みんなの議会

砂川市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日

(1)砂川市の雇用創出について/(2)企業誘致について/(3)福祉施設の充実について

2011年6月21日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「砂川市の雇用創出について」「企業誘致について」「福祉施設の充実について」について質問し、経済部長 栗井久司、市民部長 高橋豊、市長 善岡雅文が答弁しました。

質問者
多比良和伸 議員
答弁者
経済部長 栗井久司、市民部長 高橋豊、市長 善岡雅文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 多比良和伸

私のほうから大きく分けて3つ質問させていただきます。何分初めての一般質問でございますので、聞きづらい部分もございましたり、内容についてわかりにくい部分もあるかとは思いますけれども、精いっぱいやってみたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。まず、1番でございます。砂川市の雇用創出についてでございます。砂川市の将来を担う若者が多数地元就職を希望しているにもかかわらず、就職先が足らず、都市部を中心に砂川市から流出している現実から、以下について伺います。(1)といたしまして、新規雇用創出についてどのように考えているのか。(2)、人材育成についてどのように考えているのか。2番といたしまして、企業誘致についてでございます。砂川市は、新規企業に対し各種補助金制度があります。しかし、なかなか企業誘致が実現されておりませんが、第6期総合計画の中に中間目標として平成27年には8件との目標が示されており、それに向かい、具体的にどのように目標達成に向かうのかお伺いします。3番といたしまして、福祉施設の充実についてでございます。砂川市は、65歳以上が30%を超えた超高齢化社会に突入しております。人口想定といたしまして、平成32年には65歳以上が40%を超えているという数値を想定しております。今のままでは当然そういった方々を受け入れる施設も少なく、そこで働いていただく人材も足りません。ますます孤独死や老老介護がふえ続けるのは目に見えております。一刻も早くこの将来についての最大の不安要素であります福祉施設の充実と、そこへ向けた人材育成に着手すべきと考えますが、市長のご所見をお伺いします。以上、よろしくお願いします。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

それでは、私のほうからは大きな1番と2番についてご答弁申し上げます。最初に、大きな1番、砂川市の雇用創出についてご答弁申し上げます。(1)、新規雇用創出についてどのように考えているのかでございますが、最初に日本経済の景気動向が不況により、当市の製造業、非製造業問わず雇用環境が大変厳しい状況にあり、地元で就職できるように商工会議所や地元高校から就職希望者の動向に関する情報収集をしており、当市としては雇用機会の創出、拡大を重点課題として位置づけしているところでございます。雇用の創出を図るためには、地元企業の育成や企業誘致の推進が必要でございます。既存企業における雇用創出は、間接的に企業の体質強化が重要なポイントでありますので、当市の中小企業等振興条例に基づいた金融支援策として中小企業者等への資金の融資制度があり、経営安定、または新たな設備投資を行う場合に運転資金や設備資金の融資を行っております。さらに、事業拡大を行う場合においても、企業振興促進条例に基づく雇用奨励費等の助成も行っているところでございます。また、会議所内の中小企業相談所においても経営安定に向けた相談業務が行われており、企業体質の強化や経営改善となっておりますので、中小企業相談所の設置に対し、助成措置を講じているところであります。雇用創出は、最終的に企業における経営方針、経営状況などを含め総合的に判断されるもので、当市の支援制度を活用していただきながら、既存企業における新規雇用創出を展開していただきたいと考えているところでございます。次に、大きな1番目の(2)、人材育成についてご答弁申し上げます。毎年地元高校を卒業される生徒さんたちが地元企業での採用がなければ市外、道外へ転出して人口減少を招くことにもなりますので、将来を担う若者の人材育成は重要な要素と認識しております。地元高校では平成15年度からインターンシップ制度を活用して、毎年3年生、2年生の希望者に就業体験を通じて産業界の実際の知識や技術に触れ、職業を選択する能力、職業観、勤労観をはぐくむ人材育成に取り組んでおります。過去3年間のインターンシップ制度による人材育成への参加者数は、平成20年61名、21年35名、22年は48名の実績となっております。当市としても、人材育成の支援策の一環として市役所、保育所、図書館及び給食センターなどで労働を体験しており、将来を担う若者の受け入れを継続的に支援してまいりたいと存じます。次に、企業における新規採用後の即戦力となる技術を有した者、資格を有した者を求める状況から、職業訓練施設としての中空知地域職業訓練センターの運営負担金を支出して、職業能力開発の振興に努めているところでもあります。中空知地域職業訓練センターでは、木工、板金、建築関係など、即戦力となる研修、講座、試験があり、これらの技術や資格を取得することによって若年者を含め新たな雇用を創出されますので、人材育成策として今後も中空知地域職業訓練センターの運営に継続的に支援してまいりたいと存じます。次に、大きな2番、企業誘致についてご答弁申し上げます。企業誘致の最大の目的は、雇用の確保、税収の増加、関連産業の集積を図り、経済波及効果を生み出して、砂川市の人口増加とともに地域経済の活性化を図ることであります。お尋ねの第6期総合計画の中間目標値とした平成27年の8件は、毎年1社以上の誘致目標を掲げて、実現に向けて企業誘致を行うこととしております。具体的には、企業誘致における目標達成には特定の業種にこだわらず、広い範囲での企業誘致を考えており、砂川市の地理的立地条件である道都札幌市と道北旭川市の中間地点に位置している利便性や、地域のセンター病院である砂川市立病院も地域産業の資源として位置づけ、病院関連企業などへも含めてPRしてまいりたいと考えております。また、昨今の企業誘致は情報戦であり、タイムリーな情報発信といち早く情報をつかむことが求められており、そういう営業活動とスピーディーな行政対応に努めるなど、知恵を出しながら目標の実現に努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)

私から大きな3の福祉施設の充実についてご答弁申し上げます。介護保険法において、要介護者が入所して介護サービスを受けられる介護保険施設には介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の3種類がございます。本市では、社会福祉法人砂川福祉会が運営する特別養護老人ホーム福寿園と老人保健施設みやかわがございますが、この2つの施設には入所待機者も多く、市民の皆様から福祉施設の充実が求められております。しかしながら、現行の介護保険法では在宅介護の重視が基本的目標の一つとなっていることに加えて、65歳以上の第1号被保険者に係る介護保険料は3年ごとに見直しが行われ、市区町村ごとに今後3年間のサービス量を推計し、費用を算出いたしますので、施設整備計画が保険料の引き上げにつながることも想定されることとなります。このことから、施設サービスを含めた介護サービスの充実について総合的な観点から今後本市においてどのような介護サービスが必要かを市民の皆様の意見を十分にお伺いし、平成24年度からの次期計画を策定してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。次に、人材育成についてですが、平成21年度での介護報酬改定で介護従事者の専門性、定着促進のための介護報酬上の評価が盛り込まれ、介護従事者の処遇改善が図られたところであります。また、平成21年10月から平成23年度末までの間、介護職員処遇改善交付金が介護職員の処遇改善に取り組む事業者に対して交付されており、これによって他の業種との賃金格差を縮め、介護における雇用を安定させ、人材の確保につながるものと考えております。本市においては、地域包括支援センターが人材の育成、確保に係る取り組み及び介護職に関する資格取得など情報提供に係る相談に応じておりますので、今後広く周知を図ってまいりたいと考えております。

質問 多比良和伸

砂川市の雇用創出について担当部長さんのほうからご説明がございましたが、まず前段に1つお話ししておかなければいけないのかなと思う資料がございますので、1つ読ませていただきます。我々人類、日本国民、もちろん砂川市民も将来に対し夢や希望を持てなくなると不安に陥り、新しいことにチャレンジするという勇気や気力を失います。内閣府の国民生活に関する世論調査によりますと、あなたは日ごろ生活の中で悩みや不安を感じていますか、それとも感じていませんかとの問いでは、1990年には不安や悩みを感じているが51%、感じていないが46.8%とほぼ同数でございました。しかし、20年後、ちょっと古いですが、2009年になりますけれども、不安や悩みを感じているが68.9%、感じていないが30.4%と2倍以上の開きになってきております。これは、その後の資料があればもうちょっと詳しい現状もあるのでしょうけれども、恐らくふえ続けているのではないかいうように推測されます。もう一つ、政府はどのようなことに力を入れるべきかということに関しては、国民が政治に望むこととして医療、年金等の社会保障構造改革が72.8%で1位、2位は57.2%の高齢社会対策、3位が物価対策、4位が景気対策、以下、雇用、労働、自然環境、犯罪と続きます。また、砂川市において昨年度6月における市民アンケートによりますと、あなたの望む砂川の将来像の調査において、1位、高齢者などに優しい福祉のまち34.9%、続いて2位、安心して医療が受けられるまち30.6%、3位に産業が盛んなまちと続いております。この国並びにこの砂川市における市民の最も強く求めているものは何なのか、これから以後に関してのすべての指針になるのではないかと思い、少しお話しさせていただきました。砂川市の雇用問題についてのご答弁の中で、地元の若者に対し、いろんなインターンシップなど、そういうことで少しでも地元のというようなご答弁がございましたが、地元企業のある有力優良企業は地元の人材では能力が不足しているため、道外からしか雇用していないというような話がありますが、このような現実についてどうお考えになるでしょうか。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

ただいまご質問いただきました地元の方のインターンシップを行っていますけれども、企業の中では能力が、大学だとか専門学校等が当市にないということで、そういう能力の関係につきましては道外から入れているという考え方でございますけれども、ことしの地元高校の卒業者が3月31日で127名おりまして、そのうち進学が74名、就職が53名でございました。そして、進学の74名につきましては、大学、専門学校等で74名がそのまま進学されたので100%で、53名の就職を希望された方がうち51名が就職をされました。率にしますと96.2%ということなのですけれども、2名の方が就職ができていない状況だったと。51名就職されたうち、空知管内に就職された方々が38名おりまして、そのうち砂川市に就職された方が9名だったと、あと道内が11名で道外が2名でございました。それで、地元の高校のそういう就職の指導教諭の方とお話ししましたら、当市市役所のほうには前段で申し上げたとおり昨年はインターンシップを受け入れたわけでございますけれども、48名の方がそれぞれ砂川の主な企業等にもインターンシップをして、大手の企業の方にもインターンシップを受け入れていただいた経緯がございます。ただ、企業によっては、ある程度若い労働力を求めるところと、専門的な知識を有するということから、その際にはやはり大学だとか専門の大学院でしょうか、そういう研究室だとかと出たところの方でなければ、なかなか地元の単位制の普通高校ではちょっと能力的なもの、18歳の高校生の方と大学を出た22歳、24歳の方、いろいろその中で学歴の差があるということで、そういうものは企業企業の経営状況とか体質だとかそういう、企業は人なりということでございますので、そのとき、そのときの企業の内容等でもって雇用の考え方に立っていると。ですから、地元の高校の方がそのまま就職される方と、大学だとか専門学校に進学されて、再びそういう能力を身につけた方でまた地元にUターンで帰ってくるというときにはまた、その企業等も地元の高校出て、また専門学校や大学、大学院を出た方が希望するのであれば、また雇用の道になるということで考えてございますので、当市におかれましても、その企業の雇用の考え方によって対応せざるを得ないかなということで考えてございます。

質問 多比良和伸

ありがとうございます。地元企業、先ほどの就職数の中で74名進学、53名就職ということであったのですが、当初の就職活動期における地元就職希望者の段階での数値というのはありますか。希望者でありながら、その中で就職が見つからず進学した方、もしくは地元就職を希望したにもかかわらず地元の砂川市で就職したのが9名、地元38名でございますけれども、最初は希望していたにもかかわらず、その後あきらめて進学やほか地方都市への流出ということが考えられませんかという質問なのですけれども。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

地元高校の進学指導の先生のお話だと、なかなか就職先が厳しくて、むしろ高校生でありましたら、なかなか能力的なものもないので、例えば公務員を目指すのであれば、やはり公務員の専門学校だとか、ある程度技術だとかそういう資格を、例えば介護の関係だったら、そういう学校行って免許を取得した中でまたそこに希望したいと。どうしても希望先で、一般事務職であれば高校生でも構わないのですけれども、資格がなければそこの希望されるところに行けないものですから、そういう方々は進学を希望されるということで、ある程度進学、就職の先のことも考えながら生徒さんとお話をされて、また親御さんも入った中での3者面談でしょうか、そんな中できちんとした形で希望されるようなところで指導されているということでございますので、市といたしましてはその数字を受けて、ただいまご報告させていただいた数字になっているわけでございます。

質問 多比良和伸

私としては、やはり地元に就職したいという思い、それを最大限くめるような形をとっていくのが必要なのかなと、これからの砂川市、人口減少言っていますけれども、これだけ地元に残りたいという人がいるということが大事なことであって、それを3者懇談の時点になってから、ここで働きたいのだったらこの資格が必要だというのは時既に遅しという話であって、私としてはぜひもっと早い段階で地元希望者を募り、事前に地元企業による企業説明会などにより、そこで働くために必要な資格などの説明がなされたほうがよいのではないかと考えますが、いかがですか。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

地元の方が地元で就職したいというのは、十分理解を、認識をさせていただいているのですけれども、この景気動向が大変厳しい中で、地元の企業の方も雇用を望むという状況がなかなか、今の雇用している方々を継続して、リストラなどしないで雇用して継続をするということだけが手いっぱいというような企業等もございまして、市としては本当に雇用の拡大だとか確保を図るのであれば、やはり企業誘致というのが一番早い政策なのですけれども、なかなか日本経済全体が不況ということもございまして、大きな工業団地を確保しながら、いつでも企業が来ていただけるような体制を組んでいるわけでございますけれども、その状況にないと。それで、残った手が地元企業の方が元気になっていただいて、地元の企業が何とか設備投資をしたり、新しく支店だとか営業所を他のまちに持っていったりという、そういう新しい製品を開発する工場のフル生産だとか、いろいろな状況がございますけれども、そういうことになっていただくために、市としては側面的な支援で金融対策事業だとか、または企業促進条例で増改築をした場合、そういう建設費の補助だとか、それから市内の居住している方を雇用していただいた場合も1人当たり24万の助成金を出すとかという形で、既に地元に根差した企業等につきましても実態としては雇用者に対して、例えば平成19年も王子コーンスターチの方で2名の新規採用、増改築をしたということで雇用奨励金を出してございますし、ローレルさんという会社も平成20年に工場を新設させていただいたので、8名分の新規雇用ということで助成金を出しているという形で、何とか企業の皆様にも増改築または新築、工場を建てたときには地元の方を雇用していただければこういう雇用助成金を出すということで周知、PRさせていただいて、地元の方が地元の企業に雇用されるような、そういう側面的な支援をしてございますので、この辺でご理解をいただきたいと思っております。

質問 多比良和伸

インターンシップなど、それから先ほど増山さんの話で中小企業大学の受講など、さらにはハローワーク、職業訓練校などといった各それぞれ職業訓練や職業知識を広く知る機会というのも確かにあるとは思うのですけれども、なかなかその先、そこから就職にどの程度つながっているのかということに関してはいささか疑問が残る部分ではございます。1つ、一例として挙げることが的確、適切かどうかわかりませんけれども、自分たちの業界、歯科ではございますけれども、その中で砂川市の歯科衛生士の不足というのは結構深刻だったのです。学校のほうに連絡をとっても、歯科衛生士というのは学校の先生も余り知らない職業だった、当時。そして、ではかえってだれか学校に砂川出身の人いないかと思って北海道じゅう、7校あるのでしょうかね、衛生士学校に連絡とっても、いないということもございまして、最近になって結構学校競争が激しくなって、各種専門学校も各高校に営業に来るようにはなって、少しは地元のほうからもそういう衛生士の学校に行く生徒もふえたのですけれども、我々取り組んだのは地元の高校生をそのままアルバイトとしてまず職業訓練をさせて、その中からこういう職業があるのだということを年数をかけて教えて、現在延べ6人の高校生がうちでアルバイトしていったのですけれども、その中で2名が歯科衛生士学校に行っていただけたというような経緯もございます。その後、いよいよ来春に1人が卒業し、砂川へ戻ってきたいというような話も聞いております。これは、小さい規模ではございますけれども、これからの砂川の企業や中小企業が人が要らない、雇えないということなのではなくて、必要な人材なら欲しいという話もございます。ですので、まちとして、また雇用の創出、雇用の循環といいましょうか、そういったことも一つのお考えで取り組んでいただけたらなと思います。それでは、2番目の企業誘致についての質問にかえさせていただきます。企業誘致に関しましては、全国あちらこちらであの手この手と企業誘致合戦が行われております。それでも、なかなか立地条件だとか、北海道ということ自体が基本的には僻地に当たるのかなというような部分もございますし、この砂川での抱えている若者の要するに特殊な人材確保についても難しいという経緯もございます。ですが、そういった誘致企業を誘致する上で、誘致企業と一言で言いましても企業は多種多様の業種があります。空港などない理由から誘致に失敗したり、物流コストに左右されるなどというデメリットもございますけれども、そのほかにコールセンターや学校や、さらに福祉施設なども企業誘致の対象になるのかと思われておりますが、これからの先ほど前向きな話は聞かせていただきましたけれども、具体的に何かほかの市には負けないような、例えば誘致のメリット、立地条件なんていうこともおっしゃっていましたけれども、その中でアピールポイントなんかを詳しく教えていただければありがたいかなと思います。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

企業誘致の戦略と申しましょうか、なかなか企業が進出するに当たっては、議員ご指摘のとおり、それぞれの市町村で企業誘致のための団地などを抱えているものですから、市町村間の競争になるということになります。その中で、私たち担当している部の職員は一応営業マンといいますか、公務員である前にセールスマン的な考え方でもって砂川市の立地条件だとか、そういうPRするための材料といいますか、そういうものを持って出かけていくわけですけれども、砂川市にとってみれば人口が2万人を切った中でこのような大きな地域の中核センター病院があるという、砂川市立病院がいわゆる地域の産業資源だということでPRさせていただいています。それぞれの企業の誘致企業の担当者の方にお話しするときは、砂川にはどういうものがあるかという、工場だとか事務所、本店、支店、いろいろな企業誘致するに当たっては工業団地だとかいろいろな敷地があるわけでございますけれども、そのほかに企業の方は従業員を雇用されて、そのときに地域の中核病院があると従業員の方が安心、安全な生活ができますということで、こういう病院を最大限にアピールさせていただいて、そして砂川の誘致をさせていただいてございます。戦略的にはいろいろなコールセンターだとか福祉的関連施設だとかとあるわけでございますけれども、私たち企業に出向いたときには本店、支店あるいは営業所、事務所、工場、あと商業施設だとかただいまお話あったコールセンターだとか福祉施設だとか、いろんな多種多様になってございますので、その企業の方のねらいとするのは一体何を求めているのか、そういうことでありましたら、これは工業団地だな、これは病院の周りの敷地だなとかということで分けなければならないかと思うのですけれども、現実に砂川の市立病院の改築事業始まって、見事にもとの中央バスのところに院外の薬剤が来たのですけれども、初めて民間の資本で7階建てのビルができて、その中にはコンビニエンスストアだとか、それからもちろんそこの会社の薬局も入ってございますけれども、同じくバスの待合室も併設していただいたり、そしてまた2階には、病商連携と申しますか、耳鼻咽喉科が来ていただいたり、また有料老人ホームということで、病院のそばということで来ていただいたり、またまちなかに居住ということで5階、6階、7階の、建設の当時からもう既に予約を受けて満室だったということでございまして、砂川はやっぱり地理的な条件だとか、そういう病院がある安心、安全のまちづくりができて、それに沿った形で企業も来ていただいたのだなということで認識させていただいてございます。そういうようなことで、砂川が持っている、このほかにもオアシスパークだとか、小さいご家族の従業員であれば子どもの国があったりということで、また奥様方にもお菓子がおいしいまちだということで、いろんな題材がございますので、それぞれまたパンフレットだとかチラシを持ってございますので、私たち出かけるときには名刺のほかに七つ道具と言われているパンフレットを持って、最大限砂川をアピールして、いいまちですから、ぜひ来ていただいても安心した形で企業がその戦略の中で業績を伸ばせるような、そんなような形で企業の担当者の方には、断られても二度三度行くような足を運んだ営業が基本ということで、常日ごろ担当部署の職員のみんなに市全体で、砂川市職員全体でもっていろんな知人、友人、または銀行だとか、そういうところから情報収集しながら、そういう企業があれば積極的に出かけていくと。向こうから電話が来るまで待つような体制にはしないで、みずからの足で笑顔でもってまずその企業を訪問するということを基本にさせていただいてございます。以上です。

質問 多比良和伸

ぜひ営業の成果を期待したいと思います。営業の公開、報告なんかもできればしていただければもっとわかりやすいのかなと思いますが、その辺はいかがですか。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

具体的な営業の内容ということでよろしいでしょうか。

質問 多比良和伸

済みません。声が小さかったかもしれない。営業に年に何回行き、どこへ訪問し、結局はどうだったのかということも含めて報告していただければ、市民としては、ああ、これだけ頑張っているのだということが評価できると思うのですが、そのあたりいかがですか。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

具体的な企業訪問の関係でございますけれども、一応事務報告の76ページに、いろいろな情報があれば電話だとかパンフレットだとかといういろいろやりとりはさせていただいているのですけれども、具体的に訪問したのは札幌だとか、それから東京のほうに一応出かけてございます。これは、東京のほうに行ったのは、市長、副市長を先頭に、いわゆるトップセールスと申しましょうか、従来では砂川に関連した企業等に行った経過がございますけれども、昨年は事前に北海道東京事務所さんと連絡を密にさせていただきまして、東京にある、その近郊にある企業なのですけれども、工場が建設されてから35年以上で老朽化しているところをまずピックアップさせてくださいと。結局老朽化した工場になると、次にまた建てなければならない。その敷地がないということから、その際は北海道の砂川に来ていただけないかということでまず考えたわけでございます。それと、全く一度も面識のない企業に行くものですから、なるべくならそこの企業のトップ、社長でも取締役でもいいのですけれども、北海道の出身の方の取締役ということをまず探りを入れました。そして、どうしてもふるさとの北海道に興味を持っていただくためには、出身が、または生まれが北海道ということのそういうポイントをまずいただきまして、それからある程度東京1部上場、2部上場の企業であれば株式がどうなっているか、そういうことも網羅して考えて、昨年は、今火災報知機ということで、改正になって全部の住宅につけなければならないということで業績が伸びている国内の1番、2番の企業、能美防災さんだとかホーチキという会社でございます。まず、この2件につきましては、能美防災の工場が埼玉県の熊谷市にあったのがもう35年以上たって、かなり老朽化しているので、次の建設ということは当然企業としては考えていたのだということでお話をさせていただきました。それから、ホーチキにつきましては、砂川出身の取締役がございまして、当市の議員の方のご親戚だとか、それからその取締役が砂川市の12号線にある薬局のもとの息子さんだったとかということ、そういう情報も全部仕入れさせていただきましてお願いしたのですけれども、現在工場は建てたいのですけれども、円高の影響でしょうか、やはり海外のほうに工場ということで考えているので、できたらそういう経済状況の変動があれば再び国内工場ということも考えられるということのお話もございました。それから、あともう2社は、SMCといって自動車関連の部品をつくっている企業でございまして、ここも取締役の一人が北海道出身ということでコンタクトをとらせていただいたのですけれども、この会社の株式がかなり断トツに不況にもかかわらず上がっておりまして、またなおかつ借入金がほとんどない、民間金融。ですから、そういう企業ってなかなか珍しいということで、この企業は本当の大手のトヨタ、日産等に同じ部品を供給してございまして、何とか北海道にも工場をということでお願いしたのですけれども、ここもやはり東南アジアのほうに、工場を建てるのであれば円高の影響ということでお話をさせていただいて、残念なわけだったわけでございますけれども、ただ行っても一応それぞれ部長と課長で担当いたしまして名刺交換をしたわけで、つながりを持たせていただきましたので、砂川市の情報だとかそういうものを期間的に送って、忘れないというか、北海道の砂川が一度来た、あの担当者だなということの記憶を持たせていただくためにはそういう、個人的にも年賀状を書いたりということで引き続きつながりを持つような形で担当させていただいております。それから、あと北海道、全国の企業誘致の窓口が日本企業立地センターという公的機関があるのですけれども、初めてそこにもお邪魔いたしまして、北海道の東京事務所の担当者から実は企業誘致のお話がありまして、砂川か旭川かという話があったのですけれども、やはりここの最終的に決めたのがこの企業立地センターだったという情報がいただいたものですから、これはそこのところに行っていろいろつながりを持たなかったら今後企業誘致の戦略にちょっと欠けるなと思いまして、それでここに行って、当市のつくってあるパンフレットを見ていただいて、まずパンフレットを見て最初の第一印象である程度企業の担当者が話に乗ってくるのだというお話もあったものですから、当市が作成しているパンフレットの記載の内容が目を引くのかどうか、そういう観点からご指導いただいて、次期改正のときには最初に見たパンフレットでまず興味を持っていただく、そんなような形で今後そのパンフレットの作成もこの企業立地センターのご指導を受けた中で改正してまいりたいと考えてございます。

質問 多比良和伸

詳しくありがとうございました。次期のパンフレットの中では、ぜひほかのまちには負けないようなインパクトのあるような企業誘致の作戦を練りに練って載せて、ぜひ実現させていただきたいと思います。やはりその中では、山口県なんか本当多数、多方面で行われておるのですけれども、例えば工業団地の土地の利用を10年間無償リースだとか、5年間条件つきで無償リースだとかいうような方策も各市町村で競うように行っておりますけれども、砂川市に関してその土地の無償リースに関してはご検討されているかどうかお伺いしたいのですけれども。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

砂川市の工業団地は砂川市土地開発公社が持っている用地でございまして、土地開発公社が工業団地を造成工事をして、それなりの坪当たりの、または平米当たりの単価を設定させていただいているのですけれども、この金額がなかなか近隣の市町村の団地と比べると、土地の値段が下がっているにもかかわらず、土地開発公社としては造成した金額で簿価で売っているということから、砂川市は企業が入りやすいように、その金額を一回市で買い取りまして、公社側では売却したということでございますけれども、市は政策的にその金額の3分の1程度で、近隣の工業団地の価格と合わせた形で売却して企業の誘致を促進するような、そんな取り組みをしてございます。ただいまご質問いただきました売却ではなくてリース、または賃貸ではどうかということなのですけれども、土地を造成して売るというのは不動産分譲型と私たち言っているのですけれども、また今のお話だと私たちは事業活動支援型と申しまして、ある一定規模の土地をお貸しして、土地リースで工場建てていただくと、そういう、附帯等事業と言うのですけれども、そういう形で貸し出すということは安定した企業であれば可能かなと思っています。ある程度せっかくお貸ししても、工場を建てたけれども、倒産して逃げられてしまっても、後々土地開発公社としてはそれを撤去するためにはまたお金がかかるということございますから、ある程度そういうことがないような企業であれば事業活動支援型と申しているリース型のものも十分検討の値にするなと思ってございます。ただ、土地を買っていただいても市の企業振興条例で助成金もさらに追加して出しているような形になっていますし、建設されてから3年間の一回固定資産税納めていただいた後、その相当額をまた補助金として出しているということもございますので、必ずしも土地の代金が不当に高いから企業が初期投資に支障を来すような状況になっていないということでございますので、議員のお話のあったものについては十分検討に値するものだということで理解はしてございます。

質問 多比良和伸

パンフレット等々で営業に行くときには、やはりインパクトというのが大事になると思いますので、政策等々、結局は遜色ないものになるにもかかわらず、第一印象というのは大事ですので、そのあたり何かインパクトあるものをぜひ考えていただきたいと思っております。日本は、もう既に日本人が日本人を雇うという、工業生産に関してはコストがどんどん下げられていき、皆さんが安くていいものを望むというところからなのですけれども、実情中小企業並びにもちろん商店、小売に関しましても、日本人が日本人を雇うというのはもうかなり難しくなってきているのは全国的な流れでございます。だから、その中で一本釣りのような企業誘致というのは確かに難しくなってきているのかなと。そういう意味では、海外に工場が行ってしまう、海外で安い人件費を利用して生産をするというのが、それでないと民間の企業は売り上げが出ないというような状況の中からの話なので、なかなか難しい問題があるとは思います。ただ、砂川市として将来大切になる、そして必要であるということは、前段お話ししましたとおり、福祉関連もしくは医療関連の産業に関しましては、これからも皆さんが必要になる業種でございます。その中で、先ほどもお話ありましたが、福寿園のお話になりますけれども、これは企業としての中での話で、職業訓練やハローワークで主に建築、土木、事務並びに先ほどの中小企業大学校等でもあるのでしょうけれども、砂川市でずっとハローワークで絶えない業種の一つが介護士、ヘルパー等なのです。砂川市の福寿園を例に挙げると、現在100床定員のところ、働く人が不足しているために満床にできず、常に90台前半の部分でしか受け入れていないという現状をお話ししておりました。実情としては、福寿園、6月現在で待機者が81名もいらっしゃるにもかかわらず、人員不足のために満床にできないというようなことがございました。そこで、人材育成という意味でいろんな部分での人災育成はいろいろ手厚くあるように思いますけれども、介護士、ヘルパーに関しての人材育成に関してもう少し力を入れたほうがいいのではないかと思うのですけれども、そのあたりいかがでしょうか。

答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)

ただいま介護の関係の人材育成というご質問でしたので、私のほうからご答弁をさせていただきたいと思います。介護職につきましては、今言われたようにホームヘルパー、それから介護福祉士、ケアマネジャー、これが人材として育成をして、介護施設あるいは介護の事業所に入っていくというようなことになろうかと思いますけれども、実際砂川市でこの人材を育成する、つまりヘルパーであれば講習で資格が取れるわけですけれども、この講習を行える市内の事業所なり施設、これが整っていないということが1つ。それから、介護福祉士におきましては国家試験ということもありますので、これはある程度経験を積んで勉強されて、そして国家試験を受けていただくということと、ケアマネジャーにつきましては都道府県が実施する試験を受けて、それに合格した方はさらに講習を受けて、このケアマネジャーという資格を取るという形になりますので、なかなか今砂川市内で介護職が不足しているので、何とか資格を取ってそこに行きたいのだということであっても、実際にはこれは市内でなくても取れるわけですから、それは札幌等行っていただければそういう講習も受けられるのですけれども、地元で身近に受けれるというような部分は今確かに不足はしているという状況でありますけれども、介護職については目指す方向性によって、今のそれぞれの資格を取ったり役割を果たすというような形になっていきますので、今現在砂川市でその機関を養成するとか、あるいはそういうものを誘致してきて、そこで講習をいただくというようなことは、今現在そういう機関が不足しているというのもあるのですけれども、実際には行われていないというのが現状でありまして、情報としては先ほどもご答弁いたしましたけれども、包括支援センターあたりでそういう資格等の周知を行っておりますけれども、実際にはそれを聞いて、ほかのところで資格等をとっていただくというような現状になってございます。

質問 多比良和伸

済みません。ふなれなためにちょっと話が前後いたしましたけれども、私が言いたかったのは、企業誘致に関して福祉学校の誘致並びに福祉施設の企業誘致を考えてはいかがですかという話をしたかったわけで、済みませんでした。では、その辺、よろしくお願いします。

答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)

企業誘致に関しては、前段で申したとおり業種にこだわらないということでございますので、その中の一つが福祉関連の企業であれば、大いに歓迎して、来ていただきたいと思いますし、この企業に絞るような戦略はとっていないので、そういう要望がありましたら、どんどん情報をお寄せいただければ、それなりに担当の者が出かけて、砂川のどの辺が一番生徒さんが集まりやすいのか、またはいろいろな敷地の面積だとかございますので、そういう工業団地のほうにはこういう福祉的なものは当然無理でございますので、病院の周りだとか、または福祉、今ある福寿園の周りだとか、いろいろございますので、そういう用地を積極的にあっせんさせていただきたいなということで考えてございます。

質問 多比良和伸

企業誘致に関しまして、前段で話したとおり市民が望んでいるものを誘致するということが第一に考えなければいけないのではないかなと思う。そういう意味で、福祉と学校の誘致を提案してみたわけでございます。確かに立地場所などもあるでしょうけれども、福祉の学校に関しては、砂川にはまだまだ使用されていない、もしくは、学校といえども人員の規模にもよるでしょうけれども、転用可能な箇所が幾つもございますので、その辺を踏まえて学校の設立、人材育成並びに企業誘致につなげるというような形をとっていただければありがたいのかなと、市民からしてみたらありがたいのかと、そういうふうに思いまして、次に3番目の質問にいきたいと思います。福祉施設の充実という少し大きな項目で挙げさせていただきましたけれども、この砂川市、これからもますます高齢化社会になっていくわけでございます。その中で福祉施設の拡充に関しましては、市民の意見を十分に聞きながら検討していくというような話でございましたが、先ほど申しましたけれども、あなたの望む砂川の将来像の調査において、1位、高齢者などに優しい福祉のまち、2位に医療が受けられ、3位に産業となっております。これから市民の皆様の話を聞いてという話の3分の1は、いわゆる福祉をしてほしいということで考えられてよろしいのかと思うのです。その中、負担ということに関しましては、その人たちだけのことではございませんので、広くその負担がかかるという、どの程度かかる、その辺に関してもいろんな場所でいろんな人と相談していかなければいけないのかなと、そんなふうに思います。その中で、1つ具体的に例えば福祉施設が福寿園とみやかわで150人近く待機しているのだけれども、砂川市としては100床でも200床でもさらにふやしていきたいのだけれども、そうすると皆さんに対してこれだけの負担が上がるのだけれどもというような具体的な数値があれば教えていただきたいのですけれども。

答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)

ただいま具体的な数値ということでございましたけれども、今現在の計画が平成21年度から23年度ということになっておりまして、ここの介護保険料は1号被保険者で基本的な額が月額4,300円ということになっておりますので、次の次期計画は平成24年度から3カ年ということになりますので、こちらのほうの算定方式も今現在21年から23年度までこういう施設、こういう介護サービス、そういう要素を組み入れた、そういうパターンをつくって幾らということをはじき出しておりますので、24年度からの部分についてはまだ国からそこの部分は示されておりませんので、ですから21年から23年度の概略ということになれば、そこで当てはめるということにはなろうかと思うのですけれども、ただ先ほども申し上げたとおり、施設としてはやはりこれ必要だというのは認識をさせていただいておりますけれども、あわせて在宅の介護サービス等の充実をしていかなければならないというものもありますので、総合的に勘案をして、その計算を出すと。今の現状では24年度以降のパターンについてはまだ国から示されておりませんので、その部分を今お示しできる状態にはないということでご理解をいただきたいと思います。

質問 多比良和伸

24年まで概略が出ない、そういうことで説明がなかなか難しいということになりますと、現在それこそ100名以上の方が待機していらっしゃるわけでございます。その中で在宅と並行してということでございましても、待機をされている方というのはもちろんご高齢でございますし、この砂川市を今までこれだけのまちにしていただいたご尽力くださった方々でございます。それをいつまで待たせるものなのか、それとも入れないから、家で我慢しなさいというような現状になっている。そして、さらには、在宅介護に関しましても国等々で政策は行われていますでしょうけれども、それでも人材の不足等々から、自分たちが来てほしい、自分たちがまたその面倒をここまでやってほしい、そこの部分での介護等級とのギャップなどもございまして、なかなか満足いただけているような現状ではないと、こう思っております。ですので、介護サービスの提供は多くの介護提供の人材の確保が必要になってまいります。その中でその介護提供者に対するこれからの人材育成等々について、先ほどと重複するかもしれませんけれども、これからの介護従事者に対する人材育成についてお答えいただければと思います。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

介護老人福祉施設の関係につきましては私の公約の中にもございまして、恐らく、私も専門家でないのですけれども、執行方針の中の総括事項かなという感じはしていたのですけれども、一般質問との関係がなかなか難しいものですから、どこまでお答えしていいのかというのがございますけれども、1回だけちょっとお答えさせていただきますと、要するに今人材不足という話がございましたけれども、介護福祉士、ヘルパーについてはそんなに人材不足というわけではなくて、資格を持った方は結構おられると。そうしたら、今、民間の福祉現場で一体何が起きているのだということになりますと、人件費が低い、これを上げれば民間の施設は経営が成り立たない。余り低いとほかのほうの高いほうに移っていく。若い人はまだいいのですけれども、ある程度結婚して、それで一生生活していこうとすると介護福祉職員の給料は非常に安い。いわゆる人材のとり合いになっているというのが今の現状でございます。その中で、今砂川にある福寿園については、何とか健全経営を保ちながらやっているのですけれども、1点問題としては、その経営と人を確保、そこのところが現実には問題になっていて、人はいるのだけれども、看護師を含めてある程度の給料を払わないと来ない。または、油断していると引き抜かれるという問題もございまして、砂川市の中でその人材確保の例えば介護福祉士にしても、それはある程度専門学校なり大学に任せたほうがいいのだろうと、あとは問題は民間の施設がそれを安定的に採用できるような方策を何か考えていかなければならないのか、企業努力で何とかやっていただくのかという問題はあろうかと思います。この辺でお許しを願えればというふうに思います。

質問 多比良和伸

市長、ありがとうございます。少々話に行き詰まっていたところ、市長のほうから思わぬ振りがございましたので、その辺に関して少し最後に質問させていただきたいと思います。確かに介護は就労現場の仕事のきつさと報酬の低さによる労働者不足がやはり挙げられております。生活が安定する報酬水準と現行の水準とのギャップ分を、これは提案なのですけれども、公的事業的支出として、つまり介護サービスを高齢化が進んでいく社会における重要な社会インフラとして、何とか補てんすれば多くの雇用を生むことができるのではないかと、市民が安心して暮らす生活ができる社会を築く上で大変重要になると思うのですけれども、そのあたりなかなか現行のインフラ整備、インフラ整備といっても、もうある程度成熟経済の中でほとんど足り、何かうちまで水道が届いていないとか、トイレを水洗にしてほしいだとかという時代ではないのですから、公共的なインフラというのも少しずつ減っていっている今の現状がありますし、その中で今これから成熟経済の中で人々が本当にこれから望むものに対する社会的なインフラという意味で、介護にかかわる人々への報酬に社会インフラとして上乗せするお考えはございませんか。市長、どうですか。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

そこだけの施設ということにならないものですから、単純に市がそこに上乗せするという、いわゆる民間すべてに対してそういうことには原則的にはならないだろうと、ある程度それは企業努力の中で、または国の政策の中でその介護福祉士にかかわる、介護にかかわる職員に対する上乗せ分を国の政策の中で出してきたりというのがございますので、福寿園に関しては条例がございますので、ある程度赤字になった分については運営費については市が見るというようなことになっているようでございますけれども、ほかの施設の絡みもございますので、今ここで簡単にその部分は市が見るというふうにはならないものというふうに考えておりますので、ご理解を願いたいなというふうに思います。

質問 多比良和伸

ありがとうございます。社会インフラという言葉は、今やある程度少しずつですか、そういう言葉ができてきているのかなと、成熟経済におけるこれから必要な分野に関してインフラをしていくというようなことがこれから大事になるのではないかと。いずれにしても、医療、介護の産業の育成は極めて公的な意味合いの強い経済政策となりますので、市民の求める長寿社会、成熟社会への安心というものは雇用の拡大と、さらには施設の拡充にもつながって、そこから内需拡大、さらには税収増、そして市内全体の経済の活力につながっていくと考えています。これからの国の確かに法律の改正や地方分権化が進んでいく中で、市独自の施策や方向性がこれから問われていくものと考えております。砂川には砂川の形があってしかるべきなのかなと思います。今回雇用創出、人材育成、企業誘致、福祉施設のことについて質問させていただきましたが、同じ方向性でありながら部をまたがってしまったり、この質問に関して委員会をまたがったり、そういう方向性でしまうことを現状一部危惧するとともに、これからは市民が一番に望む将来に対してのぜひ希望や安心を与えていただけるようなことが市として、方向性として一丸となってしていただければありがたいなと、そう思って私からの一般質問を終わります。どうもいろいろご迷惑おかけしました。これで終わります。

出典:砂川市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる