砂川市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月20日
(1)砂川市第6期総合計画の補強と砂川市防災計画の見直しについて/(2)就学援助制度の改善、拡充について
2011年6月20日、砂川市議会の一般質問で、土田政己議員が「砂川市第6期総合計画の補強と砂川市防災計画の見直しについて」「就学援助制度の改善、拡充について」について質問し、総務部長 湯浅克己、教育次長 森下敏彦、市長 善岡雅文、教育長 井上克也が答弁しました。
- 質問者
- 土田政己 議員
- 答弁者
- 総務部長 湯浅克己、教育次長 森下敏彦、市長 善岡雅文、教育長 井上克也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 土田政己
私は、今回の一般質問で防災問題と教育問題について善岡新市長と井上新教育長に質問させていただきます。まず初めに、3月11日に発生した東日本大震災の教訓を踏まえ、砂川市第6期総合計画の補強と砂川市防災計画の見直しについて質問をいたします。巨大地震と大津波、福島原発の事故で大災害をもたらした東日本大震災から100日が過ぎました。しかし、いまだに7,000人以上の方々の行方がわからず、大量の瓦れきを前に復旧はなかなか進まず、復興がおくれております。しかも、福島原発事故で今も8万3,000人の人々がいつ戻れるかわからない避難生活を強いられており、相馬市では酪農家が原発さえなければと書き残してみずからの命を絶つなど、深刻な事態が続いております。私は、東日本大震災で犠牲になられた方々、被災を受けた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、福島原発事故の一日も早い収束と、被災地に寄り添った現場の目線での住民が主人公の立場からの一刻も早い復旧、復興を訴えるものであります。3月11日に発生した東日本大震災と東京電力の福島原発事故は、今後のエネルギー政策を含め、これからの日本の国のあり方と地方自治体の今後のまちづくりに大きな教訓をもたらしました。大災害から住民の命と財産、安全をいかに守るのか、災害に強いまちづくりをどのようにつくっていくのか、原発の危険から住民を守るとともに、原発依存エネルギー政策から自然エネルギー政策への転換をどう進めるべきなど、これからは福祉と防災のまちづくりが大きな課題となっております。そこで、今回の東日本大震災と福島原発事故の教訓を踏まえ、今後10年間の砂川市のまちづくりの指針である砂川市第6期総合計画の補強及び砂川市地域防災計画の見直しを行う考えがあるのかないのか、まずお伺いをしたいと思います。次に、2点目として、就学援助制度の改善、拡充について質問をいたします。経済的に困っている小中学生の家庭に学用品や給食費、修学旅行費などの援助を行う就学援助制度は、国の制度改善によって昨年度2010年度よりクラブ活動費、PTA会費、生徒会費などが加えられました。3月議会の一般会計予算の総括質疑でもお伺いいたしましたが、砂川市は対象拡大になっていないようであります。現状と国の、道の指導を受けての改善策と、この就学援助制度の保護者への周知徹底についてお伺いをして最初の質問といたします。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
大きな1の砂川市第6期総合計画及び砂川市地域防災計画の補強、見直しについてご答弁を申し上げます。初めに、第6期総合計画の補強や見直しについてでありますが、第6期総合計画は、市民の意識調査や審議会における議論をもとに策定してまいりましたが、その内容はまちづくりの基本構想、基本計画を定めたものであります。この中で、地域ぐるみで対応できる防災体制の整ったまちや省エネルギーや新エネルギーの活用を推進するまちである防災意識の高いまち、環境に優しいまちを目指すこととしておりますので、現時点においては総合計画の見直しは考えておりませんが、具体的な事業につきましては実施計画を定め、取り組んでいくものであり、実施計画の策定の際にはその時点における情勢、事業の成果等を踏まえ、必要とされるものを反映させた実施計画とする考えでおりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、砂川市地域防災計画の補強、見直しについてでありますが、砂川市地域防災計画は災害対策基本法に基づき、砂川市の地域に係る防災に関し、災害予防、災害対策及び災害復旧などを実施するに当たり、防災関係機関がその機能のすべてを挙げて市民の生命、財産を災害から保護するための対策について定め、本市の防災に万全を期することを目的に策定しているものであります。地域防災計画の見直しにつきましては、一ノ瀬議員からのご質問の中でご答弁させていただきましたが、地域防災計画の全面改正を行い、本年5月に北海道との協議を終え、新たな計画が完成したところであります。主な改正点につきましては、地震による大規模な災害の発生を想定した対策の内容を加えた地域災害対策計画を新たに章立てし、地震に関する防災知識の普及、啓発を加えるなど、地震に関する対策を強化したところであります。また、風害予防計画、土砂災害予防計画などの予防計画の追加、道路災害対策計画、危険物等災害対策計画などの事故災害対策の追加、災害時要援護者など特に避難行動に時間を要する方へ提供する避難準備情報の追加、さらに新たな避難所として地域交流センターを追加指定するなど、全面的に改正を行ったものであります。今後も市民の生命、財産を災害から守るため、防災計画に基づいて防災対策を講じるとともに、災害発生時に支障のないよう、関係機関や職員に配付、周知してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
私のほうから大きな2の就学援助制度の改善、拡充についてご答弁を申し上げます。就学援助制度につきましては、本年3月の定例市議会におきましてもご質問をいただいたところでございますが、準要保護制度につきましては学校教育法第19条の規定に基づきまして、経済的理由により就学が困難と認められる児童生徒の保護者に対し、就学に必要な援助を行う制度となっており、制度の対象とする認定基準の設定や対象とする費目、扶助額などについては市町村の判断にゆだねられているところでございます。本市におきましては、その対象を生活保護基準の1.3倍以内の収入の世帯としており、年間収入のおよその目安としては、給与所得者で父38歳、母36歳、子13歳、子11歳の4人家族の場合430万円程度以内の世帯となり、該当する世帯に対しましては学用品費、通学用品費、校外活動費、体育実技用具費、修学旅行費、学校病治療用の医療費、給食費などの費用を援助しているところでございます。ご質問のクラブ活動費、PTA会費、生徒会費につきましては、昨年度国の制度改正により当該費用を生活保護の扶助対象としたことから、本市はもとより、道内の各市町村におきましても準要保護認定世帯への扶助対象費目とするべきなのか、検討課題となっているところでございます。本市といたしましては、準要保護制度の趣旨、目的に照らし、認定されていない他の保護者との均衡を考慮し、就学を確保する上で必要な世帯に必要な援助を実施してきているものと考えておりますが、クラブ活動費、PTA会費、生徒会費を扶助対象に加えるべきかどうかにつきましては、他市町村の状況も参考としながら慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。また、制度の周知徹底についてでありますが、毎年度2月中には全児童生徒の保護者へ就学援助制度についてのお知らせを各学校を通して配付をしておりますし、新たに小学校へ入学される児童の保護者の皆様には、2月に開催をしております入学説明会におきまして配付してございます。さらには、砂川市のホームページに常時お知らせを掲載しているほか、毎年2月15日号の広報すながわにおきまして就学援助制度の説明記事を載せるなど、制度の周知徹底を図っているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 土田政己
それでは、一問一答方式なので、1つずつ質問させていただきますが、まず初めに、砂川市第6期総合計画の補強についてでありますが、先ほどのご答弁では、総合計画は市民の意識調査や市民参画による総合計画審議会の議論をもとにして作成したと、これは昨年説明をいただきまして、なのですが、私が申し上げたいのは、今度の東日本大震災を受けて、先ほども話ありましたけれども、国民の意識、市民の意識というのは大きく変わって、どのアンケート調査とってみても、世論調査見ても今までと全く変わった状況になっているのです。それから、総合審議会もそのときはこのような予想されたような大震災はなかったわけですから、そこでの議論ですから、当然現在の総合計画でいいと思うのですが、そうでなくて、この震災を受けた後のまちづくりをどう進めていくのかというのは、震災を受けた地域はもちろんのことですけれども、全国の自治体に問われている大きなまちづくりで、私も先ほど言われましたように、やはり何よりも防災に強いまちづくりを基本にして、そして住民の福祉をしっかりと行わなければまちづくりはできないという、そういうことが今度の大震災の教訓で明らかになりました。したがって、先ほどの答弁では総合計画については見直しや補強は行わないけれども、実施計画の中で行っていくということなのですが、私は改めていろんな形で市民の皆さんのこの時点での意識調査や、あるいは皆さんとのどういう防災のまちづくりを進めていくかという議論を進めていく必要があるのではないかと。ただ庁舎内の関係部局だけで実施計画をつくって、そうではなくて、もっともっと市民の皆さんの意見を聞く必要があるのでないかと思いますが、その辺のお考えはないのかどうなのか、まずお伺いをしたいと思います。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
防災に関する市民意識調査の実施についてというご質問であったかと思います。今回の震災は、これまで想定したものをはるかに超える地震、あるいは原子力発電所の事故など発生しておりますので、市民の関心につきましてはいや応なしに高まっているものというふうには考えております。このため、地震対策などにつきましては、既に時期を早めて取り組むこととしているところでありますけれども、すぐに市民意識の調査ということは実施は現在考えておりませんけれども、今回の震災を踏まえまして、北海道におきましては北海道防災計画の見直し等も検討されているというふうに聞いております。これに基づきまして、砂川市におきましても防災計画の再度の見直しも検討しておりますので、その際につきましては、町内会等の意見を聞かせていただきながら防災計画の策定ということも現在予定しているところでございます。意識調査ではありませんけれども、市民の皆様の意見を反映させる地域防災計画あるいは総合計画の実施計画の策定ということで取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。
質問 土田政己
私は総合計画と砂川市の地域防災計画を一緒に質問させていただいておるものですから、今答弁ありましたように、今回の砂川市の地域防災計画の見直しは全面的に見直すという先ほど答弁がありましたけれども、しかし内容的にいうと東日本大震災の前の段階での見直しなのです。今度の東日本大震災を受けての見直しでないので、今総務部長あったように再度見直すというふうに、ここは質疑、聞こうと思ったところですけれども、先に答弁をいただきましたので、再度見直すというふうに言われたのですけれども、ご承知のとおり北海道は今回の震災の教訓を受けて、北海道防災計画の抜本的な見直しを今これから行うということですから、ぜひ砂川もそういうことをやってほしいのですが、例えば、先ほど見直しの中身言われましたけれども、砂川市の場合地震でいいますと震度5程度なのです、想定しているのは、この防災計画では。過去には震度5以上の地震は砂川には記録がないから、震度5程度を想定してというふうに書かれているのですけれども、今回の地震は先ほど部長の答弁ありましたように想定していなかったような状況が起きて、砂川も過去には震度5以上の地震が記録ではないのだから、震度5でいいのだということなのだけれども、果たしてそれでいいのかどうなのか。私たちもこの辺では大きな問題もあるのだろうと思いますので、ぜひ北海道の防災計画を受けて見直そうとしているのか、今の部長の答弁を改めてお伺いしますけれども、再見直しというのはいつごろの時期になるのか、ちょっとお伺いしたいと思いますが。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
北海道地域防災計画の関係についてちょっと触れさせていただきたいと思います。北海道防災会議が本年3月に示しました想定地震見直しに係る検討報告会というもので、これまで示されておりました北海道に影響を及ぼす想定地震の位置を、6カ所から31カ所に見直しを図ったところでございます。これによりまして地域防災計画の見直しも図られるということのようですけれども、この検討報告書の中では沼田、砂川付近の断層帯ではマグニチュード7.5程度の地震規模が想定され、被害想定結果では最大震度7、木造住家全壊棟数は最大1万1,593、最少7,675棟、死傷者数は最大5,119人、最少3,852人とされておりまして、大幅な想定の見直しが図られたところでございます。北海道におきましても、これに基づきまして地域防災計画の見直しが図られると考えておりますので、砂川市におきましても先ほどお話ありましたとおり震度5程度というものではなくて、震度7も想定した地域防災計画の策定が必要になるのではないかと考えておりますけれども、これらにつきましては北海道防災計画の見直し等の推移を見守りながら砂川市として検討してまいりたいと考えております。
質問 土田政己
砂川の場合は今まで余り地震も大きな地震はなかったということからなのですが、今お話ありましたようにかなり強い地震も予想されるということですから、地震対策もしっかりと見直していただきたいと思いますが、同時に、先ほどご答弁もありましたように、今度の大震災の教訓はそこの地域の防災計画なり市民の意識なり、その具体的な取り組みがどういうふうになっているかによって、かなり被災の状況が住民の命を守られたかどうかというのが違うのです。防災訓練をされて、それで先ほども話ありましたように避難所の場所も徹底されたりきちっとされているところでは、津波の被害があっても人の命は守られているけれども、そうでないところはたくさんの人の命が奪われるという事態も今回起きておりますので、ぜひ、砂川は地震だけでありませんし、火災もありますし、水害も風水害もありますが、ただ今回私はやっぱり防災訓練が非常に重要だなという一例が最近ありましたので、ちょっとお話をしたいと思うのですけれども、最近市内のスーパーでの放火事件がありました。これは、本当に大火災になりかねないあれがありまして、やっぱり防災訓練をきちっとされたということから、これが抑えられたのですけれども、ちょうど火災の1週間前に火災訓練がそこではやられて、店内のお客さんの誘導とか、それから消火方法とか、全部訓練が1週間前にやられたのです。そのとおり職員の方がやったものですから、お客さんもスムーズに誘導できたし、消火器でもって職員自身が消しとめて、消防車が着く前に初期消火で終わったと、もしそれがされていなかったらやっぱり大混乱になる可能性があったのだけれども、たまたま1週間前に防火訓練がきちっとしたばかりだったということで、職員の対応がよくて、大災害に不幸中の幸いでならなかったという例も私たちも聞きまして、やっぱり日常的にそういう防災に対する訓練というのをきちっとしていく必要あるのでないかなというふうに思っております。市長は、先ほど市政方針演説の中で阪神・淡路大震災の教訓を得て、自分の地域は自分で守るというふうに述べられたのですけれども、あのときの教訓はそうですけれども、今回の東日本大震災の教訓は自分で守れないのです、原発事故の関係見ると。そういうふうにはならない問題も起きていると。だから、阪神・淡路大震災の教訓をさらに踏まえて、今度の東日本大震災の教訓を踏まえた防災対策をしっかりとっていくことが必要でないかというふうに思いますけれども、その辺はどのようにお考えになっているのかお伺いしたいと思っています。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
今お話のありましたとおり、今回の大震災の教訓、幾つかの教訓があるのですけれども、その中でやはり大きかったのが備えることの大事さというものがあったと思います。備えることによって津波の被害を防いで、避難して高台に逃げて助けられたところ、地区もありますし、そのような形をとらなくて間に合わずに被害に遭われた方もいらっしゃいます。そういうことも考えますと、備えるということを大事にするという形で地域防災訓練行っておりますので、それらの訓練の重要性を再認識した中で訓練のあり方等も考えながら進めていきたいというふうに考えております。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
今、土田議員さんのほうから市長の市政方針演説の中での阪神・淡路の関係のお話がございました。私昨年からいろいろ地域の町内会長の方とお話しする機会がかなり多くございました。その中で感じたのは、市役所は机上だけで物を考えてはいけないと、地域に入って町内会長の話を聞くともっと行政が想定していない問題もあると。一例を挙げれば、パンケ歌志内川ですか、旧ハイジャストがあったところ、あそこ中央小学校が避難地域になっていますけれども、もし内水がはんらんした場合あそこを通れるのかという問題もご指摘を受けています。また、南風町内会からは、目の前に体育館があると、だけれども我々は砂中まで行かなければならないと。なかなか行政が想定している以上に難しい問題があると。それで、平成20年ですか、砂川市で業者に委託いたしまして耐震改修の促進計画をつくってございますけれども、この中で想定される震度というのは、これ平成20年なのですけれども、沼田、砂川活断層で最大震度6強と言われておりまして、この中ではかなり砂川の家も倒壊するという調査になってございまして、これではいけないということで、当時総務課長と、私総務部長でしたから、町内会連合会にお願いをしまして、町内会の三役の方を集めていただいて、そういうお話をさせていただきながら、何とか自主防災組織、実質的な避難訓練を実施してくれないだろうかと、またあわせて、言い回しは別なのですけれども、災害弱者名簿も作成していただけないだろうかというふうにお願いをしたことがございます。それを受けまして、21年、22年と2回ですか、町内会による災害訓練をしていただいていると。それで、阪神・淡路を持ち出しましたのは、砂川で想定される災害というのは一体どれが想定されるだろうかと。1つは石狩川のはんらん、もう一つは震度6強の直下型が来た場合の震災、これが想定されるだろうと。それが起きた場合に一体砂川市はどうすればいいのかという問題がございます。それで、大地震の場合については津波は想定してございませんので、阪神・淡路のときの最初の助かった人の9割は地域の人たちが助け出したと、行政機能なり消防なりはなかなか手が回らなかったというのがございますから、砂川で想定する災害を考えた場合には何とか地域で最初に、行政なり消防なりほかの機関が来るまでは地域で何とか助け出してくれないだろうかというのが一つの思いがございまして、執行方針にはそういう書き方をさせていただいたと。もう一つは、水害の場合です。これはまた、堤防がかなりしっかりしていますので、50年、100年に1回と言われておりますけれども、我々が心配するのはそれよりも内水がたまった場合どうなるのだと、その辺の検証もしなければならないと。それについては、防災計画の中では、今部長が言いましたとおり道でもそれを想定していますので、道の計画ができた後にそれに合わせて砂川市もつくっていきたいと。ただ、つくるに当たっては、地域の人たちのそういう事情も加味しながらつくらなければまずいだろうと、このように町内会の意見もお聞きしながら、その辺の事情、先ほど申し上げた細かい問題点が町内ごとにございますので、それも踏まえながら、地域の理解を得てつくることによって町内会の会長さんが町内会の人にも周知してくださるというのもございますので、その辺を加味しながら考えていきたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 土田政己
ただいま市長からご答弁いただきまして、私も実感するのは、16年前の阪神・淡路大震災が起きたときも私もここで質問をさせていただいたことなのですが、やはり時間がたつと市民の意識も薄れていくのかな。ところが、今先ほどありましたように、この東日本大震災を受けて、非常に市民の皆さん、国民の皆さんの意識が高いわけです。したがって、この時期に地域の防災の問題、今市長言われたことも含めて話をしたり、言うとすっと入っていくのです。そうでないと、うちのところなんか災害起きないとか、そんなことないとかというようなふうにして受けとめられたのではうまくないので、今度の東日本大震災では想定しなかったようなことも起きたわけですから、砂川市もそういうことはないほうがいいのですけれども、万が一あった場合にやっぱり市民の生命や財産しっかり守っていく点では、ぜひ市長が今述べられたとおりの方向で再度砂川市の地域防災計画のしっかりした見直しをしていただきたいというふうに思っております。次に、もう一点の教育の問題について質問させていただきますが、確認したいと思うのですけれども、先ほど教育次長は就学援助制度は自治体の責任で実施すると言われましたけれども、私は国と自治体の責任で実施するというのが正しいのでないかと思いますが、それはどちらなのかお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
この準要保護制度の関係につきましては、3月の議会でも一度ご答弁をさせていただいておりますけれども、平成17年までにつきましては、この制度につきましては、国からの補助を受けて当市でも実施をしていたわけでございますけれども、法改正に基づきまして、生保と同じような生活水準にある要保護の部分につきましては補助制度が残ったわけでございますけれども、準要保護制度については廃止になったと。ただ、国も国の方向として準要保護に相当する世帯についても、就学が困難な家庭に対してはきちっと必要な援助を行うべきということで、国のほうでは交付税措置によりまして単位費用として見ていただいております。そういった形で、当市がそれぞれ制度については運用しているということでございます。ただ、学校教育法の19条の部分につきましては、これは明確に国も当然制度の運用につきまして必要な自治体に対する支援というのは行っておりますけれども、具体的に市町村の責務というような形で法には義務づけられているところでございます。
質問 土田政己
先ほど質問いたしましたように、昨年度から国は制度改正を行って、今答弁ありましたように財源は交付税措置していると、国のほうはです。だから、市町村は、ちゃんと財政もしているからやりなさいと、国はそういうふうに言っている。北海道は北海道で、北海道でも実施していない市町村が先ほど答弁ありましたように幾つか、結構あるのだけれども、これは指導が徹底せず、支給していない市町村が多いということを認めて、道の教育長は、必要な援助を受けて子供たちが安心して学校に通うことができるように道の福祉部とも連携しながら、各市町村に道として働きかけて改善をするようにするというふうにして、各市町村の教育委員会に指導するというふうに道議会で言っているのです。そういう指導があったのか。国は国で、交付税で措置していますよと、しないのは市町村が悪いのだよと。道は道で、ちゃんと市町村でやらないので、道の教育委員会としてはきちっと実施するように、国が制度改正になったのだから、指導するというふうに言っているのですけれども、そのあたりは現状はどうなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
議員さんご指摘のとおり、これは本年の3月に行われた道議会の中での高橋教育長のご答弁だと思いますけれども、その中では高橋教育長のほうでは、先ほどもご説明を申し上げましたけれども、こういった制度を運用していく部分においてはやはり国に対して財源措置も要望をしていきたいと、またさらに市町村につきましては、それぞれ制度運用に当たって改善をというようなご答弁があったのは事実でございます。ただ、実際私ども教育委員会のほうに直接準要保護の家庭に対してクラブ活動、PTA会費などの拡充を指導するというような文書については受けてございません。今回の国の制度改正という部分の関係につきましては、生活保護の費用として、いわゆる教育扶助の中にクラブ活動費、そしてPTA会費なども含めて支給するような改正がなされておりまして、それに伴って、うちでも運用しておりますけれども、要保護、いわゆる生活保護世帯と同等の生活水準にあるご家庭に対しては生活保護費との重複を避けた中で支給をするようにというような形で、そういった文書はいただいておりますけれども、準保の関係でこれを拡大して支給をすべきというような指導については、現在道からは受けてございませんので、その辺ご理解を賜りたいと存じます。
質問 土田政己
そこで、お伺いしたいのですけれども、国の制度改正によって国の基準額でいえば、今お話ありましたクラブ活動費は小学生で年間2,630円、中学生で2万8,780円です。それから、生徒会費は小学校4,400円、中学校5,300円、それからPTA会費は、3,290円、中学校4,070円というのが国の基準として示されておりまして、これはもし支給するとすれば砂川市もこの基準になるのか、砂川市の場合自治体によって金額が変わってくるのでないかというお話もあるのですが、そのあたりは。いずれにしても、小学校で1万円、それから中学校では4万ぐらいのお金が支給されている自治体とされていない、同じ就学援助を受けていても状況になっていて、差が出ているというのはやはりうまくない話なものですから、僕も3月に聞きましたけれども、今改めてお伺いしているのですけれども、この数字で間違いないのか、砂川市の場合また数字が違うのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
ご質問の単価でございますけれども、これは議員さんからお話のあったとおり、それぞれ小学校においてはクラブ活動費が2,630円、中学校については2万8,780円、小学校の生徒会費については4,440円、中学校については5,300円、PTA会費については小学校で3,290円、中学校については4,070円ということで、小学校ではこれらの経費の部分については1人当たり年間で1万360円、そして中学校につきましては3万8,150円の費用が必要になってくるところでございます。ただ、これ道内の各市町の取り組みでございますけれども、今現在それぞれ給付の関係についてどうやって取り扱ったらいいのかと、議員さんがご質問ございましたとおり実費としてそういう部分を支給すべきなのか、もしくは国の単価どおりやるべきなのかというようなことでそれぞれ検討はされてございます。実際取り組まれている市町の中では、そういった単価の取り扱いを市町村によっては圧縮をして支給をしていたりとかいうようなことで、制度の運用の中では取り扱いは市町村それぞればらつきがあるというのが現状でございます。私どもも先ほどご答弁を申し上げておりますけれども、そういった今の準要保護制度について制度拡充をすべきなのか、拡充をすればどういった形で支給をしていくことが本当に他とのバランスも含めて今後いかなる財政事情であろうとも、いわゆる就学困難な子供さんに対して必要な支援をするという制度として、安定的に運営をしていくためにどうあるべきかというのを他市町を含めてその取り扱いをしっかり検証しながら検討していきたいということで考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 土田政己
今回の東日本大震災の災害もありますが、全国的には全体的に経済不況のもとで、皆さんもご承知のとおり最近報道されましたように、全国でも生活保護を受けている人が3月末で200万を超えて202万人と、59年ぶりに超えたということで、北海道も11万3,541世帯、16万4,445人といずれも過去最高を更新する。大変仕事がないとか、不況のもとで大変な廃業とか営業不振とか、いろんなことからそういう状況になっているのです。そういう状況を踏まえて、就学援助を受ける児童生徒の比率も経済状況の悪化に伴って年々増加して、全国的には1998年度から2009年、ちょうど倍化しているのです。そこで、砂川市の受給のこの10年間ぐらいの状況はどうなのか、ちょっと数字があればお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
過去10年間の就学援助の申請の認定の状況ということでございます。これ平成13年になりますけれども、その当時は、小中学校合わせての部分でご答弁申し上げますけれども、全児童生徒数が1,659人おりました。そのうち就学援助認定者数については193人ということで、認定の割合につきましては11.6%ほどでございました。その後年を追うごとに、やはり経済的な状況という部分を反映して、平成22年度の段階では、児童生徒数1,412人に対しまして認定者数が317人ということで、22.5%ということになってございます。議員さんご指摘のとおり、北海道につきましては、こういった準要保護の就学援助を受けられる生徒の割合というものにつきましては、全国的に大阪、山口、東京に次いで全国で4番目に高い状況になってきているというのが現状でございます。
質問 土田政己
なかなか砂川市は、実施すると教育長はいろいろ言うけれども、教育次長は言わないのですけれども、私はなぜこれ繰り返し言うかというと、ご承知のとおり就学援助制度というのは教育の機会均等を定めた、それから憲法や教育基本法、それから先ほど言われた学校教育法に基づく制度なのです。ですから、本来であれば、どこの自治体に住んでいても必要な援助をきちっと受けられることが必要なのです。たまたま今回国民の皆さんの要望や運動によって国が制度改善したのに、自治体がいろんな、先ほど言ったように補助金が交付税になったとか、いろんなこの事情を言って、ですから私国の責任もあると思うのです。補助を削って、そして交付税にしてやったという国の責任もありますけれども、今この不況下で置かれている子供たちの状況を見ると、親たちも本当に苦労していますが、子供たちがそのことによって、例えば中学校でいえば約3万8,000円、4万円支給額が違うのです、実施されているところと。クラブ活動なんかのいろんなものに使って一生懸命クラブ活動できるのですけれども、そのお金がなければやりたいクラブ活動もできないという、家庭の経済状況によってという子供たちが生まれているのも事実なのです。ですから、少子化を迎えて、未来を担う子供たちを大切に育てていこうと、いくとすればやはりこの時期に、市の財政事情もいろいろあるのでしょうけれども、やっぱり子供たちにしっかりと目を向けて、すべての市内の子供たちが健やかに教育できるように、先ほど教育長の教育方針演説も聞きましたけれども、言われていることはそのとおりなのだけれども、だけれども実際の現場のあれと、せっかく国が制度改正したのに自治体がそれをできないというのは何なのか。私は、ほかのことなら国が変わればすぐすべてやるのだけれども、改善されたことはなかなかできないというのは財政的に問題があるのか。実施する上で何が問題になっているのか。そこら辺もし教育長、大きな課題ですので、わかればちょっとお伺いしたいと思いますけれども。
答弁 教育長 井上克也(教育長は2016年3月まで)
私から問題の整理も含めてご答弁をさせていただきたいと思います。まず、お尋ねの就学援助制度でございますけれども、次長のほうからもご答弁申し上げましたし、議員さんのほうもご承知かと思いますけれども、国のほうでは要保護世帯ということで、これは国の基準で一律に定められております。その中で、お話ありました平成22年度からクラブ活動費、PTA会費、生徒会費が加えられて、生活保護世帯には教育扶助で加味されるというふうに国の制度となりました。一方、就学援助制度の中でも準じるということでの準要保護世帯、これについては現在もなお市町村が独自に基準を設けてそれぞれ施行していると、実施をしているという市町村の独自基準であります。そこで、国のほうでは制度として今申し上げましたクラブ活動費、PTA会費、生徒会費、それらが要保護世帯に該当になったというようなことから、砂川市が行っている準要保護についてもやはりそれにのっとって加味するべきでないかというお話でございますけれども、くどくなりますが、あくまでもこの準要保護については市町村が独自に基準を定めて、それぞれ今実施をしている状況であります。そこで、お尋ねのクラブ活動費、PTA会費、生徒会費の関係でありますけれども、道内でもまだ少数でございますが、実施をしているのも事実でありますけれども、中空知5市5町の関係でいきますと、奈井江町が平成23年度から、この3つのクラブ活動費、PTA会費、生徒会費についてもそれぞれ準要保護についても含めようというようなことでありますけれども、まだ内容については、これは独自基準でありますから、一体国の基準どおりにやるのか、あるいは市町村として独自にその額、範囲を定めてやるのか、そこはまだ未定でありますけれども、奈井江町のみでやるというようなことでありますので、この辺も含めまして、管内の状況でありますとか、また制度を見直すというに当たりましては見直した後の制度というのを継続して実施をしていくという前提がございますので、しっかりとここは、少し時間かかりますけれども、管内の状況あるいは道内の状況を見きわめて、またその内容につきましても活動費、PTA会費、生徒会費、それぞれの内容は市町村まちまちでありますので、見直すのであればそこらの内容の精査も含めて少し時間をかけて慎重に調査検討したいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 土田政己
教育長は時間をかけて慎重にと言われる答弁で、僕はちょっと納得できないのですけれども、支給額は、さっき僕は国の基準を言いましたけれども、各学校の必ずしもPTA会費は国と砂川の学校と同じなのか、それと生徒会費も同じなのかわかりませんから、違うと思うのです。ですから、次長言われたように独自基準をつくっても構わぬと思うのです。奈井江町は奈井江町でいいし、砂川は砂川で、国の基準は国の基準として先ほど次長答弁ありました基準があるのですけれども、それはそこの自治体の裁量の範囲に任されるのだと思いますけれども、私は、せっかく生活保護世帯は国でやって、準要保護、いわゆる就学援助制度自身は就学援助制度そのものに1つになっているわけです。国は、財政的には本来補助金だったのだから、私がさっきも言ったように国の責任もあるのだけれども、しかし同時に交付税で措置しておりますよ、これは中にはどれだけというのはわからないかもしれないけれども、繰り返し言っているのですよ、文科省は。だから、国に言わせれば、やらない市町村がよくないような言い方を、これは国の責任として私はうまくない話だと思いますが、先ほど言いましたように私は国と自治体の責任できちっとやるべきであって、国庫補助金を大幅に削って、そして交付税にかえて自治体任せにしている国の責任は私は大きいと思うのですが、中空知のあちこちを眺めてからうちはやるかやらないかでなくて、ぜひ砂川市は子供たちは教育のために本当に熱心にやられているというようなことも含めて率先してやっていただきたいというふうに思うのですけれども、もし財政問題があるとすれば、これは市長の見解をお伺いしたいと思うので、財政問題でできないのであれば市長の見解をお伺いしておきたいと思うのですけれども、財政は交付税措置は国はしていると繰り返し、繰り返し国は言うものですから、どういう状況なのかお伺いしたいと思います。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
財政問題ということで、悩ましい問題でございます。平成16年から18年の三位一体改革の中で、この補助金については交付税措置をされたということでございまして、この交付税の額なのですけれども、予算書見ますと準要保護の市の歳出予算は2,800万ほどございます。しからば交付税はどのぐらい入ってきているのだということになると、670万程度だったと記憶してございます。ほぼ4分の1ぐらいで、かなり当時市町村の望まない補助金の削減ということで、今の今日的な経済状況を見ますと、準要保護の割合は先ほど聞いておりますと北海道は高いということで、恐らく財政的に占める割合がどんどんふえてくるだろうと、詳しくは調べてございませんけれども、準要保護の予算はかつてはかなり低かっただろうというふうに想定してございますけれども、2,800万までふえているということは、砂川市の経常経費をかなり上げてきているというのがあって、それがどんどんふえてくると砂川市の政策予算の幅が小さくなってくるという懸念は現実にあります。ただ、かといってこの部分について、しからば砂川市は何もしなくていいのかという問題もございます。教育のほうではその辺を苦慮しながら、教育長のほうもその辺を加味しながら答弁を慎重にされたのだというふうに思いますけれども、土田先生の言われるのも当然理解できる分野でございますので、ある程度は、国のどおりとは恐らくもうなかなかいかないと思います。でも、何らかの改正はしていかなければならないというふうに考えておりますので、今の時点ではこの辺でご理解を願いたいなというふうに考えております。
質問 土田政己
市長、理解せと言われても、これはなかなか平行線のところでありますけれども、これはやらなければならない施策は市長もたくさんあると思うのですけれども、どこをどうするかは、これは市長や教育長の教育委員会の判断になるのだと思いますが、私が先ほども言いましたように子供にかかわることであって、親が経済的に困難になっているときに子供には責任がないわけで、私たちの地域もたくさんの子供たちもいるし、元気な姿見ていると、その子供たちがみんな同じように教育を受けられて、同じようにクラブ活動もできて、同じような活動ができるように、親の経済状況はいろいろ違ってもそうしてあげるのがやっぱり我々行政の責任ではないのかと、すべて何でも市民の皆さんにすべてやれということにはならないのですけれども、でも今子供さん自身が少なくなって、地域によっては子供は宝だというぐらいの価値があるような状況で子供さんが少なくなっていますけれども、しかしその子供たちが本当に教育長が執行方針で述べたように、健やかに成長できる状況を我々つくってあげるということも非常に大事な点で、これ以上申し上げても平行線でありますので、ぜひ教育委員会でもご検討いただいて実施されるよう切望して、質問を終わります。