みんなの議会

白老町議会 平成28年定例会3月会議 2016年3月11日

多文化共生のまちづくり実現

2016年3月11日、白老町議会の一般質問で、松田謙吾議員が「多文化共生のまちづくり実現」について質問し、町長 戸田安彦、副町長 岩城達己、副町長 古俣博之、企画課長 高橋裕明、経済振興課長 本間力が答弁しました。

質問者
松田謙吾 議員
答弁者
町長 戸田安彦、副町長 岩城達己、副町長 古俣博之、企画課長 高橋裕明、経済振興課長 本間力

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 松田謙吾

12番、松田謙吾です。多文化のまちづくりの実現について1点だけご質問いたします。多文化共生のまちづくり実現について、(仮称)国立アイヌ文化博物館の開設を大きな契機と捉え、掲げた2期目の公約、象徴空間に学ぶ多文化共生、アイヌ文化を生かした共生のまちを町民一人一人、お互いを尊重し、支え合い、誰 もがまちづくりの主人公として、共存 、共栄の多文化のまちづくりをする、これを基本姿勢とする。そのことについてご質問していきたいと思います。(1)重点政策(公約)とした「多文化」の意味と認識について。(2)多文化としてのまちの将来像をどのようにイメージし思い浮かべるのか、イメージしたらよいのか。(3)多文化共生の「共生」の意味と、その目的、目標、具体的に政策を明らかにして、あえて共生のまちづくりをしなければならない問題、その問題と政策の具体化とその成果について。(4)多文化共生の人材育成、まちづくりのプログラム、基本計画策定の進捗状況と策定時期について。(5)アメリカ・ポートランド州視察研修の主眼と研修参加者が果たす役割と今後の活動方針について。(6)多文化共生の基本姿勢、ウレシパ・モシリ、静かな大地というのですが、「文化の共生」、243「産業の共生」、「暮らしの共生」の3つの共生に結びつけた政策的視点についてをお伺いいたします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

多文化共生のまちづくり実現についてのご質問であります。1項目めの「多文化の意味と認識」についてであります。文化とは、広義では「人類が歴史の中で自然に働きかける営みを通じてつくりあ げてきた、物質および精神にかかわる生活様式のすべて」であり、つまり、「人の営みそのもの」と解されます。また、「ある社会組織や集団に共有されている価値感」とも言われ、社会には複数の文化が存在するとされております。ここでいう多文化とは、社会に存在する様々な文化を尊重し、交流やつながりの中から理解・共有を図り、よりよいものに向かい創造するために、それぞれの特性や様式を生 かしていく対象となります。このことから、民族・国籍などの地域や集団の文化をはじ め、産業文化、生活文化など、複数の違いをもつ文化様式すべてを対象にすると認識しております。2項目めの「将来像のイメージ」についてであります。本町における将来像は、長期的イメージとして、白老町自治基本条例で「 しあわせを感じるまち」の実現としており、中期的には、第5次総合計画に「みんなが心つながる、笑顔と安心のまち」を掲げております。「多文化共生のまち」は、その実現のために、様々な違いのある文化と共に生きることで、自らの誇りをもち、互いの 尊厳を尊重し、支え合い、繋がり合うことで、豊かな生活を築き、しあわせを実現していくことをイメージしております。3項目めの「共生の意味、問題と施策、その成果」についてであります。共生の意味と問題は、共生とは複数の者が相互関係を保ちながら 共に生きることであり、社会科学の分野では、自国と他国 、人間と自然、企業と企業、企業と消費者などが共に生き、信頼を最優先とするマーケティングであるとされております。これは価値感の多様化が 進む社会情勢を反映してのことと推察しております。目的、目標は、象徴空間の整備を契機とし、 さらに多様なものとの交流やつながりが予想されることから、まち全体がこの状況に対応していく中で、「みんなが住みたいまち」を目指すことで豊かな生活を実現していこうと考えるものであります。その具体的な施策は総合計画に示すとおりであり、象徴空間整備に関係するものは、策定中の活性化推進プランに掲げる 施策であります。その成果といたしましては、本町が大切にしてきた 誇るべき資源である自然・産業・文化との暮らしを、象徴空間整備で新たに集まる資源を融合させ、官民一体となって、町の魅力を向上させ、まちの活力が高まることにあ ります。4項目めの「人材育成、プログラム、計画の進捗状況と策定時期」についてであります。244人材育成につきましては、まちづくりの基本は人であると の考えから、まちづくりとひとづくりはセットであります。これまでも様々な人材育成は取り組まれてきておりますが 、象徴空間整備の機会によって、さらなる環境や状況の変化に対応する人材育成が重要であります。そのことから、今後、動き出す様々な事業に先立ち、その必要性やまちの資源を再発見、再検討していくための共同研究を開始したところであります。継続的な取 り組みとするために白老方式の人材育成を進めるための プログラム開発を進めるため、本年度は、白老町 の参考とする先進地との共同研究を 始め、早期にプログラムをまとめながら実践事業 を進めてまいります。5項目めの「視察研修の主眼、参加者の役割、今後の活動方針」についてであります。国外共同研究実践事業は、象徴空間開設を迎えるなか で、今後、ますます国内外からの交流人口の増加が期待されており、これを地方創生の好機と捉え、多文化共生社会の構築に向けて、ひとづくり、まちづくりに取り組むものです。本町の先人がこれまで培ってきた共存共栄の精神に学ぶとともに、世界に拓かれたまちづくりを進めるために、国内のみならず国外の取り組みも実際に交流し、多様な考えや経験を感じ、本町のまちづくりに生かしていくため、主体的に考え行動していく活性化推進会議のメンバーや地方創生有識者の皆様を中心に実施いたしました。現地では参加者全員が刺激を受け、まちづくりのヒントをいただくことができたところであり、このことは来る3月26日に町民の皆様にもシンポジウムとしてご報告するところであります。今後は、そのことを本町のまちづくりにつなげ、生 かしていくことを形にしてまいるとともに、参加者全員がリーダーの役割を果たしながら、さらに多くの皆さんに体感・刺激 を受けていただいて、ひとづくり、まちづくりを広げていくことが大切であります。6項目めの「多文化共生の基本姿勢を3つの共生に結びつけた政策視点」についてであります。本町の活性化推進の中核は、象徴空間整備を契機としておりますが、さらに 、まち全体に広げていくには、求心力のある上位概念が必要と考え、多文化共生を掲げたものであり、それを取り巻く政策視点として、文化、産業 、暮らしを結びつけたものであります。文化は、ひとの営みであり、尊厳を受 入れ、認め、尊重していく基本的な部分であります。産業は、活力ある地域をつくっていくための基盤であります。ま た、暮らしは、支え合い、助け合いが根づいた豊かな地域生活そのものであり、それらのことを多文化共生を目指す基本姿勢といたしました。また、ウレシパ・モシリとはアイヌ語 ですが、万物が互いに育ち、育て合う世界を意味し、共生のまちを表しており、共に力を合わせて「みんなが住みたいまち」の実現に向けてまちづくりを進めていく考えであります。

質問 12番 松田謙吾

一括で質問したいと思います。1番最初に(6)にいくわけなのですが、選挙公約、多文化共生の基本姿勢、これは11月26日の所信表明で述べております。ウレ245シパ・モシリ、文化の共生、産業の共生、暮らしの共生の3つの共生に結びつけた政策的視点についてでありますが、町長の今答弁もらったけれども、私はよく理解できない、よくわからないです。私もこの議場の中では最年長だと思います。議員になってから 37年目になります。アイヌ振興に奥深くアイヌ文化の生みの親とも言うべき山丸武雄さん、それから野村義一さんともこの議場で二人の姿も見ておりましたし、一緒に議論をいたしました。今も先人 、先輩としての、お二人のお姿はこの議場に入るたびに私は目に 浮かびます。本当に差別のなくなった、皆んなが平等にこの頃私はなったと思っています。そのときになぜ今、ウレシパ・モシリという政策を戸田町長は言わなければならないのかな と、ここが私わからないのであります。私は差別という、眠っている子を起こした思い、こんな思いで私はこのウレシパ・モシリを政策の基本方針にしたのをそう私は思っているのです。私は、人間を売り物にするのかなと、いうなればアイヌ民族を売り物に 使うのかなと私はこう受けとめておりました。今、アイヌ民族の歴史文化については、私は軽々しくいうものではでありませんし、私も先ほど言ったお二人のような奥深くこのアイヌについては 深くはわかりません。ですから軽々しく言うつもりはありません。そこで多文化のまちをつくるこの施策を わかりやすくお聞きするわけであります。町政に臨む基本姿勢、アイヌ語でウレシパ ・モシリを利用する前提としてアイヌ・モシリのアイヌの歴史感を十分町長は認識した上で、ウレシパ・モシリという施策に反映したと考えられるが、基本姿勢とした、このウレシパ・ モシリを町民の全て一人一人にわかるように説明していただきたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

ウレシパ・モシリはアイヌ語でありまして、日本語に直訳のような形でしますと、共生という意味で、 どうしてこのウレシパ・モシリという言葉を使ったかというのは、多文化共生というのはいろんな文化の共生のまちづくりでありますので、アイヌ語を使ったというのはここに象徴空間ができることによって、 それを起爆剤としてまちづくりを進めていく中で、アイヌ民族 、アイヌ語も尊重した中でこの多文化共生のまちづくりを進めていこうという意思であります。あと、差別 の話、冒頭で出ましたけど、先般新聞の 中にも差別のアンケートが載っていまして、アイヌの方々のアンケートと和人の方々のアンケート だと、すごく乖離があるということでありますので、そういうことも含めてやはり この象徴空間、尊厳の尊重が第1の目的でありますので、白老町もそ の考えに沿っていきたいというふうに思っております。

質問 12番 松田謙吾

深く入らないと言ったから、この程度にとどめておきますが、もう1点、幕府による圧迫の歴史、明治政府による民族を否定した同化政策がなされました。よってアイヌ文化、農業漁業の抑圧、アイヌ の暮らしを強制的に否定してきた歴史的事実の中にあって、今なぜウレシパ・モシリを町長の選挙公約に上げたのか。選挙公約の ほうですよ。これを掲げたのか、このことについてもお聞きしたいと思います。246

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

同化政策について国の政策でありますので私から答えることは差し控えさせていただきますが、やは り同化政策も合わせて今までの日本の政策と歴史の積み重ねでこの象徴空間の開設ができたというふうに思って おります。ちょっと、先ほどの答弁と重複しますが、その歴史と象徴空間を 中心にするまちづくり合わせたときにアイヌ語でウレシパ・モシリという言葉を使わせていただいたのは、アイヌの方々と一緒に尊厳を尊重して まちづくりを進めていくという考えでございます。

質問 12番 松田謙吾

このウレシパという言葉は、子ども憲章でも使われていましたよね。子ども憲章に使われるときは、当時の古俣教育長がわざわざ私に会いたいと言って1時間も このウレシパ・モシリをこの憲章に使うのだとお話をしました。 私は、ただこのとき当時の古俣教育長の真剣な目を見て 本当にこのウレシパ・モシリということ、この小さいときから子供 たちに育ち合うというこのアイヌの文化、民族の文化を伝えていくために真剣に子供のときからやっていきたいのだという言葉で私はむしろ感動しましたよ。やっぱりこういうのは子供のときから大人でないですよ。子供の世界からこれは伝えることはいいことだと。ですから私は、1度も質問もしたこともないのですがね。私はきょうのこの新聞も出ておりましたけれども、アイヌの方の7割が差別と考えている。こう言っていますよね。だけど私は、先ほどから野村義一さんや山丸さんのお話もさせてもらいましたが、私はこの白老のまちにおいては野村さんは差別なんかされたことないと言っていました。 それから、野村さんはアイヌの差別がなければ、このアイヌ新法なんかいらないのだと。この差別がなくなれば私はアイヌの新法なんていらないのだと、こう言って 亡くなる前に話されていきましたけれども。私はこれからそれに入っていくわけなのですが、この差別は白老においては私は本当に私も 先ほど言ったように、この議場でも最年長で、73年間も白老で生きてきました。確かに昔は差別がありましたよ。私もこの差別は見ておりました。でも今は全く1人の日本人として白老の町民として皆んな仲良く生きてきたはずですよ。差別なんか私はないと思っています。そのときに、戸田町長がこのウレシパという、アイヌの自然、ウレシパというのは自然というのですよ。自然の人間なのですよ。この前にアイヌ・モシリとあるのですよね。 これはアイヌ・モシリというのはモシリというのは島なのですよ。言うならば北海道。だから、奥尻とか国後とか焼尻とか と。尻のついたのは島なのですよ。ですから、私はこのモシリの前に アイヌ・モシリがあるということは、やはり寝ていた子を起こすのだということなのですよ。私はこのことで言ったつもりなのですよ。誤解しないでもらいたいけれども、私はそういうつもりで言ったつもりであります。 ここのところ終わりにして、2点目にいきます。それでは多文化の意味と認識についての質問をいたします。多文化 の意味と認識について、これの答弁がありました。今なぜ白老において 重点政策にあげたのか、よくわからないのであります。所信表明の施策で使っている多文化という言葉の定義 、概念の内容、一人一人全ての247町民がわかるように明確化することが私は必要ではないかなと思います し、その所見というか考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

ただいまのご質問明確化ということでのご質問であります。多文化共生という部分をストンとお話すると、なかなかその理解いただけないということがあります。いろんな機会で町民の方 、また、我々職員もそうなのですけど、町民の方から多文化共生とは何と聞かれたときに、こんなまちだというのは一言でなかなか言いづらい。これは、ことし町長やっぱり2期目に入って、これからの4年間の目標とする部分、それがまず多文化共生という中で、どういうものが、何か箱物をつくって形になるというのでしたら、こうだとはっきり言えるのですけども、協働 がさらに深化したというこういう理念という話になるからどうしても、一言でこうとはなかなか難しく伝えなられないと。ただ、執行方針でもこれまで町長述べてきたという部分は、先ほど答弁申し上げているとこなの ですけども。目標といいましょうか、今回の民族象徴の空間をやはり一つの契機と捉えて、これからもっとこう世界に広がっていく 。多くのお客さんも来るし、そういう部分にはいろんな方々が、ふれあい 、交流していくと。そういう部分ではちゃんと町民もしっかりおもてなしをして、 お迎えもしなければならないし 、そのことによって、まちがやっぱりさらに発展していくと いう部分も必要になってきます。それはいろんな文化があります。松田議員の生活においても文化、私も私の文化がある。それをお互いがやっぱり認め合って、もっと いいまちをつくっていこうというこういう形でありますから、そのことも踏まえて、お客様の相手をして、日本に1つしかない多文化共生のまちづくりをつくろうという部分のスタートをさせたとこです。この結果は、 すぐに見えるのではなくて、やっぱり時間を経て答えが出てくるのではないかなというふうに思いますので、もっともっと私どもも町民の皆様に少しでもイメージできるようなことがあれば、もっとこう具体的にわかりやすく説明していかなければならないというふうに考えております。

質問 12番 松田謙吾

12番です。多文化共生のまちづくりという述語は、外国人及び外国に繋がる人々のふえている地方自治体ではスローガンとしてたくさん使われています 。多文化のまちづくりというのは、本州の方では。ちゃんと私はここでもっています。 町長はこういっている。協働が深化する多文化のまちづくりであり、町民と行政の関係を広げ、民族や文化が交わった、ここが大事なのです、 民族の文化が交わった共生のまちづくりと言っている。国内唯一無二の、言うなれば国内で唯一、二つとないと言っているのですが、白老にしかない、多文化と言っております。アイヌ民族と和人、この二人の人種を意識したということで捉えてていいのですか。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

日本でここにしかないまちづくりの話だと思うのですが、今言ったアイヌの方々と和人のことだけで はなく、ここに国立の仮称でありますがアイヌ文化博物館そし248て共生公園ができるということを中心とした日本で一つしかないものが白老町にできるという意味です。

質問 12番 松田謙吾

日本で一つしかないということは、北海道で一つしかないと いうことですね。白老でも一つしかない。さっき言ったようにほかでたくさん使っている、外国人のために。白老で一つしかないということは、北海道では66町村、先日も言ったように約1万7,000人ぐらいの人が住んでいる。ここの町では使っていない。白老でしか使わない。そしてまた、民族の文化が交わったとこう言っていますよね。 先ほど私はここが大事だと、ということは、アイヌと和人だけの白老だけのこの多文化、こう解釈されるのではないのかと思うのですが 違いますか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

今ひとつ前に町長が答弁した意味合いは、そういう部分も含めてご答弁申し上げてるとこなのですが、アイヌの方々とその和人 という部分とのこういう交わりの部分でのご質問なのですけど、そのことは決して否定するものではありません。ただ、白老がなぜほかの市、町と違うかというのは、日本でもいろいろあるとこは 、多民族共生という、白老は多文化という言葉を使っていますが、それは単にアイヌの方々たけでは なくて、まずその文化というそのアイヌ方々の文化も尊重しながら 、共生していく、共に生きていくということが一つ。それからそれにとどまらず、産業の共生という二つ目に、やはりその農業や水産の1次から3次産業にサービス業も含めた中での共生。それと、子供からお年寄りまで一緒に暮らすその暮らしの共生、こういう三 つの柱が組み合わさった、その多文化という意味合いですので、ほかと違うというのは 、そういう部分がほかにもそういう共生しないとならないことがあるという部分での違い、というふうにご理解いただきたいと 思います。

質問 12番 松田謙吾

私のところに辞典1冊あるのだけど、その辞典を見ると、文化とは一つの国、社会に複数の民族そして人種が存在する、これらの異なった文化の存在と書いてあります。私のところにある古い辞典だけども。ですから私は先ほど言ったこの文化というのは、アイヌ民族と和人、言うなれば白老の二つの人種だよね。本当は1つの人種だったのだよ。 新しい新法ができてアイヌ民族が民族として認められたから、二 つになったのだよね。この2つになった民族は北海道にしかないのですよね、言うなれば。アイヌ民族が加わったわけだから。ですから、日本で二つとないの唯一の二つと無いと言ったら、白老しかないわけだよね。白老しかないということは、アイヌと和人二つでしょ。私はここを言っている。ここのところをはっきりしてやらないと。私はある人にこういう ことを言われましたよ。松田さん、今 、多文化共生の意味がわからないけれども、なぜ今までアイヌと和人と先ほど言ったように仲良くなってきているのに、なぜ差別をするような、こういうまちづくりをするのだ。この人もわからな249いで言っているのですよ、何が何だか。だけども、私も何が何だかわからない。だけども、今言ったように、だから二 つの民族のまちづくりを戸田町長にするのかと聞いているのは、そのことなのですよ。白老の町民がわからないのですよ。多文化というのが。やっぱり大事なことは自治基本条例にもありますけども、わからないところは町民にきちっと町民に説明することになっているのですよ。ですから、そういうことで私は何も変な意味で聞いているのではないのだ。やっぱりちゃんとしておかないと。ちゃんとして おかないと、今、白老に国立博物館がくると100万人は来るというのですから。そこのところはちゃんとしておかないとだめだから私はしつこく聞く。そこのところを聞いているのです、私は。どうですか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

松田議員のほうからさまざまなこれまでの経過も含めて、今のお話がありましたけれども、この多文化共生というのは、これにはさまざまなきっと考え方があるのだろうなというふうに私も思います。ちょっと私も調べてネットで見たら、いきなり出てくる多文化共生というのは、平成18年の総務省が出している多文化共生の推進に関する研究会報告書というのがあるのですよね。その中には、今松田議員がおっしゃったところの 捉え方です。民族それから人種の異なるそういう文化の違いを認め合って、対等な関係で生きていく、そういうのが総務省のこの報告書の中から は出てきています。ただそれだけ ではないのですよね。その多文化の捉え方の中で文化というのは、ここでも町長1答目の答弁でございましたけれども、やはり文化をどういうふうにして 捉えるかというふうな元々のところは耕すというふうなラテン語からきているわけですけれども、もっと突き詰めていったら人の 営みだと思うのです。人の生き方、そういうものがまずは1つの文化だと 。その文化が松田議員がおっしゃるような、その白老におけるこの分け方が和人だとかアイヌだとかいう分け方が本当にいいのかどうか、それは別問題として、そういう歴史的な事実の中で白老はつくられてき たわけですから、そういう民族的な文化の違いも含め、それか らさまざまな産業の違いも含めて、やはりそれを一つ一つ文化として考えていかなければならないと思うのです。例えばちょっと長くなりますけども、私の経験からいきますと、学校には学校文化というのがあります。それも、小学校 には小学校の文化があります。中学校には中学校の文化があります。しかし、今学校はやはりもっともっと子どもの成長を総体的にというか、全人格的にこう 見ていかなければならないということで、それでは今小学校と中学校の連結教育が一貫教育が必要だと。その文化の交わりが 必要だと、お互いのよさを認めて、もっともっと子どもたちの成長に かかわっていく必要があるということで、今連結だとか一貫だとかというふうなことで、本町においても小中連結 型のコミュニティスクールを今つくっていきます。そういうことが、一 つの多文化の共生だと思うのです。魚を獲る人がいる。野菜をつくる人がいる。そこで今度はそのつくったものを加工する人がいる。運搬する人もいるし、売る人もいる。そういうお互いのその文化をもっている。人としての営みをもっている立場立場のものが共に自分たちがさらにいい 生活と言いますか、いい時代をつくり出していくそういうものが一つの多文 化共生ではないかなというふうに思って います。もっと言えば、大正 時代に生きた詩人で金子みすずという詩人がいます。その彼女の詩250の中に私と小鳥と鈴とという詩があるのですけども、その中の1節にみんなちがって、みんないいという言葉があります。それは一 つ、相手も何でもいいというのではなくて、相手のよさを認め合い、そして自分の中にあるもっているよさも認め合い、それをお互いに学び合いながら共に次の新しいものをつくり出していこうと、そういう別々なものだけど、またあそこの交わりをつくっていくと。それが私自身にとっても、多文化共生だと思っています 。そこにうちの今町長が掲げる多文化共生の意味合いも含まれているのではないかなというふうに考えております。

質問 12番 松田謙吾

今、副町長言ったのは、私はもう1つ聞こうとしていたことだなと思っています。町長が言おうとしている政策の中身を理解しようとする場合、町民の誰もがわかるように言葉の定義を明確にしなければならない。私が考える多文化共生 のまちづくりは、私は政策目的だと思っています。スローガンだと思っています。これを政策として具体化するには、私は多文化とは何か、共生とは何か、少なくともこの今スローガン、言葉と言ったけれども、これは具体的に明確に、それこそ町民が一人一人 先ほども言ったけれども、みんなが共有できるように、わかるようにしなければ、町長が新しく多文化のまちをつくると舵を切った、しかしながら、町民が何が 何だかわからない。これでは共生したまちづくりにはならないですよ、みんな力合わせてつくるまちづくり。ですから 、私はこの多文化とは何か。共生とは何か。これは白老ではじめて出た言葉ですから、私は今の副 町長の言葉で大体わかって、今私聞こうとしたこともわかった。私は、町長が公約や政策で 多文化としたのは、それだけの現実的背景があるからだと思う。この背景というのは、象徴空間 ですよね。多文化を政策化したのなら、時代的現実的な背景は何なのか。このことも町長の考え方も聞いておきたい と思います。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

背景は何かというご質問であります。私どもの捉えはやはり民族がお互いの文化を大切にしながら生きていく社会の実現を目指し、このたび民族共生の象徴となる空間これが整備されるという国策の中でスタートしたというのが背景にあって、今の取 り組みにつながっていっているという捉え 方でおります。

質問 12番 松田謙吾

それではもう1点お聞きしたいのですが、多文化という使い方には複雑で社会的に重いものがあると思います。政策的に スローガン、スローガンですから主張を簡単にと使われている言葉なのですが、抽象的な言葉 だけでなく根拠づけられるものでもありません。町長が政策で訴えている多文化としての具体的な政策は何ですか。その政策がどのような形で共生に結びつき、多文化共生と いうのか。まちや町民に何をもたらすのか。この多文化共生というのは何をもたらすのか。 その具体的な施策をあげていただきたい。お聞きしたいと思います。251

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

具体的な政策とかそういう内容についてでありますけども、今回テーマとしてあげております、その3つの視点ということで3つの視点として、文化 、産業、暮らしというふうにあげております。文化は、いわゆる象徴空間ができることによって、そのことに対応していく具体的な取 り組み、人材育成から全部入りますけども、そういうような取り組みから入っていきますが、あと産業につきましては先ほどから出ておりますように、この町内には様々な産業が根づいております。その中で特に地元のものを 生かせるというような産業がこれから大切になってくると思いますので、そういうものを使ってなおかつその1 次産業、2次産業、3次産業が連携しながら町内の循環性を高めていくというような 取り組み。それを担う想定として今取り組んでおりますのが、まちづくり会社もその一躍を担うということになります。それから、暮らしの共生につきましては、これまでも さまざまな福祉、生活、環境関係の取り組みをしておりますが、さらにその少子化、高齢化だけでなくて、高齢者と子供 のつながりですとか、昨日もちょっと出ていました、施設をつくるときに一 つの子供だけの施設ではなくて、お年寄りとの一緒の施設をつくるですとか、あと、 今特に関連してくるのは生活関連では、人口減少問題について地方創生で取り組んでおりますが、その取り組み1つ1つが具体的な政策となって、その中で皆さんがお互いのことを考えられる、お互いのことを考えてより高めていくということをこの 政策目標としております。

質問 12番 松田謙吾

象徴空間は私は国のやることだと思っております。地元白老町の やることは、地方を含めた全ての民族の思いを伝え、アイヌ民族の象徴空間に生かされること。言うなれば先ほど言った北海道 に住んでいるアイヌの皆さんの思いを象徴空間に生かされることを、地元として真剣にまとめていくことが私は白老町の今やるべきことと私は思っております。その結果、仮称アイヌ博物館が輝き 、白老町が真のアイヌの里として、これから延々とアイヌの里として生きていく 、人が集まっていく、そこにはじめて 100万人集まることができるのです。そのためには今言ったことがやっぱり私は1番大事なことだし、民族の皆さんが 、仮称アイヌ博物館が、昔の立派な歴史、長い歴史、アイヌ・モシリ、この残っているものが、あそこに伝承、保存、文化が公開される場ですから、それを北海道みんなの、みんな遠いですから、1番近くの地元の町長が 、まちが、私はやっていくことだと思うのですが、町長のその心意気をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

白老町にアイヌ施策の基本方針というのがありまして 、それにのっとってアイヌ施策を白老町の中で築いてきた歴史がございます。今、松田議員おっしゃったとおり、アイヌの方々の伝統、保存、文化の継承はもちろんですが、先ほども松田議員が言ったように象徴空間はやはり国がつくるものでありますので、国で残す今言った文化とか伝承とか伝統の部分もそれは象徴空間の中であると思います。白老町のアイヌ文化を守っていく政策をと252っていかなければならないというふうに考えて いますし、これがまた別々のものではなくてきちんと国の施設と連携をしながら、守 っていかなければならないというふうに考えておりますし、白老町にできる象徴空間であります から、この辺は町長という立場よりはまち全体で一緒に取り組んでいきたいというふうに考えておりま す。

質問 12番 松田謙吾

3点目の質問と4点目の質問をご質問したいと思います。ここ で3点目の質問。みんなが住みたいまちづくり、これが3点目なのですが 、私はここに具体的な政策は総合計画に示してあると書いてあります。私は今、質問しているのに、総合計画を見なさいということですか、これ。私に今質問しる人に。私は今、質問してるいるのだから、総合計画の中身をお聞きしたいと思います。こういう答弁は私はないと思いますよ。恐らく、総合計画の中だって見ても6行か7行だと思いますよ、まとめてるの。それを私に読みなさいとは何ごとですか。ちゃんと質問したら、質問に答えるのが今私がここに立っている立場ではないのですか。そしたら、読んで聞かせてください。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

ご答弁申し上げたのは総合計画とかには入っていますけども、具体的な内容が今策定中の活性化推進プランに盛り込まれていくと。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

そういうふうに感じられたのは申し訳なく思っていますけども、決してそういう意図ではなかったということで、総合計画には全体のことが示されていますよと。それからそのうち、その象徴空間のことは 具体的には推進プランのほうで示していきますということで、具体的にたくさんありますから、そういうような表現に なってしまいしたが、ですから、象徴空間に関しましては推進プランのほうでこれから行っていく、情報の発信ですとか、活性化に向けた白老町のそういう商店街、宿泊施設の活性化ですとか、交通アクセスの強化、観光の促進、それから基盤整備につきましては交通体系の向上ですとか、教育学習では人材育成ですとか、そのような内容全てということです。

質問 12番 松田謙吾

私はちゃんと質問しているのですよ。基本計画や計画策定の状況を聞いているのですよ、ちゃんとそれをここに書いてあるからという話はないでしょ う。最後のほうの答弁にもあるのです。253それでは、ご質問いたします。プログラム、基本方針、計画をつくりあげ、わかりやすくつくり、説明して、社台から虎杖浜まで参画できる体制をつくり、地域の個性を生かして多文化共生のまちづくりをするのだ、社台から虎杖浜まで全部。これは前田議員に27年の12月にこれ答弁していることなのですよ。そこでお聞きしますが、多文化共生のまちづくりを打ち出し、特に人材育成、まちづくり会社、おもてなし等に どんどん金を出している。私は今そういう仕組みになってると思う。昨年の補正予算1億 4,500万円含めて。今回は新年度に出てるこういう関連の予算が、4億7,427万3,000円あるのです。こうやって、私はどんどんお金をかけていく、どんどんかけていく。かけていくのはいいのですよ。 私はかけていくのがだめだって言っているわけではない。しかしながら、仮称アイヌ博物館を 国は100万人と言っていますが、今後の周辺整備事業や市街地活性化事業に向け、私は、このほか先ほど言った4億7,400万円のほかにですよ、ほかに市街地活性化事業に向けて大きな財政投資が私は考えられます。まちは国と同じく100万人を見込んだまちづくりをこれからしていくのか。まちづくり、要は どんなまちにつくるか。先ほどからスローガン的でわからないですが。その100万人とみてどんどん進めていくのか。このことについてその考え方、まだずっとあるのですが、まずお聞きしたいと思います。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

考え方ということですので、今私どもの考えているのは、国がまだ全体像、エリアしか出てきていなくて、その中がどんな整備になっていくかというのも、これから28年度が非常にそこは大きな重要な年になってくるわけなのですが、では昨日もちょっと代表質問、一般質問の中でありましたけども、100万人を白老で泊まっていただくためにホテルや旅館や民宿そんなことを整備しながら、支援しながらやるかというと、現在は925人のキャパシティーの中にあって現実的に可能かという疑問があります。それから、インフラ整備にしても100万人を見込んで水道管入れ替えるか、下水道菅入れ替えるか、それよりも十分その1日当たりの交流人口から算出してくる許容範囲内の中で収めるように考えていかないとならない。ならば、市街地とのつながりはどうしているか。この部分はやはり商店街が活性化していく ということも、非常にこれ大事なことです。象徴空間という国の施設ができて、そこだけで滞在してそこだけでお帰りになるのではなくて、白老に 1円でも多くお金を落としていってもらうということの、施策、政策は打っていかないとならないと思います。ですので、現状ではイコール100万人の施設整備を全部しますと いう考えではありません。100万人という数字が出てはいますけど、現実的にどう捉えて、そういう事態、365日で割ると1日2,700人ぐらいになるでしょうか。現状でも多いときは、そのくらいの数値というのは繁忙期とかありますので、過去にも1日5,000人、6,000人という数字もありましたので、そのときの状況がどうあったかを分析した中での、やはり一遍に何でも全てをやるのではなくて、きちっとその数値を見据えてまちとしてやらなければならないことは、しっかりその辺は議会にも内容を示した中で取 り組まなければならないかなという考え方でございます。

質問 12番 松田謙吾

そうしてもらいたいですよ。私は2度目の健全化プログラムの財政状況を勘案した周到な準備で私は実行されなければならないと思います。身の丈に合っているのか、投資と効果との整合性を十分に鑑み、周到な計画に沿った構えで、私は向かっていかなければならないし、私は二度とこの3 度目の健全化プランをつくらないような周到な考え方のもとに、私はいってもらいたいなということで お話ししているのです。 ちょっと余分なことかもしれないけれど、事業計画が今度先ほど言った4億 7,427万3,000円ある、それからアメリカや熊本の水俣市、それからまちづくり、おもてなし、こういうのにも1,793万1,000円かけている。こういうことからいくと私は心配して今お話ししているのですよ。 それでは、この1点だけ確認しておきたいのですが、まちづくり会社導入、これは昨年度補正予算で100万円ついています。今回、28年度900万円、それから32年まで合わすと2,000万円、合計3,000万円まちづくり会社に投入するようであります。 このまちづくり会社というのは私はわからないのですが、見ると白老の大きな事業主さんがみ んな名前を揃えてやっているようです。まちづくり会社、周辺整備事業をまちづくり会社にみんな任せて、そしてその推進に取り組むのですが、その人方は昨日も話がありました。知識、気構え、やる気のある方々の集まりなのだ。それから黙って聞いていると、第3セクターでやるのかな。全て行政がサポートすると言っているわけですから、ですから、このまちづくり会社の考え方、 まちは第3セクター方式でやるのかどうか。 こういうことを昨日言っていましたよね。 昨日の山田議員の質問に地域をマネージメントすることで白老町経済の活性化を実現する、本町が将来にわたって発展するための人材を育成することを基本理念として、1次から3次までのつなぎ役だと 、このまちづくり会社はですよ。そしてそのことによる生産、販売の促進、企画運営、管理の展開、商業観光など振興を図る業務などを想定している。いうなれば、この象徴空間に100万人来て、そして5年間にわたって、このまちづくり会社に支援をしていくのですよね。昨日 町長も言っていたけど、西田議員の質問に言っていたけれども、安定した金がふるさと納税で入ってこなければ、きちっとしたそれに向かっていかれないのだという言葉がありましたよね。 私はこのまちづくり会社が、こういうもの立ち上げてまちが5,000万ですよね、これに入れるの。補正予算で100万円、それから5年間で5,000万円投入するとちゃんと予算とってありますよね、ここで。ですから私は、このまちづくり会社というのは第3 セクター方式でやるのだなと。やがては債務保証もですよ。 大きな損害が出た場合は、その債務を保証することになる。いうなれば、今の振興公社もそうですよね。第2の役場、第3セクター方式。これでやるのかどうか。この辺の考え方をお聞きしておきたいと思います。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

まずまちづくり会社の基本的な考えから 述べ させていただきます。これは、これまでの代表・一般質問でも、まちづくり会社の必要性という部分で町長からご答弁申し上げているところなのですけど。今考えていることは、観光商業にしても、 1つずつが点になっていて、それだけである 面いい動きといいましょうか、それがとれていないという現状も1つはあります。それを1つにして、それぞれのうまく発揮できていないとこがお互いが255カバーし合いないながら、観光振興あるいはその商業というふうにしっかりつなげていきたいというのが、先ほど松田議員も言っていました1次から3次産業までのつながりという部分で展開していくと。今ご質問の中に振興 公社の話もありました。過去の第三セクターの状況どうなっていったかといろんなこと心配されてのご質問もございました。まちが関わるとなると、その出資が25%以上ですとこれは第三セクター扱いというふうになりますから、そういう位置づけでという部分は今考えております。その中身がどういうふうになって、会社構成がどういうふうな形になり、どんな事業 をやっていくかというのは、27年度で調査してきた中で28年度に向けてそのことをもっと中を踏み込んで組立てを作らなければならないというのはちょっと28年度の内容になってきます。松田議員の心配されていることは十分わかります。過去のことも我々押さえながら、まち がそのことによってひっくり返ることになれば大変な問題なりますので、その部分は十分我々も検証しながら良いものを やっぱりつくっていきたいという部分がありますので、いろんな先進事例の成功例、ある いは失敗例もまちづくり会社では ありますので、そこの部分を捉まえて展開していきたいと考えます。

質問 12番 松田謙吾

私はなぜそういうことを心配するのかというと、19年に夕張が破産したときに、このときに白老も 夕張にならないようにという28年までの10年間の再建計画を立てました。にもかかわらず、 25年に2度目の財政健全化計画を 立てた。この大きな原因は、一昨日も同僚議員の中で話されましたが、港の失敗。港の失敗は私は言いません。これは沢山出たから。私は、もう1つの失敗はバイオマスですよ。バイオマスをつくるときに何て言いました。登別から白老にシフトしたら、ただのごみが製品になって、8億円の効果があって2万5,000トンCO2の削減ができて、雇用の場が生まれて、15年で8億円の効果がある、処分場の11億円か か る の をか さ 上 げ で6,000万 円 で終わると 、大 き な 効 果 が あ る のだと 言 っ た の は ど う でしょう。今、私の調べたところでは、今現 在26億5,949万4,900円今持ち出しているのですよ。先ほど言った当初の計画がこれだけ崩れている。私は26億5,949万4,900円なのですが、そのほかに道から2人の派遣職員で2人、4年間おりました。1,000万円ずつの4,000万円ですよ、これにプラス。これだけの私はあのバイオマスにあれだけ言っても 失敗するのですよ。これが今の町民が我慢して町民は我慢しているのだけれども、町の再建を願って。でも、そのためにまた今度先ほど心配して言っているのは、また、この多文化のまちづくりで大きな投資をしてですよ、大きな投資をして、これ また3度目の財政再建にならにようにするために、私はお話ししているということをご理解していただきたいと思います。私は、ですからこのまちづくり会社、これは民間のそうそうたるメンバーでやっているわけですから、これは金儲けのためにやるのですよね。やる方々は金儲けるためにやるのだ。 ですから、私はやるのは 一向に差し支えないと思います。何会社つくろうが。私はまちが、1回目の5,000万円ぐらいは仕方ないかもしれません、一歩譲っても。その後の何かあった債務保証とか何かは一切やるべきではないと、ここだけは私ははっきり言っておきます。これが5年後にまだ続いていくわけですから、そのとき私256らはこの議会におりません。でも、私はこれが1番心配しているから、こういうことを言ってるのですよ。このことの考え方についてもう一度お聞きしておきたいです。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

過去の事例も含めて、ご心配されている部分でのご質問であります。今1番しっかりと言葉に出てきた中で、債務保証すべきでないとこういうお話がございました。まだまちづくり会社の先ほど言いまし た構成から何からという組み立てがまだしっかりできていません。何を事業展開するかというのも当然、会社ですから 収益はあげないとならないというのは当然の話なのですけども、 それに対してまちが債務保証するということの議論も、それからそういうふうな方向になるというのもまだ全く真っ白の状態です。きょうのご質問 の中ではそういうことも含めて、心配する部分があるから、そういうこともしっかりやれよ という趣旨でのご質問というふうに捉え ますので、先ほどもちょっと答弁した中でこのことが大きな負担になってまちがまた財政どうこうということ には決してなりませんので、そのことを踏まえて展開するという考えでございます。

質問 12番 松田謙吾

1点だけはここをお聞きしておきたいのですが。一昨日ですか、100万人に対して1人5,000円使っていただくと50億円あるよ。それで効果率1.7にかけると85億円ある。これ雇用効果は400人になる。私は白老のまちは、仙台藩白老元陣屋資料館もある一般財団法人アイヌ民族博物館もあったり、温泉もたくさんあって、そして190、200万人毎年来ていますよね、入り込み状況からいくと。 私は、おもてなしとか何とか言うけど、おもてなしは白老いいのですよ、白老方式。何もあらたまったおもてなしに金540万円もかける必要はないと思いますよ、人材育成なんて言って。私は常に200万人くらいのお客が温泉入ったり利用しに来ているわけですよ。ですから、私はそういうことはするべきでないし、それでは 参考のために180万人来たら昨日の博物館方式の入り込み数の経済効果で計算すると、今 、白老いくらぐらいになっているか計算されていますか。

答弁 経済振興課長 本間力(経済振興課長は2016年3月まで)

今現在 180万人町内で入り込みを 記録 してございますが、その中で実際の消費額という部分に対しては、大変申し上げ ありませんが把握しきれておりません。今後においては、先日お話ししたとおり 100万人想定でいけばその50億円、1.7にすれば85億円という想定がありますが、 もっともっとまちとしてその180万人が、これから博物館が100万人入ることで、例えば今20万人弱の博物館の入り込みですが、この 100万人にすると倍になる、これが町全体で180万人入られることで、何パーセント伸びていく、さらにはそれ交通網も含めていろんな消費の部分、循環付加価値額というものを押さえながら、数字をこれから押さえ ていかなければいけないというふうに考えていますので、今の時点でまだまだそういう取り組み波及効果自体もいろんな拠点整備も含めて考えていかなければならないと思って いますので、今後においては、2020年前までにきちっと数字を把握 しながら取り組んでいきたいと考えてお257ります。

質問 12番 松田謙吾

かつては250万人の入り込み数えたことありますよね。250万人入り込みした。去年は179万人、それから100万人で279万人ですよね。今までだって250万人も博物館想定していないといったって来てるのだよ。そしたら計算できるでしょ。博物館ができたら慌てて100万人来るからと何を大騒ぎするのだ。250万人も何もなくきているのだよ。 そういう計算すると私は慎重にして、余り大騒ぎして最初から金をかけるなと言いたいのが 今言っていることなのですよ、私が言っていることは。どうですか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

アイヌ民族博物館にも過去はやっぱり、87万人という来場がありまし た か ら 100万人というのは現実的にも そういう 数字はあるのかなというふうに捉え ます 。 87万人のとき白老どうだったかというのをその当時のいた職員なんかに聞いても、駐車場は当然満杯になったので今のポロト温泉あるあたりに車を停めたり、宿泊は近隣の まちに行ったりというような現状であったという話も捉えています。ですので、そのときにまちが どんな状態、あれ足りないこれ足りないとこういろんなことがあったかと いったら、さほどその大騒ぎになっていなかったというのも現実にはあるかなというふうに思います。今回、 何をまちがしっかりやっていかないとならないかというと、そのことがポロトだけで終わるので はなくて、やはり地域にちゃんと還元できるように考えないと ならないという部分が大事なことかなと。商店街やいろんなところでの波及をもたらすことが大事というふうに捉え ていますので、人口イコールインフラ整備ではないと。お客様の数に合わせて何をするのではなくて、来るお客さんをいかに滞在させて経済循環といいましょうか、お金を消費し物を買ってもらうという展開 が1番今私は大事なとこだと いうふうに考えますので、その後にこんな整備という部分が出てくれば、またそれはきちっと予算にもって、審議いただくというふうになりますので 、スタートの部分は100万人を見込んだインフラ整備するとか、そういうことではないという 部分はご理解いただきたいと思います。

質問 12番 松田謙吾

時間がなくなってきたので言うのですが、私は人口減少、少子高齢化で、やがて1万人になって6,000人になる。これが将来の人口ですよ。私は 人口が減少した、これはしっかりと見通して、私はどんな立派なものをつくっても、大きな投資をしても、どんなに頑丈なものをつくっても、どんなに金をかけても、どんなに 手をかけても、時間が来ればそういうものは壊れるのだ。アイヌ文化は自然につくられたから、今も輝きを増しいてくのだ、どんどんどんどん。アイヌ文化というのは、これは自然にできているから。私は、こういうことを念頭にして、私はまちづくり をしていただきたいなとこう思います。それから私は最後に白老まちの将来像と私は言っているのですが、時間がないから、あれなのですが。私は白老の258将来、私は人口の少子化や将来の人口、これは乏しいものがある。しかし、私は白老は素晴らしいまちだと思っているのですよ。四季が素晴らしい、温泉が素晴らしい、豊富な食がある。シイタケは900トン町民一人当たり5キロつくっているのですよ。5キロつくっているのです 。空港までの距離も近い、港がある、外国人も今90名おりますよね。今白老で働いている。こういう、多文化これこそだと思うのですよ私は。いろいろなものの文化。 有り余るものがあるし資源もある。こういうことに目を向けて、何もかも金かけなくても、こういう資源を少し磨いていけば、私はこれこそ素晴らしい多文化のまちになるとこう思うのですが、どうですか町長。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

今いろいろ白老町の可能性のお話だと思います。ほかのまち にはない四季折々もしくは食事、それは産業も含めてなのですけど、本当に白老町には いろんなポテンシャルがあると思っています。多文化共生、今松田議員もおっしゃったとおり、私もそのとおりだと思いますので、お金を何でもかければいいと いうものでないのは私も重々承知しております。先ほどのおもてなしの話で、おもてなしは今の白老町でもしていますので、それはそれで継続をしていくということで、あと象徴空間できる ことによって1時間でも2時間 でも3時間でも多く滞在をしていただいて、象徴空間に来てすぐ帰るのではなくて、やっぱり時間の滞在が長いということは昼食を食べるとか、夕食を食べるとか、お土産を買うとかそういう時間も出てくると思いますので、その辺はまちづくりの活性化につなげていきたいという思い であります。それはポロト湖周辺だけでなくて、社台から虎杖浜までのいろんな資 源を生かして、多文化共生のまちづくりをつくっていきたいと思いますし、この多文化共生というのは まだ私の選挙の公約で出た言葉でありますので、これは 町民の方にもわかりやすく周知をしていきたいというふうに考えております。

質問 12番 松田謙吾

まだ1分あるから話すけども、先日ある人にお会いしたのです。お話をしました。そしたら白老はアイヌのまちだと、白老の人はみんなアイヌの人だと思っている国民がいるのですね。それで、愛知県に働きにいっている。愛知県の彼女ができて仲良くなって結婚するので親に挨拶に行った。そしたら、白老の人だと言ったらアイヌの人だからだめだと言われた。こういうお話を聞きました。ですから私は、先ほど言ったウレシパ・モシリ、あれをなぜ言ったかというと、何もわざわざ宣伝することないのだよ。アイヌ文化は長い歴史で、先ほどから言っている白老は差別のないまちになっている。ですから、わざわざ今きちっとまちがやることは、博物館の象徴空間は素晴らしいアイヌの伝統と保存と公開の場なのだ。そして、小さい子どもたちにしっかりとした、そのアイヌの歴史と文化を教えていくべきであって、大人の95%が全国の調査でアイヌとわかっているというのだ。だけれども、そういうまちを白老のアイヌのまちばかりでなく、 裏でそういう場面もあるのだよということだけは、 町長胸に納めておいてください。終わります。

出典:白老町議会 平成28年定例会3月会議 2016年3月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる