みんなの議会

清里町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月11日

くらしの安心と新たな地域雇用創出への取り組みについて

2020年12月11日、清里町議会の一般質問で、古谷一夫議員が「くらしの安心と新たな地域雇用創出への取り組みについて」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
古谷一夫 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 古谷一夫

先に通告した「くらしの安心と新たな地域雇用創出への取り組み」について町長に一般質問をさせていただきます。かなり厳しいご指摘もさせていただきますのでその点についてはご了承いただきたい。このように考えます。昨年6月の定例会、そして本年3月の定例会において人口減少と超高齢化、少子化の局面に対応した地域経済の振興と雇用対策の取り組みについて一般質問をさせていただいてございます。また、昨年 12 月定例会では「障がい児の保育・福祉支援の取り組み」について質問をさせていただいた中で、特別支援学校などを卒業した後や学齢期を終えた方々に対する就労支援と地域で働く場を確保・創出することの必要性について一般質問をさせていただいております。加えて、高齢者の皆さんをはじめとした交通弱者対策や地域包括ケアシステムの構築についても高齢者の方々や障がい児支援の観点から質問をさせて頂いたところでございます。これらの一般質問に対して町長からは、個別的事項に対して「今後十分に検討させていただく」、又は「制度設計を速やかに行い、議会とも準備出来次第、協議させていただく」、さらに「近隣の町の取り組みなどをしっかり調べたうえで、清里町として何ができるか考えたい」などの答弁をいただいているところであります。言わずもがな、来年度は清里町の行政施策の推進にとって最も基本をなし重要計画となる「第6次総合計画」と、「第2期まち・ひと・しごと総合戦略」がスタートする年となります。また、町においては当然、計画策定の審議と並行しながら想定される施策や事業を落とし込んだ令和3年度の予算編成事務が行われていると認識するものです。こうした前提に立ち、これまでの私の一般質問に対して、「検討」「速やかに制度設計して協議」等々、町長より前向きなご答弁を頂いた事案が多々あるところですが、くらしの安心につながる地域雇用という視点から、現時点における検討や制度設計に向けた取り組みの進捗状況、また具体的な施策と事業をどの様に「かたち」として実行されようとしているのか、あらためて以下、3項目の質問を通じて確認させていただきたいと存じます。まず、一点目として「少子化と人口減少に対応した若者雇用対策の取り組み」についてお伺いします。 引町政においては特に子育て支援という観点から、現在まで非常に手厚い支援策を講じ、高い評価がなされていると考えるものですが、一方、結果としては少子化や人口減少の歯止めとなっていない現実があるということを、町長自身の答弁で認めていると認識しているところでございます。そうしたなか第2期総合戦略の重点的課題に関し、先の9月定例会の私の一般質問への答弁で、少子高齢化、人口減少の流れを緩和するために若い人たちの雇用確保による地域経済の活性化施策に取り組む必要があると強い意欲を示されました。当然、第1期のまち・ひと・しごと総合戦略においても、基本目標の第一番目に「地域における安定した雇用を創出する」とし、「若い世代にとって魅力ややりがいのある仕事を創出し、安定した雇用を確保する」と掲げており、「若い人たちの雇用確保や働く場の創出」は、計画の極めて重要な柱であったと理解するものでございます。第2期の取り組みに向けて、当然、第1期の反省評価が的確になされていると考えるところですが、第1期のこの6年間において取り組んだ「若い人たちの雇用の確保や働く場の創出」事業の具体的内容とその実績を、まずお示し頂きたい。あわせて第1期の反省評価基づき、第2期総合戦略においては「若い人たちの雇用による地域経済の活性化施策」の具体的展開方策をどの様に描いておられるのかもあわせてお伺いするものでございます。次に2点目として、「地域公共サービスを通じた雇用の場の創出と仕組みづくり」についてお伺いします。残念ながら清里町においては、新型コロナウイルスの影響による経済的な影響に加え、本年に入り民間の最も大きな事業所の生産ラインの縮小や事業所清算により大きく雇用環境が悪化している実態にあると考えるところです。また、商工振興計画で掲げた空き店舗対策についても一朝一夕に進むような環境にはなく、商工会としても現況対応で精一杯というのが実態ではないかと推察するところです。しかし、その一方で超高齢化と少子化、人口減少、地域コミュニティ機能の衰退等により地域の生活機能維持やくらしの安心・防災・見守り・子育て支援等の観点から、持続的に清里町が存続し得るような新たな地域公共サービスの必要性と、それを支える仕組みづくりが喫緊の課題となっているのではないでしょうか。「くらしの安心」と「新たな地域雇用や働く場の創出」に直結した地域公共サービスの仕組みづくりは、ある意味、若い世代は勿論のこと女性や高齢者の雇用創出にもつながるものと考えるところでございます。こうした、くらしの安心を生みだす地域公共サービスを通じた雇用の場の創出と仕組みづくりは、民間の力を待つことなく行政の強いリーダーシップを持って取り組むことが必要と捉えるものですが、町長の所見と認識をお伺いします。さらに昨年6月定例会において制度設計を進めると答弁頂いた地域公共交通の整備に向けた制度設計や、地域包括支援体制の充実強化の取り組みは、どの様に実行に向けた準備が現段階で進められているのかお示しいただきたいと存じます。最後に3点目として「障がい者就労支援の推進と働く場の確保」についてお伺いします。先に一般質問した池下議員と連動する部分、重なる部分があろうかと存じますが、よろしくお願い申し上げます。今から丁度一年前の 12 月定例会において「障がい児の保育・福祉支援」について一般質問させて頂いたところであり、一年経過した中で現在、清里町障がい児福祉計画が策定されているということを踏まえ質問をさせていただきます。障がい児や障がい者、さらには保護者の方を含めて生涯にわたる切れ目のない支援が必要とされるところですが、先の一般質問でも指摘させて頂いたところですが、お子さんの成長とともに課題となってくるのが就労支援と働く場の確保です。特別支援学校などを卒業・卒園した後の就労支援の現状と町の取り組みや受け皿づくりが、極めて立ち遅れていると考えるものです。具体的には就労支援 A 型・B 型事業所、授産所などがない状態、また、近隣自治体では積極的に取り組まれている就労支援センターの設置や農福連携などによる地域型の取り組みの必要性について質問させて頂いたところ、一年前の町長答弁としては清里町として何ができるか考えると答弁頂いたところですが、その後の動きが全く感じられない、見えないところでございます。ノーマライゼーションが言われて久しくなるところですが、障がいを持ちながらも地域の中で生き生きと暮らし働いている姿があるということが特別な事ではなく、普段、日常の光景になることを目指し、今回策定される障がい者福祉計画と障がい児福祉計画に具体的に反映し、一歩踏み込んだ取り組みが求められると強く考えるものです。今後、次期計画の策定、事業の中に具体的にどのような形でそれらのものを反映していかれるのか町長の所見をお伺いするものです。あわせてこの1年間、何を検討されてきたのか近隣町村の実態調査も含めてご答弁をいただきたい、このように存じます。以上、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

それではただいま古谷議員よりいただきました、くらしの安心と新たな地域雇用創出への取り組みについての御質問にお答えを申し上げたいと存じます。まず1点目の「少子化と人口減少に対応した若者雇用対策の取り組み」についてでございます。質問をいただきました項目、かなり多岐にわたっておりますので、少々答弁の方も長くなるかと思いますが御理解をいただきたいというふうに思います。ご質問にありましたように本町では、少子化と人口減少に対応するために人口ビジョンに基づきまして平成 27 年度に清里町のまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定をいたしまして、その中において安定した雇用の創出、新しい人の流れをつくる、子育て支援の充実と住み続けたいまちづくりの4つの基本目標のもとにそれぞれの対応を積極的に推進をしてきたところでございます。しかし、こうした施策を持ってしてもなかなか雇用の場の確保という部分においても厳しいものがあったんではないかなというふうに思っている次第でございます。特に若い人方が魅力ややりがいのある仕事をいかに創出していくかと。そして安定した雇用を確保するという部分において満足な成果が出ていないのではないかということであります。それぞれの見方、とり方は色々あるかと思いますが、町としては今までも具体的な事業として、農林業等の産業の振興や地場産特産品事業の拡大とブランドの強化、また起業される方に対する環境づくり対策、こういうものを総合的に進めてきたわけであります。そんな中で少しでも改善ができるようにというような努力をしてきたところでもあります。また全体としてそういう対策を打つ中においても、やはり働きたい人と働いて欲しいという事業者側との間でのミスマッチも起きてきているのではないかなというふうに思っている次第でもありますし、清里町においては特に今年は合板事業者による製造ラインが移転をするという大きな出来事がありましたし、本町においても林産企業の工場が1社廃業するというようなこともあったわけでありまして、こうした意味においても雇用の場が失われたという部分においてはかなり大きな痛手になっていることも事実ではないかなというふうに思っております。また、こうした中で現在策定中の第2期の総合戦略の中におきましてもこの地域と生活を支える産業の振興それから若い人達の子育ての夢や希望を叶える、そして、安全で安心して暮らしていける町をつくりあげていくというこの3つの視点のもとで、それぞれの事業展開をすべき、策定を進めているところでもあります。こうした中に一抹の活路を見出していきたいと考えている次第であります。次に2点目の「地域公共サービスを通じた雇用の場の創出と仕組みづくりの関係」であります。これまで町においては、法に基づいて指定管理者制度を始め業務委託による事務や事業のアウトソーシング、これが可能な分野においては積極的に外部委託を推進してきたところでもございます。また一方で今年度よりその雇用の部分におきまして会計年度任用職員の採用というようなことで制度が若干変わってきておりますので、これらに対する対応についても進めてきているところでありまして、また新たな角度からの雇用の芽を引き出していきたいというふうに考えている次第でもございます。また、その質問の中にありました「新たな地域公共サービスを通じた雇用の場の創出の仕組みづくり」の考え方であります。この取り組みについての必要性、十分に認識をしているところでありますが、これについては新しい公共とソーシャルビジネスとしての取り組みの大きな課題でもございますので可能性・必要性について十分に検証していかなければならない。これは行政だけでやり切れる仕事ではありませんので、しっかりと民間の事業者の皆さんとも勉強をする中で取り組みを進めていかなければならないものというふうに考えておりますので勉強させていただければというふうに思っております。また具体的な雇用の場につながる新たな事業化の取り組みなどにつきましては、JAまたは商工会そして関係の事業所の皆さんとも改めて相談する中で可能性について協議をしてまいりたいというふうに考えております。また、御質問いただきました地域公共交通の関係でありますが、これにつきましては路線バスが廃止をされまして、そうした中でスクールバスでの一部の乗車を行っている実状とさらには鉄道のJR釧網線の維持存続という部分が大きなこれからの課題になってきておりますので、関係の団体又は沿線の市町村とも連携を図りながら、こうした生活の足の確保に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。そうした中、高齢化が進む状況の中で自家用車を運転することができない高齢者の皆さんも今後増加していくということが考えられております。その中で買い物や通院などでの生活の足としての交通移動手段の確保については、ますますこれから需要が高まっていくものと判断をしているところでありまして、こうした対応をするために今年度からそうした方々への交通手段の支援という形の中で、ハイヤー等の利用助成事業を実施してきたわけでありまして、おかげさまで現在までに 240 名の皆さんに御利用をいただいている状況にあります。今後においてはこれらの利用実態を十分に把握、検証する中で本制度のさらなる充実に向けて取り組んでいかなければならない、そういうふうに考えている次第でもありますし、また新たな公共交通体系についても今準備作業に入っているところでありまして、作業ができ次第、議会、委員会とも十分に内容について協議をしていきたいというふうに考えている次第でもございます。次に3点目の「障害者就労支援の推進と働く場の確保」についてでございます。御案内のように本町においては先ほどの池下議員からの質問がありましたように、それぞれの子育ての窓口が弱点であるということと、それともう1つは施設そのものが就労の施設が本町には具体的にはありません。ただ、一般企業としての障害者雇用の法に基づく就労はあるわけであるわけですけれども、専門的な継続支援としてのA型、B 型、授産施設的なものは無いというのが実情でありまして、この部分においては少し弱いのではないかなという御指摘そのものかなというふうに思っている次第であります。こうした中で障害者雇用の部分については先ほども申し上げました保健福祉課を中心としながら相談窓口を開いてきているわけでありますが、具体的にそれぞれの課ということで広く全庁的な課題として取り組んでいかなければならないという認識のもとでありますので、今後においてそうした障害者雇用に関わる労働条件、また職場環境の整備等を含めた中に、あり方についても十分に検討をしていきたいというふうに考えるところであります。また事業者の皆さんに対しましても、そうした理解と積極的な雇用の取り組みについては関係機関会議等を通じながら私の方からお願いを申し上げたいというふうに思っておりますし、具体的な雇用の就業支援事業所の立ち上げ等が可能なものかどうか、関係の皆さんとも相談をしていきたいなというふうに考えているわけでありますし、また、そうした全体を通じた中での障害者雇用のあり方についてもご理解がいただけるように協議の場を設けていきたいなと考えているところであります。その中において御理解をいただければというふうに思います。以上、申し上げまして1回目の答弁とさせていただきます。

再質問 2番 古谷一夫

それでは再質問させていただきます。1点目の少子化と人口減少に対応した若者雇用対策取り組みの関係で、今の町長の答弁の中では農林業等の産業振興、地場産品事業の拡大とブランド強化、企業就労環境の構築、こういったものについて取り組んできたというお話があったんですけども、まち・ひと・しごと6ヵ年については数量化した中での目標を設定しながらやってきたはずなので、具体的に若者雇用の場がどのような形で数量的に拡大されたのか、成果としてあがっているのか、具体的に御答弁願いたい。まずお願い申し上げます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの具体的な雇用の場の創出と、また産業振興等の事業の展開であります。基本的には本町の基幹産業であります農林業を中心としながら産業の振興と雇用の拡大をということで、農業振興計画の中でも様々な事業計画をさせていただいております。ただし、現状としては実態的に雇用の場が確実に起きてきたかとなると、なかなか難しい部分があるかなというふうには思っているところでありますが、全体的な事業の拡大の中、雇用枠は少しずつ広がってきているのではないかなというふうに思っております。また、町として農業後継者の育成または林業従事者の雇用の安定化に向けた事業の展開もしておりますしさらには新たに清里町においでになられる方の起業化また新事業に対する新店舗の関係でありますがそういう支援を行ってきております。さらには既存の事業者が事業拡大をするための店舗の改修等の各種の支援も行ってきたところであります。さらには若い人たちが移住定住をしていただくための移住定住に向けた住宅の建設や借りる部分においての支援対策も行ってまいりました。そのほか、新たな観点として住宅の建設に向けても、清里は公営住宅が中心の町でありますが、新たに民間活力をという中で民間の方々への建設事業についても賃貸住宅についても支援をしてきたところでございます。こうした様々な事業の展開を行う中、雇用の場の確保という部分を含めた中で対応をしていただいたところであります。以上でございます。

再質問 2番 古谷一夫

質問したのは数量的に定量的にどういった形で成果が表れていると話をさせていただいたわけで、基本的に若い人は新しく新規雇用をやっていくというのは非常に難しいというのは基本的な話であって既存の産業における雇用という部分を何とか持続して継続していくその結果に留まったというのが今の答弁の本質的な内容であって、あたかも事業が新しい雇用、若者雇用にはなかなか結びついてなかったというそういった評価を率直にされればいいのかなと私は思うところであって、であるならば、そういった状況が若者の雇用創出というものがなかなか既存的な雇用の安定化だとかそこは頑張ったよ。でもなかなかできなかった。これからまだ課題が残っている、とすればその要因だとか人材不足、よく町長ミスマッチングという言葉を使われるんですけども働きたい方と雇いたい方という、そのミスマッチング起きる要因そういったものをきちんと来期の反省評価の中で捉えていかなければ第2期における若者雇用の創出なんてことは基本的にできないんじゃないか、その要因ミスマッチングの要因、それから若者雇用の新しい創出が出来なかった要因というのはどこにあるかと認識されているか御答弁願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

若者の雇用に対するミスマッチというか雇用の創出がなかなか難しかったという部分でありますが、これは一概にはなかなか言えない大きな奥の深い問題でありますが、端的に一番表面な部分でいけばその大きな要因としては求人の事業所が少ないと。まず清里にはそういう事業所が少ないということと、希望する職種の事業所がさらに無いということがあげられるのかなというふうに思います。またその他には職種の問題、年齢の問題、一番大きいのは資格だと思います。資格やスキルが一致しない、また賃金や働き方の形態も一致しないということと、清里町という地域的なその交通の便とかそういう部分においてもなかなか選んでもらえないという部分が最も大きな要因ではないかなというふうに考えているところでもございます。また、やはり求人する側と求職する側との思いが一致をしないと、一時的に来ていただいてもすぐ何ヶ月かすると、いや私の思いと違いましたとどんどん辞められていくということが生じてきていると思いますし、町の役場の職員の中も、今までかつてないだけ、ここ数年間で何人かの職員がやはり合わなかったということで辞められる方も現実としていたということも踏まえながら、そこら辺の全体の環境づくりを含めて取り組んでいかなければならない大きな課題だというふうに思っている次第でもあります。

再質問 2番 古谷一夫

基本的な考え方の発想転換をしていかないと、なかなかその点は改善されていかないし、前に進んで行かないのが実態で、今、時代は仕事に人が合わせるのではなくて人に仕事を合わせる時代に入っている。そういった環境条件が当町にあるのかということ。今、町長は役場の職員でさえ辞めていくんだと。そういった環境や条件という中において、果たして清里町は若い世代に選ばれる自治体になっているのか。働きたい場所として環境条件になっているのか。それから清里出身の、例えば清里高校に対して多大な支援をしていますが専門学校や大学、短大に行って戻ってきたいという時に働く場がないというのが事実であって、彼らが戻ってきて自分達でなんとか地域おこしていこうと思っても、働く場が無ければ彼らの意欲というのはいくら高校まで支援してもそれが地域にフィードバックされてこないし、子供たち自身にもフィードバックされていかない。そういった選ばれる自治体になる。そういった具体的な環境条件づくりが必要になるんじゃないか。特に最近はコロナ禍の中においてリモートワークを中心としたテレワークだとかワーケーションだとかコワーキングスペースをつくって、そこで共同的な事業をやりましょうという随分ブームになっていますが、その前提としてはやはり選ばれる自治体としての環境条件が作られているかどうか、こういったことが大きな課題、要点になってくる。そういった観点でも第2期に向けてのまち・ひと・しごとに向けての取り組みというものの方向性というのが描かれているのかどうか、改めて答弁を願いたいと思います。お題目で若いものを若者といって具体的な環境条件を使わなければ戻ってくることさえできないし、新しく出身者でも戻って来れない、ましてや新しい地域で今言ったコロナの環境の中でこういった過疎地においても自分の能力を生かしながら働こうと環境条件が全く整ってないという中においては具体的な環境条件というのをどのように行政として計画の中に織り込んでいくのか。そこの視点がなければ非常に言葉に書いただけであって実態が伴わない、第2期もそうなってくのではないかと危惧を持つものですが、町長として第2期のこの辺の取り組みをどのように描いていかれるのか、改めて御答弁願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

なかなか難しい御質問かなというふうに思います。現状問題として清里町には働く事業所が少ないというのは事実でないかなというふうに思っておりますし、かつ子供さんたちが就職する側の立場での希望する職種での事業所がそうなると少ないどころか全くないという部分もあるんではないかなというふうに思っております。そういうものを全て揃えていくということについても、なかなかの行政がそれを全てやるということにもなってこないわけでありまして、それらの体系的にどういう手法をこれから求めていく、これがこれからの大きな課題になってくるだろう思います。その1つとして先ほどありましたようにテレワークだとかワーケーションだとか、色んなICT技術を活用した職場の考え方、取り組み、あり方というのも出てくるのではないだろうかというふうに思っております。幸いに、清里町は光回線が全町すべてに行き渡っている町であります。皆さん当たり前というふうに思っているかもしれませんが、これだけ全町くまなく光回線がはしっているというのは管内的にも何町村しかまだない。その中にそういう基礎的条件は十分に持っているわけですから、これらを全面に押し立ててこういう環境の町だという謳い出しをしっかりやっていかなければ。そしてこういう環境下にあるんですという部分を知ってもらうということがまず大切な話でありますので、そういう部分を含めた中で、これからの対応をしていかなければならないというふうに思っているところであります。当然、清里町を選んでもらい清里町に来てもらったというようなことならば、専門的な部分についての支援は当然させていただかなければなというふうに思っておりますし、来られる方々の気持ちになった中でいつまでも清里に持続的に勤めていただける様々な環境、これは1つだけの環境ではなく、総論的な環境づくりをしていかなければならないというふうに考えている次第でもあります。今後の総合戦略の中に具体的な事業展開として、しっかりと謳い込みできるものについては謳い込みをしながら、そういう方向性を皆さんとともに考えていきたいと思う次第であります。御理解をいただければというふうに思います。

再質問 2番 古谷一夫

この条件環境の話で一番大きなポイントは、働く事業所は清里町内ではないという話をまずされました。それでは2番目に関連しながら、それは外から呼び込んでくる努力をこの5年間、6年間の中で具体的に何をさされたのか、まず町外からの企業誘致、そういった実績はどうであったかということをまずお尋ねしたいと思います。合わせて2点目の関係で出てきますので、地域公共サービスそれは行政がやるものではなくて民間と協力しながら、言葉は非常に綺麗です。具体的に町内の民間と言いながらも商工業者がこういった疲弊した状況の中において、それだけの財力や財政的な力や発信力を持っているか、それはそういった時代ではないというのは町民等しく認識しているのであって、やはりある一定の行政のリーダーシップの中で新しい雇用の場を創出していく必要性、そういったものが求められているではないかと、このように考えるところであって。町長の答弁になかった既存の指定管理制度や業務委託の中で雇用が繋がった。これはあくまでも既存の雇用を持続させるための手段であって、指定管理は委託によって新しい雇用が生まれた。働く場が生まれた。それは直営であろうがみんな同じなんです。逆に言えば私の感覚的に言えば直営でやっていた時代、委託でやっていた時代よりもそこの従業員は絞られているんじゃないですか。逆に減ってきているんじゃないんですか。安定的な雇用という部分と新しい雇用の創造というところに、そこでも逆に言えばミスマッチが起きている。指定管理しようが委託にしようが直営であろうが公共サービスで必要な雇用というのはそれは不変なんです。逆に民間によってそのノウハウを生かしていくという形の中で、ある意味ではそこで新しい雇用を創出するような新たな取り組みが行われれば当然雇用を生じるわけですけれども、そういった取り組みを今までこの6年間見られたか、第一期の中に見られたか、私はほぼ皆無に等しいんではないかこのように認識するところですけれども、1点目の先ほど申し上げた企業誘致、どのように取り組まれたのか。それから今言った指定管理とか委託は本当に新しい雇用の創出に地域の創出に結びついているのかご答弁願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

雇用の場の確保の関係でありますが、基本的な新たな事業としての企業誘致はどうしたんだということでありますが、具体的な部分としての企業誘致の実績はないわけでありました。その代わりと言ってもおかしいわけですが、若者に対する様々な支援を打ちながら、それぞれの事業所で雇用していただいた方々の環境をつくるという部分での事業展開をしてきたところでもございます。また企業誘致ではありませんが働く場の新たな確保というようなことから町においてもケアハウス、これは雇用の場ということよりもやはり高齢者の皆さんの居住環境という福祉施策としてやっておりますが結果としてそれができたことによって雇用が生まれてくるということもありますし、情報交流施設のきよ~るを再開させていった。それによってあそこでの雇用が出てきている、そういう部分でいきますと今までの歴史の中でそうした事業展開を町自体も行ってきたわけでありまして全体の底上げに一部として公共的な事業をやりながら雇用にも繫げていったという部分があるのではないかなというふうに思っている次第でもあります。今後においても地域公共サービスという部分と、先ほど民間との関係で、もう民間にそれだけの力はないんじゃないかと。公共が前面に立ってやるべきでないかと。それも1つの手法かなというふうに思いますが、やはりこれはタイアップしながら民間も行政も一緒になってやっていくという形でなければ、なかなか成り立っていかないだろうというふうに思っている次第でもあります。これは先ほどの答弁でも申し上げましたように、色んな事業体がありますから、そこら辺の皆さんともしっかりと連携した中で仕組みづくりをしていかなければというふうに思っております。あくまでも議員がおっしゃられるように、かなり民間の部分での立ち上げというのは厳しいだろういうふうに思いますが、できないところを行政がしながら、ただ運営はしっかりと民間にやってもらうだとか、そういう部分での仕組みをどう捉えていくかと。これはあくまでも商売になってきますから、起業家でありますのでただ立ち上げてそれであとは知らないよ、ということにならなくなってまいりますので、そこら辺、行政としてどこまで踏み込んでいけられるか。これはしっかり勉強した上で対応すべき課題、大きな課題だというふうに思っております。その手法がどうこうということではありません。必ずそういうところから、今後の活路が生まれてくるだろうというふうに私自身は理解をしておりますが、いざこれを具体的に立ち上げるとなれば、やはり立ち上げる土台をしっかり作っていかなければ、いくら言葉で言ってもそう簡単には立ち上がってこないということも現実ではないかとそういう思いでしっかりと勉強させていただきたいというふうに思います。

再質問 2番 古谷一夫

質問を誤解されている部分あるかと思うんですけれども、私は行政が全部主動でやれと言っているのではない。強いリーダーシップ持ってやっぱり地域の雇用をつくっていく必要性があるんではないか。それからもう1つ、商売だと言っていましたけども、私が言っているのは、地域公共サービスは新しい時代における地域公共サービス、町長が答えたとおり 20 年前に介護保険法ができて老健ができたように、そこに地域公共サービスの需要が出来ればそこに雇用の場が生まれてくるのはあたり前。すべてが商売ではないんです。今求められているのは地域の中における部分については新しい時代における地域課題を解決していく公共サービスのあり方の中で雇用を生み出していく。そのリーダーシップを町がとりながら町内、町外の民間と連携してやっていくという、そういったスタイル。先ほど町長がソーシャルビジネス、検証しなければならない。ではこの6年間は検証をして、結局また次の5年間は検証の時代であって、検証、検証で具体的な取り組みの芽だしができないまま過ぎてしまう、そういった危惧を非常に強く持つところであって、地域課題にアプローチした公共サービスの仕組みづくりというのは、これも全国各地でも次から次と行われているのが実態であって、具体的に言えば空き店舗等を利用したまちづくり会社をつくりながら町内、町外、Uターンの方も含めながら、今行政だけでは取り組めないものを行政課題と地域公共サービスとしての課題があるからそれをきちんと地域に向き合いながらつくっていくという仕組みであったり、零細小規模事業者が協同組合化していく新しい法律もできたりして労働者自身が、そういった組合を作る法律も今般できているというふうに認識しているとこであって、例えば公共施設の管理、そういった個別的発注がもっともっと長期的展望に立って協同組合化しながら、そこで新しい雇用を生んでいくとか、あと福祉でいけば今年取り組まれた高齢者の見守りだとか給食サービスのあり方だとかコミュニティカフェであるとか、後ほどまた質問させていただきますが地域交通公共の仕組みづくりの中での雇用ですとか、託児や預かり保育の問題、少子化に対する子育て支援に対する部分、障がい児の放課後デイサービスであるとかこれから冬になってきますと通学路、商店街の除雪環境、そういったものですとか今地域の中である課題を公共サービスとしてどのような形の中で受け皿をつくって仕組みをつくって向き合っていくか。その中で新しい雇用を生んでいく。それには若者もありましょうし高齢者もある女性もあるそういった商売ではない部分ではあって今地域が抱えている課題にアプローチしていく、そういった公共サービスの就労の場というのはいくらでもまだ手つかずで、うちの町ではあるんじゃないですか。逆にいえば、その後進地域というのはうちの町の実態じゃないでしょうか。そういった考え方を町長は持っておられるかどうなのか。あくまでも商い、商売、そういった中で考えられているのか。改めて第2期のまち・ひと・しごとの中でそういった捉え方であるとすれば、それは方向性や道筋を間違うのではないか、このように考えるところですがご答弁願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

雇用の形態の関係でありますけども、前段申し上げましたのは私としては地域のそうした様々な課題をビジネス形態を持って取り組む、いわゆるソーシャルビジネスという手法もこれは1つの手法として御提案をした話であります。そうした中で、今議員がおっしゃられるような新しい行政ニーズ、需要に応える様々な課題をどうこれから捉えながらそこに雇用と結びつけていくと。これはまた違う観点での話になってくるかと思いますが、私としてはいずれの方向をとっていくか。どれがビジネス型の方により近いのか。それからどの方向が行政需要としての住民のニーズに近いのか、それを見極めながら何でもかんでも一色単にしてやるということにはならないだろうというような意味合いで申し上げたところでありますので、そこら辺についてはご理解をいただきたいというふうに思います。いずれにしても大きな多様化する住民の皆さんのニーズがあるわけでありますから、そうしたニーズにどこまで行政が応えていけるのか、この部分も含めながらそこら辺のあり方について、仕組みづくりについて考えていかなきゃならないと大きな課題だというふうに思っております。決して行政需要を切り捨てる、そんな考え方はないということをここで明言をしながらそういう方向性を探っていきたいということであります。

再質問 2番 古谷一夫

私が質問させていただいたのは、あれもこれもやれという話はなくてそういった新たな地域課題に対応するための地域公共サービスというのは幾らでもまだうちは手つかずであるのではないか、そこをしっかりと今回の第6次の総合計画や具体的な事業展開というのは、まち・ひち・しごとの第2期に置き換えると言っているわけですから、そこで具体的事業を起こすというふうに具体的に言っているわけですから、そこをきちんと具体的に何なのかということを取り組んでいただく中で、先程の第1期の反省評価にあったように沢山やりました。でも結果的にそういったことをやったことはやったけどなかなか難しかった。また第2期も難しかったでそれで済ましていけるのかどうなのか、そういった環境にはもう当町はないんではないか。これだけ人口減少や超高齢化や、先ほど池下議員がご質問されましたけれども障がい児の様々な置き去りされた問題もある訳であってそういったものに具体的にアプローチしてこそ第6次の総合計画の意味合いがあって、第2期のまち・ひと・しごとの意味合いがあるんではないか。そういう観点で今後の最終場になっていると思いますけども、後期計画の策定を最終の落としどころ、それから新年度予算に向けての具体的な予算化、こういったものに取り組んでいただかなければならないこのように考えるところです。ぜひそういった方向性、決して町長と課題を間違った方向でいっているとは言っていませんので。具体的に町民が見える形で実体を伴った形で事を起こしてくれと私は求めているわけであってそこを是非ご理解いただきたいこのように考えます。それともう1つ気になるのは、今言ったような地域での仕事の作り方というのは先ほどもおっしゃった様に、仕事に人が合わせる時代は終わって人に仕事を合わせていくこれは地域版のハローワーク。国がやっていればいいんだという話ではなくて、地域の中の実態に応じた地域版のハローワークとか、しごとコンビニ、今東川町で行われているような、そういった形ですとかパートですとか高齢者、女性を人に合わせた仕事、そういった中でコーディネートしていく仕組みですとか、きたみらい農協や、十勝で進んでいる農業求人用のアプリのデイワークですとか、どんどん新しい形で進んでそういったものを運用するための人材ということも含めた時に先ほど言った新しい公共の中における公共サービス。そこで、非常に気になるのは地域おこし協力隊の制度の運用のあり方。町長も御存じの通り、かなり経過年数があって、今1年追加で募集1人任期がきたという形の中で、若い人たちも含めて U ターンも含めてやってくとすれば、現在は上川スタイルですとかニセコスタイルですとか津別モデルですとか1人だけ入れたって機能しないです。若い世代の地域の人達と連携しあっていく、そういった来た人たちが、地域おこし協力隊も複数で、5人6人いることでお互い助け合って、刺激し合って次の課題にアプローチしていく。ただ単に補完的な要因として1人ぽつんと。それは本来的に今の成功事例と失敗事例をきちんと検証されればどういった形の中で地域雇用だとか地域課題にアプローチしていくための地域おこし協力隊の使い方とか活躍の場をどういうふうに作っていくか。やはりもう 1 回根本的にその辺を含めた中で地域雇用地域公共サービスという観点からも、もう1回根本的な見直しをして、もっと大胆に取り組まれたらいかがか。町長のその辺の考え方、現在の地域おこし協力隊のあり方で十分良しとされるのか、今後の方向性についてもご答弁願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず前段の新しい公共としての新たな行政需要に向けた雇用のあり方という部分でありますが、これについては様々なニーズがありますので、これらを受けながらどういう形で取り組みを進めていけるかという部分に十分に勉強させていただきたいというふうに思います。それから地域おこし協力隊の関係と合わせて先ほどの地域版ハローワークと言うんですか。そういう考え方の件でありますが、御案内のようにしごとコンビニという手法で、これはどこか本州の方で1回始めた事業みたいでありますがこれが今北海道の東川で新たな事業展開の窓口として頑張っているというふうに聞いております。私も内容を拝見させていただいたわけですが、基本的には事務所に働きたい人が登録をし、それを見ながら働いてもらう側がアプローチするというようなことですが、議員からのご質問にありましたように、これは働く側の希望職種を自分で選んで自分で手を挙げるという事業がそんな仕組みになっているようであります。清里町の場合、シルバー人材センターがありますから、これはただ年齢が 60 歳以上の方が登録ということでちょっと内容が違いますけど、ただそこを上手く活用しながらそういう広い求人と言いますか、そういう形でのハローワーク的な要素が生み出せられないかなとそんな考えをいたした次第でありまして、そういう部分を含めてこれらについても勉強してみたいなというふうに思っております。また、もう1つは農協さんがやっている求人アプリの関係でありますが、これも十勝方面を中心に各農協で徐々に入れてきているというのが実情ではないかなというふうに思っております。以前にも、農協さんの方に確認した段階では今の段階では清里町においてそれだけの職種と対応がないということで、まだもう少し様子を見ている段階だというふうにもおっしゃられておりますので、いつかの段階ではそういう立ち上げが出てくるのかなというふうに思っているところでもあります。こちらの方は、農業という限られた部分でやっていますが、これが広くなってくると、先ほどのしごとコンビニ的な要素になってくるのかなというふうに思っておりますが、農業部分については農協さんの方での対応を待ちたいなというふうに思っている次第であります。それから地域おこし協力隊のあり方でありますが、基本的には地域おこし協力隊の皆さんというのは自分の行きたいところに行って、そこで色んな起業化に向けた段取りを隊員である間に地域に貢献をしながら作っていくというそれが1つの目的でありますが、ややもすると行政側の方で求めるに当たっては役場の臨時職員的な考え方で求めるだとか、女性を頼んで花嫁候補にしておくだとかそんなおかしな雇い方も多々あるというふうに聞いております。本来の原点に返った地域おこし協力隊としての役割の中でしっかりと行政側も捉えながらお願いをするというような形になっていかなければ本来の姿にはなってこないし、結果としては3年終わった時に移住なり定住に結びついていけるかどうかと、そこが大きな課題になってくるんだろうというふうにも思っている次第でありまして、清里町においてもそういう目標を見失うということなく、しっかりと位置づけた中での協力隊員の募集という形でいきたいと思います。それで議員おっしゃられたように1人ではなかなか相談相手もないし、大変だろうという部分、それもそのとおりかと思いますが、管内的に協力隊の協議会ができてますので相談の協力隊員同士でのそういう部分も少しずつでき上がってきているようでありますので、そういう部分を最大限活用しながら、やはり隊員は隊員としての色んな考え方もあるでしょうから、それをしっかり我々としても受け止めながら将来にやはり繋がっていく、起業化に繋がっていくという形での募集をしていけるように努力をしていきたいというふうに考えるところであります。

再質問 2番 古谷一夫

時間が限られてきていますので、最後の障がい児者就労支援の関係について再質問させていただきます。うちの町で遅れているのは、やはり当たり前のことを当たり前に地域に根付かしていくというそういった取り組み障がい者の方々、地域の中で日常的に働いている環境、例えば具体的に申し上げると前回の質問の中では就労支援センター近隣町村は次から次へとつくっていく、そういった中においてうちの町は非常にここは空白で弱い部分であって、先ほど池下議員の質問で令和3年度中に包括支援センターが子育ても含めた支援センターの中で対応を行っていく、それは評価をさせてだきたいと思いますので、ただそういった組織しかできなくてもできることはある。具体的に言いますと行政の仕事の中、指定管理の施設ですとか沢山あるわけです。焼酎工場があったり、きよ~るがあったり、道の駅があったりとか町のキャンプ場があったりとか色んな部分で働く場は沢山ある。そこに支援員や補助者共々、まず具体的な入り口を作っていくというところを、まず行政が主動していかなければなかなか民間で一気にA型 B 型と言ってもなっていかない。やはりそういった日常的な行政の責任でできる範疇は沢山あるわけですよ。第一として、そこに取り組んでいただきたい、強く要請をしたいと思います。その中で民間へ波及させていく。特に当町農業の町ですから津別にしようが小清水にしようが農福連携というものは、具体的にそれは農業者、障がい者の保護者の団体や社会福祉協議会、中には道の駅と組んだとか農協と組んでとか色んな多様な働く場を地域の特性を活かしながら作っている。ところがうちの町はなかなか1つすら見えない。まず出来るのは、町の関与している直接的な事業や委託している施設、事業、そういった中でまず見える化をしていただきたい。そういった中でしっかりと民間との関係を連携を作りながらやっていく最初から商工会、農協とやりましょうと言っても町自体がそういった取り組みをしていないと一気に行くことは非常に難しいというのが実態ではないかと思います。ぜひぜひそういった取り組みを早急に進めていただきたい。それと 1 つだけ池下議員への答弁の中で気になった部分で、窓口の話で細かい話や対応は難しい、町長何回も答弁をしていました。これは保護者にとって細かい話ではなく、極めて重要な話なんです。細かいとか細かくないという話ではなくて、やはり切実で重要な話。そういった意識を持って細かい話は専門機関なんだ、町は窓口としては一般論でいくんだというならば包括の支援センターを作ってもなんら今までと変わらないのではないか。やはりそういった物の考え方ではなくて、一つ一つが細かい話ではなくて大切な話だという観点に立って是非今後の対応の窓口を一本化しながらしっかりと作り上げていただきたい。この就労の関係の具体的な入り口と相談の窓口の強化、これを是非進めていただきたい。町長の考えを再度答弁を願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

行政自体での働く場の確保の関係でありますが、御指摘のように本町のそれぞれの施設、民間に委託をしている部分もありますし、指定管理している部分もありますが、多種色んな部分の形態での職種がありますので、その中で民間委託している部分については民間側の雇用の関係もありますから慎重に進めていかなければなりませんが、町としてもやはりそういう障がい児の、また障がい者の雇用の関係について、しっかり意向が伝わるようにやっていきたいなというふうに思っておりますし、また町自体も法定雇用以外でも、やはりそういう部分で間に合うという部分があれば一般の新規採用または社会人枠の中に組み込みながら、どういう形が取っていけるか部内でもよく相談をしていきたいというふうに思っております。そんな中から少しでも雇用の場が行政を通じなから民間の方に波及効果として広がっていける、こういうスタイルが最も好ましいというふうに思っておりますので、まずその足元から整理をしていきたいなというふうに思っております。それから障害に関わる相談窓口の関係でありますが、私は先ほど申し上げましたのは今現在、専門的な職員の配置がないものですからどうしても細かい話になると、職員自体がわかっていないという部分もあるいうふうに思っておりますので、そういう部分について、相談に 100%応じ切れないところもあったというふうな思いをいたしておりますので、今後の包括支援センターの中には先ほど申し上げましたように専門的な職員の配置を含めての立ち上げを本来的にやっていきたいと思っています。ただ当初の段階からその職員を採用しなければなりませんから、それを待って出来上がってからということではなかなか立ち上がってこないというふうに思っていますので一定の形がほぼ整いつつありますので、そういう中において、まずは令和3年度中に方向性を探っていきたい、立ち上げていきたいという考え方でありますので、細かい話を云々ということではありませおんで、専門的な職員の配置を持ってそこら辺を解決していき、そして相談に来られる方がそこでトータル的に終わるというような体制ができればなという思いでおりますので御理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 2番 古谷一夫

今、色々お話いただきましたけれども障がい児・者の就労支援については非常に大切なことだと認識しております。それは単純に救済的な話ではないんです。今これは世界的、日本も新しい法律どんどん改正されていますけれど、障がい者が働くということは生存権なんです。権利なんです。救済じゃないんです。行政の本来的な仕事です。役割です。そういったものをしっかりともう一回肝に銘じて見える形で具体的に形にしていただきたい。生まれて亡くなるまで生涯にわたって切れ目のない支援をそれぞれの国の行政、道の行政、市町村行政はどうやっていくか。また広域行政がどうやっていくか。そういった中で足元の市町村行政が大変だけども人材的にも、財政的にも大変だけど、ここは担わなくちゃいけないというところがあるわけであって、そこを抜かないでぜひ取り込んでいただきたい、このように要請をして質問を終えたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

最後の質問でありますが、障害者の雇用の関係については障がい者だから特別枠ということの考え方ではありません。あくまでも健常者も障がい者も同じ立場での、言葉ではノーマライゼーションという、そういう感覚の中でみんなと同じようにという気持ちで考えていきたいと思っておりまして、特別な対応としての云々という考えよりも一緒になってやっぱりまちづくりをしていただける、そういう土壌を町としても行政としてはもちろんですが、町全体としても作り上げていければいうことで今後の総合戦略の中においても、しっかりと位置づけをさせていただきたいと考えている次第であります。以上です。

出典:清里町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月11日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる