みんなの議会

砂川市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月10日

(1)教育問題について/(2)平和に関する行事について

2008年6月10日、砂川市議会の一般質問で、中江清美議員が「教育問題について」「平和に関する行事について」について質問し、教育次長 森下敏彦、総務部長 善岡雅文、教育長 四反田孝治が答弁しました。

質問者
中江清美 議員
答弁者
教育次長 森下敏彦、総務部長 善岡雅文、教育長 四反田孝治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 中江清美

それでは、一般質問を通告の順に従いまして行いたいと思います。1点目には、教育問題についてであります。安倍元内閣が再生教育を掲げ、真っ先に実施したのが昨年の全国一斉学力テストでした。六十数億円の多額の費用をかけ、民間企業に委託することでテストを受けた子供たちの個人情報が守られるのか、また学校ごとの序列化、競争が激しくなるのではないかとの懸念が多く出されていた中で実施され、ことしも4月22日ですか、実施されました。それで、お伺いしたいことは、まず1点目に、昨年テストの行ったわけですが、その結果等の資料が自治体に届くのにどのぐらいの期間がかかっているのか。あと、行ったテスト結果の資料が各学校でどのように利活用されているのか。また、このテストの扱いについて、文部科学省から特別な指示があるのかについてを伺います。次に、教育問題の2点目ですが、教育基本法が改正されまして、それに伴い、学習指導要領も改正され、ことしの3月に告示されていますが、改正前と改正後で内容が当然変わっていると思いますが、大きな特徴的内容についてをお伺いします。それでは次、2番目として、ことしは砂川市が市制施行50周年の年になるということで、既に記念行事も計画されています。また、過去においては、戦後50周年記念として、被爆者を招いてお話を伺うということも行っております。砂川市は4つの宣言をしていますが、何よりも市制施行の次の年の34年に最初の宣言として、全世界の永久平和確立実現に関する宣言を決議されています。市として1番目のこの宣言が平和の宣言ということで、当時の先輩議員の方々に本当に心から敬意を表します。戦後63年の月日がたち、戦争を体験された世代の方々がだんだん少なくなってきており、戦争の悲惨さが風化していくのではないかと危惧しているところです。それで、平和宣言をしている砂川市として、平和に関する行事をこの市制50周年という記念すべき年に計画することができないのかをお伺い、そのお考えをお伺いしまして、1回目の質問といたします。

答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)

それでは、大きな1番の(1)の全国一斉学力テストについてご答弁申し上げます。全国一斉学力テストとは、昨年4月24日、文部科学省が実施をした全国学力・学習状況調査が正式名称でございますが、この調査実施の目的は、全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、各地域における児童生徒の学力、学習状況をきめ細かく把握、分析することにより、教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るものであるとして実施したものでございます。砂川市内では、全小中学校の小学6年生と中学3年生を対象に実施したところであります。この調査結果につきましては、文部科学省から砂川市教育委員会へは調査実施の、調査実施から6カ月後の平成19年10月24日の結果通知となったため、この結果を分析し、子供たちに還元する時間が非常に限られたものとなったところであります。市内の学校では、子供たちには小学校では一斉に11月21日に個票を配付し、中学校では12月に行われた3者懇談会の席で説明を加えながら個票を配付したところであります。なお、今年度4月22日に実施した全国学力・学習状況調査の結果につきましては、9月に通知が行われる予定であります。次に、この調査の調査結果の学校での活用についてでありますが、各学校ではそれぞれが平成20年度砂川市教育委員会、失礼しました、砂川市教育実践方針にのっとり、自校の調査結果を分析、検討し、教育活動の成果や課題を把握、検証して、年度ごとに作成する指導計画に反映させ、教育指導等の改善に向けた取り組みを実践しているところであります。また、文部科学省から、このテストの取り扱いについて特別な指示があったかどうかということでありますが、調査実施についてのマニュアルに従い調査を実施しており、当市教育委員会に対する特別な指示はなかったところであります。全国学力・学習状況調査につきましては、今後も実施される予定でありますが、教育委員会といたしましては各学校と協力して、調査の目的を生かすよう結果を十分検討、分析し、教育及び教育施策の成果と課題を把握、検証して、その改善を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、大きな1番の(2)の学習指導要領の特徴的な変更点についてのご質問にご答弁申し上げます。今回改定された学習指導要領は、平成18年12月に改正された教育基本法と平成19年6月の学校教育法の改正を受け、平成20年3月に告示されたものであります。このたびの改定では、これまでの教育の生きる力という理念を継承し、教育基本法改正等を踏まえ、児童生徒の確かな学力、豊かな人間性、健康、体力の知、徳、体をバランスよく育てることを基本的な考えとしているところであります。中でも確かな学力の育成においては、基礎的な知識、技能の習得と思考力、判断力、表現力の双方を伸ばすために、教科書等の授業時数を増加し、教育内容を改善することとしております。授業時数の増加は、小学校では国語、社会、算数、理科、体育を小学校の6年間で1割増とし、週当たりにすると1、2年生で2時間、3から6年生で1時間の増加をしようとするものであります。また、中学校では、国語、社会、数学、理科、保健体育、外国語の授業時数を中学校の3年間で約1割増とし、週当たりでは各学年とも1時間の増加をしようとするものであります。この授業時数の増加分は、主につまずきやすい内容の確実な習得を図るための繰り返し学習や観察、実験など知識、技能を活用する学習に当てられることとなります。教育内容の主な改善事項としては、言語活動、理数教育、伝統や文化に関する教育、道徳、体験的活動及び外国語活動の6点が挙げられます。初めに、1点目の言語活動の充実につきましては、国語を初め各教科等で記録、説明、批評、論述、討論などの活動を行い、すべての教科等で言語の力をはぐくむものであります。次に、2点目の理数教育の充実におきましては、算数、数学、理科の授業時数を増加し、観察、実験や反復学習などで理数の力をはぐくむものであります。さらに、3点目の伝統や文化に関する教育の充実につきましては、各教科等において我が国や郷土の伝統や文化を受けとめ、それを継承、発展させるための教育の充実を図るものであります。4点目の道徳教育の充実では、道徳時間をかなめとして、学校教育活動全体を通じて教育的な生活習慣や最低限の規範意識、自分への信頼感や思いやりなどの心をはぐくむものであります。5点目の体験的活動の充実につきましては、発達段階に応じて集団宿泊活動や職場体験活動、奉仕体験活動や就業体験活動等を行い、子供たちの社会性や豊かな人間性をはぐくむこととしています。最後に、6点目は、英語を中心とした外国語活動の充実では、小学校5、6年生を対象として外国人との交流などにより、聞く、話すを中心に英語を使ってコミュニケーションすることの楽しさを知るとともに、言語や文化になれ親しむことを目指すこととしております。また、中学校におきましては、聞く、読む、書く力を総合的に育成することをねらいとし、授業時数の増加とともに英語における学習語数を900語から1,200語へ増加することとしております。以上申し上げましたが、新学習指導要領につきましては、平成21年度から移行措置期間となり、一部を先行実施し、小学校では平成23年度から、中学校では平成24年度から完全実施となるところであります。委員会といたしましては、今後新学習指導要領について趣旨、内容の理解等の研修を進め、移行措置が全市的に同一歩調で進められるよう、教職員を含め学習指導要領研究会を組織し、検討を行い、平成21年度における各学校の教育課程編成に活用できるよう、その指針を示してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 総務部長 善岡雅文(総務部長は2010年3月まで)

私のほうから、大きな2の平和にちなんだ行事の取り組みについてご答弁申し上げます。砂川市では、平和の取り組みとして昭和34年に、世界人類の幸福と福祉増進に努力し、全世界の永久平和の確立実現のため努力することを宣言した全世界の永久平和確立実現に関する宣言を議会において議決しております。また、平成7年には、平和都市宣言36周年並びに戦後50周年を迎えたことを記念し、長崎市長崎平和推進協会の協力を得て、原爆被災当時の貴重な資料の提供をいただき、式典や被爆体験者による講話及び原爆被災物展、写真パネル展等を実施したところであります。さらには、長く恒久平和の願いを込めて、平和祈念像「大地」を公民館前庭に設置したところであります。議員ご質問の平和にちなんだ行事をこの50周年という記念すべき年に計画することができないかとの質問でありますが、本年の市制施行50周年記念事業は市民挙げて市制50周年を祝うもので、趣旨が少し異なるものであり、特に平和にちなんだ記念事業等を実施する予定はありません。しかし、過去の悲惨な戦争や被爆体験の実情をより多くの方々に伝え、平和のとうとさを改めて呼びかけ、そしてそれを後世へと引き継ぐために平和にちなんだ事業を実施することは今後とも必要であると考えておりますので、今後事業等の実施時期については周年の終戦記念日等の節目となる年を含め検討し、あわせて事業内容についても十分検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 中江清美

午前中、次長のほうからいろいろご答弁いただきまして、一斉学力、全国一斉学力テストの実施した後、現場に、自治体に戻ってくるのに約6カ月ですか、かかって、10月にその結果が届いているということのお話ですが、1つにはテストというのは、やはり行ったときに、テスト本来の目的というのは、教えた、そのテストの中でどういうふうな部分が教員として教えて到達しているのかというのをはかる尺度になると思うのですが、それだけ期間を設けてしまうと、そういうことが分析するのにかなり難しいというか、もともと全国一斉に行うということ自体に無理があるのではないかなというふうに私は思っているのです。というのは、学力テストを去年担当した職員の方のお話ですけれども、本当にそのテストを受けるために職員、それから生徒、本当に心底疲れたと言っておりました。本当にプレッシャーにもなるしということで、今教員の方たちの業務が非常にいろいろな業務がふえているということをお聞きするのです。そういう中で、またこういう1つ大変なことが起きているということでは、本当に実際には学校というのは先生が直接子供たちと触れ合う時間を多くとることのほうが大事だと思うのです、教育上。そういうのがそういうものに振り回されているような、それにもう一つ全国のそういう学力テストというのがプラスされるという、本当に教育現場というのは大変だなというふうにその先生のお話を聞いて感じたことなのですが、それと生徒のほうの反応はといいますと、算数なのだけれども、国語のような内容だった。要するに、読解力というのですか、そういう質問に答えなければならぬ。そういうようなことで、本当にテストに対してそういう生徒の率直な声とか出されているのですが、それで本当に戻された一斉学力テストによって、本当に学校、学校で地方色がいろいろあると思うのです。それと、中には教えられていないことも今回テスト、去年のテストですか、教えられない、られていないところも何か出されたとかという声もありますし、全国一斉でやるということはそういったことも出てくるのかなというふうに当然思います。やはり進め方、授業の進め方というのは、やはり教員サイドでいろいろ考えながら進めると思いますので、すべてが全国一律に進むわけではないですから、そういった部分も結果として出てきているのかなというふうに思うのです。そういうことであれば、別に本当に教育の機会均等とかいろいろテスト実施に当たっての文科省のいろいろなことが出されているのですが、実際にはテストを行うことでやはり序列化というのですか、いろいろなテストというのは数字でしかあらわれてきませんよね。それと、今回家庭調査みたいなものも一緒に行われたみたいですけれども、やはりテストイコール点数、それが学力というふうにとらえられがちになっているのではないかなというふうに思うのです。というのは、2番目の聞いた学習指導要領なんかも、教育基本法が改正されまして、教育指導要領も変わって、これからどんどん教える中身が変わっていくわけですけれども、その根幹ですよね、義務教育というのがどうしてこれだけいろいろと、何年か前まではゆとり教育、そして今度学習指導要領では受ける授業数がふえてくる。小学校1年生から授業時間が午後、5時限の5日間なるというような、本当に学校、そういう低学年から学校の過ごす時間が長くなるということで、何か本当にゆとり教育と反対のことが進んできているのかなというふうに思うのです。それと一斉テストとのリンクというのは、いろいろ学習指導要領の中で実はその、もともと義務教育の構造改革によって教育再生会議というのができて、それで実は中央教育審議会の答申というのを受けて文部科学省でそういう指導要領をつくっているわけですけれども、そのもとになっているのが実は財界の考える教育改革の方向、経済財政諮問会議への民間意見、民間委員の意見ということで、その中に今後の教育改革の検討に当たってということで具体的な取り組みの方向というのが出ているのですよね。それが学校の評価システムの進化、強化ですね、それで学校の評価システムを強化するために全国的な学力調査を行うのだということを言っているわけです。それを取り入れて、昨年からの学力一斉テストの実施ということになって、つながっていっているわけです。ですから、次長がいろいろきっと、一斉テストのいろいろな学力テストの意義だとか教育的な観点からの意義づけをいろいろお話しされたのですけれども、根本的には構造改革という、小泉内閣時代ですよね、いろいろな構造改革やらされて、聖域なき構造改革という形で、教育面でも教育改革の構造、義務教育の構造改革がなされている結果、こういう今回の一斉学力テスト、本当に1回目は、今回も何十億、四十数億かな、1回に六十数億ですよね、全国一律のそういうところにお金をかけて、そして民間の会社に、企業に委託するということで実施されているのですけれども、そういう中では本当にこういう、今日本のそういう教育面で本当に世界的なテストの、PISAテストの、その結果を見て日本が世界の国々の先進諸国からおくれている、学力の低下が言われているということでPISA型のテストを取り入れたという、取り入れているということでも特徴あるのですけれども、PISA型のテストというのは、やはりそれぞれ北欧あたりで教育の環境もすごく違うのです、日本とは。前回私この問題少し取り上げたときに、教育長は犬山市、唯一日本で学力テストに参加しなかった犬山市も、それから世界の進んでいる国の教育ということでフィンランドの例も私挙げたときに、どちらも少人数で学級で授業、教育しているという共通点、そういったことを答弁としてあって、そういう少人数学級で教育してこそ本当にレベル的な子供たちの教育のアップにつながるというか、本当にひとしく教育を受ける、そういう環境状況をつくりながら、そういうPISAテストというのですか、世界的なそういうテストに参加して、そしてそういうところの積み上げがあってのランキングでフィンランドは1位ということでなっているわけですよね。そういう中で、日本が対比のときにかなり、最初は上位にランクしていたのがどんどん落ちていくということで、これはどうにかしなければならないということで、何かそういう一斉テストの実施ということにつながっているというふうに私は思うのです。それで、過去的に学力テストに対していろいろな、やはり現場とのいろいろな討論という、いろいろなあれが、実施することに対して教職員とのぶつかり合いというのがあったと思うのですが、そういったことがあって、しばらく全国のそういう実施というのは見合わせていたわけですよね。それがこの本当に小泉構造改革ということの義務教育版ですよね、それが根っこにあるということを考えますと、本当に今子供たちが、砂川の子供たちが本当に基礎学力をきちんと身につけて、豊かな、本当に大人になっても豊かな人間性、それから社会の中で力強く生きていく力を、本当にこのテストで培われるのかという、そういう点で教育委員会としてはどのように、テスト結果の後、現場の先生方だとかそういった方がご意見とかを伺っているのかどうか、その辺どのようにその後の状況、教育現場の状況を把握されているのか、2回目にその辺、学力テストのことではお伺いしたいと思います。あと、教育指導要領も、私ども、教育基本法そのものが変えられたということで、改悪だと思っているのですけれども、これは現場サイドの先生方、皆さん多くの方たちが前の本当に教育基本法はすばらしいということで、皆さん変える必要はないという現場の声がすごく多かったにもかかわらず、強引に決めてしまって、改革という名のもとで改悪されたわけですよね。それに伴って、教育、学習指導要領も今回それにのっとって変えられた。その中身としては、ゆとり教育といいながら、時間数、授業の時間数をふやしたり、それから道徳の時間ですか、これに今度は専門の教員をちゃんと配置させるというような、それで全教科でそういうものを取り入れていくと。何年か前に、国旗、国歌法制定されたときに、国会での質疑の中で、政府の答弁では内心の自由を保障するという答弁があるのです。そういうことからもいって、道徳というのは私は、今子供たちに教えるとか、言葉とか授業で教えることも大事かもしれないのですけれども、大人社会のそのものをやはり子供たちにどう映っているのかという、これは社会全般の言ってみれば政治のいろいろな影響があると思うのです。というのは、やはり子供たちは素直な目で見て、今政治の中でトップに結局日本の進路をいろいろ動かしている人たちがいろんなところで悪いことというのですか、いろいろ記事になるようなことをやっているわけですよね。今は、本当に軍事産業からいろんな、厚生、社会保険庁の問題とか、いろんな大人社会がいろいろなことをしているのが毎日メディアで報道されたら、子供たちは本当に何を大人のそういう社会を見て、道徳、大人はそうやって道徳とか規範とかいろいろと言うけれども、実際には大人たちは何をやっているのかと、そのように思うのではないかなというふうに私は考えているのですけれども、それでやはり道徳、公共心、そういうのは教え込むのでなくて、みずからそういういろいろなそういう周りの状況を見て自然に自分の気持ちとして植えつけられるものというか、自発的に思うことではないかなというふうに考えるのですけれども、その辺今度の指導要領ではかなり強化されて、本当にだんだん戦前の教育に戻っていくのではないかという私は危惧をしているわけです。そういう中でも、教育委員会としては文科省のやはり指導のもとで学校管理していかなければならないという立場にあるのかもしれないのですが、やはり今子供たちの世界にこういう財界の考え方のもとで教育をされているとしたら、やはりそれを本当の意味の教育再生というか、子供たちが喜んで学校、学習、学ぶ力、勉強が好きになる、そういう環境というのですか、そういうことをつくっていくということが教育委員会に求められるのではないかなというふうに、本当に砂川の子供たちを守るというか、そういうことに対してはどのようにお考えなのかということをお伺いしたいと思います。というのは、前にもお話しした犬山市の教育長さんは、犬山市の子供は犬山市で守るのだという決意のもとで、かなりの年月かけて、テストに取り組むか否かということで、そういう努力をされているということなのです。今本当に教育すごく、子供がいなかったり年いってくれば、余り関係ない世界に思えてしまうのですけれども、でもその国を本当に100年先とか見通した場合に、本当にきちんとした教育、教育というのですか、そういうものを人間を育てる、そういうのがすごくその国を本当に根幹からつくっていくことにつながるのではないかなというふうに思うものですから、すごく非常に私は危惧している面と、やはり子供は本来わからないことがわかれば、すごく勉強は楽しいというふうに私は思うのです。そういうことで、本当に今つまずいて、本当に小学生なんかでも習う科目がふえて、本当に大変だなというふうに思うのです。それだけのものを詰め込む必要があるのかというふうに思うと、本当に必要ないこともたくさんあるのではないかというふうに考えているのですけれども、そういう状況の中でも現場では一生懸命先生方は何とか子供たちと触れ合って頑張っているのだと思います。そういう中で、日本の中でも本当に子供たちのことを中心に考えて、3者協議会、生徒、それから父兄、それから教員、この3者で学校のことは計画立てていくというところもあります。やはりそういうところは、3者のいろいろな結びつきの中で、本当に学校のことを、生徒を主体とした教育というのですか、そういうのが行われているという例もあります。そういうことで、やっぱり頑張っていかなければならない本当に大事な場面に来ているのかなというふうに思うものですから、その辺お考えをお伺いしたいなと思っております。あと、先ほど総務部長のほうから答弁ありました平和についてのことなのですが、結果的には50周年の行事としてはやらない。しかし、平和のことは大事だということなのですが、私もとりたてて、もう既に記念行事も計画されていますし、そういうことで何か入れてほしいということではなくて、やはり本当にお年寄りが次々亡くなっていく都度に、本当に戦争体験している世代が本当に少なくなっていくという危惧感というのあるものですから、そういう部分では節目とか、8月というのは日本にとって本当に、8月15日、それから8月6日、8月9日と本当に戦争に考える。テレビ、メディアなんかもかなり特集を組んで行っているわけで、やはりこういうことを余り大きく構えないで、砂川市としてできることから日常ふだんに平和のことについて皆さんとともに考えれる場面がつくれたらなというふうに思って、この、こういう質問をさせてもらったのですが、その辺についてのお考えを再度お伺いしたいなと思って、私の2回目の質問を終わります。

答弁 教育長 四反田孝治(教育長は2011年3月まで)

中江議員のほうから、教育委員会の考え方はどうなのだということで多岐にわたるご質問がありましたので、順次お答えをさせていただきたいというふうに考えています。まず、1点目でありました全国学力・学習状況調査の関係でございます。これは、昨年度から第1回目として実施をいたしまして、ことしの4月22日に2回目を実施したわけでございますけれども、先ほどのお話の中にあったことは、現場の先生も含めて、新聞状況等々を見ますとやはり全国一律でやる必要はないのでないかという、そういうご意見もあることは確かでございますけれども、これはあくまでも文部科学省が国費を、新聞でいくと77億と言っていますけれども、それをかけて全国のいわゆる全体の子供たち、小学6年生と中学3年生の子供たちの状況をどうあるべきかということも踏まえて実施をされるものでございまして、これは北海道から南は九州、沖縄のほうまで全国的にすべて参加しているのです。ただ、一部愛知県の犬山市の学校、14校あるというふうに聞いておりますけれども、そこの学校だけが不参加ということで報道されておりますから、そのほかの公立の小中学校については全体的にすべて参加しているという、そういう状況にあります。それで、全国一律でなくてもいいのではないかというお話がございましたけれども、これは悉皆でなくて調査、抽出でやってきた経過がありますから、これの論議は分かれるところでございますけれども、少なくとも地方の砂川市教育委員会としては、やはり砂川の子供たちの状況も踏まえて、どうあるべきか今後のことも踏まえて、ぜひ知る必要があるということで参加をさせていただいているという、そういう状況でございます。それと、テストの分析の関係でございますけれども、これにつきましては、まさしく中江議員さんが指摘をされたテストをしてから半年後に、10月末に結果が教育委員会に届いているという、そういう状況にあります。ですから、普通はテストをやって、二、三日後に子供さんに返して、どこがどうだったかという指導をするのがテストだという、学校のテストはそういうふうになっていると思いますけれども、これは間違いなく半年かかって分析をされた資料が来て、砂川の状況はどうだったのかという、そういう状況でありますから、これは砂川市の全体の結果については常任委員会でご報告申し上げましたけれども、残念ながら全道から比べてちょっと足りない部分があるという、そういう結果になったことも、これは事実でございます。ただ、このテストは、その子供の、6年生と3年生の子供の全体の結果ではありませんので、テストの一部の結果が算数と数学、そして国語の知識と活用の面についてのテストが行われたということでございますから、子供さんの全体の、個人の子供さん個々の全体の中のテストではないということもありまして、その結果報告については、各学校統一して小学校の日程を決めて、それぞれ結果の報告と今後どういう勉強をしていかなければならないという結果を踏まえて、学校からそれぞれ指導をさせていただいているという、そういう状況にあります。それと、中学校につきましては、3者面談が11月に行われますので、それぞれの中学校で3者面談のときに保護者を踏まえて子供さんと学校の先生からそういう分析結果を個人に渡しているという、そういう状況にあります。ですから、昨年の場合は10月末に来ましたけれども、ことしはもうちょっと早くなるのかなと思っておりますけれども、9月末という、そういう状況でありますから、1カ月は少なくとも早くになってきているということでございます。ただ、基本的には、やっぱり議員さんおっしゃるように、テストをやったら早く返してもらって、それを結果分析をして今後に生かしていくというのがこれ趣旨でございますから、ただ全体的には小学校6年生と中学校3年生ですから、もうわずかしか期間がないのです。ですから、中学校に進学したり高校に行かれますから、その短い期間ですべてが指導できるかといったら、なかなかできない現状にあるという、そういう状況でございます。それと、教育現場の関係につきましてお話がございましたけれども、これはまさに砂川の市内の5校、小学校5校、中学校2校の中で110名ほどの教職員の方おりますけれども、やっぱりいろんな調査物が道教委あるいは文科省から来ますので、ある程度は、本当に、これも本当に学校におろしていいのかなという、そういうものもございますけれども、なるべく現場の先生に文書の回答を負担にならないような関係で今検討を行って実施をしていると、そういう状況にありますので、ご理解を賜りたいというふうに思っております。それと、教職員の関係で、このテストに関していろんなご意見聞いていないかということでございますけれども、具体的には聞いておりませんけれども、これは先生方から聞かなくても、教育委員会自体で考えても同じような悩み、同じような問題点は十分教育委員会としても把握しているという、そういうつもりでございますので、ただこれは一教育委員会が改善できるものではありませんので、全体的な中でご理解を賜りたいというふうに思っているところでございます。それと、学力の関係でお話がございましたけれども、これはやっぱり授業の時数をふやしたからといって、イコール学力につながるかといったら、それもちょっとなかなか、すべて否定はできませんけれども、そういう状況にはないということもありますし、特に先ほど触れておりました愛知県の犬山市の取り組みは、やはり少人数学級の編制でやっていることと、それと外国でいうフィンランドはやっぱり少人数学級で運営しているという、そういう実態はありますから、ただそれがイコール、それもすべて少人数学級イコール学力の増加につながるかといったら、そういう面ではありませんけれども、やはり担任の先生が子供たちのそれぞれの個性を見抜く、人数が少なければ少ないほど先生方の把握はできるという、そういう状況にある。ただ、残念ながら、日本では1学級40人学級ということでございますから、少人数学級にするとそれぞれの自治体ないし都道府県が割り増しで加配をして先生を採用しなければならないという、そういう現状にありますから、その点につきましても全体的にご理解を賜りたいというふうに思っております。それと、大きな問題として中央審議会のお話と学習指導要領のお話がございました。それにこれ全部絡んでくるのですけれども、教育基本法も絡んでくるのですけれども、やっぱり本当に18年の12月に教育基本法が改正をされまして、その理念に基づいて昨年の6月に教育関連3法が改正されたということも踏まえて、ことしの3月には学習指導要領が告示されたという、そういう流れが非常に速い流れになっておるものですから、地方と言ったら変ですけれども、やはり砂川の教育委員会としてもこのスピードに置いていかれないように、いわゆる関係者と協議をしてまいりたいというふうに考えております。ただ、1点、特徴的にお話がございました道徳のお話でございます。これは、本当に議員さんがご指摘のとおり、道徳というのは従来の今の教育、学習指導要領ではなくて、旧の学習指導要領の中に道徳について項目が数々述べられていたのです、学習指導要領の中に。ただ、この学習指導要領というのは拘束力がありますから、各学校、各全国の学校でこれで取り組まなければなりませんけれども、今回の教育基本法の改正によって、この道徳と言われる内容についてはすべて条文の中に盛り込まれてしまったということがあるのです。ということは、教育基本法の第2条で、従来は教育基本法の中であった教育の方針というのが教育の目標ということで、具体的に道徳に関する真理を愛するですとか国の関係ですとかと、すべては学習指導要領に掲げられた内容が法律の中に条文で目的として法文にされたものですから、ただ今後これについては、これと新しい教育基本法によっては17条のほうに国が教育振興基本計画というのを立てることになるのです。この17条によって、国が全国のそういう指針となる全国的な教育振興基本計画というのが定められるようになりますから、それに基づいて各市町村の教育委員会はこの計画を立てていかなければならないという、そういう義務規定もあります。ですから、当然第2条で教育の目標ということが掲げられておりますから、目標ということはやっぱり5年間なら5年間の計画でその目標の数値を掲げて、それの達成度とかというのが当然国のほうから今後求められるということで、この点も大変心配しているところでございます。それと、もう一点、現場といいますか、地方の教育委員会として私たち大変苦慮しているのは、従来の学習指導要領が改正になったときには、期間がある程度限られていまして、例えばその期間内に教科書の新しい教科書が選定されるとかという、そういう作業があるのですけれども、今回は20年の3月に新学習要領が告示されました。ただ、これによって、先ほど次長のほうからご答弁させていただきましたけれども、小学校については平成23年度から完全実施、中学校については平成24年度から完全実施ということで予定が示されておりますけれども、この20年から小学校は23年、中学校は24年、この間に学習指導要領に基づいた教科書がどういう教科書を選定するのかという作業がこの期間であるのですけれども、ただ今回の国が示している一部前倒しというのがあって、経過措置が来年の4月から実施をしなければならないという、そういう状況になっています。ですから、この状況が来年の4月から果たして準備ができるのかというのが一番私どもにとって大変苦慮しているところなのです。ですから、それに、来年に向けて、とにかく学習指導要領の研究会を立ち上げて、現場の先生含めて教育委員会ともども来年の4月に向けていこうというふうに思っておりますけれども、ただ来年の4月、時数がふえたり教科書の内容がいろんな形でふえてくるのですけれども、これが文科省では今の段階ではそういう教科書をつくる考え方は一つもないのです。ですから、補助教材をつくって対応してくださいということなのです。しからば、その補助教材はいつできてくるのかということになりますと、新聞報道ですけれども、来年の春先でないかということでございますから、なかなか国のいろんな教育改革はすごいスピードで進んでおりますけれども、砂川の子供たち、小中で1,429名おりますけれども、その子供たちの今後における生きる力、基礎基本はもちろんでございますけれども、人格の形成に向けて、教育委員会全力を挙げて取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 総務部長 善岡雅文(総務部長は2010年3月まで)

それでは、私のほうから、戦争体験者が少なくなっている、このような中で砂川市としてそのような考える機会、これをつくっていただければなというようなご質問でございます。平成7年、いわゆる終戦50周年の年の砂川市の取り組みを若干お話ししますと、長崎市のほうから学芸員の方が1人来られまして、それから長崎平和推進協会のほうから事務局長の方と、それからもう一人、谷口さんといいまして実際に被爆体験をされた方が来られました。この3人の方が来られまして、谷口さんのほうから実際の被爆体験の講話をいただいて、大変多くの人の参加をいただいたという経過がございまして、また長崎市のほうからも、長崎以外でこのような式典をしていただいて、大変感謝をしておりますというような話をいただいております。また、平成7年の同じ年なのですけれども、当時の村山首相が、今でいう村山談話ですか、これを残しておりまして、この話については歴代のそれ以降の首相についても日本の正式な歴史的見解として残ってございます。その中の1節ですけれども、平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和のとうとさ、ありがたさを忘れがちになります。私たちは、過去の過ちを二度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりませんと。こういうふうに申し上げておりまして、菊谷市長も全く同じ考えでございます。それで、砂川市としては、こういう考えのもとに50周年のときに長崎からの協力をいただいて催したと。ただ、先ほど1回目の答弁でも申し上げたのですけれども、これが毎年やるのがいいのかという問題になるとなかなか難しいものもございまして、節目となるようなときに、皆さんの喚起、マスコミも含めてある程度盛り上がるところに合わせたほうがより効果的でないかなというふうに考えてございますけれども、それらについては決して砂川市がそれについて後ろ向きな考えというわけではございませんので、それらも含めて検討してまいりたいなというふうに考えてはおります。それと、先ほど被爆者の講演会の話もしましたけれども、原爆展もあわせて開催をしてございまして、それには延べ1,400人ほどの方が見に来られているというふうになって、大変効果があったかなというふうに考えておりますので、それら総体も含めてまた内部で検討してまいりたいなというふうに考えております。

質問 中江清美

残り時間が少ないのですけれども、教育長からいろいろご答弁いただきまして、大変苦しい立場にもあるのかなと伺いながら思っていました。それで、やはり国の文科省の方針ですから、それに基づいて教育委員会としては動かなければならない場面もあると思うのですが、あともうわずかしか時間がないのですが、先ほど教育、義務教育の構造改革のポイントということで、中教審の中に教育の場面にすごく国が関与するということの文言というのが、文言というか、内容が強くなってきているのです。もともと教育というのは独自のもので、そういう独自性を保障されていたのがだんだん国の関与というのが強められているということでは、すごくそこら辺も危惧するわけです。それで、いろいろ財界の考える教育改革の方向性にのっとって、この中央審議会というのが中身決めているものですから、その委員の方たちというのは牛尾、それから奥田とか、要するに日本のトップの経営陣なのです。その経営陣に都合のいい教育体制をレールを敷いているような具体的な中身がいろいろ、時間がないので、書かれているのですけれども、そういう場面に今日本の教育状況が置かれているということでは、やはりすごく危機感を感じますし、先ほど少人数学級のことにも触れていたのですが、テストには何十億とお金かけるのですけれども、本当に教育予算もだんだん削られて、現場としては大変だろうなというふうに思うのですが、その辺も教員の加配問題も全部財源がついて回ることですし、こういうのをやはり国庫負担もふやしていかないと、本当に教育現場をきちんと環境整備することにつながらないのではないかなというふうに思っておりますので、やはりこれは一教育委員会としてはなかなか難しい問題ですけれども、気持ちだけは子供たちの置かれている状況というのがそういう財界の都合のいい人間に育てられないようなことで、教育委員会としてもその辺をきちんと踏まえて、具体的にはどうのと言うことはできないと思いますけれども、気持ちの中でそこら辺を踏まえてやっていっていただきたいなというふうに思います。それと、平和のことについては、部長のいろいろな平和に対する思いは市長も同じだということで、別に私は大きな取り組みをするということではなくて、例えばそういう8月のときにいろいろな市民団体も過去的にはいろいろな催しも独自に取り組んでいますから、積極的にそういったことで協力していただければいいのではないかなというふうにも思いますし、節目節目にそういう取り組みも考えたいということで、そういうことではよく市の考え方もわかりましたので、そういうことで私は2回目に平和の問題ではご答弁いいのですけれども、最終的に教育長のほうからその辺の財界の考え方ですか、その辺の危惧というものについて、ちょっと難しいかもしれないのですけれども、その辺についてご答弁お願いします。

答弁 教育長 四反田孝治(教育長は2011年3月まで)

中央教育審議会の関係でございますけれども、これについてはご指摘のとおり首相の諮問機関でございますから、それぞれいろんな委員さんが来て、それぞれいろんなご意見を言いながら、まとめたものを国会でどうするかという論議ですから、これについては私のほうからどうのこうのと言う立場はございませんけれども、ただそれで国、文科省が決めた学習指導要領については、これは全国共通の大綱的なものでございますから、これらを受けて、それぞれ砂川市のそれぞれの学校に対してはいろんな意味で大きくタイプ的な基準という、そういうとらまえの中で砂川に合った学習、教育の教育課程を組むということは、砂川の定めている学校管理規則にものっておりますけれども、これはあくまでも学校の教育、学習指導要領にのって教育課程を決めて、それが教育委員会に出されて、教育委員会で決定していくということでございますから、決して砂川の教育委員会がその学習指導要領のとおりがちがちになっているのかといったら、そういう面もございませんので、少なくとも砂川らしい教育課程の実践は今後ともやっていけるということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

出典:砂川市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月10日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる