砂川市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月9日
(1)高齢者福祉サービス事業の拡大について/(2)市内道路の維持、管理、補修などについて/(3)農商工連携による地産地消の発展拡大について
2008年12月9日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「高齢者福祉サービス事業の拡大について」「市内道路の維持、管理、補修などについて」「農商工連携による地産地消の発展拡大について」について質問し、市民部長 井上克也、建設部技監 金田芳一、経済部長 栗井久司、市長 菊谷勝利が答弁しました。
- 質問者
- 武田圭介 議員
- 答弁者
- 市民部長 井上克也、建設部技監 金田芳一、経済部長 栗井久司、市長 菊谷勝利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田圭介
それでは、既に通告してありますように、大きく3点にわたって市の見解を伺います。大きな1点目は、高齢者福祉サービス事業の拡大についてであります。全国的に少子高齢化が叫ばれている中、砂川市においても子供が減り、高齢者が増加し、市内の高齢化率が年々上昇しています。必要な高齢者福祉サービスの維持は当然ながらも、これからますます重要性が高まる高齢者福祉をどのように考え、高齢者とその家族の状況などについて常に把握しておくことと新たなニーズについての調査を行うなど、行政がかかわりを持つ必要性は従来よりもさらに大切なことになってくると考えます。そのような観点から、これからの高齢者福祉サービス事業の拡大についてどのように考えているのか伺います。大きな2点目は、市内道路の維持、管理、補修などについてであります。自家用車を持つ家庭が昔に比べ圧倒的に増加し、近年では1家族の中でも複数台の車を保有することも珍しくありません。広大な面積を有する北海道にあっては、地域交通、日常生活の足として車とは切っても切れない関係があります。車をスムーズに運行させるために道路状況を常に把握し、良好な状態を保つことが求められています。そこで、恒常的な道路パトロールなどの取り組みに加え、市内外の民間事業者などと協定を結び、道路の異常や除雪の不備を発見した際には迅速に連絡が入るといったような民間との協力、連携体制を構築することも必要になってくると考えますが、どのように考えているのか伺います。最後に、大きな3点目は、農商工連携による地産地消の発展拡大についてであります。今食の安全が全国的に注目されています。食は、人の生命を維持する上でも欠かせないものであります。ここ数年前から食品偽装問題や使用してはならない薬品等を使用した外国産の加工食品などが大きく報道でも取り上げられ、消費者の食に対する関心は非常に高まっているところです。しかし、そのような食の安全が注目される一方で、日本の食料自給率は低下の一途をたどるというゆゆしき現状が続いています。当市は、行政面積が狭く、近隣市町と比較すると農作物の作付面積は小さいですが、農に限らず各分野でよく言われるように異業種との相互交流や相互補完、あるいは各種団体が受け持つ役割分担による連携、製品のブランド確立による高付加価値化の実現を目指すことを通じて農業を経済活性化の主たる軸に置くことも可能であると考えます。そこで、以下について伺います。(1)として、地産地消の枠組みを拡大し、例えば地魚地消と呼ばれる海沿い地域との相互交流と相互補完を行い、それぞれが自分のまちにある安全な食を提供し合うことが大事なことと考えます。そのような観点から、まちにとって新たなにぎわい創出の端緒とするべく行政も積極的にかかわっていくべきと考えますが、どのように考えているか。(2)として、生産者である農家と消費者である市民との交流を深めるため、生産者団体と生産者の強力のもと市民と対話の機会を設け、食の安全、地産地消、新規就農など農業について大きく関心を持ってもらえるように行政も積極的にかかわっていくべきと考えますが、どのように考えているか。以上のことをお伺いして、1回目の質問とします。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
大きな1の高齢者福祉サービス事業の拡大についてご答弁を申し上げます。現在本市では、高齢者福祉サービスといたしまして介護保険の給付対象とならない要援護高齢者等に対し在宅福祉サービス事業、施設サービス事業のほか、高齢者の生きがい活動及び健やかで活力ある地域づくり推進のための助成事業及び社会福祉協議会による高齢者サービス事業の4事業を実施しております。事業ごとに概要を申し上げますと、1点目の在宅福祉サービスとしましては、生活支援ホームヘルプサービス、在宅老人給食サービス、配食サービス、紙おむつ利用券交付、除雪サービスなど10事業、2点目の福祉サービスといたしましては、道内各養護老人ホームへの施設入所、3点目の助成事業といたしましては、敬老助成券交付事業、老人クラブ敬老旅行助成事業、老人クラブ等運営費助成事業など4事業、4点目の社会福祉協議会による事業といたしましては、市民ふれあいサービス、日常生活用具貸与事業、地域福祉権利擁護事業、小地域ネットワーク事業など7事業、合計22の事業を実施しております。ご質問のサービス事業の拡大につきましては、ただいま申し上げたとおり、福祉需要の多様化に対応すべく多岐にわたりさまざまな高齢者福祉サービスを実施しており、現行の高齢者福祉サービス事業の充実と継続を第一に考えておりますが、社会情勢や地域の特性のほか、高齢者のニーズの変化に対応したサービスを提供し、高齢者福祉の充実を図り、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるまちづくりに向けて現行サービスの検証、見直しを含め今後とも検討を加えてまいりたいと存じます。
答弁 建設部技監 金田芳一(建設部技監は2010年9月まで)
大きな2、市内道路の維持、管理、補修についてご答弁申し上げます。砂川市が管理を行っている道路延長は、平成20年4月1日現在で約238キロメートルであり、道路の安全と維持管理に努めているところであります。ご質問の市内外の民間事業者などと協定を結び、道路情報の協力、連携体制を構築することについてでありますが、現在の道路状況の把握につきましては、職員による恒常的な道路パトロール、市役所関係部局との連携や外勤職員からの連絡、町内会や住民からの情報提供、道路の維持補修等を施工している業者からの連絡などにより、現場の現場状況の確認を行い、安全を確保した上で補修方法を協議し、速やかに対応を行っている状況でありますが、道路の安全な維持管理には多くの情報提供が必要なことから、今後においてはさらに民間事業者からも情報提供をお願いすることについて協定の締結も含め検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
大きな3、農商工連携による地産地消の発展拡大についてご答弁申し上げます。初めに、(1)と(2)については関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。国が定めた食料・農業・農村基本計画に基づく地産地消とは、食料自給率の向上に向け重点的に取り組むべき事項として位置づけられており、地域で生産されたものを地域で消費するだけでなく、地元農産物による消費者との交流活動を通じて生産者と消費者を結びつける取り組みであります。これにより生産者と消費者の間に顔が見えて話ができる関係が生まれ、さらに地域農業と関連する産業の結びつきにより地元農産物や地場商品が購入され、地域経済の活性化が図られるものとされております。主な地産地消の取り組み事例としては、直売所や量販店による販売、学校給食、病院や福祉施設、外食店舗等による利用などが挙げられます。当市における具体的な地産地消の活動を申し上げますと、北光地区の農村女性グループの方々による安心、安全なとれたてで顔の見える対面販売による新鮮野菜の直売所があり、また他の農村女性グループによる農産物に付加価値をつけた野菜ジュース類を市内の量販店などで販売しております。地元中心街にあるスーパーでは、地元農産物の朝もぎとりたてコーナーが設置されており、学校給食の食材にも食育の観点から地元の農産物を数多く取り入れており、学童の体験学習としてジャリン子農園を毎年開設し、作付、収穫などの農作業を通じて農業について親近感を得る取り組みなどもされております。さらに、病院や福祉施設においても地元卸売市場から地元の農産物を購入するなど、地場産品への愛着心や安心感から地産地消の普及が図られております。次に、生産者である農業者と消費者である市民との対話、交流における当市の事例を申し上げますと、北吉野地区に北海道から施設建設費の助成を受けて果樹園地内に市民との交流ができる施設を設置し、あわせてリンゴの木のオーナー制度を実施している方や同じく助成を受けて一の沢地区に地場の畜産加工品の食材を使用したレストラン経営を行っている酪農家や景観作物のラベンダーを利用し、観光客に地元農産物を販売されている農業者など、農村地域へ目を向けるさまざまな手法により消費者への取り組みをされている方々がおりますので、農業が地域経済の活性化に果たす役割は大変大きいものと考えております。お尋ねの新たなにぎわいの創出としては、農業者及び生産者団体と商店会の連携を図るため、中心市街地活性化基本計画に基づき空き店舗を活用した地元農産物や特産品の販売を行い、中心市街地の憩いの場とにぎわいを創出する中心市街地活性化事業の実施に向けて積極的に関係者と協議しております。さらに、本年5月に農業と商業、工業等の産業間での連携促進法が施行されたことから、商工会議所青年部と農協青年部の共催による農商工連携セミナーが実施されております。行政による積極的なかかわり方としては、既に北海道経済産業局と協議の上、来年2月に地域密着型とする農商工連携に関する説明会、相談会を当市で開催する方向で検討されているところでありますので、ご理解願いたいと存じます。
再質問 武田圭介
それでは、再質問に入りますけれども、まず1点目の高齢者福祉サービス事業の件からです。まず、総論的なお話として、現状等を踏まえての答弁をいただきました。私も調べてみましたけれども、正直知らなかったのですけれども、調べているうちにわかったことで、実は砂川市の高齢者福祉サービス事業というのはほかの自治体と比べると割と、割とと言ったら変な言い方ですけれども、充実しているのだなと。ほかの自治体よりも一歩先に進んでいるということは、調べているうちにわかったのですけれども、ただ質問の前段で申しましたように、少子高齢化がやっぱり進んでいまして、市内に住む高齢者の方がふえてきていると。そうなったときに当然先ほどの答弁の中でもこれからのお年寄りのニーズとか、生活体系とか、社会、地域の特性の変質ですとか、そういったことを踏まえて常に検討を加えていきたいというお話だったのですけれども、この中でも今ある事業にさらに何か付加してできるものがないかなと思って、今の再質問の中でちょっと提案というか、ほかの自治体でこんなことがやっているので、うちのまちでもできないだろうかという事例を紹介します。これは、佐賀県の伊万里市というところなのですけれども、ここは介護保険の枠組みから漏れているところでして、認知症の高齢者介護のところなのですけれども、軽度な認知症については今介護保険の適用というものはたしか受けられないなというふうなものがありましたので、その辺を含めて答弁の中で正確なものをいただければよろしいのですけれども、結局付き添いや介護家族の負担軽減や認知症の在宅移行を目的として、現行の介護保険の中の訪問介護には見守りなどの軽度なサービスがなくて、そのすき間を埋めることで家族の負担、介護負担の軽減や在宅での見守りの進展を目指すといったものなのです。これは、ただ単にこういったサービスを行うというだけではなくて、実はこのサービスを行うに当たってうちの砂川市にもあるようにシルバー人材センターの方に委託をしたと。つまり今60歳以上の方でも比較的というか、かなりお元気な方がいっぱいいらっしゃる中でそういった方々の何か生きがいというか、収入的にはそんなに結びつかなくてもこの介護とそういった方々の高齢者の生きがい、それはうまく結びつけられるような何かができないのかなということで、今はこれ一つの例ですけれども、そういった趣旨で何か砂川市としても考えられないかというようなことで高齢者福祉サービスということに、今いる60以上の方が多いわけですから、市内の人口でも、そういった方をうまく使えないかという趣旨での再質問です。そういったことについて行政としてどのようにお考えになりますかという質問です。それから、2点目の道路のほうでありますけれども、これは先ほど協定の締結を含めて検討していきたいということで非常に前向きな答弁をいただいてうれしい限りなのですけれども、ここでの話は例えば北海道内であれば白老町で、事業名、事業者名は出せませんけれども、コンビニの店舗、複数のコンビニの店舗と協定を結びまして、例えば同じまちの中でも雪の降り方によっては差がありますから、その雪が積もるところの位置関係、位置関係によっては除雪が行き届かないといったところもあるわけで、そういったものを民間のコンビニさんとかから情報をいただいて即座に対応すると。あとは、民間事業者でいえば運送業ですとか、今民間事業になった郵便局さん、そういった方との連携で日常の夏場の道路維持管理、あるいは冬場の雪の堆雪、堆雪というのですか、その雪の除雪状況と雪の堆雪状況がどうなのかというような情報の連携がとれないかという趣旨の協定なので、協定の具体的な中身についてすぐに締結するとかという話にはなりませんけれども、先ほど答弁の中で情報収集は大いに必要だということだったので、そういう趣旨を踏まえてそういうことを含めて総合的にまた話し合いの場というものが持たれないでしょうかということを再質問でお伺いいたします。それから、3番目の農商工連携についてでありますけれども、これは昨年9月の議会でも一般質問で行いまして、砂川の活性化ということでやはり農商工連携について触れています。その中でいろいろ答弁いただきまして、砂川は、砂川の農業の特色というものも答弁をいただきまして、非常に都市型農業でバラエティーに富んでいると。うちは養鶏と、これから養豚もできますし、それから稲作もあって、果樹もあって、あと畑作ですか、タマネギのような畑作みたいなものもありますし、こういったものの地産地消というのは常日ごろからいろんなところで言われているのですけれども、これはどうしても砂川市内で消費しようと思えば限界が来てしまうのです。私が今回質問した趣旨は、地産地消の発展拡大ということでもうちょっと大きな、空知だったら空知でもいいですし、北海道だったら北海道でもいいのですけれども、ちょうどトヨタ自動車をイメージしていただければよくわかるように、海外から部品を調達して日本で加工して世界に輸出すると、それがまたすごい付加価値がついて飛ぶように売れていくわけなのです。ですので、地元の砂川にこだわることはもちろん大切です。ですが、砂川ではどうしてもとれない作物等もありますし、そういったものをいろんな自治体間の協力でもいいし、民間事業者さんとの協力でもいいのですけれども、やはり農商工に今度行も入って一体化して盛り上げていかないと、地域の衰退というのは歯どめがかからないと思うのです。一つの例としては、ずっとことしの6月議会で米粉の話をしました。米粉のお菓子については、先ほどの新聞報道等で何かケーキができるとか、今注目を浴びていますけれども、これも現在米をつくっている稲作農家さんが米粉にそのまましてしまうと、やはり所得の向上にはつながらないというところがあるのです。ただ、これも地元の働きかけで今言ったようにいろいろと加工業を発展させることによって付加価値をつけることは十二分に僕は可能だと思うのです。例えば一例ですけれども、これも一例ですけれども、今主食用米という形でほとんど生産出荷しています。これを例えば余剰米からでも、余剰米からのスタートでもいいのですけれども、飼料用米ということで、これから上原ファームさんといったような養豚業も来ますから、そういったところに飼料用米として出荷することによって豚肉の質の向上とか、これは実際に岩手県の遊佐町というところで飼料用米を食べさせたところの豚を出荷すると肉質が向上したという事例があるものですから、そういった研究なんかも情報というのは行政に早く入ってきますし、情報、その行政での情報の伝達というものをうまく生産者さんや生産者団体さんに提供するという取り組みも必要となってくると思うのです。そういった意味での地産地消の発展拡大、うちにないものについてをどのように取り入れて、うちのまちで例えば加工業の新規出店ですとか、加工業の誘致ですとか、そういったことも総合的に含めた行政としてのバックアップ、支援体制についてどのように考えるか。先ほどのご答弁の中で砂川市内で随分といろんな動きがあって経産省の初めての説明会みたいなのも開かれるといったことなので、これを機にさらに一歩一歩前進する、いわばこういう財政状況やピンチのときだからこそ皆さんが一丸となっていろいろと新しいアイデア、今までにとらわれないアイデアで攻めの姿勢が私は必要だと思うのです。決して財政状況が厳しいからとか、そんなことはできるわけがないからとか、守りに入ってしまえば、これは何も先に進まないので、そういった相互連携ということも今の行政の枠組みでは難しいかもしれませんけれども、何がしかやっぱりできることがあるのではないかと。先ほどの話し合いも含めてそうなのですけれども、そういったことに一歩踏み出してみるというお考えはないかどうかということを再質問として、まずその辺はお伺いします。再質問終わります。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
高齢者福祉サービスの拡大ということでただいま議員のほうから、伊万里市ですから、佐賀県の伊万里市の取り組みといたしまして、認知症等により見守りが必要な高齢者というようなことで家族にかわって見守りや、あるいは話し相手となることでというような事業の紹介もありましたけれども、このサービスと同様な形で砂川市でも実施しておりますのは、現在社会福祉協議会で実施しております市民ふれあいサービスというのがございます。この事業につきましては、市社協で平成11年度から実施しております。内容的には、そういった方の話し相手、こういったことも含めて買い物に同行したり、あるいは外出の介助をする、このようなお世話等、有償ボランティアでしているという事業がございます。これについて社会福祉協議会のほうでも力を入れていまして、昨年度、平成19年度にはご案内のパンフレットを作成して全戸に配布してこの制度の周知といいますか、お知らせに努めたところであります。この事業をちょっと紹介いたしますけれども、平成17年、18年ごろは10名、11名のそういった利用でありましたけれども、平成19年度には21名の方が利用されているという状況であります。これにつきましては、時間数でそれぞれサービスを提供しておりますけれども、利用時間数についても相当伸びているという状況であります。このサービスを提供している方につきましては、現在31名の方が登録されていて、このサービスに対応しているという状況であります。お話の中では、こういった事業を伊万里市ではシルバー人材センターに委託をして、それぞれセンターに登録されている方が生きがいを持ってそういった福祉サービスに当たっているというお話もありましたけれども、この提供会員、ここにつきましては社協のほうでもこの有償ボランティアの輪を広げて少しでもこういった社会福祉事業に参画してもらうということで募っておりますけれども、やはりこういった有償ボランティアで当たられる提供会員の皆様の中には、やはりその高齢者福祉というようなサービスの提供にやっぱり自分として生きがいを持ってそういう提供会員になられているということもございますし、またこの提供会員に限らず、それぞれの町内会、地域においては周辺のこういった対象となるような、そういう高齢者がいれば、進んでそのお世話をしたりというような状況もあると思います。いずれにいたしましても、現在砂川市ではシルバー人材センターに委託をしてというよりも、むしろこういった社協で取り組んでいる事業が年々拡充しておりますので、これらの事業をさらに充実させていきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 建設部技監 金田芳一(建設部技監は2010年9月まで)
道路の情報の提供について事業者と話し合いの場を設けれないかというふうなご質問でございますけれども、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、砂川市が管理しております道路延長、膨大なものですから、道路職員のパトロールだけでは安全な維持管理はちょっと無理なところがありますので、町内会とか事業所等から多くの情報を提供していただき、安全に管理を行っているのが現状でございます。したがって、今後先ほど議員さんがおっしゃいました事業所等々の検討を加えまして、今後話し合いの場を設けるような形で検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
何点かに分けてご質問あった件につきましてご答弁申し上げたいと思います。地産地消の活動としては、従来農産物の直売所が代表的なものとしてとらえておりましたが、実際に今各イベント会場でさまざまな創意工夫がされておりまして、それぞれで盛り上がっているわけでございますけれども、地場農産物の加工、販売、イベント会場での外食、食料具材に地元農産物の利用など、その活動内容は多彩でございます。農商工連携に果たす行政の役割でございますけれども、1次産業の農業者と2次、3次の中小企業者との接点といいますか、きっかけづくりというものが行政の大きな役割分担ではないかと思っています。その後は、それぞれが営業活動に入っていただきたいと考えております。例えば安心、安全な農産物をいかに売り込むか、また安価で良質な農産物をいかに安定的に購入し、原材料を調達するか、その後の製造、販売など消費者に提供できる販売ルートの確立をそれぞれ企業レベルでの協議が重要であるのではないかと思っております。行政が仲立ちした後は、民間同士の合意、契約等によりまして農商工の連携による事業が展開していくのではないかと思っております。それから、地元のほしのゆめ1俵を原料に米粉を利用して特産品とするお菓子づくりということで新聞記事等でつい最近報道されたのですけれども、砂川のお菓子組合で現在試験研究でございますが、その原料であるお米につきまして、ただいま上原ファームさんのほうの豚肉の質の向上に飼料米ということでご提案ありましたけれども、これらお菓子、米粉につきましてもその飼料米につきましても生産者価格だとか、それらの販売価格など今後検討課題もございますので、十分関係者と検討していかなければならないのでないかと思っております。それから、先進地の地産地消の事例などを参考にして整理してみますと、いろいろな形でどのような展開があるのかとか、またどのような方向性があるのか、それからこれらの事例については地域が取り組むのに非常にヒントになると考えてございます。地産地消の取り組みは、直ちに、すぐに効果が発生するというものではなくて、長く続けることが大切であると思っております。そういうことで、地場農産物を消費者の方に選んでもらえるよう、根気よく運動を継続的に進める必要があるのではないかと思っております。今後とも優良な事例の情報収集、情報分析を進める必要があると思っていますので、先進地の事例を参考に農商工連携に関する調査研究を続けてまいりたいと考えております。
再質問 武田圭介
それでは、まず道路のほうからですけれども、道路のほうは非常に前向きな答弁いただきましたので、ぜひともそういった話し合いを通じて市内の道路維持管理というものに今まで以上により一層、今までもそうですけれども、目を配っていただきたいなというふうに、意見として終わります。それで、高齢者のほうなのですけれども、なかなか今の中では財政状況も厳しいですし、新たに事業をふやすこともどうなのかなというのも確かにわかるのですけれども、1回目の答弁いただきましたように、やはり高齢者といってもいろんなニーズがいろいろとあるものですから、個人の価値観も変わってきていますし、社会の特質も変わってきているので、そういったことを常に把握するような状況というのはいろんな機会、本来の高齢者福祉に限らず、市の方がいろんな形で高齢者と接するときにいろんな悩み相談等を通じながらそういった情報を収集できる体制を庁内でも確立していただきたいなと思いますので、その辺についてどうなのかということをお伺いしたいのと、あとここにいる私も含めて、ここにいる皆さんもそうですけれども、やはり年齢というものは重ねていっていつかは老いていくものですから、ここで、もし市長、今までのやりとりの中でうちのまちの高齢者福祉ということについて、何か具体的な事業やれという話ではないです。高齢者福祉について何かお考えがあるとか、高齢者の福祉に対してこう思うというようなことがあれば、この機会に市長の思いをちょっとお伺いしたいなというふうに思います。それから、3点目の農商工連携のほうですけれども、今質問と再質問でいろいろと答弁いただきました。その中でやっぱり地場産の活用ということはやっぱり第一に置くのは、もちろん当然なわけでありますけれども、その中でもっと最初の答弁でもありましたように消費者と生産者との交流があってもいいのかなと。生産者の方というのは、当然なりわいとして農業を営んでいるわけですから、決して遊びでつくっているわけではありません。自分たちの生活がかかっているので、所得の向上に結びつかないことというのはなかなか大変だと思うのです、お願いするのも。ですが、もうちょっとやっぱりせっかくこの議会の中にも農業を営んでいる議員さんも複数いらっしゃいますし、農業委員会の会長さんもいらっしゃいますから、行政としても話しやすい側面はあると思うので、もっとそういった一般の市民ですね、一般の市民と生産者である方に人間の根源である食、食についての関心を高めてもらう。本来的であれば、小さいころからの食育ですとか学校教育の話になるのでしょうけれども、その辺はちょっと触れられませんから、触れないこととして、そういった何か経済的なもののつながりとして相互理解を促進しながらそういうイベント、交流の場というものが考えられないのかどうかということです。それと、私が想定した農商工連携というのは、やはり内にこもっている地産地消と連携だけでは限界が来てしまうと。そうではなくて、今規格品外というものも結構都心のスーパーとかではやはり日本の農産物というのは高く売れるのです。ただ、それが出荷するためにはある程度の単位数がそろっていないと出荷もできませんし、なおかつそれを運ぶコスト、輸送コストの面と、それを保存しておくための技術、まさに保存するような技術と、それから移動するに当たっての輸送時間を減らす等の技術が工業の分野での連携と、それから生産するほうはもちろん農業の連携ですし、流通と物販を行うということは商業の連携にもなってくると思います。あとは、そういったいろんな情報を収集して、ちょっと行政の役割から本来的には離れてしまうのかもしれないですけれども、語弊を恐れずに言えば、砂川ぐらいのまちでやはり一番企画部門が充実しているのは市役所なのです、情報収集体制等もあって。そういったところでの情報の投げかけ、発信というのは、新たな行政サービスとして私はそういったことを行ってもいいのではないかなというふうに思うのです。そういったことについて、もちろん皆さん方が一生懸命やっているのは十分見ていますので、わかっていますけれども、さらに砂川を思う気持ちをもっと前面に出して何か協力できることがあればどんどん協力していっていただきたいと。行政という枠組みに必ずしも縛られることなく、もちろん違法なものとかはだめですよ。そうではなくて、まちがよくなるのであれば、そういった連携というのはできるような限りでお手伝いしていくのが新たな行政サービスとして私はあってもいいのかなというふうに思いますので、その辺についてのお考えだけを再々質問としてお伺いいたします。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
ただいま高齢者のそれぞれの個人の価値観から求める、あるいは必要としているサービス、そういったものの需要もいろいろあるのではないかと、そういう意味ではいろんな機会を通じてそれらの高齢者のニーズというものを十分やっぱり把握をして確立する必要があるのではないかというお話であります。この点に関しましては、各町内会会長等で組織しております町内会連絡協議会、あるいはこの町内会の中での福祉部会、そして福祉担当の方のお集まり、そういったお集まりの中で地域の身近ないろんな高齢者の問題、あるいは市としてしなければならない課題、そういったものも十分話し合われているようでございますし、また老人クラブ連合会、こういったところからもそういった高齢者福祉の意見、要望等もございます。これら十分そういった関係機関と協議しながら、そのニーズに即した提供をどのように拡充していくのかということも協議、検討を加えてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 市長 菊谷勝利(市長は2011年3月まで)
ご質問いただいたのでありますけれども、今やこの日本は世界の1位にある長寿国になっておられる。人生80年時代を迎えているというのと同時に、砂川においても今65歳以上の方が3人の1人の時代に来ている。ある意味では、地方自治体がこれからどういう目標に向かっていくかというと、高齢者の方々が長らくこの砂川に住んでいただいて、今後とも楽しく生きがいをどう持っていくかがやっぱり政治の責任の分野ではないのかなというふうに思っておるのです。そういう意味で今市民部長が言ったように、現在やっているものが本当に高齢者の方々が生きがいを持って、それを喜んで享受しているかどうか、受けているかどうかという問題もあるわけでありまして、今後改めてこの第6期総合計画の中でも今内部でもいろいろ検討しておりまして、いわば無料化がいいとか、そういう福祉的な問題よりもどうやって生きがいを感じるかというところに視点を当てた新しい政策等も考えなければならない、そういうところに来ているのではないだろうかなと思います。今すぐこれこれというものではないけれども、十分今後とも検討を加えながらやっていきたいと思っております。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
地産地消の運動としての推進ということで、現状では消費者と生産者の相互理解というものが必ずしも十分ではないということから、今後生活のスタイルだとか食生活が大きく変化していることを踏まえまして、消費者と生産者が相互に理解を含め信頼関係が構築できるようにコミュニケーションといいますか、そういうものを強化していく必要があると思っております。これらコミュニケーションの場というものが情報交換の場になるわけでございますが、市内で開催されているいろいろなイベント、これらに新しい顧客の掘り起こしというような大きな観点から生産者と消費者、それら情報交換の場だとか、顔が見えて話ができる関係づくり、こういういろいろなもののニーズを合致させる機会を踏まえて市内で開催されるイベントなどに情報の交換の場づくりということで行政側としても一緒になって連携していきたいなと思っております。砂川市内で自給自足的な地産地消ではなくて、価値観が多様する現在にふさわしい形で地産地消を広げていくというものも十分必要だということで考えてございますので、今後も地産地消に幅広く弾力的に構えて推進する必要があるということで考えております。