砂川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日
(1)地域おこし協力隊について/(2)企業誘致報奨制度について/(3)公営住宅について
2012年6月12日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「地域おこし協力隊について」「企業誘致報奨制度について」「公営住宅について」について質問し、経済部長 栗井久司、建設部長 金田芳一、市長 善岡雅文が答弁しました。
- 質問者
- 多比良和伸 議員
- 答弁者
- 経済部長 栗井久司、建設部長 金田芳一、市長 善岡雅文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 多比良和伸
おはようございます。それでは、通告に基づきまして、私の一般質問を始めさせていただきます。大きな1番、地域おこし協力隊について。総務省の事業である地域おこし協力隊は、都市部から過疎地域へ積極的に移住させ、その都市感覚をもって地域おこしに協力してもらおうとするものです。最近では、北海道内でも美唄市を初め、留萌市などでも取り組み始めています。3月定例会でもこの地域おこし協力隊の利活用の可能性について伺ったところですが、任期満了後の就職支援を含め、検討するとの発言でした。そこで、商工分野のその後の進捗状況についてお伺いします。大きな2番、企業誘致報奨制度について。これまで企業誘致の必要性、重要性をただしてきましたが、残念ながら昨年度は立地の企業はありませんでした。しかし、今後の砂川市の将来を考えると、企業誘致は必要不可欠です。これまでに市民の縁がきっかけでこの砂川市に企業が来たというケースが数多くあります。そこで、企業誘致報奨制度を創設し、広く市民から情報提供してもらい、その紹介企業が立地された際には情報提供者に対して報奨金を出すというお考えはないか伺います。大きな3点目、公営住宅についてです。(1)、この冬の雪害により、多くのベランダフェンスが破損しました。修繕作業は行っているようですが、現在の修繕状況と今後の対応についてお伺いします。(2)、公営住宅の周辺にある各公園の遊具の更新状況について伺います。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
私からは、大きな1番と2番についてご答弁申し上げます。最初に、大きな1番、地域おこし協力隊についてご答弁申し上げます。3月定例会における地域おこし協力隊員の任期満了後の就職支援を含め、商工分野のその後の進捗状況についてでありますが、地域おこし協力隊につきましては、総務省の平成23年度末速報値によりますと全国で413名の隊員数、144の自治体が活用しているところであり、3年の任期を終了した隊員100名の約7割が引き続き事業を実施した市町村に定住するとのことであります。総務省は、この事業成果を踏まえ、隊員が任期後定住を選択しやすくするには受け入れ自治体による環境整備が重要と判断し、今年度からは定住、就職に必要となる技術研修や資格取得の経費に加え、任期後にすぐ開業、活動、生活できるよう、空き店舗改修による活動拠点整備や空き家改修による住環境整備の経費も新たに特別交付税の対象とする拡充案が示されたところであります。このことから、地域おこし協力隊は商工分野以外の福祉、教育など多方面の業務に及ぶものであり、地域おこし協力隊を活用するに当たり、事業実施までの工程、スケジュールが必要でありますので、活動の内容を明確にした地域おこし協力隊設置要綱を制定する必要がございます。地域おこし協力隊の活用の可能性や協力隊設置のニーズを把握し、活動内容や期間、雇用形態、待遇等を含めた上で隊員募集要領を作成、隊員の報償費及びその他活動経費の予算計画を策定した後、事業計画に基づき募集を行い、面接、審査を経て採用された隊員に市から委嘱し、地域おこし協力隊事業の活動開始となるものでございます。当市としては、子どもの国、オアシスパーク、スイートロードなどの他市町村にはない砂川市独自の多彩な観光資源がございますので、これらを地域おこし協力隊によって大きくPRしていただくことによる観光客誘致、都市住民の視点に立った新たな地域資源や地元特産品の発掘、それらを活用したアンテナショップの運営などにより地域経済活性化につながっていくことも見込まれ、地域おこし協力隊による商工分野での効果的活用が期待できるものと考えているところであります。したがいまして、本年度は市の要綱制定に向けた取り組みや関係団体、関係機関におけるニーズ調査後に、商工分野における地域おこし協力隊活用の可能性を砂川観光協会や商工会議所と協議を取り進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。次に、大きな2番、企業誘致報奨制度についてご答弁申し上げます。最初に、当市における企業動向について申し上げますと、昨年新たに操業開始された企業として、上原ファームグループ、工場増設を始めた空知単板工業株式会社、函館工場から砂川に集約された北海道サンアグロ株式会社などがあり、その他にも市企業振興促進条例に基づき助成金を交付した工場等がございます。お尋ねの当市の企業誘致は必要不可欠と認識しており、これらの業務を担当する専属職員以外の第三者による企業誘致活動で外部からの情報収集をすることは重要であり、その中で企業誘致報奨制度についても制度化している事例もあります。制度内容については、個々の自治体により多少異なっておりますが、基本的には法人や個人等が企業誘致に直結する有益な情報を提供し、かつその情報をもとに企業誘致のための交渉を行った結果、企業誘致が成功した場合に成功報酬として報奨金を支払うものであります。制度化している市町村の事例を調べますと、多くの市町村が報奨制度を創設しておりますが、制度内容はただ単なる情報提供ではなく、企業誘致交渉を取りまとめることが要件とされております。また、さまざまな条件がつけられており、制度創設時に問い合わせが多数あったものの、報奨金支払い実績についてはなかったところであります。当市としても、東京砂川会を初め、広く市民の皆様から情報提供いただき、そのご縁で企業誘致につながれば地域経済の活性化となりますので、これからも広く情報提供を呼びかけてまいりますが、制度化されている市町村の事例も参考に情報提供者への報奨金制度の内容を精査し、企業誘致に対する手法の一つとして検討してまいりたいと存じます。
答弁 建設部長 金田芳一(建設部長は2014年3月まで)
大きな3、公営住宅についてのご質問にご答弁申し上げます。初めに、(1)、この冬の雪害により破損したベランダフェンスの修繕状況と今後の対応についてご答弁申し上げます。雪害によるベランダフェンスの破損につきましては、3階建て以上の勾配屋根の公営住宅189戸で起きており、各階によって破損状況は異なるものの、その大部分が屋根から落下した雪やつららがフェンスにぶつかり、破損したものであります。例年ベランダフェンスの破損を防ぐ対策としまして、降雪期を迎える前に各住棟の最上階に住む入居者の方へベランダ側の雪庇やつららが大きくなる前に落としてもらうように周知しており、その後も市の巡回の中で雪庇やつららが大きくなっている住戸が確認された場合には、その都度個別に落としてもらうための依頼文書を配布しているところであります。なお、いずれの場合も入居者の方が高齢などにより対応することが難しい場合につきましては、市で対応しているところであります。しかし、この冬におきましては記録的な大雪と寒い日が長く続いたことから、屋根に積もった雪も多く、雪庇やつららを落とす対策を講じましたが、多くのベランダフェンスが破損したものであります。破損したベランダフェンスの修繕につきましては、入居者からの修繕依頼のほか、市で現地調査を実施し、修繕を行っております。破損の状況や程度により、その場で調整が可能なものもありますが、ベランダフェンスの材料の交換が必要なものについては材料の納入に1カ月程度を要するため、それまでの間は応急措置を行っており、材料が納入され次第順次修理を進めてまいります。次に、(2)、遊具の更新状況についてご答弁申し上げます。各団地内の公園につきましては、公営住宅の建設にあわせて整備を行ってまいりましたが、供用開始後20年以上経過しており、その間遊具の老朽化が進み、これまで修理や撤去を行ってきており、市内の団地全体で整備当初は大小合わせて57基あった遊具が現在40基に減少しております。このような中、昨年度策定した砂川市公営住宅等長寿命化計画で公園の整備について、宮川中央団地、北光団地、東町団地、寺町団地の4団地で整備を進めていく計画であります。団地や公園の規模により整備内容は異なりますが、例えば子育て支援として遊具の設置や休憩施設の整備を行い、健康増進としては園路をウォーキングを楽しむ遊歩道として整備し、その途中にだれでも気楽に体を動かすことができる健康遊具を設置することなどが考えられます。また、入居者間の交流促進としては、団地町内会の行事開催場所である広場の整備とフェンス等の安全施設の整備を図りたいと考えております。今年度につきましては、公園整備に関する設計を行い、来年度より順次整備を進めていく計画でありますので、ご理解をいただきたいと存じます。
質問 多比良和伸
まず、1つ目、地域おこし協力隊について。今ほど経済部長のほうからは、地域の観光、特に商工に限っていえば観光のほうで少し考えていただけると、そういったご答弁だったのかなというふうに思いますし、市としてもいろんな多方面に利用できるのでないかということで考えていただいているということでございましたので、ぜひ進めていただきたいなというふうに思います。1つ私のほうからお願いといいましょうか、提案といいましょうか、事例を1つ紹介しながら、考えていただきたいなと思うわけなのですけれども、私としてはこの制度を利用してぜひ複数人の隊員を募集していただけないものかなというふうに考えているわけです。先ほど7割近くの隊員がそのまま制度終了後もその地に定住につながっているということでございましたし、せんだって新聞やテレビなど報道機関でも紹介されていましたけれども、喜茂別町というところが地域おこし協力隊を10名募集して、任期終了後そのうち7人がそのまま定住したということでありました。そこで、喜茂別町の隊員の方の一人とお会いする機会がありまして、またその中で実際問題任期の間どういったものだったのかということを少しお聞きすることができましたので、それを一部ご紹介したいなと思います。その方に実際会ってみて、喜茂別というところですから、都市部からの移住ということなので、札幌、もしくは道外なのだろうなというふうな部分でお話を聞いたのですけれども、どこから来たのですかということでお聞きしましたら、実は滝川からだという話で、ちょっと僕も面食らった部分はあったのですけれども、実は僕の高校の2つ下の後輩だったということだったので、話しやすかったということでいろいろお聞きさせていただいたのですけれども、地域おこし協力隊を知った、もしくは応募したきっかけということでございますけれども、きっかけに関しては前職をやめられて就職活動中だったということだったのです。その中で、喜茂別が地域おこし協力隊を10名募集ということが道新に載ったということで、新聞で情報を知って、興味を持ったので、応募してみたと。その後インターネット等でいろいろ地域おこしのことに関してはその方もお調べになったそうなのですけれども、直観的にはその方はこれは国のどっちかというと都市部にいる、就職難の時代でもありますから、これはニート対策なのかなと自分を通して思ったそうです。そして、そのまま無事喜茂別に内定いたしまして、喜茂別に移り住みまして、そしてその10名がそろった段階で役場としての説明の中で活動内容についてのご説明があったということなのです。その中で、町として2つの柱を提示されたということなのです。1つ目は、喜茂別というのは5つの集落から成り立っているそうで、そこでの高齢者、もしくは体の不自由な方などの孤立支援をぜひお願いしたいというふうにお願いされたそうです。これ砂川で考えた場合には集落というとなかなかぴんとこないのですけれども、砂川も実は結構袋地地域ですとか、郊外、宮城の沢地域ですとか、確かに公共交通のない部分もございますし、さらに集落としてとらえなくても、例えば石山団地ですとか新石山団地ですとか、坂を上っておりたり、買い物に行くまでに公共交通を利用するまでに結構距離がある。そういった地域も十分考えられるのかなというふうに感じてお聞きしました。2つ目は、それぞれの各集落に住んでほしいと、それぞれ担当する集落、5つの集落を10人で見ていたということなので、1つの集落に対して2人ずつ配置をして、そこで一緒になって集落に住んで、そこの近隣住民の人たちとコミュニケーションも図りながらいろんなことをしてきたということでございました。具体的な活動内容に関しましては夏場は買い物のお手伝い、そして庭仕事、それから農作業の支援、冬は玄関前の除排雪、それから屋根の雪おろしと、そういったことに対してお手伝いをしてきたそうでございます。ただ、その方が心配していらっしゃったのは、滝川ということもあり、砂川の規模もわかっていらっしゃったので、10人の隊員で喜茂別というのは人口が2,700人ぐらいでしょうかね、それを雪おろししたり除雪したりということに関してはつらかたけれども、やってやれないことはなかったという話だったのですが、砂川の1万8,000人、1万9,000人のまち、ここでそれぞれが除雪とか雪おろしをやるには、これは多分隊員逃げるのではないかというふうにお話ししておりました。砂川には砂川に合ったお願いするものがあるのかなと、向こうでやったことが必ずしも砂川に当てはまるかどうかとということも一つの考えなければいけないところなのかなということで聞いていました。そして、肝心な隊員のそれぞれの就職先についてなのですけれども、報道では7人の定住ということだったのですけれども、実は僕が聞いたときには8名定住したということだったのです。7名の段階で1人がまだ決まっていなかったということだったのです。その中の内訳といたしましては、喜茂別で独立開業した方が3名、そして喜茂別で就職した方が5名ということになっております。私が話を聞いた方は、喜茂別に物産市場みたいなところがあるのですけれども、そこのスペースの隅っこを借りて、そこでラーメン屋さんを開業したということなのです。人気メニューは協力隊ラーメンということなのですけれども、2年間地域の方々といろいろ触れ合う中で、その人が開業してもみんな顔見知りだったわけなのです。そういう意味で、喜茂別にはそういう外食的なことが人口も少ないですからなかなかなかったところにそういうものができたということで、町の方からも喜んでいただけているということでございました。そして、もう一人は、もともと整体師の資格を持っていらっしゃった方が地域おこし協力隊として喜茂別に来ていた。その方も地域住民と触れ合う中で、実は整体師なのだよねという話をしたら、この町でマッサージ屋さんやってよということがあって、その方は今喜茂別でマッサージ屋さんをやっていらっしゃいます。こういった方がいて、それぞれ農作業をした方に夜行って体をマッサージしてあげる、その中でコミュニケーションを図りながら、若い人がそういう方たちと触れ合うというのは、そういうのは大事なのかなというふうには感じて聞いていました。もう一つは、ベジタリアンの方でお肉を食べないという方だったのですけれども、その方が喜茂別に来て、喜茂別産の豊富なお野菜、そういうものにすごく興味を持って、ミートソースのミートのかわりにそばの実を使ってトマトカーシャという缶詰をつくって、物産市場や中山峠等で販売されているということなのです。私もちょっと食べてみたのですけれども、確かにそう言われなければ、普通のミートソース、おいしいミートソースだなというふうに思ったのですけれども、食感がすごくミートに似ていて、喜茂別のトマトを使って、そこで加工食品を製造して販売しているという、1人で生産までやっているかまだわからないのですけれども、そういった6次産業のはしり的な部分をやっていらっしゃるのだなというふうに感じました。そういう人が外からの目でその土地のよさを発掘して、そしてそういう方がいいアイデアを持って取り組んでいるのだなというふうに思いました。残りの就職した5人についてなのですけれども、1人は、セブン―イレブンの宅配事業というのがありまして、それの宅配係になったということなのです。セブン―イレブンもどんどん過疎地域における買い物支援に対して今販路を広げているわけなのですけれども、そうやって2年間各集落に携わった方なので、その方が届けてくれる、注文をとりに来てくれる。やっぱりその2年間が無駄ではなかったということで、今のところセブン―イレブンは全道で15軒宅配事業を行っているそうなのですけれども、喜茂別に関しては2位の成績、売り上げを誇っているということでございます。砂川は、僕も前に商店街のカタログをつくって地域おこし協力隊の人に配達してもらったり、注文をとってもらったりというような話もしたのですけれども、こういったセブン―イレブン等企業との連携を図るというのも一つの方法なのかなというふうに思いました。もう一人は、喜茂別に住みながら隣町の介護施設でヘルパーとして就職したということでございます。喜茂別周辺というのは、どちらかというと山村地域で、どこも人材不足という部分があったわけなのですけれども、そこで隣町からそういう人の話を聞いた介護業者の方がうちにもだれか来てくれないかいと。当然喜茂別で介護施設がないわけではないのですけれども、どこもそういったところは施設が人手不足もあるし、待ち状況というのはどこのまちも一緒みたいで、喜茂別でお世話した方がその後入所したときに地域おこし協力隊としてかかわっていた人がヘルパーとしてその施設にいるというのは、またそれも一つの流れなのかなと、入った人も安心するのかなというふうに感じて聞きました。そして、残りの3人のうちの2人が町の広報紙を作成しているということでございました。外から目線でその町を見た広報紙というのは、今まで自分たちがつくっていた広報紙とはやっぱり違ったみたいです。町としても自分たちの町の情報を町の人に、または対外の人に周知するという意味でどの町も広報というものをやっているわけなのですけれども、外からの人が何を知りたいのか、どうやったら興味がわくのかというのがやっぱり少しヒントにはなっているみたいなのです。今までは行政中心に広報づくりをしていたわけなのですけれども、そういった人にそういう能力があって、そういうことであれば、ぜひ外からの人に自分たちのまちを広報してもらおうということが一つのねらいということでございました。こちらは地元のNPO法人に就職して、そちらに町として広報紙の制作を依頼して、NPO法人のほうでそれを受けて広報づくりをしているということでございました。最後の1人なのですけれども、なかなか就職が見つからずに、実際報道されたときは10人中7名というふうに報道されていたわけなのですけれども、8人目という方は喜茂別に実は本当は残りたいのだと、ただなかなか就職がなかったと、町の人たちも一生懸命探してくれたのだけれども、なかなかなかった。そういったことで、ただその後今までの協力隊員の活動によって町の人たちがいろんな仕事をくれていたそうなのです。就職が見つかるまで、農作業のお手伝いだとか、買い物のお手伝いだとかということで生計を立てながら就職活動をしていたということだったのです。そして、その方がめでたく就職が決まったのですけれども、これがまたおもしろいところで、ノースプロダクションという道東にあるNPO法人なのですけれども、北海道の魅力を世界に発信して、世界から観光を誘致しよう、そういった北海道という大きなフィールドを使った観光事業をいろんな町と提携しながらやっていらっしゃるNPO法人ということだったのですけれども、そこでお知り合いになった方がそういう人がいるのであれば、喜茂別周辺も十分観光名所がたくさんありますので、喜茂別支所をわざわざ用意してくれて、道東のNPO法人の喜茂別支所として就職したということなのです。喜茂別に住みながら、道東のNPO法人と協力、連携しながら、道外からの修学旅行や世界からの観光客の観光ルートをお互いに共有し合いながら道東経由で、喜茂別経由でということで北海道を回ってもらう中継地点ということでその方は働いていらっしゃるということでございました。これも砂川でいえばそういう人がそういうところと連携するようになっていただければ、道外、それから北海道内も含めてですけれども、一つの北海道というフィールドを使った観光ということでお手伝いしていただけるのではないのかなというふうに感じました。定住への思いについて聞いたのですけれども、当初から定住は一つの柱ですよということで町のほうから提案されてはいたのですけれども、実際来てみて、ここに一生住むのかというのは正直最初はあったそうなのです。だけれども、活動中に町の人のサポートであったりだとか、定住してほしいという町の強い意志を感じたということなのです。そこで、来てそんなに期間をかけずに、ここにずっといようというふうに思ってくれたそうです。今後も喜茂別に住み続けたいですかという質問に対しては、ずっといたいなというふうに答えていらっしゃいました。今回複数についてぜひ検討してほしいということでお話ししたのですけれども、実際複数でのメリット、デメリットなどについてもお伺いしてみたのですけれども、メリットについては知らない土地にもしも1人で来ていたら、やっぱり大変だったのだろうなというふうに振り返っていらっしゃいました。10名同時に入ったことで、お互いに助け合ったりはげまし合ったり、一番大きいのは、心のサポートといいましょうか、勇気づけられる部分が、あいつも頑張っているから、おれも頑張ろう、そんなような気持ちで2年間過ごせたということだったそうなのです。ただ、デメリットとしては、10名募集して、来たというのは結構なニュースになったらしくて、日本じゅうから注目を浴びた感が当人たちはあった、当人というか、その方はあったそうです。そういう意味では、すごくプレッシャーがあった。下手なことできないな、町の人たちもみんなすごく注目している、そういったことに対する責任感。メリット、デメリットを両方兼ね備えた感覚だったそうです。10名雇うと、さすがに2年間という期間の中ででも派閥がやっぱりできたそうです。最終的には2年間の最後のほうは、本当に気の合う仲間同士は一緒に飲んだり遊んだりしたけれども、最終的にはみんなで集まるということは最後のほうはなくなってしまったのが残念だというふうにその方は言っていらっしゃいました。デメリットとしては、確かに複数呼べば人は合う、合わないというのは当然出てくるし、何かに向かってみんなで一生懸命やっているときはよかったのかもしれないけれども、だんだん1人就職が決まり、2人就職が決まりとか、そんな状況の中で気持ちとしては難しい部分も出てきたのかなと、これはあくまで推測ですけれども、そういったところも複数呼んだときのデメリットになってしまうのかなというふうに感じました。その隊員に制度に対しての今後の課題、これから取り組むのであれば何か一言苦言を言うなら何かないですかという話を聞いたときには、買い物のサポートですとか通院のお手伝い、それから雪おろし、除排雪等、いろんなことをやったわけなのですけれども、隊員を任期終了後継続して募集していないのです、喜茂別というのは。実は3名募集しているのですけれども、その3名というのは今回はヘルパーもしくは介護士の資格を有する方ということで限定しているのです。そして、入る先も喜茂別町内の老後施設ということ限定で、その後の就職も含めてもう決まっているというところで今回は募集がかかっている。だから、町がいろいろとやってください、やってくださいとやってきた買い物支援をしてもらっていたお年寄りの方たちが、急にまたそういうお手伝いする人がいなくなったという現状があった。だから、その人たちはきっと困っているだろうな、すごく2年間楽していたから、多分困っているだろうな、そういうふうな心配をされていました。だから、そういう意味では、買い物支援やそういった部分のお手伝いをもしさせるのであれば、その後の継続性を含めてやったほうがいいのではないか。恐らく町のほうでは一つのお試し的な感じでやってみたというふうな部分なのかなというふうには思うのですけれども、受けた側からしてみたら、みんなそうだと思うのですけれども、一回楽をすると、また戻ると今まで普通だったものが急に不便に感じたりだとか、そういったことが恐らくあると思うのです。その辺のサポートは考えておくことが重要なのではないかというふうにおっしゃっていました。隊員として喜茂別に来て一番楽しかったのは何ですかという話だと、最初の1年間の間に物すごく地域おこし協力隊が中心になってイベントを行ったそうなのです。もちろん隊員同士のコミュニケーションやスキルを見るため、いろんな要素があったのでしょうけれども、その方たちは自分たち10人で考えて自分たちでイベントをやってみたということなのです。廃校で学校が取り壊されるという場所があって、そこでみんなで絵の具入りの水爆弾を使ってぶつけ合ったりとか、学校に落書きしまくって地元の子供たちと触れ合った。廃校になった学校ですので、その後取り壊されることがわかっていたので、そうなった。それから、鉄道がなくなったのだけれども、まだ鉄道があった当時の写真や映像を集めてドキュメンタリー番組をつくり、上映会を行った。これも砂川に関してもそういったこともできるのかなというふうに感じました。また、毎月2人1組で5つの集落を回って、集落の人とコミュニケーションをとるために月1回恒例のお茶会を開いていた。その中で、何が必要なのか、何が欲しいのか、どんなことに困っているのか、そういったことがたくさん聞けたということでございました。今回は一部の方のご意見なので、行政側の話も聞いてみなくてはわからないなというふうには思っているわけなのですけれども、今後またそういった情報を聞いた上で、またご紹介する機会があればしたいなと思っておりますけれども、市長、いろいろご紹介してきたわけなのですけれども、市長の複数の募集に対する所見や地域おこしの制度に関するご所見など、もしあればお願いしたいと思うのですけれども。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
地域おこし協力隊について、3月議会でこちらのほうで何とか検討してみるというふうに答弁した内容でございます。この地域おこし協力隊、どう成功させるかというのは、市のほうが基本的に隊員の方に何を望むかと、それをしっかり明確にしておかないと混乱を起こすのだろうと。またそれを明確にした上で市がどのようにサポートできるのだと。または地域の人たち、団体がどのようにサポートしていただけるか、これらも含めてきちんとした考え方のもとで進まないと恐らく成功しないのだろうと、今経済部長は観光方面でというようなお話もございました。庁内で今検討している最中でございまして、そこをしっかりと煮詰めて、また他市のいろいろな問題点、これも整理した上でしっかりした形でやっていきたいなというふうに考えているところでございます。その辺が確立しない限り、何人募集するかというのは今の段階で申し上げることは差し控えますけれども、何とか機能するような形でやっていきたいと、このように考えておりますので、ご理解を願いたいというふうに思います。
質問 多比良和伸
次に、企業誘致報奨制度についてなのですけれども、こちらはなかなか実績を求めるのは難しい。当然いろんなことをやったり助成金があったりするわけなのですけれども、それでも企業誘致というのは本当に難しいのかなというのは感じます。ただ、まちとして企業誘致に力を入れているぞというメッセージにはなると思うのです。いろんなまちの報奨金を見てみますと、推進員制度というものを設けて推進員をつくって、動いてもらって報奨限度額として1,000万円だとか、大阪の岬町だと500万円、潮来市も500万円、これはそのまちの市有地を含むか含まないかで、含む場合は500万円、含まない場合は50万円とか、あとは情報提供のみに報奨を払っているまちもありまして、兵庫県三木市だと企業誘致の情報提供で5万円、成功報酬として1,000万円、上限ですけれども、そういった形でいろんなまちがそのまちのできる範囲で、ただ企業誘致を積極的にやっていますよという強烈なメッセージは受けるわけなので、そういったことも含めて今後検討していただければなというふうに思っております。それでは、次の3番のほうの(1)、多くのベランダフェンスが破損して、189戸というわけなのですけれども、実際修繕に幾らかかったのかというのをわかる範囲で教えていただければなと思います。
答弁 建設部長 金田芳一(建設部長は2014年3月まで)
今回のベランダフェンスの修繕というふうなお話でございますけれども、現在修繕に要する費用につきましては修繕する業者に見積もりを依頼しておりますので、この場ではちょっとお答えできませんので、ご理解をいただきたいと思います。ただ、この市営住宅につきましては、全国公営住宅火災共済保険に加入してございます。この保険につきましては、火災や自然災害に適用される保険でございますので、修理費の約4割支給されることになってございますので、この保険を活用しながら今回修繕のほうに対応してまいりたいと考えてございます。
質問 多比良和伸
今後も大雪が降るたびに恐らくああいう現象が起きるのかなと思うのですけれども、あれの根本的な理由というのを押さえていらっしゃる範囲で教えていただければと思うのですけれども。
答弁 建設部長 金田芳一(建設部長は2014年3月まで)
根本的な理由というふうなお話でございますけれども、現在市営住宅につきましては、ベランダフェンスは屋根、外壁の改修工事にあわせてベランダの材料の補強と強度あるものにかえてございますけれども、相手は自然でございます。先ほどもご答弁させていただきましたけれども、雪が多くて、その雪の重みによって耐え切れなく破損する、これが主な要因と考えてございます。
質問 多比良和伸
4割保険が出るといっても、それでも修繕費はかかるわけですから、これを毎回雪害があるたびに繰り返すことになるのでしょうか。
答弁 建設部長 金田芳一(建設部長は2014年3月まで)
冬期間の間に職員によって順次パトロールを行いまして、雪庇とかつらら、これが大きくなったら事前に落とすような、先ほどもご答弁しましたけれども、そんなような対策を講じてございます。やはり自然でございますので、こちら努力しているのですけれども、多少なりとも自然の力によってこういったフェンス破損するというふうな状況がございますので、極力破損しないような工法を講じながら、また職員によるパトロールも強化しながら努力してまいりますけれども、仮に破損したら随時修繕を行ってまいりたいと、このように考えてございます。
質問 多比良和伸
壊れている間に例えば中で火災が起きたとか、そういったときに避難はしごなり避難ロープなり、そういうフェンスに設置する。そういったことで、フェンスが壊れているのでフェンスごと落下したとか、最悪のことを考えればいろんなことが考えられますので、できれば壊れないような環境づくりというのもどんどん進めて、少しずつでも進めていかなければいけないのかなと思いますので、よろしくお願いします。次に、遊具の更新状況なのですけれども、これから徐々に更新、来年度以降更新されていくということですので、最近遊具もいろんな種類が出ていますし、今の子供たちが安全でより楽しめそうな遊具を選んで設置していただきたいなというふうに思って、私の一般質問を終わります。以上です。