砂川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月11日
商工・観光分野での地域おこし協力隊制度導入への取り組みについて
2012年9月11日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「商工・観光分野での地域おこし協力隊制度導入への取り組みについて」質問し、経済部長 栗井久司、市長 善岡雅文が答弁しました。
- 質問者
- 多比良和伸 議員
- 答弁者
- 経済部長 栗井久司、市長 善岡雅文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 多比良和伸
私のほうからこのたびは1点、商工・観光分野での地域おこし協力隊制度導入への取り組みについてということでご質問させていただきます。3月定例会にてこの制度の利活用、6月の定例会には隊員の声として具体的な活動内容を通し質問してきたわけですが、いずれも砂川市としてこの制度を取り入れる可能性があるものとの答弁でした。先進地事例も充実してきて、本制度の課題とともに効果的な活用方法等も見えてきております。そこで、砂川市における本制度導入へ向けたこれまでの取り組みと今後の課題、さらに導入後の本市における活動ビジョンについてお伺いいたします。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
それでは、私のほうから商工・観光分野での地域おこし協力隊制度導入への取り組みについてご答弁申し上げます。最初に、本制度導入へ向けた取り組みでありますが、6月定例会以降における経済部の取り組み状況は、去る6月20日に商工振興、観光振興各施策における地域おこし協力隊の活用ニーズ調査について、砂川商工会議所と砂川観光協会に照会したところであります。その後2団体から地域おこし協力隊の制度説明等を求められ、経済部の担当者が2団体の三役会議に赴きまして、国(総務省)の地域おこし協力隊要綱の制度内容と先進地事例の紹介など、資料をもとに地域おこし協力隊の活用の可能性について質疑応答を受けたところであります。2団体からの活用ニーズの回答につきましては、9月14日までに回答いただける予定となっておりますが、提出後はその内容等を検証することになります。検証に当たっては、既にこの制度を活用している先進地の事例を参考に、地域おこし協力隊を導入した場合の問題点や商業振興・観光振興などに利活用されている活性化施策を十分調査・研究して、次年度の商工振興・観光振興各事業に活用してまいりたいと考えております。次に、今後の課題でありますが、地域おこし協力隊の制度について戦略的かつ長期的なビジョンを持って地域おこし協力隊員の採用を行うことになりますので、隊員の選考が今後の大きな課題と位置づけております。募集に当たっては、総務省のホームページや当市のホームページのほかに、東京、大阪などの人材派遣会社等に地域おこし協力隊員の募集に関する業務の委託を含め、全国から幅広い人材確保の方策を検討するものであります。3点目の導入後の活動ビジョンですが、地域おこし協力隊は商工・観光分野以外の福祉、教育など多方面なまちおこしに関する業務もあり、地域おこし協力隊を活用するに当たり、砂川市地域おこし協力隊設置要綱を制定する必要があります。商工・観光分野における活動ビジョンは、2団体から地域おこし協力隊の利活用に関する回答書を受けておりませんので、想定している範囲で申し上げますと、中心市街地の空き店舗を活動拠点に、大都市にはない子どもの国、オアシスパーク、スイートロードなどの砂川市独自の多彩な地域資源を地域おこし協力隊により広くPRしていただくことによる観光客の誘致や、地域交流センター、市立病院などの集客施設から商店街へ買い物する回遊策の企画、さらに都市住民の視点に立った新たな地元特産品の発掘などを行っていただくことにより、地域資源を活用した地域経済活性化につながり、地域おこし協力隊の効果的な活用が期待できるものと考えているところであります。地域おこし協力隊における具体的な活用計画の策定は、これから2団体から提出されます活用ニーズの回答をもとに、それぞれの団体よりご意見を伺いながらの取り組みとなりますので、ご理解いただきたいと存じます。
質問 多比良和伸
今ほどのご答弁で2団体からの回答待ちということになっておりますけれども、ニーズが具体的に上がってきていただくことは望むわけなのですが、その中以外のことに関しても一応行政としてそういうようなことに使っていただける例を数々挙げていただきましたけれども、そのような活躍の仕方をしていただきたいなという思いはあるということを認識させていただきました。この地域おこし協力隊、本当にいい事例がたくさん挙がってきていまして、先日会派で先進地事例ということで喜茂別町に行政視察に行ってきたわけなのですけれども、まちの規模は違うのですが、取り組みに対する準備、そして10人中8名が定住したということの成功例、それの陰には一体どういうことがあるのかなということ、何かあるのではないかということで行ってまいりましたので、その中での報告も含め質問をしていきたいなというふうに思っております。まず、砂川市における地域おこし協力隊を受け入れた際に、地域おこし協力隊と行政とのかかわり合い方として何かお考えがあれば、まず聞きたいのですが。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
地域おこし協力隊と行政のかかわり方というご質問でございますけれども、地域おこし協力隊員の方々というのは、当市のような人口減少とか高齢化、いわゆる過疎地域のところに来られる方で、そういう方々というのは大都市から来られるということで、意欲的な方ということで捉えておりまして、砂川市に地域おこし協力隊の隊員ということで受け入れるわけでございますけれども、定住、移住していただくということになりますから、都会から急に移住、定住ということになりますと、すぐにこの地域に溶け込むということがなかなか難しいということで思っております。それで、かかわり方につきましては、心の通ったおつき合いをしながら、砂川市の地域社会といいますか、貢献されるようにサポートしていきたいということで考えてございますし、また地域おこし協力隊の方の担当分野というのはさまざまあるのですけれども、それぞれの地域活動にかかわっていく中でまちおこし、地域おこしということで、行政といたしましても本来の目的を達成するように指導助言という形で地域で取り組む業務のサポートをやっていって、できる限り全面的に支援していきたいというかかわり方を考えておるところでございます。
質問 多比良和伸
喜茂別町長がじきじきにおっしゃっていたのは、この地域おこし協力隊というのはあくまで期間限定の政策であるわけでして、いつまでも行政が面倒見てあげることが最終的にはできない部分があるから、最初からせっかく来ていただいたのだからということで行政のほうでいろんなことを面倒見てしまうと、その方が行政に頼る体質になってしまうと、任期終了後の自立につながりづらいということをおっしゃっていたのです。実際に事例といたしまして、地域おこし協力隊を呼んで、行政として面倒を見ていった場合の任期終了後の定住率というのが実は2割台程度だということです。そして、喜茂別の場合は、それがよかったかどうかは、ほかの要素も当然あるとは思いますが、10人中8名が定住につながったといったところに恐らく鍵があるのではないかなというふうにありますので、コミュニケーションのとり方、それから意思伝達、それから業務の指示命令系統、そういったところがその後隊員として3年間まちのためにやろうと思って来てくれている人を行政として余りにも守り過ぎると、その方の3年後の保証をしていけない。逆にまちから必要とされる人になれない、行政からは必要とされる人間になれるかもしれないけれども、まちから必要とされる人間になかなかなれていかないのではないかと、そういったことを懸念する部分でございますので、かかわり方等々も今後については少し検討していただきたいなというふうに感じております。今回そのかかわり方というところで、では行政がかかわらないで地域おこし協力隊に誰がかかわるのだという部分になると思うのですけれども、地域おこし協力隊を喜茂別がなぜ10人とったのか、たくさんの人数でたくさんの仕事をしてほしいということも当然あるのですけれども、実はその当時10名の地域おこし協力隊を受け入れると、当時は1人につき150万円の特別交付金ということでございましたので、1,500万円ほどの特別交付金が支給されたという中で、ではそのお金はそれぞれ町のために使ったのかなと思っていたら、実はその中の1,200万円ほどは地域おこし協力隊を統括するタウンマネジャーさん、このタウンマネジャーさんを同時に喜茂別は道の人材センターのほうから誘致していたということなのです。そのタウンマネジャーさんの報酬として年間1,200万円ほどの人件費ということで、地域おこし協力隊を間接的にタウンマネジャーさんのほうに委託をして管理運営、企画、時間調整等々、それから町の中からのニーズ調査、そういったところをタウンマネジャーさんを通して行ってきたということだったのです。直接的に行政が地域おこし協力隊さんを指示命令系統で動かすということなのではなくて、行政のほうはあくまで隊員からは冷たいと思われるような対応をとった状態の中で、そして町の人たちとタウンマネジャーを通して地域おこし協力隊は各隊員活動として活動してきたということが、またそれはさらに自立、それからそのまま定住という形のものにつながっていったきっかけになったのではないかというふうに思っております。砂川市もこのような形で隊員とともに、その管理者をまた別で考えて、そしてそのままその管理者も定住させる、もしくは管理者を砂川の中から募集したりとか、そういった考えがあるのかないのかを教えていただければと思います。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
地域おこし協力隊の事例ということでお聞きしまして、そういう事例も一つの手法かなということで今お聞きしていたのですけれども、市としては来年に向けての制度の活用につきましては、前段でご答弁したとおり砂川市の地域おこし協力隊の制度要綱というのをまだきちっとした形でつくっておりませんので、ただいまお話しいただいたものも一つの活用方法ということで考えておりますので、そういうのも含めまして、その制度要綱の中で考えていきたいと思っていますし、行政的に先ほどもサポートの関係でもお話ししたとおり、きっちりこちらのほうで管理者という形で一々指示するということではなくて、地域の中に入っていただいて活動していただくための指導助言はしますけれども、市の嘱託職員ということになりますので。ただ、市役所に在住というのではなくて、直接派遣する業務の中で活動をしていただくために出ていっていただくということで考えてございます。それで、先ほど1つとして中心市街地に活動拠点を設けたいというような考え方で、1週間に1回か、そのぐらいはきちんした形で復命をいただいたりして打ち合わせはさせていただきますけれども、そういう思い切った派遣先の団体等との業務の中で打ち合わせしていただければいいかなということで考えているのですけれども、前段で申したとおり、砂川市の地域おこし協力隊の制度要綱もまだきちっとつくってございませんので、まずは派遣先の2団体からの活用ニーズの回答をいただいて、その中を見て、また商工、それから観光分野以外の活動等もきっともって、書いてあるかどうかわかりませんけれども、そういういろいろな回答の中で全体的な次年度に向けての活用方法も検討していきたいということでございます。
質問 多比良和伸
確かに地域おこし協力隊が来るに当たって、行政としてかかわり合い方の中で喜茂別さんのほうでやっていたことは、冷たい対応を表向きでやっていたということなのです。裏では一生懸命その地域おこし協力隊が町に溶けこめるように、町の皆さんにお伺いを立てたりだとか、いろんなイベントに誘ってやってほしいだとか、そういった形で町の人たちの受け入れる体制を整えるための動きをしていたというようなことだったのです。これから制度をつくっていく中での一つの参考として、ぜひ取り入れていただければなというふうに思っております。先ほど団体からのニーズのお話がありましたけれども、ここで議論をしている分にはいろんなニーズやいろんな新しいこんなこともできるのではないかという話は出るかとは思うのですが、商工会議所や観光協会で急に何かニーズはないかと言われたところで、正直忙しい中でまた新たなこと、もともと何かやりたくて、人とお金があればこんなことがやりたいのだというのがもしあれば、何らかの形でもう出てきていてもおかしくなかったのかなという部分もございますし、去年も議会の中で観光協会のあり方についてというような議会でのご質問も各議員さんのほうからもあったように、そういったものを出せといっても、すぐ出てくるか、また具体的なものとして出てくるのか、それは来てみなければわからない部分はあるのですが、説明の仕方等々も含めてなのですが、もう少し具体的にどこまでどういった説明を行ったのかについてお聞かせ願えますか。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
砂川商工会議所と観光協会さんに説明に行ったときの仕方ということなのですけれども、6月議会以降早速最初に商工会議所に説明に行ってまいりまして、それが7月の24日でございます。一応文書を出して、内容等について皆さんそれぞれお忙しい中、三役等の皆さんにお集まりいただくということで、担当の専務理事さんとかというのは内容等はお話しさせていただきましたし、観光協会の事務局長さんにも説明をさせていただいたのですけれども、事務局をつかさどる方から三役の方に集まっていただくということのセッティングをさせていただいて、私と課長、担当者、係長、3名で説明に行ってまいりました。まず最初に、地域おこし協力隊というものがどういうものかということで、総務省から出ている資料をもとに説明をして、3月議会、それから6月議会にもお話ししたかと思うのですけれども、平成21年度からできて3年経過したということで、最初すぐに取り組まなかったのは、当初3年後以降の生活支援なり就職支援ということがあったわけですけれども、ことし24年度に総務省のほうで制度の改正が拡充がされて、4年後にその方が地域に定住、または移住していただくために、いろんな空き店舗を活動拠点にした経費も交付税算入になるし、また来てからすぐに資格試験を取る受講料的なものも交付税の経費にするから、4年後を見据えた形での指導もしたほうがいいという拡充になったし、また人件費等にも200万のほかにかかる経費200万、それから1団体200万ということで大体600万までの範囲が拡充されるということになりましたので、そういうもろもろの拡充策の中で、3年後の先進地事例もございましたので、先ほど言われた喜茂別だとか、お隣の美唄だとか、道内で取り組んでいる事例等の資料もそろえて細かく説明させていただきました。それで、ある程度説明をした後、地域おこし協力隊が次年度以降活用されるまで、また活用された基本的な流れというものを資料をもとに、来年以降予算づけをして募集をかけて、それから面接等の中である程度砂川市に来ていただく方を実際は大体7月1日くらいからの活動になるかなと、そういう流れもお話をさせていただきました。そんな中で、商工分野における商工会議所なり観光協会さんのほうで今ある事業をさらに拡大するとか、新規に取り組むために人材が必要なのだと、そういう具体的なものを回答に出してくださいというお話をさせていただきました。ただ、今ある既存の事業で人手が足りないというものは、そういうようなものではないと、今の現行の人員の中でやっているわけでございますから。ただ、今のやっている事業をさらに拡大だとか、それから新規の取り組みの事業ということの中でニーズ調査をさせてくださいというお願いをしてきました。それで、たしかきょうかあすあたり、また三役会議で最終的な打ち合わせを商工会議所さんでやられて、14日ごろに回答させてくださいということで承っているところでございます。それから、会議の説明ですけれども、商工会議所は7月の10日でございました。間違えました。それから、観光協会が7月の24日でございます。
質問 多比良和伸
あくまでまちのニーズから地域おこし隊の利活用を検討していくというのはスムーズな流れだなというふうには思うわけなのですが、それがなかなかなくても何とかこの事業は必要なのではないかなと思う部分がございまして、地域おこし協力隊募集要項に関してはそれぞれ各地域いろいろあるのですが、喜茂別の場合は隊員が来て、最低限これだけはということは1つだけお願いしたことがあって、それが任期の終了後独立開業、もしくは就職して定住してほしいということだけだったのです。これは、あくまで表向きのお願いであって、実は喜茂別は当時喜茂別町として行政サービスの不足部分、喜茂別町で抱える問題というもので、その中で必要となる人材はどういう人材なのかというのを募集前にあらかじめ選定してあったのです。隊員は、なぜ自分がこの町の、80人のうちの応募に対して10名を採用したということだったのですけれども、なぜ自分が選ばれたのかというのはいまだにわかっていない人もいらっしゃるみたいなのですけれども、両方の話を聞いているとおもしろかったのですが、具体的な話でいうと、喜茂別町内は高齢化も進んで、過疎地域ということもあって外食産業的なものが基本的には少なかったと。そういったことで募集の段階でこのまま飲食店を開業したいのだというような要素を持った方を意図的に選定されたり、それからあんま、マッサージを町内で受けられる場所がもうなくなってしまっていた。その中でマッサージ師の資格を持った人を意図的に選考して採用していたといった部分で、ほかにも戦略的に意図的に人材を選んでいた部分があったのですけれども、砂川もこういった趣旨で募集をかけるというお考えは今のところ余りないでしょうか。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
地域おこし協力隊の募集の関係でございますけれども、一応総務省が出している平成22年度の地域おこし協力隊の現況調査の結果という資料があるのですけれども、隊員になる前の職業を見ますと有職者が53%ということで、そのほか同じ有職者でもパートタイムが11%で、全然仕事をされていない無職の方が地域おこし協力隊をやったというのが20%ございました。そんなような状況でございます。喜茂別のいろいろ募集要項だとかというのが一応手元にあるのですけれども、こういうのも先進地事例ということの参考にさせていただきまして、これから前段で申し上げた砂川市全体の地域おこし協力隊の制度要綱を作成しまして、そしてそれぞれ、私は一応商工・観光分野の担当部長でございますので、それに合った形での募集要項も考えていきたいと、どういう業務をやるかということも考えて募集をしていきたい。その前段には、関係2団体からのニーズ、回答いただいた中での採用人数に結びついていくのかなということで考えてございます。今議員からお話あった飲食店の開業の志だとか、あんま、マッサージの資格を持っている方、私たちも募集に当たっては全国から広い人材を集めて、砂川市のまちおこし、地域おこしをやっていただくという観点から、ただ大学を卒業したのだけれども、職がないというような方も含めまして、すぐに地域に溶け込んで、いろんな身についた職業観だとか技術的なものもすぐ発揮できるような、そういう人材の確保を目指していきたいというふうに考えてございます。
質問 多比良和伸
ある程度業種、それから砂川市としてこれからやりたいということに対しての能力があるのかないのか、そういったところが選考方法の中に入っていくという認識をさせていただいたところで間違いないでしょうか。それでは、確かに飲食店ですとかあんま、マッサージというのは、砂川と喜茂別の規模の違いもありますので、砂川としては十分そういったものは既存のものもあるということでございますので、ただ地域の規模の違いはあるのですけれども、喜茂別ではそういうものが課題であった。では、砂川としてのこれからの商工・観光に関する課題は一体何なのかということで考えていくと、すながわスイートロードということで砂川は大きな知名度を得ているわけなのですけれども、これからのそういう人たちの外からの目線を使ったさらなる発展など、それからまた商店街の後継者不足、空き店舗対策も大切なのですけれども、現存されている商店街の皆さんの高齢化も深刻な問題となっております。そのあたりどういった形で地域おこし協力隊がサポートしていけるのか、もしくは後継者としての可能性があるのか、そういったこともニーズとして調査する必要があるのではないかというふうに感じるわけでございます。それと同時に、商店街の先ほど言われました空き店舗対策、空き店舗を利用して地域おこし協力隊にそこを拠点として何をしていただくのか。それから、もう一つは、先日もお話ありましたが、企業誘致の分野でも地域おこし協力隊にそういったノウハウを持ったような人材に焦点を絞って雇用して、全国に営業活動する、もしくは世界に対して営業活動を行えるような人材をとれないものなのかどうなのか。それから、第6次産業への取り組みということで砂川市もやっておりますが、そういうノウハウを持った方、そして販路拡大、それから新商品の開発、そういったところの分野で有識者という形での公募の仕方。それから、ことしに入ってから立ち上げておりますけれども、ご当地グルメの研究開発、こちらのほうも今砂川市民の中で皆様で知恵を絞って試行錯誤しながらやっている段階ではございますけれども、こういった方がお手伝いに入るということでも補助金の対象になる。研究費として確保できれば、ご当地グルメ研究費としてももう少し拡充して、新商品、新しいご当地グルメの開発も進んでいくのではないか。それから、新たな観光事業への取り組み、喜茂別にいらっしゃった方も喜茂別の方は気づいていない、だけれども外から来たときにこの喜茂別にはこんなにもたくさんの観光資源があるというものをやっぱり見つけてくださっているのです。隊員の人は、そういう観光資源を利用して市内外へアピールして、観光客を誘致、または交流人口をふやそうというような取り組みの活動を隊員終了後現在も行っている方もいらっしゃいます。砂川も砂川市民としての観光地挙げれば幾らでも出てきますけれども、外から来た人がどんなところに魅力を感じるのか、そういったところが非常に参考になるのではないかとも思います。それから、グリーンツーリズムへの取り組みやフットパスへの取り組みということで、最近健康志向もありまして、そういったことでの交流人口のふやし方、もしくはそういったことが観光に来た人、またはそういうものを通して定住へのつながりだとか、そういったことも期待しているということで活動していらっしゃる方もいらっしゃいます。いずれの事業も本当に外から砂川に来て、ぱっとここいい、これ使えるというのは、やっぱり外から来た人でしかなかなか新鮮な気持ちは、私も持っていますけれども、そういう都会から来た人がどういうものに魅力を感じるのかというのはやっぱりもう一度聞いてみたいなというふうな部分もございますし、そういう部分がこれからの砂川の観光事業として発展していく可能性としては十分あるのではないかというふうに思っております。喜茂別の場合は、とにかく10人雇ったときは事細かに計画、それから行動、そういった部分はまだ策定が、大きいくくりで策定はあったのですけれども、細かい業務内容についてはそこまで煮詰められていなかったのです。どっちかというと町の人たちと触れ合う中、もしくは自分たちで町の中を歩いていった中で、その中で町からのニーズというものを探していったり、そして自分たちが見つけたものを、それを町の人のニーズとマッチングをしていって、そして3年間の活動の中でどんどん自分たちの存在価値を試していく、それから取り組んでいくというような形の取り組みだったのですが、砂川市の場合は少しそういう募集要項並びに制度設計をしてからということでございましたけれども、ある程度それは来てからそういう目で、新鮮な目で見てもらったものを逆に活動内容として足していくような、そのような考え方はございませんか。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
いろいろ喜茂別の事例から人材の確保に当たっての考え方でございますけれども、前段で申したとおり、制度要綱、それから募集要項などきめ細かなところがまだ詰めてございません。議員からいただきました喜茂別の事例も大変参考になるようなお話でございますので、募集要項なり制度要綱をつくるに当たっては十分これも参考にさせていただきたいと考えてございます。
質問 多比良和伸
わかりました。これは、やってみなければ見えてこない部分も、当然先進地事例だけでは伝えきれない部分、それから実際に隊員さんたちと話して、そして行政さんのほうとお話をさせていただいて、また町長ともお話しさせていただいた中で、基本的には行政の思惑というか、この町の将来の方向性をこういうふうに持っていきたい、だけれどもこの町ではこういう人材がやっぱり不足している、こういう人手が足りない、そういったところが大きなこの政策の部分にあったのかなというふうには私なりには感じているところでございます。ほかにも、今回観光・商工という部分では質問としてはここまでということにはなりますけれども、ほかの質問することはできませんが、砂川市全体でまだまだたくさんの各分野での課題としてある部分でも、地域おこし協力隊の利活用は十分検討していったほうがいいのではないのかなという部分で少しご紹介させていただきますが、地域おこし協力隊を利用しての市立病院の看護師不足、喜茂別の場合は介護士不足ということで介護士を限定して募集をかけている。それは、翌年に建つ介護福祉施設の人材を確保するため、これも行政の思惑から発信しているものなのですけれども、そういった部分ですとか、待ち時間対策、常に問題視されておりますけれども、そちらの対策を地域おこし協力隊のお力をかりて、解消へ向けてサービスの向上ということも含めてやっていただいたり、それからこれからこの間アンケートもありましたけれども、地域公共交通への取り組みということで、今後アンケート調査を精査した後どういう方向性でいくのかわかりませんが、3月のときにもご紹介しましたけれども、地域公共交通の実証実験やる場合にバスの借り上げ代ですとか運転手としての利活用も可能なのではないかという部分でございます。それから、砂川市が今盛んに取り組んでおります民生委員や町内会との連携により高齢者を何とか見守っていくという対策、これも実際に喜茂別では高齢者、独居老人のお宅をパトロールという形で各集落を毎日回っていただく、まちの規模が違いますので、そこまでの細かいケアはできないとは思うのですけれども、そういった方たちと協力して、そういう方たちも見回りや見守りのお手伝いをしていく。そういった中でどんどんこれから市が取り組もうとしている部分に対する分野でそういった人たちを使って情報収集、このまちをこれからやっていくのにアンケートという調査も十分効果はあるとは思うのですが、やっぱり生の声、一緒に生活していったり、面倒見てもらったり、ささいなときのその生の声というのを地域おこし協力隊に吸い上げていただく。何でかというと、この地域おこし協力隊が最後に活動報告書というのを出しているのですが、まさにこの中にはその町の今後の課題、それから今の現状、外からの目線で物すごく冷静に分析されていて、すごく情報収集、これから町をつくっていく中でどこに何のニーズがあって、何が足りないと思っているのかというのが細かく、そういう人たちを通して情報として載せられているのです。この地域おこし協力隊は、そのときの地域おこしも大切な政策だとは思うのですけれども、終わったときの報告書というのが特にまだまだこれから砂川市を発展させていく意味ですごく重要な資料になっていくのかなというふうに感じております。最後に、多岐にわたる部分ではございますけれども、特にこういうまちの声、それから最後の報告書を通した実情、そういったところに対する部分で何か市長のほうからご所見があればと思うのですが。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
地域おこし協力隊、3月議会ですか、何とかこの制度を活用してやっていきたいというふうにご答弁を申し上げまして、担当のほうでも商工会議所、観光協会等に協議をしているということで、先ほどから論議の内容を聞いておりましたけれども、私自身は臨時的に協力隊員を活用するという考えではなくて、今本当に砂川市にとって欠けているのは協力隊の趣旨からいくと何が欠けているのだろうかと、次につながるものは何なのだろうかと、そういうところをきっちりと精査していただいて、十分理解を得た上で、やっぱりまちぐるみで取り組まないとなかなかこの種のものは成功していかないというのがございますから、観光協会なり商工会議所とも協議をしますけれども、砂川市の必要なもの、協力隊員に求めるもの、次につながるもの、ここをきちんと担当のほうには理解をしていただいて、その選定をしていただきたいと、こう思っております。
質問 多比良和伸
ありがとうございました。実は、観光協会並びに商工会議所でこの制度を提案した際に、NPO法人ゆうのほうからどういう制度なのと、うちでは使えないのというような問い合わせはあったかと思うのですが、今度は分野としては教育委員会のほうということになりますので、ニーズがある、声が出たということは非常にいいことだなと思っていますので、そのあたり制度設計に向けて、今商工と観光のほうにニーズを上げてくれというふうなことがございましたけれども、そういった形で声があったところにも丁寧に制度の概要説明、それからニーズの調査・把握、それからこの先地域おこし協力隊導入において可能性の部分に関してもぜひ意見を吸い上げていただきたいなというふうに思って、質問を終わります。◎延会宣告