みんなの議会

砂川市議会 平成21年第3回定例会 2009年9月15日

(1)行財政改革について/(2)不在者投票事務について

2009年9月15日、砂川市議会の一般質問で、中江清美議員が「行財政改革について」「不在者投票事務について」について質問し、総務部長・選挙管理委員会事務局長 善岡雅文、総務部長 善岡雅文が答弁しました。

質問者
中江清美 議員
答弁者
総務部長・選挙管理委員会事務局長 善岡雅文、総務部長 善岡雅文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 中江清美

それでは、通告の順に従いまして質問をしていきたいと思います。行財政改革についてを伺います。私が議員になりまして10年が過ぎました。この間、市役所内部も行財政改革で職員数も減少し、スリム化してきていますが、日常の仕事をこなしていく上でどのようなメリットやデメリットがあるのか、また市民に対しての窓口業務に支障はないのか伺います。さらに、女子職員の地位向上における具体的な取り組みについて伺います。過去的に課長職が1名いましたが、その方は退職されており、現在は課長補佐職が1名います。また、正職の女子職員は15名という状況ですが、この10年間の取り組みについて具体的な……この10年間の取り組みについての具体的な内容をお伺いします。あと、2点目に第45回衆議院選挙が8月30日に行われましたが、期日前投票をした人が過去最高という結果が報道されています。市内の老人施設や病院などの不在者投票事務がどのように実施されたのかを伺います。

答弁 総務部長・選挙管理委員会事務局長 善岡雅文

それでは最初に、大きな1の10年間の行財政改革における行政面での評価と総括に関するご質問についてお答えをいたします。砂川市における行財政改革につきましては、平成11年度に公債費負担適正化計画を策定するなど、当市の財政状況の悪化を背景に簡素で効率的な行政の確立に向けた計画的な行財政改革の推進を図るため、同年には砂川市行政改革推進委員会を立ち上げ、今までに3度にわたり実施をしてまいりました。その内容につきましては、議員もご承知のとおりであり、詳細に述べることはいたしませんが、市民の皆様にもご負担をお願いしながら砂川市の将来を見据えて幅広い分野について見直しを行ってきたところであります。特に平成16年から平成18年の三位一体改革では、砂川市の交付税が約5億円落ちるなど大変厳しい状況の中で市民の方にはサービスの削減や新たな負担を求め、議会においても議員定数の見直し等のご協力をいただくとともに、市長を初め特別職の給与や職員人件費の削減及び職員定数の削減を行い、みんなで痛みを分かち合いながら砂川市の財政運営を行ってきたところであります。これら行政面の見直しにより最少の人員、組織による効率的な行政活動の実施が図られてきているところであり、また財政面でも空知の中では基金が底をつく市が多い中でも何とか財政運営をできる基金を残してきたものと考えているところでありまして、職員を削減しましたけれども、市民サービスに影響を及ぼすところまでは落としていないというふうに考えているところであります。また、後段の女子職員の地位向上における具体的取り組みについてですが、女子職員に限った地位向上に係る取り組みは行っておりませんが、砂川市では女性職員、男性職員の分け隔てなく地位向上に必要な職員としての資質と適応能力の向上に係る取り組みとしまして毎年度職員研修計画を策定し、職員研修を計画的に行っております。職員研修は、職員として基本的な知識を習得する基本研修と業務に即した専門的な知識と技術を習得する特別研修を行っており、平成21年度は延べ143名の職員が各種研修を受講することとなっており、このうち女性職員22名のうち延べ23名が受講対象者となっているところであります。また、管理職への登用についても先般の3月議会でもご答弁を申し上げたとおり管理職の入り口となる課長補佐職への登用について、女性職員、男性職員問わず、係長として一定の年数を経験している職員に対して職員の勤務実績や職務に関する能力、態度、勤務成績等の評価を公平かつ統一的に行い、公正な人事行政を行うことを目的とした砂川市職員勤務評定要綱に従い審査を行い、登用しているところであります。平成21年度は、1名の女性職員を課長補佐職へ登用したところであります。さらに、女性職員が働きやすい環境の整備として育児休業の拡充やつわり休暇、産前産後休暇等の特別休暇制度の充実を図っているところであります。今後とも女性職員、男性職員の分け隔てなく職員としての資質と適応能力の向上に努め、女性職員の働きやすい環境の維持、充実に努めてまいりたく考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。続きまして、大きな2番目でございます。去る8月30日に執行されました第45回衆議院議員総選挙及び第21回最高裁判所裁判官国民審査におきましては、小選挙区で比較しますと期日前投票者数が2,210人で投票者数全体の17.42%、これは平成17年衆議院選から2.46%の増であります。不在者投票者数は338名で投票者数全体の2.66%、同じく0.75%の増となりました。平成15年より期日前投票制度が開始され、選挙当日に都合の悪い方でも簡単に投票ができるようになりましたが、従来よりありました不在者投票制度につきましても長期不在者や施設入所者等を対象として引き続き実施されてきたところであります。砂川市内の施設入所者等を対象とした不在者投票についてご説明いたしますと、現在北海道選挙管理委員会から認可された指定施設は砂川市立病院、砂川慈恵会病院、ケアハウスぴんねしり、老健みやかわ、福寿園の5カ所であります。各施設における不在者投票管理者は、それぞれの院長、施設長であり、不在者投票に関する手続、事務作業の全般を指揮監督するものであります。各施設においては、本人または施設の長が砂川市選挙管理委員会に投票用紙等の請求を行い、請求を受けた選挙管理委員会は名簿等を確認の上、投票用紙等一式を各施設に送致します。各施設では、投票管理者の選任した事務従事者、立会人のもとに投票事務がとり行われます。本人が身体の故障等で投票用紙への記載が困難な場合は、本人からの申し出により代理人による記載が可能であります。この代理人は、投票管理者が立会人の意見を聞いた上で本人の承諾のもと2名を選任し、その1人の立ち会いのもとに代理記載を行うものであります。投票が終わりますと、取りまとめの上、砂川市選挙管理委員会に封印された投票用紙が送致され、選挙当日指定投票区である砂川市役所第1投票区に回送されます。ここで投票立会人の同意のもとに開封され、正式に投票されることになります。このような流れにより入院患者や施設入所者がいながらにして投票することが可能となりますので、この不在者投票制度につきましてもよろしくご理解を賜りたいというふうに存じます。

再質問 中江清美

それでは、2回目の質問をさせていただきます。総務部長よりいろいろご答弁ありましたが、女性職員のまず私、女性の立場として女性職員の働きやすい環境づくりということで、育休や特休などの整備ということを話されていたのですが、これは労基法できちんとうたわれている問題でありまして、これは女性が働くに当たっては当たり前のことであります。そういうことがこれはどこの職場でも、教員だとか公務員とか、そういうところは特にこういった法律を守らなければならないですし、それに伴って民間もそれを遵守するというのかな。そういう今流れとしてなってきて、女性が働くためには生理休暇、それから特別休暇、それから育休、育児休暇、そういうのはもう当たり前の時代になってきております。そういう中で、女性がやはりこういう役所の中でなぜこうふやして、ふやさなければならないのかというようなことで言えば、特に私1階の業務を見ていまして、一応窓口というのはとにかく住民の方と一番対応する場所ですが、そういうところに女性が多くいることによってやはり、例えば子供さんいる人が来たり、それからお年寄りの方が来たり、いろいろな相談をする場合にやはり印象として違うわけです。そういう意味で、私はなるべくならそういうところは女性職員を多くしていただきたいなというふうなことは常々思っております。また、そのためにはいろいろパートさんやアルバイトさん、それからいろんな方、いろんな形で女性の方もここの庁舎には働いていますけれども、やはり正職でなければきちんとした責任ある仕事の場所にはつけないわけでありまして、そういう意味ではやはり私、市として計画的に女性職員をふやすということを将来的に考えているのかどうか、その辺を端的に伺いたいと思います。それと、やはり女性というのは、昨日いろいろ分娩費用のことで話あったのですが、母性ということで、女性は母性ということで命を生み出すと。今世間一般で若い方とか、自分の子供を簡単に殺す、そういう世相というのですか。本当に私にしたら痛ましい事件がいっぱい出され、ニュースに流れるのですけれども、そういう中でやはり先進諸国、そして北欧はもうフィフティー・フィフティー、官僚のほうも半分は女性なのです。そういう中で、やはり意識的にやはり世の中は今女性のほうが多いです。高齢者というのかな。残る……残るというか、女性のほうが長生きしている、こういう世の中なのです。ですから、有権者も女性のほうが多いですし、そういうことからいえば当然女性の職員がふえてしかるべきではないかというふうに私は思っておりますので、その辺を2度目にはお伺いしたいと思います。あと、行政のスリム化、行政改革、財政のほうは聞いておりませんので、行政のスリム化ということで、かなり人数が本当に私が10年前に入ったときよりは職員が減らされて、その中で本当に職員の方は頑張っていらっしゃるなというふうに思っております。それで、そういう中では、現場で働いている人たちというのは、特に住民対応の課というのは本当に大変だなと。本当によくされているなというふうに常々思っております。そういう中で、特にこれから市民課の仕事というのはいろいろありますし、それとこれは所管にかかわるので、余り深く触れませんが、とにかく1階の人たちの仕事ぶりというのはやはり大変ではないかなというふうに思っているのです。私は以前に、職員を減らすときに大変な部門はやはりもう少し考えるべきではないかという意見を言ったこともあります。というのは、例えば全く違うところに配置転換になった職員というのは、どんな形で仕事をされるのかということなのです。いろいろ私もお話を伺っていると、自分の身になって考えてもそうなのですが、全く自分が知らない世界に行くわけですから、市の職員としてはすべてマルチにどんな課に行っても勤まらなければ職員としてだめだと言われてしまえばそれまでなのですが、でもやはりその部署、その部署で必要な人材というのですか。専門性を生かす、生かした中での部署がえということ、それとやはり配転するのであればもうちょっとやっぱりその職員の資質、それからいろいろなものから勘案してこう……それはもう人事権のほうに入りますので、余り深く言いませんが、そういったことをいろいろ感じるのです。この少ない人数の中で、横のつながりで対処しているという部長のお話でしたが、果たしてそれが本当にきちんと対応できているのかどうか、その辺を、市民からの苦情とか、そういったものは本当にないのか、まるでないのか、それともあるのだけれども、何とかやっているのか、その辺をお伺いしたいと思います。あと、選挙のほうです。不在者投票5カ所ということで、どういうふうにやるのか手続はわかりました。それで、病院とか大体想像はつくのですが、あくまでも管理者が任命した責任、責任者が任命した方が立会人、それから本人が投票できない場合のかわりにやる代理人ですか。そういうのも管理人、管理者が決めるということで、その管理者に対しては全面的に権限を移譲しているというふうにとってよろしいのかどうか、その点を確認することで2回目の質問とします。

答弁 総務部長・選挙管理委員会事務局長 善岡雅文

それでは、まず1点目の女性職員の採用について、計画にふやすことを考えているのかという質問でございまして、以前にも申し上げたのですけれども、職員採用は憲法でも性別で差別してはいけないということと、それから地方公務員法では公平の原則、それから政治的主義の原則というのがございまして、これを覆して女性だけという計画をつくることは法の趣旨に反しているというふうに考えてございます。ただ、うちは登録制で、登録試験ということで必要人数を欠員のできた分について採用をするという考えがございまして、その中では試験プラス適性、さらには面接を行ってございます。その中で、面接の中では例えば男性と女性、甲乙つけがたいなというときには、それら女性の配置状況も考えて女性という場合も考えられますけれども、それを計画を持ってやるということにはならないものというふうに考えておりますので、ご理解を願いたいというふうに思います。それから、職員、行政改革の中で先ほども89名ほど10年から職員数を減らしてきたということを申し上げておりますけれども、その中で総体的に対応できているのか、また苦情はないのかというご質問でございますけれども、苦情等については行政でございますから、ないということはございません。問題は、その苦情に対してどう対応するかということで、職員数の問題ではなくてその管理体制、ちゃんと上まで報告がいってきちんと対応したという体制がとれているかどうかが問題だというふうに思いますので、その点についてはきちんと対応できているものというふうに考えているところでございまして、また職員につきましては砂川市は少ない人数をやってございまして、人事異動の基本としましては適材適所というのもございますけれども、専門職を余りつくっていかないと。いわゆるオールラウンドプレーヤー、どこの部署に行ってもこなせるという職員を育てていくのが行政の目的でございますので、その点については十分ご理解を願いたいというふうに思います。それから、選挙の関係でございます。不在者投票の管理者にこれは全面的に委任をしているのかというような質問かと存じます。失礼しました。不在者投票の関係につきましては、1回目でもお答えしましたけれども、不在者投票の指定病院、施設、それから不在者投票の管理者、これにつきましては道選管のほうで直接認定するシステムとなってございまして、市町村の選管は関与してございません。また、不在者投票の管理者につきましては、院長、施設長というのは法令の中で定められているものでございまして、これらそれらを統括するのは不在者投票管理者に任されているというのが法の趣旨でございますので、これらについては市町村選管に係る部分というのは、役割としましては各病院、施設からの請求に基づいて選挙人名簿を対照し、投票用紙等の送致または投票終了後に送致を受け、指定投票区に回送するという部分にしか市町村選挙管理委員会の権限は及ばないものでございます。

再質問 中江清美

それでは、最後の質問をさせていただきます。今部長のほうから女性だけをふやすとか、そういうちょっと、そういうご答弁だったのですけれども、私は女性だけをふやせと言っているわけでなくて、この143名ですか、現在砂川市の職員。その中の22名が女性です。これは、全体の何%に当たるのかな。2%ぐらいですね。2%弱ですか。正職として、この女性職員がこの全体の職員の中で何%にするのかという比率をやっぱり高めるための計画を持っていただきたいというお話をしたわけです。ちょっと10年間の調査をさせてもらいました。同じく係長として女性がずっと10年間やっている人もいます、何人も。男性もいます。そういうときに、どういう形で判定されるの……いや、評価されるのかわかりませんが、余りにもちょっと女性の登用が少ないのではないかというふうに、私は人事権ありませんから、感じたまでであります。先ほど言ったように、女性をふやすということのメリットというのはいろいろあると思うのです。今ふれあいの、ふれあいセンターのところに行くと、とってもやっぱりあそこは女性が多くて、保健師さんいっぱいいますので、本当にやわらかいムードです。いろんなこと聞けます。やはりそういった意味で、やっぱり特性というのはあると思うのです、女性と男性の。これは、もう否定のしようもない、いろいろなものがある。それで、母性ということで法律で守られているのですよね、母性、女性というのは。そういうことを考えた中で、砂川市として今後全職員の中で女子職員のこれは採用の時点からですよね。計画的にふやしていくということのお考えがあるのかないのか、最後にお伺いしまして、この女性のほうでは終わります。あと、行政のスリム化で、今行政がやることだから住民からの苦情はないということはない。多分そうだと思うのですが、それであるとすれば担当の、直接担当から上にいく段階できちんと伝わっていないということが往々にしてあるかということだと思うのですが、それは本当にあると思います。なぜそれが起きるのかという分析をされているのかどうか、最後にその点だけをお伺いします。

答弁 総務部長 善岡雅文(総務部長は2010年3月まで)

まず、女性職員のほうでございますけれども、女性の割合を高めてほしいというご質問かと存じます。女性の職員の割合は現在20、総体では29%ということでございますけれども、これにつきましては……〔「正職の方ですか」と呼ぶ者あり〕正規職員です。それで、先ほどもご答弁申し上げたのですけれども、これ女性職員をふやすということは採用試験をくぐってこなければならないということになります。だから、採用試験で成績にかかわらず女性をとることは行政はできないのですよと。例えば行政改革の中で審議会、委員会の女性委員の割合を30%に高めましょうと市が掲げた場合については、これは任用試験ではございませんから、市の意図が働いて女性職員を、女性委員をふやしていくということはこれ可能でございます。でも、あくまでも試験となったら、これは差別してはいけないのです。男女雇用機会均等法の中では、逆にそれをすることは差別なのです。あくまでも成績の中で、その職員をとった結果が女性であったり男性であったりと。だから、これは意図的にふやせる範疇と行政としてはふやせないものがあるというところだけは中江議員さん、そこのところは理解してほしいというふうに思います。それから、苦情の関係なのですけれども、苦情は私は先ほどあると申し上げました。そして、いろんな苦情があります。分析には、例えば余りにも制度が複雑になって市民自体がなかなか制度を理解してくれなくて窓口とトラブルになるというのもございますし、いろんなケースございます。今最近、大変国の制度が複雑になってきてございますので、なかなか市民にも理解しづらいというものも現実にございまして、問題はそれをいかに時間をかけて理解してもらうか、または不幸にも行き違いでちょっと間違いがあったという場合には、その後の事後の対応をどうするかということもきちんと上司に報告し、その中でその結果を残してどう対応したかとわかるようにしていくことが一番次の問題を起こさないための解決の方法と。これは、行政である以上はトラブルがゼロというのはちょっと今日的な中では難しいと思います。現実には起こり得る、十分に起こり得ますけれども、問題はその対応の仕方をきちんとして、なるべく市民の誤解を与えないようにどうするかということが肝心かと存じておりますので、その内容の分析というのはいろんなパターンがあります。よくメールなんかで来るのですけれども、道路の維持管理が悪くて穴があいていて、そこで自転車で通ったときに倒れて壊れたと。自転車が壊れてしまったと。一体どうしてくれるのだという問題から、事例を挙げれば切りないぐらいございますけれども、問題はその事後処理と相手にじかに行ってどう話をするかと、そっちのほうを重点的にきちんとやっていって市民の信頼を得るほうが先だというふうに考えてございますので、それについては十分とは言えないまでもきちんとやっているというふうに思っておりますので、その辺についてはご理解を願いたいというふうに思います。

出典:砂川市議会 平成21年第3回定例会 2009年9月15日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる