもちろんないのですけれども、防災上はある程度、例えば、車が突っ込んできて歩行者に衝突しないようにという防止機能は、ある程度あると思います。一方で、交通障害、具体的に言いますと、信号が見えづらい、あとは交差点の左右が見えづらい、そのような部分で言いますと、枝が少なければ少ないほうがいいと感じております。そのような部分のバランスが非常に難しいところでございます。そう言いながらも、枝は切ってしまってはなかなか生えるものではございません。現在、検討しているのは、別な樹種に入替えを進めていった中でどのような形がいいか、年次的にやっていきたいということを代替策として考えているところでございます。よろしくお願いいたします。
再質問 7番 稲垣淳一
樹種の選定はこれからなのかなという気はするのですが、現状のものについては、もうこれ以上言ってもらちが明かないといいますか、今後どうしていくのかという話がやはり大事なところなのだろうと思っております。冒頭、町長がおっしゃいましたように心苦しいと、見るたびに胸が痛む、そこまでは言っていませんでしたか、そのようなお言葉をいただいたと思います。先ほど、伐採する際に、剪定する際に専門家の指導を受けているというお話がありました。この間も部長には確認させていただきましたけれども、この作業をされる方というのは、町が直営でやっていらっしゃるということで、夏場は剪定だったり、道路の清掃だったり、冬は除雪だったりと、いろいろな仕事の中の一つとして剪定業務があると理解するところであります。改めてもう一度聞きますけれど、それぞれの樹種によって、木によっていろいろ特性がありますから、そこのところを専門家から何回レクチャーを受けて木の剪定をしているか分かりませんが、どのような状況なのでしょうか。学んでいるというのは。
答弁 環境管理課長 影山俊幸
ただいまの御質問ですけれども、直営作業員のレクチャーの部分でございます。答弁書にも記載してございますが、過去にもシルバー人材センターに所属する方に、座学と実地で半日かけて御指導いただいた部分がございます。こちらは、平成27年度、平成28年度の2回でございます。また、昨年度は、枝の剪定の有識者ということで、労働災害防止協会所属の会員の方を講師としてお迎えしまして、町内の公園にて剪定作業を指導の下、行ったところであります。このような講師の指導の中の一つとしましては、剪定は休眠中の冬季間ですとか、直前の春が適期ですとか、あと自然樹形を保つために、樹形をつくるのに欠かせない枝、芽を残したりとか、不要な枝から落とすとか、そのような部分を御指導いただいています。議員おっしゃられるように、木の自然治癒力で切り落とした箇所を樹皮で覆うようなことに努めるようにと、指導を受けているところでございます。よろしくお願いします。
再質問 7番 稲垣淳一
いろいろと指導は受けているというところは理解するのですが、あそこは公園通ですか、もう何年ぐらい前になるのでしょうか、あそこの木を切ったのが。もう四、五年ぐらいたつのでしょうか。ぼっこの木に葉っぱがまとわりついていて、少し異様な光景が見受けられます。技術的なこと云々は、ただ難しいと言ってしまっては、ずっと未来永劫あのぼっこの街路樹が美幌町のシンボルになるのかという話で、それは非常に許せないと私は思っております。心の話をすると照れくさい部分がありますけれど、せんだって、経済教育常任委員会で、子供に対して小中一貫教育のいろいろなビジョンを示すという中で、郷土愛という言葉が出てくるわけですよ。自分の町を愛する心という。この間、町長は、美幌峠で行われた交通安全祈願祭で、道中の白樺並木はすてきですよねというお話をされていました。確かに、白樺並木はきれいなのですが、そこからまちへ入って来たときにあの街路樹を見て、観光客はどのような思いをするでしょうか。あのギャップはなかなか尋常ではないと思って、私は見ているのです。子供たちの目線から見ても、あれは非常に許しがたい造形といいますか、形といいますか。ですから、教育委員会については今回、指名しておりませんので答えなくてもいいのですが、郷土愛を育むという言葉は、我々も簡単に口にしますけれども、今後、子供たちの気持ちをそのようなところから。我々も美幌のまちは、シラカバはきれいだけれど、まちなかの木は残念ですよねという思いをさせて、この町で育ってほしくないなということを強く思うところであります。最後ではないのですけれども、後半のほうになります。葉っぱは落ちるでしょうし、いろいろな問題があると思うのですが、もう一度、今現在考えうる今後の樹木剪定だとか、どのようなものを改めて想定というか、考えていらっしゃるのか、お話しいただける範囲でお願いいたします。
答弁 環境管理課長 影山俊幸
今後の樹木の剪定という御質問でございます。こちらはまず、各自治会要望がございました路線が栄通でございますけれども、その自治会の数が三つございまして、自治会と協議をしながら剪定をさせていただきたいと思っております。先ほど建設部長からも答弁がありましたように、基本的には葉っぱが落ちて、そこの街路樹の目の前に暮らしていらっしゃる住民の方々の負担が少しでも軽くなるような部分と、枝の張り具合ですとか、また、針葉樹になりますと、樹高が電線ですとか、NTTの線ですとか、そのようなものの支障にできるだけならないようなものを考えてございますが、まずは自治会さんと協議をさせていただいて、今後の剪定を進めていきたいと思っております。また、各自治会さんと第1回目の意見交換をさせていただいておりますし、今後、まず7月でありますけれども、自治会さんの考え方をお示しいただきながら、検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
再質問 7番 稲垣淳一
イチョウの葉はよく腐葉土にして堆肥だとか、肥料だとかにしてという話を聞くのですが、ただ、イチョウの葉はなかなか腐葉土になりにくいのだという説明も聞いています。そこは、栄通はイチョウの木から違うものに変わるのか。でも、先ほどの話を聞いていると、どうなのでしょう。全部切り取ってくれという声が多いのではないでしょうか。例えば、そのような要望が強い場合、どうなのでしょう。街路樹を伐採するということは、考えとしてあり得るのかどうか。どうでしょうか。
答弁 建設部長 遠國求
景観上の問題もありますので、全部伐採するということはなかなか難しいかと思います。かといって、街路樹一本の木を全て植え替えるとなると、伐採だけでなくて、いわゆる根を掘り返すという作業も伴います。街路樹一本で数千万円の費用がかかると試算されておりますので、なかなか短期間では難しいと考えてございます。ということで、先ほど課長も答弁いたしましたけれども、今年度は自治会と相談の上、まず数本にはなるかと思いますが、試験的に植え替えを実施してまいりたいと考えております。
再質問 7番 稲垣淳一
一本の木を伐採するのに数千万円ということですが、両サイドで1路線という考えでよろしいですか。それなら数千万円というのは理解するところですが。例えば、イチョウから違う木に植え替える、それこそ今、街路樹の考えはいろいろなことがあるので、美幌の花である低木のエゾムラサキツツジを植えるだとか、そのような考えが一瞬よぎったのですけれど、低木でも長く伸びる街路樹を考えるということでよろしいですか。これから自治会と考えるという話ですけれど。
答弁 建設部長 遠國求
エゾムラサキツツジという考えもございます。実は、公園通につきましては、既にエゾムラサキツツジが植えられていまして、歩行者の目線ではなく、自動車の運転手の目線からは、非常に支障になるという声を聞いております。エゾムラサキツツジについても高くなると支障となりますので、その辺は慎重に選定をしてまいりたい、選定というのは樹種の選定をしてまいりたいと考えております。
再質問 7番 稲垣淳一
今後いろいろ実証実験といいますか、進めていくという考えは理解いたしました。ただ、地元の住民の声も大事だから、そこはしっかりと聞き取って進めていくのだという考えも理解するところであります。先ほど、美幌町が直営で剪定をされているという話で、もちろん予算のことは理解するところではあるのですが、結局、素人というと語弊がありますけれども、そのような方たちが木を切る中で、住民の方からもっとああしてくれ、こうしてくれと。本来、仕事を頼まれているというか、町の指示で剪定しているのに、その現場の人の声で方式をといいますか、切り方を変えていくということがあってはならないのではないかと、私は思っているのです。もちろん相談があって云々というのは理解するのですが、それによって全部頭が切られていくというのは、電線にひっかかっているわけでもないし、くどいですけれど、私としては許せない行為だなと思うのです。てっぺんを切ることでもう真っすぐには伸びませんから、あとは横から枝が伸びて、そうすると枝を切らなければならないという話になると思うのです。結局、きちんとした剪定業者、造園をする方というのでしょうか、そのような方にきちんと依頼をして、景観づくりを今後していくということはどうなのでしょう。それは難しい話なのでしょうか。そのように取り組めないですか。
答弁 建設部長 遠國求
直営と外部委託で恐らく、予算規模が相当変わってくるかと思います。予算も限りある中で、今すぐやりますとか、来年検討しますとはなかなか言えない段階でございますので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 稲垣淳一
理解はしますけれど、検討することにもならない、なかなか検討も視野には入らないという答えだと思います。景観は見栄えだけではないと言えばそれまでかもしれませんけれども、先ほども言いましたように、子供たちが、子供たちに限らず、我々町民が歩く中で、いろいろなところ、至るところであれを見せられるというのは、何か罰ゲームをされているのではないかというくらい、本当につらいものがありますよ。ただ、それはもちろん、大事なお金ですからいろいろな配分の中でやっていくということは理解するのですが、お金のことなので町長にお尋ねしますけれども、できる範囲は今やっているのが精いっぱいだから、このまま今の考えで通させてくれということでよろしいのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今の木の状況を見ますと、先ほど言ったのは本音なところでありまして、私も経済部にいたときに、木の本来の形を維持するためにどうするかということで、いろいろみんなで研修をやったりもしました。公園の中の木を今までは伸ばしたくないから木の成長を止めてしまうとか。ですから、道路改良をしたり再整備をしたときに、植樹ますをつくってそこに木を植えるのであれば、その木を選んでほしいということは、木を植えることの責任はあるよねという話をします。今やっていると、桜なども植えていますけれども、桜がどのような木になって、将来どうなってといったときに、結局、中で根を止めて大きくならないようにという説明は受けるのですけれど、本当にそうなのかと。そう考えたときに、本来、街路樹がどのような役割を持つかということは、先ほど答弁とかで言ったとおりなのですけれども、本当にそれはそのとおりできるのかということもきちんと考えなければいけないと思うのです。それから、木を切った中で、なぜここまで切るのと感じているものもあります。私も近くにいる町民の方に大分怒られました。私もコブシの木を見て「えっ」とびっくりしました。高さもまだ取れるよとか、そのようなことも含めた中で、どのような育て方をするということを私たち、それから剪定に関わる人たちできちんと再認識する。また、現場でそのようなやりとりがあるのであれば、担当する人がきちんとお話をする、それから、本来、街路樹をどうすべきかという話の中で、そこに植えてほしくないというのであれば、そのことも一つの視野に置いて考えなければいけないと思うのです。ですから、ほかに美観を保つため、植樹ますに木が植えられているところも含めて、住民の方々に花を植えていただいています。緑とか景観ということであればそのような方法もありますし、必ずしも道路をつくったから街路樹を植えなければいけないという従来の考え方を変えてもいいと、私は思います。相手方に言われたから言われっ放しではなくて、なぜその木を植えているのだという思いも含めて伝え、そのことを理解してもらえるかどうかという話。その時代で、高齢になったからイチョウを植えると葉っぱが落ちて大変だからやめてくれと言われたときに、では、この葉っぱを誰かが片付けるのであれば別に問題はないですねとか、そのようなことができるかできないかですよね。これは、これからきちんと向き合う必要があるかなと、私は思います。それと、現在の木、電柱のような本来の木でない形は改善していきたいと、私は思っています。今、試験的にそれを伐採して、地域との話で街路樹という木を植えることが必要なのか、それとも、何かほかのものに変えられるのかということも考えないといけない。うちの部長もいろいろ苦しい答弁をしましたけれども、若干、言っていることと変わる部分もありますが、思いとすれば、まちの中の景観をみんなでやる場合には、うちはきちんと向き合う、それから関わるということをしっかりしていきたいと思います。そして、ほかの町から来た方々が美幌のまちはきれいだねと、ある一方では、花を植えていただいて、入り口でみんなに花を植えていただいて、そのような動きでしっかり保っているということ、その思いも大切にして景観というものを守っていきたいと思っております。
再質問 7番 稲垣淳一
そこで暮らしている方たちの生活、暮らしというのが前提にあるということはもちろんなのですが、まちと暮らしている人たちの共生というのでしょうか、先ほど部長もバランスということをおっしゃっていましたけれども、単に切って終わりということではなく、なぜそこに街路樹があるのかという存在意義を理解していただくことと、今後とも町の景観を保って、町の名に恥じないすてきなまちづくりを、行政と町民が一体となって今後も進めていけるようなまちづくりに、私も協力していきたいと思っております。以上で、質問を終わります。