砂川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月7日
(1)市立病院における職員確保について/(2)自治体PRにユーチューバー等を起用することについて/(3)小中学校における法教育の導入について
2018年3月7日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「市立病院における職員確保について」「自治体PRにユーチューバー等を起用することについて」「小中学校における法教育の導入について」について質問し、病院事務局長 氏家実、総務部長 熊崎一弘、教育次長 河原希之、市長 善岡雅文、教育長 髙橋豊が答弁しました。
- 質問者
- 武田圭介 議員
- 答弁者
- 病院事務局長 氏家実、総務部長 熊崎一弘、教育次長 河原希之、市長 善岡雅文、教育長 髙橋豊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田圭介
それでは、既に通告してありますとおり、大きく3点について市、教育委員会の見解を伺ってまいります。大きな1点目は、市立病院における職員確保についてであります。市立病院がその有する機能を十分に発揮して運営されていくためには、医師や看護師といった医療職以外にもさまざまな職種の職員が必要です。近年では都市部への人の流れが顕著な傾向にあり、どのような職種であっても容易に地方に集めることが難しくなってきました。直ちに病院の機能に支障を来すことがなくても、人材の確保はとても大切なことであり、常日ごろからの取り組みが求められています。そこで、以下の点について伺います。(1)医師以外の職種において、昨年からいろいろな職種を対象にして募集をかけていますが、そもそも応募もない職種もあります。その職種に人が集まらないことによる支障はないのか。(2)今後応募のなかった職種について引き続き募集を行うにしても、従前と同じ取り組みでは人材の確保は容易ではありません。例えば年齢要件の緩和やさまざまな職種を養成する学校等への直接訪問などの新しい取り組みを行うことなどについても考えていくべきではないか。次に、大きな2点目は、自治体PRにユーチューバー等を起用することについてであります。若者に人気のあるユーチューバー等に砂川市全体のPRをしてもらうことで、砂川のさらなる知名度向上や移住定住の取り組みの後押しなどにつながる可能性も秘めています。そのためにも、具体的な施策が行われる前段階として、まずは全国の方にしっかりと砂川を認知してもらうことが大切です。最近ではユーチューバー等を起用した自治体PRがふえていることや、芸能人やモデルの方とはまた異なった魅力を持っており、今まで届きにくかった若年層に対して、例えば移住定住やふるさと納税の紹介など訴求力が高いとも言われています。道内の自治体ではまだそういう取り組みを行っている例は余り聞きませんが、他の自治体に先駆けて、砂川市としても今後ユーチューバー等のような外部人材を起用した動画を活用して砂川市のPRを積極的に行っていくべきではないか。最後に、大きな3点目は、小中学校における法教育の導入についてであります。近年、法化社会が訪れており、小学校、中学校の学習指導要領の中においては、双方ともはっきりと法教育というキーワードで触れられていないものの、規範意識の醸成や道徳の強化が盛り込まれています。社会のルールである法律は社会集団生活の根本的な規範にもなり、現代社会にはあらゆる法的紛争リスクが潜んでいることから、若年者のうちから法律について学んでいくことは社会を生きる力を伸ばすことにもつながり、学力だけではない人間力の向上にも寄与します。法務省などの関係機関においても、学校に講師を派遣する取り組みなどを通じて法教育を広げていこうとしていますが、砂川市においても、関係各機関との連携を視野に、市内小中学校でも法教育についてもっと取り組みの姿勢を強めていくべきではないかと思いますが、教育委員会としての考えを伺います。以上のことを伺いまして、演壇からの初回の質問といたします。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
大きな1の市立病院における職員確保についての(1)人が集まらないことによる支障はないのかについてご答弁申し上げます。平成30年度の医療スタッフ確保に向け、助産師や看護師、薬剤師、放射線技師、作業療法士、理学療法士、臨床工学技士、管理栄養士、一般事務員、社会福祉士、臨床心理士、医師事務作業補助者、診療情報管理士、介護福祉士、第1種電気工事士、看護学校教員の16職種に対して募集をかけたところであります。そのうち応募のなかった職種は助産師、臨床心理士、第1種電気工事士、看護学校教員の4職種となっておりますが、各職種の充実を見据えた求人であり、現状においても業務に支障を来すことなく病院機能は維持できているところであります。次に、(2)の応募のなかった職種への新しい取り組みについてご答弁申し上げます。職員の募集につきましては、それぞれの職種の適正配置や所属職員の年齢構成などを考慮し行っておりますが、年齢要件につきましては、補充の緊急度や経験者の必要度等により決定しているところであります。職員確保に向けた新たな取り組みとしましては、助産師養成校の学生に対し返済免除を規定した修学資金の創設や、職員募集を含めた病院紹介パンフレットを札幌地下歩行空間に設置しているところであります。また、大学助産学科や工業高校など各種養成校への学校訪問や、学校主催の就職説明会には当院勤務の卒業生を同行させ、当院のPRを行っております。今後においてもより効果的な求人活動を模索しながら職員の確保に努めてまいりたいと考えているところでありますので、ご理解賜りたいと存じます。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
大きな2点目、自治体PRにユーチューバー等を起用することについてご答弁申し上げます。インターネット上の動画再生サイトであるユーチューブにおいて人気の動画を作成、発信している方を一般的にユーチューバーと呼称しており、その情報発信力について一定層、特に情報の届きにくい若年層に対しては一定程度有効であると認識しているところでございます。共通の趣味や特定の分野に興味、関心を持つ方たちが広く視聴、アクセスし、その内容をフェイスブックやツイッターなどSNSを併用して広く拡散することにより、情報発信、伝達はより効果が上がるものでございます。当市においては、地域おこし協力隊によるSNSを利用した情報発信を、移住定住に関するもの及びSuBACoの情報について写真やメッセージのほか、ユーチューブを通じた動画についても積極的に発信しておりますが、いわゆるユーチューバーを利用した発信については行っていないところでございます。ご質問の若者に人気のあるユーチューバーなどの外部人材を起用した動画を活用した砂川市全体のPRを行う考えについてでありますが、市が発信を行う税や保健福祉などの行政情報については、対象の大部分が市民であるため、その効果は限定的なものと考えますが、一部自治体ではふるさと納税の返礼品のPR動画をユーチューバーに発信いただき、市の知名度の向上、ふるさと納税の増加に向けた取り組みなど効果的な活用事例もありますので、全国的な事例、費用対効果、または代替できる他のツールの有無、さらにはメリット、デメリットなどを勘案しながら幅広く調査、研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと存じます。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
私のほうから大きな3、小中学校における法教育の導入についてご答弁申し上げます。平成29年3月に告示されました新学習指導要領につきましては、小学校では平成32年度から、中学校では平成33年度から完全実施されることとなっており、現行の学習指導要領と同様に、新学習指導要領におきましても法にかかわる学習を履修することが明記されているところであります。具体的に申し上げますと、小学校におきましては、第3学年における社会科の地域の安全を守る働きについての学習及び第4学年における社会科の人々の健康や生活環境を支える事業についての学習において、さらには社会生活を営む上で大切な法や決まりについて取り扱うこととなっており、第6学年における社会科の我が国の政治の働きについての学習では、法令や予算とのかかわりなどに着目して、国や地方公共団体の政治の取り組みについて取り扱うこととなっております。中学校におきましては、第3学年で履修いたします公民的分野において、民主的な社会生活を営むためには法に基づく政治が大切であること、国民の権利を守り、社会の秩序を維持するために法に基づく公正な裁判の保証があることについて取り扱うこととなっているほか、決まりやルール、公正公平という観点からは、小中学校ともに、社会科のほか、生活科、保健体育、特別活動、道徳科においても取り扱われているところであります。また、法務省が平成24年度に全国の小学校1万校、平成25年度に中学校5,000校を無作為に抽出して実施した法教育の実践状況に関する調査研究報告書によりますと、法律家や関係各機関との連携に関する学校からの意見として、機会があれば実施したい、教師が直接指導できない部分を詳しく指導してほしい、どのような教材があるのか知りたいという要望が報告されており、同省からは法教育に係る出前教室等についても通知されているほか、道内におきましては、札幌市や函館市の公立学校において札幌弁護士会、北海道行政書士会等による出前講座が実施されているところであります。このようなことから、教育委員会といたしましては、法教育推進協議会が作成し、法務省が推奨しております小中学生を対象とした法にかかわる学習教材を各学校に対して広く紹介していくとともに、児童生徒の学習意欲を高めるための関係機関との望ましい連携のあり方などについて校長会とも協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 武田圭介
それでは、順次再質問を行ってまいりますけれども、まず最初に病院の関係であります。どうしても議会で病院の職員の話をするときには医療職の募集の話になりがちなのですけれども、ただ、昨年1年間の砂川市立病院の医療職、医師や看護師以外の応募状況といったようなものが気になって調べてみると、通年を通して募集をしていて、年度末に至って充足された部分があるので、先ほどの答弁の中では4職種が今のところ来ていないといったところで落ちついたのですが、さりとて病院の機能を維持していくというのは、チーム医療も推進されておりますし、必ずしも医療職だけでは担い切れないところがあるだろうと思っております。また、募集に関しても、これも今集まっていない4職種に関しても通年で募集をかけておりますが、今のところは障害がないとはいっても、今働いている職員の年齢構成ですとか、あるいは市立病院のほかの一般の職場との違いをいえば、先ほどの一般質問等でも出ていましたが、女性の多い職場であると。女性の多い職場であるということは、結婚されて、この地域から離れていかれる方もまたいるわけでありますから、そういった方々が離れた後にすぐに募集するということは難しい状況に、この地方部にあってはあるのかなと思っております。そこで、今後も継続して募集をかけていかれるとは思うのですけれども、現状は支障がないといっても、ただ、先ほども申しましたように、今いる人方もいつまでいるかわからない状況であると。それから、もう一つは、市立病院がさらに機能を高めていくためには、もしかすると今後人材の確保といったようなものが、今現在は診療報酬に反映されていなくても、今後はチーム医療の推進の中でそういった診療報酬に反映されてくる部分もあるかもしれませんので、この辺は、ここも妙薬はないとは思いますが、それから今までも皆さん方が十分取り組んできていることは承知しておりますけれども、単にパンフレットを置くですとか学校訪問等だけでは、どこも同じように人材の確保で同じようなことをしているわけでありますから、なかなか成果というもの、ここでいう成果というのはまさに人が応募してくれて採用することという意味なのですけれども、それにつながるのは難しいのかなと思うのですが、ただ、今現状、先ほどの答弁では、OBの方を養成校に連れていったりですとか、都市部においてパンフレット等を配ったりするという答弁はいただいたのですけれども、それ以外に何か取り組みとして市立病院として考えていくこともしていかないといけないと思うのですが、その辺についてというのは、内部協議といったようなものというのは今現在どのように行われているのかということをお伺いしたいと思います。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
人材確保について、かねてからこの地域のみならず、どこでも人材は確保するのが容易でない時代が来るというのは数年前からわかっていたことで、そういったことから当院におきましては、特に看護師にあっては修学資金というものを創設したと。恐らく今道内では、隣まちの滝川さんがないぐらいだと思います。それと、24時間365日リハの時代が来るのかなといったことで、理学療法士なり作業療法士を確保するに当たってはいち早くその方向で進めてきたといったことで、それらについても若手が多い中で徐々に力をつけてきていると。そういったこと等も含めて、なかなか集まらない、特に助産師も、今は助産師プラス看護師の中で病棟の運営は行っていると。そういった中で高齢化していくであろうということで、そういったものを見据えたときに、助産師のレベルというのはかなり高いものですから、そういったこと等も含めまして、うちの看護学校のみならず別のところからでもといったことで、そういったことをするためには、助産師の修学資金を確保して、今後におけるうちでの確保といったことを目指したことで創設したといったこと等でございます。それと、これまでやってきた中では、特に私と隣に座っている審議監が、なかなかこういった公募だけでは無理です。といった中では、1人のターゲットを目指して、ちょっと語弊がありますが、一本釣りに行っております。医師のみならず。そういったことはこれまでもやってきておりますし、今後ともこれは進めていく。そういう人材がいれば。人材を探すことももちろんやっています。そういったことでございます。それと、私はかねてから非常に興味があったと言ってはなんですが、パンフレットを置きました。幸い今後北洋銀行さんのほうで広めてくれるということで、各区にある北洋銀行さんの支店、そういったところにも配置してくれるというお話が今週入ってきたということなのですが、それより私が注目していたのは、札幌駅の地下にあるデジタルサイネージなのです。空港にもありますけれども、空港までは私、あることはわかっていたのですけれども、そこまでは考えていなかったのですけれども、JRのデジタルサイネージというのがどれぐらいの料金がかかるのかなということはかねてから気がかりだったのです。そういったことで、たまたまJRの方と懇談する機会があったので、このたび、先週の金曜日かな、資料をいただくことができて、数十万かかるのですけれども、それらも含めて検討したいなということは、まだ課長さんたちには話していません。私に飛んできたメールが先週の金曜日でしたので、そういったことなどでの募集が可能なのかなということは私自身、今新たに考えているところでございます。それと、もう一つは、例えば札幌市の市立札幌病院が自治体病院としてあります。そこでは正規職員化になされていない職種があります。ところが、うちで今度はそういった職種、道内ではまだ1自治体病院だけかな、MAさんといって医師事務作業補助者ですけれども、そこについて正規職員化しているというのは、お一方だけが1自治体病院で職員化しているのですが、そういった職種もいないと医師事務の作業補助というのがなかなかできない。こういったこと等も含めて今次、正規職員化していった。そういったことがなかなか伝わらないので、この辺をうまくもう少し広めていける手法を今後とも考えていく必要があると、今はそんなふうに考えているところでございます。
再質問 武田圭介
いろいろなことを当然内部でも検討はされているのだなと思うのですけれども、先ほどの質問でも聞けばよかったのですが、これもその都度、私のほうでも言わさせていただいていますけれども、砂川市立病院というのは砂川市にとってすごく、空知地域にとって非常に大きな財産でもありますので、これをみんなで守っていくといったようなことを考えていかないといけない。病院の特に事務方の職員の方、医療職ももちろんですけれども、ご苦労されているというそのご苦労を皆さん方だけに押しつけるわけではなくて、おとといですか、補正予算の総括でも触れましたけれども、市内にもいろんな団体があります。それから、市の組織の中にも経済部ですとか市民部とかいろいろあるのですけれども、所管にかかわることは聞きませんけれども、例えば東京砂川会とかあったときに、東京からUターンをされる、Iターンをしたい、Jターンをしたいといったような人に対する働きかけだってあってもいいのかなと。特に有資格者の方というのは都会に行けば行くほどいますから、道内の札幌をターゲットに狙うのが第一義的であったとしても、せっかく東京とのつながりを東京砂川会みたいなもので持っているわけでありますから、そういったような機会を捉えて、もしかするとそこに集まっている方の関係者あるいは子弟、子女の方で砂川に興味を持ってくれる方または砂川に戻ってみたいなと思う方が出れば、特に関東近隣なんかはそういう有資格者の宝庫でありますので、そういったところに対する働きかけ、病院の問題は市立病院の事務方だけではなくて砂川市全体の問題で考えるべきですから、病院のほうからほかの部署に連携の話を持ちかけるといったようなことがあってもいいと思うのです。ですので、決して病院だけでしょい込むのではなく、そういったようなこともこれからの人材確保のあり方としては、どこにどういう人がつながっていて、どこにどういう情報が転がっているかわからないわけでありますから、そんなことも検討していくべきではないのかなと思うのですけれども、市としての連携のあり方といったようなものは今どう進んでいるのかお伺いしたいと思います。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
特に今議員さんからご質問あった、別に僕は反論する気は毛頭ないのですけれども、先ほど来小黒議員さんがこういう場で紹介していただきましたパンフレットですが、もちろんあれは病院独自でやったのではなく、私が、地域政策課のほうに持ちかけて、連携をしっかり図った中で配置させていただくことができたと。そういったものですので、そういった取り組みはしっかりしている。ただ、東京砂川会というのは、私はまだしておりません。それは事実です。そして、今後は、そういったことの働きかけをどこでどうやればよりインパクトがあるのか、そういったこと等も含めて検討が必要だなということはございます。先ほどのデジタルサイネージも、果たして病院だけがやることがいいのか、市全体として取り組むのがいいのか、その辺も考えなければならないなと。それとあわせて、病院はこういう形で今改築になって立派になっています。ですから、医療の従事者にとって砂川市立病院というのは、砂川市は知らないと言ったら語弊がありますけれども、砂川市立病院というのが医療従事者にとっては魅力的な職場であるといったことは事実です。これは面接している私が実感していますから。問題は、そういったときに砂川市のまちづくりというのはしっかり今後ともしていく必要があるということなのです。でなければ地方から来ません。私はかねてからそういったことを思っている中の一人ですから。そういう点で子育ての充実やなんかも市長に立派にしていただいておりますし、そういったこと等も含めてしっかりとしたまちづくりのもとで病院があると。病院を核としたまちづくりであっても、まちづくりをしっかりしていただかないことには医療従事者も来ませんから。そういったことでひとつよろしくお願いしたいということを申し上げたいと存じます。
再質問 武田圭介
力強いお言葉をいただいて、私もまちづくりについては、外に行って、先進的な事例を含めて、行政の皆さんとは別のパイプで、こういう場ですとかいろんなところで提言もさせていただいたり、または行政の情報が市民の皆さんにきちっと伝わっていないところは我々が伝える使命を持っていると思っていますので、まさに今ここでこういうやりとりをして、病院の事務方のトップである局長がそういう決意を述べられたというのは非常に重いと思いますし、私としても心強いと思います。ですので、それもできるように別の部署にもハッパをかけて、ぜひともいろんな政策の総合的なものの中に病院が組み込まれているといったようなことは随所で訴えかけていきたいなと思っておりますし、先ほど東京砂川会の話も出しましたけれども、それもあくまでも1つの例示であります。市の職員であっても、それからまちのいろんな団体であっても、人のつながりというのはその人それぞれによっていろいろあるわけでありますから、パンフレットをつくったのは、もちろん私も否定はしません。そういう連携があったというのもすごく評価しているところですけれども、ただ、これは私が言うまでもなく、局長もよくご存じのように、パンフレットを置いて、砂川市立病院の評判がいいからというだけでは、今の答弁にもあったように、来てくれないのです。ですので、そこは続けていただいた上に、今の時代、SNS等を通じて、特に若い方というのはスマホとかでそのまちの情報を見て、自分に合うかどうか、またはそのまちに住んでいる人といろんな情報の交換をしながら来てくれるものですから、そういった新しい発信のあり方も一緒に考えていかないと、もちろんパンフレット、チラシをつくることも大事なのですけれども、それ以外に目で見て訴える。目で見て訴えるというのは、チラシもそうですけれども、目で見て訴えるだけではなくて音声による訴えです。陳腐な言い方をすれば動画とかでもそうなのですけれども、そういったようなものの発信のあり方といったようなものも、今までもやっているかと思うのですけれども、今までやったもののずっと同じ焼き直しだけではなかなか人は集まってくれないので、どうしたら人が集まるような見せ方になるのだろうかというのは毎年のように検証していかないといけないと思うのですけれども、その点、今も取り組んでいらっしゃるのだと思うのですが、その辺のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
目で見せるというか、むしろ音声といったお話もあります。この辺では、院内でもいろいろなテロップで流したりもしておりますし、新たなドクターが来たら、得意なと言ってはなんですが、こういったことがうちの病院ではできるのだと。そういったものは周知を図ってきております。いち早くとはいっても、ドクターの都合がつかなくてなかなかすぐとはいっていない部分は確かにあります。そういったことでは今後とも、特にうちの平林院長がそっちのほうはなかなか通なので、私より、局長、こんなのがいいのだけれどもというアドバイスは、毎週月曜日の朝、私と看護部長、医療技術部長、薬剤部長を含めて情報交換をする、そういった機会もございますので、そういった投げかけもいただいたといったこともご報告した中で、新たなことは考えてまいりたい。それと、人口をふやす云々かんぬんで、うちの建設部長、経済部長からも私のほうに投げかけがあって、実はうちに入っている業者さんで砂川に住んでもらっていない方もいるわけです。どうすれば住んでもらえるのかなというご相談を受けたときは、直ちにその人たちを個々に呼んで、私がヒアリングしました。その結果については、彼らにお伝えしております。そういったこと等も含めて今後、職員のみならず、砂川に一人でも多くの方が住んでいただけるようなことを私たちができる範疇でやっていきたい。もちろん、そういう考え方でいるということもあわせてご答弁させていただきます。
再質問 武田圭介
人材の確保ということで、今回そのテーマで一般質問をさせていただいているのですが、冒頭述べましたように、今のところは機能に支障はないということですけれども、今いる人たちが、どうしても定年があるものですから、定年で離職をされてしまう。数年間は再任用で防げるかもしれませんけれども、そうかといって、新しく資格を持った方が来ても、医療の場合は経験というのが非常に重要な分野でありますから、資格を取ってからも実際臨床の現場に出て、何年間も経験を積まないといけないということを考えれば、そういった危機的な状況になる前から人材を確保していかなければならないというのが先ほど来の繰り返しなのです。今までそのための取り組みをいろんなことをしていくというお話を受けて、しっかりやっているのだなという反面、苦労もかいま見えるのですけれども、もう一つここでお伺いをしたいのは、職員確保のためにいろんな取り組みをして、実際に募集をするために外に出ていくこともあろうかと思うのですけれども、一方で、ふと我に返るというか、立ち返るというか、今働いている人たちに、どうしたらもっと砂川市立病院に人が、人がというのは患者さんがということではなく、医療職や、あるいは医療隣接職の方が来ていただけるのだろうかという話し合いを内部でしたらいいと思うのです。そうすると、そこには建設的な意見もあれば、批判的な意見もあると思います。人間ですから感情もありますし、不満も出てくるので。でも、その不満や感情のことをおろそかにしては、それがひいては新規の職員の採用だけではなくて、今いる人たちの離職にもつながってしまうということも出てきますので、そこのところはいろんな場面で経営会議とかで聞いているとは言うのですけれども、果たしてそれが末端まで浸透しているのかとなると、正直、外にいる私はそこはよく見えないのですが、その辺も職員の確保という大きなテーマの中では非常に重要なことになってくると思うので、その点病院としてどのようにお考えになっているのかお伺いしたいと思います。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
院内で現在までもここ2年、職員の満足度調査を行っている。そういった中で、初年度は事業管理者も院長も愕然とした不活性型組織といったことになってしまったと。次年度におきまして、これではいけないだろうということで、前もこういう場で申し上げたとおり、ご意見箱をつくったり院長座談会を開催したりということで広くご意見を吸い上げていると。そしてまた、入ったご意見に対しての回答なり、改善すべきことはしているといったことで進めてきております。それで、新年度に入りまして今考えているのは、職員の活性化型のプロジェクトといったものを1つは考えていると。何をするのだということになりますが、今いる管理職の部分で主に課長職、事務方でいえば課長職ですか、看護部でいえば看護師長クラスかな、あとコメディカルでいえば技師長クラスなんかということで、次代を担っていく人たち、まずそういった管理職の部分の活性化を図っていこうと。というのは、単に管理職でいるだけではいけないのです。今議員がおっしゃったように、若い人の声をしっかり受けとめていくような気持ちがないとこれからはだめなのです。今までもやっているとは言ってもだめなのです。まだまだ。足りないのです。これをしっかり新年度はやっていくと、そういった考え方でおります。それが私の新年度におけるプロジェクトの1つでございます。
再質問 武田圭介
局長はこの3月末で退職されるということでありますけれども、ただ、今も局長が一生懸命やっているというのは、私もよく病院に行くものですから、その姿は拝見していて、今力強く答弁いただいたことをぜひとも次の人たちにしっかりとバトンを渡していただいて、組織ですから、いろいろと慢性化してくるとマンネリ化してくるところもあろうかと思うのですけれども、そこに活力を入れるというのはまさに管理職の姿勢にもあらわれてくるのかなと思いますので、その辺はしっかり引き継いでいっていただきたいなと思います。それから次に、大きな2点目ですけれども、ユーチューバーという言葉は最近では知名度も普通にあって、皆さん方も認知されているのかなと思うのですが、要はユーチューバーというのは、自称ユーチューバーであってもいいわけです。ユーチューブという動画サイトツールを使って発信する人のことをユーチューバーですから、必ずしも今有名になっている、タレント化している有名な方ばかりがユーチューバーというわけではないわけです。ですので、今回私が質問のときでもユーチューバー等と「など」の部分をくっつけたというのは、影響力のある方を使うのが一番いいのですけれども、影響力のある方を使うとなると非常にコストがかかってしまう。それから、先ほど答弁にもあったように、メリット、デメリット、特にメリットばかりが強調されている嫌いがありまして、デメリットの部分はインターネット上を見ても余り顕在化していないのですけれども、聞くところによれば、費用対効果のところでいかがなものかとか、あと起用するユーチューバーの方によっては品位の問題も出てくるといったようなことがあるので、自治体のPRに使うにはより吟味をしないといけないということは重々わかります。ただ、一方で、ユーチューバーと言われる人たちは、普通の芸能人やタレントの方と違いまして、なぜこれほど若年層に対する訴求力があるのかといったようなものを詳細に分析しているものを調べますと、通常の芸能人やタレントさんというのはテレビで一方的に見る感覚なのですが、ユーチューブというツールを使って情報を発信されているものを見ている方は、ほぼ毎日のように日常ユーチューバーの方の動画を見ているわけでありますから、まさに家族、友達感覚でずっと見続けることになるといったようなところが1つ、芸能人やタレントの方とは違うのだという話を聞いたことがあります。やっていることは、有名なユーチューバーと称される方であっても、動画をつくる手間暇というのはとてつもなく難しいことなのかもしれませんけれども、中の動画自体は日常のお散歩ですとかものを食べたりとかなのですけれども、ご当地に行ってご当地の名物を食べるですとか、ご当地のよい景観を紹介するですとか、ご当地にある乗り物に乗るですとか、そういったようなことが何十万回と再生されるということは、潜在的に観光客や、今まで砂川市といった自治体を知らない方に対しても、砂川市がどういったまちなのかというPRをする上ではすごく有用なツールになってくると思うのです。もしかするとこれから10年後には、インターネットの世界といったようなものはすごく技術進歩が激しいものですから下火になってしまうかもしれませんけれども、ただ、今はまだこのユーチューバーというのは、子供がなりたい職業の中でもプロのスポーツ選手とかを超えて、今はこういったようなものになりたいといった子供たちもいる、まさに時代のトピックになっているということも考えれば、自治体全体のPRですよ。観光振興とかに限定しないで自治体全体のPRとして、まずはしっかりとお金をかけて、砂川市の知名度の向上のためにということを考えたときには1つのPRの起爆剤になるのではないのかなと思うのですけれども、先ほどの答弁ではかなり慎重な答弁だったのですけれども、その辺というのを再度お伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
ユーチューバーの定義についてもまさしくそうなのだろうと思っておりますし、少し手前だとブロガーだとかという方々がいる。行政情報も含めて、観光情報も含めて、公に示していただける方がいるというのも存じ上げているところではあります。1回目の答弁でお話ししたように、確かにコストの部分は慎重に考えなければならないですし、行政でしなければならないというところは、よかれと思っても逆に批判を受けたりという恐ろしさもあるものですから、民間でやられるような形でどんどん、どんどんというのはいかないのが実態ではあります。今ほどブロガーの定義の中では、動画を上げる方ということで言っていただいたところでございます。うちも協力隊とかが移住定住に関する部分の情報、見ていただいたかどうかわかりませんけれども、何本かホームページなり協力隊のフェイスブックの中で上げながら事業を行っているということもございますので、必要だという部分はわかるのですけれども、どんどん、どんどん進めていこうというところにはいかないというのは議員さんおっしゃるとおりでございますので、その辺は承知いただきたいなと思いますし、決してやらないわけではなくて、今いる協力隊が動画を上げているという行為を、もしもできるものであればどんどんふやそうとか、そういう話もできるのではないかなと思っているところでございますので、その辺はご理解いただきたいなと思います。
再質問 武田圭介
地域おこし協力隊の方が動画を上げていることは私も承知をしておりますけれども、要はPRするツールというか、手法というのは、いっぱい複数に階層化して、ネットワーク化してもいいと思うのです。例えば行政がやらなくても、そうしたら観光協会のほうでお金をかけて、ドラマ仕立てのストーリー風のすばらしい動画をつくったではないかと。それはそれで1つの成果例としてあってもいいのですけれども、それで地域おこし協力隊は今やっているPRのやり方があってもいいと思いますけれども、砂川市も砂川市の行政としてあっても、それは何らおかしいものではないと思うのです。つまり、地域おこし協力隊や観光協会があるからそちらにお任せしますとかではなくて、いろんな段階で情報の発信ができて、重複する内容もあるかもしれない。場合によっては重複しないものもあるかもしれない。1回目の答弁であったように、市民向けというよりは対外的なPR動画になっていきますから、市民向けの動画にはなっていかないと思うのです。行政が仮につくるとしても。でも、行政だっていろいろと施策を考えるときに、先ほどの病院事務局長の答弁もありましたし、午前中の一般質問でもありましたけれども、砂川市のまちづくり全体を考えていくときには、砂川市全体がどういうまちであるかといったようなPRは、まさにそれは個別の所管の話ではなくて、砂川市全体として、行政として砂川市を対外的、対道内、対道外に対して発信していく。もっと極端なことを言えば、今はインターネットをつなげば世界につながりますから、海外の方を呼び込もうと思うのであれば、これは観光振興だけではないと思うのです。例えば海外の方が砂川で何かビジネスをやりたいとなったときに、砂川のこの地域に行ったらこういうビジネスができるというヒントになるためにも、砂川というところをしっかりとPRするというのは砂川市が音頭を取ってもいいのではないのかなと思うのです。ただ問題は、その発信のあり方が、今回私がテーマにしたユーチューバーかどうかといったところは確かに考えないといけないところでありますけれども、ユーチューバーの方を使うということは単に動画の発信ではないのです。今、地域おこし協力隊の方とかもいろいろやっていますけれども、ユーチューバーの方というのは自身の知名度を利用して、自分がまさに、例えばカヌーでしたらカヌー、乗馬でしたら乗馬、そういった体験を通じて、その感想を直接動画によって訴える。つまり視覚と聴覚に訴えるということを通じて、見ている方にそのまちの魅力やそのまちのよさ、それからその製品やその行為に対する感想を述べるので、見ている人たちは自分の家族や友達が何かをやっているようにしてだんだん引き込まれていく。チャンネル登録というのですかね、一回登録した人というのは恒常的に見続ける習慣があるみたいですので、そういったようなことを通じてだんだんそのまちですとか製品ですとかそういったようなものが、見ている人にとっても追体験したかのような記憶に残るわけであって、非常に印象深く残るといったようなものもありますし、道外の自治体ではそれによってふるさと納税が上がったといったような例があるというのは先ほど答弁にもありましたし、私も調べていることでありますけれども、そういったようなものにもつながってくるわけでありますから、ぜひとも、いろんなところに行政が慎重になるのはわかります。原資は税金ですからわかるのですけれども、新しいことを何か始めようとするときには最初の一歩を踏み出さないと、なかなかそういったようなことというのは果敢にチャレンジできていかないものですから、その辺というのはいろんなツールや今やっている取り組みも十分私も理解していますけれども、砂川市として何がしかのことはしっかり考えて、できるのであれば早く実践に移していったほうがいいのかなと思うのですが、その辺というのはいかがお考えになるのかお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
具体的にユーチューバーの雇用ですとか委託だとかというのは、今すぐにというのは、1回目で答弁したとおり、すぐにという考えはございません。ただ、動画の部分、砂川市の情報を発信するに当たってはそれぞれの所管する部署が、観光であれば観光を所管する部署、移住定住であれば移住定住を所管する部署、それから砂川市全体の行政情報をというのであれば行政情報、それぞれの部署で得意分野があったり相手、目指すところがあったりするので、砂川市を紹介するというところであると私どものほうが近いのかな。それが移住定住につながったり砂川の観光につながったりするのではないかなと思うのですけれども、漠然と砂川市を紹介しても、きっとならない。そのためにユーチューバーがいいのではないでしょうかということだと思っています。ほかの自治体、それからユーチューバー自身がどのようなものを入れながらどれぐらいの方々が視聴されているかというのは改めて見てみないとわからないですし、その効果についても、視聴者数というのがある程度の効果かもしれませんけれども、見るだけではきっと砂川市の知名度アップにはなっていないと思いますので、その辺も十分研究しなければならないなということはご理解いただきながら、今後も研究、検討を続けてさせていただきたいと思っております。
再質問 武田圭介
今までも答弁をいただきましたけれども、確かに発信力の大きい方、これも私自身で言って繰り返しになりますけれども、大きい方を使うとなるとメリット、デメリットは慎重に、特に行政の信用力にもかかわる話ですから、そこは慎重な答弁で、今のところ考えていないという話でしたけれども、時代も変わっていきますし、一回そういうふうに議会の公の場で言って、確かにその発言というのは、私もここで発言するのは重いですし、市の皆さんもここで発言するというのは非常に重いことでありますが、そこは制度の改変とか時流を的確に捉まえるようなことがあれば臨機応変に判断をしてほしいと思いますし、外部の起用ということを考えたときに、外部の起用が難しいのであれば、内部でしっかりユーチューブを活用できれば、それもユーチューバーだといったようなことも言えるわけです。例えば長野県の小諸市なんかは、予算がたった9,500円で市の職員と市長が率先してユーチューブに動画を上げて小諸市のPRをすることによって、観光客や移住定住、さらにはふるさと納税、成果があったのはふるさと納税と観光客がふえたということでありますけれども、もしかすると移住定住もいたかもしれない。そういった有用なツールに化ける可能性のあるものですから、今は詳細等はまだ十分、申しわけないけれども、砂川市で把握し切れていないのであれば、ここで答弁したように、しっかり調査、研究はしてほしいと思いますし、私はできることならばその実現を早期にやってほしいと思いますが、その辺は予算の兼ね合いや、こちらが有名なユーチューバーの方を望んだとしても、相手の都合もありますし、事務所の関係もある。では内部でできるのかといったら、内部の準備にも時間がかかるといったようなこともあろうかと思いますので、その辺は十分理解はしますけれども、ただ、そういったようなものを、決して行政答弁的なものではなくて、しっかり前向きな方向で考えてほしいと思うのですけれども、多分このことについては余り市長はお詳しくはないかもしれませんけれども、今までの総務部長とのやりとりを聞いて、市長としてそのお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
どうして私を当てるのか。ユーチューバーと言われましても、私自身は別にユーチューブについて全く知らないわけでなくて、自分の仕事に関係があるところ、ふるさとチョイスだとか小諸市のやつも見ておりますし、猫の動画サイトになると自分の好きなチンチラとかいろんな動画が出てくるので見るのですけれども、有名なユーチューバーというのはどうも危なそうな人ばかりで、とてもこれは公共的なものでお金を出してやれる人たちではないなというのは見ていてわかっております。総務部長が余り前向きでないものですから、私が変なことは言えないという制約があるのですけれども、公費を出す以上一定の制限があるというところは武田議員も理解されているので、ユーチューブというか、動画も含めて、確かにインパクトがあるものになれば有効な手段になるというのは十分わかっております。公費の兼ね合いと、ある程度市民が許される範疇でどこまでできるかというのはちゃんと総務部のほうで調査して、やれるものならやってみたいなと。かつて動画を上げるときに私はやるような方向で話したことが、総務部長の時代だったか、市長になってすぐだったかわからないのですけれども、確かにそっちの分野というのはインパクトがあるので、失敗する可能性もあわせて危険性も兼ね備えているけれども、そうならない方法で有効なものがあるのだったらやってみたいなという感じで許していただければと思います。
再質問 武田圭介
次に、大きな3点目のほうに移ってまいりますけれども、1回目の答弁をいただいたときには結構詳細に答弁をいただきまして、実は法教育に関しては、私のほうで平成22年の第1回定例議会のときに同じような質問をさせていただいております。ただ、そのときには、まだ現在の学習指導要領の前でありましたし、法教育という単語は今でもありませんけれども、当時はもっと法教育といったようなものにかかわるものが織り込まれていなかったと。それで、教育委員会としても消極的な姿勢をこの議会で答弁をいただいたことがあったのですが、その後社会情勢がこれだけ変わってきて、特に成人年齢が引き下げられようとしている。それから、18歳の選挙権が与えられたということになってくると、法教育と政治教育、主権者教育、シティズンシップ教育、こういったようなものは全てがリンクしてくると。新学習指導要領の中にもありますけれども、子供たちの生きる力を伸ばしていくというのは、何も日常の学力だけではありません。社会に出る。それには社会集団生活を営むわけでありますから、しっかりと規範意識を持って物事の決まり、ルールを学んでいくといったようなことは大切なことでありますので、この辺、教育委員会としては各学校に情報提供するといったようなことはもちろんやっていただけるとは思いますけれども、過去的には2年前でしたか、空知太小学校のほうで道の事業でありましたけれども、がん教育の推進ということで砂川市立病院のがん相談支援センターの方が講師として行かれたこともありましたけれども、まさに法教育のような場合は、裁判所や弁護士会、あるいは検察庁といった法曹機関と連携しなければ、なかなか現場の先生にお願いするといったようなのは難しくて、その点、道内でも調べてみると、どこも協力的に要請があれば講師を派遣すると言っておりますし、札幌の小学校なんかでは、札幌弁護士会の先生が来て、いろいろと児童向けの法務省が作成した教材を用いて、社会の決まりの大切さですとか規範意識の醸成、さらにはその子供が学校で学んだことを家庭に持ち帰って保護者の方の目に触れた場合に、日本司法支援センターでしたか、要は経済的に困窮して、なかなか法的紛争を解決するために司法機関に頼れない人に対してもそういう扶助制度があるのだとか、あるいは成年後見センターの話ですとか、そういったようなものをかみ砕いて書かれたものを家庭に持ち帰る。それが副次的な作用として、子供たちに法教育として法の大切さを教えるだけではなく、家庭に帰ったときに家庭の保護者の方々が、もし現実に法的な困難さに直面していたときにその一助になる可能性もあるわけです。ですので、新しいことを学校のカリキュラムが大変な中で学校現場がやるということは難しいということも承知しますけれども、ただ、新学習指導要領にもあるように、子供たちの生きる力を伸ばすのであれば、僕は教育委員会として、できれば砂川の学校で多くの学校が手を挙げて、そういう外部機関の講師を招き入れて子供たちの生きる力の醸成に寄与してほしいなと思うのですけれども、ぜひとも教育長の強いリーダーシップを持って各学校現場に、こういう時代になってきておりますから、この取り組みの推奨を働きかけていっていただきたいなと思うのですけれども、最後に教育長の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)
1回目のご答弁と同じような答弁になるかもしれませんが、ただ、学習指導要領でいきますと、法教育、あるいは先ほど来お話があります主権者教育、あるいは税教育など、市の条例でいきますと、がん教育と。つまり、授業の中でも取り組むものはありますけれども、今議員さんが言われる、外出しをすると。これを強いリーダーシップでということでありますが、ただ、これは教育委員会も学校現場もそうでありますが、実施したい教育と実際にできるかどうかという教育、つまり時間の関係からいきますと非常に差があるということになりますので、1度目の答弁でも申し上げたとおり、少なくとも教育委員会として校長会を通じて、情報提供はもちろん行いますけれども、情報共有も行って、それが合理的に、あるいは有効かつ時間短縮も含めて実施できるかどうかという部分はございますけれども、そういうものについては市教委としても、今お話がありました児童生徒の生きる力につながる、この教育の推進には前向きに取り組んでまいりたいという考えでございます。
再質問 武田圭介
今答弁にもあったように、学校現場で教育時間の確保が難しいといったようなことは私も十分認識しておりますので、もし可能であれば、学校現場の授業で難しいという話があったとしても、例えば砂川市や砂川市教育委員会の共催で、地域交流センターや公民館を使った中で小中学生を対象にした、そういう外部講師の派遣を求めた出前講座ですとか、そういった正課の時間以外のところでの取り組みといったようなものも投げかけていっていただきたいと思うのですけれども、その点、最後の質問としてお伺いをしたいと思います。
答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)
ただいまの関係につきましては、恐らく学校教育だけではなくて、社会教育を含めた、そういった事業の取り組みということでありますけれども、先ほど来お話ししていますとおり、その可能性があるのであれば十分に検討して、実際にそれができるかどうかという時間はございますけれども、前向きには考えてまいりたいと思っています。