砂川市議会 平成20年第3回定例会 2008年9月9日
(1)妊婦健診の公費助成の拡大について/(2)出産費用の保険適用と出産育児一時金について/(3)後期高齢者の健康診査について/(4)農業振興対策について
2008年9月9日、砂川市議会の一般質問で、土田政己議員が「妊婦健診の公費助成の拡大について」「出産費用の保険適用と出産育児一時金について」「後期高齢者の健康診査について」「農業振興対策について」について質問し、市民部長 井上克也、経済部長 栗井久司が答弁しました。
- 質問者
- 土田政己 議員
- 答弁者
- 市民部長 井上克也、経済部長 栗井久司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 土田政己
大きな項目で4点について一般質問をさせていただきます。まず第1点目に、妊婦健診の公費助成の拡大について質問をいたします。厚生労働省は、昨年1月16日の妊婦健康診査の公費負担の望ましいあり方との通知を出し、その中で母体や胎児の健康確保を図る上で妊婦健康診査の重要性、必要性が一層高まっているとして少子化対策の一環として妊娠中の健康費用の負担軽減を求められ、負担軽減が求められており、妊娠、出産に係る経済的不安を軽減し、少子化解消への一助に資することとともに、積極的な妊婦健康診査の受診を図るために妊婦健康診査について自治体における公費負担の充実を図る必要性があると述べて、公費負担については14回程度行われることが望ましいという、望ましいと考えられるとして、最低5回程度の公費負担を実施することが原則であると通知をしております。これを受けて全国の自治体の9割がことしの4月までに5回以上に拡大しておりますが、砂川市は現在3回までとなっていますが、今後何回まで拡大しようと考えておられるのか伺います。また、健診の費用は医療機関や検査方法によって違いますが、砂川市の助成額と支給の方法についてあわせてお伺いしたいと思います。大きな2番目に、出産費用の保険適用と出産育児一時金について質問をいたします。健康保険法の第1条では、出産も保険給付の対象になっており、国民健康保険法の第2条でも出産に関して必要な保険給付を行うものとするとされていますが、なぜ砂川市の国民健康保険では適用がされていないのか伺います。また、出産育児一時金の増額や支給方法の改善が厚生労働省でも検討されているようですが、現在の支給額と増額の見通し、支給の方法や仕組みについてお伺いをいたします。3番目に、後期高齢者の健康診査について質問をいたします。北海道後期高齢者医療広域連合の委託を受けて砂川市が8月より後期高齢者の健康診査を始めたようですので、その内容についてご質問をいたします。後期高齢者医療の被保険者である生活習慣病の治療を受けていない方とされておりますが、市内の被保険者のうち受診対象者はどのぐらいの方がおられるのか、また特定健康診査のように受診の目標数はあるのか、あわせて8月度の受診者の数についてお伺いをいたします。2つ目として、健康診査の内容と1人当たりの費用の総額、また自己負担分の公費助成の考え方についてお伺いをしたいと思います。最後に、農業振興対策について2点質問をいたします。1点目は、今燃油、肥料、飼料など農業生産資材の異常な高騰による市内生産農家への具体的影響額と来年の営農に向けての対応策についてお伺いをいたします。燃油の高騰に加え、農家にとって最も欠かせない肥料が7割から8割も値上がりし、中には2倍以上に値上がりする肥料もあります。北海道の調査では、道内における肥料だけでの上昇分だけでも300億円以上の影響が出ると見られ、道内担い手農家の1戸当たりの負担増は340万円を超えると言われております。来年の営農計画が立たないという極めて深刻な事態であります。市内、砂川市内の基幹産業である農業は水稲、ソバ、タマネギ、トマトを初めとする施設園芸、リンゴ、酪農など多くの品目があります。各分野の具体的影響と国や道へ向けての対応、市独自の対策についてお伺いをいたします。農業振興対策の2番目に、エゾシカによる市内農家への被害と被害の現状と対策についてお伺いをいたします。エゾシカによる空知管内の被害は、一時減少傾向でしたが、ここ数年被害額が増加に転じ、その対策に追われております。2006年度の空知管内全体での被害額は7,300万円と言われておりますが、新聞報道によると北空知では2006年度に比べて2007年度の被害額は2倍以上に上るとされております。そこで、次の3点についてご質問をいたします。砂川市内の全体の被害額の状況について。2つ目に、市内全域での系統的な実態調査を行う考えがあるのかどうか。3つ目に、各農家が自主的に行っているエゾシカ侵入防止用の電気さく設置などへの道、国の支援事業の活用についてお伺いし、第1回目の質問といたします。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
初めに、大きな1の妊婦健診の公費助成拡大についてご答弁申し上げます。妊婦健康診査の公費負担につきましては、平成19年1月に厚生労働省母子保健課長名で妊婦健康診査の公費負担の望ましいあり方についての通知があり、母体や胎児の健康確保を図る上で妊婦健康診査の重要性、必要性が一層高まっていることから、5回程度の公費負担を実施することが原則であるとの考え方が示されたものの、公費負担を義務づけたものではなく、自治体の実情に応じて実施するというものであります。本市では、砂川市立病院における妊婦健診料金の減額措置等を勘案し、本年度につきましては公費負担回数を3回としておりますが、妊娠、出産に係る経済的負担を軽減し、少子化の解消の一助に資するとともに、積極的な妊婦健康診査の受診を図るため、来年度、平成21年度から公費負担回数を5回とする方向で準備を進めているところであります。なお、助成額についてでありますが、妊婦健康診査は妊娠周期により検査項目が同一でないことから、1回当たりの料金はそれぞれ異なり、平成20年度は3回分合計で1万6,350円であり、平成21年度から助成回数を5回にふやすこととした場合、平成20年度ベースで計算しますと5回分合計で1万9,870円の助成となります。助成方法につきましては、従前同様、妊娠届け出時に市が受診券を交付し、受診、健診時に各医療機関へ受診券を提出することで健診料金を支払うことなく受診できることとなります。次に、大きな2の出産費用の保険適用と出産一時金についてご答弁申し上げます。初めに、健康保険法では適用になり、国民健康保険では適用されない出産に関する保険給付でありますが、生活保障としての出産手当金のご質問と思われます。この出産手当金につきましては、産前産後期間において給料が支給されないときに支払われることとされており、基本的には会社員などの被用者保険の被保険者が該当することとなっております。国保でも任意に出産手当金の支給を定めることができることとされておりますが、国保の被保険者が自営業、学生、無職の方等であることを考えると、生活保障の役割を持つ出産手当金は国保被保険者にはなじまないものとの判断から、全国の市町村国保において出産手当金の制度はない状況となっております。また、出産育児一時金の額につきましては、平成18年10月から1件当たり35万円となっております。支給方法につきましては、出産前の申請により本人にかわって保険者が直接医療機関に出産費用を支払う受け取り代理の方法と出産後の窓口申請による保険者からの現金支給の方法のどちらかを選択することができることとなっております。続きまして、大きな3の後期高齢者の健康診査についてご答弁申し上げます。(1)の対象者数と受診の目標数及び8月の受診者数についてでありますが、平成20年8月1日現在、後期高齢者医療の被保険者である75歳以上の方及び65歳から74歳で障害のある方は3,156名であり、後期高齢者の健康診査については生活習慣病で治療中の方を健康診査の対象から除くこととなっているため、その割合を60%と見込み、対象者数については約1,200名と推計しております。次に、受診の目標数でありますが、実施主体である北海道後期高齢者医療広域連合から数値は示されておりませんが、過去の基本健康診査受診状況から明年3月までの受診者数は300名程度と見込んでおります。なお、8月の受診者数の、受診者数につきましては41名の方から申し込みがあり、37名の方が受診しております。(2)の健康診査の内容と費用及び自己負担の公費助成についてでありますが、健康診査の内容は基本項目である問診、診察、身体計測、血圧測定、血中脂質検査、肝機能検査、血糖検査、尿検査となっておりますが、本市では介護予防のための生活機能評価についても後期高齢者健康診査にあわせて実施しております。健診費用は6,500円であり、北海道後期高齢者医療広域連合が3,400円を、生活機能評価を同時実施していることから砂川市が2,700円をそれぞれ負担し、受診者の自己負担を400円としているところであります。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
大きな4番の(1)についてご答弁申し上げます。原油価格の高騰は、燃料費、生産資材費の価格動向に与える影響が大きく、農業経営に大変厳しい状況のため、国は安心実現のための緊急総合対策として、9月下旬からの臨時国会に補正予算や来年度予算の概算要求に具体的な営農対策を支援することを8月29日に発表しているところであります。その内容は、まだ抽象的な表現ですが、今後順次具体的な対策内容が示される予定となっております。ご質問ありました農業生産資材の高騰による市内農業者への影響額については、新砂川農業協同組合等の生産資材費の価格動向調べによりますと、肥料が加重平均で約60.8%と大幅な値上げとなっており、農薬につきましても7から10%の価格上昇、段ボール及びビニール等の資材が10%、ハウス用骨材が20から30%、家畜の飼料は7から10%の上昇、燃料は平均で42%と、いずれも生産資材が高騰しております。これらの生産資材の価格上昇分がそのまま生産者価格に転嫁、上乗せされる市場実態になっていないことから、今般の生産資材高騰分がそのまま農業所得の減収につながることが想定されるところであります。そのため米の生産農家では、平成18年度との比較で約5.15%増加し、平均的な耕作面積5ヘクタール規模の水稲農家ですと約15万2,000円の減収であります。タマネギ農家は、平成18年度との比較で約7.95%増加し、平均的な耕作面積6ヘクタール規模のタマネギ農家ですと約41万7,000円の減収、酪農では平成18年度との比較で約16.11%の増加で、1頭当たりの生産費が約4万8,000円増加し、100頭飼育の経営ですと約480万円の減収、野菜のうちトマトの施設栽培の生産農家では平成18年度との比較で10%増加し、平均的な施設栽培農家50アール規模の農家ですと約43万5,000円減収となる予想をしており、原油高騰における影響額の大きさに苦慮しているところであります。このことから、来年度に向けての営農対策として、国は緊急総合対策のうち農業については、省エネ型の設備における燃油の消費量と化学肥料の施肥量を軽減する施設園芸で実施する農業者グループに対して、燃料費と肥料費の増加分を補てんするものや燃料の高騰により資金繰りが悪化して支障を来している農業者や集落営農組織に運転資金の低利融資が主な営農対策となっております。市としては、国や北海道の具体的な対策が示された時点でその内容を検討し、関係機関に情報周知を図りたいと考えており、原油価格高騰の動きにも若干下落の傾向との変化の兆しが見られますので、現状では特に原油価格高騰に係る独自対策は講じておりません。今後の原油価格の動向を注視しながら、国、北海道の対応に関する情報提供に努め、国及び北海道に対して営農対策に関する要請をしていく所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、(2)についてご答弁申し上げます。最初に、エゾシカによる市内農家の被害状況でございますが、収穫前の農作物に被害を及ぼす動物についてはエゾシカを初めカラス、キツネ、アライグマやクマなどがございます。そのうちエゾシカの被害でございますが、被害年度は18年、換算被害面積、換算被害金額は19年度の実態調査の結果で作付面積1,062.10アール、被害金額68万1,000円となっております。次に、エゾシカ侵入防止用の電気さく設置に関する助成制度でありますが、本年2月に鳥獣被害に関する農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律が施行され、国は鳥獣害防止総合対策事業実施要綱を定め、補助事業実施を希望する市町村は被害防止計画を策定し、計画に基づき平成20年から22年度までの3カ年で電気さくなどの整備事業を実施するものであります。補助率は原則2分の1、過疎指定の市町村は55%となっております。事業実施主体は、市町村、農協、猟友会等により設立した地域協議会となっております。次に、北海道の助成制度については、地域政策総合補助金交付要綱が定められており、エゾシカ被害に関する助成制度はソフト事業として農林水産業の振興に関する事業の調査研究に該当することになり、補助率は2分の1となっております。当市で既に実施している助成制度を申し上げますと、北海道中山間地域等直接支払交付金事業において17年度から19年度までに2,000メートルを設置しており、20年度は600メーター、21年度は800メーターを計画しており、この助成制度は国50%、道25%、市25%となっており、エゾシカの出没する中山間地における傾斜地20分の1に該当する地域で実施しております。また、助成制度を受けないで農家が自主的に行っている電気さく等の設置状況は、市で確認されているもので6件、3,800メートルとなっております。有害鳥獣の被害対策については、新砂川農業協同組合が被害防止の調査を希望される農家の取りまとめを含めて助成制度を活用し、事業の受け皿となることで打ち合わせを進めており、関係機関に対して協力をお願いし、被害対策の協議会立ち上げについての検討をしているところでございます。以上でございます。
再質問 土田政己
それでは、再質問をさせていただきます。最初に、妊婦健診についてでありますけれども、現在3回を5回来年度からにふやしたいというお話でございました。ただ、厚生労働省の発表によると、ことしの4月時点で5回以上を公費負担として行っている自治体は全国で1,628市区町村、90.4%です。昨年8月の時点では305しか、16.7%しかありませんでしたから、このわずか8カ月間で5倍以上にも5回以上のところはなっていて、助成回数が一番多いのは北海道の秩父別町、空知管内の、など3町村で16回分がすべて公費負担です。14回から15回の行っている市町村は86市町村もあり、全国平均で5.5回と。助成回数が4回以下の自治体は、全国でわずか172市町村だけなのです。その中に砂川市も入っているということなので、1割にも満たない状況です。ですから、私は来年度から実施するのを5回というふうに言わずに、もっと今の厚生省の指導に基づいて、最近厚生労働大臣もそういう意味ではさらに拡充する必要あるということも8月の22日の日にも記者会見で言っているわけでありますので、さらに拡大する必要があるのではないかというふうに考えます。先ほども答弁ありましたように、健診の費用は医療機関や検査項目によって違いがあって1回4,000円から6,000円、場合によっては1万を超える場合もあるということで、全国平均でいうと健診に係る費用は10万円前後になると言われているのです。先ほどの答弁では、そのうち5回にふやしても1万9,000円、2万円にもならないということですから、それではやっぱり本当に少子化対策にはならないのでないかというふうに思いますので、5回と言わずに、私は14回一遍に全部せとは言いませんけれども、しかし少なくても10回ぐらいまで引き上げる必要があるのでないかというふうに考えますのですけれども、このあたりどういうふうにお考えになっているのか。5回では、私は全国平均以下というのは拡大したといえどもいただけないのでないかというふうに思っています。先ほど部長から答弁ありましたように、国は子育て支援事業で交付金で700円で、700億円でこの健診費用を賄われていると。交付税に算入しているから、使い道は自治体の裁量に任されるというふうに言っておりますけれども、本来であれば国が、すべて国の負担でやるのが私は、全国で同じことになるわけですから、いいわけで、自治体によってこんなに大きなばらつきがあるというのはやっぱりうまくないというふうに思うのです。しかし、現在の制度のもとでは各市町村が取り組むことになっておりますので、少なくても10回以上行われるようにするべきだと考えますが、そのあたり再度お伺いをいたしたいというふうに思っております。それから、この支給方法についても最近厚生労働大臣は直接医療機関に払えるような方法も含めて検討するというふうにも言っているわけでありますけれども、砂川市の場合はそういう意味では非常にまだその辺はそうなっていないのですが、改善される、もっと改善していく考えがあるかどうかをちょっとお伺いしたいと思います。それから、2点目の出産費用の保険適用について、これは先ほど説明がありました、答弁がありましたように、国民健康保険以外の健康保険では健康保険法に基づいて出産手当金というのが受給できるようになっているのですけれども、残念ながら国民健康保険法の2条ではそれが支給できることになっていながら、それぞれのまちで制定する条例の制定で支給しなくてもいいという条例ができる、そのことを受けて結局なっていないと。同じ働いている婦人の方でもやはり保険によって支給が、状況が違うと言っているのは、非常に残念だというふうに思うわけですけれども、少子化対策を強調するのであれば、少なくても出産費用を基本的には無料化して安心して子供が産める状況をつくり出す、つくるというのが必要でないかというふうに考えております。それから、出産育児一時金については、先ほどのご答弁で35万円というご答弁がありましたけれども、砂川市の出産一時金の現状を見ますと、国民健康保険の関係で17年度は19件、570万円、18年度は22件、710万円、ところが昨年度、19年度はわずか7件で245万円となっています。どうして18年度から19年度に3分の1以下に減ったのか、制度が変わったのか、あるいはそれとも違う要因があるのか、その辺ちょっとお伺いをしたいなというふうに思っております。次に、後期高齢者の健診について再質問いたします。75歳以上の市民で生活習慣病の治療を受けていない方、それで先ほどのご答弁では、砂川市では40%ですか、1,200名程度対象者がおられるというのですけれども、具体的に例えば生活習慣病の治療を受けていない方という中身なのですけれども、例えば血圧を下げる薬とか、インシュリンの注射または血糖値を下げる薬、あるいはコレステロールを下げる薬を直前、直近1年間飲んでいる人はだめだと、あるいは直近1年間医療機関の受診をしなかった人などということを定めている市町村もあるのです。ですから、砂川市の場合生活習慣病ということだけなのですけれども、具体的にはどういうことなのかをお伺いしたいと。そういう市町村で調べてみますと、対象者は3%から5%しかいないということになったようなのです。ですから、本当に4割も後期高齢者の中におられるのかどうなのか。私自身は、後期高齢者という制度そのものが高齢者差別の医療制度であって、これを廃止するという国民の声が今大きく上がっています。それから、この後期高齢者の健診についても医療関係者の皆さんからも薬の服用や医療機関の受診だけで治療をしていると機械的に判断して健診の機会を奪えば、その他の病気を見落とすことになるということで、この健診内容について非常に疑問の声を持っているお医者さんも砂川の市内でもおられます。そこで、私はこの制度そのものは廃止は必要なのですけれども、現在その制度のもとに行われている健診で、先ほど部長の答弁では本人負担は400円というふうに言われましたけれども、この受診をできる人たちは健康で保険を使っていない人なのです、先ほどの基準からいうと。受診したり病院にかかっている人は、だめだということになるわけですから。したがって、私は、こういう人たちの本人負担400円は自治体が負担すると。そういう自治体は、北海道内にも今生まれております。国は、高齢者を後期高齢者と75歳以上の人を差別をして高齢者いじめの政策を行っておりますけれども、そういう中でも砂川市は高齢者を大切にする温かい市政を行っているという点では、そんなに私は予算額をとらぬでも、この400円すべて無料にしてもいいのではないかというふうに考えるのです。この点について改めて市長の考えをお伺いしたいというふうに思っております。それから、農政の問題について、農業問題について部長から詳しい答弁をいただきました。大事なことは、部長答弁にもありましたように、砂川市の基幹産業である農業をしっかりと守るために、行政と農業関係団体がしっかりと手を組んで、それで政府に対して農業生産の維持と食糧安定供給、地域経済を守るためにあらゆる対策をとるよう強く求めていくということは、当然のことであると私も考えております。ただ、今政府がとろうとする緊急対策も実際どうなのかと。本来であれば臨時国会で決めてきちっと対策をとってほしいのだけれども、その臨時国会も国会の冒頭に解散、総選挙となれば全く対策がとられないままいくのではないかという、そういう危惧もあります。したがって、来年の具体的な営農対策に、営農計画に間に合わないのでないかという声もありまして、やはり国に対して強く要望していくと同時に、自治体あるいは農協自身が北海道の農業、地域の農業をしっかり守るために協力して具体的な営農対策に向けて何らかの対策をとるということで既に新聞報道されておりますので、富良野農協でも独自対策をとったり、それから隣のピンネ農協でも独自対策をとって農家の軽減をとると。さらに、きょうの新聞報道によると、美瑛農協でも美瑛の農協と美瑛町が一緒になって、そしてこの緊急対策をとるということが報道されております。美瑛町は、美瑛農協は全体で1億1,500万ほどの対策をとるようでありますけれども、そのうち町は3,000万、財政が非常に厳しいのですけれども、地域の基幹産業を守るために3,000万出して対策をとるというようなことが各地で次々と手を打たれているような状況であります。したがって、今世界的には食糧不足で極めて深刻な状況にあるし、同時に今私たち農家にとって非常に頭が痛いのは、ことしは米が豊作で、作況指数101を超えた場合、集荷円滑化対策が発動されるとなれば、米の値段は7,000円ですか、半分の値段の米を出荷しなければならないという、そういう事態にもなっていて、この原油高騰、資材高騰とあわせて、先ほど部長答弁があったように、農業生産の価格が上昇しているのであればいいのだけれども、逆に農産物の価格は下落傾向にありながら生産費がふえるという点では非常に大変なので、改めて市、農協さんあたりとよく協議して市独自の対策、砂川市独自の対策をとる考えないのかお伺いいたします。最後に、エゾシカについては、先ほどのご答弁がありました。ぜひ今原油や肥料、あるいは農業生産資材が値上がりする中で、さらに農産物の被害、エゾシカによる被害がいて一層中山間地域では厳しい状況にもあるわけです。市と農協さんを中心にして協議会を立ち上げて、国や道の支援策を受けていくという方向でありますので、ぜひそれが対策ができるようにお願いしたいと思うのですけれども、その場合お伺いしたいのは、砂川市全体で計画を立てた場合に補助を受けるのか、あるいは地域別というか、一の沢とか焼山とか富平とか、そういう地域別に具体的な計画を立てなければいけないのか、そのあたりの取り組みの方法について最後にお伺いし、再質問とさせていただきます。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
まず、妊婦健診の関係であります。回数の関係でありますけれども、議員ご承知のとおり、今年3月の定例会の予算質疑の中でこの問題取り上げられまして、早速理事者のほうから私ども事務担当のほうにとにかく来年については5回検討ということで指示もありました。それで、参考までに申し上げますと、この近隣で申しますと、芦別が3回、赤平が2回、また上砂川町4回、浦臼町2回となっており、その他については5回ということで、砂川は3回という20年度の状況であります。また、全道的な状況でいいますと、全道35市で最も回数の多いのは5回であります。調査いたしますと、5回が29市、3回が砂川を含めますと5市、2回が1市というような状況でありまして、先ほど1回目でご答弁申し上げましたとおり、いずれにしても来年度に向けては5回で準備を進めておりますし、当然また平成21年度の予算編成をする中では、そういった他市の状況等も含めて、5回ありきということではなくて、その状況も含めた中で当然検討していくという考え方に立っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。なお、健診費用の関係でありますけれども、1回目にご答弁いたしました。それぞれ医療機関、受診機関でまちまちであります。参考までにちょっとお話を申し上げますと、砂川市立病院、仮にという話ですけれども、14回すべてやった場合の金額と、あるいは滝川で、お隣の滝川で14回すべてやった場合の金額、これでいくと5万円程度違うというような、そういう状況もあってまちまちであります。そういったことでは、回数もそうでありますけれども、実際その健診費用というのが何ぼ負担かかるのかというのがそれぞれの医療機関でまちまちであるということもご理解を賜りたいと思います。また、支給方法の関係でお話もありましたが、実はこれにつきましては全道の道内の市町村、そして道が契約いたしまして、今度は北海道と道医師会が契約をいたしまして、この妊婦健診についてはそれぞれ市町村で受診券を交付して道内のどこの医療機関で妊婦健診されようとも、それぞれ受診券を持って受診をされて、その分についてはそれぞれの市町村が負担するというような契約になっておりますから、今その自治体がかわってということにはなりません。また、これについては保険適用外ということでご理解を賜りたいと存じます。続きまして、出産手当金の関係でありますけれども、これにつきましては健康保険法では義務的に、強制的にこれは支給しなさいというものがこの出産一時金でありますし、葬祭費であります。また、傷病手当金、出産手当金についても健康保険法では義務的にと。これは、被用者保険、当然働いておられる例えばご婦人が出産をされる、そういう場合については働いておられるから収入もあると、その収入が産前産後に限って仮になくなるとすれば、それを補償するというような休業補償の一環でありますけれども、国民健康保険につきましては答弁申し上げましたとおり、全国の市町村国保で出産一時金、そして葬祭費ということで、休業補償としてのこういった傷病手当、出産手当金について制度化している、実施しているというところはない状況でありますし、またその理由としては先ほど申し上げましたとおり、国保というのは無職の方、無収の方も対象としているというようなことでございます。仮に、仮にの話でございますけれども、そういったものもできないというわけではありませんけれども、もしするとすれば、当然そういった方に保険料で別途その部分を徴収しながら運営をしていくということになりますから、それについては国保の性格上全国の市町村でそういう取り扱いをしているということでご理解を賜りたいと存じます。続きまして、後期高齢者の健診の関係でありますけれども、これについては実施主体というのがこれは北海道の後期高齢者医療広域連合であります。ご承知のとおり、制度でいろいろお話もありますけれども、75歳以上の方、そして65歳から74歳までの一部の方については保険者が砂川市ではなく、あるいは健康保険組合でなく、後期高齢者医療広域連合が保険者であって、この健診については実施主体は広域連合であります。各市町村が委託を受けて、かわってその事業を実施しているということであります。そこで、北海道後期高齢者医療広域連合では要綱の中でこの健診について定めをしております。この北海道後期高齢者医療広域連合健康診査実施要領というものがございまして、先ほど議員さんおっしゃりましたとおり、こういった一部疾患、これらの疾患については除外をするのだと、そして健診に当たっては自己負担1割程度をいただくのだと、そういう実施要領にのっていることでございます。参考までに申し上げますと、この管内でありますけれども、砂川市は現行400円でございますけれども、この中空知の関係で申しますと、浦臼町がたまたま平成20年度は自己負担は取っていなかったというようなことから、担当のほうに聞きますと、準備がちょっとおくれて間に合わなかったというようなことで自己負担までの議論ができなかったということで、これについては来年度からも1割程度の負担をいただくのだということでありますから、この中空知5市5町の状況を見ましてもそれぞれ自己負担金を1割程度いただいた中で健診を実施しているという状況でありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 経済部長 栗井久司(経済部長は2013年3月まで)
最初に、原油価格の高騰による、JAと協議して市独自の対策はというご質問でございますが、原油価格の高騰による影響につきましては、国の総合経済対策として今さまざま、いろいろな営農対策の方法が論じられている最中でございますが、一方地元ではJA新すながわとしても農家への資金融資など支援を考えていると報告を受けておりまして、農協系統資金の相談窓口などの設置など、今後具体的な営農対策を講じられる方向でございます。砂川市としては、具体的な独自の営農対策は講じておりませんが、国の総合経済対策の内容が当市の農家に該当するか、制度の活用について関係機関と十分協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。2点目のエゾシカの被害による国の補助制度でどのような被害防止計画になるのかというご質問でございますが、基本的に侵入防止策の電気さくでは電気さく設置の農作物は防げますが、電気さくのない箇所の農地にエゾシカが出没することになりますので、昔ながらの猟銃により有害鳥獣駆除対策が継続的に必要であると認識しております。本年作成される被害防止計画については、全市的な計画になりますが、一番適切な方法と考えておりますのが猟銃のほか箱わななどによる駆除と、ご質問のあった侵入防止用の電気さくを希望する農業者には国の助成制度の活用など情報提供を行って、事業実施に向けた取り組みを生産者団体の農協を通じて検討してまいりたいと考えております。そのようなことで今後、ことし、本年被害防止計画を策定して、次年度以降国の制度を活用した形で箱わななり電気さく等で事業の予算づけしながら、エゾシカの被害対策に対応してまいりたいと考えております。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
申しわけございません。1件答弁漏れがございました。出産育児一時金の関係で平成19年度が7件ということで、随分件数が少ないというお話がございました。この関係につきましては、実数で申し上げますと、平成17年度が19件、平成18年度が22件、平成19年度が7件であります。また、今年度4月から8月まではこの出産育児一時金、国保での支給は5件となっておりまして、平成19年、少ない状況になっておりますけれども、これはたまたま国保の被保険者で出産をされた方が少なかったと。申しますのは、砂川市全体の出生件数の受理件数で申し上げますと、平成17年度が154件、平成18年度が148件、そして平成19年度が136件ということで大きな違いはございませんから、たまたま平成19年の国保の被保険者に限っての出産が少なかったということでご理解を賜りたいと存じます。
再質問 土田政己
時間がなくなりましたので、絞ってお伺いいたします。先ほども言いましたように、妊婦健診あるいは出産の費用について、8月22日の舛添厚生労働大臣の記者会見で、少子化対策の強化を一層強めていく一環として妊婦健診の公費負担の一層の拡大を図るということを明確に述べているのです。ですから、部長は先ほど今後の状況見ながら5回といわずさらにふやすと言ったけれども、ぜひ国もそういう方向ですから、5回に、5回というのは最低の基準ですから、来年度予算の編成に向けてぜひその辺で、先ほど例を挙げられたのはこの中空知の旧産炭地と同じ状況ではないと思うのです。砂川市は、私はいいのは市立病院です。産婦人科、小児科も集約されて、本当に安心して子供さん育てる、産み育てられるまちになると思うのです。そういう立場からいうと、やはりこの妊婦健診とか出産の費用の問題についてやっぱりぜひ充実される必要があるのではないかと。あわせて、労働大臣は出産費用についても、出産の費用についても数十万かかると。具体的に言うと、40万から60万のお金がかかるというふうに言われていて、公費、出産費用を事前に準備しなくてもよい制度を来年4月より制度改革として実施を目指したいということも記者会見で言っているのです。ですから、今の若い人たちがなかなか子供さんを産めないのは、その出産費用も大変だということがあって、これは厚生省もわかっていて、少子化対策のもとでその制度改革をするために、事前に40万、60万のお金を準備しなくても子供さんが生まれるようにすると。さらに、出産後の一時金については直接医療機関に請求、支払いがされる仕組みに変更することも検討するとも言っているのです。ですから、本人に払って、本人から払うのでなくても、すぐかかった費用は国や自治体からすぐ医療機関に払って本人負担はないというふうな状況にしようとしておりますので、ぜひそういう状況を踏まえてさらに一層妊婦健診の拡充のために努力をしていただきたいというふうに思いますので、そのあたりについてお伺いをしたいというふうに思っております。それから、後期高齢者の健診について、いろいろ議論はあるところなのでしょうけれども、実際には差別なのです、一般の。午前中も質問ありましたように、特定健診のほうは特定健診でやっているのだけれども、75歳が過ぎると別の健診であると。お医者さんも言われたように、病院にかかったり、血圧の薬とか、コレステロールとか、そういう薬を飲んでいる人は一切だめということにしたら、どれだけの人が実際受診できるのだと。病気は、いろんな病気ありますから、それだけでないのです。ですから、先ほど部長答弁あったように、身長や体重や血圧や、それから血糖値、尿検査だけで、それだけでお年寄りの病気が、いろんな病気がわかるということにはお医者さんもならないと。こんな健診では本当に役に立つのだろうかという、やっぱり医療機関からの疑問の声はあるのです。そういう意味では、やはり私どもはこの後期高齢者医療制度そのものを廃止していく必要あるし、抜本的に見直しをしていく必要があるというふうに考えておりますので、先ほども言いましたように制度のあるうちは、砂川市は400円だというのですけれども、せめてそのぐらいは、1,000人受けても40万あればできることです。1,000人なんか受診はありません、8月で37人しかいないのですから。したがって、ぜひそういう意味では市長のお年寄りを大切にするという気持ちでこの400円を自治体で負担をしていくというお考えないのかどうなのか、そこだけお伺いして質問を終わります。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
ただいま土田議員おっしゃったとおり、厚生労働省のほうではこの子育て支援の一環から、お話あったとおり、その健診の充実というようなことで閣議後の記者会見で舛添大臣が考え方述べているよという情報もございます。また、出産育児一時金については、先ほど言ったとおり、受領代理ということで出産後に保険者、砂川市の国保が医療機関に払って、出産されるご本人は一切支払い行為はないというもの、これについては選択制でございます。そういったこともあるし、従前どおり現金で本人に保険者から手渡して、その手渡したものを持って医療機関に支払う、現在支払い制であります。その選択制なのですけれども、これについては砂川市国保はいち早く受領代理、直接保険が医療機関にお支払いをするという方向をとりましたけれども、まだ実施していない市町村国保もあります。そういったことから、厚生労働省の考え方としまして、これらは今度選択制でなくて、あくまでも出産費用については保険者が医療機関に直接支払う、そういう方法で、方向で検討しようということでございますから、恐らくこの流れでいきますとそういった方向になるのだろうなというふうに考えております。最後に、後期高齢の健診の制度でございますけれども、制度自体先ほどもいろいろお話ありますけれども、実施主体があくまでも広域連合であります。広域連合が実施する一つの要領としまして、自己負担を1割程度もらった中で行うのだという方針であります。それについては、いろいろご意見もあろうかと思いますけれども、先ほども申し上げましたとおり、この5市5町においても道内においてもほとんどが、そこまで詳しく調べていませんが、申しわけありません。ほとんどのところがそういう自己負担、要領にのってやっているはずです。仮にそれを自己負担を取らないで、徴収しないでということになれば、やっぱり実施主体の広域連合として一部負担のあり方はどうなのだというような議論がやっぱり基本でないかなと思います。そういった意味では、4月からスタートしまして、広域連合でございますけれども、広域連合の議会としてもそういった点についてどういうふうになっていくのか、その議会には当然市長会の代表の方なり、あるいは北海道市議会議長会の代表の方なりがそういった議員となっておりますから、当然これは不都合だというものがあればそういった場で論じられるものというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。