みんなの議会

砂川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日

(1)起業、創業や観光等の経済的活動におけるクラウドファンディングの活用について/(2)アニメ、漫画、映画、ドラマ、CM等の映像等のコンテンツの活用による観光振興について/(3)がん対策推進条例制定の考えについて/(4)特定健診、特定保健指導への歯科関連プログラム導入について

2016年3月8日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「起業、創業や観光等の経済的活動におけるクラウドファンディングの活用について」「アニメ、漫画、映画、ドラマ、CM等の映像等のコンテンツの活用による観光振興について」「がん対策推進条例制定の考えについて」「特定健診、特定保健指導への歯科関連プログラム導入について」について質問し、経済部長 田伏清巳、市民部長 高橋豊、市長 善岡雅文が答弁しました。

質問者
武田圭介 議員
答弁者
経済部長 田伏清巳、市民部長 高橋豊、市長 善岡雅文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 武田圭介

それでは、既に通告してありますように、大きく4点について市の見解を伺ってまいります。大きな1点目は、起業、創業や観光等の経済的活動におけるクラウドファンディングの活用についてであります。昨年9月議会で取り上げた起業、創業支援の一環としてのクラウドファンディングについて、全国的にその取り組みが広がってきました。道内においても、自治体や金融機関等が連携し、起業支援といった範囲内にとどまらず、例えば観光といった経済的な活動に対する支援にもクラウドファンディングを活用しようとする自治体があらわれてきています。砂川市においても起業、創業や観光等に補助金を支出する従来型の支援ではなく、新しい支援の手法として他の機関や団体と連携してクラウドファンディングを積極的に活用していくことを検討すべきと考えますが、その考えについて伺います。次に、大きな2点目は、アニメ、漫画、映画、ドラマ、CM等の映像等のコンテンツの活用による観光振興についてであります。近年アニメや映画等の撮影舞台となった地域などに聖地巡礼と称して国内外のファンが訪問するコンテンツツーリズムが活況を呈しています。従前から存在した映画やドラマなどの舞台を訪問することに加え、アニメや漫画のモデルとなった地域に多くの方が訪問し、経済的にも多大な効果をもたらしています。過去には砂川市でも映画「エクレール・お菓子放浪記」の撮影がなされたこともありましたが、その後映画等の撮影に使われたという話を聞いていません。砂川市が直接物語の舞台にならなくても、工夫次第ではコンテンツの一部として砂川市の美しい場所を提供できる可能性があります。そこで、以下の点について順次伺います。(1)砂川市には独自のフィルムコミッションはありません。道内には札幌市が出資する札幌映像機構があり、他自治体との間でロケ地の誘致やロケ支援隊の受け入れなど、各種の調整について連携を業務内容に加えています。砂川市もそのような機関と連携を考えていくべきではないか。(2)オアシスパークや北海道子どもの国等に代表される市内に所在する地域資源としての景観等について、ロケ地候補先になり得ることを積極的に市外に向けてPR、発信していくことが必要だと思いますが、市としてはどのように考えているか。(3)最近では映画やドラマに限らず、実写型アニメのように地域の景観をそのままトレースした作品があります。例えば富山県南砺市の「恋旅」といったアニメは、第1話だけをインターネット上に流し、第2話以降を視聴するためには南砺市を訪問しなければなりません。ほかにも、アニメ内に登場する実在の観光名所などをキャラクターと同じように追体験できるように、観光パンフレットなどに工夫が凝らされています。こうすることで現地にファンが集い、追体験型観光ができる仕掛けになっています。このような新しいタイプの観光についても時流を的確に捉えて、今から積極的に調査研究を行って実現に向けて取り組んでいくべきではないか。次に、大きな3点目は、がん対策推進条例制定の考えについてであります。がんは、日本において昭和56年より死因の第1位となり、平成26年現在で年間36万人以上の国民ががんで死亡しています。これは、国民の3人に1人ががんによって亡くなっていることになります。がんは、既に珍しい病気ではなく、もはや国民病と言っても過言ではない状況です。砂川市においても死因の第1位はがんであり、毎年80人程度が亡くなっています。砂川市では、がん検診の実施や啓発活動など早期発見に力を入れるとともに、北海道においては20カ所のみしか国から指定を受けていない地域がん診療連携拠点病院としての砂川市立病院が存在することにより、いつでも高度医療を受けられる体制が整っています。こうしたほかの地域にはない特色を生かして、国や北海道とともにがんの撲滅に向けて総合的な対策を推進していく機運を高めていかなければなりません。そのためにも、がんが市民の疾病による死亡の最大の原因であり、市民の生命及び健康にとって重大な脅威になっている現状に鑑みて、市、市民及び保健、医療、福祉関係者等の責務や役割等を明らかにして、各施策の基本事項を定めるなど、総合的な観点からがん対策の推進に関する条例を制定していくべきと考えますが、その考えについて伺います。最後に、大きな4点目は特定健診、特定保健指導への歯科関連プログラム導入についてであります。歯科領域における2大疾患としての齲蝕や歯周病は、典型的な生活習慣病です。国の生活習慣病対策として行われている特定健診、特定保健指導には歯科口腔領域の項目が入っていません。歯科疾患は食生活に強い影響力を有し、そのリスク要因は他の生活習慣病と共通するものが多く、近年の研究では齲蝕や歯周病と糖尿病の密接な関係についても研究が進み、共通リスクアプローチによる改善と対策が極めて効果的であることを示す研究結果も出てきました。歯科関連プログラムを導入することにより、内臓脂肪型肥満、以下メタボと言います。改善に向けた保健指導が強化される。そしゃくに支障を来している人に歯科治療の必要性をスクリーニングできる。生活習慣改善に向けたステップの場がふえる。歯周病疾患改善によるメタボ改善効果が期待できるなどのメリットも見えてきます。砂川市においても、特定健診の受診率の向上には並々ならぬ努力がされているところであり、いかに対象市民の方に自分の体に関心を持ち、管理してもらうかはとても大事なことです。他方、受診率の向上は単なる数値目標の達成が真の目的ではないと思います。すなわちメタボに着目し、その要因となっている生活習慣を改善するための保健指導を行って、糖尿病等の生活習慣病の有病者、予備群を減少させることが本質的な目的です。その目的からするならば、人の生活にとって大事な歯についても生活習慣病との関連において、既存の体制でできること、関係諸機関との連携が必要なこと、さらなる体制の充実など、実現に向けての課題を考慮する時期に差しかかっていると思います。昨年の3月に国立保健医療科学院において公表された特定健診、特定保健指導への歯科関連プログラム導入マニュアルで例示されている先進的な事例を参考に、既存の体制でも取り入れられるものを取り入れ、より一層の生活習慣病予防に力を入れていくべきと考えますが、市長の見解を伺います。以上のことを伺いまして演壇からの初回の質問といたします。

答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)

大きな1、起業、創業や観光等の経済的活動におけるクラウドファンディングの活用についてご答弁申し上げます。クラウドファンディングは、小規模事業者や個人が新たな商品開発やサービスの提供などのプロジェクト実現のため、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を募るという資金調達方法の一つで、プロジェクトの提案者がクラウドファンディングサービス運営会社のサイトにプロジェクトの内容を掲載し、そのプロジェクトに対して支援者が小口の寄附や出資をすることで、目的の資金が集まった時点でプロジェクトが成立し、起案者は集まった資金を元手に事業を実行します。起案者にとっては、資金を集めることとプロジェクトのPRができ、さらに支援者との交流も行えるといったメリットがあり、支援者にとっては今後成長していく可能性のある商品やサービスにインターネットで少額から気軽に寄附や出資をすることができ、何かしらの見返りも期待できるといったメリットがあります。一方、デメリットとしては、インターネットが不得意な方にはハードルが高いこと、また目標額に達しない場合や実行段階で頓挫してしまうプロジェクトがあり、支援者の慎重さも求められています。近年インターネットの普及に伴い、日本の市場規模も今後ますます成長すると予想されていますが、北海道内においても昨年運営会社がサービスを開始しており、既にさまざまなプロジェクトが掲載され、資金調達とPRに活用されております。また、北海道もクラウドファンディング活用による地方創生を図るため、金融機関、民間事業者と連携した官民協働によるクラウドファンディングの実践ノウハウの構築と普及に取り組み始めたところであります。市では、昨年来他市の先進的な取り組みなどの情報収集に努めているところでありますが、創業支援や観光分野における活用方法について今後も引き続き北海道、北海道経済産業局、金融機関などの関係機関と連携し、情報収集、調査研究に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。続きまして、大きな2、アニメ、漫画、映画、ドラマ、CMなどの映像等のコンテンツの活用による観光振興についてご答弁申し上げます。初めに、(1)札幌映像機構との連携についての考えでありますが、映画やドラマ、漫画やアニメなどのコンテンツの舞台となった土地やロケ地に多くのファンが訪れるといった観光行動であるコンテンツツーリズムにつきましては、昨年道内でもNHK連続テレビ小説「マッサン」の放映以降余市町への観光客が大幅に増加したことや、富良野地域周辺がドラマ「北の国から」以降ロケ地などを観光資源としてまちづくりにつなげているなど、国内、国外を問わず、コンテンツツーリズムによる観光振興や経済的効果は大きなものと認識しているところであります。ご質問の札幌映像機構には既にロケ支援隊の宿泊先を紹介しており、その際ロケ地候補地も見学していただいております。砂川市におけるコンテンツツーリズムの実現は、知名度向上や経済波及効果などの面で有益であることから、今後も札幌映像機構との連携を強化してまいります。続きまして、(2)砂川市の景観を積極的にPRする考えについてでありますが、市内にあるオアシスパークや子どもの国などの景観、昭和をしのばせる建物、特徴的な建造物などの情報をまずは札幌映像機構と連携してPRを進めていくとともに、さらには他の提供先についても模索していきたいと考えております。続きまして、(3)アニメを活用した新しい観光の実現への取り組みについてでありますが、アニメや漫画などの作品において物語の舞台やモデルとなった場所、ゆかりのある場所を聖地と呼び、実際に聖地を訪問することを聖地巡礼と言いますが、聖地巡礼により主人公と同じ体験をしたり、アニメに描かれている舞台を探し当てるといった旅の楽しみ方があります。こちらにつきましても、映画やドラマに限らず、砂川の風景などをアニメに描いてもらうための情報収集を進め、追体験観光による誘客に向けた調査研究に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)

私から大きな3と4についてご答弁申し上げます。初めに、大きな3のがん対策推進条例制定の考え方についてご答弁申し上げます。本市におけるがん対策につきましては、生活習慣病対策の一環として位置づけ、早期発見、早期治療につなげるため、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がん、乳がん、前立腺がんについて検診を実施しており、受診しやすい環境となるよう、休日や国保特定健診にあわせ受診できる体制を整えるとともに、一定の条件に該当した方に対する無料クーポン券の配付や節目の年齢に達した方に対する個別通知のほか、年間のがん検診日程表の全戸配布や広報すながわによる特集記事の掲載など、あらゆる機会を通じて検診環境の整備、受診勧奨及び啓発活動に取り組んでいるところであります。しかし、これまでの本市におけるがん検診受診率は、国のがん対策基本法による目標値を下回っていることから、市の健康増進計画である健康すながわ21においても対策を講じ、受診率向上に取り組むこととしており、平成28年度より乳がん、子宮がん、大腸がんについて市立病院での個別検診を実施するなど、受診環境の充実を図り、受診率の向上につなげるため、新たな取り組みを始める予定であります。ご質問のありましたがん対策推進条例の制定でございますが、がん対策は市民の生命と健康を守る上で大変重要な課題の一つと認識しているところであり、市民や関係機関と一体となってがん対策の機運を醸成するための取り組みとして検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。続きまして、大きな4の特定健診、特定保健指導への歯科関連プログラム導入についてご答弁申し上げます。本市における特定健診、特定保健指導につきましては、高齢者医療確保法に基づき、平成20年度からメタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の発症予防及び重症化予防を目的に、国が示した検査項目に加え、腎機能検査や心電図検査など市独自に行う検査項目を追加するとともに、健診の対象年齢を20歳まで拡大するほか、受診者全員を対象とした健診結果説明会を実施するなど、健診から健診後の保健指導に至るまで、市民の健康づくりに努めてきたところであります。また、歯科保健対策につきましては、砂川歯科医会などの協力をいただきながら、乳幼児期から学童期までの期間に重点を置き、乳幼児健診、1歳児ぱくぱくひろばのほか、フッ化物洗口事業などに取り組んでいるところであるものの、成人などに対する取り組みは十分と言えない状況にはありますが、現状の特定健診及び特定保健指導へ歯科保健に有効な歯科関連プログラムを導入することは難しいものと考えております。現行の国の健康増進計画である健康日本21において、目標の一つに歯、口腔の健康として歯科保健に関する項目が含まれているほか、近年では歯周病と糖尿病や循環器疾患との関連性について指摘する研究等もあることから、歯科保健の必要性について認識しているところであり、将来的には取り組まなければならない課題と考えているところであります。このことから、市民の歯及び口腔の実態を把握するとともに、先進事例を調査研究しながら、有効な取り組みについて検討してまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。

再質問 武田圭介

それでは、順次大項目に従って再質問をしてまいります。まず、大きな1のクラウドファンディングについてでありますけれども、昨年の9月議会でも、起業、創業であのときは例示の一つとしてクラウドファンディングというものを紹介させていただきました。実は、昨年の9月議会が終わって二、三日たった後でしたか、北海道で民間の金融機関さんと北海道のほうでクラウドファンディングの協定が結ばれたという報道があって、その後立て続けに1カ月以内にまたほかの自治体でも民間の金融機関さんとそういったようなことで連携の協定を結んだという新聞報道がありました。こういったクラウドファンディングというのは一見すると物珍しいように感じるのですが、使われる手法がインターネットであるかどうかというだけであって、中の資金調達の仕組みとしては多分従来からあったものだろうというふうに思っております。ただ、これがインターネットによって不特定多数の方、しかも先ほど答弁にもありましたように少額でお金を資金調達できるということになれば、今まで従来金融機関の敷居が高かった方に対しても有効に活用できるのではないか。そして、いろんな分野に限られずに、あらゆる分野にこういったようなことが使える。ここの議会でも何度も取り上げましたけれども、どこも雇用情勢が厳しい、それから人口が減っているという中で、商売を続けていくときに、雇われるという方法もありますけれども、みずから起業、創業していくことだって十分考えられるわけです。大きな企業を誘致するという考えもありますが、なかなか地方に企業が来てくれない場合には、同じ企業でも起こすほうの起業、まさにこういった手法を活用することによる企業誘致というようなことを考えていくことができるだろう。そうなったときに、先ほど前段も申しましたように、いろんな自治体が民間金融機関さんと協定を結び始めている。しかも、民間金融機関さんにとっても商機の拡大につながる。今まで融資をする層ではなかった層に融資ができる可能性が出てくるわけですから、今後も引き続き検討していくというような答弁もありましたけれども、近隣でもいろいろとそういった民間金融機関さんを呼んで市民の方、事業者向けの講習会を開いているような例もありますので、もうちょっと積極的に砂川市としてもここの点についてはかかわっていってもいいのかなと思うのですけれども、その点は今までの一連の動きを見ながら市としてどのようにお考えになっていますか。

答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)

昨年9月ですか、議員さんからご質問をいただきまして、私どもも遅まきながらといいますか、クラウドファンディングについて研究、調査を進めてきております。まずは、クラウドファンディングそのものは融資という形ではなくて、寄附型といいますか、応援型といいますか、そういう形で起業、創業の資金調達に非常に有効であるということがわかりました。ただ、うまくいっている例もありますけれども、実は資金が集まらなかったり、先ほど述べましたけれども、事業そのものが頓挫してしまったりというような逆に言えば失敗事例もここにきて数多く出てきています。そういうところのノウハウ的なところもさまざまな機関が成功例、失敗例を出してくださっていまして、ノウハウ書的なものも今出てきています。私どもも自治体単独でクラウドファンディングのご相談を受けたり、アドバイスをしたりというのはまだちょっと力量不足のところがありますので、この数カ月間の動きの中で、今各民間金融機関さんが、これに限らず砂川市全体といいますか、各自治体さんと全体的なまちづくりに協力をしていきたいというような動きが非常に強くなってきておりまして、実際砂川市も複数の金融機関さんとそういう連携を結ぶという動きになっておりますが、その中で経済部のほうとしてはぜひ金融機関さん側に、クラウドファンディングのご相談があったときにはご指南いただきたい、ご協力をいただきたいという要望を入れてあります。ですから、まずは金融機関さんとのパイプがしっかり構築できるのかなと考えております。さらには、金融機関さんだけではなくて、北海道全体の経済の発展に寄与することを目的としましてはまなす財団という組織がありますが、こちらもより聞きやすいというか、フットワークのいい組織でございまして、そちらとも既に連絡をとり合っておりまして、もしクラウドファンディングのご相談があったときにはぜひアドバイス等をいただけますかと言ったら、もちろんでございますという確認をし合っております。さらには、先ほど多比良議員さんのご質問でも申し上げましたが、今経済産業局と以前にも増してパイプがございますので、既に今回のご質問に当たっても経済産業局側からクラウドファンディングに関しての資料も随分ご提供いただいている。こんな形でこの数カ月間で協力体制について踏み込んでいるという状況でございます。

再質問 武田圭介

そうしますと、今後の動きとしてはそういった連携というものも、相手のあることですから、こちらの思いだけでは進まないということもあるのでしょうけれども、市としては別にそれを拒むものではないという形ですね、今の答弁を聞くと。ただ、現実には今の時点であってももう起業、創業を考えていらっしゃる方とか、あるいは砂川でどんな商売をしたらいいのだろうという、また起業、創業まで具体的なビジョンがなくても、相談というのもいつあるかわからないわけです。そういったときに、クラウドファンディングは市が実際に行うわけではありませんから、できるだけ早期に資金を出していただく民間の金融機関さんなんかとの話し合いが整っていなければ難しいですし、紹介も難しいと思うのですけれども、現状として今、これから先の話は先ほどの答弁でわかったのですが、現状としてこういう相談があったときには市としてはクラウドファンディングを活用していきたいという考えは持っているのですけれども、今の段階ではそういう相談があってもご紹介とかそういったようなことは、使うような話というのは特に民間の金融機関さんとか、いろんな民間企業さんとか、諸機関との話し合いというのは特にないということですか。

答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)

もう既に、例えばはまなす財団さんを筆頭に、現時点でご相談あったときにはぜひテーブルにのってくださいという形で確認をとっております。ですから、今現在でもご相談をいただいて対応できる状況になっております。

再質問 武田圭介

クラウドファンディングは今現在進行形で進んでいるものですから、先ほど私は融資型の話ししかしませんでしたけれども、答弁であったように寄附型とかいろんな中の細かいところの違いっていっぱいあるわけですので、ぜひとも先進的な自治体を調査研究するのはもちろんなのですけれども、先ほど部長が答弁でおっしゃったように、失敗している例もあるわけです。我々がうまくいくためには、ほかの方々には申しわけないのですけれども、やはり失敗例を検証するということも必要になってくるわけですから、できるだけ多くのうまくいっていない事例を集めて、逆になぜうまくいかなかったのかということも検証しながら、このクラウドファンディングに関しては積極的にこれからも連携を進めていっていただきたいと思うのですけれども、そこについての思いだけ、最後にこの1の項目についての質問として伺いたいと思います。

答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)

先ほどもしクラウドファンディングのご相談があれば、各機関をということを申し上げましたが、そもそもクラウドファンディングそのものが何かということをまだご存じない方がたくさんいらっしゃると思います。資金調達の方法としてこういうクラウドファンディングがありますという仕組みをまずしっかりPRするということを市では努めていきたいなということと、それからアクトナウですか、民間さんのクラウドファンディングの企業さんなんかも、そちらも紹介するというところをちょっと補足させていただきます。

再質問 武田圭介

それでは次に、大きな2点目に移りますけれども、札幌映像機構さん、実は私は政務活動費を使って2月3日に札幌映像機構さんのところに行政視察に行ってまいりました。そこでいろいろとお話を伺ったときに、逆に担当者の方が砂川のことに興味を示していただきまして、いろいろと砂川をPRさせていただいたところ、3月3日に、逆に砂川に視察に行きたいということで視察に来ていただいたという経緯があります。その中で来られた方は、今札幌映像機構の業務内容としては確かにほかの自治体との連携というものが入っているのだけれども、では具体的にほかの自治体との連携を考えたことがあったかというと、意外となかったと。札幌のほうからも動きはなかったけれども、道内のほかの自治体からも札幌映像機構さんにそういう連携をしましょうというお話もなかったという話です。しかし、今回そういった視察に来ていただいたことを契機に、経済部でも応対をしていただいたのですけれども、もっと積極的に砂川をPRするときには、言葉が悪いと使えるものは何でも使うと、知名度があって人を呼び込むというのは何ぼのものだと思うのです。ですので、せっかくこういったいい団体があって、しかも砂川に実際に来ていただいて、砂川の可能性をお世辞ではなく本質から砂川の景観に感動していただいたということがあれば、これは多分観光だけではなくいろんなものにつながっていくと思うのですけれども、この辺の連携をさらに進めていく上で今後具体的な話をしていかないと、ただ連携をしましょうという話であってもなかなか先に進まないと思うので、その辺についてどのようにお考えになっているかということと、それから(2)のほうで私は北海道子どもの国とかオアシスパーク、砂川の方であれば誰もが自慢する場所なのですけれども、こういう美しい場所を対外的にPRすればいいのかと思っていたら、先ほど言いましたように映像機構さんと一緒に来られた映画のプロデューサーの方は、そうではないのだと、逆に砂川市民の皆さんの日常の場所とか、行政からしたら言いたくないような場所を見るほうがリアリティーがあっていいのだというようなお話も聞きました。実は札幌映像機構さんにお話をしたときには、砂川の市民にとってはちょっとどうなのかなという、ループ橋の話をしたのですけれども、ループ橋を見せたところ、ここはいいねと、アクション映画に使えるのではないかと、これを爆破したらすごく知名度が上がるのではないかと。実際には爆破は難しいのですけれども、ただそういう発想が出てくる。我々からしたら負の遺産かもしれないけれども、よその人から見たらそれが全く違う観点から利活用を考えていただける。ですので、ここの中では地域資源ということであらゆるものと捉えているのですけれども、もっともっと探せば我々地元の人間が気づかないものっていっぱいあると思うのです。ですので、市民の皆さんを含めてこういった地域資源をどんどん提供してもらうような体制も必要になってくると思うのですけれども、その点についてのお考えをお伺いしたいと思います。それから、(3)ですけれども、これも政務活動費を使って昨年の11月12日に富山県南砺市のほうに視察に行ってまいりました。ここは、すごく有名なアニメの会社がありまして、ほぼボランティアに近い形で、若干制作費とかは税金を使っているのですが、しかし利潤を度外視して、地元に貢献をしていただいている。本当に富山の小京都と言われるぐらい景観がすばらしいところなのですけれども、そういった作品の中に、全く地元の地域、電信柱のくすみとか、それから看板のさびているシーンとか、そういったようなものをそっくりトレースをして劇中で流している。こういったようなところに3組のカップルの話があって、市内の名所ですとか、おいしいお菓子とか食べ物屋さんを回るようなコースができているわけです。そこの観光協会に行くと、そういった3組のカップルが回るような形の散策マップというものがありまして、それに従ってそこに来た方が追体験できるようになっている。これを例えば砂川市ですぐにやるとなったら、砂川市にはアニメの制作会社もありませんし、現実にはアニメというもので取り上げられたものはないのですけれども、ただこういった追体験型の観光ができるということは可能性としてはあると思っています。砂川にはもちろんスイートロードもありますし、いろんな自然景観のすばらしいところもありますので、こういったことというのはお金も時間もかかることですけれども、やはり人脈とかいろんな関係機関との常日ごろからの連携のとり方、情報収集のあり方、意見交換のあり方というのが必要となってくると思うのですけれども、今後積極的に今までかかわりのなかった業種についてもかかわっていかないといけないと思うのですが、その辺のお考えを再質問としてお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)

初めに、札幌映像機構さん、実は3月3日においでいただきまして、これは1回目の答弁では申し上げなかったのですが、武田圭介議員のご紹介でございます。お見えになった札幌映像機構さんは、もともと札幌市でつくり上げた組織でありまして、主にアジアの映画を札幌市をロケ地として撮ってもらいたいというところを進めているところなのですけれども、お見えになったのが札幌映像機構さんのご担当者、係長クラスの方、さらには北海道でのアジア映画を呼ぶための別組織がありまして、そこの事務局長をやっていらっしゃる、この方は元放送局のトップのプロデューサーだった方です。さらには、中国と日本のハーフといいますか、その方がニューヨーク在住で映画の脚本を書いていらっしゃる。さらに、その奥様が台湾の方で小説家であるというそうそうたるメンバーにおいでいただきまして、砂川市内をお見せいたしました。せっかくですので紹介した場所を申し上げますけれども、オアシスパーク、それからループ橋、それから岩瀬牧場さん、それから砂川のラーメン屋さん、お菓子屋さん等々だったのですが、後の質問ともダブるかもしれませんが、そのプロデューサーの方から、どうしても視察に行くとそのまちの方はいいところだとかお金をかけたところを見せたがるのだけれども、実はそうではないのだと。むしろ地元の方が隠したいようなところだったり、この古い建物はというところにすごく価値が見出せるということです。実際砂川全体を見ていただいて、私は手応えがあったかなと。今お見えになったのはこの3月に撮る香港の映画のロケ地を探していますが、そのスタッフの方たちは今回のことだけではないですと、こうやっておつき合いができましたら、今後5年後、10年後含めてアジアの映画を撮るときに札幌機構が誘致したときには砂川という引き出しができますので、今後もしっかりつながりを持っていきたいという非常にいいお話もいただきましたので、私どもも具体的にこのご縁を切らずに、無理せずに、余り極端な費用をかけずに砂川に来ていただいてロケをしていただけるような、そんな努力をつなげていきたいなと考えております。それから、地域資源の対応、(2)なのですけれども、これも連動しますが、特別なところでなくていいのですというお話もありました。例えばとあるラーメン屋さんでお昼御飯を食べていただいたのですが、そこは非常に昭和の雰囲気を持ったところで、カウンターと小上がりで、もう既にニューヨーク在住の脚本家の方はこの位置からカメラをこうやればなんてシミュレーションをされていましたので、そんなようなところの何げない風景のPRも今後お見えになったときにできるかなというふうに考えております。既に札幌映像機構さんからは今度雪が解けたらまた来たいなというお話もありますので、そのときは心を込めて対応させていただきたいと思っております。それから、3番目のアニメなのですけれども、私も今おっしゃった「恋旅」ですとか、議員さんの刺激を受けて、「らきすた」とか「銀の匙」とか、いろいろ勉強させていただきましたが、本当にえっというような、全く普通の踏切だとか、街角が見事に再現されているのです、アニメの中に。そこに例えば「らきすた」という、あれは埼玉県でしたか、のまちには何十万人がそこに出た神社に来てくれていて、それがいまだにすたれていないというのです。まちは余り無理をしていないという。そこは聖地巡礼なのだそうです。アニメのファンの方たちは、その場所を探すのがまた楽しみなのだということで、そういう世界があるのかなと。こういうお話をしていると、皆さんは何かおたく同士が話をしているのではないかという非常に奇異に感じていらっしゃるかもしれませんが、アニメというのは別におたくでも何でもなくて、日本の文化としてアジアにもどんどん発信されております。例えば私の年代であれば、昭和37年に「鉄腕アトム」がアニメで放映されまして、日本中が熱狂して、その後男の子も見れるような、女の子も見れるようなものに発展してきましたが、私どもであれば、男性陣であれば「巨人の星」だとか、「あしたのジョー」なんていうところが大ヒットしました。例えば「あしたのジョー」の主人公の矢吹丈が毎日のトレーニングでオアシスパークを走っていたら、もしかするとそこに皆さんおいでになって、既にある環境の中でランニングをしていただける、そして帰りに御飯や何かを食べていただけるかもしれない。それが今の時代に置きかえればなかなかわかりやすいかなと思います。決して特別なものではないなというところは私も勉強になりました。ただ、漫画家の方に、アニメーターの方に砂川市を描いてくださいと、余り極端にやると、何か調べるとあざとい行動をするとファンはすぐわかると、そんな文章もありましたので、ここら辺は先ほどの札幌映像機構さんのつながりなんかもそうなのですが、長い目で見て、同じ業界ですから、映像という意味では。そういうところをまず札幌映像機構さんのご縁をいただきましたので、そういった形で砂川を少しずつPRをしていきながら、行く行くは聖地巡礼の場所になれれば非常にいいなというふうに考えているところでございます。

再質問 武田圭介

札幌映像機構さんとの連携というのは、今答弁にもあったように、これからも先の長いおつき合いをぜひしていただきたいと思いますし、一方で答弁でもありましたけれども、お金がいっぱい出ていくようなものではなくて、まさにこの前来ていただいた方が言ったように日常を見せて、それで我々から何か大々的に使ってくださいとか、お金を払っても来てくださいというような性質のものではなかったと私は受けとめていますので、その辺は札幌映像機構は札幌市が出資する団体でもありますし、非営利の団体でありますので、うまくその辺の中の話もこれからの連携の中で詰めていっていただければなと思います。(2)なのですけれども、今答弁ではなかったのですけれども、先ほど再質問したときには、市民の方にも日常の我々が例えば気づきづらい、市民の方が何げなく使っている場所でもいいのですけれども、そういったようなものを提供していただいて、それも一緒に発信をお願いしたほうがいいのではないかということがあったのですけれども、それについて今回質問としてお伺いしたいのと、それから(3)で「恋旅」というアニメの話を先ほど来しているのですが、これは第1話の導入部だけをユーチューブみたいなツールで流して、続きは南砺市でという形になっている。GPS機能があって、南砺市に入らないと2話以降を見られない。これってすごく商売と同じでファン心理をつかんでいるのだなというふうに思うのですけれども、今ほど答弁にあったように砂川出身でとても人気のある漫画家さんがいればいいのですけれども、今すぐにはちょっと思い当たらないものですから、であるならば砂川以外にもうちょっと拡大して、今週刊少年ジャンプという雑誌で「銀魂」という漫画が連載されています。この作者は空知英秋さんという方で、名前の通り空知地方出身の方です。この漫画のすばらしいところは、海外の方もすごくファンをいっぱい持っていらっしゃる。ユーチューブなんかで、本当はいけないのでしょうけれども、いっぱい動画が流れているのです、何カ国語にも翻訳をされて。そして、洞爺湖でコスプレサミットなんかを開いたときには、外国の方がこぞって来られる。さらにこの漫画のすばらしいところは、作者が空知ということでご縁があるということだけにとどまらず、その漫画の主人公が甘いものが好きだという設定である。これは、うちのまちに置きかえたときに、うちはスイートロードですから非常にいいのですけれども、先ほど部長の答弁にもありましたように、余りあざとさを出してしまうとファンが離れてしまうので、その辺は難しいところがあるのですが、地域振興ということを考えたときには、まだこういった漫画家さんとか会社とか、集英社なのですけれども、お話を持っていったことはないですから、そういった新しい取り組みをやって、やってだめならしようがないけれども、やりもせずに最初から諦めるということはあってはいけないと思うのです。ですので、こういった新しい取り組みもやっぱり考えていっていただきたいと思うのですけれども、今すぐにどうこうするという答弁は難しいかもしれませんが、その辺についての考えをお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)

映画のロケ地の話ですが、札幌映像機構さんはあくまでも札幌市をメインのロケ地にして、そのワンシーン、ワンシーンで道内の自治体でここは使えるなという場所を探していらっしゃるというお話でした。そのとき、何度も申し上げますが、有名どころではなくて、通常の何げない風景、こういうところが実はすごく欲しいのですという話でした。特に例えば家の中のシーンを撮るときには、なるべく昭和のにおいのあるような家だとか、そういう家屋もというようなお話もありましたし、そういうところは今後の札幌映像機構さんとのパイプを大事にしていく中で、市民の方の情報もいただきながらアプローチをしていきたいなというふうに考えるところでございます。それから、3番目のアニメのほうなのですけれども、札幌映像機構さんの担当の方が砂川はスイーツなのですねと。僕らのPR不足なのでしょうけれども、まだまだ認知されていらっしゃらなくて、今度雪が解けたらスイートロードのお店をしっかりもっときちんと見に来ますからという話もありました。アニメのほうでも、スイーツといいますか、お菓子、食べるものを題材にしたアニメもたくさんございます。漫画もありますので、砂川のスイーツですとか、ポークチャップですとか、食に関する部分もしっかりと、あざとくなく地道に忍耐強くPRしていきたいというふうに考えるところでございます。

再質問 武田圭介

なかなかなじみのないことというのは行政というのは嫌がったりとかもするのですけれども、こういう時代だからこそ、やっぱりいろんなことに果敢にチャレンジしてほしいと思いますし、やってだめだったらそれはしようがないと思うのですけれども、やらずにだめというのは一番まずいと思うのです。税金を多額に使うのはもちろん論外ですけれども、考えてちょっと交渉するぐらいであれば私はどんどんやっていったほうがいいと思いますので、ぜひともそれを進めていただきたいと思いますし、視察に私も同行させていただいたら、プロデューサーの方が岩瀬牧場さんのアイスはアイスを食べ歩きしていた方であってもすごく絶賛をしていたと、脚本家とかプロデューサーの方もこんなもの食べたことがなかったというふうにびっくりもされていましたし、砂川はソメスサドルさんとか、そういったようなものがあるということも、ソメスサドルさん自体は知っていてもファクトリーがあるなんて知らなかったとか、北菓楼さんがあるのは知っているけれども、本店が砂川にあるのは知らなかったとか、我々が思い込みでいくのは一番まずいと思うのです。もう有名になっているから知られているだろうと、そうではなくて、大きな都市に住んでいる方というのはそれだけ刺激の強いところにいらっしゃいますので、もっともっと貪欲にPRしてもいいのかなと思いますし、こういった機会を捉えてどんどんありとあらゆるものを連携とか発信を強化していっていただきたいなと思います。次に、大きな3に移ります。がん対策のほうでありますけれども、がんが非常に国民病に近い病気になっていて、珍しい病気ではなくなってきた。それから、大変重要なテーマであって、がん対策についても検討していきたいというお話だったのですけれども、昨年の6月1日に東京でがんサミットというものが開催されました。安倍総理も出席されていたと思いますけれども、そのがんサミット終了後に安倍内閣総理大臣から厚生労働省に対して指示がありまして、がん対策加速化プランというものをつくれということで、昨年の12月にがん対策加速化プランというものが出されています。従来は、がん検診ですとかがんの早期発見、がんの予防ということと、それからがんの治療といったようなことに重きが置かれていたのですけれども、がん対策加速化プランの中ではまず避けられるがんを防ぐと、がんの早期発見、検診ということです。それから、がんの治療ということでがん死亡者を減少させるという柱と、もう一つはがんとともに生きる、がんと共生をするという3本柱がうたわれています。がんが国民病であるということは、別に高齢者だけに限定した病気ではありません。性別も関係ありませんし、年齢も関係なくがんというものは発症するリスクはあります。そう考えたときに、今やっているがんの検診とか啓発活動というのは重要なことでありますけれども、もっとパッケージで物事を考えていくべきではないか。国のほうでもこういったようながん対策加速化プランをつくったり、がん対策推進計画をつくったり、がん対策基本法をつくったり、北海道のほうでもがん対策推進条例をつくったり、いろんな取り組みを行っていますけれども、砂川がなぜこれをやらなければならないかという意義を見出すとすれば、私は砂川は医療のまちであるということと砂川市立病院の存在が非常に大きいと思います。砂川市立病院というのは北海道にある地域がん診療連携拠点病院、20カ所しかありませんけれども、人口10万人以下のまちで地域がん診療連携拠点病院がある自治体は砂川と室蘭だけです。ほかは全部10万人以上の人口のある都市です。室蘭市であっても人口は8万人以上います。それを考えたときには、小さな自治体の生き残りとして砂川が医療のまちであるということをPRしていくのであれば、先ほどの検診、予防だけにとどまらず、もっともっといろんな課、部署を超えての連携と市民を巻き込んで、がんとともに生きる、がんの教育が必要であるといったようなことをパッケージしてつくっていくならば、私は条例をつくってしっかりと対策計画というのもつくっていく時期に差しかかっているのだろう。道内では、昨年室蘭市が第1号で条例をつくりました。第2号の伊達市は議員提案で条例をつくりました。第3号の福島町も条例を12月末につくりました。こういった対策条例というものはこれからどんどん、どんどん地方に広がっていく動きになっています。都道府県ベースで見ると、47都道府県のうち昨年12月31日現在で35の道府県でこの条例が制定されていますので、今後は市町村もこういった条例を制定していく動きが加速していくだろうというふうになっていますので、先ほど検討してまいりたいということで、時期的なものを明示するのは難しいと思います。いろいろな体制をとらなければならない、連携をしていかなければならないということもあると思うのですけれども、いま一度国のこういう指針、北海道のこういう志向を捉えながら、砂川市としての考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)

砂川市の考えはということでございますが、まずがん対策につきましては国、道、もちろんがん対策基本法に基づいてということで、今もお話ありましたように道では条例も作成をしているということでございます。今までの砂川市の取り組みにおきましては、がん対策の基本法に基づきましてがんの予防、啓発、検診の実施ということで、これは市町村であれば健康増進法に基づき実施をさせていただいていたということでございます。その中でも、砂川市においては健康すながわ21を作成し、その中でがん対策を用いてきた。具体的な取り組みについては、さらに砂川市の保健活動で毎年評価をしていたというような状況でございます。ただいま条例の関係でお話がありましたけれども、これをもし連携するとすれば、拠点病院を持っている砂川市立病院、それから今もお話がありました教育というのを1つ視点に置くとすると教育委員会とも協議をしなければなりませんので、時期的なものは明示はできませんけれども、この辺と連携をして、方向性が定まれば条例制定を目標に取り進めていきたいというふうに思いますので、ご理解を賜りたいと思います。

再質問 武田圭介

がんがもう珍しい病気ではないですし、市役所にいらっしゃる方、それから市民の方であっても、ご自身が、あるいはそのご家族ががんに罹患するということはいつ、どこでも起こり得る病気であります。砂川市の今の死亡原因の第1位でもがんはあるわけですから、こういった条例ができたからといって直ちに何か物事が劇的に変わるというわけではないのでしょうけれども、市民の皆さんのご自身の体だけではなく、大切なご家族にとっても負担になったり、医療費が増大し、支出されていくことにもつながりかねませんので、こういった条例というのは国の方向、道の方向も見きわめながら、確かに体制的には難しいところもあるのでしょうけれども、今ほどの答弁の中ではいろいろな連携をしていく中で時間的なものもあるから、時期的なものを明言するというのは難しいというお話もありましたけれども、確かにそのとおりなのです。すぐパッとできるようなものではありませんから。ですが、市長、砂川市民の死亡原因第1位ということを考えたときに、うちは医療のまちであるということを考えるのであれば、砂川に住んでいればがんにかかってもきちっと治療して、また社会復帰ができると、そのためには市民の皆さんもふだんから検診、予防が大切なのだというようなことも含めて総合的なパッケージでがん対策を進めていく上でも、こういった条例が必要になってくると思うのですけれども、市長の思いを伺いたいと思います。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

余り気のきいたご答弁はできないかもしれないのですけれども、議員ご承知のとおり、数少ない、道内では、まして過疎地では唯一のがん拠点病院ということで、砂川市がその基本条例をつくらないという理由はないものというふうに思っております。ただ、やる時期はいろいろ調整しないとならない事項がございますので、時期については今ここではっきりと申し上げられませんけれども、やる方向でいろいろ検討させていただきます。

再質問 武田圭介

できるだけ早期にできることを望みまして、この項目については終わります。最後に、大きな4点目でありますけれども、これは市長も特定健診の受診率の向上ということでいろいろとハッパをかけて、さらには現場の皆さんも大変ご努力をされているのですが、なかなか受診率の向上にはつながっておりません。しかしながら、自分の体が病気になるということは、単に病気で苦しむだけではなく、経済的な出費も伴うものでありますし、保険財政に対する影響を与えることにもつながりかねませんので、未然に病気を防いできちっと自分の体を自己管理できるような体制にしていく。そのために特定健診を受けていただいて、特定保健指導を受けて、それに基づいてきちっとやっていくということは必要だと思うのですけれども、生活習慣病との関連でいうならば、歯というものは今までなおざりにされていましたが、平成30年に国のほうの医療計画も変えようとしています。ですので、日本歯科医師会ですとか厚生労働省の研究班では特定健診の中に歯科口腔領域の関係についても特定健診、特定保健指導の体制を見直して市町村のほうに加えていきたいというような思いも持っているものですから、現在のふれあいセンターの体制ではなかなか難しいところもあるのですけれども、今後は必要なところには必要な人員と予算、それからちゃんとした計画をつくっていくべきだと思うのですが、この点、時間がないので難しいのですけれども、詳しいことは申しませんが、ぜひとも市長、そういったような体制についても考えていただきたいなというふうに思っております。今の体制では難しいということはわかるのですが、国の動向を見据えて砂川市もそういう体制をつくっていただきたいと思うのですけれども、その点についてだけ最後にお伺いしたいと思います。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

今私の頭の中で一番重要な位置を占めているのは、地域包括ケアシステムの中でいかに特定健診の率を高めるか。今砂川市は35.7%で、北海道の中では上から7番目に位置して、もともと高いのですけれども、これを何とか、会議等で私が言っているのは60%まで持っていきたいと。といいますのは、地域包括ケアシステムの中ではどうしても介護施設をつくらなければならない。福寿園も砂川市の認可でできる範疇の29床以内ですか、29年度以降につくるようなところで今進めているところでございまして、どうしても施設をつくると介護保険料が上がってしまう。だから、我々がやらなければならないのは、特定健診の率を高めてその予備群をいかに減らしていって、施設をつくっても介護保険料を上げないような方策をしっかりとらないと皆さん方の負担がふえてしまう。福祉日本一、介護保険料日本一は私は嫌です。きちんとした砂川の施設はつくるけれども、介護保険料も上げないような仕組みもしっかりやっていかなければならない。それで、60%の目指す目標は2年から3年としています。それには保健師のそこにかかわる労力というのはかなり大きなものがあって、その間に歯科までいくというのは正直言ってつらいところもございますので、その状況、率の達成状況を見ながら歯科のほうも検討してまいりたいなというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいなというふうに思います。◎延会宣告

出典:砂川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる